教育と進路

オンライン・ICT授業の事例紹介

化学

電池

情報科学コース2年担当 柳澤俊明


 
 
【単元】電池
【授業のねらい】電池ごとの陽極・陰極の反応の理解。
【教科名】化学
【生徒数】40人
【使用端末】Surface
【使用教材】電子教科書(数研出版 新編化学)

もくじ
  1. 授業概要
  2. 授業の流れ
    電子教科書の効果

1、授業概要

前時の授業から「電気と電気分解」の単元に入っています。前時では電極として用いる金属板について、金属のイオン化傾向を扱い、異なる金属板を使用する理由について学習しました。それを踏まえ本時では様々な電池についてそれぞれで用いる金属板および陽極・陰極それぞれでの反応について学んでいきます。板書に加えて電子教科書に組み込まれているアニメーション等を用いて本時の内容について理解を図るとともに、家庭学習時に活用できるよう電子教科書を主として取り組んでいます。

2、授業の流れ

はじめに、本授業は電子教科書への書き込みとノートへの板書の両方を行っています。より丁寧な説明や具体例などは板書で・アニメーション等は電子教科書で。というように板書と電子教科書の片方のみに割合が偏らないようにしています。
また、これまでの授業の確認・電子教科書への書き込み・章末問題など生徒全体に投げかける内容を扱う際には該当のページをプロジェクターに映し、生徒の取り組み状況に応じて解答の手掛かりとなる部分の強調や、解答の手順等を示しています。

 

【電子教科書の効果】

紙媒体の教科書との最も大きな違いは、アニメーションや実験動画などの資料が含まれていることです。これにより、授業時間の内外で繰り返し説明を受けることができるため、生徒の授業時間内での理解度や定期考査に臨む姿勢などに変化を感じています。授業を行う教員がさらなる使用技術を身に着けることで、より有効的な使用ができると感じています。
 

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