お知らせ

特別進学コースMAPクラスの生徒5名が防災士の資格を取得

地域の防災と災害医療を学び
MAPクラス生徒5名が防災士に合格しました

  • 防災士資格を取得した特別進学コースMAPクラスの生徒たち
  • ▲防災士資格を取得した特別進学コースMAPクラスの生徒たち

 特別進学コースMAPの3年生5名が、防災士の資格試験に合格しました。防災士は、防災に関する十分な意識と一定の知識・技能を持つことを認定する民間資格です。将来、医療・看護・歯科医療などの分野を志す生徒たちは、災害時にも人々の命と健康を支えられる人材を目指し、資格取得に挑戦しました。
 生徒たちは、MAP担任であり防災士でもある伊藤恵先生からアドバイスを受けながら、講義やテキスト、過去問題などを通して学びを深めました。東日本大震災を経験した地域で学ぶ高校生として、災害の教訓を受け継ぎ、将来それぞれの専門分野で社会に貢献したいという思いを新たにしています。

防災士資格取得者コメント

震災の教訓を次世代へつなぎ、地域医療に貢献したい

3年 宍戸渚叶さん(蛇田中出身)
 私は、平時だけでなく災害時でも人々の命と健康を第一に考える歯科医師を目指し、防災士の資格を取得しました。石巻市で育った私は、震災の記憶がない世代だからこそ、当時の教訓を次世代へつなぐ責任があると感じています。資格の学習を通して、避難所での口腔内の衛生管理が全身の健康にも関わることを知り、災害時の歯科医療の重要性を強く実感しました。将来は、防災士としての知識を土台に、地域医療に携わるだけでなく、災害に強い地域社会づくりにも貢献できる歯科医師を目指します。

正しい知識を身につけ、災害医療の最前線へ

3年 門口奈由さん(宮城教育大学附属中出身)
 災害大国である日本で、いつどこで発生するかわからない災害をただ恐れるだけで終わらせず、自ら正しい知識を身につけ、未来へつなげたいと考えたことが資格取得の理由です。挑戦にあたっては、防災士である担任の恵先生からさまざまなアドバイスをいただき、より深い知識を学ぶことができました。将来は、医師不足が深刻な東北地域の医療を支え、災害時にも防災士としての知識と医療技術を活かし、迅速かつ的確に行動できる医師を目指します。

DMAT看護師を目指し、災害時に率先して動ける人に

3年 斎藤夢叶さん(住吉台中出身)
 将来DMAT(災害派遣医療チーム)看護師を志望しており、災害について深く知りたいと思ったことが、防災士を目指したきっかけです。石巻赤十字病院を見学した際に、災害医療の分野により強く興味を持ちました。勉強では、教科書を読んだり、恵先生のラジオを聞いたりして準備しました。講義では、仙台の防災状況や地形の特徴を具体例として学び、グループワークにも取り組みました。将来はDMAT看護師として、防災士として学んだことを伝え、災害時には率先して行動できる人になりたいです。

災害時に活躍できる看護師を目指して

3年 工藤千愛さん(住吉中出身)
 私は東日本大震災で大きく被災した石巻市に住んでおり、災害医療に強い関心を持っています。将来は、災害時に活躍できる看護師になりたいと考え、防災士を取得しようと思いました。合格に向けて、防災士の資格を持つ恵先生からアドバイスをいただいたり、配布されたテキストで勉強したりしました。資格取得を通して、より幅広い災害知識を身につけることができたと感じます。

地元での震災の経験を胸に、人の役に立てる存在へ

3年 西澤柊悟さん(志津川中出身)
 私が防災士に興味を持ったきっかけは、地元である南三陸町の東日本大震災時の病院での父の話を聞き、今の自分にも何かできないかと感じたことでした。また、担任の伊藤恵先生から防災士の試験を受けてみないかと声をかけていただいたことも大きなきっかけです。恵先生からアドバイスをいただきながら勉強し、合格することができました。将来は、防災士という立場から災害医療など多くの人の役に立てるよう努力していきたいです。