教育と進路

栄光への軌跡

栄光への軌跡 2017
現役大学進学者による大学合格体験記

AO入試 合格者

志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ

上智大学

法学部 国際関係法学科

2017年3月外国語コース卒業
中国 出身

IBコースで学んだことが将来いかに
役立つか胸を張ってアピールしましょう
IBコースでは実力相応の
大学を選ぶことができます

 私は国際バカロレア資格をもって、2つの大学に合格しました。
 私は高校1年目が外国語コースで、高校2年生から国際バカロレアコースに入り、それから、毎日大変な学習生活を過ごしてきました。この体験記は、一般コースの生徒にはあまり役立たないと考えられますが、IBコースを選択し、フルディプロマの取得を目指している生徒の助けになれると幸いです。
 IBコースは、決して、楽なものではありません。だからこそ、IBコースに入って、選択肢が増えたことで、自分の本当の実力と合う入試を選ぶことが大事だと思います。IB入試はほかの入試と比べ、いい大学に入れるチャンスが増えます。いいチャレンジになると思いますが、各大学によって、標準と入試方法も違うので、必ず自分の目で、文部科学省が発表したIB入試が利用可能な大学のホームページを1つひとつ確認してください。

努力して国際ディプロマの
取得を目指しましょう!

 さて、IBをどのように大学受験に活用するかを話したいと思います。私は、IBの資格をもって、3つの大学を受けましたが、残念ながら、国立の筑波大学は落ちました。残り2つの私立大、上智大学と法政大学は無事に合格しました。IB資格を利用するメリットは、受験人数が少ないので、受かりやすいのは確実です。デメリットとしては、IB資格を取らないといけません。IBを使って、大学を受けるのなら、EEと各教科のIA、そして、CASの内容を各大学に聞かれる場合が多いため、しっかり用意しないと、私のように、厳しい国立大学から落とされるかもしれません。
 各大学によって、入試内容も違いますが、その中で、どの大学も変わらないのが、将来のことについて聞かれることです。IB生だから、国際ディプロマを勉強しているから、胸を張って大きな夢を話しましょう。そして、どのように、うまくIBで習った知識は将来の大学生活に役立つと大学側に伝えるのも大事だと思います。これは、IB入試だけではなく、IBコース全員の生徒たちが知るべきことです。
 IBを選んだら、一生懸命努力をしてディプロマをとることを目指してください。過去問を自分で探して、問題があったら先生に聞く、早めにエッセイを取り組んで、絶対に締め切りを守ること。その上に、明確な目標をもって、この教科はなにを求めているのかを把握し、先生からの知識だけでは無く、自分でのリサーチは必ずしてください。対象管理は大事なので、睡眠時間を保ちましょう。そして、基本ですが、なによりしてはいけないのが、授業で寝ることや携帯をいじることです。
 IBを使うか、使わないかに関係なく、悔いのない高校生活を過ごしましょう。遊ぶ時間の犠牲はあるけど、苦しんだ分だけ輝けますので、未来のみなさんと再会するのを、楽しみにしています。

大東文化大学

スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科

2017年3月フレックスコース卒業
仙台市 青葉中学校出身

自分を支えてくれる大きな夢を抱き
信じる道を突き進みましょう
自己アピールのために
部活動で好成績を残しました

 私が大東文化大学を目指したきっかけは、高いレベルで陸上競技を続けたいという思いと共に、将来は教員になりたいという考えを抱いており、大東文化大学は教員免許を取得できる学部・学科が設置されていて、私の望みを2つながら叶えてくれる体制が整えられているからです。
 私は自己推薦入試を受けて合格しました。自分をアピールするために第一に考えたのが、陸上競技での成績を出すことです、県大会、東北大会は通過点として、全国大会での活躍、また、リレー種目では先輩方が成しえなかったインターハイ優勝を目指し、日々仲間達と練習に励みました。結果は、個人種目は全国大会出場、リレー種目ではインターハイ3位の成績を残しました。叶えられなかった日本一は大学で掴みとります。

大学で人間性を高め
教員を目指したいです

 私にとって大学進学とは、集大成としての挑戦の場であり、新しいスタートの場でもあります。中学時代から教員を目指してきました。その目標は大東文化大学で4年間しっかりと勉強することで叶えることができます。しかし、教科ばかりを教える教員になるだけではなく、子供達に夢や目標を与え、道を切り拓く力を与えられる教員になりたいと思っています。4年間で人間性をさらに高めていきたいです。
 また、高いレベルで陸上競技を続け、2020年の東京オリンピックに出場し、勝ちたいという大きな夢が私を支えてきました。オリンピックの舞台は小学校時代から描き続けてきました。その舞台が大学4年次に東京で開催されるという千載一遇のチャンスを、私は必ず掴みとります。
 これまで私を支えてきたのは間違いなく、大きな夢です。これから大学進学目指す後輩達には、大きな夢を持つことを忘れずに信じた道を突き進んでほしいです。

東海大学

政治経済学部 経営学科

2017年3月フレックスコース卒業
利府町 しらかし台中学校出身

高校生活を何となく過ごすのではなく
目標を胸に掲げて努力しましょう
サッカーの経験を生かし
用具関連企業で働きたいです

 大学進学を目指した理由は、サッカーを続けながら、スポーツ企業に就職するという夢を達成させるためです。私がスポーツ企業で働きたいと思うようになったきっかけは、サッカーを始めてまもない頃に、スパイクを買いに行った時でした。それぞれのメーカーによって走りやすさボールの蹴りやすさが違って興味を持ちました。また足の型やデザインなどもメーカーによってこだわりがあってそういった面も面白いと思いました。このようなきっかけから、私の長年続けてきたサッカーを開発や販売で生かしていきたいと思うようになりました。

大きな大会で持ち味を
発揮できるかが大事です

 また、私が推薦入試合格のために心がけたことは2つあります。1つ目は、自分がやっているスポーツで自信を持って戦える武器を作ることです。なぜなら、大きな大会やフェスティバルだと大学の監督やクラブチームのスカウトする人が見に来ていることが多いからです。見られている時、いかに自信のある武器を見せつけられるかが大事だと思います。2つ目は、入試に向けて先輩や先生などに沢山質問をして情報収集することです。そして前もって面接や小論文の練習をしておくと良いです。なぜなら、緊張すると頭が真っ白になったりするからです。そんな中面接で思いもよらぬ質問をされるかもしれません。そういう時、少しでも多くの情報収集をして沢山練習しておけば、確実に答えられる質問があると考えたからです。
 このように、何かを始めた時にちょっとしたことがきっかけで将来の選択が増えるかもしれません。何事も恐れず挑戦していけば、道が開いていくと私は信じています。高校生活を何となく過ごすのではなく、目標などをもっていくことが大事なので、小さな目標でもいいので必ず胸に掲げ努力していって下さい。

帝京大学

法学部 法律学科

2017年3月フレックスコース卒業
神奈川県 横浜市立城郷中学校出身

自分だけではなく多くの人の力を借りて
大学に合格できたと実感しています
サッカー部と両立して
勉強も好成績を維持しました

 私は3年間、大学入学のために毎日の授業をがんばってきました。先生の話をよく聞いたり、授業中の態度や私生活も気をつけていました。私は男子サッカー部に所属していましたが、それでも勉強をおろそかにすることなく好成績を維持してきました。
 好成績を維持するために、日々の授業では静かに先生の話を聞き、家に帰ってからは予習・復習を毎日してきました。そのおかげもあり定期テストでは良い点数をとることができて、いい成績をとることができました。
 私はAO入試で合格しました。その練習では、国語の先生に教わりながら小論文を何回も解いて、よりいいものに仕上げてから臨みました。また面接では、多くの先生にアドバイスをいただきながらどのような質問が為されても自然に答えられるように何回も練習しました。
 このように、大学に合格するにあたっては、自分一人の力だけでは及ぶものではなく、たくさんの人の力を借りているんだとあらためて知ることができました。

日本体育大学

保健医療学部 整復医療学科

2017年3月英進進学コース卒業
仙台市 岩切中学校出身

志望大決定後は入試に向けてどんな力を
つけるべきかを把握しましょう
サッカーをしながら
柔道整復師を目指したい

 日本体育大学に入学したいと考えた理由はサッカーをしながら柔道整復師になるための知識を学びたいと考えたからです。大学を選ぶにあたって一番大切なことは自分が将来何をしたいのかを明確にすることです。それにあたって自分が行きたい大学を選ぶのが良いと思います。
 大学を決めてから一番大切なことは入試時にどのような試験が行われるのか、またどのような力をつけたら良いのかです。私はAO入試で受験したため、とても短い面接で最大に自分をアピールする力と、小論文のテーマについて自分の考えをより詳しく、面白く伝える力を付けることを最優先にしていました。その力を付けるためには、まず自分をアピールするため聞かれたことを全てにきちんと答えるため文章で表してみることです。しかし、書いた文章をそのまま覚えてはいけません。そのまま覚えてしまえば忘れてしまったときに何も話もなくなってしまうこともあるからです。考えた文章の特に重要な単語をピックアップし覚えることが良いと考えています。

体育大学は高倍率ですが
諦めずに努力しましょう

 次に小論文では第一に何度も小論文を書くことです。一つではなく何題ものテーマについてまずは文字数をこなすことです。それにより本番の試験でしっかりと文字数を埋めることができます。第二にどのようなテーマに対しても最後には自分が将来何をしたいのかを明確に書き表すことです。将来とは大学に入学してからのことをふくめ大学卒業後のことまで明確に書き表すのが良いでしょう。
 最後に一つ、体育大学というのは数も少なく、学校名というブランドにひかれる人もいるので倍率がとても高いです。だが入学をあきらめずしっかり対策をし自分に合った大学に入学できるよう、努力が大切だと私は考えています。

洗足学園音楽大学

音楽学部  ミュージカルコース

2017年3月情報科学コース卒業
仙台市 南小泉中学校出身

かけがえのない高校3年間は
将来を左右する大事な時期です
ミュージカルを続けたいと
このコースを志望しました

 私がこの大学を志望した理由は、将来舞台に立ち続けたいと思ったからです。私は小学校1年生の頃からミュージカルをずっと続けてきました。ミュージカルから多くのことを学び、またそれは私の人生も楽しいものにしてくれました。学校や私生活で辛いことがあっても舞台に立ち続けたいという思いで乗り越えてきました。そのためミュージカルコースがあるこの大学を志望しました。

学校行事に積極的に参加し
視野が広がりました

 高校1年生の頃から大学進学を意識して頑張ってきたことが3つあります。1つ目は評定平均値を上げることです。これが高ければ進路の幅が広がると思います。情報科学コースは先生方が対策プリントを作ってくださるのでそれをしっかり覚えて定期テストで高得点を取ってきました。他にもノートやワークも丁寧に仕上げ期限内に確実に提出したり、授業中板書以外のメモを多く書くようにしてきました。当たり前のことは当たり前にできるように努めました。2つ目は積極的に資格を取得することです。授業で学ぶ資格もいくつか取得しましたがそれ以外のワープロ検定も取得しました。3つ目は積極性を持ち続けることです。私は3年間で室長や合唱コンクールの指揮者、文化祭や研修旅行の実行委員を務めてクラスや学年のために尽くしてきました。こういった活動が自分の視野を広げるきっかけになり、人間性を高めてくれたと思います。
 私が後輩に伝えたいのは高校生活の大切さです。3年間というのはあっという間に感じるものですが、この時間はどんな道に進もうともこれからの人生を大きく左右する大事な時間です。さらに今私たちが与えてもらっている時間は無料でもないし無限でもありません。そのようなかけがえのない時間をどのように過ごすかが重要だと思います。受験の前までに自分が高校生のうちに頑張ったことを明確にしておくと、自分の進路の幅を広げるとともに自信にもつながると思います。

洗足学園音楽大学

音楽学部 音楽学科 声優アニメソングコース

2017年3月特別進学コース卒業
名取市 みどり台中学校出身

オープンキャンパスでは講義の雰囲気や
内容を実際に見て大学を理解しましょう
「この大学が好き」という
志望理由で十分だと思います

 私と同じ志を持つ人やその志が不安な人の参考になればと思います。
 私は声優になりたいと思い、声優になるために私に適した大学だと考えたので洗足学園音楽大学に入ろうと決めました。理由は単純だと思う人もいると思います。その大学が好きだったから。それだけですが、それで十分だと私は思います。しかし推薦入試を受験する以上、半端な理由では笑われてしまいます。情報や入りたいと思ったきっかけを探りに行くために、私はオープンキャンパスへ赴きました。そこで授業の雰囲気や講師陣の教え方などを見て、具体的に整理してそれを言葉や声で表せるようになってやっと理解したといえるので、とにかく授業の特徴を捉えることが何より大切だと思います。楽しみすぎてただの遠出にならないようしっかり学びましょう。

面接はリラックスして臨み
緊張を楽しむことが大事です

 私の受ける大学の場合実技がメイン、質問ちょっぴりという感じだったので歌を歌ったり朗読をしたりを重点的に攻めました。なので私と同じ系統を目指す方はボイストレーニングや腹式呼吸などといったあくまでも基礎的な練習を積み重ねたほうがいいかもしれません。面接官は表面的な技術力よりも当人の潜在能力を重視するそうです。面接で重要なのは精神的にリラックスし、緊張を楽しむことだと思います。私は面接官を笑わせてやるくらいのこころもちで臨みました。勿論あきれて笑う、という意味でなく楽しませる、という意味でです。マニュアルに載っているような模範的な回答を無感情で読み上げるより、曲がりなりにも自分らしい回答をした方がいいのではないでしょうか。誰でも思いつくことを答えてもつまらないと私は考えました。まずは尊敬する人物や楽しかった思い出など、面接官が尋ねてきそうなことを見つけましょう。ちなみに余談ですが、私はワンガリ・マータイという世界に「もったいない」という言葉を広めた人を尊敬しています。
 面接は自分を誇張して魅せる場所です。たとえ素晴らしい事を口にしても、下を向いたり小声になっては説得力の欠片もないので明るい表情で片時も面接官の目を離さず笑顔で語りかけましょう。
 面接における指導みたいになってしまいましたが、結局は楽しんだ者が勝つと思います。気張っていくのも良いですが落ち着いていけば何とかなるものです。応援しています。

桐蔭横浜大学

法学部 法律学科

2017年3月フレックスコース卒業
仙台市 秀光中等教育学校出身

将来を決めるのは自分自身なので
夢や目標を明確にしましょう
勉強に励み野球に必要な
集中力を身に付けました

 私は中学の時から大学に進学したいとずっと考えていたため、高校の3年間は何事にも積極的に取り組みました。私は硬式野球部に所属し、入学当時からベンチに入り試合に出ることを最初の目標としていたので、その目標を叶えるためにどうしたら良いのか考えました。そこで最初に取った行動は、野球の練習ではなく、勉強です。試合に出るためには野球の練習をしなければなりませんが、練習以前に勉強の方が大切だと思いました。勉強をすることで多くの事を知り、考え方が豊かになります。覚えるためには時間がかかります。しかし、集中力も同時に身に付きます。高校野球の場合、試合時間は2時間から2時間半くらいかかるため、50分の授業を集中して受けられなければ、試合は集中してやることができません。だから、まず初めに野球をする上でなくてはならないものを身に付けたいと思い、勉強に取り組みました。

目標をクリアし続けた結果
甲子園出場を果たしました

 そして次に練習です。上手くなるためには練習をしなければいけません。そこでまた一つの目標を立て、クリアできたら新しい目標を立てと繰り返し続けました。すると徐々に結果も出てきて3年間でとても多くの経験をすることができました。ベンチに入り試合に出場。そして全国の高校球児全員が憧れであり目指している甲子園にも2度出場し、2年夏終わりにはキャプテンに務めました。目標を立て、その目標を達成するためにはどんなに小さい目標であってもこつこつと努力をすることが大切です。
 私は春から、神奈川県にある桐蔭横浜大学に進学します。入学するまで3ヵ月という期間しかありませんが、「1年春からベンチに入って試合に出る」という目標を叶えるために今も、勉強、野球の練習共に力を入れて取り組んでいます。目標や夢がなければ、何を目的として日々の生活を送っていいか分かりません。高校卒業後は自分自身で将来を決めていくことになります。だから何を目指したいのか目標を明確にし、叶えられるよう頑張ってください。

東京工芸大学

芸術学部 映像学科

2017年3月情報科学コース卒業
仙台市 宮城教育大学附属中学校出身

面接対策は多くの質問を想定し
答えられるようにしておきましょう
自己推薦文では校内外での
をアピールしました

 私は、AO入試を受けて大学に合格しました。入試の時には、書類と面接の2つでした。書類は、志望理由、「映像と自分」についての表現、課題として映像学科を目指すきっかけとなった作品についての説明でした。そして、調査書を出してもらうために自己推薦文を書きました。
 私は、最初に自己推薦文と志望理由を書きました。この2つは将来(大学入学後)についてや、大学卒業後にどのようなことをしたいのかなどについてを書くことがあり、内容が似ていると思ったので書きはじめました。自己推薦文では、学校の中や外で大学に行くために自分がどんなとこに努力したのかをアピールすることができます。そして、この事は面接の時のネタにすることもできます。

書類は面接で説明することを
想定して作成しました

 「映像と自分」についての表現は、書き方にきまりがなかったので今までに作った作品を箇条書きにしました。箇条書きにすることは、この書類を見る入試関係の人にも伝わりやすいと思いました。面接の時には、一つ一つを説明がしやすく、自分がやったことのアピールをしっかりすることができたと思います。
 私が一番時間をかけたのは、課題の映像学科を目指すきっかけとなった作品についてでした。そこで私は、自分の好きな海外ドラマについてを書きました。もしも自分で映像作品を作るとなったら、このドラマのこんな所を生かしたものを作れるようになりたいからなどのドラマの分析もしながら書きました。
 面接では、担当の先生との練習でやったこと以外についてを聞かれる事が多かったので、高校で自分のやってきたことや、こんなことを聞かれるかもしれないと思いながらできるだけ多くの質問と答えを言える必要があります。

城西国際大学

経営情報学部 総合経営学科

2017年3月フレックスコース卒業
千葉県 富来田中学校出身

小さな目標を掲げ達成していくことが
進学やその先の未来に繋がります
実力をプロのレベルまで
高めるために進学しました

 私は、今回千葉県にある城西国際大学に合格しました。大学進学を目指した理由、そしてきっかけは。将来プロ野球選手を目指しています。今の実力ではまだまだだと思い、そして大学の4年間で自分の実力を上げ活躍をしプロのレベルに上げるためにはいちばんの近道だと思ったので進学を選びました。他には、将来野球が終わってからの人生で高校卒業と大学卒業では色々と違ってくるのも進学した理由の一つです。大学合格までの2年半の生活、後輩に向けてのメッセージを書きます。
 高校生活の2年半を過ごしたのは毎日野球を中心に過ごしていました。野球を毎日している時は大学のために練習をしていたわけではない目標は夏の甲子園でした。それまでは小さな目標を持ちそれを達成するために努力をしていました。その結果が大学進学につながったと思います。これは、硬式野球に限らずどの部活動であっても、部活動に入っていなくて勉強で大学に行く人も、小さな目標を持ち日々達成していくことが大切だと思います。それが大学進学につながったり将来につながったりすると思います。

毎日頑張って両親に
恩返しをしましょう

 また毎日を大切にしてほしいということと、先の事を考えて行動してほしいということです。毎日を大切にしてほしいというのは高校生活は3年間しかなくて終わってみたら短いものだと思います。だから後になってからあの日にやっておけば良かったとか後悔をしてほしくないということです。先の事を考えて行動してほしいというのは、大学に合格するまでの時間で楽しむ時間が少しあってもいいけれど、ここで先の事を考えずに行動してしまうと後悔する事になったり大学に合格しても取り消される事になることもあります。だから大事にしてほしいです。
 最後に、高校に行けてるのは自分の親が支えてくれるからです。それを裏切らないように恩返しが出来るように頑張ってください。

神田外語大学

外国語学部 英米語学科

2017年3月外国語コース卒業
仙台市 大沢中学校出身

志望大選びから受験対策まで
何でも早めに済ませましょう
条件である資格を取得せず
公募制推薦受験を諦めました

 私は、自己推薦で受験し合格しました。結果としては良かったのですが、それまでの間に色々な壁に当たりました。
 一番最初に悩んだことは、大学を全く知らないことです。私は、1年生の頃から志望大学を決めていたのですが、その志望理由が先輩が通っていて、充実していそうだったからと言う安易な理由でした。とりあえず大学を実際に見てみないと本当に行きたいのかがわからないと思い、2年生の終わりがけにオープンキャンパスに参加しました。パンフレットを見ただけではわからないことがたくさんわかり、更にその大学へ行きたいと思うようになりました。ですが、志望大学が決まり完全に安心しきってしまい、3年生の進路希望調査で、第一希望しか書けませんでした。急いで色々な大学を調べ何個か候補を見つけたのですが、候補に挙がった大学全部を実際に行く時間もなく、少ない数の大学から選ぶしかありませんでした。なので、出来るだけ早くから大学調べをして、たくさんの大学のオープンキャンパスに参加することをお勧めします。
 次に悩んだことは、資格についてです。私が志望していた大学の学科が指定校になく、公募制推薦か自己推薦か一般で受けるしかありませんでした。公募制推薦は倍率が低く良かったのですが、条件が英検2級以上かTOEIC550点以上え、私は英検準2級しか持っていなく、また、その後の試験日が部活動の大会などとかぶり公募制推薦で受けることを諦めました。3年生になったら受けようと思っている人がいると思いますが、資格は受けられる時に取得していると良いと思います。

もっと早く自己推薦文に
取りかかるべきでした

 次に悩んだことは、自己推薦文を書き終えていなかったことです。夏休みに何回か書いていたのですが、当時は意識が低く、字数稼ぎにと、可笑しなことばかり書いていました。提出日の1週間前にようやくスイッチが入り毎日放課後に残って書いていました。先生や友達に手伝ってもらいながら書いたので、提出には間に合いましたが、もっと早くからスイッチが入っていたら、更に良いことが書けたと思います。
 受験手続きが終わってからは、先輩に面接の内容やアドバイスを聞き、先生に面接の練習をしてもらい時間を有効活用できたと思います。私がこれから受験するみなさんに一番言いたいことは、早め早めに色々なことを済ませることです。

関東学園大学

経済学部 経営学科

2017年3月フレックスコース卒業
登米市 中田中学校出身

小論文では読み手を引きつける
書き出しを工夫しました
プロサッカー選手を目指し
大学でスキルを磨きたいです

 私が大学進学をめざした理由は、高校を卒業してプロサッカー選手になろうと思っていましたが、今の実力ではなれなかったので大学で成長してからなろうと思ったからです。
 私が関東学園大学を選んだきっかけは、3年生の夏に友達と関東学園大学の練習に参加したことです。部員数は45から50人ほどで効率の良い練習でチーム全体のレベルも高かったのです。さらにJ2のザスパ草津群馬の練習会に参加した卒業生もいてプロとつながっていると思いました。
 私はAO入試で大学を受けました。試験内容は面接と書類審査です。私は経済系の大学を受験したので物品を販売する上でどのような手段を使うのかということを主に聞かれました。

室長の経験で相手の意見も
尊重する大切さを学びました

 私は大学に合格するために、そしてしっかりした大学生活を送れるように取り組んだことが2つあります。1つ目は小論文を書く練習です。大学ではレポートを書くので、最も練習した方がいいと思い、学設やLHRで小論文を練習しました。私が小論文を書くときに工夫したのが書きだしの部分です。私がいま書いているこの原稿の書きだしのように、最初の1文が「私が大学進学をめざした理由は」というありきたりなものだと印象が薄く、つまらないし読みたいと思いません。例えば「私はサッカーを見るのは好きだがサッカーをするのは嫌いだ」など、人が読んでみたいと思えるようなことを考えました。
 2つ目は自分の意見も持つことです。私が2年生の1学期に室長に選ばれてクラスで話し合いをしたときに、皆に意見を聞いたところ、誰一人手を挙げないで黙ったままでした。人任せになると、皆が考えていることが分からないので、上辺だけの関係になると思います。しかし自分の意見だけが正しいと思うのもだめだと思うので、自分の意見を持ちながら相手の意見も尊重することが大切だと思いました。
 最後に、大学で寮生活をする人は1人暮らしができるように、家事ができるように、今からお母さんの手伝いをしてみてください。そして、大学受験までの過程を楽しんでください。

名古屋商科大学

経済学部 経済学科

2017年3月特別進学コース卒業
名取市 第二中学校出身

テストや授業態度、部活動など何でも
常に一定以上を意識しましょう
面接ではありのままの
自分で勝負しましょう

 私が目指した大学において重要視されたのはやはり面接でした。面接をする上で大切なのは自分が緊張していることをデメリットと捉えずに面接に応じることです。面接官の方は私たち受験生が緊張していることなど百も承知です。なので緊張で話せなくなったときのことは考えなくても、話している内に自然といつも通りの自分が出せると思います。
 面接官は無論その道のプロです。自分が知ったかぶりをしているとすぐにばれてしまいます。専門的なことを聞かれても分からないことは正直に分からないと答えた方がいいと思います。その他面接の練習を重ね大まかな全体の雰囲気を予想したり、面接を終えた友人から、面接官がどのような質問をしてきたのか尋ね、自分の参考にすることも対策の1つだと思います。
 この質問がきたらこう答えるなどというイメージトレーニングも勿論大切ですが、それ以上に大切なのが、聞かれたことに対し素直に答えることです。恐らく本番で面接官の方と対峙したとき、緊張による精神面での混乱によって、覚えたことが全て水の泡となるでしょう。いつ、何を聞かれてもありのままの自分で勝負しましょう。多少のアピールは必要ですが。
 たとえ予想外の方向から質問がきても長考は禁物です。なるべくすぐに答えた方が相手としても心象が良いでしょう。

生徒会執行部の活動により
面接で話が広がりました

 面接でのアピールだけでなく、普段の学校生活でも規律正しい生活が求められます。定期テストはもちろん、授業態度や部活動における姿勢など、良いに越したことはありません。常に一定以上を意識することは、面接において大きな強みとなります。生徒会執行部など学校の行事に深く関わるものは自分の学校の特色も肌で感じることができ、面接時の話題が増えると思います。私の場合文化祭やボランティアに携わったこともあり、そのことが面接官に好印象を与えたと思っています。

富士大学

経済学部 経営法学科

2017年3月フレックスコース卒業
仙台市 三条中学校出身

卒業時に「仙台育英の生徒でよかった」と
思えるような学校生活を送りましょう
アドミッションポリシーを
志望動機に盛り込みました

 私にとって仙台育英での3年間は、勉強と部活動が中心でした。勉強面では、ノートを書く、授業に出席するなどの授業に基本を心がけました。その結果、成績はいい評価を頂くことができました。ノートを丁寧に書いたことでテスト前の復習に使うことができ、授業で習ったところを理解できました。授業に出席して、授業中にやるべきことは終わらせるようにしました。やるべきことを終わらせたことで後悔せずに済みました。
 AO入試の自己アピールで、私は高校生活で頑張ったことや長所をアピールし、短所は改善する姿勢を示すようにしました。またAO入試はアドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)を基準に受験生の将来の可能性や意欲を評価する入試方法なので、アドミッションポリシーに沿った質問は必ずされます。私は、志望動機にアドミッションポリシーを入れて、アドミッションポリシーと大学でやりたいことを一致させました。
 後輩たちには、勉強と部活動の両立を目指し、卒業するときに仙台育英の生徒でよかったと思えるような学校生活を送ってほしいです。また、志望の進路に進むためにも日々の努力、両親や先生との相談を大切にしてください。仙台育英での学校生活を充実させ、悔いのない3年間を送ってください。

ノースアジア大学

経済学部 経済学科

2017年3月特別進学コース卒業
仙台市 山下中学校出身

先生から厳しい助言をいただいた時も
歯を食いしばって踏ん張りました
高校受験の悔しさを
バネに勉学に励みました

 私は高校受験に失敗して、この仙台育英に入学しましたが、仙台育英が高校で本当に良かったと今では思えます。
 高校1年で私は失敗したという悔しさをバネに勉学に励みました。放課後はオークルームや図書館を利用し、友達と一緒に勉強しました。土日は友達と河川敷で野球やサッカーをしたり、運動もほどよくして青春もしました。
 プラン2000では、とてもきつかったけど、自分の勉強スタイルが作れて、とても良かったと今では思えます。友達と泊まれたりしたので、友達作りもできて一石二鳥でした。
 高校2年の修学旅行では、自分の大学生活のイメージが大学巡りによってできたのでとても良かったです。高校3年では、私はどの大学に入るか迷いましたが、推薦で受けることにしました。

先生方のサポートなくては
合格できなかったと思います

 推薦では面接があったので先生方と面接練習をしました。先生方のアドバイスはとても的確で、時には私が心折れそうなアドバイスもありました。でも私は、ここで頑張らなきゃ、一般で受ける仲間にも申し訳ないし、なにより、自分が受かりたいのだから、ここで歯を食いしばってやろうと思いました。
 先生方に練習を付き合ってもらった成果もあり、本番では緊張で失敗することなく無事に面接では本来の力以上を出すことができたと思います。仙台育英で、先生方のサポートなくては、私はこのすばらしい大学にうかることはできなかったと思います。これも全部先生方のおかげです。
 大学ではさらに私の夢のために一層勉学に励もうとも思っています。本当にありがとうございました。

東北芸術工科大学

デザイン工学部  企画構想学科

2017年3月フレックスコース卒業
大崎市 三本木中学校出身

弱さを受け止め少しでも進歩できるよう
毎日を過ごすことが大事です
人を思うことの難しさと
大切さを学びました

 私は、甲子園という夢を掴むために仙台育英に受験し、合格しました。強豪の野球部に入部し、それまでに体験したことのない厳しさに直面したことで、自分自身とても成長することができました。
 私は、2年生のとき選手を辞め、グラウンドマネージャーとして活動する決断をしました。この決断は、仙台育英に入学していなければできなかったことだと思います。「自分の心配なら赤ちゃんでもできる。他人のことを心配できる人間になりなさい」この監督からの一言で決断に踏み切ることができました。
 他人の事を考えるという行為は、簡単なことではありません。自分に余裕があるときは他人を思うことができます。しかし、余裕がなくなってくると、いつの間にか自分のことについて考えてしまいます。グラウンドマネージャーとして、チームを強くするために、仲間1人ひとりの力をどうすれば最大限に引き出せるのかを考える時間は、とても貴重なものでした。他人を思うことで、自分も満たされていく感覚は人間の素敵なものだと思います。
 最後の夏、仲間と甲子園へ行くことは、できませんでした。この負けを今後につなげることが大切だと感じています。どんなことがあっても、仲間は仲間であり、人を思うことを止めてはいけない。そのようなことを学ぶことができた3年間でした。

人を幸せにするような
企画を立ててみたい

 自分の高校生活を人生へつなげることで、その時間がよりいっそうかけがえのないものになると思います。だから私は、他人を思う、幸せにする企画を作りたいと思い、それを専門的に学べる大学への進学を決めました。未来がどうなるかは、誰にも分かりません。しかし、それらは全て、今の自分次第だとおもいます。自分と向き合い、弱さを受け止めて、少しでも進歩できるように過ごすことが大事だと思います。
 私自身、後悔と失敗の連続でしたが何とかここまで来れました。新たな目標に向かって、過去と未来をつなぐ今を大切にしていきたいと思います。

東北学院大学

経済学部  経済学科

2017年3月特別進学コース卒業
仙台市 五橋中学校出身

勉強は言われてからするものではなく
自分からするものです
オープンキャンパスで
目標が見つかりました

 1年2年のときは進学のことはあまり意識せず、高校生活を楽しもう、とばかり考えていました。実際に1年生のときには部活動ばかりしていて、勉強を全くしませんでした。赤点を取っても全然気にしませんでした。とりあえず文系を選択して、2年生へと進級したのですが、クラス替えで仲良くなった友達が既に進学を意識していて、そしてそこに模試の結果が帰ってきて、さすがに危機感を覚えました。とりあえず何から始めたらいいか分からなかったので、定期テストでいい点を取ろうと努力しました。なんとか赤点を回避できるくらいにはなりましたが、模試の結果は全く上がらず、本当に投げ出したい気持ちでした。特にやりたいことも見つからないまま、3年生に進級しました。熱心に練習した部活動も引退してしまい、本格的に受験を意識し始めなくてはいけない時期になった6月、オープンキャンパスにいって自分の中で何かが変わりました。やりたいことが見つかったのです。それからはその大学のことについて沢山調べ、先生からの指導も理解し、AO入試を受験しました。合格発表の時は、とても嬉しかったのと、大学での勉強は高校と同じにならないように頑張ろうという気持ちになりました。

受験を意識するのが遅いと
進学先が減ってしまいます

 1年生の頃からしっかり勉強に励んでいたら、もっと進学先の幅が広がったかもしれません。そして、3年生になってから苦労しないという点も大きいと思います。3年生になってから受験を意識し始めても遅いということはないですが、行ける大学は少ないです。勉強しておくと必ず役に立つと思います。勉強はしろといわれてやるものではなく自分でやるものだと3年生になって気付きました。それでも休養は必要ですし、3年しかない高校生活でずっと勉強というのも辛いと思います。自分でしっかり時間の管理をして、有意義な高校生活を送って下さい。

東北学院大学

法学部 法律学科

2017年3月特別進学コース卒業
仙台市 高砂中学校出身

3年間高い評定を維持していたことが
合格の大きな後ろ盾になりました
一般入試に備え実施の早い
AO入試を選びました

—AO入試を選択した理由とは
 まず、私は少し早い時期から東北学院大学を受験すると決めていたので、受験できるチャンスは多い事にはこしたことがないと考えたからです。それに、東北学院大学はAO入試の時期も少し早めだったのでここで落ちても勉強にはさほど影響はでないだろうと思ったからです。
—AO入試を受験するにあたって努力したこととは
 法学部志望でしたので、法律に関係するようなイベントに積極的に参加してましたね。実例を挙げるならば、東北大の模擬裁判を見学に行ったり、仙台弁護士会主催のロースクール・ジュニアというものなどに参加しました。それに、東北学院大学のAO入試はエントリーシートという物を書くのですが、面接ではこのエントリーシートに書いたことについてしか聞かれません。ですので、エントリーシートを完璧に作成し、それについて深く掘り下げて内容を理解し、自分の言葉で説明できるようになれば安心して本番に臨めると思いますよ。

受験期になって評定を
後悔しても遅い!

—高校生活でやっといて良かったと今になって思うことは
 評定です。私は、高1の頃から評定は4以上を取ることを目標にしていたので、AO出願時も評定は4以上ありました。これが功を奏したかは不明ですが、私の中では評定に助けられた部分は大きいと思っています。なにせ英検などの資格は一つも取得していなかったので。ですので、評定はキチンと取っておいた方がいいと思いますよ! 追試になってヘラヘラできるのはその時だけで、受験期になって評定ちゃんととっておけばよかったと後悔しても遅いのですから。
 私から言えるのはこのくらいしかありませんが、皆様も志望大学に合格しより良い人生を歩めることを願っています!

東北学院大学

工学部 環境建設工学科

2017年3月特別進学コース卒業
仙台市 東仙台中学校出身

自分を向上させられることに
早いうちから取り組みましょう
高校で何をしたかを大学に
伝えるのがAO入試です

 私は、東日本大震災をきっかけに建設関係の仕事につきたいと思いました。また、地元である東北の地で活躍したいと考えたところ東北学院大学がふさわしく思い志望しました。志望するに当たりまず指定校を利用しようと考えましたが、校内選抜から外れてしまい担任の先生にAO入試を勧められ利用することにしました。東北学院大学のAO入試は1次試験の面接の評価で合否が決まります。面接は事前に提出するエントリーシートに基づいて行います。そのため、エントリーシートの作成は時間をかけて何度も先生に見ていただきました。私は時間がかかりギリギリで提出しました。そのため、早いうちから準備を行う方が良いと思います。また、面接の時間が30分と長いですが、先生方としっかり練習すれば大丈夫です。また、基本的な物理と数学の問題が口頭で出題されました。
 AO入試を受験して、AO入試は高校3年間で自分がどのようなことをしてきたかを大学に伝える場所だと思いました。また、いかに自分をアピールすることが大切で、これは日々の積み重ねがあったからこそ合格をすることができたと思います。私は、ボランティア活動をよく行っていたので面接でそれをアピールしました。3年生になってから何かアピールすることを作ろうとしてもなかなかできないし、経験も足りません。そのため、1,2年のうちにしっかり自分を向上させられるようなことに積極的に取り組んでほしいと思います。

東北福祉大学

総合福祉学部 社会福祉学科

2017年3月特別進学コース卒業
名取市 第二中学校出身

必要なことや足りないことがあれば
努力を惜しまず取り組みましょう
大学合格はゴールではなく
夢や目標への入り口です

 合格体験記は長くなりそうなので、特に大学進学を進路として見据えている皆さんの参考になりそうなことをいくつかお話ししようと思います。
 まずはまだはっきりと志望大学を決めていない方へ。勉強、趣味、ボランティア活動、留学、様々なことに挑戦し、力を注いでいいと思います。しかし自分が過ごした高校生活を考慮して志望大学を決定しなければなりませんし、自分が蓄積した知識、経験で勝負しなければなりません。つまり自分が学んできたこと、体験してきたことの中から、相応の大学や受験方法を決めるということです。また、受験までまだ日を残している方は過去のことだけでなく、残りの期間で何ができるかを勘定に入れなければなりません。過去と未来、二つの視点からものを考え、志望大学を決定、そして受験方法や受験までの過ごし方を計画することが重要になります。自分の生活には自分の進路という形で責任をもつ必要があり、必要なこと、足りないことの努力を惜しんではいけないということをお伝えします。
 次にはっきりとした志望大学が決定している方へ。前述にもありますが、進路達成のために何にどのくらいの力を注げばいいのかを考え、行動することが重要になります。これと同時に、自分の志望理由について誰にどのように問われてもきちんと答えられるくらい深く考えておいてほしいと思います。何故その大学なのか、他の大学ではいけないのか、と常に問い、自分の志望する大学にしかない魅力をきちんと伝えられるようにすることが必要です。それは面接試験が課せられる方は勿論、一般受験を考えている方にとっても、毎日の受験勉強の中で励みになると思います。
 大学進学を考えているすべての方へ。一番注意していただきたいのは、大学合格はゴールではなくあくまで入り口であるということです。志望大学が決まっている、いないにかかわらず、家庭の事情や自分の力などを顧みるだけでなく、入学後の生活や学習面、さらに卒業後の進路なども考えて今一度進路を見つめ直してほしいと思います。
 最後にAO、公募、指定校推薦入試を考えている方へ。合格した後の話になってしまいますが、一般受験を控えている方とは少し気まずい思いをするかもしれません。しかし一般受験の方が受験勉強に励んでいる間、皆さんは部活動や課外活動を通して学びを得ていて、それを大学に評価してもらえたということなのだと私は考えています。引け目を感じる必要はないし、堂々としていて良いかと思います。ただし先生方にもお話されると思いますが、あまり一般受験の方にプレッシャーを与えることはしないようにしましょう。
 それでは、これから受験を迎える皆さんのご健闘をお祈りしています。

東北福祉大学

総合福祉学部 福祉心理学科

2017年3月外国語コース卒業
蔵王町 円田中学校出身

複数の先生方による添削や文法の整理等
苦手だった小論文の克服に励みました
先生方からの助言を整理し
面接に成功できました

 私は、東北福祉大学を推薦A方式(同窓生推薦)を受験し大学に合格しました。私がこの大学に入ろうと思ったきっかけは、将来臨床心理士になりたいと考えたからです。そのため、東北福祉大学に合格できるように努力しました。推薦A方式の受験内容は、小論文と面接でした。私の場合、小論文を書くことがとても苦手だったので、小論文の勉強は念入りに行いました。放課後、国語の先生や担任の先生など多くの先生方に何度も見て意見を頂いたり、小論文の文法を一からやり直してみたりと、色々な工夫を凝らし小論文の勉強に励みました。面接練習では、担任の先生や福祉関連の授業に携わっている先生方と練習を何度も行いました。先生1人ひとりの考え方や好みが違い、何度も面接内容を変更しました。それぞれの先生方の意見を自分なりにピックアップし自分らしい面接を行うことができました。

インターアクト部での
ボランティア経験を活かしました

 高校生活の中では、勉学と部活動を主に頑張りました。勉学では、テストの度に評定平均値を常に気にし、テストの点数を下げるのではなく、少しずつ上げていくように努力しました。部活動では、3つの部活動に所属していました。私は、そのうちの1つを一番頑張りました。それは、インターアクトクラブです。インターアクトクラブとは、主にボランティア活動をすることです。やはり、福祉関連の大学に入りたいならば、最低でも1回はボランティアをしておくべきだと考えます。このような、1つひとつの努力が実を結ぶことができ、それらを受験で発揮し東北福祉大学に合格することができました。
 今まで話した私の体験談を一つの参考として、自分なりに大学を合格して下さい。

東北福祉大学

総合福祉学部 福祉行政学科

2017年3月英進進学コース卒業
塩竃市 第三中学校出身

ボランティア活動で得た知見は
自分の考えの確固たる軸になります
地方公務員を目指す自分に
合う大学だと思いました

 東北福祉大学総合福祉学部福祉行政学科にAO入試で合格しました。なぜ、私がこの大学を目指すようになったのかというと、県内で福祉関係について深く学べ、「福祉」と「行政」の二つが学べる学科が設立されている大学がこの東北福祉大学しかなかったからです。もともと私は生徒会に所属し、活動でボランティアに参加する機会が多く、福祉分野に興味を持っていました。また、将来、地方公務員を目指していることもあり、「福祉」と「行政」がともに学べるこの大学が自分の志望に最適であったのです。

将来に向け自ら進んで学ぶ
積極性を身に付けましょう

 受験を決心して、まず入試関係を調べたところ、AO入試という選択があると知りました。一般の受験より早い時期に入学希望者が募集されており、志望が固まっていた私はすぐ申し込みをしました。夏前までに受ける大学を決めている人は試験内容、募集締切を確認してみてください。多くの大学では小論文、面接になるAO入試ですが東北福祉大学では国語や英語などの学科試験があります。高校3年間の学力の積み重ねが他の大学以上に重要になってくるでしょう。もちろん、必要になるのは学力だけではありません。部活動で県や全国の大会を目指し全力で取り組むことは大切です。大きな舞台で結果を残すことは自信につながります。ボランティア活動は、どこの大学へ進学するにしろ重要な経験となるでしょう。高校生のうちから、様々な活動に参加することで、社会の人々が必要としていることや、今の世の中で何が不足し、求められているかを実感することができるからです。そこで得た知見は受験前や入学後、自身の考えを述べる際に、確固とした軸になります。是非、今のうちから多くの活動に積極的に参加し、様々な経験を積んでいって下さい。
 「大学」と「高校」の大きな違いは、高校では「勉強」をしていくのに対し、大学は「学問」をしていく場です。「学問」とあるように、一つの疑問に対して、自ら学んでいくことが求められます。高校在学中に自ら進んで学んでいく積極性を身に付けておいてください。

東北福祉大学

教育学部 教育学科 初等教育専攻

2017年3月情報科学コース卒業
仙台市 宮城野中学校出身

先生方には授業で分からない所を
理解できるまで教えてもらいましょう
3年間で胸を張れることが
何かあればよいと思います

 私が本格的に大学進学を考えたのは、高校2年生の終わり頃でした。周りが段々と志望大学を決めていく中、ただ漠然と大学へ進もうと考えていました。
 志望大学を決めるのが遅かった私ですが、1年生の頃から心掛けていたことがあります。それは、すべての授業を真面目に受けることです。「そんなのあたりまえじゃん」と思うかもしれませんが、これが案外できていない人が多いんです。テストで高い点を取れる自信がない場合は、平常点を少しでも高くもらえるようにしておいたほうがよいと思います。もう一つ、面接のときに高校生活で頑張ったことなど、話題づくりをしておくことも必要だと思います。よく、「部活動はしておいたほうが良い」という人もいますが、別に部活動に入っていないからと言って不利になることもないと思います。それよりも、「自分が3年間の中で胸を張って言えること」が何か一つでもあれば良いのではないでしょうか。

先生方を“利用”するよう
担任の先生に言われました

 そして、私が志望大学に合格できたのは私個人の力だけでなく、周りの友達や先生方がいたからです。友達は私が弱気な時は励ましてくれ、夜遅くまで練習をつき合ってくれました。先生は志望理由書の添削や面接練習を何度もしてくださいました。感謝してもしきれません。
 最後に、私が1,2年生の時の担任の先生がよく言っていた言葉があります。それは、「先生たちを利用できるだけ利用しろ」です。もちろん、これは悪い意味ではなく、良い意味で利用しろということです。試験前だけでなく、普段の授業の中でも分からないところがあれば先生に聞きに行って、理解できるまでしつこく教えてもらってください。1年生の頃から努力していたら、その分良いことがあると思います。私の合格体験記が、少しでも参考になっていたら幸いです。

東北工業大学

工学部 情報通信工学科

2017年3月情報科学コース卒業
塩竈市 第一中学校出身

資格・検定は一生役に立つので
頑張って取得しましょう
進路決定前から資格取得に
熱心に取り組んでいました

 高校に入学し、まだその頃は大学進学なども考えていなく将来も特に何になりたいなどの目標さえもありませんでした。しかしとりあえずコンピュータ関係に興味は持っていたので情報処理検定、MOSの資格取得を高校1年生では目標として1年間取り組みました。その結果情報処理検定3級、MOSエクセルスペシャリストも取得することができました。2学年でも同様に資格取得に力を入れ情報処理検定1級も取得しました。
 同じ頃、大学のオープンキャンパスの案内が何枚か渡され、パソコンに興味があったので大学ではどのようなことをやるのか、どのような雰囲気・施設で勉強しているのかが気になり行ってみることにしました。このことがきっかけになり大学進学を目指しました。私は高校では部活動に所属せずアピールポイントもあまりないと思っていましたが、資格取得を高校在学中に行っていたので受験の時にも役に立ちました。資格取得は一生利用することができるので自分に有利になると思うので高校3年間の中で資格取得を頑張ってみてください。

オープンキャンパスで
大学の雰囲気を感じましょう

 普段の勉強では、当然欠席、授業態度、提出物の提出など当たり前のことは当たり前に行い、定期テストは評定にも関わることなのでテスト前の勉強だけでなく普段の授業の復習などもしましょう。この評定は指定校推薦、AO入試、他の入試でも大切になってくると思うので普段の授業も1つでも評定が低くならないよう学校生活を過ごしましょう。
 そして、大学のオープンキャンパスは3年生で行くのではなく、1年生、2年生のうちに行ってみると色んな大学・学部を見ることができるので視野が広がり大学選びの参考になると思うので、できるだけ大学進学を考えている人は早めに行って学校の雰囲気をみるのも良いのではないかと思います。結果、積み重ねが大事になってくると思うので今からでも遅くはありません。資格取得、普段の勉強を頑張ればきっと良い結果になると思います。

東北工業大学

工学部  建築学科

2017年3月特別進学コース卒業
仙台市 沖野中学校出身

高校3年間はあっという間なので
1日1日を大切に過ごしましょう
部活動で育まれた人間性を
入試に生かそうと思いました

 「3年間の努力を将来につなげる」
 私が進路の事を考えはじめたのは高校2年生の夏ぐらいの時期でした。そして志望大学を東北工業大学に決めたのが部活動を引退してからでした。私は3年間部活動を続けて、成長した人間性を生かすためにAO入試を選びました。
 私は引退してからまず大学の資料や自分のやりたい事について調べ、ノートにまとめました。自分がつきたい職業、必要な資格、その大学でできる事、細かい所まで調べました。そして3年生の夏、志望理由書を何回も書き直しました。そこで自分の長所や短所、自己アピールなど自分自身と向き合い、友達や先生達に自分の事を聞いてみたりもしていました。また、その中で面接練習も並行してやっていました。言葉に出していくほど、自分の将来が明確になり、自分に自信がもてるようになりました。自分の将来を言葉にできるようになれば、面接の対策は必要ないと思います。また小論文の対策はしっかりやるべきだと思います。小論文はひたすら書くことでしか対策ができないので、粘り強く書き続けることが大切です。
 また試験が小論と面接だけだからといって勉強を怠る事はしませんでした。入試があるからこそ日々努力し、休日はだらだらせず本を読んだり、運動したり、規則正しい生活を心がけました。
 高校3年間はあっという間なので1日1日を大切に過ごしてください。

東北工業大学

工学部 都市マネジメント学科

2017年3月情報科学コース卒業
石巻市 蛇田中学校出身

検定は合格を後押ししてくれるので
ぜひ取得しておきましょう
オープンキャンパスには
2年次に1回は行きましょう

 私は東北工業大学にAO入試で合格することができました。受験合格のために行ったことは主に3つあります。
 1つ目は高校1年生から定期考査の成績を上げたことです。私はAO入試で受験しましたが指定校推薦で受験する場合は評定4以上を取ることを推奨します。
 2つ目はオープンキャンパスに参加することです。先輩方や先生が言うように大学のパンフレットやウェブサイトではわからない情報を教えてくれます。私もオープンキャンパスに参加し勉強内容を教えてもらいました。2年生は絶対に1校は行くことを推奨します。
 3つ目は検定取得です。私は情報処理検定2級とMOSエクセルスペシャリストを習得しました。検定を習得すると調査書に記入され進路を助けてくれる存在になります。
 最後に私が受験合格できた要因は早めの行動です。受験は高校1年生からの積み重ねであるため常に受験のことを頭に入れて行動する必要があります。大学受験合格のためには早めの行動が大切であると私は考えています。

東北工業大学

ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科

2017年3月特別進学コース卒業
塩竈市 玉川中学校出身

高校生活を通して得手不得手や好みを
明確にし進路決定に役立てました
授業を通して得意なことに
気づき目標が見つかりました

 私は高校に入学した当初から、この度合格したこの大学を志望していたわけではありません。仙台育英で過ごした3年間の生活を通して、自分が得意な分野、好きな分野、苦手な分野、嫌いな分野の4つを明確にすることができたことが進路決定への良いアプローチになったと感じています。
 幼い頃から、建築関係の仕事をする父の背中を見て育った私は、将来は住宅にまつわる仕事をしたいという夢がありましたが、明確な職種が定まっていませんでした。そのため、上手く言葉に表すことができず、誰にも教えない夢で終わっていました。高校に入学し、様々な科目の授業をこなしていくうちに自分の得意不得意も明確になり、得意なことを生かせる好きな仕事とはなんだろうと改めて考え直した時に、インテリアバイヤーという職業に出会いました。そして、バイヤーになるためのベースとなる知識を身に付けることができる学びの場としてこの大学が向いているのではないかと考え、受験を決めました。

絵を利用したプレゼンは
面接で好印象に繋がりました

 私はAO入試で受験しました。受験をする際に目標としていた事は、自分の個性を出して試験監督の先生に良い印象を持ってもらう事でした。私は面接の際に、経営コミュニケーション学科のコミュニケーションの部分にちなんで、頭の中で想像した景色や物体を元に描いた絵を持ち込み、言葉以外の新たなコミュニケーションの形や可能性についてプレゼンをしました。私の受験した学科では面接に自己アピールの作品や資料を持ち込んでいる人が少なかったようで、持ち込んだだけでも好印象のようでしたし、試験官の先生にも興味を持ってもらうことができました。
 高校生活での経験は自分にとってとても大きな財産になりました。自分の可能性を見つけることができた充実した3年間でした。ありがとうございました。

東北工業大学

ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科

2017年3月特別進学コース卒業
大郷町 大郷中学校出身

よさこいやサイエンス・コ・ラボは
自己PRするときの強みになります
将来の夢から書き始めると
志望理由書がまとまります

 AO入試を受験する準備として、一番最初にやることは志望理由書を書くことです。東北工業大学のAOVA入試の志望理由書は、志望動機・送りたい大学生活・将来の夢・自己PRの4つの基本的なことを書きます。私が志望理由書を書く時に心がけたのは、将来の夢から書き始めました。将来の夢がちゃんと定まっていないと、まとまりのない志望理由書になったり、本番の面接の試験でうまく応答できなくなる可能性があります。また、別の項目から書き始めると、書いてある内容が必ずめちゃくちゃになります。志望理由書を書く際には、始めに将来の夢を明確にして、次に自分の将来の夢と結びつけて志望動機を書き、次に将来の夢と志望動機を結びつけて送りたい大学生活を書くとうまくまとまった志望理由書になると思います。最後に自己PRを書くには、書くネタが無いとかけません。ここに書くネタを作るには、部活動や生徒会に所属したほうが良いと思います。他にも体育委員や育英祭実行委員などの期間限定の委員会に所属するのも良いと思います。また、特別進学コースの人ならYOSAKOIやサイエンス・コ・ラボに参加してみるのも良いと思います。

毎日必ず書くことが
小論文の上達につながります

 小論文は練習をする前に、世の中のことの知識を身に付けることが必要です。知識が無ければ小論文は書けません。知識を付けるために、1年生の時から毎日テレビのニュース番組を見たり、新聞を読んでください。次に小論文練習の添削の担当の先生が決まったらその先生のところに挨拶をして、その次の日から本番の前日まで毎日1つ以上仕上げて先生に添削してもらうと良いです。大学のHPに小論文の過去問があるから、それを解いてください。小論文練習は絶対に毎日やってください。一度でもさぼると、さぼり癖がついてしまうと思うのでやめてください。小論文の上達法は毎日書くこと以外はありません。もちろん、ニュースを見るのも忘れないこと。
 面接は、練習を始める前に、志望理由書を完成させて、その内容を全て暗記してください。本番の面接でも必ず聞かれます。そして学校では最低3回は面接練習を行ってください。2回は学校の方で指定してくれますが、もっと練習したい人は自分で先生にお願いしに行く必要があります。ただし、先生達も時間が空いているとは限らないので、色んな先生に頼んでみてください。
 この大学のAO入試では口頭試問が面接の最後にあります。国語→数学→英語の順番でそれぞれ2問あります。面接官から問題を受け取り、それを見て1問1分以内で答えます。2問答え終わったら、面接官に問題を返して、次の教科の問題を受け取って、また答えます。

東北工業大学

ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科

2017年3月英進進学コース卒業
利府町 利府西中学校出身

1年次から受験に備え積極的に部活動や
ボランティア活動に参加しました
経営系の学部は就職先の
幅が広いと思い志望しました

 私は最初将来どの大学に行くか決まっておらず、将来どのような職に就きたいと具体的に考えていなかったため経営系の大学を出れば将来就ける職があるので希望大学を就職しやすいといった理由で始めは別の大学を目指していましたが、高校2年の中間頃にあった三者面談で「今の成績だと合格は難しい」と先生に言われ「同じ経営系なら東北工業大学の経営コミュニケーション学科ならどうだろうか」とアドバイスをいただいてオープンキャンパスなどに行き、良さそうだと思ったので東北工業大学への進学を決めました。
 また私は入学してから進学を考えていたため、部活動かボランティアもなるべくしたかったので中学校の時もやっていたソフトテニス部に入部しなるべく休まないようにしてきました。また部としてのボランティアにも積極的に参加しました。

自己推薦書は毎日先生に
添削していただきました

 私は最初指定校推薦を目指してがんばっていましたが結果、AO入試にすることにしました。AO入試は小論文と面接だけだったので少し余裕があると思っていましたが志望理由書と調査書発行に必要な自己推薦書を書く必要がありほぼ毎日放課後に残り何度も何度も先生に見てもらい間違いや言葉の繋がりのおかしな所などを教えてもらいながら志望理由書と自己推薦書を締め切り日までに大学に提出し落ちついた後に入試に向けての面接の練習と小論文の練習があり、私は元々小論文はある程度書けていたのでとても心配だった面接練習をまず担任の先生にやってもらい、面接の基本を教えてもらい、次に他の先生と一緒に面接で聞かれそうな事の対策を考えてもらい、入試前日に国語の先生に仕上げのチェックをしてもらって入試に臨みました。
 入試の小論文では自分の意見を文にするのではなく3つの問に関して自分の意見を答える形だったので最初あせりましたが、おちついて書くことができました。面接では面接官の問に受け答えができましたが面接後半で英語、国語、数学の問題がでました。面接で問題の練習をしていなかったのでとてもあせって答えてしまいました。でも受かることができました。
 今後は様々なパターンをよく考えたくさん練習して対策をしたいと思います。

東北文化学園大学

科学技術学部 臨床工学科

2017年3月外国語コース卒業
石巻市 万石浦中学校出身

部活動やボランティア活動で協調性や
自発性をアピールしましょう
AO入試は生徒の個性を
最大限に生かす入試方法です

 私は東北文化学園大学科学技術学部臨床工学科にAO入試で合格しました。私が合格したこの大学は東北で唯一の臨床工学科を設置しており、最新の医療機械を導入し続けているという魅力に私はひかれ、この大学にすることを決めました。私のAO入試では第1関門として書類審査でした。評定、部活動、ボランティア、資格の4つは特に大切です。私は元々大学進学をすると決めていたので評価はオール4以上を目標としてテストに臨んでいました。もし大学進学を目指しているなら、最低でも評定は大切にするべきです。評定が高ければ高いほど目指す大学の視野が広がります。AO入試では部活やボランティアが、大きい評価の一つであると言えます。AO入試は、生徒の個性を最大に生かす入試方法の一つなので医療に大切なコミュニケーション能力や自発性、判断力が見られます。それを見るのが部活動での自分、ボランティア活動での自分を書類に書くことで大学の先生方に興味を持ってもらえるきっかけになり、第2関門の面接で質問をしてもらえる狙い目になると思います。自分が2次面接で質問してもらいたい内容を書くことで話す内容が広がりたくさん話せると良い印象を持ってもらえます。そして資格は絶対に取っておくと有利です。英検、漢検は最低でも取っておくと大学や就職では勉強面で一番良いものになります。1年・2年の間で取っておくと3年生は受験勉強で手が回らなくなってしまうと思うので早めに取ることをすすめます。

教科などが異なる先生方に
面接練習をお願いしました

 1次試験を通ることができれば、2次の面接は、先生に手伝ってもらい私は沢山練習をしました。特に私は文系コースから理系コースに行くということは、とても大変なことだと言われてきました。なので、沢山の先生方に練習をたのみました。親しい先生、文系の先生、理系の先生、話したことのない先生、教頭先生といった先生方に練習をしていただいたおかげで自信を持って臨むことができました。臨床工学技士は、人の命を扱う仕事なので合格した後も物理や数学の勉強を続けています。私が言えることは、地道に評定や学校での活動、などをどうでもいいと思っていると後で大変な目に遭うのでしっかりやることはやって、休む時は休むでいいと思います。みなさんが合格できることを祈っています。

尚絅学院大学

総合人間科学部 現代社会学科

2017年3月英進進学コース卒業
名取市 増田中学校出身

高校生活は楽しむ場面では全力で楽しみ
集中する場面では全力で集中しましょう
受験資料作成は先生方に
早めにお願いするといいです

 私が将来就きたい職業は、地元で活躍する消防士です。ですが、尚絅学院大学は特別消防士になる人が多いという訳ではありません。尚絅学院大学では、公務員対策の講義を無料で何回も受けることができ、ゼミが少人数制で教授との距離が近く質問しやすい環境が整っています。さらに現代社会学科の講義は、東北の復興に関する内容もあり、実際に復興ボランティアに参加したりもします。私はそれが自分のしたいことと合っていると思って志望しました。私みたいに、就きたい職業がまだ決まっていない人は、自分がどういう人なのかを友達に聞いてみるのもいいと思います。この仙台育英での3年間では提出物を早く出すようにしていました。特別頭がいいわけではないので、こういうところで頑張ろうと考えていました。あと、AO入試や推薦入試で受ける人はエントリーシートや自己推薦文の作成で忙しくなります。なので、自分の受験する大学の日程や締め切り日が分かったらすぐに取りかかり、先生に添削してもらうといいです。後の方になると添削しにくる人も増えるのでなるべく早めに。色んな先生にお願いするといいでしょう。

大学は電話での質問や
施設案内にも応じてくれます

 そしてオープンキャンパス(OC)には時間があるときにできるだけ多く参加して、教授に自分の顔を覚えてもらうといいです。OCに行くことで、大学選びの参考になるし、面接で聞かれたときにも参考になります。また、OCが行われていないときも、電話すれば質問に答えてもらえたり、施設を案内してくれることもあるので、部活動とかぶるなどして参加できないときは、大学に聞いてみるのもいいです。ボランティアに参加することもお勧めします。エントリーシートを書く時に、ボランティアに参加していると書き込むことができます。面接の材料にすることができるので参加した方がいいと思います。最後に、高校生活はけじめをつけて楽しむ場面では全力で楽しんで、集中する場面では全力で集中してください。せっかくの高校生活、楽しまないと損です。

尚絅学院大学

総合人間科学部 現代社会学科

2017年3月情報科学コース卒業
名取市 第二中学校出身

普段の高校生活は推薦入試における
自己アピールの材料の宝庫です
大学進学は目的と
強い意志が必要です

 まず、大学に進学するという強い意志があるかどうか、4年間、もしくは、6年、2年であったり、自分がやりたい事や将来の為に学ぶ場がその場所で良いのか考えてください。なんとなく大学へ進学するという安易な考えなら行かない方がいいと思います。私は自分の好きな学びができるのが大学であったので、そこからまず大学へ進学しようと決めました。最終的に大学と決めたのは2年生の時だったので、1年生の時から進路について余裕を持って考えた方が良いです。私はAO入試で大学を受験したので、入試の日程が周りの人より早かったです。特にAO入試の人は、面接や小論文、課題提出など、色々な形態で受験する場合が多いと思います。

就職にも役立つ資格を
取得すべきだと思います

 自分自身をアピールする材料は全て、普段の高校生活にあります。私はこの3つを頑張りました。1つ目は、欠席をしないことです。毎日来るということは、簡単そうで難しいことだと思いますが、やればできます。入試を受験する条件に欠席が何日以内までという大学が増加してきています。進学する人は、心がけていることだと思いますが、これに限らず一日一日の学校生活を大切にしてください。2つ目は学校に貢献することです。大げさに言っていますが、行われる行事や部活動などに所属し、しっかりと活動すればいいのです。私は部活動の副部長、室長、ハワイ研修、パートリーダーなど、おぼえているのはこれくらいです。これにプラス行きたい大学のレベルまでの学力があれば、問題ないと思います。最後は、資格をできるだけたくさん取得することです。私は情報科学コースであったので、授業の中で検定を受けられる体制が整っていたので助かりましたが、普段の生活では、自分で行動しない限り資格はとれません。大学に行くからという理由で資格を取るのではなくて、卒業後も就職してからも求められるものを取得した方がいいと思います。この3点を重点的に頑張れば、志望大学に合格できると思います。

仙台大学

体育学部 体育学科

2017年3月フレックスコース卒業
大阪府 曙川南中学校出身

部活動で自分の役割を判断してチームの
ために行動したことが評価されました
スポーツのニュースを調べ
小論文の対策をしました

 私は仙台大学体育学部体育学科を希望していて、合格をすることができました。
 私が合格するために努力をしていたことは小論文の試験があると知っていたので、そのことについての勉強をしました。まずは、漢字の勉強から始めました。漢字が分からなければ書くことができないと思ったからです。そして、次に行ったことはスポーツに関してのニュースを調べました。仙台大学はスポーツの学校なので、スポーツに関してのことが出題されると思い、テレビを見たりネットで調べました。
 次に私がしたことは、野球の推薦をしていただくために、部活動を頑張りました。部活動の中でも、自分のやるべきことも見ていて、チームのために動いていきました。そのようなこともあり、推薦をしていただくことができました。
 そして、一番大切にしていたことは授業中です。授業での態度が面接の時に出てしまったりしてしまいます。また、面接の時も上手くしゃべるためにも、普段から生活を大切にし、上の人としゃべる時にも意識をして、話すようにしました。
 大学入試の時は、必ず緊張すると思いますが、それは普段からそのような場面があったときに、意識をすることです。そのようにすれば大丈夫だと思います。

仙台大学

体育学部 体育学科

2017年3月フレックスコース卒業
仙台市 中田中学校出身

日常をいかに特別なものに
できるかが成功のカギ!
仲間の一喝で新たな目標を
掲げて奮起できました

 中学校の頃から陸上競技部に所属しており、高校では個人でインターハイ出場を目標に日々の練習を取り組んでいました。
 結果から話すと私は目標を叶えることは出来ませんでした。その時は悔しくどうしようもない気持ちしかありませんでした。自分なりに工夫や努力をしてきたのだ、なにを目標にすればいいのだろう。しばらくそう考える日々が続きました。しかしある陸上部の部員に「まだインターハイ路線が続いているし、リレーがお前には残っているじゃないか」と一喝されました。そこで私は思い詰めていた時間がものすごくもったいなく感じ、これからは個人ではなくチームとしての勝利を自分の夢であったインターハイにつなげようと決意しました。ケガや調子がうまく上がらない時も、仲間や親のおかげでチームに貢献することが出来、インターハイ出場を勝ち取ることが出来ました。この経験は人生の財産になりましたし、今後の新たな目標を立てるために、大きく役立ちました。

毎日全力で努力したから
合格できたと思います

 大学は仙台大学への進学を決め、春からは大学生になります。私が合格出来た最大の要因は、毎日を全力で生き、努力したからではないかなと考えます。テストでもレースでもそうですが、その場しのぎの対策は付け焼き刃にしかなりませんし、本当に追い込まれた時に、真価を発揮することは出来ません。毎日をただ、なんとなく過ごすのではなく、1日1日を明日死ぬものだと思って生きれば日々が充実したものになるのではないでしょうか。
 いかに特別な日常に変えることが何に関しても成功のカギになるのではないかと私は考えます。

仙台大学

体育学部 運動栄養学科

2017年3月フレックスコース卒業
名取市 第一中学校出身

野球に打ち込んだ3年間
大学でも続けたいと進学を決意しました
始めは大学進学を
意識していませんでした

 私は、スポーツAO推薦で仙台大学体育学部の運動栄養学科に合格しました。
 私が、大学進学をめざした理由は、兄2人が大学進学をしたこと、小学生の頃から続けてきた野球を大学でも一生懸命頑張りたいと思ったからです。小学2年生から野球を始め、その頃から仙台育英の硬式野球部に憧れをもち、中学もしっかりと野球に取り組み、そして、憧れの仙台育英に入学し、硬式野球部に入部しました。その頃は、大学には全く興味がなく、就職して親に頼らず生活しよう、専門学校に行き、資格を取り、その資格で有利に働こうと思っていました。
 私が2年生の時に、仙台育英硬式野球部は甲子園準優勝をしました。その甲子園の大会中、私は外野のボールボーイをやり、選手の姿がとても格好いいと感じ、またこの舞台に戻ってくると誓いました。先輩の記録を越そうと日々頑張りましたが、私の代は甲子園すら行くことができませんでした。この時にこの終わり方で野球を本当に辞めていいのかと考え、大学には甲子園という舞台はないが、神宮大会があり、この神宮大会に私の代で行きたいと思い始めました。夏の大会に負けてから、OBという形で、野球から遠ざかっているときに、家でグローブをいじったり、バットを持ったりと体が野球道具に反応してしまう私をみて、野球を辞めることはできないなと思い、大学進学を強く希望するようになりました。

スポーツと栄養の関わりを
学びたいと思いました

 私は体を動かすことが好きで毎日のように動いていました。そして、野球や色々なスポーツと関わっているうちに運動と栄養の大事さに気づきました。運動と栄養を学びたいと思いながら大学を探していると、仙台大学に運動栄養学科という私が学びたいと思う学科を見つけました。仙台大学のオープンキャンパスに行き、運動栄養学科の企画したものを実際に体験したりと、この学科について色々なことをして学びました。
 大学進学を希望する人は、行きたい大学を決め、しっかりと調べて、大学の良いところを知ってから試験を受けてほしいです。試験の内容をしっかり確認し、面接練習や試験科目の勉強など、充分にして、準備をしてから試験を取り組んでほしいと思います。

仙台大学

体育学部 スポーツ情報マスメディア学科

2017年3月フレックスコース卒業
石巻市 住吉中学校出身

3年間で一生懸命頑張れるものや
夢中になれるものを見つけましょう
失敗してもやり直せば
今後に生かすことができます

 私は、仙台大学体育学部スポーツ情報マスメディア学科にスポーツAOⅡ期で合格することができました。
 私が大学合格のために意識して行ったのが小論文の勉強と実技試験のための練習です。しかし、意識し始めたのは受験が近くなってきてからです。なぜこうなったのかとういうのを私なりに考えてみると3年間で一日一日をなんとなくではなく目標がありそれに向かって頑張ってきたのが合格に繋がったのだと思います。授業でも学校設定科目というもので小論文講座を受講していたのも大きな力になったと感じています。
 大学受験を意識しないで生活していると計画性がなく、行き当たりばったりになってしまい後悔することだと思います。だから、人生で3年間しかない高校生活で一生懸命になって頑張れるものや夢中になれるものを見つけましょう。そういったものをもっていれば何もしない時間がなく充実した時間が過ごせると思います。ここでやってきたことが先生達や周りの人々に見てもらえて大学受験へ繋がっていくのだと思っています。これは私の経験での話ですが、何もしないでボーッとしている日々はもったいないです。私達は若いです。失敗してもいいと思います。やり直しができるし、今後にも生かしていけるからです。
 何か夢中になれるものを見つけるか受験を意識した生活を送ってください。

仙台大学

体育学部 現代武道学科

2017年3月フレックスコース卒業
山形県 天童市立第三中学校出身

メリハリのある毎日を送り面接練習など
受験対策にあてる時間をつくりましょう
東京五輪で安心・安全を
守る役割を果たしたいです

 私が仙台大学に進学を目指した理由は、まだ野球を続けたかったからです。2年生の夏は先輩が甲子園準優勝というすばらしい結果を残してくれました。もう一歩で全国1位というところまでいきました。それに対して私達の学年は何もタイトルがありませんでした。夏も準決勝で負けてしまいました。試合にも出られない実力ということがすごく悔しかったです。野球人生に後悔は残したくなかったので大学でも野球を続けると決めました。先輩でもたくさんの人がいて、プロ野球選手も輩出しています。指導力がとてもあると思ったので進学して入部することを決めました。
 もう一つは、小学校からの夢である消防士になるためです。仙台大学の現代武道学科では警護や警備について学ぶことができます。これから公務員を目指す私にとってとても有利だと思います。2年次には海外での実習もあります。世界の武道を学び自学の能力を上げていきたいです。私は武道を経験したことがありませんが、未経験者もしっかりと学べる教育と聞きました。仙台大学の現代武道学科で学んだことを生かして、2020年にある東京オリンピックで社会の安心・安全を守れる人材になっていきたいと思います。

野球を通して礼儀や
体力づくりを学びました

 私は今まで野球ばかりやってきましたが、スポーツを通して礼儀や体の使い方を学べたと思っています。どんなスポーツでも礼儀をしっかりとしていれば嫌な気持ちになることはありません。体を使うことで体力がついて病気などになりにくい体になったと思います。スポーツを通してたくさんの人に出会えました。いろいろなタイプの人がいて人それぞれ違ったいいところを持っています。自分とは違った人からいいところを盗むことも大切なことだと思います。
 こんな私でも大学に合格することができました。やるべきことはしっかりとして、最後まであきらめないことが大切だと思います。めりはりのある生活をして面接の練習をする時間などを作っていくことが大切だと思います。
 当たり前のことを当たり前にしていれば大丈夫です。後輩の皆さんもあきらめることなく頑張ってください。

仙台大学

体育学部 現代武道学科

2017年3月フレックスコース卒業
川崎町 川崎中学校出身

部活動では日々の練習の中で
必ず目標を持って取り組みました
大学でも柔道を続けようと
強豪の仙台大を目指しました

 私は高校に入学した当時は大学進学を全く考えていませんでした。しかし、顧問の先生からの話や、大学生の柔道の試合を見て、大学でも柔道を続けたいと思い、3年生の時に大学進学を目指すようになりました。しかし自分はどの大学を受験しようか迷っていました。そこで、先生や両親と相談し、宮城県内にあり柔道部が東北圏内でもトップクラスな仙台大学を受験することに決めました。それに私は、将来警察官になるという夢があったため、夢を叶える勉強ができる現代武道学科を選択しました。

高校では仲間と切磋琢磨し
競い合うことができました

 私はスポーツAO入試で受験しましたが、常に部活動で心がけていることがあります。それは日々の練習の中で必ず目標を持って取り組むことです。例えば、今日はあいつを投げてやる、勝ってやるという気持ちで取り組んだり、今日はこの技を練習しようと考えることです。この目標はどのような物でも良いと思います。そうすれば、日々の部活動もより有意義になり、良い練習ができるようになると思います。自分もこの成果があってか、団体戦のメンバーに選ばれたり、宮城県で2位になることができました。それに学んだこともあります。それは仲間と競い合うことです。私は小さな中学校出身で部内にライバルと言える仲間がいませんでした。しかし、高校に入り環境が大きく変わりました。その中でたくさんの仲間に出会い競い合うことを学びました。
 スポーツで大学を目指しているなら、部活動を有意義に取り組み、部活動に励むことが大切だと私は思います。私もこの考えを持って仙台大学体育学部現代武道学科にスポーツAO入試で合格することができました。

仙台青葉学院短期大学

 看護学科

2017年3月英進進学コース卒業
山形県 米沢市立第七中学校出身

面接では本当にこの大学に行きたいと
いう熱意を整理して簡潔に伝えましょう
本番はとても緊張し
準備の大切さを実感しました

 私は看護師になるのが目標だったので、3年間で資格を取ることができる短期大学を志願しました。さまざまな資料などに目を通して、オープンキャンパスなどに参加して一番行きたい大学を決めることができました。それぞれ良い所悪い所があると思うので実際に行ってみて雰囲気などを見ることも大切だと思います。
 多くある試験方法の中からAO入試を選んだのは。時期が一番早かったということもあります。夏休み前に進学先を決め、試験要項を詳しく確認し、夏休みから取り組みを始めました。試験内容は小論文と面接だったので担任の先生や小論文担当の先生に相談をし、試験に向け計画を経て早めに練習をしてもらいました。小論文は過去問を見て、毎年形式が決まっていたので、同じ形式のものを準備してもらうなど繰り返し練習し、何回も添削してもらい復習をしました。面接は友達につき合ってもらうなど、色々な質問をしてもらい、試験前日まで志望理由、アピールしたいことをまとめ伝えられるようにいました。大学の資料を何度も見て、どんな質問でも答えられるように準備をしました。ほんとにこの大学に行きたいという事を伝えるのと、人柄を見られるのは面接だと思うので、頭の中で整理して簡潔に伝えることが大切だと思います。試験本番は緊張すると思うので、前々からの準備が本当に大切なことを知りました。また3年間やってきたこと、私は3年間部活動をしてきたことが大きな自信につながりました。

仙台青葉学院短期大学

 こども学科

2017年3月フレックスコース卒業
仙台市 八軒中学校出身

多少苦しくともこれからの自分にとって
良い方に進める道を選ぶことが大切です
幼い子供の成長過程を
サポートしていきたい

 私はAO入試で仙台青葉学院短期大学に合格しました。入試当日まで、沢山の悩みや不安がありましたが、多くの人に支えられ合格することが出来ました。
 なぜ仙台青葉学院短期大学を志望したかというと、幼稚園教諭の資格を取りたいと思ったからです。歳の離れた妹がおり、幼い子供の成長過程を見ていく事や、吹奏楽部の部長として様々な個性を持った部員と一つの目標に向かって共に成長していく中で、先生になりたいという目標ができました。なぜ、小学校や中学校、高校の先生など多くの選択があるにもかかわらず、幼稚園の先生を選んだかというと、0歳から5歳までの成長や生き方に興味を持ったからです。何も分からないところから始まり、少しずつ言葉を覚え、そして少ない知識の中で自分から積極的に物の使い方などを工夫して成長するということは、もちろん大人の力もありますが、幼い頃から自分なりに何かをしてみる、ということを私達はしてきたのだと思います。その成長を私は効率よくサポートしていけるようになりたいと思いました。

部長になり人を思いやる
大切さと大変さを知りました

 幼稚園の先生になりたいと思ったきっかけはもう一つあります。それは部活動です。私は小学校の頃からずっと吹奏楽中心の生活を過ごしてきました。そのため音楽に自信はあるけれど、他の事には高校に入るまで全くありませんでした。でも、そんな私は、高校2年生の時に音楽以外に、人に何かを伝えたり教えたりすることが出来るという自信がつきました。私は高校2年生の頃から部長をさせて頂きました。すると責任感は今までにない程強くなり、意欲的に部員一人一人と関わることが多くなりました。その中でも、個性を失わないようにすることを心がけてきました。そこで、人を思いやることの大切さを学び、大変さを実感しました。
 これらのことから、その人の良さを分かることが出来る大人になりたいと強く思い、その一歩を踏み出すために新しい道へと進むと決めました。どんなに苦しいことでも楽しくないと思うことでも、これからの自分にとって良い方向に進める道を選ぶことが大切だと思いました。感謝の気持ちを忘れずに立派な社会人になれるよう頑張っていきたいと思います。