気持ちも晴れやかに
それぞれ新しいスタートを切りました
- ▲令和8年度 前期卒業式
- ▲令和8年度 後期開講式
9月18日(金)に八戸グランドホテルで前期卒業式を行いました。22名が加藤雄彦校長先生から卒業証書を授与され、ILC青森を巣立ちました。
同日に後期開講式を行いました。新しく20名が10月からILC青森に入学します。新入生宣誓を行い、新しい環境で学習をスタートします。
卒業生代表答辞【全文】
最後になりましたが、今まで見守っていて下さった先生方、本当にありがとうございました。私は、学校に来て、入口のところにいらっしゃる先生方と、あれこれとお話しするのが楽しみでした。私たち22名ここで学んだことを胸にこれからの人生をしっかりと歩んでいくことをお誓いしてお別れの言葉といたします。
秋の気配を感じる今日、私たちは卒業の日を迎えました。この日を迎えられたことを今しみじみとかみしめています。また、こうして卒業まで導いてくださった方々に、深く感謝申し上げます。
今から二年前、私は仙台育英学園高等学校ILC青森に転入しました。もともとは、調理系の全日制高校に通っていました。実習や課題が特別大変だったわけではありません。周りから見れば、普通に学校生活を送っていたと思います。けれども、学校生活を送る中で、私がやりたいのは本当に調理なのだろうかと考える日もあり、何の目標ももてないまま過ごしている自分に気づきました。そして、1年間無欠席で過ごし、2年生に進級したとき、私は学校をやめるという決断をしました。
学校を辞めてみると、周りのみんなが学校生活を楽しんでいる様子が想像され、それに対して自分だけ何もしていないという気持ちになりました。あせる気持ちもあり、まずアルバイトをして、いつかやりたいことが決まった時のためにお金をためようと考えました。それと同時に、高校卒業の資格は取りたいと、当時ILC青森に在学していた友人の紹介もあって、ILC青森への入学を決めました。
初めは、一度学校を辞めた自分が、もう一度高校生活をやり直せるのかという不安もありましたし、それまでの学校とシステムも違い戸惑うこともありましたが、自分で決めたことはやる! という思いでスクーリングやレポートに取り組んでいきました。アルバイトをしながら学校に通えることに魅力を感じ、両立していく姿を想像しては楽しみにもなりました。
アルバイトと両立してく中で、自分の履修した科目の時間割を確認し、アルバイトのシフトを申請することは、思っていた以上に大変でした。最初は、学校の予定とアルバイトを同時に入れたりして、アルバイト先に迷惑をかけることもありました。それでも、以前のように、朝起きてなんとなく学校に行き、流されるように1日のスケジュールをこなすのではなく、自分で考え、判断して行動することが増え、自己管理する力がついてきたなと、半年ぐらいたったころには感じるようになりました。
アルバイトをする中でも多くのことを学びました。
私はもともと、人と関わることが好きだったので、お客さんとコミュニケーションをとることがとても楽しく感じられました。さらに、笑顔で接客することや、相手の立場に立った小さな気遣いを心がけることで、お客さんから、「接客が丁寧だ」とか、「笑顔がよい」などとほめていただくこともあり、大きなやりがいを感じました。
また、一緒に働く仲間のおかげで、一人で頑張るのではなく周りと協力することや、周りをよく見ることの大切さを学び、それが働くことの楽しさにつながっていることを感じました。
同じお店でアルバイトを2年間続けて、自分自身が成長できたとても貴重な時間だったと実感しています。
以前は、将来何がしたいのかわからず不安を感じていましたが、今は、古着屋さんの仕事がしたいという夢をもつようになりました。学校生活やアルバイトを通し、さまざまな人と関わる中で、自分の好きなことや挑戦したいことを見つけることができました。卒業後は、しばらく今のアルバイトを続け、夢に挑戦する力をつけていきたいと考えています。
これまで、学校のことや進路のことなど、たくさん迷ったり悩んだりしてきましたが、その一つ一つがあったからこそ、今の自分がいるのだと思います。
そして、今日まで、私が学校を辞めた時にも、ずっとそばにいて支えてくれた両親に感謝します。これからは、自分で選んだ道を自分の力で歩み、いつか「この道を選んでよかった」と両親にも思ってもらえるように頑張っていきます。
令和8年9月18日
卒業生代表






