応援できずに去った専大松戸高校応援団、
その代表曲を本校吹奏楽部が演奏
10月20日(金)、本学園多賀城校舎で「小さな親切」実行章贈呈式が行われました。
公益社団法人「小さな親切」運動本部から「実行章」が贈られたのは、吹奏楽部の生徒たち。甲子園での思いやりある行動が多くの人々に感動を与えたとして表彰されました。
千葉県代表・専修大学松戸高等学校(以下 専大松戸)の応援団は甲子園3回戦に駆け付ける予定でしたが、台風の影響で新幹線が運転見合わせになり、甲子園に着くことができず応援ができないままチームも敗退しました。このことを知った本校吹奏楽部は、自分たちの試合で専大松戸の応援曲「エル・ティグレ」を演奏しようと話し合いで決定し、急遽、曲を楽譜に起こすところから始め、準々決勝から演奏しました。本校チアリーディング部も専大松戸のチアリーダーの振り付けを練習して披露し、思いを届けました。
贈呈式では、入場の際に吹奏楽部が「エル・ティグレ」を演奏。推薦者の専大松戸高校理事長様をはじめ、専修大学理事長様や専大松戸中学校・高校の校長先生などの方々も来賓として出席くださり、専大松戸の吹奏楽部とチアリーディング部からは感謝の声と共にビデオメッセージが届けられました。賞状は、演奏の発案者で学生指揮者の馬路俊介くん(英進進学コース3年)が代表して受け取りました。受章者挨拶では甲子園応援時に部長を務めた西條広葉さん(フレックスコース3年)が「少しでも専大松戸さんの力になれたこと、とても嬉しく思っています」と感想を述べ、短い時間ではありましたが、贈呈式は感謝の言葉と笑顔でつつまれていました。
公益社団法人「小さな親切」運動本部から「実行章」が贈られたのは、吹奏楽部の生徒たち。甲子園での思いやりある行動が多くの人々に感動を与えたとして表彰されました。
千葉県代表・専修大学松戸高等学校(以下 専大松戸)の応援団は甲子園3回戦に駆け付ける予定でしたが、台風の影響で新幹線が運転見合わせになり、甲子園に着くことができず応援ができないままチームも敗退しました。このことを知った本校吹奏楽部は、自分たちの試合で専大松戸の応援曲「エル・ティグレ」を演奏しようと話し合いで決定し、急遽、曲を楽譜に起こすところから始め、準々決勝から演奏しました。本校チアリーディング部も専大松戸のチアリーダーの振り付けを練習して披露し、思いを届けました。
贈呈式では、入場の際に吹奏楽部が「エル・ティグレ」を演奏。推薦者の専大松戸高校理事長様をはじめ、専修大学理事長様や専大松戸中学校・高校の校長先生などの方々も来賓として出席くださり、専大松戸の吹奏楽部とチアリーディング部からは感謝の声と共にビデオメッセージが届けられました。賞状は、演奏の発案者で学生指揮者の馬路俊介くん(英進進学コース3年)が代表して受け取りました。受章者挨拶では甲子園応援時に部長を務めた西條広葉さん(フレックスコース3年)が「少しでも専大松戸さんの力になれたこと、とても嬉しく思っています」と感想を述べ、短い時間ではありましたが、贈呈式は感謝の言葉と笑顔でつつまれていました。
専大松戸高校からの
ビデオメッセージより
吹奏楽部・チアリーディング部の皆さん
甲子園での試合を新幹線の中から応援するという形になってしまいました。試合が終了したときは悲しさと悔しさでいっぱいでした。そんな中で仙台育英の皆さんがエル・ティグレを演奏されているのをテレビで拝見しました。突然のことにもかかわらず一から演奏や振り付けを取り入れていただき、甲子園でエル・ティグレが流れているのを見ることができ、とても嬉しく思います。ありがとうございました。
受章者挨拶より
吹奏楽部前部長 西條広葉さん
専大松戸高校の皆さんが応援に来られなかったことを知り、何かできることはないかとみんなで話し合いをしてエル・ティグレを演奏することになり、少しでも力になれたこととても嬉しく思っています。専大松戸さんのエル・ティグレを甲子園で演奏できたことは、私たちにとって一番の思い出になりました。今回の受章で、選手を応援する側の私たちもたくさんの方々に支えられていることに改めて気が付くことができました。