お知らせ

ILC宮城 令和8年度 第29回入学式

それぞれの歩みを大切に
新たな高校生活が始まります

 4月6日(月)、仙台育英学園高等学校 広域通信制課程 ILC宮城の令和8年度第29回入学式が、宮城野校舎ゼルコバホールにて挙行されました。この春、ILC宮城に入学した新入生は男女合わせて34名。式では、加藤雄彦理事長・校長先生による式辞に続き、新入生宣誓やILC宮城の代表生徒による歓迎の言葉が述べられ、保護者の皆さまが温かく見守る中、厳かに新たな門出が祝われました。これから新入生の皆さんは、高校卒業資格の取得を目指し、それぞれの歩みを大切にしながら、新しい高校生活をスタートさせます。

校長先生の式辞より

 本学園は今年で創立121年を迎えます。現在の宮城野校舎は三代目にあたり、学園はこれまで戦災や火災といった大きな困難を経験しながらも、そのたびに再建を果たし、歩みをつないできました。満開の桜に迎えられてこの門をくぐった新入生の皆さんを、心から歓迎します。本学園には、121年間変わることなく受け継がれてきた建学の精神があります。『天に星あり、地に花あり、人の心に誠あり』という言葉が示すように、私たちは当たり前に見えるものの中にこそ、人として大切にすべき真心があることを学んできました。
 さまざまな思いを抱えながらも、この学校の扉を開いた皆さんには、どうか焦らず、力みすぎず、自分の歩幅で歩んでほしいと思います。そして、その扉を最後まできちんと閉じるように、高校卒業資格の取得まで学びをやり遂げてください。
 

在校生代表 歓迎の言葉【全文】


春、たけなわの頃となり、うららかな日差しに恵まれたこのよき日に入学の日を迎えられた新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在校生一同、皆さんのご入学を心よりお祝いしますと共に、心から歓迎いたします。

私は初め、全日制課程に入学しましたが、体調不良で通学が難しくなり、広域通信制課程に転籍しました。転籍した当初は、学習面や友達との交流で全日制課程との違いに戸惑い、不安を感じることもありました。しかし、登米市での東和蛍雪校舎研修に参加し、そこで班に分かれてはっと作りをし、その作業をきっかけに同じ班のメンバーと仲良くなりました。研修をきっかけに同じクラスの友人もできて、学校生活が楽しくなり、楽しく学習に前向きに取り組めるようになりました。

通信制課程では、スクーリングの回数やレポートの規定枚数が決まっているため、個人に合わせた速度で学習を進めることができます。自由に使える時間が増え、自分がやりたいことや、アルバイト、大学受験や資格取得のために時間を使うことができる反面、自学自習と自己管理力が必要です。私はスクーリングに積極的に出席し、教科書や学習書を活用し、レポートで分からない問題は担当教科の先生方に質問してレポートに取り組んできました。

また、科学館学習やILC青森・ILC沖縄との合同での全国高等学校駅伝応援研修旅行、榴岡公園での清掃ボランティア、東和蛍雪校舎研修、天文台でのプラネタリウム鑑賞など、校外学習の機会があります。その中でも私が一番印象に残っているのは、京都での駅伝応援研修に参加したことです。雨の中の応援でしたが、選手が最後まで懸命に走っている姿は、今でも目に焼き付いています。また、研修では金閣寺や清水寺に行きました。雨上がりの空に虹がかかっていてとても綺麗でした。

皆さんは、就職や専門学校、大学への進学を志望する人など、将来についてさまざまな思いでこの胸にこの場に臨んでいることと思います。私も大学進学という目標があり、進路達成に向けて学習しています。自学自習の道は険しいものですが、先生方や周りの人たちがサポートしていただけるので安心です。高校卒業資格の取得とその先の進路実現を目指し、一歩ずつ前へ進んでください。困難に直面したときには、仙台育英学園高等学校のスローガンである「逆転の仙台育英」を思い出し、夢の実現に向かって共に頑張っていきましょう。
 
令和8年4月6日
在校生代表