1・2年生を対象に2016年4月から、国際バカロレア(IB)の11〜16歳を対象としたプログラムMYP(Middle Years Programme)の候補校として、トライアル授業を実施しています。その一環として『AR・VR*を使った新しいアイディア』を企画し、サンフランシスコのIT企業にプレゼンテーションするための準備をすすめてきました。(事前授業の様子はこちら)
12月10日(土)の授業参観で、その企画を発表しました。また、IBの第一人者である都留文科大学の大迫弘和先生に来校していただき、特別講演会が開催されました。
発表会のあと、同会場ゼルコバホールで大迫先生による講演『国際バカロレア【IB】と私たち』が行われました。会場には秀光の1・2年生と前期課程保護者(希望者)、さらに仙台育英学園高等学校の特別進学コースと、IBDPを実施している外国語コースの生徒も参加しました。 導入に動画を用いて生徒たちにもわかりやすく、国際バカロレアとは何かについてや、生涯にわたって学び続ける人(Life Long Learner)として、「人生に生かしていける学びができるようになってほしい」と話していただきました。
★講師 都留文科大学 国際教育学科特任教授 大迫 弘和 先生
大迫弘和:教育者。詩人。国際バカロレア(IB)教育の国内第一人者として知られ、文部科学省及びIB機構に協力しIBの国内普及に尽力している。これまで千里国際学園中等部高等部校長/学園長、Doshisha International School, Kyoto校長、広島女学院大学IB調査研究室長、IB日本アドバイザリー委員会委員等を歴任。現在都留文科大学特任教授、リンデンホールスクール中高学部(IB校)校長、武蔵野大学教育学部特任教授等を兼任するとともに多くの教育機関からの相談に対応している。1953年東京生。神奈川県立横浜緑ヶ丘高校、東京大学文学部卒。著書:『がっこう』(2012年 かまくら春秋社)『国際バカロレア入門ー融合による教育イノベーション』(2013年 学芸みらい社)『国際バカロレアを知るために』(編著 2014年 水王舎)『アクティブ・ラーニングとしての国際バカロレアー「覚える君」から「考える君」へ』(2016年 日本標準ブックレット)等多数。