お知らせ

秀光 在校生と卒業生との懇談会『在卒懇』

大学生活を送る先輩に、
大学受験を乗り越えるための貴重な話を聞いてみよう

 6月9日(土)、毎年恒例となっている在校生と卒業生との懇談会こと「在卒懇」が開催されました。在校生にとって、憧れの大学生活や受験勉強の方法など、先輩たちの“生の声“を受け取ることができる貴重な行事です。この日は、全国各地の大学に通う5名の卒業生が後輩たちのために駆けつけてくれました。
 まずゼルコバホールで秀光の全学年を対象に、全体会がおこなわれました。先輩たちは自己紹介のあと、秀光在学中の思い出や、やっておいてよかった勉強法、大学受験に関するアドバイスなど、たくさんのことを話してくれました。会場からの質問に対しても丁寧に答えてくれて、生徒たちも真剣な表情でメモを取っていました。
 続く分科会は、高等学校課程の生徒を対象に、理系と文系に分かれて行われました。気軽に質問することもできる近い距離で、より詳しく先輩たちの話を聞くことができました。

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  • ▼分科会の様子
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在卒懇に出席した卒業生の在籍大学

【理系】
東北大学 理学部 生物系 中村さん
宇都宮大学 農学部  生物資源科学科 佐藤さん
東邦大学 医学部 医学科 柏崎さん


【文系】
立命館大学 法学部 法学科 板橋さん
上智大学 総合人間科学部 心理学科 中野さん

 

卒業生から在校生へのメッセージ【全体会より抜粋】

■東北大学 理学部 生物系 中村さん

秀光在学中は塾などに通っていなかったので、自分で問題集を選び、それを絶対にやり抜くと決めて取り組みました。また3年生からスポーツチャレンジの実行委員を務め、6年生では委員長を務めました。準備で忙しい中で勉強との両立をどうするか、ということを学ぶことができたと思います。

 

■宇都宮大学 農学部 生物資源科学科 佐藤さん

2次試験で受験する生物は記述の問題が多かったので、先生にお願いして添削をしていただきました。英語は、授業で分からなかった単語をノートの端に書き、空いた時間に調べてボキャブラリーを増やすことを続けていました。大学では全て英語で行われる講義があるのですが、そのときの努力のおかげで、ついていくことができています。

 

■東邦大学 医学部 医学科 柏崎さん

目指す場所を決めるのはとても大事ですが、目標は2種類必要であると思います。1つは長期的な目標、もう1つは「次のテストで○○点を取る」のような短期間で達成できる目標です。中学校課程の皆さんも、まずは自分にあったレベルの問題集から始めて、そこから上にレベルアップをしていくことを目指してみるとよいと思います。

 

■立命館大学 法学部 法学科 板橋さん

推薦で一足先に進路が決まったのですが「受験は団体戦」という言葉を忘れずに、最後までクラスの雰囲気を乱さないよう、気を抜かずに授業や講習を受けていました。実際に、講習で取り組んだものと同じ形式の問題がセンター試験にも出題されました。高校になるとどうしても受験勉強に使う時間が多くなってしまうので、中高一貫の強みを生かして中学校から色々なことにチャレンジしていくことをお勧めします。

 

■上智大学 総合人間科学部 心理学科 中野さん

在学中はオーケストラ部とインターアクト部に所属し、勉強との両立を目指して努力を続けました。思った以上に大変でしたが自分で決めたことだと思い、やり抜きました。今振り返ると、部活動で先輩・後輩など他の人とたくさん関わる時間があったことが、心理学に興味を持つきっかけになったと思います。