講師2名を迎えて
今年度初の試みを展開しました
今年度初の試みとして「チームコミュニケーション講習」が、英進進学コース2年生1~7組を対象に実施されました。講師には、佐藤なな子氏(株式会社セールスリンク代表取締役)、浅利賀名衣氏(株式会社cue代表取締役)のお二人をお迎えし、1日をかけて展開されたプログラムです。お互いを理解し合いながらコミュニケーション能力を高めることを目的に、自分の特性を知り、仲間と認め合う姿勢を育む機会となりました。
クラスメイトと交流しながら
リーダーシップについて学びます
授業は浅利氏による講義から始まりました。まず6〜7名のグループに分かれ、52枚の行動特性が書かれたカードから「今の自分」を表す13枚を選び、さらにその中から特に大切な2枚を選出しました。カードを用いてグループで1分30秒の自己紹介を行ったり、クラスメイトのカードを見比べたりすることで、相互理解を深めていきます。カードは4色に分類されており、赤(結果重視)、黄(直感・発想)、青(分析・慎重)、緑(協調・安心)といった、カードタイプごとに異なる考え方や行動の特徴が紹介され、相手に合わせた伝え方・聞き方を体験しました。
午後は佐藤氏による講義が行われました。講義の中で「皆さんの資質はミラーボールのように、光の当たり方で輝き方が変わります。状況に応じて異なる資質を意識的に発揮できるはずです」と話してくださいました。また、ペーパータワーの作成とマシュマロタワーの作成をテーマに、役割を分担してチームで課題に取り組む活動も行われました。
生徒たちは絶えず笑顔で取り組み、考え方の違いを受け入れながらも共通のゴールを持つことの大切さを体感していました。今後の学びや人間関係に活かせる実践的な力を身につけることができたようです。