教育と進路

栄光への軌跡

栄光への軌跡 2017
現役大学進学者による大学合格体験記

スポーツ推薦 合格者

志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ

東洋大学

食環境科学部 食環境科学科 スポーツ・食品機能専攻

2017年3月フレックスコース卒業
利府町 しらかし台中学校出身

高いレベルを目指すことが力試しと
モチベーションの向上につながります
大学の練習会に参加し弱点と
通用する部分を実感しました

 大学進学を希望した理由は、将来進む道の幅を広げつつ、レベルの高い環境で部活動に取り組みたいと考えたからです。
 スポーツ推薦という形で進学を決めることができた要因として、3つのことが挙げられます。
 1つ目は、3年間の部活動をよい環境で取り組むことができたことです。私は、幼い頃からサッカーを続けてきました。仙台育英では、女子サッカー部に入部し、毎日の練習に手を抜かず、反復することで技術と精神を鍛えることができました。また、挨拶や礼儀なども学び大学入試の面接はもちろん、これからの社会でも役に立つものを身につけることができ、とても有意義な3年間を過ごすことができました。
 2つ目は、進学に向けて早めに動き出しをしたことです。私は、昨年の3月に最初の行動をしました。監督からの助言もあり、大学の練習会に参加しました。参加してみると、「この大学に行って挑戦したい」という明確な目標ができ、志望大学を決めることができました。高いレベルの中でプレーすることで自分の弱さと通用する部分を実感し、その後の部活動への大きな刺激となりました。周りよりも早く行動することが大事だと感じました。
 3つ目は、私を支えてくれた方々がいてくれたことです。大学への助言をしていただいた監督はじめ、進学の背中を押してくれた両親、3年間の部活動で共に高め合ってきた仲間、たくさんの人のおかげで進学を決めることができたと思います。今、それぞれの人の周囲の人が必ず支えになると考える。だから日々の感謝を忘れず、この生活を当たり前だと思わずに1日を大切に生活していくことがこれからの将来につながっていくと思います。
 高いレベルを目指すことは、不安も多いですが、自分の力を試すことにもつながり、日々のモチベーションを上げるものにもつながると私は思います。

國學院大学

人間開発学部 健康体育学科

2017年3月フレックスコース卒業
神奈川県 横浜市立 南が丘中学校出身

3年間で試合本番だけ頑張るのではなく
練習や体力づくりの大切さを学びました
体を大きくする努力を続け
全国大会に出場できました

 仙台育英での3年間は、私にとってとても充実した高校生活でした。1年生の時は、先輩との体格差やスキルの違いがあまりにも大きすぎて何もすることが出来ませんでした。しかし、私はあきらめることが出来なかったので、食べる量を増やしたり、ウエイトトレーニングを頑張りました。そのかいがあって、入学の時よりは、体重やウエイトの数値が上がり、前よりも当たり負けないようになりました。しかし、まだ自分にあまい部分があり、メンバーには選ばれませんでした。その時私は、もっと早くスキル練習やウエイトトレーニングをすればよかったと思いとても、後悔しました。なので、2年生になった時は朝早く起きてウエイトトレーニングをしたりしました。練習後などには、自分に足りない部分を練習するなどしました。そのかいがあって、2年生の時の全国大会のメンバーに入ることが出来ました。しかし、1回戦の次の日の練習試合でひざの靱帯を切ってしまいました。私は、このケガによって手術をすることになり、半年以上ラグビーが出来ませんでした。ケガをした時は、なにも出来ず、とてもくやしい思いをしました。しかしあきらめずに、ストレッチやウエイトトレーニングなどをしました。あきらめずにトレーニングをしたおかげで、復帰した時にはケガをする前よりも、体が大きくなり、当たり負けないようになりました。そして最後の全国大会ではメンバーに入り、試合に出る事が出来ました。私は長い期間ラグビーが出来なかったので、大学でもラグビーがしたいと思い、進学を希望しました。私はこの3年間で一番感じたことは、本番だけ頑張っても意味がない事を学びました。

東海大学

体育学部 競技スポーツ学科

2017年3月フレックスコース卒業
神奈川県 有馬中学校出身

3年間ラグビーを続けたからこそ
大学進学を実現できたと思います
先生に東海大学の話を伺って
進学を決意しました

 私は大学進学とラグビーで全国大会に出場することを夢みて仙台育英に入学しました。
 ラグビー部に入学した私は、まず、スターティングメンバーに入ることを目標にしてきました。入部してから3ヶ月でスターティングメンバーに選ばれました。正直、私がスタメンになるよりも2つ上の先輩のポジションをずらして組んだほうが圧倒的にいいのではないかと1年間毎日思っていました。試合では指示されるがまま、ただこなすだけでした。私の中ではラグビーに対してのやりがいがなくなっていました。
 1年目が終わり2年生になりました。2年生では全国大会を経験していたのでそれが自信になっていました。2年生の終わりに東北新人の公式戦があり、そこで東海大学の監督に声をかけられました。丹野先生から大学の話をいろいろ聞いてその大学に決めました。3年間やめずに頑張ってきたからこそ大学の方に声をかけてもらったんだなと思いました。3年間決めたことをやり続けるのが重要だったのだと思います。

立正大学

社会福祉学部 社会福祉学科

2017年3月フレックスコース卒業
神奈川県 海老名市立柏ヶ谷中学校出身

多くの人達に支えられてきたことを
忘れず大学で成長していきます
大学でもラグビーを続け
強くなりたいと思いました

 小学4年生の頃からラグビーを始めました。私の兄もラグビーをやっていたので兄みたいに体を大きくし強くなりたいと思いました。中学に入ってもラグビーを続けました。中学3年の時、どこの高校に行くかを考えた際、高校でもラグビーがしたいと思っていたところ、先生やコーチに仙台育英を勧められました。練習に励んでいたところ、仙台育英ラグビー部の丹野監督から「うち(仙台育英)に来ないか」と言われ、私はその時点で仙台育英に入ることを決意しました。
 私には、目標がありました。花園の全国大会に出場することです。その目標を達成するべく、高校3年間をラグビーにかけました。毎日のキツい練習を乗り越え、一日一日を大切にして練習に励みました。しかし、1年生、2年生の時は、試合に出るメンバーにも入れませんでした。3年生になってからは何か自分に足りなかったのかを考えました。その不足を補い懸命に練習に励んだ結果、3年生の最後に花園のメンバーに入り、試合にも出させていただきました。やっと目標にしてきた花園で試合に出ることができました。その時、私は、まだまだ強くなりたいし、大学に進んでからもラグビーがしたいと思いました。

推薦を得るために
人一倍練習しました

 私は立正大学の社会福祉学部を志望しました。オープンキャンパスに行くと、研究設備などが整っていて、サークル活動なども充実しており、ラグビーでは人工芝のグラウンドはもちろんのこと、練習中はGPSなどを使い選手一人一人がどのように取り組んでいるかが把握できるようになっていました。この大学に入るためには、スポーツ推薦をつかみ取るしかありませんでしたが、実力やスキルがなかったので練習オフの日などに誰よりも練習に励みました。その結果、スポーツ推薦をいただき、やっと合格する事ができました。
 ラグビーの監督、後輩や先生など、多くの方々に応援していただきました。このことを忘れずに、これからの大学生活では、成長した姿を見せたいと思います。また親には身近で支えてもらっているので、恩返しできるように、精一杯頑張りたいと思います。

明星大学

経済学部 経済学科

2017年3月フレックスコース卒業
埼玉県 鴻巣町立鴻巣中学校出身

進路を決める時期はすぐに来るので
早くから将来像を思い描きましょう
高校入学から進路決定まで
3年間は驚くほど短いです

 受験するにあたって、学校関係者の方々、部活動の顧問の先生、保護者など、多くの方々に支えていただき、そのおかげで合格することができました。スポーツ推薦入試では、高校3年間で日々取り組んできた部活動と個人面接の2段階にかけられ、得意なこと、不得意なことさまざまなことがありましたが、やりきることができました。
 高校3年間硬式野球部として活動してきました。私は、高校入学時の新たな道へ進む楽しみと、不安から始まり、もう進路を決めなければならないという時間が過ぎていく早さに驚きました。毎日大変だなと思うことはあって忙しいと思うこともありました。しかしだからこそ、部活動に取り組む時間はとても短く、現在の進路が決まってからの時間はとても長く、新たな目標を模索する日々で将来の自分を考えると不安になります。

時間を大切にし目標を
見失わないようにしましょう

 高校生の間はおそらくそれほど将来の自分について深く考えることはないと思います。高校卒業後すぐに就職する人もいると思いますが、多くの人は大学進学または専門学校へ進学すると思います。
 今、私は大学進学が決まりました。しかし、将来の夢、職業もまだはっきりとは見えずにいます。誰もが、必ず通る道ではありますが、思ったよりも早くやってきました。私と同じように、あっという間にこの状況になる人はいると思います。だから、もっと早くのうちから、自分の将来像を思い描いて、形として表れるようにしてほしいです。
 大学進学するにあたり、硬式野球部に入部することが決まっています。高校3年間で学んできたことを、表現できるチャンスでもあります。しかし、進学までの時間は長いです。その期間で、今までしてきたことをやめ、無駄にしてしまっては、全く意味のない高校生活、大学生活になってしまうでしょう。私はそれが嫌です。ただでさえ、目標、将来像も見えていないのだから。だからこそ、目の前の自らが伝えること、行動できることを怠ってしまっては良い事は何も起きません。時間を大切に過ごすと共に、自らの目標を見失わないように生活を送ってください。

神奈川大学

経営学部  国際経営学科

2017年3月フレックスコース卒業
多賀城市 高崎中学校出身

本当に夢があるならば苦手なことも
努力して頑張ることができます
夢が叶うはずと信じて
努力する毎日は楽しいです

 私は、スポーツ推薦で神奈川大学に入学が決まりました。私は3年間女子サッカー部に所属していました。私が神奈川大学を選んだ理由は、女子サッカー部が関東一部リーグで活躍しているのを見て、私も高いレベルの中でサッカーをしたいと思ったからです。そのために私が高校3年間で意識していたことは部活動では日々の努力、学習面では好成績の維持です。まず、部活動における日々の努力ですが、私のストロングポイントはドリブルだと思っているので、毎朝の練習で欠かさずドリブル練習をしたり、放課後の全体練習でも何回もチャレンジすることを心がけてきました。次に、学習面の好成績維持についてですが、好きな事だけでは大学に進学は出来ません。勉強が苦手だからやらないでいると後悔すると思います。私は勉強が苦手でしたが、好きな教科も苦手な教科もどちらにも力を入れて取り組み成績を維持してきました。そういうことの結果として、私が目標としていた大学でサッカーが出来ることになりました。
 何事においても努力はとても大切だと思います。私は今回好きなことで進学が決まりましたが、学業の面でも努力し、成績を維持し続けていたおかげで推薦をいただいたので、苦手でも本当に夢があるのなら頑張れると思います。
 受験対策などにおいても先生方にしっかりサポートしていただき、不安が消えるまで練習をしていただいたので、自信を持って本番に臨むことが出来ました。
 以上のことが、私が3年間努力したこと意識してきたことです。もし、私と同じ夢や同じ推薦を目標にしている人の役に立つとうれしいです。皆さん、行きたい大学に行けるよう努力してください。努力しても必ず叶うわけではありませんが、努力しないで日々を過ごすよりも、とても楽しいと思います。頑張ってください。

関東学院大学

国際文化学部 比較文化学科

2017年3月フレックスコース卒業
石巻市 蛇田中学校出身

テスト前に部活動があっても帰宅後は
熱心に学習し評定はオール5でした
支えてくれた人達への
感謝の心を持ち続けます

 私は関東学院大学へ進学します。この大学を目指したきっかけは箱根駅伝に出場したいと思ったからです。そのためにスポーツ推薦で進学すべく、部活動を頑張りました。春から夏場までは苦労することもありましたが秋に目標としていたタイムを出すことができ、スポーツ推薦で受験することができました。何回か辞めようと思った部活動ですが、1,2年生の時に苦労した時期があったからこその今の自分がいると思います。
 日ごろの学習では、しっかり勉強しておくことがとても大事だと思います。評定が高ければ、推薦をもらえる大学の幅が広がります。私も、中間・期末テスト前は部活動はありましたが、自宅での自主学習に熱心に取り組みました。その甲斐あって評定はオール5でした。面接でも成績の話はされたので、どうやって評定を上げられたのかなど考えておいた方が良いと思います。私はスポーツ推薦で受験しましたが、試験内容が面接のみだったので、その練習をしっかり行いました。面接では、単発的な質問ではなく、1つの質問に対してそれに関した質問を浴びせられる事が多かったので、答えたから安心というような気持ちでいると不意打ちをくらいます。私の場合は、国際文化学部比較文化学科に進みます。そこではこの学部学科で何をどのように学びたいかということを聞かれました。ですから、面接がある場合は、様々なパターンを予測しておいた方がいいです。
 卒業後の進路は、進学、就職いずれにせよ、自分一人ではどうにもすることもできません。先生方や親の助けがあって実現するものだと思います。私も親や先生方、部活動の監督、チームメイトなどたくさんの人の支えがあり、大学に合格することができました。感謝の心を常に持ちつづけていきたいと思います。

関東学院大学

教育学部 こども発達学科

2017年3月英進進学コース卒業
山形県 天童市立第四中学校出身

何事も目標を持ち諦めずに取り組めば
自分のためになり合格に繋がります
部活動で努力したことが
評価され合格できました

 私が大学進学を目指した理由は、将来の夢である保育士を叶えるために勉強して、今まで続けて来た剣道をこれからも続けたいと思ったからです。
 私が高校3年間一番力を入れてきたことは部活動です。全国大会を目指して毎日練習に取り組みました。いくら練習が辛くても、調子が悪くて思うように勝つことができなくても全国を目指し諦めずに取り組みました。そして2年生の新人戦で優勝し、全国の舞台に立つことができました。3年生になって、私達の代で全国の舞台に立つことを次の目標にして頑張りましたが行くことが出来ませんでしたが目標を持ち努力すれば叶い、もし、叶わないとしても自分のためになると思います。そして今まで努力してきたことが自分の進学の手助けをしてくれました。なので、何事も目標を持って取り組み諦めなければ、自分のためになると思います。そして、進学にも繋がってくると思います。
 私は、幼い頃から保育士になるという夢を持っていました。なので、大学でも何を勉強したいか明確に定まっています。これから夢が叶うか、また、大学に進み新たな夢が出来るかまだ分かりませんが、今は、夢があるので進学するうえで、夢に近づくための大学が選べたと思っています。大学選択はとても悩むと思いますが、まずは、将来やりたいことを考えれば大学選択の役に立つと思います。
 これから約1年間しっかり目標を持ち努力をすれば進学にも役に立つと思います。どんなに辛くても諦めずに頑張って下さい。

関東学院大学

経営学部 経営学科

2017年3月フレックスコース卒業
神奈川県 横浜市立南高等学校附属中学校出身

欠席は学習や部活動で遅れをとるので
体調管理を徹底しましょう
ラグビー部での好成績が
推薦合格に繋がりました

 私はスポーツが好きで、ラグビーを続けるために大学進学を選択しました。
 私は高校1年生の時からスターティングメンバーとして試合に出させて頂きました。夏の合宿や全国大会を通して、1年生の時には体格差の違いや体の強さの差を実感させられ、2年生の時には個々のスキルの重要さやチームのコミュニケーションの大切さを学びました。高校ラグビー最後の年となる3年生では、1,2年生で学んだことを生かし、強豪校との体格差や力の強さの差をなくすために、食事の量を増やしたり、ウエイトトレーニングに積極的に取り組みました。練習の時には自分が足りていない技術の向上に向けて練習をしたり、練習中に自らチームメイトとコミュニケーションを取るように心がけました。また、練習試合や公式戦が終わった後にはビデオを見て自分自身の欠点を見つけ、その課題を改善出来るように努力しました。
 その結果6月の東北大会では優勝し、7人制の全国大会では、ボールトーナメントでしたが決勝戦まで進むことが出来ました。それらの実績を残しスポーツ推薦を頂きました。

スポーツ推薦を頂いても
勉強を頑張りました

 私はスポーツ推薦を頂いたからといってスポーツだけやっていればいいという考えは良くないと思い、勉強もがんばりました。勉強面では、分からない所はそのままにせず友達や先生に聞いたり授業で取り組んだ問題で間違えてしまった所は、復習をするように心がけました。
 また、私生活では風邪を引いたりして学校と部活動を休んでしまうと勉強面とスポーツ面でも遅れが出てしまうので、手洗いうがいはもちろん早寝早起きを心がけ体調管理を徹底をしました。
 この経験を通して、後輩達には、1日1日の学校生活や部活動を大事に過ごしてもらいたいと思いました。

城西大学

現代政策学部 社会経済システム学科

2017年3月フレックスコース卒業
青森県 弘前市立第四中学校出身

高校生活に真面目に取り組めば
誰かが見ていて支えてくれるはずです
努力すれば結果に関わらず
周りからの信頼に繋がります

 城西大学を志望した理由としては、箱根駅伝にも出場し、シード権などを獲得した経験のある強豪校であり、そこで自分の力を伸ばしていくことができると思ったからです。
 私は陸上競技部に所属しており、3年間部活動と勉強の両立を目指し生活をしてきました。中学の頃から陸上競技を始めました。仙台育英に入学した最初の頃は、周りのレベルが高く、勉強など家での自主学習などは全然できませんでした。だから、余裕がある時間に勉強することは、とても大切なことだと思います。特に勉強面で苦労したことは、公認欠席で休んだ後の授業です。休んだところのノートを見せてもらい覚えるしかないので、ある程度自分で勉強するというのが大事になってくると思います
 部活動面では、入学時にはいちばん遅く、チームメイトですら怖くて話しかけづらいなと思っていた時期もありました。今思えばチームメイトの存在は大きく、私を成長させてくれたと思います。コミュニケーションがうまくとれなかったりすると、何のためにやっているのか分からなくなってしまうこともあるのでコミュニケーションを図ることは大切だなと思いました。また、頑張りどころをまちがえずに人よりも多く練習することも大切です。頑張りどころをまちがえてしまうと、ケガにつながります。頑張ることはさらに大切で、結果に結びつかないとしても、沢山のアドバイスをもらえたりします。諦めなければ必ず結果はついてきますし、もし結果が出なかったとしても、それは信頼などにつながります。
 最後に日々の生活と部活動に真面目に取りくんでいれば、誰かが見てくれていて、それは助けになるので、楽な方向に逃げないようにしてください。

東京国際大学

人間社会学部 スポーツ科学科

2017年3月フレックスコース卒業
仙台市 八乙女中学校出身

大学でもスポーツを続けたいならば
勉強と両立して毎日練習しましょう
視野を広げたいと思い
県外の大学を選びました

 私は東京国際大学人間社会学部スポーツ科学科をスポーツ推薦で受験しました。受験するにあたって行きたい大学を選ぶところから大学受験合格するまでの間、家族や担任、部活動の先生方など多くの人に関わってもらいました。その中でも一番は自分自身が頑張らなくてはいけません。
 東京国際大学に行きたいと決めたのは8月と少し遅めでしたが志望を決めた理由としてスポーツに関する仕事がしたいと思い、大学を探していたら、県内に仙台大学がありました。しかし宮城ではなく関東で仕事がしたいと思い東京国際大学もスポーツに関する様々な知識が学べるので志望を決めました。宮城にとどまらず広い視野を持って生活したいと思ったからです。
 初めは指定校推薦で受ける予定でしたが、東京国際大学の野球部の練習会に行った後にスポーツ推薦の誘いをいただきました。何が起きるか分からないので、特に部活動を大学でも続けたいという人は日々の練習を怠らずに少しずつでもいいので勉強と両立させておくべきだと思います。練習癖がついていたおかげでOBになった今でも現役の頃と変わらずトレーニングを行っています。大学でも野球を続けるため、今がもう大学の1年目だと思い勉強と練習の両立を頑張っています。

言葉の引き出しを増やす
ために工夫しました

 そして受験のために頑張ったことは面接だったので言葉遣いや礼儀を覚えるために担任の先生にも教えていただき、必死に練習しました。日頃の会話でも、考えずにすぐに答えられるように工夫したり、なるべく暗記せずに多くの言葉の引き出しを作れるように単語を紙にひたすら書いたりと対策をしました。面接だけでなく小論文もありました。小論文に関しては、授業での小論文講座に力を入れたり、常に電子辞書を引き、子どもっぽい表現は使わないようにと心がけました。そして2,3ヵ月前から余裕を持ってやることが大切だと思います。
 そして合格が決まった今からが大事となります。学校生活、私生活、全てにおいて規則正しく有意義に過ごして行きたいです。

東京情報大学

総合情報学部 総合情報学科

2017年3月フレックスコース卒業
仙台市 秀光中等教育学校出身

目標達成のために必要なことに
優先順位をつけて取り組みましょう
授業をないがしろにしては
いけないことに気付きました

 私は高校3年間、硬式野球部に所属し、日々野球の練習に励んできました。幼い頃からの夢であった甲子園に宮城県の中で一番近いチームだと思い仙台育英への入学を決めました。夢を叶えるために練習をたくさんしてというプランが自分の中にありましたが、部活動だけを頑張っていればよいのかと私は親に言われ、考え直しました。部活動というのは学校があって存在するものであり、私たちは学生なので学校の授業をないがしろにしてはいけないと気付かされました。

時間の使い方を見直し
授業に集中できました

 気持ちを改め、50分という短い授業時間を集中して授業を頭に入れていこうと私は心がけました。しかし、1週間も経ないうちに授業中は集中できず、無駄な50分を過ごしてしまいました。授業中の最大の敵は睡魔でした。この睡魔には勝つことができなかったので、自分の生活を見直してみることにしました。
 その結果、部活動を終え家に帰ってからの時間の使い方で問題があることに気づきました。私が好きなテレビを夜遅くまで見た後に明日の準備をしてなどと考えていると寝るのは日付が変わる頃になっていました。何かを得るためなら何かを我慢しなくてはならないのです。私の場合はテレビを見る時間を明日の準備に使ったりして、時間を有効に使うことで十分な睡眠が取れ授業中は眠くならずに集中し続けることができました。我慢するということは最初は難しいことかもしれませんが、目標を達成するために今必要なことを優先順位に考えてやっていけば、後々、我慢して頑張ってきてよかったと思える日が来ます。遊ぶことも大切ですが、目標達成するために頑張ってほしいです。

山梨学院大学

法学部 法学科

2017年3月フレックスコース卒業
秋田県 男鹿市立男鹿東中学校出身

仙台育英を卒業したことを誇りに
次の目標に向かって頑張ります
公務員試験対策に注力して
いることに惹かれました

 私は仙台育英のラグビー部に3年間所属していました。練習はほとんど毎日でした。とてもつらいこともたくさんありましたが、仲間たちの声援などで3年間続けることができました。私の実家は秋田県のため、寮に入り生活をしなければならなかったのです。高校に入学する前はとても不安でしたが、いま3年間を振り返るとつらかったこともたくさんありましたが、あっという間の3年間だったと思います。
 私は勉強が小さい頃から苦手なため、中間や期末のテストはあまり良い成績ではありませんでした。そこで、平常点を確保できるように授業態度をよくし、提出物なども忘れずにしっかり出すよう頑張りました。しかし、大学ではもっと頑張らなければならないと思います。予習復習を毎日して単位が取得できるように頑張りたいと思っています。
 私は将来警察官になりたいと思っています。だから山梨学院大学法学部法学科を志望しました。山梨学院大学は公務員就職を希望する学生を手厚く指導し、その実績は、中央大学、東京大学、京都大学に次いで第4位になっているからです。山梨学院大学に入学できるのは大変うれしいですし、将来の夢に少し近づけたと思います。

部活動の監督やコーチに
とても感謝しています

 また、つくづく仙台育英でよかったと思います。私はスポーツ推薦で山梨学院大学に入学することができましたが、この結果を出すことができたのは、3年間部活動と勉強を教えてくださった先生方のおかげです。特に部活動は、大変な練習はたくさんありましたが、指導してくださった監督、コーチに感謝しています。
 大学では高校で学んだことを生かし、一日でも早く試合に出られるように頑張りたいです。そのために辛い練習に耐え、強い体を作り誰にも負けない力や技術を身につけたいです。
 歴史のある仙台育英を卒業することを誇りに思い、次の目標に向かって頑張りたいと思います。大学では多くのことを体験し、4年間一日一日を大切に過ごして目標に向かって生きる大学生になりたいです。仙台育英に入ってよかったです。

道都大学

経営学部 経営学科

2017年3月フレックスコース卒業
埼玉県 大東市立大東中学校出身

「今」という時間を大切にし
何事も全力でチャレンジしましょう!
経験や学んだことを堂々と
話せる3年間にしましょう

 4年間で、スポーツビジネスの現場で活躍するための経営力の基礎とマネジメント能力を身に付け、さらに野球、スポーツを通して、人間的、技術的なスキルアップを目指しこの大学を志望しました。
 スポーツ推薦ということで、いかに高校3年間の部活動での過ごし方が大切か改めて感じました。試験内容が面接のみだったので、そこでしか自分をアピールすることができませんでした。やはりそうなると、高校3年間必死で取り組んできた部活動を通して自分をアピールするしかありません。3年間で得たもの、達成したことなどが多く聞かれますが上手くいかなかったことや挫折したことなども聞かれます。失敗や挫折したことも今後に繋げる良い経験として忘れることなく、堂々と話せるようにしておいたほうがいいと思います。ウソやきれいごとばかり言っても、堂々と話せないし自分の気持ちが上手く伝わらないと思います。失敗や成功でも何でもいいと思います。自分はこの3年間をどのような思いで、どのような取り組み方をして、その結果どうなって、何を学んだのか、はっきりと堂々と話せるような高校3年間にして下さい。受験の時だけしっかりしようとしても高校3年間の中身がなければ何もできません。だからこそ、今という時間を大切にし、何事にも全力でチャレンジしてみてください。自分からチャレンジし行動しなければ、何も生まれません。人から聞いた話や、人が経験したことは、その人のものでしかありません。自分で考え苦労し、やっと掴んだものこそが自分の力になると思います。その力を受験の時に思いっきり発揮できれば、きっと良い結果になると思うし、もしも上手くいかなくても納得いくと思います。
 とにかく「今」という時間を大切にし、何事にもチャレンジ精神でぶつかっていってください。

武蔵丘短期大学

 健康生活学科 健康スポーツ専攻

2017年3月フレックスコース卒業
富谷市 成田中学校出身

部活動と勉強をしっかり両立することが
スポーツ推薦で合格できるカギです
スポーツ推薦では大学の
活動方針を調べましょう

 私は、3年間女子サッカー部で活動をしました。そして、もっと高いレベルの場でプレーしたいと思い、大学関東1部リーグの武蔵丘短期大学に決めました。この大学を知ったきっかけは2年生の時1つ上の先輩が練習会に参加し、その時の話を聞いたからでした。そして、短期大学にも関わらず4年制の大学に負けず常に上位という成績を収めているこの学校は、日頃どんな指導を受け、どんなトレーニングをしているのかとても気になり、私もぜひこの大学でプレーしたいと思いました。
 私が大学でもサッカーを続ける上で重要視したことはただ強いということではありません。私が最も重要視したのは、その大学の方針やサッカースタイルです。今部活動をしていて大学に行っても続けたいという人は、行きたい大学がどのような方針で活動しているのか、自分が目指すものや卒業後なりたい進路まで考え、それと一致しているのかをしっかりと調べておくことが大切だと思います。そして、3年生になった私は、武蔵丘短期大学の練習会に参加し、監督と話をした時、どのようなサッカーを目指しているのかと質問し、自分がやりたいサッカーと、活動方針が一致していたため、ぜひこの大学でプレーさせてほしいという強い意志を監督に伝えました。その甲斐あってスポーツ推薦で入学が決まりました。

好成績を残し強豪への
進学を目指しましょう

 スポーツ推薦で大学に行きたいと思っている人は、積極的に練習会に参加し、自分がどうしてその大学でプレーしたいのか明確にし、その大学の監督などにしっかり伝えることもスポーツ推薦を狙うなら大切です。もう1つとても重要なことがあります。それは学校での成績です。スポーツ推薦はスポーツだけ頑張っていればいいという訳ではありません。部活動と勉強をしっかり両立することが、スポーツ推薦で大学に入学する鍵ともいえるでしょう。
 最後にスポーツ推薦で少しでも上のランクの推薦を狙うなら、やはり高校で成績を残すことです。スポーツ推薦を狙う人は部活動での日々の練習を頑張り、結果を出すため努力することが少しでもいい推薦をもらう秘訣です。スポーツ推薦で行きたい大学がある人は以上のようなことを意識し、日々の練習を頑張ってください。