栄光への軌跡 2020
現役大学進学者による大学合格体験記

公募制推薦 合格者

志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ

琉球大学

人文社会学部 人間社会学科

令和2年3月 特別進学コース卒業
加茂中学校出身

努力を重ねた日々は自信になると共に
受験を終えてからも財産になります
進路を決めかねていたとき
父が背中を押してくれました

 私は高2の冬まで志望大学が決まらなかったため、それまでは勉強のモチベーションが上がりませんでした。志望大学決めに悩み家族に相談したところ、沖縄出身の父から琉球大学を勧められました。前に父に沖縄の風土や文化について教えてもらっていたため興味がありましたが、親元を離れて遠くに行くことに不安がありました。そんな私に親は「せっかく4年間勉強するなら沖縄で楽しく過ごしなよ」と背中を押してくれて、私は琉球大学に行くことを決意しました。オープンキャンパスに参加して大学の講義を体験したり学生の話を聞いたり、ライバルが積極的に質問している姿に刺激を受け私は勉強のモチベーションが上がりました。志望大学決めに悩んでいる皆さんは一人で悩まずに親や先生に相談しましょう。私のように自分では考えつかないような新たな道を切り開けるかもしれません。

頑張る友人の姿を見ながら
集中力を維持していました

 学習面では私は学校の自習スペースで勉強することを意識していました。頑張っている友達の見える環境で勉強をすることで、自分を奮い立たせて集中を維持することができました。
・その大学でなければならない理由/入学後にしたいことを明確にすること
・教授の研究内容や本を調べること
・取得できる資格/取得したい資格/大学卒業後の進路について調べること
・志望理由書に関する内容は確実に答えられるようにすること
 受験期は長いようであっという間に終わります。一日一日を無駄にせず努力し続けた日々は、本番では自信となり一生の財産となります。皆さんが志望大学に合格することを願っています。

山形大学

地域教育文化学部 地域教育文化学科文化創生コース

令和2年3月特別進学コース卒業
佐沼中学校出身

好奇心と探究心を持って挑戦し続け
受験を戦い抜く「強さ」を身につけましょう
将来を見据えて勉強する
友人たちに影響を受けました

 私は大学受験を通して、改めて周りの人たちの偉大さを感じました。これから受験をするみなさんには、この高校3年間で多くの人と関わり、自分を知り、そしてたくさんの人から多くのものを受け取って欲しいと思います。3年生になって私は最終進路を決めかねていました。担任の先生と面談し、夏の模試で志望大学を決めることにしたものの「行きたい大学」と「学びたい学問」の間で迷いが生じていました。憧れの大学に進むか、学びたい学問を学べる大学に進むか、そんな思いを抱えていた時に私を支えてくださったのは先輩方でした。どちらの道に行ったとしても自分は頑張れる、そう思えたのは先輩方の言葉があったからです。また、私が大学進学の目標を見つけ直すことができたのは友人たちの姿があったからです。一緒に勉強していく中で、ただ学問を学びに大学に行くのではなく、その先の目標をもって大学進学への勉強をする友人達の姿に影響され、研究という一つの目標を見つけることができました。

仙台育英での多彩な経験が
自分の強みになりました

 そして仙台育英は多くのことに挑戦することができる学校だと思います。私自身も勉強だけでなく、部活動や生徒会活動、海外研修など多くの実践的な学びの機会をいただき、その経験で得たものを面接や自己推薦文で自分の強さに変えることができました。高校生活では中学校では得られないような機会が転がっています。好奇心と探究心を忘れずに挑戦し続けてください。
 最後に、受験は団体戦と言えると私は思います。なぜなら、私一人で受験と戦ったとは思っていないからです。受験生になる皆さんがこの高校生活の中で、受験を戦い抜く「強さ」を見つけられることを願っています。

山形大学

理学部 理学科 物理学コース

令和2年3月特別進学コース卒業
七ケ浜中学校出身

短い3年間だからこそ忙しくても
好きなことに全力投球しましょう!
好きなことを基準にして
進路を考えました

 まず私が好きなことを紹介しようと思います。まずは物理学。これで私は大学進学に挑みました。ただし本気で向き合って好きになれたのは2年の後半でした。次は吹奏楽。部活として中学から続けていました。高校入学はこれのおかげといっていいでしょう。あとはゲームとか料理とかマンガとかのような趣味、娯楽の類いも人並みかそれ以上に好きでした(特にゲームは1,2年次の担任に口酸っぱく言われました)。今挙げた「好きなこと」だけで選んでもかなりの大学が候補にありました。正直なところ入学した頃は物理学で大学を志すなんて思ってもいなかったし2年で文系を選んでいたかもしれませんでした(現に世界史とか倫理とかの所謂社会科に含まれるものは割に好きでした)。適当な選択をしたつもりは一切ないし、その選択を後悔することも一切ないが、私の履歴がこうなったのはある種の偶然だと思います。その累積が選ぶことのできた多くの大学からたった一つ決めたのだと思います。だからこそ「好き」を失ってはいけません。常に全力を尽くさなければなりません。

テストの点数をバネに
全力で物理に臨みました

 実のところ、物理は2年の最初のテストで赤点ギリギリの点を取ったことがありました。正直心が折れそうでした。しかし同時に悔しさがありました。本気で好きになれそうだったものを諦めたくありませんでした。今になって思いますが、あれがなければきっと今ほど物理に思い入れはなかったと思います。そこから全力で物理に臨んだからこその今だと思います。もちろんその間も部活は忙しかったし、趣味もそこそこの割合で一日を占有していました(後者に関してあまりおすすめはしません)。ただどれだけ忙しくても何かを蔑ろにすることはしませんでした(再三言いますが趣味についてはしっかり自制すること)。何か一つ無ければのめり込みすぎて、または嫌になって離れてしまっていたと思います。短い3年間だからこそ好きなことに全力を向けて欲しいです。勿論全力は過剰努力とは違うから心身の健康最優先で、ではありますが。

福島大学

人文社会学群 人間発達文化学類スポーツ健康科学コース

令和2年3月英進進学コース卒業
八軒中学校出身

大学は名前ではなくやりたいことが
できるかどうか見極めて選びましょう
大学でも陸上を続けながら
教員を目指していきたいです

私が福島大学を選んだ理由は、将来保健体育教師になりたいと考えている上で、それに必要なカリキュラムや興味のある講義があるからです。また、中学校から続けている陸上を大学でも強いチームの中で継続したいと考えたからです。福島大学ではこの二つが可能だと考え受験することに決めました。そして、11月に行われた推薦入試を使って受験しました。この受験は大学から指定された人数しか受けることができないものでした。福島大学は1校につき3人までという指定でした。私が受けたスポーツ健康科学コースの受験内容は、小論文、面接、実技試験がありました。それぞれの対策としては、小論文は福島大学の過去問を取り組むことはもちろん、他の大学の体育学部の過去問に取り組みました。その際に過去問で指定されている字数を多くするなどして、自分なりに工夫して小論文の練習をしていました。また、2週間前になった頃から時間を測って取り組むのをほぼ毎日行っていました。面接では、母や友達に聞かれそうなことを予想してもらったり、様々な先生に面接練習をしていただいたりしました。その際に注意されたこと、自分が答えた内容をノートに書いておくようにし、何を話したいのか、どういう流れで話すのかを覚えられるようにしました。実技試験では、練習の中の動きをしたりタイム計測をしたりするので、小論文や面接の練習をしながら部活動に参加して対策していました。元々、受験資格の中に「全国大会に出場した者」という条件があったため、8月のインターハイまで努力してきていました。それを継続したおかげで試験当日はしっかり走ることができました。

インターハイ出場を果たし
出願することができました

 高校の中で頑張ってきたことは、定期テストの評定でオール5に近い評価を得ることと部活動です。どんな推薦の形でも評定を取っておくことで視野が広がるため、テストでは80点以上を全教科で取ることを意識していました。部活動では、日々練習に励み、高校2年の時にインターハイ出場、3年生の時にインターハイで準優勝進出という結果を残すことができました。そのおかげで私は受験資格を得ることができました。
 大学を決める際には、大学の名前で判断するのではなく、その大学に入って何がしたいか、自分のやりたいことができる場所なのかを見極めてほしいです。高校は中学よりも忙しく大変なこともありますが、時間を有効に活用して過ごして下さい。

宮城教育大学

教育学部 特別支援教育教員養成学科

令和2年3月 特別進学コース卒業
郡山中学校出身

本番に持参した小論文や練習用紙など
「努力の証」は私に勇気をくれました
人と関わる仕事に惹かれ
教師を志すようになりました

 私の入学時の目標は、県内国公立大学への進学でした。3校ある県内国公立大学全てのオープンキャンパスに参加し、イベントにも積極的に参加しました。そして、生徒会執行部やチーム若獅子の活動を通し、人とかかわることに大きな喜びを感じるようになりました。3年生になるころには、人と関わる仕事に就きたいと考えるようになりました。そこで、人と関わる仕事として教師になろうと思い、宮城教育大学を目指すことを決意しました。推薦入試は、小論文、集団討論、個人面接があります。生徒会執行部でのオープンスクールの運営や街頭募金などのボランティア活動は集団討論や個人面接で大いに役に立ったので、積極的に参加して良かったと思いました。しかし、経験のみで戦ってはいけません。私は、担任の先生に協力してもらい、色々な大学の小論文を解きました。それと同時に教育や特別支援教育に関する本を10冊以上読み、専門知識も学びました。さらに、もしものためにセンター試験の勉強もしなければならなかったため、とても大変でした。しかし、どんなに大変なことでも一緒に頑張る仲間や、自分のために協力してくださる先生方のおかげで最後まで頑張ることができました。本当に感謝で一杯です。

努力は裏切らないことを
入試を経て実感しています

 私が大学入試を終えて感じたことは、努力は自分を裏切らないということです。私は受験会場に自分が今まで書いた小論文や集団討論の練習で使ったメモ用紙、先生からのアドバイス用紙、読んだ本など自分が努力した形をできるだけ持っていきました。そのうち本番前に目を通したものは1枚か2枚でした。しかし、かばんに入っている大量の「努力の証」はまるで私に「これだけ努力したんだ、後はやってみろ」と話しかけているかのように感じました。そしてそれは、大きな自信につながりました。

都留文科大学

文学部 国際教育学科

令和2年3月 外国語コース卒業
松山中学校出身

日々ひたすら勉強するだけではなく
進学の目的を常に考えておきましょう
進路を早々に決めていたので
余裕を持って対策できました

 高校3年間を振り返ると、高校入学時から志望大学をおおよそ決めていたため、周りよりも比較的余裕を持って受験勉強が出来ていたと思います。大学入試には様々な試験内容があると思いますが、ただ勉強するのではなく、なぜその大学に行きたいのか、大学で何を学びたいのか、大学でどんなことを研究したいのかといったことについても考えておくことが大切だと思いました。実際に、私はこのようなことについて考えていたことで、受験勉強のモチベーションにつながり、受験勉強に対する向上心も上がりました。

書類に空欄が無いように
検定取得などに励みました

 私は決められた評定平均値をクリアしていれば誰でも出願できる推薦入試を受けました。出願書類は先生に書いていただく書類が多く、自分が書く書類は少ない印象でした。自己推薦書や志願理由書はなく、一見、受験者にとっては楽そうに思えますが、私は自分の長所やこれまで行ってきたボランティア活動などを自分でまとめたものを作成し、推薦書にも記載していただくために先生に提出していました。また、英検などの検定に挑戦し、資格取得欄が空欄にならないようにもしました。また、2次試験では英語小論文が課されていたため、3年生からはとにかくその対策をしていました。まず、4月に一度過去問を1年分テストして自分のレベルチェックをしました。そこからどういった勉強をすべきか考え、5月から7月までは英語力と文章力の向上に努めました。8月に、掲載されている過去問をすべて解き、どのような問題形式で、どのようなトピックが出題されているのか分析し、9月にその対策をしました。受験間近は過去問を解き直したり、「教育」「国際問題」が頻出トピックであったため、それについて知識を広げたり、専門用語等を覚えたりしました。
 これから受験生になる方々、自分がこれまでやってきたことが自分の自信につながります。受験勉強、頑張ってください。

青山学院大学

総合文化政策学部 総合文化政策学科

令和2年3月外国語コース卒業
東華中学校出身

募集要項等で推薦の目的を調べておくと
想定外の問題にも焦らず対応できます
過去問が無く当日に英語の
小論文試験を知りました

 この大学を志望した理由はクリスチャンとしてキリスト教を学べる大学に進学したいという気持ちがあったことと、大学のゼミとラボ実習が将来の夢に役立つと考えたためです。
 受験において必要な外部試験としては、主に英検とTOEFLがありました。
 私が受験した公募制推薦(全国高等学校キリスト者推薦)では、二次審査がなく、一次審査として面接と日本語と英語の小論文がありました。私は、日本人でありながら母国語が日本語ではありませんでした。また、すでに2回の受験の失敗で自分の日本語に自信を失い、ストレスを感じていました。
 私は国際バカロレア(IB)を履修していましたが、一次審査の日がIB最終試験の最終日の2日後でした。IB最終試験の勉強で受験の準備が疎かになるのではないかという不安とプレッシャーを抱えていました。受験1週間前は担任の先生が試験準備を助けてくださり、毎日完全下校の時間になるまで面接練習をすることができました。しかし、私が受けた推薦入試は毎年受験者がとても少ないため、小論文の過去問がありませんでした。そのことから、過去問を用いての小論文練習は一回もできませんでした。受験当日になって英語の小論文があることを知りました。

周りの人たちへの感謝を
忘れずに頑張りましょう

 英語の小論文では、英語の長文を日本語訳することでしたが、難しい単語とわからない単語がたくさんありました。そのときは、前後の文章を読んでどのような状況なのかを想像しながら解き進めました。わからない単語があっても慌てずに時間をかけずに代わりとなる言葉を探す対応力が必要でした。また、日本語の小論文では、時事問題ではなく、聖書の内容とキリスト教における福音について問題が出ました。小論文とはいえ、必ず時事問題は出ません。学部と何推薦であるのかに関連した問題が出ます。私が受験した推薦入試は、キリスト教への知識と信仰心をもって大学でも奉仕できる生徒を見極めるという目的をもっています。推薦の目的を考えるだけでも、過去問のない小論文への対応力は変わると考えます。
 面接では緊張しましたが、滑らかに話すことを意識しました。面接官にいい印象を与えるためには、大きな声で堂々とすることが重要でした。前の受験者の面接が長くなり、私の面接の時間が短くなりましたが、焦らずに面接することができました。この経験を通して、自分の日本語能力に少し自身が持てるようになりました。
 先生方や家族、友達からのサポートがあってこそ、つらい時期を乗り越えることができました。思い通りにいかないときもあると思いますが、感謝の気持ちを忘れずにがんばってください。

日本大学

商学部 経営学科

令和2年3月フレックスコース卒業
秀光中等教育学校出身

何かに一生懸命打ち込む「今」の自分が
「未来」の自分を導いてくれます
小論文対策は過去問の分析や
文章構成の勉強をしました

 私は、大学に進学するにあたって本当に大切なことは「今」を一生懸命に頑張ることだと考えます。言い換えるならば、一生懸命に頑張る何かを今すぐに見つけるべきだと考えています。それは、進路を決める上でも受験の時でも必ず役に立ちます。少なくとも、私の進路には大きく良い方向に働いてくれたと確信しています。それを踏まえた上で、受験直前の対策も書こうと思います。
 まず、小論文があるかないかを調べます。ない場合は、面接の練習のみすれば良いです。基本的に聞かれる質問は決まっているので、あらかじめ答える内容を大まかに決めておき、実践的な練習を多くしました。面接官役を友達や先生方にお願いし、どんな質問にも答えられるようになりました。しかし、小論文がある場合は難しくなります。理由は、自分のことではなくなるからです。時事問題や学部に関連する話題など、幅広く対策しなければなりません。その幅を少しでも狭くするために私は志望大学の過去問題を入手しました。毎日ニュースや本などで勉強し、文章の構成の仕方なども1ヵ月かけて勉強しました。本来なら、1ヵ月では足りないところでした。

野球に打ち込んだことが
結果的に合格に繋がりました

 なぜ1ヵ月の対策で合格できたのか。それはずっと野球に打ち込んだからです。野球をトップレベルで続けてきたことで、多くのアピールポイントを得ることができました。言い方を変えれば、長い年月をかけて受験の対策をしていたのです。もちろん、対策をしようとして野球をしてきたのではなく、野球が一生懸命に頑張れる何かだったということです。そこで生まれた結果や実績、話し方や態度、礼儀などが合格へ導いてくれました。
 これらのことから、私が感じた受験において最も大切なことは、「今」を一生懸命に頑張ることです。ハマれる何かを見つけ、それに打ち込む「今」の自分が「未来」の自分を救ってくれると思います。

学習院大学

国際社会科学部 国際社会科学科

令和2年3月 外国語コース卒業
川崎中学校出身

準備を入念に行っていたので
想定外の出題にも対応できました
留学経験とIBでの学習を
大学でも生かしたいです

 私は1年次にカナダへ短期留学をし、2年次からはIBを受講しました。この二つの経験を生かせる大学に進学したいと考えていたので、2年次には首都圏の大学を視野に入れていました。2,3年次の夏に第一志望である学習院大学のオープンキャンパスを訪れ模擬講義を受けました。一次試験では留学に関する考えやなぜ自分自身が志望学部に適しているかを書いた書類を提出しました。IBの最終試験後である11月末に一次試験の合格通知をいただいてからは、二次試験対策のために英単語の勉強や世界情勢の知識定着を中心に行いました。面接に関しては、英語と日本語で行われるとのことだったので、日本語に加え英語での練習にも力を入れました。

毎日ニュースや新聞で
世界情勢を捉えていました

 学習院大学の二次試験は筆記試験と面接があります。私が受けた公募制推薦の過去問は学習院大学に行かないと全文を見ることができないため、様々な情報を手に入れ試験に挑みました。対策として私は世界の統計情報が載っている本や世界問題についての本などを読みました。「国際社会科学」という学部なので、貧困や難民問題などの社会に関するニュースに力を入れましたが、本番ではビッグデータに関する問題が出されました。全く対策していなかった分野の問題だったので、長文と設問内容を落ち着いて理解してから解きました。面接は英語と日本語それぞれ5分ずつだったので、あまり多くは聞かれませんでした。英語の面接では英語のデータを読み取り、それに関する知識を問われました。筆記試験のテーマは毎年変化するので対策は難しいと思いますが、世界情勢をおさえておくためにニュースや新聞を毎日チェックすることが大切だと思います。筆記試験の英語長文は1,500語程度なので英語の記事を読むことも必要だと感じました。
 二次試験前は非常に緊張していましたが、友人や先生方に支えられ、自信を持って試験に挑むことができ満足のいく結果を得ることができました。毎日の積み重ねがきっと実を結ぶと思います。応援しています。

東海大学

政治経済学部 経営学科

令和2年3月フレックスコース卒業
宮城野中学校出身

3年生から英語を猛勉強!
点数を上げることができました
英語面接の対策として
文法の学習に力を入れました

 私が東海大学政治経済学部経営学科に合格するために頑張ったことは、私は高校1年生、2年生では生活習慣が悪く、遅刻が多かったのですが、3年生になり将来のことを考えるようになり目指している職業が明確になりました。グランドスタッフになるには進学して英語力を高めることが必要なので、高校3年生からは、残り少ない1年間の授業を大切にして特に英語には力を入れて勉強していました。具体的には、考査テストで対策プリントをしっかり行いテストに臨むことや、単語帳で書いて覚えたり文法の仕組みを覚えたりしていました。その結果、以前に比べ理解力も上がり点数も上げることができました。3年生になり1,2年生でしっかり勉強を行わなかったことを後悔したので、しっかり勉強を行うことが大事だと思います。公募制推薦で受けた時の内容は、小論文と英語の面接がありました。英語の面接の対策ではたくさんの文法が使える方が良いと思い、先生にたくさん教えてもらいました。

学習院女子大学

国際文化交流学部 日本文化学科

令和2年3月外国語コース卒業
五橋中学校出身

自分だからこそ伝えられることを
増やすことが推薦入試には必要です
高校生活で多くを吸収し
大きく成長できました

 初めに、私が大学に合格できたのは支えてくださった先生方のおかげです。忙しい中放課後も面接やエントリーシートの作成の指導をありがとうございました。
 私が志望大学を決めたのは、受験の2ヵ月前でした。学部、受験方法も悩み直前まで担任の先生と相談しました。1年生から様々な大学のオープンキャンパスに足を運び、自らが学びたいと思ったことと照らし合わせて決定しました。私がこの大学を選んだ決め手は、国語と英語、そして第二外国語として3年間学んだ韓国語の学習の継続ができる点です。そして、グローバル化が進む現代社会を担える国際人になれると感じた点です。大学進学を考えている人は、大学を何校か調べ、オープンキャンパスに出向き比較することが大切だと思います。考えるだけでなく、自らの目で確かめて、4年間学習する器を決めてほしいです。
 また、公募制推薦では自己アピールが非常に重要です。定期考査や出席日数など基本的な事を守り、プラスアルファとなる活動ができると良いアピールになると思います。私がアピールした点は、1年生のハワイ研修や部活動、そして3年生で参加した「日韓高校生交流キャンプ」です。面接の際も交流キャンプについて質問され、私の回答に感心してくださいました。外務省が後援してくださった企画に学校を通じて応募しました。推薦入試の利用を考えている人は、自分だから伝えられることを増やすことが必要だと思います。積極的に学びのフィールドを増やし、多くのことを吸収することで人間としても大きく成長することができました。面接は大学の教授に直接思いを伝えることができます。何故この大学で学びたいのか、大学を卒業したらどのような人物になりたいのか、これらのことを、実体験を交えつつ考えて言葉にできると良いです。アピールポイントは、自分の手で掴むものであると念頭に置いてください。

幅広い読書やニュースに触れ
知識を増やしましょう

 さらに、小論文対策も大学合格には欠かせません。私は読書や新聞を読む習慣が身についており、文章の読み書きの苦労はありませんでした。しかし、大学受験の小論文は難易度が違います。重要なことは、問いに対して焦点をずらさずに答えることです。過去問題をオープンキャンパスで受け取り、解いて国語科の先生に添削していただきました。より質の高い小論文を書くには、経験値や思考力を高めることが必要です。例年実体験を交えることが問いの条件となっています。そのため、様々なジャンルの本やニュースに関心を持つことで知識が増え、小論文が書きやすくなると思います。アピールポイントと重なりますが、様々な経験をすることで問いと重なる実体験が増えていきます。
 受験はひとりで受けるものですが、その過程で合格をサポートしてくださる人が沢山います。先生に相談をし、効率的な対策で受験に挑むことで、新たな扉を開いてください。

日本文化大学

法学部 法学科

令和2年3月 フレックスコース卒業
南小泉中学校出身

早くから進路を決め時間を有効に
使うことが合格への近道です
小論文は毎日過去問を解き
書くスピードが上がりました

 日本文化大学に入るために推薦入試一ヶ月前から小論文や面接の練習をしてきました。小論文は最初書くことができるまで時間がものすごくかかりました。ですが、過去問を毎日解くことで少しずつですが小論文の書くスピードが上がっていき小論文が書けるようになりました。面接練習では数をこなすことで面接でのしゃべる内容がだんだんと明確になっていき、自分の伝えたい事をきちんとしゃべれるようになりました。

警察官の合格率の高さが
進路決定の決め手でした

 私が日本文化大学法学部法学科に進学を希望したのは、将来警察官になるという目標と大学で部活動を続けたいと思ったからです。
 警察官を目標としている理由の一つに、地域の人々の安心安全のために働きたいという思いがあります。身近にいる警察官の地域住民に親切に接する姿を見て心強く憧れるようになり、自分も地域の人々の安心のために役に立ちたいと心を決めました。また、信頼される警察官になるためには、法律の知識と人間心理を学ばなければいけないと考えました。日本文化大学法学部は、警察官の合格率が高く、警察官を目標とする私にとってぜひ進学したいと思った学部です。部活動では高校生の時レギュラーに入ることが出来ず悔しい思いをし、大学に入って大好きな部活動を続け、レギュラーに入り全国を目指せる選手になりたいと思い日本文化大学法学部法学科に進学したいと思いました。
 進路は早くから考え決めることで、入試までの時間を勉強に使い入試に向けての対策をすることが大学進学への近道だと思いました。

東北学院大学

文学部 総合人文学科

令和2年3月フレックスコース卒業
長命ケ丘中学校出身

後悔しないように何でもやることが
今後の人生に必ず役立ちます
夢の甲子園の舞台に立ち
一生の思い出になりました

 私は、小学校1年生の頃から野球を始めました。私の兄も野球をしています。小学校から中学校まで兄と同じ進路でした。小学校は、少年野球チームに所属し、泉区や仙台市の大会で優勝し、県大会で2位という成績を残しました。私はそこで主軸として出場しチームに貢献してきました。中学校は、リトルシニアという硬式野球チームに所属していました。少年野球の頃と同じでエースで3番打者の主軸を努めていました。残念ながら良い成績を残すことはできませんでしたが、ここから仙台育英に入学しようと思うようになりました。高校でも野球を継続しようと思い、地元宮城県で甲子園に出場する高校が仙台育英しかありませんでしたので最悪、選手として出なくても甲子園に行きたいと思って入学しました。高校1年生の時の練習はとても厳しく付いていくので精一杯でした。その練習を乗り越え、高校2年生ではベンチ入りすることが多く試合に出ることが多くなりました。しかし、試合に出ると同時に思うように行かないことも多くありました。そこで、野球部の誰かに見てもらうなどして悪い所を改善して行きました。そして、高校3年生の夏、努力が実りベンチ入りすることができました。夏の宮城県大会で優勝して、夢であった甲子園に選手として出場することができました。試合に出る機会は少なかったが、あの舞台に立つことができてとても嬉しかったです。また、一生の思い出になりました。

仲間と切磋琢磨し人として
大きく成長できました

 高校野球で学んだことは仲間の大切さです。協力し合ったりライバルがいたりと、私は人間性の部分でとても成長したなと感じています。高校野球生活の3年生は一生に一度しかありません。だからこそ、後悔しないように過ごしていく必要があります。やらないで後悔するよりは思い切ってやってみて後悔する方が、必ずこれからの人生に何かしら役に立つと思います。なので、仲間を大切にしながら後悔しないように高校生活を過ごして行けば、高校3年生になった時には、この皆に出会うことができて良かったなと思えるように過ごして行ってください。

東北学院大学

文学部 教育学科

令和2年3月 英進進学コース卒業
広瀬中学校出身

常に上を目指して努力を続けていれば
学業も部活動も必ず結果がついてきます
夢である英語教諭を目指せる
新設学科に興味を持ちました

 高総体が終わった後に声をかけていただき、「英語の教師」という将来の夢を叶えることのできる教育学科が新しくできたこと、部活動も学業も両立することができる環境が揃っているので推薦での受験方法を選びました。
 私は、インターハイなど上の目標を目指して日々練習に励みました。高総体では良い結果を出すことが出来なかったのですか、私の戦う姿や技などを良いと思っていただき声をかけてもらいました。上位を目指してその目標どおりの結果を残すことは大切ですが、目標に向かってあきらめずに努力し続けることも同時に大切なことだと思います。毎日気を張って努力し続けることは大変なことだけれども、最後に悔しい思いをしないためにも一日一日の練習がとても大切なものだということを2年生の時に思いました。今振り返ると、もっと頑張ることができたなと思います。3年生になりチームをまとめる立場になった時には、インターハイ出場という目標への気持ちが強くなりました。周りを見なくてはいけなく大変なことも増えたけれども、一日一日自分の改善点を確認したり。寝る前に今日一日のことをノートなどにまとめ振り返り頭を整理したり、試合をしているイメージをしたり放課後の練習だけでなく家に帰ってからも様々な方法で練習していました。

3年間部活動に打ち込み
充実した毎日を過ごしました

 さらに、部活動だけでなく、学業も良い成績を取るために分からないところや苦手なところはそのままにせず、理解できるまで繰り返すなど自分のやり方で工夫していました。特に、3年生のテストは大学入試に重要となるので、早い段階からテスト勉強をした方が大学入試に有利になるので、3年生の始めのテストは大切にした方が良いと思います。
 私は高校3年間ほぼ部活動に力を入れて過ごしました。目標に向けてチームの皆と気持ちを一つにして取り組み、監督の先生にご指導していただいたことや自分で考えたことを意識して一日一日を大切に充実した毎日を過ごしていました。毎日、上を目指した努力していたら必ず結果はついてくると思います。部活動も学業も常に上を目指して努力することが一番大切なことだと思います。だから、今を大切にして後悔の残らないように高校生活を全力で頑張って過ごしてほしいです。

東北学院大学

法学部 法律学科

令和2年3月フレックスコース卒業
鹿島台中学校出身

3年間のバトミントンの実績を携え
大学でも続けて完全燃焼します!
先輩との東北大会出場を
果たすため入学しました

 私はバドミントンでダブルスインターハイ出場、また、2つ上の先輩と団体戦で東北大会出場という目標を果たすために仙台育英に入学しました。
 2つ上の先輩は同じ中学校で県中総体の団体戦でベスト8という結果で終わってしまい、東北大会に出場することができませんでした。そのため、その時に達成することができなかった東北大会出場を果たしたいと思いました。その先輩が仙台育英に入学した頃は、部活動ではなく愛好会のような感じでした。そんな中に一人で飛び込んでいった先輩はすごいと思います。そして、その先輩を追うように私も入学しました。私が入学する前は団体戦で1回戦を勝つことがやっとの学校でした。

つらい時期を乗り越えて
目標の東北大会出場を果たしました

 高校総体の団体戦、仙台育英はベスト8まで進むことができました。しかし、先輩と東北大会に出場するという目標は果たすことはできませんでした。自分が最上級生になりました。キャプテンを務め、コーチに言われたメニューを行っていました。辞めたいと思ったこともありましたが、信頼できるコーチや仲間と一緒にもう少し頑張ろうと思いました。そして新人戦で先輩と果たすことのできなかった東北大会出場を果たすことができました。高校総体でもベスト4という結果を残すことができました。大学でも続けたいと思います。

東北学院大学

教養学部 言語文化学科

令和2年3月英進進学コース卒業
高崎中学校出身

何か一つのことに全力を注ぐことが
志望大合格に繋がります
留学など韓国語を本格的に
学べる所に惹かれました

 私は3年間チアリーディング部に所属したのち公募制推薦で東北学院大学教養学部言語文化学科に合格しました。私は大学でチアリーディングを続けながら、韓国語を学びたいと考えています。数ある大学の中から東北学院大学を選んだのは、文化活動としてのチアリーディングをアピールできる推薦入試があり、言語文化学科で韓国語が学べることから魅力を感じたからです。言語文化学科では留学する事もできるため、現地で話せる良い経験ができると思いました。

チアリーディング部で
努力の大切さを実感しました

 私は高校3年間でチアリーディングを通して、努力する事の大切さを学びました。入部当初は体が硬く、基礎のキックやジャンプなど出遅れてしまいましたが、負けず嫌いな性格なので、毎日柔軟をし、Y字バランスが出来るまで柔らかくなる事が出来ました。また、新しい技に挑戦する際に、仲間と意思疎通することで、コミュニケーション能力をつけることが出来ました。部活動を通して、様々な部活を応援する事によって、誰かのために行動する事や、応援する事で、他の人だけでなく、自分の力にもなりました。また部活動だけではなく、勉強も頑張る事で少しでも良い成瀬をとる為、努力しました。
 私は大学を決めるのが遅く、学びたい事が韓国語と決まってはいたもののとても悩み、3年間で一番努力をし、時間を費やしてきたチアリーディングで大学に入れる事を知り、チアリーディングを色々な人に知ってもらえる活動をし、韓国語を学ぶために東北学院大学に決定しました。成績はあまり良いほうではなかったのですが、チアリーディングの大会で全国大会に出場するほど、努力をしました。一つの事でも全力で取り組み、楽しんで行えるものがあれば、それが何かの役に立ってくれると感じました。

東北学院大学

経営学部 経営学科

令和2年3月フレックスコース卒業
東北学院中学校出身

受験対策における先生方のアドバイスは
とても役立つのでしっかり聞きましょう
部活動に行く前に小論文を
一題書きました

 まず、私は小論文に力を入れて取り組みました。B学設の小論文の授業では、千田先生に厳しく教えられました。授業は週2時間ですが、漢字で書くことや段落のつけ方など何度も繰り返し言われました。授業の他にも部活に行く前に小論文を一題書いてから行きました。
 次に力を入れていたのが面接です。面接は、たくさんの先生方に練習をお願いしていました。たくさんの先生にお願いすることで、さまざまなタイプの聞かれ方があり本番にとても強くなれます。
 小論文にしても面接にしても、先生方のアドバイスがとてもためになるので、しっかり活用することをお勧めします。

東北福祉大学

総合福祉学部 社会福祉学科

令和2年3月英進進学コース卒業
出身学校出身

アピールできることをたくさん用意して
面接での話題を増やしておきましょう
自分のアピールポイントから
入試方式を決めましょう

 大学進学をめざそうと思ったのは中学の職場体験の時にもっと専門的な知識を学んでみたいと思ったからです。そこで多くのことを学べるが大学だったので大学進学をめざそうと思いました。
 自分のやってきたことを相手に伝えられると思い、推薦で受験することに決めました。私は、勉強が得意ではなかったので一般で受けても受かる自信もなく、それなら自分のやってきた部活動などをアピールできる推薦入試がぴったりだと思いました。そして推薦入試を合格するにあたって心がけたことは、まず自分のアピールできることを見つけておくことです。なぜなら、アピールすることが他の人とかぶっている場合もあるので、なるべく多くアピールポイントを見つけておいて、そこから面接の時に絞って話せるようにしておけばいいと思います。推薦入試はほとんどが面接があるので、 その自己アピールの他に質問された時に答えに詰まらないよう、先生方や友達などにお願いして練習を多くしておけば多少緊張していてもある程度は受け答えがしっかりできると思います。他にボランティア活動や課外活動などもやっていると、面接時に話が発展するのでその課外活動も1回は行っておいて成績表に書けるようにしておきましょう。

最後まで諦めなかったことが
合格できた要因だと思います

 部活動をやっていると推薦入試を受ける場合に出願する際、その部活の顧問の先生のサインも必要になる場合があるので、その時部活動での態度も見られて推薦してもらえないこともあるので部活動をしっかりやっておくことも大切です。
 他に小論文もあるので、その大学の過去の資料も確認してどんな感じの課題の小論文だったのかや他に多く小論文を書くことで書き方が分かったりするので損はないと思います。
 最後に、受験に成功した要因はあきらめないことと信じることです。精神論かも知れませんが人がそういったことも必要かもしれないので、最後まであきらめないないで頑張ってください。

東北福祉大学

総合福祉学部 社会福祉学科

令和2年3月英進進学コース卒業
岩沼中学校出身

先生方の教えが自信に変わり
本番では驚くほど緊張しませんでした
高齢者施設訪問がきっかけで
福祉への道を選びました

 幼い頃に高齢者施設を訪れ、そこで身体の不自由な方々を多く目にしました。そのような体験を通し、私は福祉に興味を持ち同時に高齢者の方々の力になりたいと思うようになりました。県内で福祉について本格的に学ぶことのできるのは東北福祉大学と思い志望しました。私は計2回の受験をすることを決め、第一志望である社会福祉学科の合格を目指し、推薦入試の対策に取り組みました。東北福祉大学の入試は書類選考、小論文600字、個人面接の3つでした。勉強と部活動の両立に加え、ボランティア活動を経験していたので、書類選考には自信がありました。しかし、小論文と面接は苦手だったので、先生方との練習でも自分の考えを上手く伝えることができず、序盤は本当に苦労しました。また、小論文の練習でも苦戦し、合格できるのだろうかということも何度かありましたが、そこで諦めることはせず、何度も練習に取り組みました。その甲斐もあり、段々と自分の考えを言えたり書けるようにしていくことができました。
 そして迎えた入試当日は今まで自分のやってきたことや、先生方から学んだことを生かそうと心に刻み、2日間の入試に挑みました。すると本番では自分でも驚くほど緊張せずに臨むことができ、今まで学び得た力を思い通りに発揮することができました。小論文では自分の考えを述べることができましたが、文章は納得がいかないものになってしまいました。ですがすぐに切り替えをし、面接試験に臨みました。面接では自分が思っていたよりもリラックスした雰囲気で、自然と笑顔で受け答えができていました。聞かれたことについて正確に伝えることができ、小論文での失敗を挽回し、合格を勝ち取ることができました。

小論文や面接の練習は
数をこなすことが重要です

 学校生活のアドバイスは、毎日の授業をしっかり受けること。また、定期テストの成績も高得点を目指すことだと思います。推薦入試は評定が大きく関わってくるので、そこを意識することが大事です。そして部活動をやっている人は勉強との両立を心がけて取り組んで下さい。時間があればボランティア活動に多く参加し、そこで何を得たか、何を学んだのかを意識することが大事になってきます。
 推薦試験のアドバイスは、本番になって体調を崩さないよう、手洗い、うがいなど予防をしてください。更に小論文や面接の練習では何回も取り組んでみてください。数をこなせば文章力や一つの質問に対してすぐ理解ができるようになると思います。書類などもしっかり先生に提出し、添削もしっかりしてもらい自分から理解しに行くことを心がけましょう。

東北福祉大学

総合福祉学部 社会福祉学科

令和2年3月フレックスコース卒業
南郷中学校出身

面接や小論文を一から指導が受けられる
長期休暇中の講座にぜひ参加しましょう
将来は家族間の深刻な問題の
解決に尽力していきたいです

 大学進学をめざした理由は、将来社会福祉士の資格を取得し、ソーシャルワーカーになることを目標としているからです。ソーシャルワーカーを目指そうと思ったきっかけは、SNSやニュースなどで度々取り上げられているDV被害や虐待についての記事を目にしたり、夫婦間での暴力や、子どもへの暴力のニュースを見るにつけ「なぜ大切な家族に暴力を振るってしまうのか」ということ。そして、DVや虐待している時の精神状態に疑問を抱き、それらの難しい現状において解決策を図るソーシャルワーカーになりたいと思い、東北福祉大学総合福祉学部社会福祉学科を志望するに至りました。
 私は高校3年間柔道部に所属していました。入学当初は体が弱く、練習にもついていけなかったのですが、視野を広げ毎日一つの目的を持ちながら練習することを心がけてきました。このことにより、できるようになった技の種類が増え、中学生の時まで弱かった私が仙台育英に入学し、試合で入賞できるレベルまで強くなることができました。部活動を通して、継続し続けることの大切さを感じました。

小論文は積極的に先生方に
指導をお願いしましょう

 私は夏休みなどの長期休暇を利用して、仙台育英で開かれていた小論文や面接などの対策をする講座に参加してきました。最初は面接や小論文の書き方など、全然わからなかったのですが、講座は少人数なので、先生が一人ひとりに詳しく分かりやすく教えてくれるので基本からしっかり学ぶことができるので進学を考えている人は絶対に講座に参加した方がいいです。また本は一冊でいいので読んでおいた方がいいです。面接の際に聞かれるので読んでおくことをお勧めします。大学によって小論文の問題の出し方は違いますが、東北福祉大学では、文章から読み取って解く問題ではなく、ひとつの言葉が問題として出題されます。例えば、「意識改革」についてや、「少子高齢化」についてなどといった問題が出題されます。
 私が行ってきた小論文の対策は放課後などを利用して国語科の先生などに教えてもらいながら小論文を完成させるというものでした。最初は自分一人ではなかなか小論文を完成させるのは困難だと思うので、積極的に先生に聞きに行った方がいいです。小論文は回数を重ねるごとに上達していくのでお題を変えながら何回もやってみるといいかもしれないです。
 今は部活動のことで頭がいっぱいの人が多いと思いますが、夢実現のために日々頑張ってください。

東北文化学園大学

総合政策学部 総合政策学科

令和2年3月英進進学コース卒
宮城野中学校出身

周りが続々と合格していく中でも
自分のペースで受験に向け準備しました
大学について詳しく知るため
頻繁に足を運んでいました

 高校1年生の時から大学に進学することを決めていました。初めは大学生活を楽しむ兄から影響を受け、私自身も大学生になりたいといった軽い気持ちから大学を目指していました。しかし、大学の種類は私の想像を超えていたため、進学先を選ぶだけでもかなり大変でした。また、自分が決めた大学の特徴、環境、設備などを詳しく知ることも受験をする上で大事だと思いました。そのため、オープンキャンパスを含め大学で行われるイベントには必ず参加していました。
 そして、大学について調べるだけではなく、学校生活では昼休みや放課後、授業の公認欠席などを利用して、先生との面接練習や小論文対策を行いました。私は大学で経済系を学びたいと考えていたため、面接練習では経済学に詳しい先生方にお願いしていました。小論文対策では、大学の過去問題を繰り返し解いたり個人で購入した問題集で練習をしていました。解き終わった答案用紙は小論文の授業を受け持っている先生に渡し、返却されるたびにアドバイスをもらい学習してました。
 上記のような面接練習と小論文対策は夏休み中に行いました。私は長期休業に入る前までは、受験先に提出しなければならない志望理由書や出願書類などの作成や出願手続きを行い、受験に向けての準備をしていました。それぞれの書類を作成する際には、ボールペンを使用するためミスをしないように気をつけました。

提出書類を万全に用意し
焦らず準備しましょう

 次に私の志望していた大学ですが、最初は別の大学に進学を希望していました。しかし、第一次試験での面接結果はC判定であり、続く第二次試験の小論文と面接では失敗に終わりました。この時私にとっては人生で初めての挫折でした。ですが、次に受験する大学の出願締め切り日が間近に迫っていたため、最初の受験で失敗したことに後悔する時間も無く、私は急いで出願書類などの作成に取り掛かりました。試験内容は小論文と面接でしたが、前回の大学受験での失敗を生かし、より詳しく丁寧に練習していた為、今度は合格することができました。
 確かに自分が大学受験の準備期間中、周りでは合格者が増えており焦りもありましたが、とにかく自分のペースで取り組むことを崩さないようにしていたことは今でも記憶に残っています。
 したがって、大学受験を控えている後輩の皆は、くれぐれも体調管理には気をつけて、大学へ提出する書類等はミスの確認を行い、しっかりと揃えて出すようにしましょう。

東北医科薬科大学

薬学部 薬学科

令和2年3月特別進学コース卒業
五橋中学校出身

3年間の学習内容を繰り返し復習し
基礎を定着させることが大事です
チーム医療を専門的に学び
病棟薬剤師になりたい

 将来薬剤師になりたいと思っていたので、最初は国公立大学を目指していました。しかし、私の希望していた国立大学の薬学部は、入学して3年の時に4年制に進むか又は6年制に進むか、つまり薬剤師の国家試験の受験資格が貰えるかが決まるということでした。その事を考えた時に、6年制に確実に入りたいと思い、6年制の学科がある私立大学に第一志望を変更しました。そして、東北医科薬科大学薬学部薬学科はチーム医療に関するカリキュラムが整っており、病棟薬剤師として医療現場で活躍したいと考えていた私にとって最適な大学であると思い、さらにオープンキャンパスでは充実した設備や雰囲気が良く、国家試験の合格率の高さなどから、この大学を第一志望にしました。

自作の単語帳やノートは
私の努力の証です

 この受験で大事なことは、「繰り返し」だと感じました。公募推薦の受験科目は化学、英語、面接で、特に化学の配点が高かったため、化学を重点的に勉強しました。3年の初めの頃は1,2年の時に習った内容が定着していませんでした。なので一通り勉強し直してノートにまとめてから「セミナー」を解くようにしました。ノートにまとめることで、「なんとなく分かっていたもの」が自分の言葉で説明するので「確実に分かったもの」となり、脳に定着させることが出来たのだと思います。また、「セミナー」は何度も繰り返し解きました。色々な問題集を何度も解くのではなく、一冊の問題集を何度も解き完璧にすることで、苦手な問題をなくしていったり、基礎の定着に繋がったのだと思います。さらに、英語の方でも英単語や文法などを単語帳にまとめて、電車や時間の合間に見て、繰り返すことも心がけました。そのおかげで少しずつ成績も伸びてくるようになりました。何十個もの単語帳や何冊ものノートは、今では私の誇りです。
 そして、入試の1ヵ月前位から、先生に過去問を解いて間違えた所や分からなかった所を一つ一つ丁寧に教えてくださったり、色々なアドバイスをしてくださったりなど、熱いご指導をしていただいたおかげで、自信もつき、受験直前の模試では良い成績を取れるようになりました。このように私の受験に関わった先生方にとても感謝しています。
 今まで積み重ねてきた努力が最後は自分自身を支えると思います。最後まで自分を信じて頑張ってください。応援しています。

仙台赤門短期大学

看護学科

令和2年3月英進進学コース卒業
多賀城中学校出身

今やるべきことを後回しにせずに
きちんと取り組むことが大切です
準備不足による不合格を
教訓に対策を徹底しました

 小さい頃から看護師を目指していて、とりあえず看護について学べる所に進学したいと考えていました、そこで、パンフレットを見たり学校説明会などに参加して、AO入試で仙台青葉短期大学看護学科を受けることに決めました。しかし、入試が近いのにも関わらず、入試科目である面接と小論文の練習を余りせずに受験しました。準備不足のため不合格となり、次に受ける大学を決めるか、また同じ大学を公募制入試で受けるかどうか迷っていた時に、担任の先生が、仙台赤門短期大学の人数制限公募の枠がまだあるということを教えてくださり、仙台赤門短期大学を受験することを決めました。前回の受験の時の準備不足の過ちを繰り返さないように、早めに面接と小論文の対策を始めました。面接練習は毎回違う先生に指導をしていただき、納得のいくまで練習しました。小論文対策では、毎日のように小論文を書き、放課後先生に添削してもらうという繰り返しをしていました。受験当日は、今までやってきたことをここで出しきるという気持ちで臨み、不安はあったものの最後までやりきりました。合格発表までの一週間、心が落ちつかず不合格だったらどうしようというので頭がいっぱいでしたが、発表のとき、自分の受験番号があったときは、廊下で泣き崩れるくらいに嬉しかったです。

行事や入試補助員などにも
積極的に取り組みました

 大学受験を通して、高校生活3年間、授業に真面目に取り組むことや、定期考査の一つ一つの科目の勉強を怠らずに、常に高得点を取って、評定を良くすることや、学校行事などに積極的に取り組むことが大切だと思いました。私は部活動で部長や、行事の実行委員、入試の補助員などの役職に就き、評定も足りていたので、面接など、受験する上で少しは楽に取り組めました。あの時やっておけば良かったと後悔しないためにも、今やること、やらなくてはいけないことはしっかり行うことが大切だと思いました。