第1期生 卒業証書授与式を挙行しました!
2026年3月11日(水) 栄光校舎 体育実習室1において「第1期生 卒業証書授与式」を執り行いました。本校にとって初めての卒業生となる32名(男子23名、女子9名)が、3年間の高校生活を終えて、それぞれの進路へと巣立っていきました。
式では、卒業生一人ひとりの名前が呼ばれ、校長先生より卒業証書が授与されました。厳かな雰囲気の中で証書を受け取る生徒たちの姿からは、これまでの努力や成長が感じられました。また、在学中の取り組みや功績を称える特別賞の表彰も行われました。「iUP Grand Prix」は町田暖心さん、「iUP Innovative Entrepreneurship Award」は神山健杜さん、「iUP Technical Achievement Award」は町田琉斗さん、「私立中学高等学校連合会会長賞」は諸見里萌心さんがそれぞれ受賞しました。校長式辞では、本校の歴史の第一歩を築いた第1期生への感謝と、これから社会へ羽ばたく卒業生への激励の言葉が贈られました(校長式辞全文)。在校生代表による送辞では、先輩たちへの感謝と尊敬の思いが述べられ、卒業生代表による答辞では、仲間や先生方、そして支えてくださった保護者への感謝の気持ちが語られました。終盤に差し掛かった校歌斉唱の際には、サプライズとしてHYの皆さんより動画メッセージをいただきました。校歌を作曲していただいた仲宗根泉さんは「社会に出てもこの曲を思い出して頑張ってほしい」と激励。卒業生や保護者の方々からは、感動と共に大きな拍手が沸き上がりました。HYの皆さん、本当にありがとうございました。
今年度の卒業生32名は、大学進学や専門分野への進学、就職など、それぞれの進路をすべて決定したうえで卒業の日を迎えました。本校での学びや仲間との経験を胸に、それぞれの場所で活躍してくれることを期待しています。 仙台育英学園沖縄高等学校の歴史は、この第1期生から始まります。卒業生の皆さんのこれからの歩みが、母校の誇りとなることを心より願っています。
在校生代表送辞【全文】
冬の寒さも次第に和らぎ、暖かさを感じられる季節となりました。本日、晴れて仙台育英学園沖縄高等学校卒業式を迎えられた卒業生の皆さま、ご卒業おめでとうございます。在校生一同、心よりお祝い申し上げます。 この栄光校舎で過ごした生活をどのように振り返っていらっしゃいますか。きっと、たくさんの人との出会いの中でうまれた数えきれないほどの思い出が胸いっぱいではないでしょうか。 先輩方と過ごした学校生活を振り返ると、たくさんの思い出が浮かびます。
入学前のオープンキャンパスや個別相談会では、緊張でいっぱいの私たちに対して笑顔で優しく声をかけてくださり、とても安心しリラックスできました。入学後には、部活動や行事でたくさん支えていただきました。学年での活動もある中、様々な場面で後輩たちの意見も聞き入れてくれました。積極的にコミュニケーションをとり、周囲をサポートしながら活動を進めていく姿や、様々な事態を考慮しどのように行事を行うべきかを話し合う姿は私たちの憧れでした。うちなー育英祭では、先輩方の備品を壊してしまうなどたくさんのご迷惑をおかけしました。それでも、当日には後輩の出店にも足を運び、温かい声をかけてくれうれしかったです。育英祭だけではなく、外部イベントに参加した際には、ボランティアとして実際に私達をサポートし、イベントを企画した際には、積極的に参加してくれました。先輩方は私たちのことをよく気にかけてくれ、多くの優しいお言葉とアドバイスをくださいました。進路についても私たちのために体験談やアドバイスを伝える場を設け、多くの準備をしていただき、様々な話をしてくれました。相談したときには、私たちの話を否定することなく興味をもって聞いてくださいました。先輩方のたくさんの経験からいただいた助言はためになるものが多く、進路がなかなか定まらず悩んでいる私にとって、「自分もぎりぎりまで迷っていたから大丈夫」という言葉はとても支えになりました。また資格取得に向け取り組む姿や受験に向けて準備を行う姿も日々の生活の中で目にすることが多くありました。何事にも全力で取り組む大切さを学び、私達も後輩に同じような姿を見せられる先輩になりたいと感じます。
学校生活や1期生として行事や学校を一から作り上げるなかで多くの不安と困難があったと思います。それらの大きな壁を努力し、協力することで乗り越えてきた先輩方であれば、これからのどんな困難でも乗り越えられると確信しています。どうか、先輩方も、母校をいつまでも忘れることなく、暖かく見守っていて下さい。最後に、仙台育英学園沖縄高等学校を築き上げ、その背中を見せてくださいました1期生の皆様のご健勝と、さらなるご発展を心よりお祈り申し上げ、在校生代表の送辞といたします。
令和八年 三月 十一日 在校生代表
仲榮眞 心晴
卒業生代表答辞【全文】
日差しが日一日と温かさを増し、春や夏の訪れを感じる今日、私たちは卒業の日を迎えました。皆様、本日はお忙しい中私たちのために卒業式を挙行してくださり、誠に有難うございます。
理事長先生・校長先生、たくさんの先生方をはじめ、ご来賓、ご父兄の皆様にご臨席いただく中で、卒業できる事を卒業生を代表して厚く御礼申し上げます。
私は中学生の頃、今の自分が何をしたいのかが分からず今後の進路で迷っていました。その際に両親から仙台育英学園沖縄高等学校のパンフレットを渡され、ICTの自立・チャンス・挑戦の文字に目が留まりました。ここならそんな自分を変えられる、自分で考え行動する力を身に付けられるという期待感がワクワクに変わるあの感覚を今でも覚えています。入学当初は知り合いがおらず、日々の学校生活に馴染むことに精一杯でしたが、様々な事に挑戦してみたいと思い、ライフル射撃部と生徒会執行部に入部しました。特に生徒会では育英祭の企画・運営に携わった事が印象に残っています。 一期生ということもあり、一から企画し仲間とともに試行錯誤しながら形にしてきました。また、準備期間を通してクラスメイトと話す時間が増え、多くの友達と親睦が深まり、絆がより一層深まりました。一年生では初めて評価期間を体験し、効率的に課題に取り組めるよう事前に計画を立てました。評価課題は一人で行うものもあれば、複数人で行うグループ課題もありました。その中でもクラスメイト複数人で作成したプレゼンは、特に達成感があり、スライドを簡潔にまとめる事の難しさを学びましたが、同時に仲間と協力して課題に取り組む楽しさも学びました。評価期間を通して、中学生の頃に比べそんな自分から自立できたと思います。
二年生は多くの資格検定にも挑戦した事が印象に残っています。受験した情報処理検定やMOS検定では、クラスが資格取得のために一生懸命取り組み、分からない箇所は積極的に先生に質問をしたり、放課後の時間を活用して過去問を解いたりした人もいました。実際に私も試験日を逆算し計画を立てたことで、二年生のうちに多くの資格を取得することが出来ました。授業中においても友達同士で教えあい、生活信条の一つである 「互いに磨きあい 真の学力を身に付ける」を実践することが出来たと思います。
この経験を通して多くの生徒が継続的に勉強する習慣が身につき、応用することでそれぞれの「学び方を学ぶ」とはどういうことなのか深く理解できたのではないでしょうか。
三月には東北研修旅行に行きました。そこで私は初めて見る光景が沢山ありました。広大な土地に広がる田畑や、電車の窓から見える壮大で深い緑に包まれた山々が印象に残っています。宿泊先となった多賀城校舎近くの学生寮では、私は生まれて初めて雪に触れて、その光景を目に焼き付けました。うちなーんちゅの皆も雪合戦をしていたり外に積もっていた雪で雪だるまを作っていたりと楽しんでいました。あの体験は一生記憶に残る思い出になったのではないでしょうか。
また、多賀城校舎と宮城野校舎にも見学へ行きました。バスから降りて校舎を眺めた時、校舎のあまりの大きさに圧倒されたのを覚えています。加えて、東和蛍雪校舎に飾られた数々の栄光の軌跡を目の当たりにした時、私は、改めてこの学園の一員である事に誇りを持ちました。
三年生では今後の進路について具体的な対策を考えるようになりました。今後の進路について悩むたびに、たくさんの先生方が相談に乗ってくださいました。その結果、自分の趣味や特技を再認識し、そして伸ばしていきたいと考えるようになりました。大学や専門学校をインターネットで調べてみたり、進路イベントで話を聞いたりして情報を集めました。そのおかげで今の自分に必要なものは何か、進路先で何を学ぶべきなのかが明確になりました。先生方にも、出願資料の添削や面接対策を、お忙しい中多くの時間をかけてくださいました。入学試験本番は自分の伝えたいことを全て伝え、第一志望の大学に無事合格することができました。
高校生活を振り返ると、たくさんの思い出が詰まったこの三年間は、長いようで一瞬の出来事でした。この三年間を通して、自ら考え行動を起こす力が身に付いたと実感しています。
私がここまで成長できたのは、三年間共に歩んできた仲間達、いつも親身になって相談に乗ってくださった先生方、そしてどんな時も一番自分の傍で支えてくれた家族のおかげです。本当に有難うございました。
私は四月から沖縄国際大学の産業情報学科へ入学します。大学では目標であるゲーム開発に必要な知識と様々な人と関わるための言語を学び、マルチな人材として沖縄に貢献していきたいです。
在校生の皆さん。これからこの学校をつくっていくのは皆さんです。仲間との時間を大切にしながらどうか一日一日を大切に過ごしてください。高校生の内に部活動の大会やボランティアには積極的に参加しましょう。進学や就職の際に必ず自分のアピールポイントになります。
これから先、思い通りに行かないことや不安に感じる出来事があると思います。その時は周りの仲間や先生、そして私たち一期生の先輩を頼ってください。
私たちは今日この学び舎を巣立ち、それぞれ新しい道を歩んでいきます。この学び舎で得た自立と学び方を学ぶ精神、様々な経験とチャンスを糧にこれからも挑戦し続けます。
仙台育英学園沖縄高等学校のますますのご発展と、理事長先生・校長先生をはじめとしたたくさんの先生方、地域の方々のご健勝を祈念いたしまして仙台育英学園沖縄高等学校第一期生、答辞とさせていただきます。
令和八年 三月 十一日
仙台育英学園沖縄高等学校
一期生 卒業生代表 國吉隆史
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