IBや海外大学を経験した
大学生の先輩方と
貴重な時間を過ごしました
秀光コース23期生で一般社団法人HLABに所属している鈴木純怜さん(立教大学社会学部現代文化学科2年)が主体となって企画してくださり、5/17(土)に「仙台育英学園高等学校×HLAB座談会」を開催いたしました。
HLAB様は、将来の不確実性と多様な選択肢が混在する現代において、従来の「学校」の形を超えた新たな教育を提唱することを目標として、2011年から「学寮(カレッジ)生活を中心としたリベラル・アーツ教育」を短期間で再現することを目指し、大学生や大学院生を中心として宮城県女川町を含む全国5箇所でのサマースクールなどを企画されている団体です。【HLAB様のホームページ】
今回の「仙台育英学園高等学校×HLAB座談会」では、秀光中学校・秀光コースの生徒・保護者約30名が参加し、大学生によるパネルディスカッションや、小グループで交流するフリーインタラクションなどを行いました。
仙台育英学園高等学校や他の高等学校でIBを履修した先輩方や、宮城県にルーツのある先輩方、海外大学への留学を経験された先輩方などのお話を聞くことのできる貴重な機会となりました。
参加した生徒の振り返りをご紹介いたします。
生徒の振り返り-01
秀光コース1年 伊藤 知宙さん(秀光中学校出身)
今回のHLAB講座では、まずHLABで行っているサマースクールの取り組みとその内容についてお話しいただきました。サマースクールの講演では、様々なアクティビティがあり、日常とはまた違う集団での生活はとても貴重な体験なのでぜひ参加したいと感じました。
サマースクールについての講演の中で魅力的だったのが、外部の大学生に進路相談に乗っていただけることでした。
私は秀光コースに入りIB制度による大学受験ばかりを考えていましたが、そればかりを気にするのではなく自分に合った進路があるのだと気づかされるきっかけになりました。また、留学に関して経験のある大学生の方とお話しすることで、どれくらいの時期がいいのか、なにを学べばいいのかなどなど、自分が不安で一歩足を踏み出せないでいる部分に対して背中を押してくれるような講演会でした。
高校・中学校に入って進路について少しでも不安がある人には最適な講演会だと感じました。今回の座談会を通して進路に対しての努力の方向性、優先順位のつけ方などに生かしていきたいです。
機会があったらまた是非参加させていただきたいです。
生徒の振り返り-02
秀光コース1年 大橋 乃子さん(秀光中学校出身)
高校生活(IB)が、具体的に大学のどのような場面で活かされたのを質問したところ、グループワークなどの大学内の活動だけでなく、普段の人間関係や外部団体での活動への参加、留学のハードルが下がることなど、どんな分野でもさまざまな形で活かすことができると教えていただきました。また、フルディプロマを取得することもだが、IBにどれだけ真剣に取り組めたのかが大切となるとアドバイスを頂きました。
これまでは、IBがどう大学に生かせるのか、大学に行くまでにどんなことをやっておいた方が良いのかなど、IBや進学に関するお話を聞く機会が多かったです。今回のイベントでは、大学の話がメインではなく、外部団体での活動やIBを履修していない方のお話も聞くことができ、より大学生活をリアルに感じることができました。このような団体や取り組みを紹介していただけることで、大学外でもIBを生かせる機会が多いことが分かり、学校だけでなくどのような団体や活動があるのかのリサーチも行い、大学生活をより具体的にイメージすることも大切だと感じました。今後はそのようなことも念頭に置き、受験に励んでいきたいと思います。