秀光と特進の理科共同実験講座『サイエンス・コ・ラボ』
 
 
▲昨年度(2015年度)に実施された、第5回サイエンス・コ・ラボの様子
 【場所:東北大学大学院環境科学研究科】
 

 2012年7月からスタートした、秀光中等教育学校と仙台育英学園高等学校 特別進学コースによる理科の共同実験講座。
 講座の名称は『サイエンス・コ・ラボ』。“科学的探求心を磨こう”のスローガンのもと、東北大学教授はじめ専門の先生を招き、指導を受けながら専門分野の実験・実習を行います。この講座の展開により、理系専門職を志す生徒の視野を広げ、科学的探究心のいっそうの深化を図ります。さらに難関大学への進学を目指している生徒にとっては、その準備・実力養成の場としていくのが主なねらいです。

急速に進化する先端科学技術の世界で通用する
知識と技術を得るには…


 科学・技術立国としてのあり方がこれまで以上に問われている日本。それを支え、牽引していく人材の育成が強く求められています。急速なスピードで進化・展開する先端科学技術の世界で通用する知識と技術を得るには、深い科学的探究心や知的好奇心の裏付けが求められます。

理科系大学への進学志望者が多い本学園生徒のために


 この「科学的探究心」「知的好奇心」を磨くには、幼年期から育まれる知的ベースの上に、学校教育での質の高い実験や研究活動の体験が加わることが必要であり、それにより豊かな独創性や思考力が大きく開花するものと考えられます。
 しかし、現実の高校教育課程の中では学習指導要領に定められた学習内容をこなし、大学受験選択科目として2科目の受験理科をマスターするだけで手一杯なのが現実。そこで理科系進学志望者が増加傾向にある本学園の生徒のために企画されたのが、この理科実験講座です。

秀光と特進コラボによる土・日曜日の課外活動として

 講座は土曜日午後や日曜日午前の時間を使って、課外活動として実施されます。実施の時間は3〜4時間程度。大学や大学院等の外部専門家を招き、指導を受けながらハイレベルの実験・実習の活動を行っていきます。対象は、秀光4・5年生と仙台育英特別進学コースの1・2年生で1講座の参加者は36〜40人。両校生徒のコラボレーション講座となります。

高水準の実験設備が完備された宮城野新校舎で

 講座は平成25年度から、同年春に完成した新しい宮城野校舎において行われています。最新の実験装備が充実しているため、高水準の実験が可能です。

 
 
 
 
 
サイエンス・コ・ラボ 2014年度実施予定 第1〜7回の実施内容
 
今まで実施されたサイエンス・コ・ラボ