お知らせ

本校留学生 戴くんがUCL(University College London)に合格しました!

中国からの留学生 戴(ダイ)くんが
世界大学ランキング ベスト7の
UCL(University College London)に合格!

 外国語コース留学生クラス3年に所属する中国からの留学生、戴 顧燁(ダイ コヨウ)くんが、イギリスを代表する総合大学で世界大学ランキングTOP100(*注1)で7位に位置付けられているUCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)(*注2)への受験に挑戦し、合格の通知を手にしました。

 

街の中が綺麗で、住む人々がとても親切な
日本で学びたいと思いました

 生まれは中国の無錫市(*注3)。
 「仙台育英に来る1年前、家族と大阪へ旅行に来ました。そこで感じたのは、日本の街はとてもきれいだし、人がとても親切ということ。高校からは海外に出て勉強してみようと思っていたのですが、この大阪への旅行の体験で、“日本で勉強しよう!”と決めたのです。」
 中国で約1年間、日本語の猛特訓後に留学生として仙台育英へ。最初の1年間は英進進学コースで学びました。
 「日本に来る前に日本語は勉強したので大丈夫かと思っていたのですが、少し考えが甘かったようです。クラスメートとのふだんの会話はなんとかなったのですが、先生の話になると、特に国語や社会などは理解できないことが多くて…。授業についていけるよう必死で日本語を勉強しました。」
 猛勉強のかいあって、日々の授業にもついていけるように。さらに、1年生時、戴くんにとってはその後の仙台育英での2年間の大きな変化のきっかけとなる出合いがありました。外国語コースのIB(国際バカロレア)クラスの存在を知ったことです。
 「2年生時から外国語コースIBクラスで受講できるIBDP(国際バカロレア ディプロマ プログラム)について説明を受ける機会があったのです。この内容は僕が理想としている学び方にぴったりで、魅力的に感じました。僕の能力の可能性を広げてくれるのではと、大きな期待を持つことができたのです。」
 それと、外国語コースに移れば、新しい仲間が増える期待もありました。 
 「外国語コースにはカナダやメキシコ、アフリカの国など、さまざまなところから来ている留学生がたくさんいました。そんな留学生たちとコミュニケーションを持つ機会を持ってみたいとも思ったのです。」

 

2年生時にIBクラスで1年間学んだことが
憧れのUCL受験の際に大きく役立ちました

 そんな期待から、2年生からはIBクラスに所属し、プログラム受講をスタート。戴くんの仙台育英での留学生としての日々は、大きく変わりました。
 「IBのプログラムのテーマは、“グローバルシチズンをめざす”こと、そのために“心を広くひらく”こと、そして“物事に対してさまざまな視点を持って新たな知識を吸収していく”こと... このような内容なのですが、実際に受講をスタートしてみて、素晴らしいプログラムだと実感しました。」 
 IBでの授業は普通のクラスで受けていた授業とはまったく違うものでした。
 「与えられたテーマに対して、自分はどう考えるか、どのような意見を持つか、そしてそれをどう伝えるか...これの連続です。授業前には準備も必要ですし、レポートなどの課題も出されます。また、大学の「哲学」のようなTOK(Theory Of Knowledge=知の理論)という科目もありました。」
 レポート、エッセイの課題には苦労することもありましたが、これらは後になって大学合格成功の大きな要因になっていたことに気づきました。
 戴くんのIBDP受講は2年生時の1年間。
 「受験すべき大学が決まったので、3年生になってからは外国語コース留学生クラスに所属し、受験に必要な参考書を入手して、目的を受験1本に絞った勉強に専念しました。」
 UCLの試験はレポートの提出。これを仕上げるのに、IBクラスで学んだことがとても役にたったと話します。結果、先に挙げた世界の大学ランキング第7位に輝いているUCLにたどり着きました。

 

できるだけ友達をつくり、そして
一生懸命勉強してください

 中国から仙台育英に留学して、希望する大学合格へとたどり着いた戴くん。UCLに進学後は経済学とヨーロッパの歴史を学び、基礎を終えたら“Information Management for business”課程で学び、将来は証券会社や銀行などで財務関係の仕事に携わっていきたいと話します。
 「卒業してからはイギリス、日本、中国、あるいはヨーロッパ…僕自身が魅力的と思った場所で、仕事をしていきたいと思っています。」
 最後に、後輩たちへのメッセージ。
 「仙台育英に入学したならできるだけ友達をつくり、そしてできるだけ一生懸命勉強してください。そうすれば、あなたの将来への道はきっとひらけるはずです。そして、可能ならぜひIBに挑戦してほしい。IBクラスでIBDPを受講するなら、挑戦しがいのある6つの科目とコア科目があなたを待っています。これをしっかりやり遂げれば、あなたの思考力は深まることでしょう。そして世界とコミュニケーションする能力も同時に身につくはずです。」

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  • 育英国際センターの先生方と

*注1:
世界大学ランキングとは、高等教育機関をさまざまな指標によって順位付けした国際的な大学ランキング。イギリスの大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ社(Quacquarelli Symonds :QS)」が毎年9月に公表している世界の大学のランキング。QSによる2018年度のランキング・ベスト7は以下の通り。 

QS 世界大学ランキングTop7【2018年度】

1 マサチューセッツ工科大学(MIT)【USA】
2 スタンフォード大学【USA】
3 ハーバード大学【USA】
4 カリフォルニア工科大学(Caltech)【USA】
5 ケンブリッジ大学【UK】
6 オックスフォード大学【UK】
7 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)【UK】

*注2:
UCL(University College London)は、ロンドン大学(University of London)を構成する、イギリスを代表する研究志向の総合大学であり、ロンドン最大の高等教育機関。UCLは、QS World University Rankings において、2007年以降、常に世界のトップ10以上の評価を受けている。(Wikipediaより)

*注3:
中華人民共和国江蘇省の南部に位置する市。改革開放以来、急激に工業が発展し、とりわけ日本企業の進出が多い。(Wikipediaより)