お知らせ

秀光コース3年生が第4回GTE® ビジネスプラン・グランプリで「TOP30賞」に選出されました

IBDPにおけるCAS Projectの一環として
今回の活動に取り組みました

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 GTE® ビジネスプラン・グランプリは中学・高校生を対象としたコンテストで、アントレプレナー育成(起業家教育)プログラムの一環として2022年度から開催されています。
今回、秀光コース3年生の岡本さん、太田さん、阿部さんのチームが参加し、日本語部門において「TOP30賞」に選出されました。
 このチームは、「GiftAct あなたの1枚が社会を動かす一歩に! ~QUO・図書・ギフトカード募金~」というプラン名のもと、単体で使い切ることの難しいギフトカードに着目し、その未使用残高を寄付団体に送金できる仕組みをビジネスプランとして考案しました。
 リーダーを務めた岡本さんは、これまでに取り組んできた東北大学とのアントレプレナーシップ英語講座やHult Prize 東北大学ビジネスアイディアコンテストを通じて得た学びの集大成として、IBDPにおけるCAS Projectの一環として今回の活動に取り組みました。相互に学び合うことも多く、参加者それぞれにとって有意義な時間を過ごせたようです。
 参加した3名の生徒の振り返りをご紹介します。
 

生徒の振り返り-01

秀光コース3年 岡本さん
 
 アントレプレナーシップ講座の受講などを通じて培った経営や起業に関する知識を実践に活かしたいと考え、このコンテストに応募しました。活動では、「ギフトカード1枚を現金なしで使い切ることができない」という問題に焦点を当て、競合優位性やビジネスモデル、収支計画といった実際のビジネスでも必要となる要素の具体的な調査にメンバーと取り組みました。
 ファイナリストには届かなかったものの、TOP30賞を受賞できたことは、企画立案や資料作成、チーム運営などのスキルを向上させるとともに、大学で学びたいと考えている経営やマーケティング分野への理解をさらに深めることができ、進路選択にも役立つと感じています。
 

生徒の振り返り-02

秀光コース3年 太田さん
 
 他のメンバーがビジネス分野に興味を持っているなか、私自身はあまりビジネス分野に関わる機会が少なく、現在は法学系の進路を考えています。しかし、自分の実体験から生まれたアイデアをメンバーがビジネスという形にしてくれたことで、ビジネスの面白さを知ることができ、今回のギフトカードの残高を寄付できる仕組みのように社会問題を仕組みで解決できる可能性にも気付くことができました。また、この活動を通して自分の得意・不得意を知ることができ、今後の自分の成長や進路へ活かせる経験でした。
 最後に、TOP30賞に選んでいただいたこと、そして共に取り組んでくれた2人に感謝しています。
 

生徒の振り返り-03

秀光コース3年 阿部さん
 
 今回のビジネスプラングランプリでは、「使いきれなかったギフトカードの残高を寄付につなげるプラットフォーム」というアイデアで参加しました。社会にある小さな未利用資源を有効活用し、寄付文化を広げるという点で、社会的意義のあるプランだと考えています。個人的な振り返りとして、実際の活動では、チームに対してもっと貢献できることがあったのではないかと感じています。話し合いや資料作成など、他のメンバーに頼ってしまう場面も多く、自分も積極的に関わるべきだったと反省しています。
 このプランは、他のメンバーのおかげで今回の功績につながりましたが、問題点への焦点の当て方や、自分にはない考えやアイデアを持っていて、活動を通して学ぶべきものは多かったと思っています。