お知らせ

秀光 『第15回関数グラフアート全国コンテスト』で優秀賞を受賞

関数グラフで描くアートに生徒が挑戦!
応募作品が優秀賞を受賞しました

 『第15回関数グラフアート全国コンテスト』で、仙台育英学園高等学校 秀光コース1年の佐藤美桜さん(多賀城東小出身)の作品「Merry Christmas」が優秀賞に選出されました!  秀光コース1年生が数学MYP「図形と方程式」の単元において、グラフソフト「Desmos」を用いて関数グラフを使ったアート作品を作成しました。生徒作品の中から特に優れた作品5点を『関数グラフアート全国コンテスト』を応募したところ、佐藤さんの受賞につながりました。
《関数グラフアート:関数を用いて表現するアート・パフォーマンス。数式の使い方のうまさと(数学力)と、美しさ(芸術性)が評価されます。また本大会には毎年約1000点を超える応募があり、昨年度(2017)は8点が優秀賞に選ばれています》

*秀光では国際バカロレアDPにつながるMYP(Middle Years Programme)を導入し、新しい学習のかたちを進めています。(詳しくはこちら

受賞した佐藤さんから

  • ▲仙台育英学園高等学校 秀光コース1年 佐藤 美桜さん(多賀城東小出身)

先生のお手本、クラスメイトの作品に刺激を受けました
 

 授業ではじめに、先生が作成したお手本を見せていただきました。関数グラフアートにアニメーションもついている作品で、花火が上がっていました。そこで“すごい、この作品を越えたい!”と、私のやる気に火がつきました。最初は自宅で飼っている犬を描いていたのですが、関数次第でどんな線でも描けるということに気づいてからは、どんどん周りに追加していきました。
 応募した作品で苦労したのはサンタの白いひげを表現したいのに、白色を設定できなかったことです。そこでサンタの周り全体に色を敷いて、下地の白を活かそうと思いつきました。他にも赤と黄色を重ねることで茶色を表現してみたり、先生のお手本と同じく全体にアニメーションをつけたり、挑戦し続けました。
 データはクラウド保存なので普段授業で使うOWN PCはもちろん、スマートフォンで空き時間・移動時間も使って作りました。ほかのみんなの作品もレベルが高く、私も負けたくない!と思えたこともモチベーションアップに繋がったのだと思います。
 数学が一番好きな教科なのですが、今回グラフアートに挑戦したことで数式を使うことでこんなにも多くの線が描けることが分かり、驚きました。今後もさらに深く学んでいきたいです。

 

 

 今回の受賞によって、2019年8月に開催されるグラフアートカンファレンスに参加します。当日は制作するにあたって工夫した点などをポスターで発表します。そのプレゼンテーションにもとづき最優秀賞・特別賞等が選出されます。
 カンファレンスは少し先で、これからプレゼンテーションの準備を進めていきます。「喋りに自信がないのですが、頑張りたいです!」と話す佐藤さん。嬉しい報告を待っています!