栄光への軌跡 2019
現役大学進学者による大学合格体験記

AO入試 合格者

志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ

上智大学

総合人間科学部 社会学科

平成31年3月外国語コース卒業
中国出身

人生に一度きりのつもりで勉強に励めば
意外と楽しいものだと分かります
英語の資格は多くの大学で
必要なのでお勧めします

 入学時からある程度目指したい大学を決めて勉強してきました。特に、定期考査を頑張りました。例え推薦(校内)を狙ってなくても、定期考査をしっかり努力した方がいいと思います。実際、他の方式でも考査を大切にしている時もあります。
 そして、検定は1年生の時からやっていないと、3年生になった時大変なことになりますので、是非挑戦してみてください。特に、英語の検定を受けた方がいいでしょう。また、英検だけではなく、TOEICなども視野に入れてみてください。大学によりますが、今の大学ではほとんど英語が共通になっていますので、早いうちにやった方が後になると楽ですし、自分のためにもなります。
 また、私は一夜漬けタイプなので、勉強法においていい方法ではないですが、人にはそれぞれ合う合わないがありますので、自分で探してみてください。

自分に負けないことが
大切だと感じました

 私が今の大学を選んだ理由は好きな教授がいるからです。また、何度も行き、雰囲気も合うと思いました。そこから、学部を決めるのに結構悩みました。色々な学部の説明会を聞いて、先生と話し合い、教授の方とも話しましたが、大学で一番やりたい、もしくは欲しいのは「多様な視野」と考えたとき、社会学が一番ピンときました。そこから動画サイトで社会学に関する授業なども見つけて、それをみたら自分にすごく合うと思い、社会学部に決めました。
 受験の前にはひたすら小論文をかいて、新聞を読んで、面接の練習を重ねてきました。その時、周りへの感謝や自分に負けないことが大切だと感じました。そして結果発表の前に、おみくじで「大吉」が出たので、きっと運もあったと思います。
 大学は人生の一部でしかありませんが、一生懸命勉強するというのを、人生一度だけやってみれば楽しいです。頑張ってください! 皆さんの夢が叶いますように。

津田塾大学

学芸学部 国際関係学科

平成31年3月外国語コース卒業
沖野中学校出身

何をすれば自分のためになるのかを考え
将来悔いを残さない選択をしましょう
模擬講義に感銘を受け
思い切って挑戦しました

 私は幼い頃から外国の文化や歴史を知ることが好きで、仙台育英の外国語コースなら英語を学びながらグローバルな能力を養えるだろうと考え進学を決めました。入学当初から指定校推薦で大学に進学したいと考えていたので、どんなに苦手な教科でも成績を落とさないようにコツコツ勉強したり提出物を期日までに出したり、基本的なことを怠らないように努めました。ただ、英語をツールとして使う職業に就きたいと漠然と考えていたものの、具体的にどの大学に進学したいのか、何学部に進学したいかが中々決まらず、進路決定に苦労しました。
 津田塾大学には昔から憧れを持っていましたが、指定校推薦枠がなく、AO入試の試験内容もかなり厳しいものだったため、リスクが高いと考えていました。しかし、3年生の夏にオープンキャンパスに参加し、実際に模擬講義を受けて、「この大学より行きたい大学はない」と強く考えるようになりました。校風が今まで見たどの大学よりも自分に合っていると感じましたし、模擬講義に感銘を受けたのが一番の理由です。それから受験方法をAO入試に切り替え、夏休みでも毎日学校に通って一次審査の小論文の添削をしていただき、一次試験に無事合格してからも、試験まで毎日面接練習をしました。その結果、見事合格することができました。

国際ニュースをチェックし
留学生とも意見交換しました

 AO入試では、指定校推薦をとるために努めていたことはもちろん、普段意識して行っていた些細なことも非常に役に立ちました、例えば、国際問題についてのニュースを毎日チェックしたり、新聞や本を読み、留学生の友人とその内容について意見交換したりすることです。入試では、一次試験でも二次試験でも世界の問題についての小論文が課されていましたし、面接ではその問題についての知識や自分の意見を深く問われたからです。普段から積み重ねてきたことが合格に大きく貢献したと思います。
 AO入試に切り替えようと決めた時は、落ちた後のことを考えると不安でいっぱいでした。しかし、あの時、3年間努力した自分を信じて勇気を出して本当に良かったです。3年間はあっという間に過ぎて行くので、日々の努力の積み重ねが功を奏します。後輩の皆さんも、何をすれば自分のためになるのかしっかり考えて、悔いのない選択をしてください。

東洋大学

法学部 法律学科

平成31年3月特別進学コース卒業
船岡中学校出身

大学では自分を認めて下さった方々の
心遣いに感謝し応えていこうと思います
推薦を諦めかけた私に先輩が
手を差し伸べて下さいました

 私は、東洋大学に自己推薦で合格しました。この体験記は、高校生活を射撃に捧げた人間について書こうと思います。
 私は入学当初から部活に所属することを決めていました。入学式で配られたチラシを見て、その珍しさから興味をそそられ、体験入部を経て射撃の楽しさに魅了された私は入部を決意しました。
 初めは楽しいだけの軽い気持ちだったでしたが、ライフルに触れている時間が増えるにつれてどんどんのめり込んでいきました。2年生に上がる頃には全国大会で入賞できるほどに。1年生最後の全国選抜大会で入賞し、2年生最初の大会で私が感じたのは極度のプレッシャーでした。この時私が感じたのは、失敗できないプレッシャーと、自分の思い通りにプレーできない焦りからくる「全国入賞した私が、下手なプレーをしていて恥ずかしい」という思いでした。結果は39位。前回同じ決勝戦の舞台で戦った仲間がとても遠くに感じられました。次の大会までに取り組んだのはベスト更新するのではなく、最低レベルの底上げ。試合でどれだけメンタルが崩れても最低限できるパフォーマンスレベルを上げました。
 次に挑んだ全国大会で、決勝に残った私にまた失敗できないという思いがこみあげてきました。今大会男子優勝者も私を応援してくれています。誰が言ったのかは忘れましたが、挫けかけた私を支えたのは「チャンピオンにならない限り俺たちはいつまでも挑戦者だ。威厳なんて関係ない。自分の出せる限りを尽くせ」という言葉でした。
 最後の推薦が決まる3年生の全国高校ライフル射撃選手権大会で、3年間の意地を見せ個人準優勝を勝ちとりました。顧問から東洋大学のセレクションが呼んでいると言われました。私に推薦の話を下さったのは、ずっと私を心配し、応援してくれていた先輩でした。嬉しかったです。こんな私を歓迎してくれる大学で、もっと自分を高めようと決意した瞬間でした。あの時私に声をかけてよかったと言われるように、他の誰よりも努力しなければならない、そう感じました。
 そうして臨んだ東洋大学の自己推薦受験。私は持てる力の全てを掛けて試験に臨みました。合格発表を見るまでは気が気でありませんでしたが、無事合格。まずは親に報告。担当してくれたセレクションに報告。そして、先輩に報告。
 合格を勝ち取るまで、多くの人に迷惑をかけ、支えてもらいました。本人を目の前にすると恥ずかしくて上手く伝えられないのですが、言葉にしきれないほどの感謝の気持ちで溢れています。少々この場をお借りして、簡単に御礼を述べさせていただきます。本当にありがとうございました。たくさんのご迷惑をお掛けしましたが、それでも私と向き合って下さり、感謝してもしきれません。これからもっと成長する予定ですので、どうか温かい目で見守っていただけると幸いです。
 後輩の皆さん。これからの高校生活悔いのないように過ごして下さい。仙台育英を卒業した先輩全員があなたの味方です。

武蔵大学

経済学部 経済学科

平成31年3月フレックスコース卒業
福島 古殿中学校出身

周りに迷惑を掛けてしまわないためにも
早くから受験の準備を始めましょう
大学では野球以外のことも
学びたいと思いました

 大学へ行こうと思った理由は自分の将来の道が開けると思ったからです。小中高と野球を続けてきました。これからもできるだけ長く野球を続けて行きたいと考えています。しかし、必ずしも続けられるとは限りません。技術が伸びなかったり、怪我などをしてしまったりして諦めるしかなくなってしまいます。そんな時、大学で他のことも学んでいれば違う形で携われることができたり、全く別の職に就き、その後の人生を歩んで行くことができると思いました。自分の可能性を広げたいと思っている人は是非大学へ進学することをお勧めします。
 私が入学する武蔵大学は、他の大学や卒業生からとても高い評価を頂いています。「ゼミの武蔵」とも呼ばれているように「ゼミ」に力を入れています。私は特別選抜入試という形の入試で受験しました。特別選抜入試は面接と80分間の筆記テストの2つで審査されました。この2つで良い評価を受けるために取り組んだことがそれぞれあります。まず面接の対策としてニュースや本を読みました。受けた学科が経済だったので、最近の事柄を話すことができるように準備しました。また、自分自身のことについては1つ理由なども述べながら説明できるようにしました。具体的な例なども付け合わせると説得力が増すのでとても効果的だと思います。

過去問に類似した問題を
見つけて取り組みました

 次に筆記の対策です。大学側から過去問題の請求が来たので過去問題を頂き、その問題を何度も繰り返し勉強しました。過去問題を頂くことができるなら是非頂いてそれを活用して下さい。また問題と類似した問題を自分で見つけて取り組んでいくのがベストだと思います。
 私はこれだけ言っておきたいことがあります。それは進路について早くから準備をしていくことがとても大事だということです。私は8月に進路を決め、何もかものことで急がなくてはいけないという状況でした。そんな中、様々な人に支え助けて頂いたおかげさまで受験を受けることができ合格しました。もっと早くから準備しとけばこんなことにはなりませんでした。様々な人々に迷惑をかけないように出来るだけ早くから準備し始めて下さい。そして、自分の希望の大学に行けるよう頑張って下さい。

二松学舎大学

文学部 国文学科

平成31年3月英進進学コース卒業
成田中学校出身

部活動は勉強との両立は大変ですが
受験に生かせることを沢山得られます
小論文と面接はしっかり
練習し成果を出せました

 私は二松学舎大学文学部国文学科を推薦試験の卒業生教員推薦で受けました。この大学を選んだ理由は、将来の夢である国語の教師になるための勉強と自分の好きな書道も学べるからです。
 大学受験でまず大切なのは成績だと思います。定期考査は模試とは違い範囲も狭く、授業で習ったことだけが出題されるのでしっかり復習することで点数が取れます。さらに、普段の授業をきちんと受けることで平常点も貰えます。私は3年間、できるだけ高い成績を維持することを心がけていました。推薦を頂けたのも成績があったからだと思います。志望大学が決まっていなくても、大学選びの際に受けられる大学が多い方が自分に合った大学を見つけられるはずです。
 受験前は、小論文も面接も練習あるのみです。私は部活を引退してから受験日まで2週間しかなかったので、引退してからほぼ毎日いろんな先生方に面接練習をしていただいたり、二松学舎大学出身の先生に過去の小論文の問題を書いて見ていただいたりしました。入試当日は緊張はしましたが慣れるまで練習したおかげで、小論文では時間内に書き終えることができ、面接では練習と同じ質問をされたので、落ち着いて話すことができました。

書道部を通して頂いた情報も
進路選択に役立ちました

 また、部活動やボランティア活動を通して人と接したり、いろんな体験をすることも大切だと思います。私は書道部に所属していたことで書道に関する大学の情報を得ることができ、自分の目標にあった大学を見つけられたり、顧問の先生から志望大学出身の先生を紹介して頂けたりしました。勉強と部活動を両立させるのは大変ですが、受験や将来に生かせることを身につけられると思います。
 最後に、受験生や大学生になってから後悔しないように、自分の将来についてよく考えて、自分に合った大学を選んで下さい。

順天堂大学

スポーツ健康科学部 スポーツ科学科

平成31年3月英進進学コース卒業
青葉中学校出身

高校生活における最低限のことは
1年次からしっかり行いましょう
当たり前のことをきちんとこなした結果
合格できました

 私はAO入試で第一志望の大学に合格することができました。受験の時に心から感じたことは、3年間最低限のやるべきことをしっかりやってきて良かったということです。
 高校に入学してから2年生が終わるまでは卒業後の進路なんてあまり考えたことはなく、ただ漠然とこの大学で勉強できたらいいのに、と考えていただけでした。3年生に進級して大学進学を真剣に考えた時に、その大学は倍率が高く、私にとっては偏差値も高い大学だと知り、志望大学を変えるという選択肢も浮かびましたが、ダメ元でAO入試を利用しようと思い出願しました。受験内容は、私は調査書などが大きく影響したのではないかと思っています。
 部活動で3年生の時にキャプテンを務めましたが個人として輝かしい成績を持っていた訳でもなく、他の面でも特別頭が良かったり、得意教科があるわけでもなく、目立つようなことはしませんでした。授業を普通に受け、定期考査では毎回平均して同じ位の成績を取り、提出物があれば期限までに提出し、欠席や遅刻をあまりしないようにしました。友達と騒いだりすることもありましたが、場や状況を考えたりメリハリをつけることで指導されたりすることもありませんでした。
 このように最低限のことを普通にやると最後に自分自身を助けてくれます。バイトや遊ぶのが楽しいから、そんなことは3年生になってからやればいいと思っている人も少なくはないと思います。ですが、最低限のことだけでもやっておかないと一番大変なときに困るのは自分です。卒業後のビジョンがまだ見えていないとしても、必ず役に立つことがあるので、是非最低限のことをしっかりこなしていってほしいと思います。

昭和女子大学

グローバルビジネス学部 会計ファイナンス学科

平成31年3月英進進学コース卒業
七郷中学校出身

大学で教授や学生からお話を伺うと
進路選択に大いに参考になります
力をいれてきた評定や資格を
アピールしたいと思いました

 私は、高校生活では定期テストに向け日々勉強に励んできました。評定5を取ることを目標にし、3年間努力し続けることができたと思っています。私の場合受験は1年次から目指していた大学の指定校推薦枠がなく、進路にとても悩みました。改めて自分が将来何をしたいかを考え、志望大学を決めました。多くの大学に足を運び、多くの話を聞くことで自身が行きたいと思える学校を決められました。学生の方に直接話を聞き良いところを教えてもらったりできた点も決めるにあたって大きな点になったと思います。
 高校3年間では勉強と資格取得に力を入れてきたので、その評定だったり資格を自分の力としてアピールできるAO入試を利用しました。そしてAO入試後の時間を英検などの資格に向けた勉強や今までの復習か時間にしようと思い推薦入試を受けました。推薦入試合格に向けては、小論文と面接練習は先生方に頼り何度も練習をしていただきました。過去問題が難しい小論文だったためAO入試や推薦入試に特化した授業を行える塾にも通い、疑似問題を解いたり社会情勢について学んだり、ニュースにも強くなれました。受験の時期は毎日「日本経済新聞」を読み経済の知識を頭に入れていました。様々な先生方にアドバイスを頂きながら一生懸命頑張りました。

悔いのないように何事にも
全力で取り組みましょう

 推薦入試は入試日が様々なので周りの友達が全員合格したなか、自分だけまだ決まらないなど焦りもたくさん出てくると思いますが、だからといって気を落としたり、ネガティブになってしまっては、せっかくの今までの努力が水の泡になってしまうので、最後まで自信を持って、諦めずに頑張ってください。ただ、受験の日が違うだけで、早く合格したら良いという訳ではありません。自分の志望大学合格という目標を叶えるために悔いの残さないようにやれることは全てに力を入れて取り組むことをオススメします。
 受験の時期は本当に大変です。面接も緊張しますが、きちんと日々の積み重ねがあれば大丈夫ですので、しっかり自信を持つことが本番では大切だと思います。最後まで頑張ってください。

創価大学

教育学部 児童教育学科

平成31年3月外国語コース卒業
塩竈第一中学校出身

面接練習で先生方からいただいた
アドバイスが大いに参考になりました
姉の姿を見て同じ大学に
入りたいと思いました

 私は中学生の頃から創価大学を目指していました。2人の姉が創価大学に進学し、何度も大学祭やオープンキャンパスに参加していくうちに、私もこの大学に入りたいと思うようになりました。姉達は電話や帰省した時に大学での充実した日々を語っていて、目標に向かって充実した日々を送っている姿を見て更に創価大学への憧れが強まりました。高校1年生の時からオープンキャンパスには積極的に参加し、学部学科の理解に努めました。また、入試方法についても詳しく調べ、それぞれの入試方法に必要な資格や評定平均なども把握しました。3年生に上がる頃にはAO入試での受験を決意し、オープンキャンパスではAO入試で合格した先輩方に様々な話を聞き、たくさんアドバイスをして頂きました。昨年の入試で実際に使用した資料や、面接での質問内容、小論文のテーマなどとても参考になりました。受験の流れをしっかりと把握できたことで私は少しずつ自身をつけていきました。オープンキャンパスではAO入試の試験内容の一つである“グループディスカッション”の模擬体験も行われており、私は2年生と3年生で合わせて計4回参加しました。この体験は本番の試験と全く同じ流れで行われるため何度も参加して練習することで自信が付き、本番でも緊張することなくディスカッションができました。そのためオープンキャンパスに参加する際は、AO入試を考えている人は必ずこの模擬体験に参加するべきだと思います。また、面接の練習もたくさんするべきだと思います。AO入試の面接は、面接官が3人に対し、受験者が1人という形になっています。創価大学の面接で圧迫面接をされることは絶対にありませんし、受験者がなるべく緊張しないような雰囲気作りをしてくれると思います。私は試験の前日まで何度も何度も先生方に面接練習をしていただきました。本番では練習の時に聞かれた質問は1つもされませんでした。しかし、練習の時に様々な質問に臨機応変に対応する力を身につけたため、本番ではしっかりと自分の考えを述べることが出来ました。先生方は面接での様々な質問に対応できるように、ためになるアドバイスをして下さると思うので、色々な先生と面接練習をすると良いと思います。
 私は高校生活3年間を大学進学のために過ごしました。1年生の時から大学のことを意識し、評定や資格の取得に努めました。志望大学をなるべく早めに定めて、早くから準備をしていくことが大切だと思いました。

日本医療科学大学

保健医療学部 看護学科

平成31年3月英進進学コース卒業
長町中学校出身

部活動の先輩や後輩から多くを学び
同級生と一緒に成長できました
手術を機に看護師という
将来の夢が生まれました

 私が大学進学を目指したきっかけは、子どもと関わる仕事に就きたいという目標があったからです。私自身が怪我をしてしまい、手術への不安が多くあったのですが、看護師の方々の優しさや明るい声掛けで不安が少しずつなくなり、手術を受けることができました。このことから、不安を抱える子どもやその家族の心のサポートができる看護師になるという夢ができました。
 私がこの大学を選んだ理由は2つあります。1つ目はAO入試制度があることです。大学によって異なりますが、面接と小論文の二つの試験を行いました。面接では、成績や部活動、クラスのことを聞かれました。小論文は、表を読み取る形の問題が出ました。当たり前のことかもしれませんが、当日まで何が聞かれるか分からないし、お題も分かりません。なので、何回も練習することが大切です。私は面接の質問に対する文章を考えても口に出そうとすると言えませんでした。私と似たようなことが起きそうだと思う人は、文章に書き出したものを単語にして覚えることをおすすめします。小論文は受験する大学だけでなく、他の大学の過去問も解くことをおすすめします。
 2つ目は、魅力を感じる講義があったからです。また、設備が整っていると感じたからです。どちらも、オープンキャンパスに行かないと分からなかったので、パンフレットを見るだけではなく直接大学に行き、自分の目で確かめることが大切です。

部活動は入試でも大いに
役立てることができます

 最後にアドバイスになるか分かりませんが、勉強することは大事ですし、部活動に取り組むことも大事です。しかし、友達とたくさん遊ぶことも大切なことだと考えています。なぜなら、高校生での楽しみ方があるし、信用・信頼でこれからも仲良くしていくことができるからです。そして、思い出ができることによって、自己推薦書に経験したことや、そこから学んだことが書くことができる一つの内容にもなるからです。
 仙台育英での3年間は、部活がメインの生活でした。先輩や後輩からは同学年の人達から得られないものを学ぶことができます。同学年からは同学年でしか得られないことを多く感じ、一緒に成長することができました。部活動をしている人は、部活動のことがたくさん書けるし言えるので、たくさん主張していってください。緊張するかも知れませんが落ち着いて頑張ってください。

城西国際大学

観光学部 観光学科

平成31年3月フレックスコース卒業
岩切中学校出身

自分のことを一番分かってくれている
家族と一緒に受験に臨みましょう
高校進学時の後悔を踏まえ
しっかり準備しました

 私が、城西国際大学観光学部観光学科を目指し志望したきっかけは、私の夢である「グランドスタッフ」という航空関係の職業に将来就きたいと幼い時から思っていたからです。
 私がなぜグランドスタッフになりたいかというと、きっかけは幼稚園の時でした。家族で北海道に旅行に行ったときにはじめて飛行機に乗りました。その時から飛行機に興味を持ち始め、最初はパイロットになりたいと思っていましたが、学力や視力の問題でなることができないと思い、その夢を諦めてしまいました。ですが、なにかしらの形で航空業界で働きたいと思っていたときに出会ったのがグランドスタッフでした。一度は諦めかけていた夢でしたが、その気持ちが強く、グランドスタッフになるために観光学を学びたいと考えた理由が一つと、もう一つは、宮城県も東北地方も出て1人暮らしをしたい二つの気持ちがあり、現在合格した城西国際大学観光学部観光学科を志望しました。
 私は、合格した大学を含め、札幌、東京都内そして千葉県鴨川にある3つの大学のオープンキャンパスに5月から行きました。なぜ3校のオープンキャンパスに行ったかというと、高校受験で後悔をして、もう二度と同じ経験をしたくないと思ったからです。私は、宮城県内の公立高校を受験しましたが残念な結果になってしまい、仙台育英に進学してきました。高校のオープンスクールは当時面倒だと思い、周りの人が行っているのに1校も行きませんでした。なのでもちろん、仙台育英の多賀城校舎に足を踏み入れたのも受験当日が初めてでした。「大学のオープンキャンパスには必ず行く。もう二度と同じ後悔はしない」と思い、大学進学に向け高校生活を歩み始めました。私は、その時の後悔がなければ今の自分がいなかったと思うし、成長出来ていなかったと思っています。

進路について悩むのは全く
恥ずかしい事ではありません

 私が、来年度以降大学を受験するまたは大学にするのか専門学校にするのか就職にするのか悩んでいる後輩たちに言いたいことが2つあります。1つ目は、自分の将来のことでたくさん悩んで、イライラして泣いて、それでいいと思います。全然恥ずかしくないのでたくさん悩んでください。
 2つ目は、家族の協力です。自分のことは自分で、という考えの人もいますが、必ず家族は応援してくれます。たくさん親に甘えてください。みんなのことを一番分かっているのは自分の親だと思います。だから家族一丸となって、受験をがんばって欲しいと思います。

国際武道大学

体育学部 体育学科

平成31年3月フレックスコース卒業
河南東中学校出身

自己管理能力は評価されるので
学校を休まずに通いましょう
オール5を目指して学習し
無欠席を貫きました

 私は、学校の単位を落とさず目標オール5を目指し1年生の頃から学校を休まずにがんばりました。部活動も辛いことがあっても、最後までやりとげることを目標にして3年間勉強と部活動を行ってきました。どんな形での入試内容でも、学校での成績や学校にしっかりと休まず自己管理ができているかというところを見ると思うので、成績を良くするために学校の授業を真面目に取り組みしっかりと学校に来ることを大切にすれば大丈夫だと思います。また、入試での面接で自分の良い部分をアピールできるように、部活動でも良い成績を持っていると本番でたくさんアピールできると思います。

帝京平成大学

健康医療スポーツ学部 医療スポーツ学科

平成31年3月フレックスコース卒業
鹿島台中学校出身

挨拶や整理整頓、時間厳守など
当たり前のことをきちんと行いましょう
できるだけ早い時期から
大学について調べましょう

 私は高校生活で、いくつかのことを重要視して生活してきました。
 1つ目は、挨拶をしっかりすることです。これをすることによって面接の時に自然と挨拶ができるようになり、社会に出てからも目上の人に限らず、同級生などにも挨拶ができるようになると思います。
 2つ目は、整理整頓をいつでもどこでもすることです。自分の心もきれいになり、日々充実した生活が送れると思います。
 3つ目は、時間を守るということです。必ず決められた時間の10分前には準備し、行動することで自分自身に余裕ができ物事に対して丁寧に取り組むことができたと思います。
 4つ目は、周りの人と積極的にコミュニケーションを取ることです。面接ではどのようなことが聞かれるか分からないので、日々のコミュニケーションから言葉の引き出しを多くしていくことで、面接の時にどんなことを聞かれても対応できると思います。
 5つ目は、ボランティア活動に積極的に参加することです。地域のゴミ拾いや献血活動など身近で自分でできることを探して、参加することによって、これからの地域のためや困っている人のためになると思うので、小さなことでも参加することが大切だと思います。
 6つ目は、なにか一つでもいいので特技を作るということです。自分自身が小さいときから続けてきたことや得意なことなどアピールができるようにしておくことで、面接の時に役に立つと思います。
 最後に大学のことなど調べるのはできるだけ早い方がいいと思います。そこで、自分に合う合わないがあるということを見つけて将来何をしたいのかも同時に考えていければいいと思います。面接は、たくさんの先生方とやって経験を積んでいくことが一番成長できると思います。

新潟医療福祉大学

医療技術学部 臨床技術学科

平成31年3月外国語コース卒業
多賀城中学校出身

部活動やIBクラスでの経験で
面接での回答の幅が広がります
本番の面接では練習の成果を
存分に発揮できました

 私は新潟医療福祉大学の臨床技術学科にAO入試で合格で合格しました。私は2年生の秋に進路を決めました。入試の筆記試験は、国数英の3教科でした。私は国語と数学が苦手だったのでその二つの教科を中心に勉強をしました。全ての範囲を振り返り、勉強することはできないので、大学の過去問の傾向を見つけ、そこを重点的に勉強しました。また、私は面接もあったので、先生方の協力をいただき練習を何度も行いました。練習に協力してくださった全ての先生は、一つ一つ丁寧に教えてくださり、多くのアドバイスをしてくれました。本番ではその成果を出すことができ、練習をしていたので緊張をせずに楽しくできました。

国際バカロレア受講で
積極性が身に付きました

 面接では部活動やボランティア活動、学校生活など様々なことについて聞かれるため、部活動に所属したり、積極的にボランティア活動に参加したりすることで、面接での受け答えの幅が広がりました。私は2年生から国際バカロレア(IB)DPを受講していたため、ボランティア活動はプログラムの一環として行っていました。IBクラスでは、私たちが抱えている身近な問題や国際問題を少しでも解決するために私たちができることは何かを考え、それらを実行してきました。IBを受講する前までは、私は積極的に行動することができませんでした。しかし、このクラスでは、積極性が非常に重要であったため、自然に以前より自分から積極的に行動することができるようになりました。また、授業では自分の考えを共有したりプレゼンテーションなど自分の考えを持ち、共有する機会が多くありました。それらを通して、常に自分の考えを持ち、それを他人に共有する力を身に付けることができました。IBクラスでは、以前の自分にはなかった力を身に付けることができ、受験本番ではそれらの力を充分に生かすことができたと思います。みなさんにも、積極的に様々なことに挑戦していってほしいです。

新潟医療福祉大学

看護学部 看護学科

平成31年3月外国語コース卒業
八戸 市川中学校出身

推薦受験では先を見て行動し
余裕を持って臨むことが大切です
将来は語学力を活かし
医療現場で人を助けたいです

 大学進学を目指した理由とこの学部を選んだ理由としては、より多くのことを学びたいと考えたためと高校生活で得た英語力とコミュニケーション能力を生かすとともに英語+医療の専門的な知識を得ることで国内外問わず多くの人を助ける仕事に就きたいと考えたからです。

留学生との交流を通して
視野が広くなりました

 AO入試合格のため心がけたこと、努力したことは自分のアピールポイントを作ることです。AO入試では自分がこの大学に必要な人材だと積極的にアピールしなければなりません。そのため、ボランティア活動や資格取得など積極的に取り組みました。ボランティア活動では、団体が募集しているボランティア活動に参加するだけではなく、自分たちで活動を計画して行うこともありました。活動を通して、積極性を身に付けることができると共に様々な人と関わることでコミュニケーション能力や他人を尊重することの大切さ、どんな状況にも臨機応変に対応する力も身に付けることができました。また、外国語コースでは留学する機会や留学生と一緒に学校生活を過ごすこともあり、コミュニケーション能力だけではなく、広い視点で物事を見ることの大切さも学びました。
 様々なことに挑戦し、積極的に取り組むことで得られることも多く、面接では自分をアピールできる大きな武器になると思います。
 そして、大学受験に向けて一番大切なことは先を見て行動することだと思います。私自身、受験する大学を決める時期が遅く、受験に向けての準備も遅れてしまいました。1年生の時からオープンキャンパスやボランティア活動に参加したり資格を取得したりすることで余裕を持って受験に挑むことができると思います。高校生活の3年間は長いようであっという間です。悔いのないようにたくさんの事に挑戦してみてください!

花園大学

文学部 仏教学科

平成31年3月情報科学コース卒業
塩竈第三中学校出身

志望大や入試方法を変えても良いように
アピールできることを見つけましょう
打ち込める何かを探すため
受験を決意しました

 私は志望した花園大学に、AO入試を利用し合格しました。花園大学のAO入試では、主にエントリーするときに書くエントリーシートさえしっかり書けていれば1次面接は通過できると思います。面接官の教授の方が、エントリーシートに沿った質問をしてくださるので、しっかり応答できれば大丈夫でしょう。1次面接の合格通知が来た後、2次試験に向け課題が出されます。課題内容は私の場合、仏教学科志望のため、これからの日本の仏教はどうするべきか、という課題が出ました。漠然とした広い課題内容だったので、かなりてこずりましたが、まず課題を出すことを優先して課題を進めていきました。最終面接も1次面接と同じような形です。面接時間も5分から10分程度で大学生活で不安なこと、心配なことはあるかなど簡単な質問ばかりでした。きちんと応答できればここも切り抜けられると思います。
 話は変わっていきますが、自分が大学を目指したのは、高校生活での不満や若さゆえの怖いもの知らず的な感情がゆえの挑戦だったと思います。私は部活などに所属していなかったため、高校生活中に何か一つだけでも頑張りたいという前向きな焦りも感じていたと思います。たくさんの後悔が自分の頭の中をぱんぱんにして眠れなくなることもありました。無理して何か残す必要はなかったのかなと思います。だからこそ何か残そうとするべきだと受験を通して学ぶことができました。

八戸学院大学

健康医療学部 人間健康学科

平成31年3月フレックスコース卒業
南中山中学校出身

忍耐力を筆頭に3年間の部活動を通して
得たものを大学で活かしていきたいです
先輩方の背中を追いかけた
サッカー漬けの毎日でした

 私は、秋頃に青森県の八戸学院大学へ合格しました。入試形態はAO入試でした。八戸学院大学に決めたのはサッカーがきっかけです。
 私は、小・中・高とサッカーをし、中学ではクラブチームで全国大会へ出場するなど、サッカー一筋で生きてきました。そんな私が数ある強豪校の中でここでプレーしたいと選んだのが仙台育英の女子サッカー部でした。
 部活動では、礼儀正しく、明るく元気な先輩方ばかりでサッカーのプレーでも人間性の面でも憧れを抱き、高校生活3年間で先輩方のような素敵な人間へ成長したいと自分自身の中でひそかな目標ができました。この自身のひそかな目標である先輩方には大切にしている3つのモットーがありました。それは「謙虚、感謝、努力」という3つのモットーです。あたりまえのことですが、私はこの3つを素直に実行することはとても難しいことだと思います。先輩方はこの3つのモットーを大切にし、日々体現して下さっていました。そんな先輩方の背中を追いかけ1年、2年と時が過ぎ、いつのまにか自身の代が一番上となり、先輩となりました。
 サッカー漬けの3年間はとても濃く、意識や考え方がガラリと変わり、様々な経験をさせていただきました。得たものはたくさんありましたが、特に忍耐力が身についたと思います。これから先、忍耐力はとても必要な事だと思うので、大学でも活かしていきたいと思います。

八戸学院大学

健康医療学部 人間健康学科

平成31年3月フレックスコース卒業
東華中学校出身

卒業して気づくことも多いので
今から悔いのない毎日を過ごしましょう
高校体育の教諭という夢を
入学時から抱いていました

 私は、中学3年生から体育の教師を目指してきました。サッカーを小学2年生からやってきて身体を動かす大切さや楽しさを知ることができ周りの人にも伝えたいと思ったのがきっかけです。大学に行ってもサッカーを続けようと思っていたし、将来体育の教師になって部活動の顧問をするのも夢だからです。
 部活動では、3年間レギュラーを目指し頑張ってきました。ですが、私はレギュラーになれず3年間終わってしまいました。ただその3年で得たものはたくさんありました。礼儀の部分や行動の部分、一番大切だと思ったのはあいさつでした。
 私は、高校に入って明確に将来の夢が決まっていきました。高校の体育の教師になり、身体を動かすことが苦手な子でも少しは好きになってもらい一緒に身体を動かせる教師になりたいと思っています。また、保健分野では、身体を動かす大切さや知っておかないといけないことを教えられるような教師を目指したいと思いました。
 大学を受けるにあたって、私は資格を持っていなかったので、一つは持っていた方が良いと思い、後悔しています。私は、面接のみだったので小論文はありませんでしたが、面接では大学のことや学科のことをたくさん聞かれ部活動のことも聞かれたので、事前に大学についてはたくさん知っておくべきです。また、部活に入る人は部活の環境や雰囲気、成績、目標、どのような行事に携わっているのかを自分なりに把握してまとめることが大切だと思いました。

自分で勉強時間を見つけて
部活動と両立してきました

 私は、仙台育英で過ごしてきて3年間で得たことは、部活動と勉強の両立です。テスト期間も部活動があったため勉強する時間を自分で見つけ部活動も勉強も両立してきました。学年が上がるとともに内容が深くなるのですごく大変な時期もありましたが、最後まで終えることができました。
 3年間を振り返ると、部活動ではもっと自主的に練習していれば、課題をみがければ、また学校生活では、多くの人と関われれば…もっと友達と遊んでいればと、今思えばこうすれば良かったと考えることも多いです。なので今からでも後悔のないよう生活してほしいです。そして、最後に笑って過ごし卒業してほしいです。

八戸学院大学

地域経営学部 地域経営学科

平成31年3月フレックスコース卒業
渡波中学校出身

大学では今後の人生に必要な
多くのことを学んでいきたいです
将来は市職員として
復興に尽力したい

 私はこの春から八戸学院大学に進学し、新しい生活をスタートさせます。私は大学進学にあたって進学を目指したきっかけは将来の目標があったからです。私の将来の目標は、地元の市職員になり地元の復興と市の発展に力を尽くして行きたいと考えています。なぜ、私がこのような目標を持ったかというと私の地元の石巻市は東日本大震災で大きな被害を受けました。当時小学4年生だった私には大きなショックでした。小・中学校は仮設校舎で勉強してきました。他の学校は新しい校舎で生活しているのに私達だけ仮設校舎で勉強しているのはとても大変でした。なので、私は将来また大きな災害が来てもいち早く復興させ、子供達が安心して生活できるようにしたいと思いました。

人生に役立つことを3年間で
得ることができました

 そして私は大学進学するために推薦入試での入学を目指しました。私は硬式野球部に所属していたのでスポーツ推薦での入学を目指しました。スポーツ推薦で入学するにあたって部活動での行動や実績がとても大切になってきます。なので、私は特に部活動に力を入れて取り組んできました。私は野球が上手ではありませんでした。同じポジションに5人いた中で5番目の選手でした。なので試合に出ることもできず、ひたすら練習していました。その努力が認められ、最後の夏はメンバー入りし、甲子園にも出場しました。その成果もあり八戸学院大学からお話があり進学することになりました。
 私が過ごした高校3年間はとても良いものだったと思っています。この3年間で得たものは、これからの人生でとても役に立っていくと思います。私はこれから大学生になります。大学では高校よりも大人な世界での生活となります。より社会に近い環境の中で、より多くのことを学び、社会に出るためには大事な時期です。この時期をどう過ごすかで今後の人生に関わって来ると思うので大切に過ごして行きたいと思っています。これからも仙台育英のために頑張っていきたいと思っています。

富士大学

経済学部 経営法学科

平成31年3月フレックスコース卒業
山形 鶴岡第二中学校出身

支えて下さった先生方や仲間に対して
感謝の気持ちを忘れずに頑張ります!
一度つまづいてしまったことも
今では良い経験です

 私は、富士大学経済学部経営法学科に合格しました。志望した理由は、私と同じ高校の先輩が富士大学に入学し話をよく聞いてました。話の内容を受け将来的にも部活動の面でも文武両道で頑張れると思ったからです。
 私が富士大学の前に別の大学を志望していました。指定校推薦枠で入学しようと思い、自己推薦文をいろんな先生に手伝っていただきながら頑張りました。しかし、枠が1つということもあり、学校内で落ちてしまいました。また一から大学調べを行い、先生方とも相談して声をかけて頂いていた富士大学の入学に決めました。一度落ちるということを経験し、少し怖い部分もありましたが、これも一つの経験として今の自分には良いものとなりました。私は硬式野球をずっとやっていて、富士大学でも続けようと思い練習会にも参加しました。そこで先輩や指導者の方々と多く話し、雰囲気が良くとても楽しく野球ができると思い、この大学で本気で部活動に打ち込もうと思いました。

大学でも硬式野球に打ちこみ
将来に繋げていきたいです

 もちろん部活動だけでは大学では生活していけません。自分の将来の夢に通じた学科、学部を選択したので、そこでの提出物だったり将来のために適正な勉強を通して、頑張っていきたいです。部活を通して将来へ繋がることが一番望んでいることです。大学に入ってからが勝負だと思っているので、そこへ向けて大学が決まった今、最高の準備をしたいです。
 大学は、約1年前位から調べておき、早め早めに準備することが大切だと分かりました。自己推薦文は進学希望者は必ず書きます。だから、文章を書ける力だったり、ある程度の構成を作れるようにすることが大切だと思います。私は、全く文章を書く力がありませんでした。しかし、先生方や仲間の力に支えられて合格できたので感謝の気持ちを忘れず、大学で活躍できるように頑張りたいと思っています。

富士大学

経済学部 経営法学科

平成31年3月フレックスコース卒業
秀光中等教育学校出身

価値のある日々を積み重ねた結果
とても充実した高校生活になりました
先輩や学生に話を聞いて
志望大を決めました

 私が、富士大学を目指し進学を決めた理由は、この大学に進学して学業と部活動で両立していきたいと考えたからです。そして身近な先輩がこの大学について話などを多く聞かせてくれていたことも自分にとって大きなことでした。やはり身近な先輩から大学についての様子、良さなどを聞くことが出来たことは良い経験でした。なので後輩の人たちも先輩の意見やその大学に実際に通っている人たちの話を聞くのは大きな経験になると思うので、そういった所はやっていってほしいと思います。そして高校生活では学業はもちろんのこと部活動にも力を入れて頑張ってきました。硬式野球部に所属していて3年間で大きく成長することが出来ました。3年間、目標に向かってやり続けることで継続力や向上心といったことも成長することが出来ました。このように成長したことが大学に進んでも大きく生きてくると思います。そして硬式野球部での活動で野球の技術以外の所も大きく成長することが出来ました。

高校時代は頑張り次第で
いくらでも成長できます

野球以外の活動でもボランティア活動などといったことに積極的に参加することも出来ました。以前まではこのようなボランティア活動などには参加していなかったのですが、参加するようになってから、ボランティアなどといったことに対しての考え方も変わっていきました。人のために自分でもできることはやりたいという気持ちが大きくなりました。このことにより大学を選ぶにあたっての考え方も変わってきました。なのでこのように様々な活動に参加していくことは大切だと思います。
 高校生活は長いようで短い3年間でした。1日1日価値のある日々を積み重ねてくることができたから、これほど充実したと思える高校生活になったのだと思います。今を大切に今やるべきことは何か、何をすべきなのかといったことなどを考えながら頑張ってほしいです。自分の頑張り次第でいくらでも成長していけます。

東北芸術工科大学

芸術学部 文化財保存修復学科

平成31年3月特別進学コース卒業
矢本第一中学校出身

一つのことを継続できたということは
どんなことでも自己アピールになります
ノート作りを続け文化財の
修復に興味を持ちました

 私が東北芸術工科大学芸術学部文化財保存修復学科への受験を決めたのは、高校3年生になってからでした。そしてAO入試での受験を決めたのは7月になってからです。それまでは自己推薦やセンター利用の入試方法で受験しようと思っていましたが、AO入試で合格の幅を広げようと準備し始めました。
 私がAO入試で受験するにあたって苦労したことは、自己アピールです。AO入試の面接では、自己アピールファイルを作成してそれを使ってアピールする時間がありました。それをいざ作ろうと思った時に私は自己アピールすることがないことに気がつきました。部活にも入っておらずボランティアをやっていた訳でもないので、私は高校3年間で継続してやったことをアピールしようと考えました。それは「ノート作り」です。それでは少し弱いのではないかと言われたりもしましたが、これは自分の持つ能力をアピールするには十分でした。図などを綺麗に描くことで身に付いた丁寧に作業する力、それをずっと続ける継続する力はどれもオープンキャンパスで先輩が言っていた文化財の修復において必要な力でした。それによって私はその力を生かして修復の技術を学びたいということをアピールできました。ここで私が言いたいのは、何か一つ自分が出来ることを継続してやっていくことが大切だということです。それはどんな些細なことでも自己アピールにつながると思います。

一般受験を考えている人も
色々経験しておくとよいです

 私がやっていて良かったことは、オープンキャンパスに参加し、教授や先輩の話を聞いて大学のことを理解しておくことです。私はオープンキャンパスに3回参加しました。実際に行って話しを聞くことでパンフレットに書いていないような詳しい内容を聞くことができ、大学のことについて理解が深まると思います。それにより志望理由を書く時などに役に立ちました。
 最後に私が総合して言いたいことは、高校生活で部活動やその他の活動に参加することが大事だということです。私は入試方法を決定するのが遅かったこともあり、あれをしておけば良かったと後悔することが多くありました。だから今のうちに色々なことを経験し、一般入試を考える人もいつ入試方法が変わっても大丈夫なように自分のアピールできるところが一つでも多くなるような高校生活を過ごしてほしいと思います。

東北芸術工科大学

芸術学部 歴史遺産学科

平成31年3月情報科学コース卒業
山形大附属中学校出身

得意な教科が一つでもあることが
進路選択の可能性を広げます
モチベーションを保つ方法を
自分で工夫してみましょう

 私は、得意な教科で受験できる自己推薦入試を選択しました。なぜかというと、私自身得意な教科が多くなかったので、得意な教科で受験できる大学がないか模索していたら、2つの方法のどれか一つを選択して受験することができる東北芸術工科大学を見つけました。
 1つは、書類審査、小論文、面接の自己推薦入試A、もう1つは書類審査、好きな教科を1つ選んで受験する自己推薦入試Bの2通りです。この受験方法なら得意な教科が少ない私にとっては、いい受験方法だと思いました。
 私が受験した科目は日本史です。定期テストでも日本史だけは、高得点を取るために何回も自分が理解出来るまで繰り返して問題を解いたり、教科書と大事な所にきちんと目を通したりする事により自然に答えが出てくるようになりましたが、何の問題もなく充実した学校生活でした。私がすすめたい勉強方法は得意な教科について自分の決めごと、目標を作ることです。そうすればやる気もアップします。目標が達成できたら、自分にご褒美なんかも考えてみるといいです。そういうことをする事によって単調な受験勉強でもやる気がでてくるのではないかと思います。
 私が行った日本史の勉強方法は、インターネットで過去3年間の入試問題で自分が理解するまで何回も解き続けました。テスト形式の問題集を購入して、過去問と並行して解きました。その努力の結果が合格に繋がったと思います。私にとって高校生活は先生や仲間に恵まれた高校生活でした。
 後輩達への激励の言葉。
 得意な教科を1つでもいいから見つけましょう。

東北芸術工科大学

芸術学部 文芸学科

平成31年3月特別進学コース卒業
成田中学校出身

今のうちから自分を見つめ直し
高校生活では常に最善を尽くしましょう
推薦入試は大学側の意図を
考えて準備しましょう

 私は東北芸術工科大学の文芸学科に自己推薦で合格しました。その経験を踏まえて、私から公募制推薦、AO入試を受験する後輩達へのアドバイスを記します。
 まず、自己アピールするのだから、自分の行動に責任を持ちましょう。早寝早起き、無遅刻無欠席。逆に、これらをこなし、胸の張れる生活習慣が身に付いていれば高校生としては及第点です。
 以上の、いわゆる常識的な事柄を理解していることを前提に、第二に心掛けるべきなのは、むしろこちらが重要なのですが、合格後の高校生活をいかにして過ごすか、ということです。
 公募制推薦、AO入試は、純粋な学力だけでは突破できません。学科によって様々な入試形態が存在し、その対策も一筋縄ではいかないでしょう。しかしここでこの課題の到着地点を大学への合格に設定してはいけません。考えるべきは、「何のためにこの入試形態が存在するのか」ということです。

受験で提示された課題は
入学後に必ず役に立ちます

 例えば私が受験したのは「ショートストーリー創作」。与えられた題名を元に800〜1200字で物語を書くという内容です。この場だと、どうして創作体験をさせるのか、ということです。文芸学科は、志望人数の大部分を作家を目指す学生が占め、入学後は多くの執筆経験を積むことになります。つまり、「ショートストーリー創作」本番はもちろん、その対策として過去問題に取り組むことが、少なからず将来を生きる糧となるのです。
 私は合格後も毎日何かしら執筆する生活を続けています。合格のその先に思考を巡らすとはこういったことです。
 最後に募集人数から自分より優秀な受験者を引き算した値が正の数なら合格できますが、周りの人間の力量は測りようがありませんし、本番で普段通りの実力を発揮することはとても難しいですから、最終的には自分との戦いです。各々で自分を見つめ直し、残りの高校生活で常に最善策を尽くして下さい。

東日本国際大学

経済経営学部 経済経営学科

平成31年3月フレックスコース卒業
古川中学校出身

目標に向かって真剣に毎日を過ごせば
必ず良い結果が待っています
「立派な人間になる」という
目標を掲げて過ごしました

 私はAO入試で東日本国際大学経済経営学部に合格しました。合格するために私がどんな3年間を過ごしてきたか、話したいと思います。
 まず私は硬式野球部に所属していて、3年間部活動に励んできました。しかし、ただやっているだけではいけません。何かしら明確な目標を持って励み、それを継続させることが重要です。そうすることによって同じ日数でも中身が全然違います。私はもちろんレギュラーになることが目標でしたが、次第にチームが勝つためにどう自分は尽くせばいいのかを考えるようになり、最終的には野球のことではなく人間的な部分を成長させ、立派な人間になるということが目標になっていました。その目標に向かって日々過ごしてきたため、自分でも非常に中身の濃い3年間だったと思います。そして引退し、進学先を決める時に大学の練習会に参加し、ありがたいことに入試方法はAO入試だが実質のスポーツ推薦をいただくことが出来ました。このように3年間目標に向かって真剣に毎日を過ごせば進路に繋がります。何か一つでもいいので頑張って続けてみてください。必ずいい結果が待っています。

きちんと勉強していれば
成績はついてきます

 そして当たり前ですが勉強はしっかりするべきです。 フレックスコースはやればちゃんと成績は取れます。毎日やれとは言わないのでせめてテスト期間は勉強し、点数を取っていた方が絶対にいいです。評定を取っておかないと、せっかくスポーツ推薦をもらったのに評定が足りなくて受けられないということもあるので、最低4以上は取っておきましょう。
 以上のことをまとめると、部活動などしっかり明確な目標もって3年間励み、評定を取ることが大切です。

東日本国際大学

経済経営学部 経済経営学科

平成31年3月フレックスコース卒業
福島 磐崎中学校出身

色々な視点からじっくり進路を考えて
先生や家族等多くの人に相談しましょう
野球と学問を両立できる
大学を選びました

 私は地元が福島県です。高校では寮生活をしました。大学はとてもお金がかかります。「ここに行きたい!!」と自分で思っても一人では決められません。大学は、勉強をする場所です。勉強が嫌いでもやらなくてはいけないし、やらなければ卒業できません。大学は、自分が頑張れる環境の方がいいです。私は、野球が好きです。大学を選ぶ際には、野球を続けるか迷いました。ですが、せっかく大学に行くのだから野球を続けようと思い続けることにしました。これらを全て考えた上で大学を選びました。私は、ただ単に、関東へ出て1人暮らしをしたいなと思いました。小さな夢です。関東に心の底から行きたいと思う大学もなかったわけではないのですが、決め手がありませんでした。親も「行きたい所に行けばいい」と言ってくれました。本当に色々な視点から考えて、先生や親と相談をして考えることをおすすめします。
 悩んだ末に、好きな野球をやりつつ将来の夢のための勉強ができる大学が地元にあったのでそこを選びました。

自己推薦文作成では
書き方から自分で調べました

 大学を決めてからは、自己推薦の文を考えるため、放課後に図書室へ通ったり、土日に、先生に協力していただき文を書いて行きました。文を書き始めてから自分で「文章力がないな」と思うことが多々ありました。校内に出すものを悩んでいるうちは大学で通用しないと思い、本を読んで根本的な書き方を調べながら、自分の力で書くように考えました。大学の受験対策は面接だけだったので、面接だけに集中することができました。普段、話すことを苦手としていると面接も苦手になると思います、私は話すことが好きなので苦には感じませんでした。普段から話す習慣をつけることをおすすめします。
 大学を決める時は、前もって長い時間をかけて考えましょう。たくさんの人と相談をして、頑張れる所を選びましょう。

東日本国際大学

健康福祉学部 社会福祉学科

平成31年3月フレックスコース卒業
酒田 東部中学校出身

常に今すべきことは何かを考えて
高校生活を送りましょう
消防士という夢に近づける
進路を探しました

 私は、東日本国際大学へ進学を志望しました。その理由として言えることが2つあります。1つ目は、将来私は消防士になりたいと思っています。そこで、東日本国際大学で消防士になるために必要な知識と能力を身につけたいと思ったので志望しました。2つ目の理由は、小さいときから続けてきた野球で技術向上や大会での上位進出を目指していきたいし思ったからです。将来、消防士になるために、東日本国際大学のどの学部、学科が一番良いのかを事前に調べて、少しでも消防士に近づけるように選びました。また、野球でも大学の練習会に参加したり、監督とも面談をしたりなどをしてきました。
 学習面では、1つひとつの授業に意欲的に取り組み、提出物などもしっかり提出し、平常点に繋げて行きました。また、定期考査対策では、授業だけでなく、家庭学習でも習った事を繰り返し復習していきました。分からないところがあったりしたら、積極的に先生や友達に聞くなどしていきました。1日に約2時間半以上は勉強し、毎日2教科ずつ勉強していきました。少しでも点数を取るために小さなことでも理解するまで考え続けることが大事だと思います。

色々な角度からの質問に
対応できるよう練習しました

 私が志望大学を絞り込むにあたって配慮した点は2つあり、1つは野球で、2つ目は消防士になるために必要な資格を取れるということです。その2つを考えながら大学を決定しました。私自身受験に成功した一番の要因は面接の対策で、いろいろな先生と行った事だと思います。AO入試なので、面接に集中できた事もありますが。多くの先生と面接練習をして、違った角度からの質問も対応できるようにした方が良いと思います。1,2年生は昔のことを考えても何も変わらないので、今をしっかりと考えて生活して行ってもらいたいです。

東北学院大学

文学部 教育学科

平成31年3月外国語コース卒業
湊中学校出身

将来の糧になる物事に積極的に挑戦し
責任を持って継続してきました
教師になりたいという
夢を実現させたい

 私が東北学院大学文学部教育学科を志望したのは、幼い頃から教師になりたいという夢を持ち続けていたからでした。この夢を実現させるため、担任の先生や両親と相談しながら進路を決定し、AO試験の面接、小論文に向けて1ヵ月以上前から対策に取り組みました。そして受験を終えた今、私が志望大学に合格することができたのは、試験に向けてたくさんの先生方が支援してくださったことはもちろん、この3年間で貴重な体験を積むことができたからだと考えます。

地域との関わりを続け
人間的に成長できました

 高校3年間では、学習、課外活動ともに自分の将来のために必要だと考えることに積極的に「挑戦」し、自分で決めた活動は責任を持って「継続」することに重点を置いて生活してきました。まず、「挑戦」という面では、1年次の3ヵ月間のカナダ留学、資格取得の2つが大きかったです。留学については、語学力向上と視野を広げるために良い経験になると考え挑戦しました。その結果、学習に対する自身の考え方が変わり、国際バカロレアの授業受講という新たな挑戦にもつながりました。資格については、分野を問わず取り組みました。一度で合格できなくても、より入念に準備し、合格するまで何度も挑戦し続けました。次に「継続」という面ではボランティア活動が挙げられます。様々な活動に取り組んだ中で、一番自信を持って言えるのは2年間継続している、地域のお年寄りと関わる活動です。自己満足な活動にならないよう試行錯誤を重ねることで、新しい視点や考え方に気づくことができました。
 どの活動においても、取り組んでいる途中は思うようにいかず、悩むことも多くありました。しかし、面接、小論文試験の本番で頼りになったのは、失敗を含めた全ての経験でした。高校卒業後にどのような進路を選択しても、3年間を振り返った際に自信を持ってやり切ったと言えることが一つでもあれば、それは大きな強みになると思います。幅広い分野で様々なことに挑戦することができる仙台育英の魅力を活かし、後悔することがないよう一日一日を大切に過ごしてください。

東北学院大学

工学部 環境建設工学科

平成31年3月英進進学コース卒業
東華中学校出身

3年次までに資格検定を取得しておけば
面接などの受験対策に集中できます
検定受験の努力などを
面接でアピールしました

 私はAO入試で合格しました。AO入試の内容は、面接と小論文と願書内容でしたが、どれも特に得意というものもなく不安でいっぱいでした。合格目標に向けて私はまず願書を書くことにしました。願書は内容を濃く書くのが難しく提出日4日前まで書き直しや確認をしていました。小論文と面接は高校の先生以外に塾の先生と親にも協力をお願いしました。夏休みと夏休み後にかけて、私は塾で小論文は文の構成や過去問題を徹底的にやり込みました。面接では、夜遅くまで先生に付き添ってもらい、前日まで練習と確認をしました。当日は緊張しましたが、面接が始まると話している間に緊張がなくなってスムーズに話すことができました。私は情報検定等の自分自身が高校で努力したことで、話の内容を考えることができました。そのため、検定を1つは2年生までに持っておくと、3年生になった時に焦ることもなく、面接等の練習時間を設けさせることができると思います。

東北学院大学

経営学部 経営学科

平成31年3月情報科学コース卒業
蒲町中学校出身

逆転するぞという強い気持ちで
最後まで諦めず対策していきました
1年次から高評定の維持と
資格取得に励んでいました

 私は東北学院大学経営学部経営学科にB日程のAO入試で合格しました。
 私は3年間の評定を高くすること、資格を多く取得することを目標にして過ごし、部活は陸上競技部に所属していました。1年生の頃は大学も何も決めていなかったので、とりあえず評定を高く維持し今後に困らないようにしようと心がけていました。資格は3年間で情報処理検定1級やMOSのExcel、Word、PowerPoint、ワープロ検定準2級を取得することができました。この取り組みのおかげで受験のときに評定にも困らず資格で有利にすることができたと思います。

小論文の内容を深めるため
試行錯誤を繰り返しました

 東北学院大学のAO入試は一次試験に面接30分、二次試験は小論文と5分程度の面接がありました。面接は大学に関する知識、自分がやりたいことを広く深く調べておくことが重要だと思います。面接官の先生は受験生を見てきたプロなので面接が30分もあれば厳しい質問も必ずあります。そのときに黙り込んでしまうのが一番よくないと思うので、柔軟に対応できるようにすることが必要です。一次試験の結果はC判定で厳しくなりましたが、二次試験で逆転すると決めて小論文の練習をしてきました。小論文の対策は「小論文を何回も書くこと」これしかありません。私も試験が近くなってきたときは過去問を毎日一つ書いてきました。小論文で困ることといえば、「内容が薄いので、もっと深く掘り下げて書くように」と言われることだと思います。これには一番苦労しました。その方法を知らなかったからです。私は内容を深めようと様々な例をあげて書いていました。しかしそれは間違いです。様々な例をあげると規模が大きくなり内容が薄くなってしまいます。深めるには1つの例で書きましょう。それを深めていく方法は「なぜを3回続けること」です。ある本から学びました。自分の考えになぜこうなるのかと問いかけ、答えを出し、またその答えになぜこうなのかと問いかける。これを繰り返し、その過程を文章にしていけば自然と内容は深まっていきます。私はこうしてC判定からの逆転で合格をつかみ取りました。AO入試は自分の経験や何をしていきたいのかを伝えるものです。たくさんの経験をしてください。あとは最後まで諦めないことが大切です。

東北福祉大学

総合福祉学部 社会福祉学科

平成31年3月外国語コース卒業
船岡中学校出身

AO入試対策として自分の意志を
アピールする練習を沢山しましょう
社会福祉士になるという夢を
叶えるために進学しました

 私が東北福祉大学のAO入試を受けようと思ったのは「絶対にこの大学に入って夢を叶えたい」という強い意志を持っていたからです。私は将来、社会福祉士になりたいという夢がありました。ですが、学力面にはあまり自信がなく、迷っていた時に、自分のことを目一杯アピールできるAO入試を受けることを決断しました。
 AO入試では「なぜこの大学でなければならなのか」、「もし合格できたら、何を学びたいか」など具体的な志望理由、目標、将来を確実に伝えなければなりません。
 AO入試の一次試験は学力テストと面接でした。学力テストは国語と英語の2教科で、面接は約20分です。国語は長文問題を中心に、英語は3択問題で特に助動詞系が多かったです。面接では、主に志望理由、高校生活のこと、将来のことについて聞かれました。二次試験は一泊二日の現場実習と面接でした。一泊二日の現場実習は関連施設で利用者とコミュニケーションを取ったり、一緒に遊んだりしました。最終面接では主に何を学びたいか、サークルに入りたいかなどを聞かれました。これも約20分です。
 東北福祉大学のAO入試はとても厳しいと聞いていたので、自分が何を一番に伝えたいかをまとめ、面接の時に確実に言えるように準備しました。学力テストでも何度も過去問を解いたり復習したりして、苦手部分をなくす努力をしました。

面接は自分で納得できるまで
何度も練習しました

 私は特に面接に力を入れました。質問されそうなところを予想し、本番では言葉に詰まらないよう努力しました。また、第一印象を良くするために身だしなみや言葉遣いなどにも気を付け、予想外の質問にも、笑顔で正直ではっきり答えるように心がけました。友達や先生方にも何度もお願いし自分が納得するまで練習しました。
 AO入試は、面接でどれだけ自分のことをアピールできるかが合否の決め手だと思います。いかに面接官に自分の良いところをアピールできるか、自分の意志や考えをどれだけ伝えることができるかが重要です。AO入試を考えている方は、自分に自信を持ち、自分の意志をどんどんアピールしていく練習をたくさんして、自分の行きたい大学に向かって諦めずに頑張ってください。

東北福祉大学

健康科学部 保健看護学科

平成31年3月英進進学コース卒業
広瀬中学校出身

無理だと思っても失敗を恐れずに
挑戦すること自体に意義があります
英検受験を機に苦手だった
英語が好きになりました

 私が高校生活で常に目標としてきたことは、部活動と勉強の両立です。私は在学中、吹奏楽部に所属していました。吹奏楽部での活動では技術の向上と組織運営に力を入れながらも、定期考査期間中は勉強に集中し、メリハリをつけて両立に励みました。定期考査に向けての勉強は、その日どの教科の何を勉強するかという計画を立てて取り組みました。定期考査当日から逆算して計画を立てることでまんべんなく勉強することができました。また、毎日の学習を正確に記録できるアプリがあり、それを利用して学習の振り返りも同時にしていいました。そのアプリは何の教科を何時間勉強したかをストップウォッチ付きで正確に記録でき、後で見返しした時に「この日は勉強時間が少なかった」「勉強した教科に偏りがあった」という反省ができます。反省することによって学習を改善することができました。
 大学の入試に有利になるということと、英語の苦手克服のために英検の資格取得にも励みました。まず最初に準2級を受け合格し、最終的に2級を合格することができました。中学生の頃から英語が大の苦手で、試験にも受かるはずがないと思っており、初めはダメ元で受けようと思っていたのが正直なところです。しかし、大学の入試の際に資格を取得していた時としていなかった時の違いを想像したことと、受験料を無駄にはしたくないという気持ちから勉強意欲が掻き立てられ、充実した試験対策の期間を過ごすことができました。これを機会に英語が好きになり、また実際に英検2級の資格を入試に活かすことができたので、挑戦して本当に良かったと思っています。

大学の雰囲気や学生の笑顔に
惹かれ志望大を決めました

 東北福祉大学への進学を目指したきっかけは、オープンキャンパスに参加したことです。そこで親切にしてくださった先生や学校の雰囲気、先輩方の明るく楽しそうな笑顔に魅力を感じました。その後大学、学部について調べ、志望大学決定に至りました。入試方法は入試期間が早く、その大学への熱意を伝え、活かすことができると考え、AO入試に決めました。受験にあたり、志望理由書やレポートの添削から面接練習まで、先生にはたくさんのご指導をしていただきました。こうして入学できたのは熱心にご指導してくださった先生方のお力あってのことだと感じているので、先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
 最後になりますが、私が高校生活3年間を通して感じたことは、挑戦することの大切さです。私が初めは絶対に無理だと思っていた英検に合格できたことのように、挑戦してみたら成功することがあります。反対に、失敗することももちろんあります。私も部活動などで数えきれない程の失敗を経験しましたが、そこから学ぶことも多いことを身をもって知りました。このことから、これから高校生活を送る人には失敗を恐れず何事にも挑戦し、有意義な時間にしてほしいと強く願います。

東北福祉大学

健康科学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻

平成31年3月特別進学コース卒業
茂庭台中学校出身

自分に最適な入試方法を選び
強い意志を持って努力しましょう
筆記試験で優遇される資格や
検定があるか確認しましょう

 私は、大学の入試要項を診てAO入試の存在を知りました。1年生、2年生と時は「AO入試ってCMでよく聞くやつだ」としか思っていなかった私が、なぜAO入試での受験を選択したか、それは、AO入試で重要とされる面接において、私の長所でもある明るさを最大限に生かせると思ったからです。東北福祉大学リハビリテーション学科のAO入試1次試験では、志望理由書、生物基礎の筆記試験、英語の筆記試験、面接、2次試験では課題レポートの提出、グループディスカッション、面接が行われます。そこで、私がより合格へ近づくために利用したのは、英語の資格です。私は、3年生になるまで、英語の資格を取ったことがありませんでした。しかし、AO入試での英語の筆記試験は、いくつか決められた英語の資格を取っている人は免除(100点加算)になるのです。つまり、英語の資格を使うことで、生物基礎の学習へ力を入れることが出来るため、文系選択で生物が苦手だった私にとって必ず取得すべきものだと考えました。そこから私はGTEC CBTに向けて英語の勉強を始めました。私は気付くのが遅かったため、受験までのチャンスが2回程と限られてしまい。正直大変でした。後輩のみなさんいは、1年生、2年生の頃からコツコツと英語の資格を取得することをおすすめします。また、生物基礎の筆記試験では、オープンキャンパスで展示されている過去問を解き、セミナーやワークで復習したあと、頻繁に過去問に出題されている単元を、より深く学習し直しました。分からないところは徹底的に先生に聞くことで、不安を取り除くことが出来ました。面接については、先生から面接の過去問をいただいて、自分なりの面接ノートを作り、通学途中や面接の直前でも見直すことが出来るよう対策しました。先生にお願いし、放課後やお昼休みに何度も何度も練習を重ねました。これらの対策から本番に落ち着いて自分のペースで挑むことが出来ました。

自ら問い合わせて現場の
見学や体験をしました

 その他の対策として、私が受験した理学療法学専攻は、AO入試での定員が4名とかなり少なかったため、いかに他の受験者と違ったアピールだ出来るかということを考え、学校で募集があった看護体験に参加し、病院の方におねがいして、理学療法の現場を見せていただいたり、自分でいくつかの施設や病院に問い合わせをし、ボランティアや見学をさせていただきました。これらの経験を活動報告書へ記載するとともに、面接時にはどだけ理学療法士になりたいかという熱意のアピールにもつながりました。さらに、手話検定も取得しました。2次試験の課題レポートも、何度も先生に添削していただき、前日までねばって書き上げました。AO入試はただ「楽そう」や「早く大学に合格してしまいたい」といった考えで合格するのは難しいと思います。一番大切なのは、絶対にこの大学に合格したいという強い意志を持ち、努力することです。まずは、自分にはどの入試方法が一番合っているのかを考え、合格に向けて頑張ってください。

東北福祉大学

教育学部 教育学科初等教育専攻

平成31年3月フレックスコース卒業
山形 山形大附属中学校出身

小論文練習では指導が厳しいので
逆にやる気が出て力が付きました
剣道部では仲間に感謝する
気持ちが芽生えました

 高校でも剣道に集中したくてフレックスコースを選びました。毎日充実していたし、楽しかったです。フレックスコースは授業に集中していれば大丈夫です。授業の内容もしっかり入ってきますし、テストの1週間前は部活が早めに終わるので、夜遅くまで勉強を頑張りました。
 剣道部に入部したばかりの頃は、人数も指導してくださる先生が求めるレベルの高さも中学の頃と比べものにならないことに焦り、自主的に走り込みをしたりして必死にスタミナをつけました。また、礼儀の厳しさや上下関係の大切さを痛感しました。目上の方への敬語や挨拶など、当たり前のことですが改めて意識することができました。お互い支えられながら、支えてくれる仲間がいることに感謝することも学ぶこともできました。
 入試の小論文対策として先生に添削をお願いしました。最初は先生から1つひとつ厳しく添削されて、心が折れそうになったこともありました。けれど、それでもやってやる!と、やる気に火が付いて回数を重ねるうちにすらすら書けるようになりました。先生にも「良くなったね!」と言われた時は本当に嬉しくて達成感を感じました。

東北福祉大学

教育学部 教育学科初等教育専攻

平成31年3月フレックスコース卒業
柳生中学校出身

「推薦入試だから」と気を抜くことなく
一日一日を大事に努力を続けましょう
高校入学前から志望大が
決まっていました

 私は小学校の頃、幼稚園教諭になることが目標でした。しかし、中学校に入ると勉強に興味を持ち、友人に勉強を教える機会が多くなりました。運動や楽器を弾くことも得意で、もともと小さい子どもと関わることが好きな私は、小学生に自分が今まで経験してきたことを教えてあげたいという思いがあり、小学校教諭にも目を向けるようになりました。
 大学では、教育について勉強しながら、部活動とボランティア活動に参加することを決めています。ボランティア活動では、地域貢献はもちろん、教育に必要な知識と経験も学んでいきたいと考えています。
 私は、高校に入学する前から大学の志望大学をある程度決めていました。大学進学を決めることが3年間の目標であったため、勉強面では、「成績は一つも落とせない」と強い意思を持って勉強に取り組んでいました。また、自学自習も毎日行い、今後の学力向上のためにもしっかりと努めました。また、勉強だけではなく、部活動では引退するまで、多くの遠征や合宿、日々の練習を積み重ね、厳しい環境の中でも技術や精神力の向上、インターハイ出場のため日々、鍛錬してきました。勉強と部活動をしっかり両立できたこともあり、大学で十分通用する成績を収めることが出来ました。
 3年生になると、今までとは違い、進路に向けて準備することが多く非常に忙しい時期が続きました。私は、少しでも受験に有利に立てるよう、英検と漢検を受けました。そして、試験科目が小論文と面接であったため、夏休みに学校で受験対策講座を取ったり、面接練習を何度も行いました。特に、小論文に力を入れ、1日1枚は必ず書き、新聞や本を読んで情報や言葉の意味を調べ対策を取っていました。

面接対策は専門的な質問や
ひねった質問を想定しました

 3年間、一日一日を大切に努力してきたからこそ、第一志望大学に合格することができたのだと思っています。
 推薦となるとどうしても「推薦だから」「これだけやっていれば大丈夫」と自然と気を抜いてしまいます。そう思うと失敗することもあります。面接では、より専門的なことを具体的に質問されます。私は教育について聞かれそうなことを自分で予想し紙にまとめました。また、本番でひねった質問でも答えられるよう、先生や友人と面接練習をしました。面接で大切なことは「笑顔」ということを学びました。受験対策はできるだけ早く行うことが大切だと思います。
 高校3年間は、非常に充実し、努力することができた日々でした。私にとって3年間は、まさに、仙台育英の特色でもある「逆転の仙台育英」だったと思います。

東北福祉大学

教育学部 教育学科中等教育専攻

平成31年3月英進進学コース卒業
利府中学校出身

家族や友人、先生方など多くの支えを
あらゆる場面で実感した3年間でした
自宅から通えて教員免許を
取得できる大学を選びました

 私が高校に入学したとき、まさか自分が教師を目指して大学へ進むとは考えていませんでした。1年生の頃はとりあえず進学して大学卒業資格を得たら就職も自然と決まると思っていました。ですが、小学校・中学校を卒業し、高校生活を送る中で、先生の存在の大きさに気付きました。よく成人式や結婚式で、今まで育ててくれた両親への感謝の気持ちを伝えると思います。でも私たちは両親だけではなく先生方にも育てて頂いていると思うようになったのが、この高校3年間での収穫の一つだと思います。私もそんな職業に就きたいと思い、大学探しを始めました。初めは国立大を志しましたが、母のすすめもあって東北福祉大学にしようと決めました。それを先生に伝えたのは夏休みが終わり、AO入試の出願開始まであと1週間という日でした。先生は驚かれましたが、その1週間の計画を一緒に立てて頂き、なんとか出願できました。面接対策だけではなく、合格後の課題でも先生にお世話になりました。どの先生も相談に親身になってくださり、心の底から仙台育英で良かったという気持ちでいっぱいです。
 この3年間は、周りの友人や先生方、家族などたくさんの人に支えられていることを実感した時間でした。こんなに周りの人に支えられていることは大学ではないと思うので、高校卒業までに感謝を伝えていきたいです。

東北工業大学

工学部 建築学科

平成31年3月技能開発コース卒業
中山中学校出身

興味を持ったことを積極的に調べ
将来の目標を見つけましょう
AO入試では大学への思いを
直接アピールできます

 私が大学進学を目指したきっかけは、建築士になるのは大学か、専門学校でした。色々インターネットや担任の先生などに相談して、大学を目指すことにしました。
 そしてAO入試で受験することにしました。年内には進路を決められることなどからAO入試で受験しました。AO入試では、学力や今までの高校生活を評価されるのではなく、そこの大学を志望する理由や入った後に何をしたいのかなどを直接アピールすることで合格する確率が高くなります。私は大学の特徴や就職実績などを調べることによって、その大学に行きたいということをアピールすることができました。私は面接練習などはあまりしていませんでした。けれど、しっかりと自分が調べて覚えて自分の言葉で話すと面接官もしっかりと理解してくれると思います。高校生活で頑張ったことや何をして学んだかなども聞かれるので、1,2年生の頃から意識して生活をしていた方が面接の時に困らないと思いました。

興味のある分野に
進むのが一番です

 大学は高校と違って専門的なことを研究するので、自分の好きなことや興味を持ったことなどを学べる学部か学科を受験した方が良いと思い、私は工学部に進学することを決めました。
 高校3年間の中で色々な出来事や経験を通して自分が興味を持ったりすることは積極的に調べて、自分が将来なってみたい職業を調べることで、大学に行くのか、専門学校に行くのか、就職するのかどうやったら自分が一番良い進路選択を行うことが重要になって行くのかと思います。

東北工業大学

ライフデザイン学部 安全安心生活デザイン学科

平成31年3月フレックスコース卒業
七ヶ浜中学校出身

誰かの為に行動することの大切さを
ボランティア活動で学びました
私自身を見てほしいと思い
AO入試で受験しました

 私は東北工業大学ライフデザイン学部安全安心生活デザイン学科を合格することが出来ました。今回AO入試という形で試験を受けさせていただき、様々な試験のうち、あえて自分のやってきたことだけでなく、自分の態度、人間性を直接見てほしいと思い、AO入試という形で受けました。普段の生活では、野球部だったこともあり、部活動だけでなく勉学もしっかりするということを心がけていました。その結果、テストで常に高い点数を取ることが出来ました。評定もしっかり取ることが出来たのも受かった要因の一つだと思います。

部活動を通して成長でき
長所も増えたと思います

 部活では、自主性がチームのテーマにある中で、自分が何をすべきかや自分の弱い部分、足りない部分をしっかり判断することが出来ました。その判断をしたことを自主練習などで補い、成長すると同時に、判断力や継続力といった力を身につけることが出来て、自分の長所にすることが出来ました。大変なことがすごく多く、12月には不祥事もありましたが、チームメイトと協力しながら新しい野球部としてスタートしました。スタートする上で自分のために野球をするのではなく、支えてくれる人のためにすると決め、始まったのが、献血活動や募金活動などのボランティア活動をすることで、人のために行動することの大切さを知ることが出来ました。献血活動では地域の方だけでなく、血液を必要としている人達にしっかり全員するなど、人のために何かをすることの力や大切さを身につけました。また、このことを自分のアピールする一つにも加えられることが出来たのでボランティア活動は、すごく大きかったと思います。
 今回のAO入試では、小論文と面接があり、2つのことを練習しました。小論文は1ヶ月前から対策をし、河北新報の記事を利用し、1週間前から過去問題をやったりと余裕を持ちながら出来ました。また小論文も面接も、国語の先生やいろいろな先生に見てもらうことによって、良い方向に進んで行き試験の時にはやってきた成果が出たと思います。

東北工業大学

ライフデザイン学部 安全安心生活デザイン学科

平成31年3月技能開発コース卒業
仙台第二中学校出身

できるだけ早く受験の準備を始め
チャンスを確実につかみましょう
先生の丁寧なご指導のおかげで
文章を書く自信がつきました

 私はAO入試で大学を受験しました。進路を何回も変更して、受験する1ヶ月前に進路が決まったので、準備の時間が短く、とても急ぎました。進路を決めた後、私はAO入試を受験するために、特に文章を書く練習と面接練習を頑張りました。
 私が受験した内容は、書類審査、小論文と面接です。最初のうちは自己推薦書を何回も書いて、先生に添削してもらいました。自己推薦書を書き終わった後、すぐ小論文と面接の練習が始まりました。私は文章を書くのがとても苦手なので、AO入試の書類審査と小論文には自信がありませんでした。そのため、何度も自己PR、志願理由書や小論文を書きました。先生から丁寧な作文の添削や指導をたくさんいただいたことで、私の文章力は少し高まりました。入試で小論文を書く時も、自分の頭の中に、書く流れと使うべき言葉はしっかりありました。面接の練習は小論文と並行して行いました。面接ではよく緊張して、自分が言いたいことを忘れてしまい、何を言っているのかわからなくなることがあります。加えて、緊張すると出てしまう癖もあったので、先生はそれも含めて、私の直すべきところを教えてくださいました。
 私は高校に入る時から大学を目指していてインテリアを勉強できる大学に入りたいと思っていました。そのために、私は高校時代に休むこともあまりせず、頑張って勉強しました。
 今まで多くのチャンスがあったにも関わらず、準備がちゃんとできていないためにそれらの多くを逃してきました。しかしながら、今の私は、悔いなく志望していた大学に合格できましたし、自分が望んでいた道に進めています。後輩の皆さんも、是非早く準備してチャンスを逃さないでください。

東北工業大学

ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科

平成31年3月英進進学コース卒業
東向陽台中学校出身

本番の面接で臨機応変に対応できるよう
複数の先生方に練習をお願いしましょう
システムエンジニアに必要な
スキルを習得したいです

 私は将来仕事としてシステムエンジニアになりたいと思い東北工業大学ライフデザイン学部経営コミュニケーション学科を志望しました。システムエンジニアに必要なコミュニケーション能力を学ぶことができ、経営学やコミュニケーション学も学ぶことができるほか、さまざまな資格を取得することに魅力を感じました。
 私は3年間サッカー部に所属していました。今思い返せばすごくいい体験をしたと思います。今後もどんなことが起きても耐えられると思います。
 私はAO入試で受験しました。AO入試では、調査書、小論文、面接で評価されます。調査書は3年間の評価なので定期テストを頑張ると思います。小論文は自分で過去問を見つけて解いて、先生を見つけ採点をしてもらうといいと思います。面接は1人の先生だけでなく、最低3人ぐらい、いろいろな先生にお願いするといいと思います。なぜなら、面接官は人によってタイプが違うからです。本番に備えていた方がいいでしょう。指定校推薦を考えている人は、校内模試のために今のうちに勉強しておくといいと思います。
 私は仙台育英で周りとの関係を保ちながら、部活、学業を両立して生活してきました。何度も部活を辞めようと思いましたが、周りの声もあり3年間続けることができました。

東北文化学園大学

医療福祉学部 看護学科

平成31年3月英進進学コース卒業
岩手 雫石中学校出身

オープンキャンパスなどの
機会を最大限に活用しましょう
1年次から大学に足を運び
教授に色々相談していました

 私は将来、看護師になりたいと考えています。大学で特に医療の最先端であるチーム医療を学びたかったこと、そのための学科が豊富であり設備も整っているということを説明会で聞いたことが東北文化学園大学を目指すきっかけとなりました。
 私は数ある受験方法の中でAO入試を選択しました。選考方法は、“グループディスカッション”というものでした。
 AO入試を受ける前に、1年生の後半あたりから私は、高大連携、オープンキャンパス、説明会に毎回行き、顔を覚えてもらったり大学の先生と仲良くなる努力をしました。グループディスカッションの時の先生も見たことのある先生や話したことのある先生がいらっしゃったので自分の行きたい学科の先生の特にお話を聞いてみるのがいいと思います。わからないことを質問したり、世間話をしたりとフレンドリーな先生が多く、親身に相談にのってくださりました。私は、受かるか不安だと嘆いていました。
 AO入試のテーマは、脳死についてどう思うか、延命治療についてどう思うかなど医療に関するワードが多いようです。ですが、入試前に質問した時には医療系ワードと決まっていないと言われたのでテーマとしてあがりそうな単語の意味は知っておいた方がいいかもしれません。グループディスカッションはグループでやるものなので、発言の苦手な人がいても置いていかずに、フォローする事も大事です。

東北文化学園大学

医療福祉学部 看護学科

平成31年3月英進進学コース卒業
東豊中学校出身

1年次から毎日コツコツと勉強し
安定した成績をキープしていました
副部長の経験を入試本番で
生かすことができました

 私は高校2年生の頃、祖母が入院したことをきっかけに、看護師になりたいと思い大学進学を目指すようになりました。
 私はバスケットボール部に所属していました。高校3年生の時には副部長を務め、部長をサポートしながらチームをまとめることを心がけました。積極的に声を出したり、チーム全員の動きを見てアドバイスをするなど、コミュニケーションを大切にしながら部活動に取り組みました。私は、AO入試で受験し、グループディスカッションを行いました。4人1グループで出された題材について討議するため、部活動で培ったコミュニケーション能力は入試に役立ち生かすことができました。高校3年間では、部活動だけでなく勉強にも力を入れ、両立することを目標にしてきました。そのため、その日のうちに授業範囲をワークで復習したり、英語の授業の前日には、教科書を読んで日本語訳をしたりなど、自分なりに勉強方法を工夫して取り組みました。そのおかげでテスト前に焦ってワークをやることもなく、授業中もしっかり理解した上で頭に入れることができました。また、私は評定を気にしていたので、得意・不得意教科を作らず、全教科平等に勉強することを心がけました。テスト前の平日は、授業中の自習時間を大切にし、休日は殆ど机に向かっていました。その結果、テストの点数も安定し、全教科で7割以上を取ることができました。3年生になってから大学進学を意識するのではなく、高校1年生の時から大学進学を意識して高校生活を送り、毎日コツコツと勉強することが大切だと感じました。

独自の講義に魅力を感じ
志望大を決めました

 私が東北文化学園大学を志望したのは、大学概要に魅力を感じたからでした。専門職連携セミナーという医療福祉学部3学科で行う学習は、チーム医療と言われている現在、とても貴重で大切な授業だと思います。これは他の学校では経験できないことなので、将来を見据えて真剣に取り組み、3学科で意見交換をしながら、より多くの知識を身につけたいと考えています。高校生活で続けてきた予習や復習を継続し、日々の勉強を疎かにせずに大学生活を送っていきたいです。
 以上のことを実行し、看護師になるという自覚を持って東北文化学園大学で勉強に励みたいと思っています。

東北文化学園大学

総合政策学部 総合政策学科

平成31年3月外国語コース卒業
岩切中学校出身

AO入試では高校生活で得たことを
存分に伝えることが大切です
熱意を自分の言葉で伝える為
AO入試を受験しました

 私が大学進学を目指したきっかけは、幅広い分野を学び、資格や知識を4年間でしっかり身につけたいと思ったからです。そのために必要な学びができること、さらに目標や夢を実現させるために最も適した大学はどこなのかをしっかり調べることが大切だと感じました。特に、オープンキャンパスに実際に参加することで、どのようなことを学ぶことが出来るのか、また、先輩の姿などを見て、よりその大学に詳しくなることができます。他にも模擬授業などに参加し、実際に授業を受けてみることもとても大切だと感じました。
 私が、AO入試を目指した理由は、大学へ行き、そこで学びたいことをしっかりアピールすることができること、さらに高校生活で得たことなどを含め、自分の言葉で、その大学で学びたいという強い思いをアピールすることができるからです。
 またAO入試で心がけたことは、自分がなぜその大学で学びたいのかという理由をはっきり自分の言葉で伝えられるようにすることです。面接では、なぜその大学の学部、学科で学びたいのかを詳しく聞かれるので、それにしっかりと対応できるよう、自分が志望した理由はしっかりまとめておくと良いと感じました。また、AO入試は自己アピールがとても大切だと思います。なので自分をアピールできるよう資格取得などのアピールできる点を増やすことも良いと思います。さらに高校生活での様子についても聞かれます。その際に、どのような高校生活を過ごしたのかを具体的に答えられるように自分のコースの特徴などに触れて話すのも良いと思います。他の人には言えないような、自分が過ごして得た高校生活をしっかり自分の言葉で伝えられることが大切だと感じます。また、ニュースや本などの情報にもしっかり目を配ることもたいせつなので、日々のニュースや新聞に目を通すのも良いと思います。
 私にとって高校生活は有意義な時間でした。皆さんも後悔のないよう、目標に向けて頑張って下さい。

宮城学院女子大学

学芸学部 日本文学科

平成31年3月英進進学コース卒業
鹿島台中学校出身

礼儀作法や敬語を正しく習得しておくと
面接はもちろん将来に役に立ちます
自分の目標を一から整理し
志望動機を明確にしました

 入学当初から大学に進学することは決めていたのですが、志望大学を決定したのは3年生の初めでした。私は自分の好きな日本の文学について更に追究したいという気持ちと、国語の教師になるという目標から、大学を選びました。
 AO入試で重視されることは学力や生活態度よりも先に、「なぜこの大学で学びたいのか」という学習意欲です。そのため、自分の目標を一から整理し、「私はこのような学習をしたい。そのためにはこの大学の○○が適している」と志望動機を明確にし、入試に向けての心構えをしました。自分が大学で何を学び、将来どうなりたいかをはっきりさせておくことは、自信につながると感じました。
 高校で私は書道部に所属していたことから、部活動と関連付けて志望動機を明確にしていくことができました。部活動では、1作品仕上がるごとに先生や他の部員などと一緒に1行ずつ見直し、良い点や悪かった点を探しました。そして次の作品では改善点に気を付けながらより良い作品作りに努めました。その結果、様々な賞を受賞することが出来ました。AO入試では部活動での体験や成績が自己アピールの大きな武器になると思いました。

集団での自己表現の仕方を
3年間で学びました

 また、今回私がすごく大切だなと感じたことは、礼儀作法と敬語です。普段生活していて使う場面が多々あるとは思いますが、少しでも間違った使い方をすると失礼にあたるため、入試などの時だけではなく普段から見直しておくと癖がついて使い分けできると思います。私は部活動などで身に付いていたため、入試の際にあまり気にかけず臨むことができました。
 私にとっての高校生活は、社会人になるための学びの場であると3年間を通して感じました。勉学はもちろんですが、集団行動での生活は大学や社会ではもう無いので、この集団での生活の中でどう自分を表現すべきかを学ぶことができたと思います。この能力を大学生活でも役立てていきたいです。
 大学では、3年間の高校生活で学んだことを更に深めていき、自分の将来の目標に向かっていきたいと思います。

尚絅学院大学

人文社会学群 人文社会学類

平成31年3月外国語コース卒業
白石東中学校出身

語学力を磨くという目標を達成!
仙台育英は私の誇りです
英語での授業や留学生との
交流がとても役立ちました

 私には小さい頃から「中学、高校の英語の教師になる!!」という夢があります。中3の時、進学を決めるにあたり、英語の他に韓国語にも興味があった私にとって、この2つの言語の力を伸ばすことができる高校はどこかを考えていました。そのときに、当時英語を教えていた担任の先生が、この仙台育英の外国語コースを勧めてくれました。また、オープンスクールに参加し、広々とした校舎で、自習室などといった勉強をするのに最適な環境が整っているうえ、先生や先輩方から話を伺ったことにより、「ここで3年間学びたい!!」という思いが一段と強くなり、仙台育英の外国語コースに入学しました。
 外国語コースは、他コースに比べて英語の授業が多く、第二外国語や日本伝統文化の授業もあります。英会話、人間科学の授業は全て英語で行い、課題についても英語でプレゼンテーションするので、英語を書く・話す・聞き取る力が身に付きました。また、毎週単語テストがあったり、週3日程度7時間授業を設けて、その時間を課外講習として、より深い英語の文法を学びました。単語テストでは80点以上取らなければ居残りで再テストなので、満点をとるために1時間半の通学時間を利用して単語をひたすら覚えました。そして、第二外国語では韓国語を学び、日常会話ができるようになりました。日本伝統文化では茶道と華道の作法を学び、免許を取得しました。クラスには多くの留学生がいて、お互いの母国語を教え合ったりと文化の違いを認めながら仲良く生活してきました。ネイティブの先生の授業も多くあるので、言語の壁を越えて、より高いコミュニケーション力を身につけることができました。

努力は必ず報われると
受験で改めて感じました

 なぜ、尚絅学院大学人文社会学類学科のAO入試を受けようと思ったのか。それは以下の理由です。①中学・高校の英語の教諭免許が取れる②海外語学研修や留学生制度があり、留学生やネィティブの先生も多く、国際交流に力を入れている③4年間先生方がアドバイザーとして生徒1人ひとりの夢実現に向けて最適な勉強方法や履修科目について常にサポートしてくれる④AO入試は一般入試とは違って学力だけでなく取得した資格など自分をアピールすることができる。試験の内容はエントリーシートを書いて、それについて深く質問されます。志望動機はもちろん大学が求める理想像やAO入試の主旨、大学ではどんなことを学びたいかなど30分の面接がありました。それに備え、毎日残ってエントリーシートを先生に添削してもらい、何度も何度も書き直し、いろいろな先生からいろんな角度から面接練習をしてもらったおかげで合格することができました。夏休みも駆使したのでとても辛かったけれど『努力は必ず報われる』ということを改めて感じました。
 大学でも夢実現に向けて日々努力し続けたいと思います。仙台育英は私の誇りです!!

仙台大学

体育学部 体育学科

平成31年3月フレックスコース卒業
村田第二中学校出身

大学生活を有意義なものにするために
夢や目標を持つことが重要です
社会人野球など可能な限り
長く野球を続けたい

 大学進学を目指した理由は、自分の将来の夢、就きたい職などの希望を成すために進学は不可欠であると考えたからです。また、スポーツが好きで幼い頃から様々なスポーツを行ってきました。その中でも特に野球に魅力を感じ、小学校、中学校と続けてきた野球を高校でも3年間続けました。高校では、甲子園出場という目標を掲げ、高校3年最後の夏、第100回という節目の年に目標を達成することができました。その後、私は長く野球をしたいと考えるようになりました。大学もは4年間しっかりと野球を続け、社会人野球など、更に上のレベルで活躍したいと思います。何事にも取り組む際は「目標をもつことがとても重要になってくる」と思います。目標を自分の中でしっかりと確立しなければ活動する上で自身のしていることに価値を見出せなくなってくると思います。高校卒業後、目標も持たずになんとなくで大学進学するとなれば、大学での4年間は棒に振ることになると思います。まずは、自分の中で目標を持つ、こうなっていきたいと夢に見るといった事がとても重要です。私の進学する仙台大学は東北随一の体育大学で、トレーニング設備が充実し、体育において幅広い分野のことを学ぶことができます。また、部活動においても力を入れており、硬式野球部は、近年、プロ野球選手や社会人野球に進出する人材を多く輩出していて部活動においては私の求めている環境だと思います。

できることは全てやったと
言えるまで準備しました

 第一に、私は将来体育の教師になりたいと思っています。仙台大学では体育教師の教員免許を取得することができます。私はこのことを知ったときに、勉強と野球の両立を強い意志を持って図ろうと決意しました。志望大学が決まってからは、まず大学の事についてより詳しく知ろうと尽力しました。そして入試は面接と小論文があったため、小論文の演題になりそうな時事問題を集め実際に書いてみたりして、今できることは全てやったと言い切れるほど、入試に向けて準備しました。

仙台大学

体育学部 体育学科

平成31年3月フレックスコース卒業
会津若松第四中学校出身

たくさん勉強し準備をしておけば
それまでの不安が自信に変わります
中学生の頃から
体育教諭が夢でした

 私は、小さい頃からスポーツが大好きで特に野球は小学校1年生からやっていました。その中で、中学校の体育の授業中にケガをしてしまいました。その足のケガで見学をしていた時に、体育の先生が私の所に来て下さり「大丈夫か」と、その一言に私は嬉しく思い、こんなにも親身に面倒を見て下さる人柄に惹かれ私もこういうような人になりたいと思い体育の先生になろうと中学校から思っていました。そして、高校に進学をし、野球を小中とやってきたということで、高校は甲子園に行きたいという目標を持ってスポーツと勉強を両立させて頑張りました。部活動では、第100回全国高等学校野球選手権大会に出場させていただき、甲子園という大きな目標を叶えることが出来ました。

十分練習したので本番には
自信を持って臨みました

 そして野球が終わり9月進路に向けて勉強を開始しました。私は、中学校から心境は変わらず、少しでも自分の夢に近づけるように仙台大学に進学したいと思いました。仙台大学のスポーツAOⅠ期で受けたいと思い、なぜなら、私が一番仙台大学にアピールできるのはスポーツAOⅠ期だと思ったのでこれにしました。スポーツAOⅠ期の内容は、面接と800字程度の小論文でした。面接での内容は、具体的に自己PR、高校生活で頑張ったこと、大学では何を学びたいかというこの3つを聞かれました。私は、高校でいろいろな先生方にお願いして練習をしたので、本番そんなに不安ではありませんでした。小論文は「海外で活躍されているスポーツ選手になるためにあなたはどうやって未来の子ども達に指導していくのか」という問題を出され、最初はどのようにして書くのか迷いましたが、練習でたくさんの字を書いていたので実際に書いてみたらスラスラと書くことが出来ました。なので、たくさん勉強をして、そしてたくさん練習をすれば不安が自信へと変わるはずです。心配しないで自信を持ってやっていてください。

仙台大学

体育学部 現代武道学科

平成31年3月フレックスコース卒業
住吉中学校出身

受験勉強は努力がそのまま結果になる
誰にでも平等なものです
小中高と陸上競技に打ち込み
多くを学ぶことができました

 3年間を振り返ると、「あっという間」という言葉が頭をよぎります。まさに陸上漬けの毎日。私は石巻から通学しており、通学には1時間半ほどかかったのですが、遅刻をしたことは一度もありません。初めは不安ばかりでしたが、小学2年生から始めた陸上競技を高校でもやりたいという一心で、入学をしました。やはりそんなに甘くはなく、同級生や先輩のレベルが高く、付いていくのに必死でした。陸上競技は個人戦が多く、自分の身体一つで戦うスポーツです。楽しいこともたくさんありましたが、慣れない環境での毎日の練習がハードで部活動をやめたいと何度も思ったことがあります。けれどそんな時は、いつも仲間と声を掛け合い励まし合って乗り越えてきました。小中高と陸上競技に取り組んできて、チームメイトや先生にとても恵まれて、今の自分がいるんだなと改めて思いました。部活動を通して、判断力の向上、諦めない心、そして感謝の気持ちなど、これから生きて行く上でも大事なことをたくさん学ぶことができました。

常に「私は行ける!」と
ポジティブに考えましょう

 仙台大学には、同窓生推薦という枠があります。顧問の先生が仙台大学の卒業生だったので、推薦受験の機会をいただくことができました。私は昔から飛び抜けて勉強ができたわけではないし、特別勉強が好きということもありませんでした。自分でも進学という目標ができ、自分なりに努力をしました。夏休み中に行われた夏期講習に積極的に参加し、苦手な小論文の書き方の勉強や自己PR、志望動機の作成などに力を注ぎました。また、放課後にはパソコンに向かい大学の情報をできるだけ多く集め、担任の先生に声を掛けて、面接練習を細かい所まで指導していただきました。その結果、本試験では、あまり緊張せずに、自分が練習してきた言葉通り完璧に答えることができました。
 目標に向かって地道に努力すれば、私みたいな普通の人間でもその目標を叶えることができます。受験勉強は、高校3年間で一番辛いと思いますが、努力した分だけ結果になって返ってくる誰にでも平等なものだと思います。ネガティブに考えるのではなく、「私はいける!」とポジティブに考えてください。受かる確率はグンと上がると信じています。後輩のみなさんが第一志望大学に合格することを願っています。

聖和学園短期大学

キャリア開発総合学科

平成31年3月特別進学コース卒業
新月中学校出身

志望大学を決定するために
将来について早めに考えましょう
2年次の模試の結果を見て
自分の甘さに気付きました

 私が聖和学園短期大学に進学することを決めることは簡単なことではありませんでした。
 高校2年の冬、センター試験が約1年後となり、ついに私も自分の将来と本格的に向き合わなければなりませんでした。それまでの私は大学に入学さえできればいい、大学ですることは大学に入学してから決めればいいと問題を先延ばしにし、自分の将来をしっかりとは考えてはいませんでした。しかし、そんな風になんとなく過ごしていた私もある日返って来た模試の結果を見て自分の甘さに気づきました。そこから私は具体的に将来どのように生きたいか、そのためになにを学ぶべきか、するべきかを考えて志望大学を選びました。志望大学を選ぶ過程で何度も親と衝突もしました。その時は「何故理解してくれないんだ」という憤りを感じましたが今では自分のことを心配してのことだと分かります。

様々な学問を横断的に学べる
所が自分に合うと思いました

 私が聖和学園短期大学キャリア開発総合学科を進学先に決めたのは、自由に学ぶことができるからです。普通の大学ではある学問については深く学ぶことになります。しかし、私は様々な学問を関連づけて学びたいと思いました。その点で様々な系統、異なる分野を基本的に自由に組み合わせて学ぶことのできるので自分のスタイルに合っていると思いました。
 私が使用した入試方法は「自己アピール入試」というものでした。面接だけという試験内容だったので対策はし易かったのですが、逆にいかに自分の個性を出すかを苦労しました。毎日担任の先生に熱心なご指導をしていただきました。
 最後に適度な目標を持つことが高校生活を充実させることにつながると思います。

仙台青葉学院短期大学

看護学科

平成31年3月英進進学コース卒業
多賀城中学校出身

高校での生活や部活動、受験を通して
努力の積み重ねの大切さを学びました
看護師を目指すのであれば
自分の健康管理が必須です

 私が仙台青葉学院短期大学の看護学科を志望した理由は、チューター制度に魅力を感じたことと、オープンキャンパスを通して先生や学生の方々の温かい対応に触れ、豊かな人間性を身につけられると感じたからです。また、看護師としてより早く現場に立ち、知識や技能を身につけたいと考え、短期大学を志望しました。
 普段の学校生活では、3年間特別選抜クラスに居続けるために、日々時間を決めて勉学に励みました。部活動にも所属していたため、授業時間や休み時間なども有効活用していました。また、看護師になるためには自分自身の健康管理が不可欠であると考え、常に無遅刻無欠席を念頭に置いて学校生活を送っていました。

小論文の過去問分析や
面接練習の復習に励みました

 試験内容は、小論文と面接でした。小論文は800字の60分でした。過去問を解く中で小論文だけではなく、漢字や要約、英訳や計算など様々な問題も組み合わせられていることに気づきました。そのため、小論文は30分で終わらせることを決め、試験の1ヶ月前から毎日1つ小論文を書いて担任の先生に添削してもらっていました。医療に携わるものだけではなく、環境問題や人間関係など幅広いテーマに目を通していた方が良いと思います。面接では、面接練習をする前に基本的なことは暗記するくらい何度も練習していました。ま た、面接練習で答えられなかったこと、突っ込まれて止まってしまったことなどは、その度に先生方に解答例を教わり、ノートなどにまとめていました。
 私は、この3年間で、学校生活、部活動、また受験勉強などを通して、積み重ねの大切さを学びました。これからの大学生活でも、看護師を目指す上でも、この学校で学んだ努力を積み重ねていくことを忘れずに頑張りたいと思っています。

仙台青葉学院短期大学

観光ビジネス学科

平成31年3月情報科学コース卒業
南中山中学校出身

部活動や資格など一つでも多く
努力の積み重ねの大切さを学びました
空港のグランドスタッフを
目指せる大学を探しました

 私は仙台青葉学院短期観光ビジネス学科にAO入試で合格しました。幼い頃から旅行が好きで空港を利用した際に、お客様に笑顔で丁寧な応対をしているグランドスタッフの方々の姿を見て憧れを持っていました。
 1年生の頃から観光について学べる大学を探していたところ仙台青葉学院短期大学に辿り着きました。短期大学は4年制のように幅広く学ぶことと専門学校のように資格の取得に力を入れていると聞き、短期大学への進学を決めました。それから何回もオープンキャンパスに参加し、大学や学科の雰囲気を見て、学科の特徴や講義内容などのパンフレットだけでは分からない詳しいことも聞き仙台青葉学院短期大学に行きたいと強く思ったため第一志望に決めました。

志望大を決めたらすぐに
書類作成を始めましょう

 AO入試はエントリーシートなどの書類審査と個人面接でした。エントリーシートは書き上げるまでに時間がかかりました。先生に何度も添削をしてもらい、何回も書き直しました。難しい題もありすぐに書き終わるものではないため、志望を決めた段階で書き始めると、よりまとまった内容で書けると思います。そして受験をするにあたって大切だと感じたことは、一つでも多く資格や部活動、ボランティア活動など自分の武器を作ることです。AO入試はは他の受験生よりいかに多くの強みを持っているかだと思うので、他の人には負けないというものを作ることで大きく合格に近づくと思います。それをしっかりとエントリーシートに盛り込み、面接で話せるようにしておくことも大切です。面接練習では何度も先生に練習をお願いし、入室や退室の仕方や言葉の使い方や言い回し、自分の癖などを教えてもらい、練習を重ね徐々に自信を付けていきました。こうして自分に自信を付けることによって、本番ではあまり緊張せずに、どのような質問に対しても自分の意見を落ち着いて伝えることができました。
 最後に努力を惜しまず自分の武器を身につけ、何事にも時間に余裕を持ち、早め早めの行動をすることが良い結果に繋がると思います。夢や目標に向かって頑張ってください。