栄光への軌跡 2019
現役大学進学者による大学合格体験記

公募制推薦 合格者

志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ

山形大学

人文社会科学部 人文社会科学科総合法律コース

平成31年3月特別進学コース卒業
東華中学校出身

書類作成や面接練習でお世話になった
先生方のおかげで合格できました
熱心に勉強する友達の姿に
大いに刺激を受けました

 高校に入学して初めの頃は自主学習の習慣があまり身に付いておらず、定期考査前しか学習スペースを利用していませんでした。そのため、もちろん成績は上がらず、教科によっては授業についていくのもやっとの状態でした。高校2年生になり、周りの友達がいつも自習室に行って熱心に勉強する姿に刺激を受けました。それからは放課後、学校に残ってほぼ毎日自主学習をするようになり、高校3年生からは朝の1時間半、オークルームでの学習も習慣になりました。私は家での勉強は集中力が続かなかったため、学校のあらゆる学習スペースを最大限に利用して自主学習の習慣を身に付けました。さらに、学校であれば先生や友達のところへすぐに質問に行けるため、疑問に思う所や不安な箇所をそのままにすることなくスムーズに学習を進めることができました。周りの意識の高さと学習環境の整った学校のおかげで私は成長することができました。また、私は塾や家庭教師を利用していませんでした。その分、放課後講習に参加して勉強方法が分からない教科や苦手科目をカバーしていました。

ボランティア活動の経験が
推薦入試で強みになりました

 高校生活では、勉強以外に色々な活動、経験をすることをお勧めします。それは、高校生活をより充実させ有意義なものにするだけでなく、いざ大学受験について考える時、選択肢が広がり、一番行きたい大学への合格に繋がります。実際に私は生徒会執行部に入ったことで、学校行事の運営などに深く関わることができました。それに加えて多くのボランティア活動の機会に恵まれ、様々なボランティア活動に意欲的に参加できました。そして、公募推薦で大学受験をしようと決めた時、これらの活動や経験が自分の強みになりました。
 また、大学に合格することができたのは、先生方の協力が一番大きかったです。志望理由書や読書感想文の添削では、私の意見を尊重しつつ毎回丁寧なアドバイスをくださいました。さらに、私がしつこく面接練習をお願いしても少しの空き時間を面接指導に充ててくださいました。忙しい合間を縫って志望理由書や読書感想文の添削、面接指導をしていただいた先生方、それから陰で支えてくれた家族がいたからこそ合格をつかみ取れたと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

山形大学

人文社会科学部 人文社会科学科

平成31年3月特別進学コース卒業
登米 中田中学校出身

校外模試は本番の緊張感を
体験できるのでお勧めです
入学時の実力テストで
危機感を抱きました

 私は高校に入学した際に受けた実力テストの結果に衝撃を受けました。自分より成績が良い人がたくさんいて危機感を抱き、周りの人たちに負けないように勉強に取り組みました。1,2年生の頃は授業の内容をしっかり身につけ、基礎力の向上に努めました。毎日、授業の予習、復習を徹底して行い授業の進度についていけるようにしました。また、私はこの頃から模試を積極的に受けました。模試を受けることで自分の弱点や得意分野を知ることができ、次の勉強の方針を決めるのに役立ちます。また、試験の緊張感を体験できるので場慣れするのに役立つので1,2年生の頃から模試を受けておきましょう。ここで大事なことは模試の復習は絶対に行ってください。模試で間違えた問題は自分の弱点なので二度と間違えないように復習してください。次に3年生の頃は、夏休み前までは国数英の勉強に力を入れ、夏休み前半は理社を中心に勉強し、後半は国数英を中心に勉強しました。勉強すればすぐに得点に結びつく理社を夏休み前半に勉強することでモチベーションを高く保ったまま夏休みを過ごせました。このようにして秋までに基礎力をつけ、9月頃から大学の過去問に取り組みました。11月頃には防衛大の入試がありました。。筆記試験、面接試験の予行演習になるので受けることをお勧めします。12月からはセンター試験の過去問を始めました。センター試験は形式慣れが重要なので2次試験対策をしっかりやっていれば、大量に解く必要はないと思います。しかし、センター試験では高得点を取るべきだと思います。高得点を取っていれば国公立2次試験へ有利に進むことができ、私立大のセンター利用試験で滑り止めを確保できるのでセンター試験では高得点を目指してください。

山形大学の公募推薦では
センター試験が重要です

 次に推薦入試についてお話しします。私が受験した大学では、センター試験の配点が大きいので、まずはセンター試験で高得点を目指してください。面接では志望理由について詳しく聞かれたので、大学で何を学びたいか、大学卒業後にどういう仕事に就きたいか、大学についての基本的な知識などについて特に良く考えておいてください。また、自己PRできるように自分の長所、短所も考えておいてください。
 最後に、仙台育英の皆さんの努力が報われ、第一志望の大学に合格できることを祈っています。

宮城大学

看護学群 看護学類

平成31年3月特別進学コース卒業
宮城教育大学附属中学校出身

自習室で一緒に勉強した仲間の存在が
受験勉強の辛さを和らげてくれました
色々な活動に参加したことが
推薦合格に有利になりました

 まず、3年間指導して下さった先生方、温かく見守ってくれた両親、そして楽しい時も苦しい時も一緒にいてくれた友達、私が合格に至ったのは皆さんの支えがあったからです。本当にありがとうございました。
 さて、私は高校入学当初から看護学を学べる大学を目指していました。この頃はまだ公募制推薦を受けるつもりはありませんでしたが、生徒会執行部に所属していたことや、ふれあい看護体験に毎年参加していたことが、結果的に内申書の内容や面接に役立ったので、勉強以外の活動にも積極的に取り組んでおいて良かったと感じています。1年次は模試の成績も良く安定していましたが、2年生になって成績はすぐに下がり、以前よりやる気も無くなって、そのまま3年生の夏まで長きにわたる伸び悩みを経験しました。しかし私はどうしても県内の国公立大学に行きたかったので、3年生夏の面談で志望大学を宮城大学に決定し、その時先生からセンター試験と面接で受けられる公募制推薦という試験があることを知ったので、推薦で受験することを決めました。受験勉強はそれなりにつらかったのですが、自習室に残って一緒に勉強する仲間の存在があったので、それほど苦ではありませんでした。また、志望大学が決まってからは勉強量に比例して模試の成績も上がったので、それもモチベーションの維持に繋がったのだと思います。

模試は弱点発見と克服に
活用するのがお勧めです

 私が受験勉強で意識したことは以下の2つです。
・模試をしっかり活用すること
 模試は結果よりも自分の弱点を知って復習する手段として利用することを勧めます。
・過去の事例にこだわらないこと
 予想外のことは絶対に起こり得る!
 私は面接の試験があったので、聞かれなさそうな質問をされた場合の対策を勉強の合間にしていました。実際本番で想定外のことも聞かれましたが、焦らずに応えることができたので、練習して良かったと思いました。過去問にこだわり過ぎると痛い目を見る可能性もあるので、幅広く対策すると安心です。
 自分が積み重ねた努力を信じてポジティブな思考で受験勉強することが一番大切です。ぜひ参考にしてみてください。健闘を祈っています。

宮城大学

看護学群 看護学類

平成31年3月特別進学コース卒業
大沢中学校出身

仙台育英の恵まれた環境を生かして
第一志望合格を目指しましょう
先生方に背中を押して頂き
理系転向に挑戦しました

 私は高校入学時から国公立大学への進学を目指していました。高校1年生の時は志望大学が決まっていなかったのですが、古文に興味があり学びたいと思っていたので、2年生の文理選択で文系を選択しました。しかし、3年生になり、進路を真剣に考えた時に、看護に興味を持ち始めました。そして看護体験に参加し、看護師の方から話を伺ったり、仕事を体験したりしたことで、看護師になりたいと思うようになりました。ですが、私は文系を選択してしまったので、理系の学部に進むのは無理だと思い、諦めようと思っていました。しかし、先生方からたくさんのアドバイスをいただき、挑戦することができました。

オークルームは周りから
刺激を受け集中できます

 学習面では、勉強する習慣を身につけることが大切だと思い、1年生の時から朝は早めに学校へ行き、放課後はできるだけ最後まで学校に残り、オークルームで勉強しました。オークルームでは、多くの人が真剣に勉強しているので、自分にとって良い刺激となり、集中して勉強することができました。また、定期テストに向けて手を抜かずに勉強することで学校の授業で学んだことをしっかり復習できるので、定期テスト前は普段より多くの時間を復習することに費やしました。受験に向けて本格的に勉強を始めたのは3年生の9月頃で少し焦りもありましたが、普段から毎日勉強していたので、前向きに勉強に取り組むことが出来ました。また、推薦入試の対策と同時に一般受験の対策も行うことで落ちてしまった場合に備えました。面接練習も先生方が熱心にしてくださったので、本番は緊張することもなく、落ち着いて受け答えができました。
 仙台育英は勉強する環境が整っていて、先生方もとても親切です。この恵まれた環境の中で第一志望合格を目指し、目標達成のために最後の最後まで諦めずに頑張ってください。

上智大学

総合グローバル学部 総合グローバル学科

平成31年3月外国語コース卒業
七ヶ浜中学校出身

留学中は家庭学習を増やし
検定対策も怠りませんでした
留学を決意した時から入試に
生かすことを考えていました

 私は、自らの留学経験を生かして大学に進学しようと高校交換留学を決意した時から考えていました。国際関係を学びたかったのですが、宮城県内にはそういった学部のある大学が少なかったので、自然と選択肢が首都圏の大学に絞られていきました。2年次夏から10ヵ月の留学だったので、留学前にはすでに進学したい大学を2校ほどに決め、第一志望の大学のオープンキャンパスにも訪れました。
 留学中はアメリカの高校で現地の高校生と同じように勉強しました。最初はついていくのが大変でしたが、日本にいたときよりも家庭学習の時間を増やし授業を理解できるよう頑張りました。帰国する4ヵ月前あたりからTOEICとTOEFLの勉強も始めました。私の第一志望の大学には「海外就学経験者入試」というものがあり、TOEICやTOEFLなどの外国語検定で高いスコアを取得していなければ、留学経験があっても出願できなかったので、その基準を超えられるように勉強しました。TOEICに関しては、英単語と基本的な文法に重点を置きました。留学を通してリスニング力を鍛えられたので、あまり対策はしていませんでしたが、結果、大学の基準となるスコアを超えることができたので良かったです。
 入試の面接などで話せるように、留学中にはクラブ活動やボランティア活動にも取り組みました。

上智大学の課題レポートは
早めに準備しましょう

 帰国後は入試の準備に追われました。第一志望の大学は小論文がとても難しく、過去問も過去1年分しか取得できなかったので、あまり対策ができませんでした。面接では落ち着いた回答ができましたが、小論文をうまく書くことができませんでした。そのため、第一志望の大学は不合格でした。
 この経験から、第二志望である上智大学の入試対策では小論文に力を入れました。大学から過去3年分の過去問を取得できたので、それに取り組み、国語の先生に何度も添削していただきました。出願時には課題レポートを提出しなくてはならなかったので、そちらを取り組むのは大変でした。この学科ができてから、課題レポートのテーマは毎年同じなため、志願しようと思っている人は本などを使いながら早めに準備を始めると良いと思います。
 他の受験生もたくさんの準備を重ねて対策していますが、自分の苦手なことをしっかり対策すれば合格できると思います。がんばってください。

東京女子医科大学

看護学部 看護学科

平成31年3月特別進学コース卒業
富谷第二中学校出身

自分の夢を後押ししてくれる先生方や
大切な仲間と出会えました
どんな看護師になりたいかを
常にイメージしていました

 幼い頃から、将来は人の為になりたいという思いがありました。しかし、具体的な事は何も考えないまま、気がつけば3年生の夏を迎えていました。真剣に将来の事を考えなければと焦り出したのもこの時期で、他の人よりもスタートを切るのが圧倒的に遅かったと思います。こんな私が、第一志望の大学に合格できたのは、心強い先生方や家族の支えがあったからだと感じています。
 自分が推薦入試を受けると決めて、一番最初に行ったのは情報収集でした。例えば、現在の医療現場が抱えている問題点やその背景にある問題の解決策についてなどです。私はそのような情報を自分の強みなどに照らし合わせ、自分が具体的にどんな看護師になりたいか常にイメージすることを心がけました。また、小論文は担当の先生に出してもらったテーマや志望大学のテーマで何度も練習しました。休憩時間や登下校中などの時間も有効に使い、面接の練習などもしました。

受験のプレッシャーに打ち勝つために
絶対譲れない目標を持ちましょう

 大学受験を経て、皆さんに是非お伝えしたいと思ったことが一つあります。それは自分の「目標」をしっかりと持ってほしいということです。時間も無く、準備も不十分という中で、私が最後まで諦めずに頑張れたのも、「看護師になる」という目標があったからです。「受験は団体戦」だと言いますが、最後は自分が頑張らなくてはいけません。プレッシャーを抱えながら勉強し続けるのは大変です。途中で投げ出したいと思うことも多々あります。だからこそ、これだけは絶対に譲れないと思える「目標」を持って下さい。
 仙台育英は自分の夢を後押ししてくれる先生方や大切な仲間と出会える素敵な学校だと思います。ここでの経験は、自分を大きく成長させてくれます。ですから、沢山失敗して精一杯悩んで、自分の糧にしていってほしいなと思います。皆さんが自分の夢を掴み取れることを願っています。

日本女子体育大学

体育学部 スポーツ健康学科健康スポーツ学専攻

平成31年3月英進進学コース卒業
郡山中学校出身

生徒会役員や学校行事の運営などへの
効果的な自己アピールになります
様々な角度からスポーツを
学びたいと進学を決めました

 私は、幼い頃から運動することが好きで、小学生の時からダンスを習っていたため、将来はスポーツ関係の仕事に就きたいと考えていました。専門学校と大学でとても迷いましたが、4年間で様々な方向からスポーツについて学びたいと思い、大学を選びました。
 私は、高校3年間で様々なことに積極的に取り組みました。生徒会執行部に所属して、書記として学校をまとめました。色々な会の司会や育英祭の計画、運営、ボランティア活動をしました。また、クラスの副室長としてクラスをまとめてきました。これらの活動は受験の際に自己PRとして、役に立ちました。
 私は公募制推薦で受験したため、評定平均値が重要でした。そのため、受験を意識し始めた高校2年生から定期テストに力を入れました。高校1年生のときは、習い事のチアダンスとの両立が上手くいかず、あまり良い点を取れませんでしたが、時間を計画的に使うように気をつけた結果、テストで自分自身の平均点を10点上げることができました。そのため、評定も高くすることができ、受験の時に役に立ちました。

小論文と面接は朝と放課後に
先生方に特訓して頂きました

 私が受験に成功した一番の理由は、受験対策を多くしたからだと思います。私が受験した大学は、小論文と面接がありました。どちらも私は苦手だったため、朝や放課後の時間を使って、色々な先生に特訓してもらいました。小論文は、朝に書いて授業の間に小論文の先生に渡し、放課後に解説してもらい、過去問で対策をしていました。また、面接は一人の先生だけではなく、様々な先生にお願いして、どんな質問にも答えられるようにしました。受験期間は、私以外の人達も残って一緒に対策したため頑張れました。
 このように定期テストや部活動に積極的に取り組み、受験の2ヶ月前から受験対策をすると良い結果が得られると思います。

十文字学園女子大学

人間生活学部 食物栄養学科

平成31年3月英進進学コース卒業
八戸 白銀南中学校出身

推薦入試において勉強や部活動などは
頑張った分だけ自分の強みになります
小論文対策として専門知識を
増やすことが求められました

 私は将来、管理栄養士になりたいと考えており、その資格を取得するために大学進学を目指しました。推薦入試を選んだ理由は、できるだけ早く合格して大学入学に向けての勉強をしたいと考えたからです。
 推薦入試を受けるにあたって私は特に学校生活に気をつけ、部活動と勉強の両立に励みました。私は公募制推薦で校長先生からの推薦が必要だったので、まずは推薦されるにふさわしい人になろうと思いました。制服の着こなしや、日常生活のあいさつなどを心がけて学校生活を送りました。また、推薦入試は自分をアピールすることが重要なので部活動と勉強の両立に取り組み、それを一番の強みにできるようにしました。
 受験は小論文と面接の2つでした。小論文はとにかく大学の過去問を解いて対策しました。しかし、管理栄養士になったとしての考えを述べるものがほとんどで、栄養学の知識を必要とするので小論文の練習だけではなく、それに関する本を読んだり、調べものをしたりもしました。面接は書いた文章を一語一句覚えるのではなく、話したい内容だけを覚えて練習の時に自分の言葉で表現できるように心がけました。そうすることで頭の中で文を組み立てられるようになり、それを本番でも生かすことができました。

やりたいことを学べるので
今から入学が楽しみです!

 大学受験を通して、学校での生活がとても大事だと思いました。勉強や部活動などは、頑張った分だけ自分の強みになります。私自身が大学に合格できたのは、学校生活での努力を積み重ねてきたことにあると思うので、後輩の皆さんも頑張ってほしいと思っています。
 私にとって大学は、将来の夢を叶えるための場所であると思います。自分のやりたいことを学べると考えると、とてもわくわくします。大学では今まで以上に勉学に励み、管理栄養士になるという夢を叶えたいです。高校では多くの後輩たちが大学に合格してほしいと思います。応援しています。

神田外語大学

外国語学部 英米語学科

平成31年3月外国語コース卒業
高崎中学校出身

大学は将来を決める大切な場所なので
興味を広げて慎重に選びましょう
日頃から自発的に英語に
触れるよう努めました

 将来スポーツ通訳者になりたいという夢を叶えるため、この大学の受験を決意しました。大学選びについては、第一に自分が将来やりたいことを考えました。そしてその目標に合いそうな大学のオープンキャンパスに行きました。オープンキャンパスでは、過去問をもらったり、入試対策方法を積極的に聞いたりしました。また加えて、就職率や就職先などの就職状況も確認しました。
 入試対策としては、試験内容が英語の文法テストと英語のリスニング、日本語と英語の口頭試問だったため、英語の勉強や英語での面接練習、新聞を読んでの口頭要約の練習をしました。
 私の場合、語学系の大学だったため、日頃から英語に触れ合うことが重要だと改めて感じました。外国語コースで学んだ英語を生かし、そして英語の先生や外国人の先生方とも積極的にコミュニケーションをとるよう心がけました。同時に、本を読んでおくことも大切なことだと思いました。

スポーツ通訳者を目指し
努力を重ねていきます

 ここまで入試の対策について書きましたが、そんな私も最初から将来の夢が決まっていたわけではありません。ただ英語が好きで、将来、英語を使った仕事がしたいという気持ちから大学を探し始めました。ある大学のオープンキャンパスに行った時、英語ができるだけでは就職できないという現実を知りました。その日から、色々と考えるようになりました。テレビを見ていて、大谷翔平選手と田中将大選手の通訳者についての番組を目にしました。私は心を打たれました。元々メジャーリーグなどの海外のスポーツを観ることが好きだったので、スポーツ通訳者こそ私が将来就きたい職業だと気付きました。これからスポーツ通訳者になるために、語学力はもちろん、スポーツ選手をサポートするための技術や知識、経験を磨いて行きたいです。
 最後に、大学は自分の将来を決める大切な場所です。日頃から自分が興味あるものを研究したりして、慎重に選ぶことが大切だと思います。

岩手医科大学

看護学部

平成31年3月英進進学コース卒業
多賀城中学校出身

大学進学は周りで支えてくれる人の
力も大きいことを実感しました
早く合格して苦手教科の
克服に充てたいと思いました

 私は誰からも必要とされる助産婦になりたいと思い、チーム医療について学ぶカリキュラムや4年間で看護師と助産婦の国家試験受験資格を取得することができ、夢実現のために自分の知識を深めたいと考え岩手医科大学を目指しました。
 私は人数制限公募を利用して受験しました。人数制限公募は早く合格が決まるので、合格発表から大学入学までの期間を苦手科目の勉強に使いたいと考え利用しました。人数制限公募は校内選考の後に本試験で英語の筆記と小論文と面接がありました。対策として、英語の問題集を何度も解いたり、小論文の書き方を見直したり、良い書き方が書いてある本を読んだりしていました。また、面接練習では、多くの先生に練習をお願いしていました。本番にならないと、どのような質問が来るか分からないので、自分の興味のある分野について少し知識を知っておいたり、それに関連したニュースを知っておいて良かったなと思いました。

ボランティア活動で交流の
必要性を再確認しました

 私が高校生活で頑張ったことは勉強とボランティア活動です。大学進学で評定が重要になってくるので、得意教科は高い評定を維持できるようにして、苦手教科は少しでも得意教科に評定が近づけるように友達に教えてもらいながら勉強していました。得意教科は資格取得に挑戦して少しでも大学に頑張りをアピールしたいなと思い頑張り、2種類の資格を取得しました。ボランティア活動では、地域貢献することだけではなく幅広い年齢層の方々と関わりを持つことで、地域における若い人が必要となっていることや学校だけでは学ぶことのできないボランティアに参加することの大切さを学ぶことができました。コミュニケーション能力は大学に入ってからもその先でも必要となってくるので、改めて必要性に気づけたので一つでもボランティアに参加した方がいいと思います。
 大学選びで悩んでいた時に親から「学ぶのは親ではなく、あなたなのだから自分が学びたいと思う大学を選びなさい。親はサポートするだけだから」と言われました。大学進学は自分だけの力だけではできないことなので周りでサポートしてくれる方々のおかげで合格できたなと思いました。興味を持った大学があるならオープンキャンパスに参加して、自分の目で確かめた方がいいと思います。
 自分が行きたい大学に進学できるようにメリハリを付けて頑張ってください。

東北学院大学

経済学部 共生社会経済学科

平成31年3月フレックスコース卒業
東華中学校出身

推薦を目指すのであれば
3年次の大会成績を特に意識しましょう
先輩が進学した大学に
関心を持ちました

 私の1つ上の先輩が推薦で入学し、そこの大学について多くの情報を教えてもらうことができました。そして私はオープンキャンパスにも行き東北学院大学はどういう所なのか、その後の進路はどうしていくのかなど詳しく知ることができ東北学院大学へ行きたいと思いました。大学へ入る方法は指定校、AO入試、スポーツ、一般などさまざまな方法がありましたが、私は1つ上の先輩と同じスポーツでの推薦で行くことに決めました。
 推薦といっても、簡単ではなく高校の部活動その他のクラブ活動などでスポーツの実績を残さなければなりません。私はサッカー部に所属していました。その中では、宮城県内の大会を優勝、そして東北大会、全国大会の出場など条件を満たしていたため公募制推薦で受けることができました。

卒業後の進路の充実度に
魅力を感じました

 主にスポーツの成績を活用して推薦で大学に行きたいと思っている人がいるならば、今までの試合や大会などに出ていることが大切ですが、3年生の高校総合体育大会は、推薦での大学の視野を広げられる重要な大会です。そこで東北大会や全国大会に出ることができれば多くの大学のスカウトの人に注目されることになります。なので3年生の中での試合や大会はとても重要なので、推薦で大学に入学したい人はこだわって欲しいです。
 そして私が多くの大学の中から東北学院大学を選んだのは県内の大学の中でもその後の進路についてたくさんの情報や話を聞くことができる環境があり、就職の内容も濃く自分自身の将来像をしっかり決めることができるものを感じたためです。
 大学に入学したい人は、高校の評定は大切だと思います。定期考査などのテストでは、点数をできるだけ高くとることも大切です。日頃の授業はしっかり受けて平常点もしっかりとりましょう。

東北福祉大学

総合福祉学部 社会福祉学科

平成31年3月外国語コース卒業
角田中学校出身

家族や友人、先生方のサポートを支えに
自分で色々工夫して受験対策をしました
小論文は過去のテーマを元に
先生にご指導いただきました

 私は東北福祉大学に公募制推薦で合格することができました。特に面接での自己アピールに力を入れていました。私は、小学校から現在まで、遅刻や欠席、早退をしたことはありません。ですから、体力があることや精神力があることをアピールしました。また、私は演劇部に所属しており、地区大会で優秀賞1席を受賞することができ、県大会にも出場することができました。部活動での私の役職は音響のチーフだったので、強い責任感を生かし、チーフとしての役割を果たすことができたこともアピールしました。面接対策は、上記のことも含めた面接対策ノートを作っていました。面接対策ノートは事前に想定される質問を書き出し回答を書いたノートです。ですが、本番の面接では、ノートに書いていないことの方が多く聞かれ非常に混乱しましたが、ノートの内容を抜粋して、一部を変えるなどして対応できる質問が多数だったので、ノートを作った方が自分のためになると思います。
 また、私は小論文の試験もありました。小論文はあまり得意ではなかったので焦りました。東北福祉大学では小論文のテーマが「挑戦についてや行動力について、君の考えを述べなさい」、という抽象的なテーマについて問われる学科もあり、私はその学科でした。そのため、今まで書いたことがないテーマに戸惑いました。ですから、小論文の先生に過去に出題されたテーマで採点をお願いしました。採点をして下さったおかげで自信がつきました。
 私が東北福祉大学に合格できたのは、家族や友人、先生方のサポートがあったからだと思っています。大学合格への道は決して生易しいものではありませんが、一人でストレスを抱え込まず、周りの手を借りつつ頑張って下さい。

東北福祉大学

総合福祉学部 社会福祉学科

平成31年3月情報科学コース卒業
蒲町中学校出身

面接と小論文は長い時間をかけて練習し
数をこなすほど上達します
福祉を本格的に学ぶために
何度も受験に挑戦しました

 幼い頃から祖父が車椅子生活を送っていたこともあり、福祉に興味を持つようになりました。県内で福祉について本格的に学ぶことができるのは東北福祉大学しかないと思い志望しました。しかし、合格するまでの道のりは苦労の連続で、私は計3回の受験を経験しました。1度目は当時第一志望だった福祉行政学部を受験しましたが、試験前日まで熱を出してしまった影響もあり、実力を発揮できないまま不合格になってしまいました。これを機に第一志望を社会福祉学科に変更し、推薦入試に備え始めました。東北福祉大学の推薦入試は書類選考と小論文600字、個人面接でした。勉強と部活動の両立に加え、室長やボランティア活動を経験した私は書類選考には自信がありました。しかし、小論文と面接はどちらも苦手で練習には長い時間を費やしました。小論文の練習には特に力を入れ、約30枚ほどの小論文を書きました。初めの方は壊滅的な文章力でしたが、回数を重ねるにつれて良い小論文にすることができました。

小論文での失敗は
面接で挽回できました

 そして迎えた2度目の入試は専門課程入試で限られた人しか受けることができないため、自分は受けられないと思っていましたが、先生から「情報専門の単位を取っているから受けられる」と聞きました。しかし第一志望の学科は条件的に受験できないと知り悩みましたが、東北福祉大学に行きたいという気持ちが強かったため、受験することを決めました。本番では自分でも驚くほどにリラックスして臨むことができ、練習通りの力を発揮できました。合格できたものの、第一志望の学科を目指して引き続き練習しました。その勢いのまま本命の3度目の入試。小論文であまり納得のいかない内容になってしまい少し焦りましたが、切り替えて面接を受けようと思いました。その面接では想像していたよりリラックスした雰囲気で、勝手に緊張が解けていました。緊張しなかったため、聞かれたことに正確に伝えることができ、小論文の失敗を挽回し合格を勝ち取ることができました。
学校生活のアドバイス
・勉強で力を抜かない(特にテストで)
・ボランティア活動に参加する(参加して終わりではなく、何を得たが大切)
・部活をやっている人は勉強にも手を抜かない
受験のアドバイス
・体調管理を整える(手洗い、うがいやマスク)
・小論文は本当に数です!! しっかりと先生に提出! 数をこなせば文章力も培われます。書いて終わりではなく、担任の先生や国語の先生に提出することが大切です。
・書類などをしっかり提出する
・面接も練習!! 一つの事に対して深く理解!! 練習なしで行くと後悔します。一つのことに対してすごく深く聞かれることもあるため準備しておく。
・面接は順番通りとは限らない、心の準備を! 3回目のときはバラバラに呼ばれました。心の準備とリラックスが大切です。

東北福祉大学

総合福祉学部 社会福祉学科

平成31年3月フレックスコース卒業
高森中学校出身

様々な角度から物を考えられることが
面接や小論文においては大切です
読書は自分の考え方を
広げてくれるのでお勧めです

 私は中学3年の頃から社会福祉士として、児童養護施設で働きたいと思っていました。そのため、現代社会においての問題や貧困問題の解決のためには何をすべきなのかを考えるようになりました。また、私は人との関わりを大切にしたいと考えており、社会福祉士として働く際にも変わらず人との関わりを大切にし、相手が何に対して悩んでいるのか、何が不安なのかという本音を聞きたいので、相手と正面から向き合って生活の手助けをしたいと思うようになりました。
 受験の際にはこうした普段から思っている私の考えが、面接や小論文で役立ちました。そのため、自分の考えを持つことや、物事を考える際に様々な角度から視点を変えて考えられることが大切なのかなと思います。また、本を読むことも受験では役に立つと思います。本を読むということは書いた人の考えを知ることができるうえに、自分自身でも考えが生まれ、大きな経験となるからです。なので私は本を読むことをおすすめします。

面接では和やかな雰囲気を
作ることを心がけました

 私は面接は練習をしてあまり時間を使わずにある程度聞かれたことに対しても考えて答えられるようになりましたが、小論文は文章の組み立てがうまくできなかったり、考えをなかなか文章にできないことや、誤字脱字が多く、自分の伝えたいことがなかなか伝えられませんでした。そこで先生方に放課後に指導していただき、なんとか受験日までに形になりました。そのため、小論文の練習は余裕を持って始める必要があります。
 受験当日は小論文は、書き終えた後見直しを何回も繰り返しました。面接では2対1の個人面接だったので自分が話の中心となるため、会話の流れをつかむことを意識しました。そのため面接官2人を笑わせることを一つの目標にしました。おかげで自分の伝えたいことを相手に伝えることができました。

東北福祉大学

総合福祉学部 福祉行政学科

平成31年3月英進進学コース卒業
玉川中学校出身

部活動のスタッフの方々の
温かい支えで合格できました!
部活動のスタッフの方々が
引退後も支えて下さいました

 私は東北福祉大学に入学することになりました。そんな私がこの経験から得た中で一番大きいことは、感謝の気持ちです。私の悩みを聞いてくれたのは、バレーボール部の監督をはじめとする多くのスタッフの方でした。バレーボール部に所属しているときは、選手としての目線でしかスタッフを見ていなかったので、バレーボールを教えてもらったことに対する感謝が大きかったです。しかし、部活動を引退してから監督をはじめとするスタッフ、また、仙台育英の偉大さをあらためて知ることになりました。バレーボール部を引退したのに、私の高校の出口までを考えてもらい、多くの支援をいただきました。

将来は母校の職員として
貢献していきたいです

 多くの支援もあり、東北福祉大学に入学することができ、これらの経験で将来したいことが明確に決まりました。それは仙台育英の学校職員としてバレーボール部に関わっていきたいということです。そのためにも大学4年間ですべきことが2つあります。1つ目は、多くの人との繋がりを大切にすることです。高校では良い環境に恵まれて、自分自身も人として成長した3年間でした。この3年間で経験したことを糧にして、自分を理解していきながら、人との繋がりの幅を広げていきたいと考えています。2つ目は、大学4年間で仙台育英のバレーボール部に関わっていくことです。バレーボール部のスタッフからお誘いを受けて、バレーボールに関わる機会をいただきました。今の自分に何ができるかをしっかり考え、バレーボール部を強くしていきたいと考えています。この2つは必ず将来に結びつき、大きな力に変わると信じています。周りに流されず、自分の目標を貫いて、日々努力をしていきたいです。

東北福祉大学

総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科

平成31年3月フレックスコース卒業
秀光中等教育学校出身

仙台育英での充実した3年間に
勝る経験はないと確信しています
大学では県内有数の野球部で
成長していきたいです

 私は、大学合格までにしていたことは、大学の特徴や情報などを細かく知り私に本当に合っている大学なのかを分かっておく必要があると思っています。私は、なぜ大学進学したのかというとレベルの高い先輩方のもとで中学の時から3年学び、高校に入学したときは中学から数えて4年目で、主将を務めて大学日本一に貢献したいと思い大学進学を決めました。宮城県で一番レベルの高い大学でどれだけ自分の力が通用するのかもっと知りたいし、私より経験のある先輩方からより多くのことを身に付け自己成長と共に後輩にも還元できるようにしっかりとした知識を身に付けていきたいと思っています。
 私は、硬式野球部に所属していたので入試も特別入試で受験することに決めました。それは、野球で結果を残して判断してもらい基準を超えたら受験できるシステムになっています。そのために私は、甲子園出場を最低条件にして毎日の練習に取り組んできました。
 プラスして定期考査対策もしっかり取り組み単位を落とすことがないように必死に勉強をしました。学習評価は、これからもすごく大切な評価でもあるので大切にしていった方がこれから先の未来も明るくなってくると思います。資格取得も積極的に取り組み1つでも多い資格取得をおすすめします。

3年間で自分を磨き
社会に羽ばたいて下さい

 私が苦労したことは小論文です。テーマ型小論文になると意外できるのですが、テーマ型ではない自由小論文になると厳しくなってくると思います。知識がないとできることがないです。しっかりとどういった小論文なのか分かっておく必要があるのです。
 私にとって高校生活はかけがえのない財産だと感じています。これから先、生きて行くのに必要な能力を高校で身に付けておかないとこの先大変ですが、この3年間に勝る人生生活はないと確信しています。高校3年間で己を磨き社会に出て行く後輩たちを予想してとても期待しています。がんばってください。

東北福祉大学

教育学部 教育学科初等教育専攻

平成31年3月特別進学コース卒業
富沢中学校出身

努力の成果がどんな形であれ表れると
信じて一日一日を過ごしましょう
教育者志望向けの実践活動が
多い点に惹かれ志望しました

 私は将来教師になると、高校に入ってから本格的に決断をし、大学進学を決めました。東北福祉大学は教育者になるための実践活動が多く、その点が私の志望する決め手となりました。様々な入試制度があることが調べる内に分かり、私は公募推薦入試に挑戦することにしました。推薦入試を目指したきっかけとして、多くある受験にチャンスを最大限利用し大学合格に一歩でも近づけるようになるためです。本当に入りたい大学であれば、何事にもチャレンジ精神で臨むことが大切だと思いました。
 高校生活では、勉強には熱心に取り組みました。評定も入試では欠かせない部分になるため、その評価に直接繋がる定期考査は常に万全な対策をして望みました。私は部活動をしていなかった分、勉学での評価を得ようと勉強も怠らずに3年間努力しました。他にも自分のスキルを上げるために英検を取得するということもしました。

小論文は納得のいく文章を
早く書く練習をしましょう

 私が受験した推薦入試は小論文と面接でした。どちらも十分な対策をすることが大事だと感じました。小論文対策は勉学にも励みつつ、入試が近づくにつれて小論文の問題の数をこなしました。具体的には、大学のHPから過去問を学部学科という縛りを無くし、可能な限りひたすら書きました。東北福祉大学の小論文の問題は抽象的なテーマで出る傾向にあり、私は自分や周りの人が瞬時に思いついたものを題にして書き、他の人に見てもらうという対策をとっていました。そうすることにより、自分の文のスタイルが見つかり、本番でどんなテーマが出ても書けるという自信が付きます。試験の60分は体感よりも短いため、日頃から早い時間で納得のいくものが書けるように練習を積むことが大切です。
 面接は学校での練習を何度もすべきです。面接指導の先生方の指摘を聞き、面接の空気に慣れるよう意識しました。本番の際、予期していなかった質問が来た時、私は堂々と自分が良いと思った答えを言いました。仮に文が組み立っていなかったとしても、大学に入りたいという思いが面接官に伝わることが最も重要だと思いました。
 対策は余裕を持って始めるべきだと感じました。評定が推薦入試へ繋がった今回のように、勉強を日々精進していれば自分の役に立ちます。どんな形であろうと勉強の成果は表れてくると思うので、日々の努力には見返りがあると信じて一日一日を過ごしてほしいです。入試に合格できたのは先生方や家族の支えがあったからです。ありがとうございました。

東北文化学園大学

医療福祉学部 リハビリテーション学科作業療法学専攻

平成31年3月英進進学コース卒業
鳴瀬未来中学校出身

コツコツと努力を続けていれば
いつか必ず成果を得られます
勉強も弓道も努力を怠らず
力を伸ばすことができました

 私が東北文化学園大学を志望した理由は、幅広い専門的知識や技術を身につけることができ、また、人間性を豊かに育てることができるからです。
 学校で行われた大学説明会で東北文化学園大学の説明を聞き、学科を卒業し就職できる仕事内容に興味が湧きました。オープンキャンパスに行き授業内容を聞いたとき、ぜひこの大学に入りたいと思い、勉強をたくさんしました。そのおかげで点数が上がり成績が入学の基準値に入ることができました。また、部活では弓道部に入部しました。周りの部員はとてもうまく、このままだと周りの部員に迷惑をかけてしまうのではないかと思い、私は家で自主練習を行ったり、動画で上手い人の動きをまねしたりなどの練習をしていきました。おかげで的に当たる確率が上がり、大会で2位の成績を得ました。このような経験を得て、努力は裏切らないということが分かりました。大学を受けようとしている人や部活をしている人に努力をすれば必ず良い成果を得られるということを知ってほしいです。
 小論文対策については何回も練習をして小論文に詳しい先生に渡してどこが悪いのか教えてもらい、それを次の課題文などに生かして良い評価を得られることができるはずです。最初は難しいかもしれませんが、コツをつかめば上手にできるので、諦めないようにしてください。
 これから3年生になる方は今はつらいかも知れませんが、今頑張れば後は楽になるので頑張って下さい。

東北文化学園大学

医療福祉学部 看護学科

平成31年3月英進進学コース卒業
蛇田中学校出身

ハワイ研修など仙台育英ならではの
経験もできた充実した3年間でした
勉強と部活動の両立を続け
大きな達成感を得ました

 私が大学進学を目指した理由は、大学だと専門学校と違って、4年間で基礎知識から専門技術までしっかりと学ぶことができると思ったからです。
 推薦入試合格のため私は、小論文が苦手だったため、志望大学の過去問を3年分やり、小論文の先生に指導してもらいました。面接練習は複数の先生と何度も行い、慣れることで自信をつけることに繋げました。先輩方が前に聞かれたことを質問されることが多いと思うので、先生に質問内容を確認すると良いと思います。
 資格取得は将来にも役立ってくるので、今のうちから英検3級等の取得を目指すことをお勧めします。
 私は仙台育英で3年間、勉強と部活動の両立を頑張って来ました。県内では2校しかないチアリーディング部に入部し、甲子園など貴重な体験や仲間とも楽しい思い出がたくさんできました。2年生の時には、2週間のハワイ研修にも参加し、仙台育英に入学したからこそできたことが多くあり、充実した3年間を送ることができました。勉強と部活動の両立はとても大変ですが、3年間続けることによって達成感や充実感を得ることができます。
 大学進学先を決まっていない人もいると思いますが、気になる大学のオープンキャンパスや興味のある学科、学部のある大学に行き、自分に合う大学に入学できるよう応援しています。頑張ってください!

東北医科薬科大学

薬学部 薬学科

平成31年3月特別進学コース卒業
台原中学校出身

問題練習のルーズリーフを綴じた
分厚いファイルは私の努力の証です
病棟薬剤師を目指すには
最適な大学だと考えました

 私が東北医科薬科大学薬学部薬学科を第一志望に決めたのは高校3年生の夏でした。それまでの私は、将来自分は何がしたいのか、目標が見つけられず、ただ淡々と定期考査のためだけの勉強をしていました。そのまま月日だけが経って、そろそろ進路を決めなければいけないとなったとき、最初に思い浮かんだ仕事が薬剤師でした。私は両親が医療関係者で、小さい頃から医療の世界を身近に感じてきました。医療従事者には大きな責任が伴い、辛いことも多いけれど、患者さんが笑顔になってくれたときのやりがいは溢れるものだという話を聞き、私も薬剤師として医療の世界に入りたいと思いました。
 そこで私は東北医科薬科大学の公募推薦を受けることに決めました。この大学は私が目指す、薬の専門家としてチーム医療に参加出来る病棟薬剤師になるための一番の近道だと思ったからです。入試内容は化学と英語のマーク試験と面接で、特に化学は200点満点だったため重点的に勉強しました。セミナーや過去問を何周も解き、わからないところは先生に何度も教えていただき、一つ一つ苦手をつぶしていきました。そして自分の化学だけのファイルを作り、そのファイルにルーズリーフが挟めなくなるまで何度も解きなおしをしました。そのファイルは私が頑張った証であり、入試が近づいて不安になったときの自信にもなりました。その努力が実り、晴れて合格をつかんだ瞬間はとても幸せな瞬間でした。

早くから進路と向き合い
目標を見つけましょう

 高校生活はとても充実し、あっという間だったなと思います。周りの仲間みんなが大学合格という一つの大きな目標を目指し、切磋琢磨しながら勉強ができる恵まれた環境でした。私は目標を見つけるのが人より遅く、受験勉強に本腰を入れるのも遅くなってしまったので、後輩のみなさんには自分の将来と早めに真剣に向き合い、できるだけはやく自分自身の目標をみつけてほしいです。そして、後悔のない自分の人生を見つけ、合格をつかんでほしいです。

東北医科薬科大学

薬学部 薬学科

平成31年3月特別進学コース卒業
郡山中学校出身

本気でやればできないことはないと
受験勉強を通して実感しました
担任の先生の勧めが薬剤師を
目指すきっかけになりました

 私は仙台育英には高校受験に失敗して、入学しました。入学した当初は特に将来の明確な夢や志望大学などはなく、ただ3年間の内に自分のやりたいことが見つかればいいやなどと思っていました。
 高校1年は自分にとって新しいことのオンパレードでした。45分の授業が7コマあること、放課後に学校で講習があること、また私はバドミントン部に所属しており、放課後に多賀城校舎に行くことも当初は新鮮に感じました。そして、高校1年の時に担任の先生と面談した際に、何か人の役に立てる仕事に就きたいと話したところ、薬剤師はどうかと勧められました。その後、本やネットで薬剤師について調べ、人の健康に対して真摯に働く薬剤師がかっこいいと思い私の将来の夢になりました。
 高校2年は部活と勉強の両立がハードになった1年でした。それでも赤点は取りたくないし、部活もやめたくないと思い、気合いで頑張りました。また高校2年の頃にTTTチャレンジという授業がありました。そこで薬剤師について深く調べる機会があり、より薬剤師になりたいという気持ちが強くなりました。

受験勉強の大半を
化学克服に充てました

 そして3年生になりました。高総体の最後まで部活を頑張り終え、真剣に進路を考える時期がやってきました。私はその時に東北医科薬科大学のオープンキャンパスに参加しました。そして充実した施設や高い合格率に魅力を感じ、この学校を志望大にしました。東北医科薬科大学の公募推薦の入試科目は化学と英語で、自分の苦手な数学がなかったため、公募推薦を受けようと思いました。そこから私の怒濤の受験勉強が始まりました。
 当時の私は全くと言っていいほど化学ができませんでした。定期テストなどで赤点は取らなかったものの、模試などでは、ほぼ学年ビリの成績でした。私はまず部活を引退した夏休みが始まるまでに、ひらすら学校でもらった化学の教材を解きました。今思えば、あの教材を何回も解いたおかげで基礎が確実に定着したと思います。そして夏休みに入って私は本屋で、化学の単語帳と、学校の教材より少し難しい参考書を買い、一心不乱に解きました。休みのほとんどの時間は化学の勉強に充てていたとおもいます。化学を勉強し始めてすぐには成績が上がらなかったが、公募推薦の直前の模試では学年で1桁の順位を取れるほどにまで化学の成績を上げることができました。そしてその勢いのまま志望大に合格することができました。この経験から、本気でやればできないことはないというのを実感できました。今、これを読んでいる人の中には自分の学力に悩んでいる人もいると思いますが、本気でやれば結果は必ず付いて来るので、諦めずに頑張ってください。

東北医科薬科大学

薬学部 薬学科

平成31年3月情報科学コース卒業
東豊中学校出身

早く進路を決めるとゆとりをもって
対策できるので自信がつきます
曖昧な所を授業で確実に
理解するようにしました

 私が志望大学を決めたのは2年生の初め頃でした。1年生の時には将来にやりたいことが薬剤師の他にも何個かあったため、何が一番自分にあっているのか、どんな特徴の大学が良いのか、どんなところに就職できるのか、などを様々な大学の資料を読み、受験できる入試形式もよく考えながら1個に絞っていきました。東北医科薬科大学の公募制推薦の試験内容は化学と英語と面接でした。面接は配点が低く、英語はあまり難しい問題は出題されないようだったので、化学を中心に勉強することにしました。化学はオープンキャンパスで貰った過去数年分の問題を見て出題傾向の高いものを重点的に、全体を理解できるように問題集と過去問題を何回も繰り返し解きました。どうしても理解できない箇所があった時には先生に質問しました。分かりやすく丁寧に解説していただき、とても感謝しています。
 また、普段の授業にも集中して取り組みました。公募制推薦で受験するにあたってある程度の評定平均値が必要になりますし、授業で得た知識が受験勉強で役に立つことや自分が曖昧に覚えてしまっているところを授業で確実なものにできることもあるからです。

進学後は薬剤師になるため
一生懸命努力していきます

 大学受験をして重要だと思ったことは早く志望大学を決めることです。私が志望大学を決めるまでは明確な目標がないため積極的に動こうとしませんでした。目標を定めれば計画を立てることができ、モチベーションを高め、維持することにつながります。早く入試に向けて動き出すことができれば自分の夢に向けて様々な経験を積むことができますし、勉強できる時間が多いため自分の学力に自信を持てるようになると思います。
 高校3年間はあっという間で3年生になってから入試当日までは特に短く感じました。大学を合格してからも私も薬剤師になるために勉強することが沢山あります。皆さんも夢に向かって頑張ってください。

東北生活文化大学

家政学部 家政学科健康栄養専攻

平成31年3月フレックスコース卒業
渡波中学校出身

「この大学で学びたい」という
強い意志を持って対策しましょう
受験機会を増やすため
公募制推薦を受けました

 私が大学進学を目指した理由は、将来、管理栄養士になり、病気の人達の健康をサポートしたいという目標があったからです。私の栄養学専攻では、一般入試と公募制推薦入試の二つしかありません。
フレックスコースから一般入試で合格するには、人一倍努力しなければ受かりません。なので、私は受験チャンスは複数ある方が良いという考えもあり、公募制推薦を受けようと決めました。しかし、誰もが受験できる訳ではありません。大学側が出した条件があり、それを満たしていなければ受験資格はありません。規定の評定をみたしていなければ受けられない大学もあります。だからこそ、ふだんの勉強をしっかり取り組み、ある程度の評定は取っておくと良いと思います。私自身、勉強時間を増やしたり、休日や長期休暇期間を利用し、夏期講習や冬期講習に通い、評定を上げてきました。

受験対策の積み重ねで
自信をつけていきましょう

 そして、大学進学を志望するにあたって日々の練習の積み重ねで自信をつけることが重要になると私は感じました。それは私が、受験合格に成功した一番の要因でもあります。
 私が推薦入試合格のために、面接練習や小論文対策などを受験前まで努力してきました。小論文は受験の2ヶ月前位から大学の過去問をやったり、書いた小論文を先生に出し、たくさん修正され、どこがだめかを探り、前もって準備が必要です。面接練習にしても、事前の練習をしなければ、本番ではうまく話すことは困難です。なので、友達と面接の練習をしたり、先生にお願いし、面接練習をし、改善点を見つけ、何度も練習すると良いと思います。また、面接をするにあたり、大学のことを知っていた方がいいので、オープンキャンパスに行くなど、大学のことを知っておいて損はないと思います。
 次に受験を迎える皆さん、受験方法は様々ありますが、自分がその大学で学びたいんだという強い意志を持ち、事前に努力することが受験合格につながるのだと思います。

聖和学園短期大学

保育学科

平成31年3月フレックスコース卒業
利府中学校出身

部活動を引退したらすぐ受験に切り替え
普段の生活にも一層気を付けましょう
同じ大学を受験した先輩に
経験談をお伺いしました

 私は短期大学に進学します。私は、中学2年生の時に将来の目標を決めました。高校2年生の時に大学進学を意識し始めました。大学進学を目指したきっかけは、実習と勉強をどちらも大事にしたいと思ったからです。
 部活で大学と練習試合をしたことがきっかけで短期大学に興味を持ち、夏のオープンキャンパスに参加しました。将来やりたいことと短期大学の学習内容、実習の時間、技術の獲得など色々な話を聞き、私に足りない所を補ってくれる所だと思い短期大学に決めました。
 高校3年生の夏にAO入試に向けて、高校2年生で夏と春のオープンキャンパスに参加し、パンフレットを何度も読み返しました。1つ上の先輩が同じ大学を受験していたので面接で聞かれたことなどを教えてもらいました。

3年間体調管理に気を配り
無遅刻無欠席を達成しました

 私が高校生活で一番気をつけていたことは、体調管理で無遅刻無欠席にすることです。出席日数は、進学にも大きく関わってくると思います。私には部活もあったので部活のためにも休まないという思いもありました。さらに、推薦入試のことも考え30日以上は休まないように気をつけていました。
 3年生の6月までは、部活があったので高総体が終わったらすぐに受験に切り替え、授業中は寝ないなど細かいこと、小さなことに目を向けていった方が良いと思います。
 私は、3年間部活を中心に過ごしてきました。勉強も基本を身に付けられるよう復習を大事にしています。面接や小論文の練習も時間がギリギリになってからではなく、前もって練習するべきです。練習するとしないでは、とても違かったことを私は経験したので、小論文も面接も2週間くらい前からやり、先生や友達にも手伝ってもらうのもいいと思います。

仙台青葉学院短期大学

看護学科

平成31年3月英進進学コース卒業
七ヶ浜中学校出身

受験で使うかどうか決まっていなくても
小論文の授業に真剣に取り組みましょう
一度不合格となり悩み抜いて
再チャレンジを決意しました

 私は、看護師になるという夢を叶えるために、自分の第一志望校である仙台青葉学院短期大学看護学科を受験しました。それは一度ではなく二度受験を経験しています。一度目はAO入試、二度目は公募制推薦で合格できました。受験方法は小論文と面接でした。
 一度目のAO入試は9月に行われました。私は吹奏楽部に所属しており、8月まで部活動を中心の生活が続き、受験対策が全くといっていいほどしていませんでした。恥ずかしい話ですが、受験日の1週間前まで、小論文の練習、面接練習に全く触れず、ラストの7日間で詰め込みました。小論文の添削をお願いした先生、急に先生に面接練習をお願いしたりと、たくさんの先生方に迷惑をお掛けしてしまいました。十分に受験対策のできる環境を整えられないまま臨んだ受験は、当然ボロボロでした。小論文は時間内に書き終わらず、面接時には、自分が何を言っているのか分からない状態です。仙台青葉学院短期大学の小論文問題は少し特殊で、小論文の他に漢字の読み書き、計算問題やグラフの読み取り、少しの英文読解も含まれていて、十分な対策なしにしては決して解ける問題ではありませんでした。受験が終了し、もっと対策をしていけばと深く後悔しました。今考えると、大学受験をなめていたんだと思います。もちろん結果は不合格。ここから2度目の受験を決めるまでには、たくさん悩みました。受験校を変えようか、指定校推薦を利用しようか、専門学校にしようか。正直、早く学校を決めて楽になりたいと思っている自分がいました。ですが、もう一度チャレンジしてみると決めました。

小論文は時間をかけて一本を
しっかり書く練習をしました

 二度目の公募制推薦での受験対策は2ヵ月前から始めました。受験方法はAO入試と同じく小論文と面接です。小論文は看護学科の過去問題だけではなく、他学科の小論文問題の全てを2周するまで解きました。ですが、小論文の練習を始めた頃は一日にいくつもの問題を解いていましたが、それでは書けるようにならないことに気がつきました。小論文は数をこなすしかないとよく言いますが、一日に一つ、時間がかかっても今の自分に書ける最高の小論文を書くことが大切です。一日にいくつもの問題を解くことは、書けない、下手な小論文をいつまでも書いていることと同じだと担任の先生が教えてくれました。小論文はたくさんの先生方に添削して頂くのも良いと思いますが、私はそれで失敗を経験しています。その理由は、さまざまな小論文の書き方に混乱してしまうからです。1〜2人の先生に添削をお願いすることをオススメします。逆に面接練習はいろいろな先生に練習に付き合ってもらいました。主に私が行った面接対策は、看護師のドキュメンタリーの本を読んだり、たくさんの医療ニュースに注目したりと、看護職について、自分なりの考えをしっかり持つように心がけました。二度目の受験は無事合格できました。
 こ小論文の対策は速めにこしたことはありません。私は小論文の授業を、自分は受験に小論文は必要ないと考えていて、積極的に取り組んでいなかったせいもあり、書けるようになるには、時間がかかり、また、とても苦労しました。ですので、小論文の授業を甘く見ず真剣に取り組むことで、大学合格に一歩近づけるのではないかなと思います。

仙台青葉学院短期大学

看護学科

平成31年3月英進進学コース卒業
向洋中学校出身

「絶対この大学に入りたい」という
強い気持ちが一番大切です
受験日が遅く焦りましたが
周りに流されませんでした

 私は公募制推薦で大学受験をしました。受験内容は面接10分、小論文60分でした。私は運動部に所属していたため入試の準備に5ヵ月程しかありませんでした。受験をするのにも大学に提出する書類が多くあったので少し大変でもありました。本格的に対策をし始めたのは1ヵ月前です。小論文を毎日先生に見てもらっていました。それにプラスして基本的な漢字の練習も行っていました。面接は5人か6人の先生に練習をして頂きました。1人ひとり、質問の内容は異なるので1人に限らず少し多めにするといいと思います。受験をするにあたり一番大切なことは強い意志だと思います。絶対なりたい、必ず入りたいという気持ちを全面に出すべきです。受験日が少し遅く焦りましたが、周りに流されない強い気持ちで受験に臨んでほしいです。

仙台赤門短期大学

看護学科

平成31年3月英進進学コース卒業
津谷中学校出身

大学卒業後は看護師として
地域社会に貢献しようと思います
患者に寄り添う看護師という
理想に近づいていきたい

 私が小学3年生の頃に交通事故で曾祖母が亡くなりました。病院に搬送された曾祖母の対応にあたる看護師の姿が今でも記憶に残っています。何もできずに立ち尽くすしかなかった私達家族の無力さを痛感するとともに、自分が看護師であったなら少しでも力になれたのではないかと思いました。そんな思いから、市民病院の看護実習に参加しましたが、単純に人を助けたいという思いだけでは務まらない仕事だと感じました。そして、豊富な知識や技術に加え、命と向き合うことの重みや責任が求められるのは勿論のこと、医療チーム内のコミュニケーションや協調性、患者とその家族とのコミュニケーションの大切さであると痛感しました。患者の心に寄り添い、意志を通い合わせる努力が看護師には必要であり、治療に専念できる環境を整えることが使命だと感じました。
 仙台赤門短期大学では、「看護学概論」や「看護技術論」といった看護を基礎から学ぶことができるほか、2年次からの臨地実習においては患者が抱えている問題について正面から向き合い、コミュニケーション能力の向上と実践力を身に付けることで、目標としている看護師像に少しでも近付いていけるような取り組みをして行きたいです。また、東日本大震災を経て看護師不足が指摘されているなか、仮設住宅生活者と関わる機会があることは、これから地域社会に貢献していくという意識付けと看護師としての心構えを実践的に学べる場であり、健康水準の維持、増進に貢献したいという目標のある私にとって絶好の機会だと感じています。

人を思いやる気持ちを
行動に変えることが大切です

 私は、高校3年間ラクロス部に所属しました。マネージャーがいなかったので、常にみんなでグラウンド整備や道具の準備など協力して行っていました。そんな中で、チームワークの大切さを実感した場面がありました。強化合宿中に、チームメイトの身体の異変にいち早く気付けたことです。私はすぐにコーチに伝え、応急処置をしてもらうようお願いしました。常に協力して活動してきたからこそ、異変に気づきフォローし合える関係を築くことができたのだと思います。人を思いやる気持ちは行動に変えて行くことこそ大切だと感じることができました。この経験を私は自分の長所として捉えています。看護師として患者の変化にいち早く気付くことは大切なことであり、看護実習においても、その大切さは実感できました。だからこそ私は自分自身の長所を看護師という立場で生かし、地域社会に貢献していきたいと考えています。