お知らせ

秀光 デザイン思考を活用した社会課題解決ワークショップ

地域・まちづくり、食、環境、福祉・医療…
5つのテーマで企画をつくります

  • ▲INTILAQ 東北イノベーションセンターでの最終発表の様子

 2022年度よりキャリア観の早期育成と探究に必要な知識やスキルの定着を目的として、"起業家育成・⽀援"を⽬的とした幅広い世代への活動を行なっている企業 INTILAQ 東北イノベーションセンターとの連携講座がスタートしました。
 中学2年生が行うのは「デザイン思考を活用した社会的課題を解決するワークショップ」です。この授業では、社会で活躍する多くの方々から情報収集を行い、見えてきた本質的な課題を解決するためのプロトタイプの作成が目標になっています。

宮城野校舎での様子

 授業は7月4日からスタートし、全5回で実施。初回の授業はアイスブレークから始まりました。生徒5〜6名で班に分かれて、各班を指導していただける社会実業家のINTILAQのメンターの方と、お互いに呼んでほしいニックネームや部活動、趣味などを発表します。初回はクイズに挑んだりするなかで、生徒たちはすっかり打ち解けていました。その後は、社会実業家の方による講演を聞き、班ごとに話し合いが続きました。そして中盤からは「食」、「地域・まちづくり」、「環境」、「福祉・医療」、「教育」の各テーマごとに分かれて、フィールドワーク実施場所を検討しました。実際に班ごとで企業を訪問し、さまざまな視点から気づいた問題点を解決するために考えた企画を練っていきます。

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最終発表の様子

 最終日は卸町にあるINTILAQ 東北イノベーションセンターを訪ねて、最終発表会を行いました。最終発表会では訪れた企業訪問での話や経験を活かし、グループごとに計画したアクションプランをプレゼンテーションします。ゲスト審査員として、実業家として活躍されている3名に発表を聞いていただきました。生徒たちはそれぞれの創意工夫を凝らしたプレゼンを行い、楽しい笑いが起こるシーンも。評価は、企画の独自性・実現性などが含まれます。審査員の方からアイディアや視点を褒めていただいたり、実現するための現実的な問題を指摘していただくなど企画に対するアドバイスをいただき、生徒たちはとても勉強になった様子でした。

発表したスライド内容(一部)

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  • ▲テーマ「地域」
  • ▲「食」
  • ▲「教育」
  • ▲「環境」
  • ▲「福祉・医療」
  • ▲「福祉・医療」
 
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 また、この時の様子は生徒たちがまとめ、10月の秀光祭の学習成果発表で紹介されました。班ごとに紹介用のチラシを作るなど工夫されていて、たくさんの方が成果物に目を通していました。