お知らせ

秀光『中学生の「税についての作文」』で入賞しました

「いのちを守る税」をテーマに…。
東北税理士会会長賞を受賞!

 租税教育を広めるための中学生の「税についての作文」(国税庁・全国納税貯蓄組合連合会主催)が令和2年度も開催され、秀光中等教育学校3年小池さん(新田小出身)の作文が東北税理士会会長賞に輝きました。
 小池さんのテーマは「いのちを守る税」。令和2年度は、仙台国税局管内では409校から15,770編の応募があり、同賞は計2編が選ばれています。本校内にて賞状と副賞(ペンとペンケース)が授与され、小池さんは「日ごろから作文は書いており読書感想文の入選はいくつかありましたが、このような大きな賞は初めて。副賞のペンとケースは高校生になっても長く使えるデザインでうれしいです」と笑顔を見せてくれました。

秀光中等教育学校3年 小池さん(新田小出身)

危険な通学路の問題を解決した
新しい信号機の記憶がテーマ

 秀光では常日頃から作文を書く機会が多く、今回の「税についての作文」も、夏休みの宿題のひとつとして挑戦しました。タイトルの「いのちを守る税」は小学生のときの体験からきています。通学路の交通量の多い場所に横断歩道があり、特に通学時間はとても危険でした。道幅が狭く、信号機の色が変わると横断歩道を一気に走って渡ろうとする児童と、急いで走行する車が接触しそうになることがありました。母を含む保護者が心配して毎朝誘導してくれましたが、しばらく危険な状況は続いていました。
 その後、母から信号機が「歩行者分離式の押しボタン式」になったと聞いたのです。社会科の授業で押しボタン式の信号機は約270万円と習ったことがあり、その予算はどこからきたのかと気になり母に質問すると、その費用は国民が納めている税金が使われていて、私たちの命を守ってくれていることを教えてくれました。その「いのちを守る」という言葉が私の心に響き税金への興味につながり、今回の作文のタイトルになりました。現在はみんな安心して通学しています。

大きな賞を初めていただき
税についても身近に感じられました


 読書感想文の入選は何度かありましたが、今回のような大きい賞は初めて。今回の税の作文を書いて、税金を身近に感じることができました。税金については、両親が所得税について語り合っているのを耳にしたときに用語に興味をもち質問したことがあります。母が運転する車の助手席に乗り、いろいろ教えてもらったことも受賞につながったのではないかと思います。