お知らせ

秀光中等教育学校 第16回卒業証書授与式

秀光で学んできたことを
一人ひとり社会で発揮していきましょう

  • ▲在校生から卒業生に、卒業を祝うコサージュが贈られます
 
 秀光中等教育学校の卒業証書授与式が2月28日(木)、宮城野校舎のゼルコバホールを会場に行われました。この日、秀光中等教育学校の前身である秀光中学校の開校より数えて第18期生が卒業証書を授与されました。
 式では、加藤雄彦校長先生の手から卒業生に卒業証書が手渡され、続いて成績優等賞や精皆勤賞など各賞の表彰が行われました。6年間の功績を讃える『秀光グランプリ』には工藤くんが選ばれ、校長先生から賞状と楯が贈られました。

秀光グランプリ 受賞者 表彰内容

『Outstanding Achievement Award』 工藤くん(古川第四小出身)

 あなたは在学中、学業と部活動、学校行事に熱心に打ち込みました。特に学業に対しては常に高い目標を掲げて努力を積み重ね、加藤利吉成績優等賞を6年連続で受賞しました。 オーケストラ部ではコントラバス奏者として秀光祭で活躍するとともに、全国高等学校総合文化祭への2年連続出場に貢献しました。各学年の合唱コンクールではピアノ伴奏を務めてクラスを牽引する役割を果たしました。何事に対しても強い意志と向上心を持って努力し、深く突き詰めていく姿は多くの生徒たちからの信頼を集めました。仙台育英学園の生活信条7カ条をよく体現し「Outstanding Achievement Award」にふさわしい人物として、ここに賞します。

式辞、送辞、答辞

校長先生からの式辞【一部抜粋】

 鎌倉の大仏で有名な高徳院の境内に、「人はただ愛によってのみ憎しみを越えることができる。人は憎しみによっては憎しみは越えられない」という仏教の言葉が刻まれた顕彰碑があります。この言葉は、J・R・ジャヤワルデネ前スリランカ(当時はセイロン)大統領がサンフランシスコ講和会議における演説で引用したもので、第二次世界大戦後の日本に対する慈悲の心が込められています。皆さんも慈悲の精神を持って社会に出てほしいと思います。
 国際社会において戦争のない世界になるように、秀光で学んできたことを思い出して皆さんが一人ひとりその力を発揮していってください。

在校生からの送辞【一部抜粋】

生徒会会長 5年 小椋くん (多賀城東小出身)

 今日まで私たちを導いてくれた先輩方に感謝の気持ちでいっぱいです。先輩方は自らも忙しいにも関わらず、親身になって私たちの悩みに耳を傾けてくださいました。私たちは素晴らしい先輩方とこの学び舎で学校生活をともにできたことを誇りに思っています。お別れするのはとても寂しいですが、私たちはこれまでの経験を生かし先輩たちが築き上げてきた秀光中等教育学校に誇りを持ち、しっかりと伝統を継承し、発展させていきます。

卒業生からの答辞【一部抜粋】

卒業生代表 和賀くん (多賀城東小出身)

 6年間、たくさんぶつかり合い、話し合い、理解しあってきた18期生の仲間たち。自分の感情をありのままにさらけ出す私たち生徒を、広い心で受け止めてくださり、支えてくださった先生方。そして、いつも無条件に愛情を注いでくれた家族。私たちはいつまでも感謝の気持ちを忘れず、本校の建学の精神を胸に抱き、自分が幸せな人間であることを自覚し、そして他の人を幸せにできる人間になっていきたいと思います。

答辞全文

 

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