お知らせ

秀光中等教育学校 第15回卒業証書授与式

自分と社会を幸せにするのが皆さんの使命です

  • ▲在校生から卒業生に、卒業を祝うコサージュが贈られます
 
 秀光中等教育学校の卒業証書授与式が2月28日(水)、宮城野校舎のゼルコバホールを会場に行われました。この日、秀光中等教育学校の前身である秀光中学校の開校より数えて第17期生が卒業証書を授与されました。
 式では、加藤雄彦校長先生の手から卒業生に卒業証書が手渡され、続いて成績優等賞や精皆勤賞など各賞の表彰が行われました。6年間の功績を讃える『秀光グランプリ』には中村くんが選ばれ、校長先生から賞状と楯が贈られました。

秀光グランプリ 受賞者 表彰内容

『Most Thoughtful Leader』賞 中村くん(八本松小出身)

 あなたは在学中、学業や学校行事などの活動に熱心に打ち込みました。特に学業に対しては小さな疑問もなおざりにせず、本質的な理解を目指して努力を重ね、加藤利吉成績優等賞を6年連続受賞するという偉業を成し遂げました。秀光祭や合唱コンクールなどの学校行事においても学年を代表する役割を果たし、6年次のスポーツチャレンジでは実行委員長として企画と運営を総括して、見事に成功に導きました。誰に対しても思いやりをもって接し、何事においても深く考えて行動する姿は多くの生徒たちからの信頼を集めました。これらの功績により、仙台育英学園の生活信条7カ条をよく体現して学年を牽引した、「Most Thoughtful Leader」として、ここに賞します。

式辞、送辞、答辞

校長先生からの式辞【一部抜粋】

 17期生の皆さんは秀光の激動期の中にあった学年です。平成23年3月11日に起きた東日本大震災のあと、まだ学園の復興が定まらない中、皆さんは秀光の門をくぐってこられました。皆さんとその保護者の方々の勇気と決断に感謝します。平成27年の4月にはこの新しい宮城野校舎に私たちと一緒に移り、国際バカロレアのノウハウを盛り込んだ教育メソッドなど、新しい挑戦に真摯に取り組んでくれました。皆さんはこれから社会に出て、さらにレベルの高い学業や仕事を続けていくと思います。身につけた力を自分のため、そして他人のために使ってこの社会が幸せな社会になるように努力する、それが秀光中等教育学校を巣立っていく皆さんの役割であり使命だと思っています。

在校生からの送辞【一部抜粋】

生徒会会長 5年 和賀くん (多賀城東小出身)

 今日まで私たちを導いてくれた先輩方に感謝の気持ちでいっぱいです。先輩方は自らも忙しいにも関わらず、親身になって私たちの悩みに耳を傾けてくださいました。私たちは素晴らしい先輩方とこの学び舎で学校生活をともにできたことを誇りに思っています。お別れするのはとても寂しいですが、私たちはこれまでの経験を生かし先輩たちが築き上げてきた秀光中等教育学校に誇りを持ち、しっかりと伝統を継承し、発展させていきます。

卒業生からの答辞【一部抜粋】

卒業生代表 設楽さん (利府小出身)

 お互いを理解し、尊重し合い、心から信頼できる17期生の仲間たちに出会えたことは私の誇りです。また、私たち生徒に真摯に向き合い、真剣に私たちの将来を考えてくださる先生方の存在は、私たちの力強い支えでした。そして、いつも温かく見守ってくれた家族。今度は私たちが家族を支える番です。社会の一員となり、貢献できるよう精進してまいります。卒業して一人ひとり歩む道は違っても、至誠、質実剛健、自治進取の建学の精神のもと、秀光で培った力を糧に世界の問題に立ち向かっていきたいと思います。

答辞全文

 

 卒業式のあとは、秀光の同窓会「欅の会」への入会式が行われました。17期生と秀光との深い絆はこれからも変わらず続いていきます。

Movie