*外国語コース
国際教養大学 国際教養学部公募制推薦で合格
青木 さん
外国語コース3年

桜丘中出身

 

国際交流のなかで
世界への視野を広げられた
3年間でした


英語を経済学を同時に
 学べる大学に出合って


 
最初は、実力よりもずっとレベルの高い他の大学を目指していました。高3の夏、志望大学をもう一度じっくり考え直そうと合同の大学説明会に出かけたとき、ふと目が合って立ち寄ったのが国際教養大学のブースでした。国際教養大学は、すべての授業が英語で行われるなどユニークな教育カリキュラムで注目されている大学です。そのときは、実はあまりよく知らなかったのですが、大学の特色をお伺いしているうちにどんどん引き込まれ、自分がやりたいと思っていたことを実現できる大学だと確信しました。
 母の仕事が通訳で、父にも外国人の友達が多かったため、小さな頃から英語に囲まれた環境で育ちました。ですから、英語を話すことに関しては、日本語と同じように自然と身についています。ただ、読み書きはあまり得意ではないので、大学で本格的に学びたいと思っていました。そしてもうひとつ、学んでみたかったのが経済学です。父が自営業をしていることも大きく影響していると思います。夢に挑戦する前に、すべての仕事に関わる経済のことを、まず先に理解しておきたい、常々そう考えていました。英語と経済学を同時に深く学べる大学、それが、経済学の授業を英語で受けられる、国際教養大学だったのです。


留学生や海外姉妹校の
 高校生と交流するなかで


 
国際教養大学の試験は、英語小論文と面接。小論文は毎日違うテーマでひたすら書いて取り組みました。問題は面接対策です。国際教養大学の赤本は他の大学と一緒になっていてページが少なく、あまり参考になりませんでした。そこで活用したのが「ミクシィ」。国際教養大学の先輩たちにメッセージを送り、推薦入試の面接に関する情報を集めました。それを書き出してまとめた紙を先生に目を通していただいて、面接の練習をお願いしました。試験本番では、小論文は幸運にも練習したものと似たようなテーマが。面接は、先輩たちから集めた情報とは別の質問でしたが、予想していた質問だったのでうまく乗り切ることができました。  最初に目指した大学には手が届きませんでしたが、最終的に理想の大学への合格を勝ち取ることができたのは、目標を高く持ったからこそだと今では思えます。合格を手にした今改めて考えてみると、国際教養大学を選んだのも、夢を見つけられたのも、公立高校ではできないような国際交流を外国語コースで体験できたことが大きいと思います。留学生の友達もたくさんできたし、海外姉妹校の高校生たちが仙台育英を訪問する機会もあるので、アイルランドの高校生とも仲良くなれました。視野をぐっと大きく広げることができた充実の3年間でした。
 
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