お知らせ

秀光コース1年生 東和蛍雪校舎研修

登米の豊かな自然の中で
学園について改めて学びました

  •  

 9月14日、仙台育英学園高等学校秀光コース1年生を対象に本学園の東和蛍雪校舎での研修が実施されました。学習の目的は、以下のとおりです。

・校歌の学習、学園創立者 加藤利吉物語「北の国へ」の視聴を通して学園の建学の精神や創設者である加藤利吉先生への理解を深める。
・はっと汁作りの実習を通して、東和蛍雪校舎がある登米の文化について学ぶ。
・SAAP工場の見学を通して、学園のSDGsへの取り組みについて考える。

 今回の研修で生徒たちは仲間たちと協力しあいながら、それぞれの活動に取り組みました。参加した生徒たちの感想をご紹介します。

 

「東和蛍雪校舎研修に参加して」
生徒たちの声

 
【東和蛍雪校舎について】
・登米市を代表する偉人、及川甚三郎翁と加藤利吉先生との共通点について知ることができた。
・木の温かみと緑あふれる風景がとてもリラックスできる環境だと思った。
・東和町鱒渕に校舎を設置したのは、地域の人たちと美しい風土を生かして伝統を受け継いていくためということを理解することができた。
・とてもきれいで良い意味で学校という感じがしなかった。広くて過ごしやすい空間だった。
・利吉先生の絵画がしゃべりだすエントランスの仕掛けはディズニーのアトラクションのようにユーモアがあって楽しいと思った。
 
【校歌の学習について】
・校歌はこれまで何気なく歌っていたが、戦争や平和についての意味があることに驚いた。
・校舎の名前にもなっている歌詞の“南冥”に、南の海で起こった戦争で亡くなられた思いがあることがわかった。
・戦争という体験から、命の大切さを伝える教育ををするためにこの仙台育英を創ったという思いが込められているのがこの校歌だと思った。
・校歌の意味をじっくり考えたことがなかったので、今回知ることができてとても興味深かった。
 
【はっと汁とおにぎりについて】
・とても美味しかった。はっと汁最高!
・美味しかったのでおかわりした。いろいろな具がいい感じによく合っていると思った。
・はっとの小麦粉を練るのが楽しかった。天気や湿度などの要素によってによって注水の量を変えるのは、科学だと思った。
・懐かしい味がして美味しかった。
・はっとの存在は知っていたが、由来や作り方などの詳しいことは知らなかったので、実習を通してさまざまなことを学ぶことができた。
 
【顕彰碑・交通安全地蔵尊について】
・I-Lion Dayなどで何度も事故のことは聞いていたが、何度聞いても悲しくて、防げたはずだから悔しいと思った。
・手を合わせて祈ることができてとても良い経験だった。
・二度と起こるべきでなはい事故であり、その思いを継承するために設置されたのはとても良いことだと思う。
・事故で命を奪われてしまった先輩たちの魂を尊重していた。
・理事長先生の想いがよく伝わってきた。
 
【学園創立者 加藤利吉物語「北の国へ」を視聴して】
・自分も仲間を大切にし、利吉先生のように素直な心で何事も受け入れ、知のある人間になりたい。
・毎日当たり前のように読んでいる生活信条も、これからは利吉先生の思いを込めながら読もうと思った。
・戦争の恐ろしさや平和について改めて考えさせられた。
・利吉先生の勉強したいという思いに感動した。自分も勉強に熱意を持って学校生活を送りたい。
・これからの学校生活では建学の精神を忘れることなく活かしていきたい。
・どんな困難があっても立ち向かう、そしてどんな時も勉強することを忘れない、ということを学んだ。