少しでも地域の役に立てるよう
皆で力を合わせ頑張りました
ILC青森では7月25日(木)、八戸市鮫町にて「オオハンゴンソウ駆除ボランティア」を行いました。
オオハンゴンソウは非常に繁殖力が高く、生態系に影響を及ぼす特定外来生物に指定されています。当日は生徒9名、保護者4名が参加。夏の日差しが照りつける中で約2時間、種差海岸ボランティアガイドクラブの皆さんのご指導のもと、オオハンゴンソウの根1366本を駆除しました。参加者同士で触れ合いながら、自然環境を守る大切さを学ぶことができ、とても充実した一日になりました。
ボランティア参加生徒からの感想文
特別活動の楽しさとやりがいを
改めて感じることができました
M.U
私はボランティアに参加して、思っていたよりも体力使ったしたくさんオオハンゴンソウも抜けたし満足でした。何よりみんなと協力して、コミュニケーションとりながら楽しく活動できてよかったです。最初は、虫も沢山いるし、バラの茎のとげでけがするし、あんまり草が生えている方の奥には行きたくなかったけど、みんなとオオハンゴンソウ抜いてるうちに楽しくなってきて、自分から奥まで行ってたくさん抜きました。奥にあるオオハンゴンソウの方が大きくて、抜きがいがあって楽しかったです。学校の特別活動は、一生懸命やればやるほど楽しいし、やりがいもあるなあと改めて感じました。また生徒同士が触れ合える場でもあり、友達も増えるし、これからもできるだけたくさん参加したいなぁと思いました。次は11月かな。楽しみー!
地域の役に立つような活動に
今後も参加していきたいです
K.S
今回、オオハンゴンソウ駆除ボランティアに参加しましたが、正直思っていたよりとても大変でした。体力的につらかったのですが、母と協力して100本近くは抜けました。ただ、根が深くてなかなか抜けなかったり、途中で茎が折れてしまったりして、一本抜くのにもかなり時間がかかった気がします。でも市民団体の方々が優しく笑顔で教えて下さったおかげで後半の方には効率的に素早く抜けるようになりました。少しでも市民団体の方々のお役に立てたらいいなと思います。ボランティアが終わった後、家の周りを見てみたのですが、オオハンゴンソウがたくさん生えていて繁殖の高さにとても驚きました。綺麗な植物が枯れてしまうのは嫌なので、定期的に抜いて、少しずつ家の周りもきれいにしていきたいと考えています。また、機会があったらこのボランティアに参加して地域の役に立てたらいいなと思います。
来年はもっと多くの仲間と
駆除活動に取り組みたいです
A.O
7月25日に、外来植物であるオオハンゴンソウの駆除活動を行いました。オオハンゴンソウは、外来生物法で特定外来生物に指定されているキク科の植物だそうで、見るのも聞いたことも初めてでした。約20名ほどでいざ藪の中へ入ってみると、正直最初は普通の草と区別がつきませんでした。根も幅広く広がっていて、高さには自分の背の何倍もあり、後半は暑さと体力の限界でした。一週間前にも、地域の方が駆除活動したらしく、ぱっと見はいい感じに少なくなっている様子でした。ところどころに、しれっと咲いている株が数本あって「よしっ!」と言いながら、また活動開始。藪をかき分け奥に進んでいくと、オオハンゴンソウのお花畑が広がっていて、もうやる気を失いました。ですが、一つのオオハンゴンソウを2人や3人で協力して何とか駆除できました。参加者全員が汗して作業され今回の駆除を終えましたが、この防除作業は、続けていくそうです。人の力は微力で限られていますが、こうして駆除活動を続けることが、増殖を低下やストップさせることができる証拠でもあると思います。また来年は、もっと参加者を増やして参加したいです。