お知らせ

秀光「税に関する高校生の作文」で入賞しました

暮らしと密接に関わる
税についてをテーマに執筆

 租税教育を広めるための「税に関する高校生の作文」(国税庁主催)が開催され、仙台育英学園高等学校 秀光コース2年の新免さん(天真小出身)の作文が中税務署長賞に輝きました。テーマは「税が繋ぐ助け合いのバトン」です。令和3年度は、全国1,563校から178,807編の応募がありました。11月には仙台中税務局の方々が来校し、賞状と副賞を授与されました。新免さんに賞状が手渡されると、執務室は大きな拍手に包まれました。

秀光コース2年 新免さん(天真小出身)

税がたくさんの人を救っているということを
自分自身の経験と重ねて

 「税が繋ぐ助け合いのバトン」という題名で作文を書きました。今まで自分自身が経験してきたことを元に、税をバトンに見立て、税金という精度は人と人とが手をつなぐ行為である、ということを伝える内容にしました。
 私は生まれつきの基礎疾患があり、手術を受けた経験があります。手術は一般家庭で負担するとなるとかなりの額になります。その時に税金から手術費を補助してもらったことで、大変助かったことがあります。世間一般では「税金」と聞くと、負担に感じる人もきっと多いと思います。しかし、ただ負担をするばかりのものではないのだという認識を持つきっかけになってほしいと思い作文を書きました。そして私の経験のように、税がたくさんの人を救っているのだということを伝えられたらと思います。

 クラスボックスには常に生徒が応募できる検定やコンクールのお知らせが入っています。そこで今回の作文コンクールを知り、税についてもっと知ってもらいたいという気持ちがあったので書くことを決めました。過去に一度入選をいただいたことがありましたが、大きな賞をいただくのは初めてのことで嬉しく思います。
 作文を書くにあたって、税の仕組みについて詳しく調べました。その中で、税は私たちの生活のあらゆるところに関わっているのだと改めて知ることができました。