お知らせ

第79回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」野生動物保護功労者(環境省自然環境局長賞)表彰式 参加

「シジュウカラガン復活プロジェクト」の
取り組みに高い評価をいただきました


 「シジュウカラガン復活プロジェクト(日本雁を保護する会、仙台ロータリークラブ、東北緑化環境保全株式会社、本学園が共同参画)」が、第79回愛鳥週間 令和7年度 野生生物保護功労者において、環境省自然環境局長賞を受賞しました。
 5月11日(日)、本学園の代表として外国語コース3年生の遠藤さんと亀山さんが虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で行われた第79回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」での表彰式に参加しました。
 「シジュウカラガン復活プロジェクト」は、絶滅危惧種の渡り鳥シジュウカラガンの群れを再び飛来させることを目指して、2022年よりさまざまな活動に取り組んでいます。これからも、環境保護や生物多様性へのユース世代の参画が求められる中、できることを継続していきたいと思います。
 

生徒コメント-01

外国語コース3年 遠藤さん(東仙台中出身)
 
 シジュウカラガン復活プロジェクトに参加して、シジュウカラガンに関する知識だけでなく、自然環境全体への関心が大きく高まりました。今では、日々の生活の中でも「環境にやさしい行動」を意識して選択するようになっています。
 また、動物園や市民センターでの活動では、子どもから高齢の方まで幅広い世代の方々と関わる中で、「どうすれば興味を持ってもらえるか」「どんな言葉や工夫が届くか」客観的な視点を大切にしながら発信することの重要さを学びました。
 このプロジェクトを通して、伝えることの力と、ひとりひとりの小さな行動が環境保全につながるという実感を得ました。これからもユース世代のひとりとして、同世代や地域社会に向けて、自然と共に生きる大切さを発信していきたいです。そして、未来の環境をより良くしていくために、自分自身が行動の一歩を踏み出し続けられる存在でありたいと思っています。
 

生徒コメント-02

外国語コース3年 亀山さん(名古屋 植田中出身)
 
 シジュウカラガン復活プロジェクトに参加したことをきっかけに、環境問題への関心が一層深まりました。
 これまで、子どもたちや高齢者というような幅広い年代のできるだけ多くの方々に、絶滅の危機に瀕しているシジュウカラガンを知ってもらいたいという想いで、動物園や地域の施設で活動してきました。このプロジェクトを通じて得たことは、生きものの知識だけでなく、「自然と人との関わりをどう守っていくか」という大きな問いに向き合う視点です。さまざまな世代の人と関わる中で、伝え方ひとつで関心の持たれ方が変わることを実感しました。伝えることで、人の気持ちや考えが少しずつ変化していくのを感じ、嬉しかったです。また、実際に、イベントにきてくれた方々がシジュウカラガンの模型を見て楽しんでいる姿を見て、とてもやりがいを感じることができました。今後も、ユース世代の一員として、自分の学びや行動を周囲に伝えながら、同世代とともによりよい未来をつくっていきたいです。また、地域の環境保全活動に参加したり、環境に配慮した製品を購入したりなど、さまざまな環境保護にも努めていきたいと思います。