“書の甲子園”で全国準優勝!
個人で大賞、秀作賞を受賞しました
- ▲「第26回 書の甲子園」展示会場(大阪市立美術館)で【2018年2月】
『書の甲子園』とも呼ばれている第26回国際高校生選抜書展(毎日新聞社、毎日書道会主催)。同展において、本校書道部が全国準優勝という快挙を成し遂げました! 準優勝は2010年以来2度目、そして東北地区優勝は3年連続8度目の受賞です。
本書展には19の国および地域からの1万5600点を超える応募がありました。その中から、個人では3名が入賞。大賞に阿部莉奈さん(外国語コース3年)、 中島結衣さん(特別進学コース2年)の2名、そして秀作賞に渡辺帆南さん(特別進学コース3年)が選ばれました。
- ▲表彰式は2月4日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社 オーバルホールで行われました。
受賞した生徒からのメッセージ【※学年・コースは平成29年3月時点】
全国準優勝・東北地区 団体優勝
部全体の団結力の強さが
全国準優勝という結果に結びついたと思います
「全国優勝」を目標に一年の活動に取り組みました。今年度は例年度の倍の回数の校内合宿を重ね、全国の強豪校との合宿をする機会も頂きました。日々の活動では各人が成すべきことをよく考えて取り組み、また部員同士で支え合うこともよくできていたので、団結力の強さが今回の全国準優勝という結果に結びついたと思います。共に全国の頂点を目指した仲間と常に的確なご指導をしてくださった先生方への感謝の気持ちでいっぱいです。新たなスタートを切った後輩たちには今回の経験を糧に精進を重ね、全国制覇への階段を駆け上がってほしいと思います。
大賞
諦めずに挑戦し続けた結果、
大賞を受賞することができました
今回の大会で、部全体として7年ぶり2度目の全国準優勝と初の3年連続8回目の東北地区優勝を果たすことができました。それに加え、私自身、大賞を受賞することができ、応募総数15600点以上の作品の中から上位二番目の賞に輝けたということを本当に誇りに思いますし、高校3年間で、諦めずに何度も挑戦し続けてきて本当に良かったと感じています。今回の私の作品は、全紙に100個の印を押印したものでした。1つの印を刻すのに最低3時間はかかり、100個の印を押印するのに8時間はかかりました。本当に皆さまのおかげでここまで来ることができました。3年間、応援していただいたことに感謝しております。
大賞
昨年の悔しい思いをばねに
最高の作品にしようと努力しました
今回、国際高校生選抜書展で大賞を受賞させていただきました。昨年の同展で私は入賞することができず、落選というかたちになり、とても悔しい思いをしました。国際高校生選抜書展は「書の甲子園」とも呼ばれており、本校書道部が毎年力を入れている展覧会なので、余計に悔しかったです。その思いを今年の作品に込めて、自分が満足できる最高の作品にしようと努めました。
最後の一枚を書き上げるまでには様々な葛藤や困難がありましたが、先生や先輩方をはじめ、多くの方に支えられて最高の一枚に仕上げることができました。ありがとうございました。
秀作賞
辛いときにも成長できたのは
書で表現する楽しさを知っていたからです
3年目の今年、私は昨年から取り組んでいた課題を深めることができ、このような結果に結びつけることができました。私が作品製作の過程で学んだことは、作品とそして自分と向き合うことでした。これまで自分が満足した作品を書けず悔しい思いをしたことも多くありましたが、結果を自分の成長だと受け止め、工夫することで次に繋げることができました。どんなに辛いときでも、書くことをやめず、成長できたのは、私に書で表現する楽しさを教えてくれた渡邊先生や部員、そして支えてくれた方々の存在があったからだと心から思います。