在校生が今春に大学進学した卒業生と交流!
貴重なお話を聞くことができました
本校の卒業生から大学受験の体験談を直接聞くことができる「在卒懇(在校生と卒業生による懇談会)」が、6月中に宮城野校舎(特別進学・情報科学コース)と多賀城校舎(外国語・英進進学・フレックス・技能開発コース)において実施されました。当日は、本校を卒業し、この春から各地の大学で新たな生活をスタートさせた先輩方が、後輩たちのために全国から駆けつけてくれました。
先輩方は、大学での近況報告をはじめ、受験勉強の進め方やモチベーションを保つ工夫、さらには進路を決めるまでのエピソードなど、さまざまな体験を分かりやすく語ってくれました。発表後には、受験を間近に控える高校3年生を中心に、より具体的な質問が活発に交わされ、会場は熱気に包まれました。
全体会の後には分科会も実施され、分科会では、希望する学部や学科ごとに教室に分かれ、先輩方と近い距離で直接話を聞くことができました。共通テストの勉強法や効率的な休憩の取り方など、実践的なアドバイスが多く寄せられ、時には先輩のユーモアあふれるエピソードに笑いが起こる場面も見られました。生徒たちにとって、知りたかった情報を生の声で得られる貴重な時間となったようです。
特別進学コースの在卒懇の様子
6月7日に行われた特別進学コースの全体会では、卒業生代表として2名の先輩が登壇し、それぞれの進路選択や大学での生活について発表しました。
東北大学 工学部に進学した山内さんは、受験勉強を通して得た気づきや成長について語ってくれました。「やるしかない」という覚悟で限界に挑んだ日々が、自分の可能性を切り拓いたことを、後輩たちに熱く伝えてくれました。
一方、東北医科薬科大学 医学部に進学した佐藤さんは、災害医療への関心や総合型選抜への挑戦など、目標に向かって真摯に努力を重ねた日々が、強い意志となって受験を支えてくれたと語りました。
先輩たちのリアルな体験談に、参加した在校生たちはメモを取り、深くうなずきながら真剣に耳を傾けていました。その言葉の一つひとつが、進路を考え始めた後輩たちにとって、大きな刺激となり、これからの学習や選択の道しるべとなったことでしょう。
在卒懇(分科会)に出席した卒業生の在籍大学(特別進学コース)
【医・歯・薬学部】
・東北医科薬科大学 医学部・東北医科薬科大学 薬学部
【理・農学部】
・埼玉大学 教育学部・宮城大学 食産業学群 2名
【法・経・経営国際学部】
・宮城大学 事業構想学群・山形大学 人文社会科学部 2名
・東北学院大学 法学部
【文・語学・教育学部】
・お茶の水女子大学 文教育学部・宮城教育大学 教育学部
【看護・福祉学部】
・宮城大学 看護学群・東北福祉大学 健康科学部
【工学部】
・東北大学 工学部・岩手大学 理工学部 2名
・東北学院大学 工学部