栄光への軌跡 2019
現役大学進学者による大学合格体験記

スポーツ推薦 合格者

志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ

早稲田大学

スポーツ科学部

平成31年3月フレックスコース卒業
北海道 柏陽中学校出身

やっと出場できた甲子園での経験を糧に
大学日本一の投手を目指します!
充実した設備の中で甲子園を
目指した日々は忘れません

 私は北海道出身なので、冬になると雪で野球が出来なくなるのが普通でした。ですが、運とタイミングが重なり、ずっと入りたいと憧れを抱いていた仙台育英に特待生として入学することが出来ました。北海道と比べて温暖な気候であり、充実した施設で野球を行える恵まれた環境だと私は思っています。毎日長時間のミーティングと走り込みをしました。私は投手だったので、毎日投げ続け時々嫌になることもありましたが、46人の仲間で支え合い、半年間を過ごした日々は一生忘れません。
 高校最後の大会の決勝ではスタンドからの声援で涙が出そうになりました。メンバーに入れなくても甲子園に行きたいという気持ちと、私達メンバーと一緒に戦いたいという気持ちがストレートにベンチに伝わってきました。宮城県大会を制覇し、甲子園出場を決めることができ、仲間と抱き合った日は一生の宝物になりました。甲子園では悔しい結果で終わりましたが、私が進学する早稲田大学では、この悔しさを糧に必ず日本一の投手になりたいです。

関東学院大学

国際文化学部 比較文化学科

平成31年3月フレックスコース卒業
郡山中学校出身

毎日遅くまで面接練習を積み重ねたので
本番でもしっかり受け答えできました
甲子園に出場できたことが
推薦合格に繋がりました

 私は関東学院大学国際文化学部比較文化学科にスポーツ推薦で入学することができました。
 スポーツ推薦で入学できたのには、3年間の部活動をがんばったということが一番大きいと思います。私は3年生の夏に甲子園に出場することができました。出場をするために、日頃から練習を継続的にやってきた結果が合格につながったと嬉しく思います。
 合格するためにがんばったことは面接練習です。入試の内容は面接のみでしたが、その面接のために私は、毎日残って練習を重ねました。その積み重ねのおかげで私は当日の面接でしっかりとした受け答えをすることができました。なので私は、面接練習をがんばってきて良かったと感じました。

今から準備をして大学でも
野球部で活躍したいです

 合格通知を頂いた後は、大学に向けての勉強、野球の練習をがんばりました。勉強面では大学の難しい内容について行けるように残り少ない授業を大事にするとともに帰ってからの自主学習も大事にするということをしてきました。そうすることによって、大学に入学して、勉強にもついていくことができると思います。
 部活動では上のレベルで野球をやることになるので、今のうちからしっかりと体を作っていくということが大切になってくると思います。大学に入った時に苦労しないように今から練習をして、1年生から活躍できるようにやりたいと思います。
 合格した後も充実した生活を過ごしていけるようにしたいと思います。

城西大学

経営学部 マネジメント総合学科

平成31年3月フレックスコース卒業
宮床中学校出身

文武両道というモットーを3年間貫き
テストでは毎回80点以上を取りました
自分を成長させてくれる
大学だと確信しました

 私が大学進学を目指した理由は、将来の夢に向けて学問を学びたいと考えたことと、硬式野球を高いレベルで続けていきたいと考えたので大学進学を目指しました。きっかけは、夏の大会が終わってから野球部の監督から特待が来ているというお話があり、城西大学の練習会に参加したのがきっかけでした。参加してみると凄く良い雰囲気で練習をしていて、自分もここで野球をしたいと感じスタッフの方々が熱心で凄く自分を成長させてくれると感じました。この大学について調べていくと自分の夢を果たせるような環境にあり集中して学問を学べると思ったので城西大学にしました。
 入試合格のために頑張ったことは、面接練習です。入試方法が面接だけだったのでそれで全てが決まると思ったので、どんな質問が来ても答えられるように練習しました。そのおかげで本番での対応力が付き落ち着いて話す事が出来たので合格に繋がったんだと思います。
 また、漢字検定の3級を取得し、色々な資格を取得することに挑戦しました。文武両道をモットーに3年間生活してきたのでテストでは毎回80点以上を取り評定オール5を取りました。
 合格できたのは自分の力だけではなく多くの先生方に支えられて合格できたと実感しました。

城西大学

経営学部 マネジメント総合学科

平成31年3月フレックスコース卒業
秀光中等教育学校出身

高い目標を真剣に成し遂げようと
努力すれば力が付いていきます
もう少し早くから勉強に
真剣に取り組むべきでした

 中学生の時から大学進学を目指しやってきていました。それなりに調べたり、言われたことをやっていましたが、今考えるともっと早くから真剣に取り組み始めていたらなと後悔している部分があります。
 私は幼い時から野球をやっていました。中学時では、野球を通して進学したいと考え生活していました。声をかけてもらえるよう日々練習に取り組んでいました。ですが、中学3年生の頃しっかり将来のことを考えたり、今の私と成長予想を判断した場合、野球だけでは難しいと感じたので、勉強はどの方面で行こうと思い、成績を意識してやっていました。普通より上の評定を中学から今まで続けてきていましたが、それではいけなかったことに気づいたのが高校3年生でした。なので、これからの人にはいくつかアドバイスがあります。

オープンキャンパスなどの
予定を早くから調べましょう

 1つ目は、少しでも早い日からやりたい事や行きたい学校についてしっかりと考え調べた方がいいということです。そうすることによって道が見え、やらなくてはいけないことやすべきことが分かり目標達成に近づきます。
 2つ目は、決めた事は一番を目指すことです。部活動なら全国1位を目標に、成績なら評定ではなく、校内模試で1位、全国模試で1位を真剣に全力で成し遂げようとすることで力が付き、良い事が起こると思います。
 最後は早く行動することです。セレクションやオープンキャンパスなどは期限があり、行く予定なのに日にちを忘れてはいけないことや、セレクションにも行けたのに知らなくて悔しい思いをした人がいました。なので早く調べ早く行動することが大切ですし、一番伝えたいことです。ですが能力や力がないと限られてしまうので時間があると思った人は自分の可能性を広げる練習や勉強が必要だと思います。

東京国際大学

人間社会学部 人間スポーツ学科

平成31年3月フレックスコース卒業
塩竈第一中学校出身

感謝を言葉だけでなく行動で示すことが
大事だと部活動を通して気づきました
専門知識以外のスキルも
備えた教師を目指します

 私は、今年の4月から東京国際大学に進学し新たなスタート地点へと立つことになります。
 私は将来体育教師になる夢があります。なぜ、東京国際大学を選んだのかというと、私が受けた人間社会学部でその資格を取得することができ、勉強をしっかりできた上で野球にも集中して取り組めるからです。体育教師になるには体育学部の大学の方が有利かもしれませんが、東京国際大学人間社会学部人間スポーツ学科では、体育学部にはないカリキュラムが組まれており体育教師以外の知識や能力を得た体育教師になれると思いました。また、国際関係の大学なので外国人との交流が増え、英語力を身に付けることができると思いました。
 私はスポーツ推薦で受験したのですが、スポーツ推薦で受験できたのも合格することができたのも先生方や両親、今まで支えて下さった方のおかげだと思っています。

面接では思い残すことなく
話すことができました

 私は高校3年間文武両道に励んできました。学生は学業が大事なので、日々の授業を怠らず集中して授業を受けました。部活動では、毎日の朝練習に力を入れてきました。先生や仲間から教わったことをそのままやるのではなく、自分なりに工夫してどうすれば効率良くできるのかを常に考えながら練習してきました。また、硬式野球部では自主性を重んじてやっており選手主体で活動してきました。なので、野球の技術だけでなく人間としても成長することができました。その結果、最後の夏の大会を選手として甲子園に出場することができました。そして、先生や仲間、保護者、今まで支えて下さった方に感謝しています。何事にも感謝の心がなければ意味がありません。感謝の気持ちを口だけではなく行動で示していこうと心がけています。これは野球より大事なことと思っています。
 大学は、将来に関わって来るものだと考えています。何となく選ぶのではなく、将来のことも考えた上で大学を選んでいくことが大事になってきます。
 試験当日も、周りが気になって緊張すると思います。緊張することは悪いことではありません。緊張していても、自分の思いを言えるかどうかが大事になってきます。面接官は、受験者がどういう人間性で、どういう思いで受験しているのかなどの事を面接を通して知りたいだけなのです。私自身も緊張していましたが、しっかりと自分の思いを言い残すことなく言えたので悔いはないです。
 後輩の皆さんもこれから進路のことで悩む日々が続くと思いますが、将来の夢に一歩でも近づけられるように、しっかり進路を決めて試験では、自分の思いを言い残すことなく言えるように頑張ってください。

作新学院大学

経営学部 スポーツマネジメント学科

平成31年3月技能開発コース卒業
岩切中学校出身

テストの点数が伸び悩んだ教科は
授業態度など平常点でカバーしました
推薦枠を得る対策として
特に評定を重視していました

 私が進学しようと思っていたのは高校1年生の頃からでした。小学校から始めているサッカーを大学でも続けられたらいいなと思い進学をしようと決めていました。入試はスポーツ推薦で受けることができました。推薦枠をいただくためにはいくつかの条件などもあります。その中には出席日数や評定などがあり、私はその中で評定を気にしていて、高校1年生の頃からなるべく5や4だけを取ろうと頑張りました。勉強は中学の頃から得意な方ではありませんでしたが、あまりしなかったテスト勉強を1週間前から頑張ってみたりして、少しずつ点数も上がり頑張ったなと思います。それでも点数の伸び悩んだ教科などは課題をやったり、授業中の態度などを気をつけ平常点でカバーしました。大学に入ってから困らないように事前にやっておく課題をやって、周りに置いて行かれないよう今は頑張ってやっています。大学では4年間学びたい分野を学び、正しい知識を身に付け、4年後にいい社会人になれるよう頑張りたいと思います。

上武大学

ビジネス情報学部 スポーツ健康マネジメント学科

平成31年3月フレックスコース卒業
志波姫中学校出身

スポーツ推薦を受けるには大学の監督に
強い印象を残す選手になりましょう!
大学の柔道部の監督の誘いで
進学を決意しました

 私は、群馬県上武大学に、スポーツ・文化入試いわゆる、スポーツ推薦にて、合格しました。このスポーツ・文化入試の合格選考方法として、セレクション実技、面接、書類選考等の3つでした。
 上武大学に進学することを決めたのは、高校3年生、最後の高校総体が終わった後でした。上武大学の柔道部の監督の先生に、スポーツ推薦という形で声を掛けてもらい、またその際の柔道部の監督の言葉に私は心を動かされ、進学することを決めました。
 私がスポーツ・文化入試を受験できたのも、高校3年間、日々柔道の練習に励み、大会で結果を残してきたからだと思います。
 スポーツ推薦の受験を考えているのであれば、日々の練習を頑張るのはもちろん、結果を残し、大学の先生に強い印象を残すような魅力のある選手になることが必要だと私は思います。
 後輩たちの志望大学合格の実現を本校卒業生として心からお祈り申し上げます。

石巻専修大学

経営学部 経営学科

平成31年3月フレックスコース卒業
郡山中学校出身

入試までの時間は思った以上に短いので
早くから志望大を絞っておきましょう
兄と一緒に野球をするために
この大学を志望しました

 私はスポーツ推薦で石巻専修大学を合格しました。私は最初県外に出て野球を頑張るか県内に残って野球を頑張るかすごく悩みました。親ともすごく話しました。話し合って兄と一緒に野球がしたいという気持ちが強くなり、石巻専修大学を志望しました。後輩の皆さんもまずは、自分が行きたい大学を選び、そこから親などと話し合って決めていくのが良いと思います。「まだ2年生だし」「後1年もあるし」と、ずっと言っているとあっという間に夏の大会や高総体が終わって受験のシーズンがやってきます。これは、2年生にだけ言えることではなく、1年生にも言えることです。なので、あらかじめ自分が気になっている大学や、ここ行きたいなというところを今の時期から絞っていた方が良いと思います。
 毎日の部活動を大事に行うことが一番だと思います。仙台育英の硬式野球部は、あまり長い時間練習をしていません。だからこそ、短い時間を集中してやらなければなりません。私は、ベンチ入りしたことは一度もありません。しかし、一度も諦めたりはしませんでした。高校の分、大学で頑張ろうと思いました。現役を引退して大学に入学するまでが勝負だと私は考えています。いざ、入学して大学で「やるぞ」と言って身体が怠っていたりしたら、大学にも失礼だし、後輩たちにも影響することもあるので、大学入学までが第一の勝負だと思います。

小論文対策は大学進学後も
役に立つはずです

 大学の勉強は高校よりレベルが上がります。小論文はレポートを高校の時期からやっていた方が私は良いと思います。今のうちからそういうことを頑張っていたら、大学に入ったら少しは大丈夫になると思うので、「まだ大丈夫」などと言わずに余裕を持って準備をしていた方が良いです。考査テストも良い点数を取ってください。
 大学は自分の人生です。なので、まずは自分で決めて親や先生としっかり話し合って長い時間をかけて決めるのが大事です。