お知らせ

ILC青森 第16回後期卒業式

高校卒業資格を手に
新たなステージへと旅立ちます

 3月4日(日)、仙台育英学園高等学校 広域通信制課程ILC青森の平成29年度 第16回後期卒業式がILC青森校舎を会場に行われました。この日高校卒業資格を得たのは36名の卒業生。晴れやかな表情で加藤雄彦校長先生の手から卒業証書を受け取りました。
卒業生代表による答辞全文と平成29年度卒業生の進路状況をここにご紹介します。

卒業生代表答辞【全文】

平成29年度卒業生 進学及び就職状況

 

卒業生代表答辞【全文】

 私が今、とても大切にしていること、それは感謝です。

 私は、幼い頃、怖いもの知らずでなんでも勢いと運で進んでいましたが、中学校に上がりコンプレックスや悩み事が増え、低血圧などで昼夜逆転をし、未来に不安を覚えていました。

 それでも高校に合格し、何ということもなく日々を過ごしていました。ただ、当時は自分というものを持っておらず、人に流されることが多かったです。1年間過ごしているうちに、自分のやりたいことや現実と向き合うことができていないことに気付き、学校を休む日や、保健室に駆け込む日が増えました。

 当時は自分のことを好きではありませんでした。そんな時、担任の先生が仙台育英学園高等学校ILC青森への転入を進めてくださいました。

 入学して間もない頃は、希望より不安が大きく、進んで通学することができていませんでした。
 ですが、自分の心や過去ときちんと向き合っているうちに、 「私の未来には希望がたくさんある」 「感謝できることが山ほどある」 という考え方に変わって行き、気付いたら自ら進んで学校へ通っていました。学校が好きになっていたのです。

 ILC青森は、自分の意思で通学し、学習することができ、先生方も優しくて、生徒同士が仲良くできる温かい雰囲気の学校でした。スキースノボ研修やボウリング大会、種差海岸ウォークなどの行事にも参加し、積極的に楽しむことができました。  これから進む道が違っても友人達と一緒に頑張って勉強したことは、ILC青森での高校生活の日々で大切な思い出となっています。

 今、こんなにも充実し恵まれた環境にいると気付いた時、心の底から嬉しく思いました。生まれて18年目の高校3年の時にようやく本当の自分と向き合うことができたのです。

 素直な心で生き、心がときめくことや思わず笑顔になれるようなことをしていると失敗することがあっても、生きている実感があり、とても楽しいのです。

 今の私は「心が喜ぶことをしてあげる事」「何があっても自分の味方でいてあげる事」「どんな自分も愛す事」のように幸せな気持ちになれることを選択しています。

 これから私は新しい道へ進むのですが、この先もずっと正直で心地良い選択を積み重ねて行きたいです。

 反抗期真っ盛りの私をまるごと受け入れて成長を見守ってきてくれた家族や親族、一緒に居るとホッとした気持ちになれる親友、挨拶をすると笑顔で返してくれる先生方をずっと大切にしていきたいです。

 これから出会う沢山の人達の良い所を見つけ、今ある様々な幸せに感謝し、精一杯私なりの道を歩んでいきたいです。こんなに素敵な気持ちにしてくれた高校生活に感謝、本当に、ありがとうございました。

平成30年3月4日
卒業生代表
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平成29年度卒業生 進学及び就職状況


【大学】
八戸学院大学(健康医療学部人間健康学科)
八戸学院大学短期大学部(幼児保育学科)(28年度卒)
北星学園短期大学部(英文学科)
聖徳大学(通信教育部)
横浜商科大学経営情報学科
東洋学園大学人間科学部(29年度前期卒)

【専門学校】
青森県立八戸工科学院 制御システム工学科
東京電子専門学校 情報処理科
北日本ハイテクニカルクッキングカレッジ
SSK情報ビジネス専門学校
八戸理容美容専門学校 美容科
八戸市立高等看護学院
東京美容専門学校(ヘアスタイリストコース)
日医医療事務八戸校
盛岡医療福祉専門学校(柔道整復学科)

【就職】
自衛隊
自衛隊(29年度前期卒)
兼田歯科クリニック
AVILLA STAGE所属(芸能活動)
若野ホンダ株式会社
ファミリーマート
自営(ブリーダー・農業)
石岡燃料スポーツ店
ホテルパサージュII(29年度前期卒)
(株)アツギ(29年度前期卒)
(株)オーエスアドバンス(29年度前期卒)
広陵開発(29年度前期卒)