お知らせ

ILC宮城 令和5年度 第26回入学式

志を同じくする仲間たちとともに
高校生活を楽しんでいきましょう

 4月8日(土)、仙台育英学園高等学校 広域通信制課程 ILC宮城の令和5年度第26回入学式が宮城野校舎ゼルコバホールを会場に行われました。この春入学する新入生は男女合わせて48名。後方の席から保護者が見守る中で執り行われました。

 加藤雄彦校長先生は式辞の中で、次のように新入生に向けた温かい激励の言葉をかけられました。
「この学校のテーマに、“逆転の仙台育英”という言葉があります。皆さんはこれまでにいろいろなことがあったかと思います。しかし、どんな苦境に立たされても負けないでしっかりと生き残っていくのがこの学園の特徴です。そのDNAを皆さんも受け継いでいくことと期待しています。皆さんの学習が円滑に進み、高等学校卒業資格が得られ、卒業証書が授与されるよう、これから頑張っていってください」

 ILC宮城の代表生徒による歓迎のことばでは、「仙台育英の広域通信制課程にはILC宮城のほかにも、ILC青森、ILC沖縄もあり、志を同じくした多くの仲間とともに高校生活を送ることができます。新入生の皆さん、ILC宮城で高校生としての密な時間を共有し高校卒業資格取得を目指しともに頑張っていきましょう」と想いのこもった熱いメッセージが贈られました。

 

ILC宮城 新入生歓迎の言葉【全文】

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

これから皆さんの新しい生活はここILC宮城で始まります。期待とともに不安、戸惑いが入り混じっているのではないでしょうか。私もそうでした。通信制課程は全日制課程とは違い、何をするにも自分の意志が必要不可欠です。

私は全日制課程から通信制課程に転籍しました。転籍した当初はレポート提出、スクーリングへの出席、試験などの自己管理に苦労しました。しかし実際にレポートを提出しスクーリングに出席していくうちに、卒業後に自分が大学に進学した姿をイメージするようになり進路達成に向けて自分を奮い立たせることができるようになりました。そして今は、先生方に相談し勉強を教えていただきながら勉強とアルバイトの両立を目指しています。

何か困ったことがあったら先生方に相談してください。レポートやわからない問題について教えていただいたり進路相談にも乗ってくださいます。

また、通信制課程では勉強だけではなく多くの学校行事もあります。私は昨年登米市にある仙台育英学園高等学校東和蛍雪校舎での研修に参加しました。校舎の玄関で加藤利吉先生の肖像画とメッセージの歓迎を受け、熱々のはっと汁とおにぎりなどを御馳走になりました。立派な校舎に美しい山々の景色がマッチし、せわしない日々から解放され心が安らぎました。

仙台育英学園高等学校広域通信制課程にはILC宮城を始めILC青森、ILC沖縄にもたくさんの仲間がいます。ILC青森の生徒と木下大サーカスを鑑賞したり、ILC宮城、ILC青森の生徒でILC沖縄の校舎を訪問し互いに交流する行事があるため、志を同じくした多くの仲間とともに高校生活を送ることができます。

新入生の皆さん、ここILC宮城で高校生としての密な時間を共有し高校卒業資格取得を目指しともに頑張っていきましょう。


令和5年4月8日 在校生代表