栄光への軌跡 2021
現役大学進学者による大学合格体験記
総合型選抜 合格者
志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ
横浜市立大学
国際商学部 国際商学科
令和3年3月 外国語コース卒業
宮城教育大学附属中学校出身
面接練習は高校生活を振り返りつつ
将来を深く考える機会になりました
去問を解き複数の先生方に
添削していただきました
私はIB入試を通して大学を受験し、横浜市立大学国際商学部国際商学科に合格することができました。この試験はIBDPプログラムを受け、予測スコアを提出することができる生徒が対象でした。また、当日の試験では学部に関連した筆記試験と面接が行われました。大学のホームページから筆記試験の過去問を見ることができたため、学部編成後の過去5年ほどの問題に取り組み、異なるコースや経済や商学に詳しい先生に添削をしていただきました。筆記試験に関しては、自分的にもかなり時間をかけることができたと感じているのですが、その反面、面接練習にあまり時間をかけることができませんでした。面接内容として、受験する大学に関する知識は勿論、IB受講生徒を対象としている受験方法であったため、自身が受けてきたIB生活2年間を振り返り、面接用に作成したノートにまとめました。面接練習は必然的に自分の高校生活の振り返りとなり面接だけのためのものではなく、一度立ち止まって将来のことについて考える良い機会ともなりました。
過去問とは異なる出題も
IBの授業で対応できました
受験当日、筆記問題を解いてみると、過去問とはかなり傾向が変わった数学重視の問題でした。幸いにも、自分はIBの数学において統計分野を扱った論文を作成しており、そこで得た知識をもとに問題を解くことができました。面接では、教授の方々が固すぎずに和やかな雰囲気で行ってくださったおかげで、自分自身が言いたいことをきちんと自信を持って話すことができました。一問一答という形ではなく、教授の方々が私の答えに関してより深掘りしていくという形だったので、個々人をきちんと見られていることに緊張感を感じつつも、自分らしさを発揮することができました。内容としては、自身と高校生活のことを重点的に聞かれ、将来のことや大学の知識に関することはあまり聞かれませんでした。しかし、練習の中で、自分自身で将来について考えることができる機会を設けることができ、改めて自分がこの大学、学部を受けたいという強い自覚と意識が芽生えました。
今回の受験は、受験のこと以外の移動や滞在にも気を張るようなものでしたが、今までの受験対策を頑張った自分を信じ、前日もいつもどおりの生活をすることで少しでも気を落ち着かせ、本当の自分に向き合えたのではないかと思います。
国際教養大学
国際教養学部
令和3年3月外国語コース卒業
山形 三川中学校出身
狭き門だった推薦入試を
強い精神力と熱意で突破しました
家族からの自立やIBDPで
精神力が鍛えられました
私は、国際教養大学(AIU)のグローバル・ワークショップ(GW)入試を受験し、10月に合格が決まりました。定員が5名と少なかったこと、書類選考、その後の審査も含め、正直な所「自分には無理そうだな」という印象が強かったことから、元々GW入試を受けるつもりはありませんでした。しかし、書類だけでも出す価値は十分にあると感じ、先生方に何度も添削して頂いて、自己アピール書を完成させ応募に至りました。既述の通り、元々この入試を受けるつもりで対策をしてきた訳ではないので至らない点は多々あると思いますが、私なりにGW入試に必要だと思うことを2つ述べていきたいと思います。
1つ目は、「強い精神力」です。GW入試は長い自己アピール書の作成から始まり、地道な情報収集、事前課題(小論文)の作成、講義やディベートなどを行うワークショップを経て、日本語と英語の面接で終わる、まるでトライアスロンのような入試です。特にディベートは、周りに圧倒されてしまい評価も悪かったので、かなり悔しかったですし、精神的にも厳しいものがありました。それらを乗り越えることができたのは、ずっと親元を離れて生活してきたことや、IBDPを受講してきたことで培われた精神力のおかげであったと今は思います。長期間にわたる入試ですが、最後までモチベーションを保ち、地道に1つひとつをこなしていくことが重要であると考えます。
小学生の時に知ってから
AIUに憧れていました
2つ目は、「絶対にAIUに入りたいという熱意」です。これは、AIUのどの入試においても、一番大切なことだと思います。私がAIUを初めて知ったのは小学生の時で、それ以降も「いつかはAIUに行く」という思いで県外進学を選択し、資格取得やIBDPの受講、課外活動などに取り組んできました。ですから、入試の際も、「入りたい熱意だけは他の誰にも負けていない」という自信を持つことができました。
これら2つの要素に、先生方や友人、家族の心強いサポートが加わり、私は最後まで走り抜くことができました。これを読んでいる後輩の皆さんにも、辛い時期であっても周りの人達を大切にし、時にはその力を借りることを是非忘れないでほしいと思います。皆さんの進路が実現することを心から願っています。
慶應義塾大学
文学部 人文社会学科心理学科
令和3年3月外国語コース卒業
中国出身
「無理だと諦めずに挑戦してみては」
という先生の言葉が励みになりました
高校で日本の生活に慣れ
慶大で学ぼうと考えました
私は日本に来る前から慶應義塾大学を志望していました。子供の頃から日本のマンガや文学が好きで、日本に留学に行きたいと家族に言い出したら、父に「福沢諭吉が創立した慶應義塾大学に行くといい」とアドバイスをもらいました。父は福沢先生の本が好きで、私もその影響で本を読んで、彼が創立した慶應義塾大学に憧れていました。そして、慶應義塾大学に入ることを目標にして日本留学を決め、大学に行く前に日本の環境に慣れようと考え、仙台育英で高校留学することを決めました。
日本に来たばかりの頃は、様々な不安がありました。異国での生活に慣れることができるか、友達を作れるかどうか、色々なことを心配しました。しかし仙台育英の先生たちはとても親切で、生活で困った時はたくさん助けてくれました。おかげで私は来日してからすぐ、日本の生活に慣れることができ、受験準備に集中することができました。
漠然としていた目標を先生が
引き出して下さいました
慶應義塾大学の自己推薦入試は留学生の私にとってはとても難しい試験だと分かっていましたが、実際に過去問を見た後は、一度自信を失って諦めようと迷ったことがあります。その時、担任の先生から「やる前に諦めるより、やった後に本当にだめだと分かってから諦めた方がよい」とアドバイスをいただき、私の励みになりました。夢を諦めずに、自分にチャレンジしてみようと決めました。
それから私は試験内容を調べ、学習計画を立てました。まずは自己アピールのために、自分の得意科目である英語の資格を取ろうと考え、IELTSの試験を受けました。それと同時に、筆記試験に向けて準備し始めました。慶應義塾大学文学部の自己推薦入試は、現代文の読解と小論文で選考されるので、私は主に二つの対策をしました。まずは、過去問を解くことで、自分を「日本語の文章を読む」ということに慣れさせました。そして、哲学に関わる出題が多い小論文に対し、哲学入門の本を何冊も読みました。受験前の2ヵ月は、毎日寮に帰ったら本を読みつつメモを取り、通学の電車でも哲学の用語集を読んでいました。
とは言っても、一人の外国人が数ヵ月頑張って書いた小論文は、到底日本人が書いたものには勝てないと思います。私が合格した一番の要因は、自己推薦書がよく書けたおかげだと思います。最初に作文を書いてから大学に提出するまで、先生に何度も直してもらいました。私のもやもやとした「やりたいこと」をはっきりとした「目標」として引き出してくれただけではなく、私の長所を最大限に表現できる綺麗な日本語を教えてくださいました。本当に感謝しています。
日本の大学入試は筆記テストだけではなく、総合的な評価による選考が多いので、普段からしっかり勉強すれば、難関大学に合格することも可能です。大事なのは、夢を諦めずに、常に自分にチャレンジすることだと思います。
The University Of New South Wales
Business/ Commerce
令和3年3月秀光コース
成田中学校出身
普段の課題や授業で吸収したことが
驚くほど受験に役立ちました
担任の先生のアドバイスで
直前に進路を変更しました
立教大学を志望大学にしたのは高校3年の夏のことでした。元々私は海外大学に進学するためにIB教育を受けてきました。ですから、国内大学受験は全く頭に無かったのです。しかし、コロナ禍の中で不安だった私の気持ちを汲み取ってか担任の先生が「国内で一つ決めておいた方が安心よ」というアドバイスをくださいました。そのことをきっかけに担任の先生に相談を繰り返し、私が仮に国内の大学に進学することになっても私の学びたいことを学べる立教大学に決めました。しかし、私が国内大学に出願するということは、IBの2年間の中で最も忙しい時期に同時進行で国内の大学の出願に向けて準備していくことを意味します。親からは反対されました。私は違いましたが、大学受験により詳しい先生の助言に従うことにしました。
IBで努力したからこそ
合格できたと確信しています
受験は一次に書類審査、二次に面接と小論文がありました。書類には私の将来の目標や高校生活での活動を中心に書き、先生に何度も推敲していただきました。そのような書類を書く際の適切な言葉遣いや文脈、文の構成など様々な点において指導していただいたので、先生の助けがなければ一次通過は難しかったかもしれません。また、私の受けた立教大学は、自分が高校生活でやり遂げた活動を時系列で書くようになっており、様々な活動をしていた方がより書いていく素材に困らないのだなという印象を受けました。私はIBをやっていたので、CASという活動を通じ様々なことに挑戦していたことが有利に働いたように感じます。そして面接でもIBで培ったコミュニケーション力が発揮されました。予想していた質問とは異なったもので、かつ、それらを急に英語で答えなければならない状況になってしまったのですが、詰まること無くスムーズに会話できたことを覚えています。さらに小論文に関してもIBに入ってから文を書くという作業、例えばエッセイやレポートなどをこなしてきたことが反映されて、直前に焦って対策をせずとも少し余裕を持って挑むことができました。
ここまで読んでくださった方はお気づきかもしれませんが、私はIBを2年間やってきたからこそ合格することができました。普段の課題や授業の中で吸収していったことがこのようなところで役立つことがあるのかと自分自身驚いています。しかし、努力の積み重ねはいい結果に繋がることを改めて感じることができた大学受験でした。これから受験を控えている皆さんもぜひ、日々のちょっとした努力を意識してみてください。応援しています。
武蔵大学
経済学部 経済学科
令和3年3月 フレックスコース卒業
山形第九中学校出身
受験のために何かをするのではなく
充実した毎日を送ることが大切です
志望大に詳しくなるほど
モチベーションが上がります
3年生の6月に武蔵大学の総合型選抜を受験することを決めました。受験内容は国語と数学の基礎テスト、小論文、面接だったので、始めにどの日に何をするかの計画を立てて毎日勉強するようにしました。私が受験をするうえで一番大切だと感じたことは、大学のことを隅々まで調べることです。志望する大学は、どのようなカリキュラムがあり、どのような考えを大切にしているのか、他の大学と比べて何が優れているのかを調べることで、その大学に行きたいというモチベーションを保ちながら学習をすることができました。加えて、面接の時になぜこの大学を志望したのかをはっきりと話すことができました。小論文では、回数を重ねるごとに文章の書き方や、自分の考えを文章にすることができたので、繰り返し練習をすることが必要だと思いました。また、世の中では何が起きているのかということや、身近な地域の生活の変化を知るために、新聞を毎日読むことも必要だと思います。
授業で分からないことは
すぐに解決しました
私が日頃の学校生活で大切だと思うことは、勉強と部活動を両立させることです。どんなに部活動が忙しくても、自宅で勉強する時間を作り、授業の復習をしてきました。大変ではありましたが、次の授業にスムーズに入ることができるので取り組んでいて良かったなと感じました。また、私は授業の中で覚えることを意識して授業を受けてきました。特に分からないことがあるままで授業を終えずに、先生や友達に聞きに行くようにしました。分からないことをそのままにしておかないことで、テストや試験への不安が無くなるので積極的に質問することは大切であると思います。
大学受験は本当に合格することができるのかといった不安や、このままで大丈夫なのかという焦りが付きものであると思います。ですが、特別に何かをすることが大切なのではなく、普段の生活をどのように充実したものにしていくのかが大切です。そのため、毎日の積み重ねを意識して生活していくことが必要だと思います。
帝京大学
経済学部 経営学科
令和3年3月フレックスコース卒業
横浜 南が丘中学校出身
明確な目標を持つことにより
面接で一貫性のある返答ができます
文章を書く力に自信があり
入試に有利だと考えました
私は帝京大学経済学部経営学科に総合型選抜で受験し、合格しました。受験内容は小論文と面接でした。多くの科目がある中で、小論文を選んだことが合格することができた大きな要因だと思っています。もともと勉強は苦手で学力も高いわけではありませんでした。
しかし、文章を書く力は小学校の時から自信がありました。自分の考えを言葉で表現することは得意だと自分でも感じていました。文章を書くことが得意だったので、読む力にも自信がありました。そういった自分の長所を見極めて、得意な分野で勝負することができるかどうかで結果は大きく変わると思います。
面接に関しては将来の目標を持つことができていて、そこに向けてどうしていくのかということが自分の中で明確になっていたことも大きな理由だと思っています。目標があるだけで、自分の中での一貫性というのは明確なものになり、それは面接の時に大きく差が出ます。質問に対して返す言葉に一貫性があるだけで、試験官に与える印象は変わると思います。
自分の得意なことで勝負すること、自分の中で明確な将来の目標をもつこと、これらのことが私が受験を通して感じたことです。
桜美林大学
芸術文化学群 音楽専修
令和3年3月英進進学コース卒業
仙台第一中学校出身
面接で明確に意思表示することと
早めの準備が推薦入試突破の鍵です
将来は芸術文化活動を通し
地域活性化に携わりたいです
高校1年生の頃からオープンキャンパスや大学の合同説明会、さらに大学が主催する模擬授業等に積極的に参加していました。当初は、自分の学びたいことがはっきりと決まっていませんでしたが、一つの学部にこだわらず、様々な大学の学部に目を通しながら下調べを進めていったため、興味のある学部が増え、大学で詳しく勉強したいという思いがより強くなり、大学進学を考えるようになりました。
私が桜美林大学芸術文化学群を志願した理由は2つあります。1つ目は、芸術分野の専門知識を身に付けられるほか、芸術が現代の社会や地域をどのように結びつけているのかを、学びの中で研究していきたいと思ったからです。さらに芸術文化学群では語学にも力を入れているため、自分の演奏技術を磨く事は勿論、桜美林大学では国籍を越えた人々の交流が盛んに行われているため、そういった方々とコミュニケーションをとる力も身に付けたいと思い、桜美林大学を志望しました。
これまでに私はピアノや合唱、音楽イベントのボランティア活動を通し、音楽に携わる活動をしてきました。最も印象に残っているものは音楽イベントのボランティア活動です。高校1年生と2年生の2年間に渡って参加したこのボランティアでは、自分の周りが30代以上で最初は緊張しましたが、挨拶やお客様への接し方を練習していくうちに、チームワークを高めていくことが出来ました。イベント当日は笑顔でハキハキと仕事をした結果、演奏終了後は多くのお客様に励みになる言葉を掛けていただき、ボランティア同士でも喜びを分かち合うことができました。この経験を生かし、大学生になっても積極的にボランティア活動に参加し、芸術を利用した地域活性化に携わりたいと思います。
面接では志望動機を明確に
伝えることを心がけました
桜美林大学の受験を考えている皆さんに2つのアドバイスをしたいと思います。1つ目は桜美林大学のオープンキャンパスや受験対策講座に積極的に参加することです。3年生のときは新型コロナウイルスの影響で全てのプログラムがオンライン開催になりましたが、学生の皆さんや先生方とオンライン上で直接話したり聞いたりすることが出来たので、大学の雰囲気や学生の様子を掴むことが出来ました。来年はどのような形で開催されるか分かりませんが、こういったプログラムに参加することで、自分の学びたい事が明確に分かると思うので、是非お勧めします。
2つ目は、受験に必要な出願書類諸々の添削、面接練習等は早いうちから行っておくことです。私は高校3年生の4月に桜美林大学を受験することを決め、そこから一次審査に必要な出願書類の作成に取りかかりました。担任の先生をはじめ3人の先生に添削をしていただいたため、クオリティの高いものになり、一次審査を通過することが出来ました。一次審査通過後は、本格的に面接対策に励みました。はじめに言葉遣いやマナーを教わり、それが出来るようになってから面接ノートの作成に取りかかりました。出願書類をもとにあらかじめ質問と答えを書き出し、自分で練習した上で、3人の先生に模擬面接をしていただきました。面接練習をする上で大切にしてきたことは、自分がこの大学で何が学びたいのかを明確に伝えること、絶対桜美林大学に入るぞという気持ちを持つこと、この2つを大切にしてきました。当日は面接官の前で自分の思いを堂々と伝えることができ、無事に桜美林大学に合格することができました。
受験の準備は早めに行う、面接では自分の思いを面接官にぶつけること、この2つが合格の鍵になると思います。これらのアドバイスが何かのきっかけになれば幸いです。頑張ってください。
桜美林大学
ビジネスマネジメント学群 アビエーションマネジメント学類
令和3年3月情報科学コース卒業
金津中学校出身
できることには早いうちから取り組み
効率よく受験準備をしましょう
卒業後の就職まで考えて
進路を決定しました
コロナウイルスの流行で「夢の職業に就くのが難しいかもしれない」と考えるようになり、特定の分野だけではなく隣接した分野も学べる学群制の桜美林大学を志望大学としました。
桜美林大学の総合型選抜入試は、一次が書類審査で二次は課題図書の内容を含めた面接でした。自宅で簡単に参加できるオンラインでのイベントに何度も参加したり、オープンキャンパスや説明会以外に総合型選抜入試準備セミナーなど入試に生かせるイベントにできるだけ参加するようにしたりしました。そのおかげで、大学側が求めている人材にあった自分の魅力は何か、入学後自分が何をしたいのかが徐々に分かるようになり、それを踏まえた上で、先生方に何度も添削してもらいながら必須書類を作成しました。
私は高齢者施設や児童館、募金などのボランティア活動を積極的に行っていたので、面接の質問がボランティア活動と高校入学時から読み続けた新聞で得た知識を自己アピールや頑張ったことだけではなく、好きな教科や頑張りたいこと、多数の質問につなげることができたと思います。
1年の時から色々な大学の
情報を集め準備していました
受験をするに当たって、入念な準備が必要だと感じました。桜美林大学を第一志望に決定したのは3年の初めでした。決定には遅い方でしたが、1年生の時からいろいろな大学の資料請求をして、オープンキャンパスに行き、入試内容も気に掛けながら大学選びを行っていたので、一から調べる手間が省け受験の準備にすぐ取り掛かることができました。受験準備では、イベントで見えてきた自分の魅力を生かせるように学校で面接練習をして、臨機応変に答えられるように練習しました。
事前にできることを一つ一つ長い時間をかけてでも準備していくことで効率良く受験までの時間を過ごせると思います。
国際ファッション専門職大学
国際ファッション学部 ファッションクリエイション学科
令和3年3月外国語コース卒業
岩切中学校出身
多くの人と接して様々なものを吸収し
将来像を確立して受験に臨みましょう
「国際」という言葉について
IBDPで理解が深まりました
私は、総合型選抜を利用して志望の大学に合格することができました。もともとファッションという分野に興味を持っていたため、ファッションに関わることを学べる進学先を志望とし、高校生活を送ってきました。2年次からは約2年間の国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)を受講し、多くのスキルや知識を学びました。そして私が“国際”という言葉に関連したファッションを学べる学校を選んだのには、このIBDPの中で培った、国際的な視野の広がりが関連しています。高校に入学した当初も、国際的な場で働きたいという意思はありましたが、果たしてファッションの業界と具体的にどのように関連し繋がるのか、よく考えていました。具体的にIBDPを受講して何が変わったかというと、“国際”という言葉を多様的に見るということに置き換えて考えるようになったことです。今までの考えでは、“国際”という言葉は色んな国と関わることであるとしか考えていませんでした。しかしIBDPの中で、様々な人や国の文化、言語、考えなどを理解し、何より自分とは異なる環境で育った人々と接することで、より多様的に“国際”という分野を理解し、興味を持つようになりました。
自分の考えを話すことに
慣れていて良かったです
そして総合型選抜の受験時期は、11月にあるIBDPの最終試験に向けてより本格的に準備し始めている時期と重なり、少し忙しさを感じていました。さらに私の志望した大学は、他の大学の総合型選抜よりやや早く、夏休みが明けてからの出願、受験日までの間隔がとても短かったため、面接の練習などができないまま本番を迎えました。そんな状況でも、総合型選抜の面接で大学やファッションに対する自身の意思をしっかり示すことができた理由は、常に自身の考えを持ち、それを話すことに慣れていたからです。その場で考えようとせず、自分が考えていることをそのまま話したことで合格することができました。余計な言い回しは要らず、素直に思ったことを話せばいいと私は思います。
最後に、後輩である皆さんには、多くの人と接してそこから考え方などの様々なものを吸収して、自身のやりたいことや目指す自分を確立して受験に向かってほしいなと思います。真っ直ぐに勉強せずに遠回りでも、しっかり自己を持って頑張ってください。応援しています。
桐蔭横浜大学
法学部 法律学科
令和3年3月 フレックスコース卒業
青森 佃中学校出身
何事も計画を持って行動することの
大切さを受験を通して痛感しました
自己推薦文の作成に
かなり苦労しました
私は桐蔭横浜大学に総合型選抜で受験し合格しました。まず最初に、調査書を発行してもらうために必要な、自己推薦文を書きました。私の中では余裕を持って1ヵ月前から書き始めましたが、なかなかうまくいかず、何回も書き直したため時間がかかってしまいました。調査書を発行するのに約1週間の時間が必要なので出願日の1週間前から準備する必要があります。ですが、私の場合は、自己推薦文の作成に時間を使ってしまい、出願日締め切り2日前に出願しました。自己推薦文の作成は思った以上に難しく、時間がかかってしまうため、なるべく早めに作り始めた方が良いと思います。
小論文は先生に繰り返し
添削をお願いしました
出願から受験まで1ヵ月以上時間がありました。桐蔭横浜大学の試験内容は、3教科学力テストと小論文と面接がありました。その中で主に小論文と面接に力を入れて対策をしました。私は面接の練習に苦戦しました。練習を始めた最初の頃は、何を言えば良いのか全く分からず、黙りこんでしまうことが何回もあったため、不安になっていきました。小論文は、参考書の問題を解き、先生に見てもらう作業を繰り返し行っていき、回数を重ねるごとに良くなっていったと思います。
受験当日、私は前日泊まっていた場所から電車で移動しました。小論文の問題は「甲子園を開催すべきだったか、中止はやむを得なかったのか」だったので書きやすかったです。面接では約20分ほど行いました。今回の受験でわかったことは、計画を持って行動する、ということです。
城西国際大学
国際人文学部 国際交流学科
令和3年3月 外国語コース卒業
歌津中学校出身
入試準備はできる限り早くから始め
万全の状態で本番に臨みましょう
仙台育英で過ごした3年間が
小論文にとても役立ちました
私は、総合型選抜で志望大学を受験しました。最初は志望大がなかなか定まらずたくさん悩みましたが、様々な大学のオープンキャンパスや説明会に足を運んでみたり、自分の将来の夢を実現するために何が必要なのか、どんなことを学ぶ必要があるのかなどを調べたり実際に現役の方にお話を聞いたりしながら志望大を絞り込むことができました。試験は小論文と面接にて行われました。小論文は大学側が提示したいくつかのテーマのうち一つを選択し、自分の意見を自身の経験などを交えながら論じるもので、私が選択したテーマでは、自身の考える「コミュニケーション能力」とは何かについて論じる必要がありました。小論文を書くうえで、仙台育英で過ごした3年間の中で得ることが出来た知識や経験がとても役立ったと考えます。高校2年時に海外留学をした際に感じたことや友達と過ごした学校生活の中で感じたことを自身の経験として用いながら小論文を書き上げることができました。面接ではどのような質問にもしっかりと答えることができるよう何度も練習を重ねました。
オープンキャンパスは進路に
悩む人を後押ししてくれます
オープンキャンパスなどでは、入試方法の説明の他に過去に面接でどのような質問が出されたのかを教えてくださった大学もあったので志望大を絞ることができず悩んでいる人は後々受験対策の際に役立てるためにも様々な大学のオープンキャンパスなどに参加することが大切なのではないかと考えます。また、自己推薦書の作成などは早め早めに書き上げ、先生方にチェックしていただく時間を充分に取ることも大切だと考えます。受験勉強と並行して様々なものを準備したり、資格などを獲得しなければならない必要もあるためなかなか余裕がなくなってしまうかもしれませんが、早め早めの行動を心掛けることで余裕が生まれ万全の状態で受験に臨むことができると考えます。頑張ってください。
神田外語大学
グローバル・リベラルアーツ学部 グローバル・リベラルアーツ学科
令和3年3月秀光コース卒業
秀光中等教育学校出身
IBで培ったスキルを本番で発揮でき
試験官の先生に褒めていただきました
セミナー参加を機に世界の
貧困支援に関心を持ちました
私は将来、貧困に苦しむ子供たちが充実した衣食住や教育を得るための支援をしたいと考えています。そのきっかけは、高校1年生のときに参加した「ふくしまグローバルセミナー」で、NPO法人の方からルワンダの大虐殺についてお話を聞いたことです。それから、貧困問題と国際支援に興味を持つようになり、それらを深く学ぶことができる大学を選ぼうと思いました。
高校生活では、国際バカロレアプログラムに力を入れました。一般授業は、先生の話を聞いてたくさんの知識を身に付けるということに重点を置いていますが、IBの授業は創造力やプレゼンテーション能力、自主性などを身に付けることに重点を置いています。IBの授業が始まったばかりの頃は、授業形態の違いになかなかついていけず、自分の出来なさに落ち込むことが多かったです。それでも、今になってIBで学んだ2年間がとても生きてるなと感じています。
IBでは正解の無い問題への
向き合い方を考えました
私は大学の一般試験を受験するには、知識の詰め込みにあまりにも多くの時間を要するので、IBを生かすことのできる総合型選抜試験を受験することに決めました。私が受験した大学の試験は、書類審査と面接、プレゼンテーションがありました。プレゼンテーションのお題は「なぜ生涯にわたって幅広い教養を学び続けることが重要であるか」というような抽象的なものでした。ですが、特にプレゼンを作るのに時間もかからず、本番では試験官の先生に褒めていただきました。やはりそれはIBで培った創造性や批判的思考力、プレゼン作りが生きたからだと思います。IBは答えがない問題に対してどう向き合っていくかという所を強めることができます。ですから、大学で答えのないグローバルな事象を学びたい私にとってIBはぴったりでした。
夢を現実のものにすることは、とても難しいことだと思います。ですが、自分がなぜ大学に入りたいのか、なぜその大学じゃなきゃいけないのかということを自問自答し、一つ一つの物事に意義を見出せば、夢を実現することが出来ると考えます。また、何かを達成する時は一人ではできないですし、どんなきっかけで目標が生まれるかは分からないので人の縁は大切にしながら努力をし続けてほしいです。
清和大学
法学部 法律学科スポーツ法コース
令和3年3月フレックスコース卒業
宮城教育大学附属中学校出身
普段から課題や提出物を仕上げ
早く提出する習慣をつけましょう
部活動の合間を縫って勉強と
入試対策に励みました
私は大学受験に向けて、日々の時間の使い方について意識しました。私はラグビー部に所属していたため、家に帰る時間が遅く勉強する時間があまりなかったです。さらに私は、総合型選抜で大学受験を受けたので対策する事がたくさんありました。私の場合、面接と小論文と3教科の筆記試験という内容だったので先生に面接練習をしてもらったり毎日、勉強をしたりなど自分で時間の調節をして取り組みました。特に意識した事は面接でよく聞かれる質問をインターネットで調べて、それに対しての自分なりの答えを考えて紙に書き1日1回寝る前に読むことを行っていました。
大学受験を終えて学んだことは、大切な書類は早めに書き終えて提出することの大切さです。日々から、少しずつ課題などといった大事な提出物を完璧に仕上げていって時間に余裕を持てるようになります。 1,2年生の時の勉強のおかげで今の自分があると思います。仙台育英を選んで本当に良かったと思っています。
帝京平成大学
健康医療スポーツ学部 リハビリテーション学科理学療法コース
令和3年3月フレックスコース卒業
塩竈第一中学校出身
一つの経験から多くを学び
得たものを様々に生かしましょう
部活動で専門職の方々と
接し知識を増やしました
私の目標は「理学療法士として幅広い年代に寄り添う」ことです。そのため、理学療法士の国家試験受験資格を取得することができる大学を探しました。なぜ専門学校ではなく大学を志望したのかというと、大学の方が専門学校に比べて様々な学部があり、専門分野以外の知識を知ることができると考えたからです。
私が大学進学を目指したのは、小・中学校の時に受けたリハビリテーションで憧れを持った理学療法士の理想像により近づくことができるカリキュラムが組まれている帝京平成大学を見つけたからです。
大学合格に向けて日頃の部活動や学校生活で心がけたことは、たくさんの人と話す機会を自分で見つけて話すことです。特に私の所属していた硬式野球部では、毎月アスレティックトレーナーや理学療法士、時には管理栄養士といった体や栄養の分野で専門職に就いている方達と話をする機会がありました。その時に自分から質問をしていくことで少しずつ知識を得ることができたことが、面接試験の時にニュースの質問などに答える時の材料調べにとても役に立ったと感じています。また質問や話し合いを積極的に行うことによって様々な人に対するコミュニケーション能力を高めることができました。
オンラインミーティングは
貴重な経験になりました
この3年間を通して、新型コロナウイルスによって最後のセンバツ大会や最後の選手権大会が中止になり、いつもどおりの体験ができなくなったことが心残りですが、それ以上にオンラインでのミーティングを通してたくさんのことを話し合い、いつもどおりではなかったからこその経験をすることができました。そのことから何を学ぶかが一番大切だと思っているので、一つのことからたくさんのことを得て、試験や様々なことに活かして下さい。
名古屋学院大学
外国語学部 英米語学科
令和3年3月英進進学コース卒業
タイ出身
語学力とコミュニケーション能力を
大学で磨き国際社会で活躍したいです
サッカー部と勉強の両立は
大変でしたがやり遂げました
大学進学をめざした理由は、英語を勉強するだけではなく、英語コミュニケーションや英語ビジネスに学習でき、少人数制による英語教育を行い、自分の考えを的確に表現できる高度な英語コミュニケーション能力を向上する機会があり、学部生の半数以上が留学を経験し、実践的な英語力と異文化への理解力を身に付けることができるという点に魅力を感じたことです。外国で働くためにはいろいろな言葉や文化を持つ人たちと協力したり、また競い合ったりしなくてはなりません。英語を学ぶだけではなく、人間関係を大切にし、国際社会で活躍できる人になりたいと考えています。
高校で頑張ったこと、私はサッカーについて学びたいと考えていたのでサッカー部に入部し、毎日トレーニングに励みました。英検2級も取ることができました。部活動と勉強の両立はとても大変でしたが、文武両道に取り組んだことが役に立ちました。
びわこ成蹊スポーツ大学
スポーツ学部 スポーツ学科
令和3年3月英進進学コース卒業
利府中学校出身
志望理由書を具体的に書いたことが
面接練習でも役立ちました
スポーツに関する資格を
大学で多く取得したいです
私はスポーツトレーナーになることが夢だったのでスポーツのことを学べる大学を探していました。しかし大学生活の4年間を過ごすうちに、自分の将来の夢が変わる可能性もあるのではないかと考えました。そこで、幅広くスポーツを学べることができ、様々な資格を取ることができる大学を探していました。その時、見つけた大学がびわこ成蹊スポーツ大学です。
私が大学を受ける際の入試方法は、総合型選抜です。私の試験方法はA日程とB日程を受けて、A日程では伝えられた課題のプレゼンテーションと面接、B日程では小論文と面接でした。どれも初めての経験でしたが、友達や先生などに助けてもらいながら試験に臨む事ができました。中でも志望理由書に力を入れたことは後になってからとても活きてきました。志望理由書で意識したことは「具体的に書くこと」です。この「具体的に書くこと」を意識したおかげで面接練習がスムーズに進みました。それは事前練習があったからです。内容は志望理由書を元に面接で聞かれそうな質問と、その答えを考えて面接練習をしていたからです。
大谷大学
文学部 真宗学科
令和3年3月英進進学コース卒業
東華中学校出身
総合型選抜で求められるのは
具体的な将来像を描いていることです
仏教と児童教育の両方を
学べる大学を探しました
私は実家が寺院の家系であったため、大谷大学の真宗学科に進学しました。私の場合は家柄のこともあり、ある程度大学が絞られました。ですが、私自身は児童関係の仕事をやりたいという思いもありました。それで絞られた大学の中で家のためにやっておくべき勉強と、自分が将来やりたい事の為の勉強をどちらもできることを重視して選びました。
私は総合型選抜で受験をしました。まずは総合型選抜で何が求められるのかを理解することが大切だと思います。私の考えでは総合型選抜で重視していることはその人が大学の理念に適した人間であり、大学での勉強や取得した資格を使って将来の自分がどのような仕事してどのようになっていきたいのかを現時点でどれくらい見据えられているのかだと思います。より細かく考えていれば有力なものになっていくと思います。なので、それを意識して準備を進めましょう。
常にアンテナを張り自分が今
やるべきことを考えましょう
総合型選抜では上記のことが重視されると言いましたが、受験資格を得るためには大学が設定した基準以上の評定が必要になります。そのため日々の授業態度や提出物、定期テストが重要です。意識して取り組むべきでしょう。総合型選抜の受験内容は大体小論文と面接です。どちらも事前にどれだけ対策を行なってきたかが重要になってきます。小論文はまず志望する大学の過去の課題文を取り組み、出題傾向を把握しつつ自分の文章と模範解答を比べて点数を高くできる書き方にしていきましょう。先生方に添削してもらうのも上達への近道です。面接はあらゆる質問パターンを予想しておきましょう。質問の数よりも、自分が答えた内容から深く掘り下げられることが多いので、対応できるように事前準備が大切です。それでも予想外の質問が来る場合があります。決めておいた返答に頼りすぎると返って柔軟性を失ってしまいます。難しいですが、その場で考えて話す練習も重要になってきます。
コロナの影響でどうなるかわからない状況が続きます。世の中状態にアンテナを向け、今やるべきことを考え少しでも自分が納得できるものにしていってください。
東北芸術工科大学
デザイン工学部 企画構想学科
令和3年3月特別進学コース卒業
五橋中学校出身
受験を支えてくださる先生方を頼り
充実した学校施設を活用しましょう
皆で一つのものを作ることが
幼い頃から好きでした
私が進学する東北芸術工科大学は、世に言う「美大」で少し特殊な大学です。さらにはなぜ「企画構想」という学科を選んだかというと、過去にイベントを通して精神が救われた体験や、商品開発やイベント企画立案の職に就きたかったなど理由はありますが、一番は幼い頃から人と接して物事を作っていくことが好きだったからです。カリキュラムや教授の方々も魅力的で「どうしてもこの大学へいきたい」と高校1年生の夏に思い立ち、それから受験がスタートしました。
入試で最も重要なことは、「自分をよく知ること」だと思います。一見簡単そうに聞こえますが、実は難しいです。自分は今まで何を学んだのか、どんな特性を持っているのか、そしてこれからどんな人間になりたいか。自己分析をして自分の言葉で具体的に相手へ伝える、そこが出来ると自ずと道筋が見えてきます。また、総合型・学校推薦型・一般に関係なく高校生のうちにたくさんの経験をしてほしいです。勉強はもちろんですが部活動や課外活動、趣味が進路に繋がったり、志願書のヒントになったりします。私自身、所属していた演劇部や生徒会での経験がエントリーシートに繋がる部分が多く、とても役立ちました。
面接などでは熱くなりすぎず
大学への思いを伝えましょう
試験内容はエントリーシートなどの提出物だけでなく、面接やディスカッションも大切です。しかし今年はコロナ禍で迎えた入試だったため、オンライン面接のみでした。面接では提出物の記述と口述に齟齬が生まれないこと、話す速度やトーンに重点を置いて対策しました。対面は紙面よりも自分の情熱をより伝えるチャンスです。熱くなりすぎず、自分の大学への思いを伝えましょう。
学校の先生方には大変お世話になりました。提出物も面接も前日まで一緒に考え、アドバイスをいただいたおかげでよく練られたものになったと思います。助けを求める生徒に惜しみなく協力してくれる先生や施設がこの学校にはたくさんあります。目一杯それを活用してください。そして進路や目標に向かって突き進んでください。皆さんの望む道に行けるように応援しています。
東北芸術工科大学
芸術学部 歴史遺産学科
令和3年3月通信制課程卒業
高崎中学校出身
どうすればよいか悩んだときは
迷わず誰かに相談しましょう
面接練習は必ず誰かと行い
アドバイスをもらいました
私は、東北芸術工科大学を総合型選抜〔専願型〕で受験しました。試験の内容としては、指示されたテーマについてのポートフォリオの発表と面接です。ポートフォリオは、色々な方にたくさんお話を聞きました。そうすることで、様々な意見を知り、それを踏まえた上で自分の意見や考えを見出しました。自分が感じたことをそのまま書くのが大事だと私は思います。発表の際意識したことは、相手に分かりやすく伝えることです。相手に興味を持ってもらえるように、大事だと思ったことは強調したり、聞こえやすいようにするなどの工夫をしました。面接は、とにかく誰かと練習することが大切だと思いました。一人で練習することはもちろん大切ですが、相手に話をする練習はもっと大事でした。問いかけられたことに対して返答する、そしてその返答はどうしたら良くなるかアドバイスをもらう、というのを繰り返していました。試験日が近づいたら、先生に面接練習を毎日お願いするべきだと私は感じました。一日でも練習をサボってしまうと、上手くつかんだはずの面接の感覚を忘れてしまうからです。ポートフォリオの発表も同じく、毎日行っていました。
面接中は表情だけではなく
心の中でも笑顔でいましょう
総合型選抜を受けるにあたって、全体的に大切だと感じたことは、色々な人に協力してもらうことです。学校の先生や両親など、出来る限り多くの人に手を貸していただいたおかげで、私は合格できたと思っています。あとは、行動するなら早めに越したことはないということです。どうすれば良いか一人で悩んでいても、どうしようもないので、そんな時は誰かに相談しました。ポートフォリオに中々手がつけられないでいるより、早く進めた方が手も打てるかと思います。最後に、面接はとにかく笑顔でいるということです。無表情でいるよりも、試験官の方に好印象を持ってもらえるのはもちろんですが、自分の精神面でも笑っていることは大事かと思います。
東北芸術工科大学
芸術学部 美術科洋画コース
令和3年3月特別進学コース卒業
蒲町中学校出身
先を見据えて時間を大切にし
今できることに取り組みましょう
油画を本格的に学ぶため
美大進学を決意しました
私は1年生の秋に美大へ進学しようと決意しました。それ以前は将来の夢のこともあり法学部への受験を考えていましたが、本当に学びたいことを大学で学ばなければ後悔すると思い、幼少期から興味のあった美術、特に油画を専攻できる大学を探し始めました。
油画科では実技が重要なことが多く学科が少ない受験方法もありますが、もちろん並行して勉強はすべきです。私が受験した洋画コースの総合型選抜はコロナの影響で変更しましたが、油彩制作・面接・作品、ポートフォリオの提出でした。しかし中学校からずっと陸上部だったため、高校や中学で美大受験のつてがありませんでした。そういった場合は早めに行動した方が良いでしょう。私は2年生の春休みに美術予備校の春期講習に申し込み、4月から通い始めました。それと同時に大学を調べたり資料請求、オープンキャンパスや卒展へ行くなどして東北芸術工科大学への受験を決めました。
陸上部と絵画を描くことを
両立でき自信になりました
デッサンや油画の知識は0からのスタートでしたが時間を無駄にせずコツコツと描いていれば必ず上達します。制作意図、こだわりなどを持って描けるようにするとポートフォリオも本番もうまくいくはずです。東北芸術工科大学は受験生の内面を重視するので、しっかり自己アピールすることが大事です。私は陸上部に所属していたので、そこで得たことや、日々の練習と絵を描くことを両立させたタフさ、大学入学後と将来の目標をアピールしました。自分の考えを持ち、具体的なビジョンを描けていればきちんと評価してもらえます。実際に面接を受けて感じたことは、自分が何をしたいのかどうなりたいのか、自分の強みは何なのかを理解し述べられるようにした方が良いということです。
最後に、高校生活をなんとなくで過ごさず先を見据えてその時にできることをしていきましょう。今回の新型コロナウイルス流行でたくさんの制限がかかり、早めに対策していた人とそうでない人の差が如実に出ていたように感じます。感染症に限らず、先のことは誰にも分からないので時間を大切に生活した方が後悔は少ないです。その時間が自信にも繋がると思います。ひたすらデッサンと油画を重ね自分を信じて受験に臨みましょう。
東日本国際大学
経済経営学部 経済情報学科
令和3年3月フレックスコース卒業
将監中学校出身
早くから将来の夢を考えて
受験について理解を深めましょう
スポーツチームの運営を学び
球団職員になりたいです
私が東日本国際大学を志望した理由は将来の夢に近付けると考えたからです。私はプロ野球の球団職員になりたいという目標があり、経済経営学部経済情報学科スポーツマネジメントコースでは、スポーツ経営学や地域スポーツ経営論などスポーツチームの運営について深く学ぶことができます。また、就職のサポートが充実しています。就職活動が本格化する前に短期間企業で仕事を体験し、業界や業種に具体的なイメージを持つことができるインターシップでは、地元クラブのいわきFCの運営を体験することができます。これらの夢に近付ける環境が整っていることが東日本国際大学の魅力だと思いました。
顧問の先生にも進路を相談し
自ら情報収集をしましょう
東日本国際大学経済経営学部経済情報学科の総合型選抜の受験内容は面接と小論文でした。小論文は東日本国際大学のホームページに擬似問題が記載されているので、それで小論文の練習をしていればできると思います。
私は9月に硬式野球部の練習に参加しました。守備やバッティングをした後に監督と面談をしました。練習の感想や将来の夢について話しました。将来の夢については詳しく聞かれたので深く考えておくべきだと思いました。また、東日本国際大学の総合型選抜の出願は9月上旬に必着でかなり早いので、自己推薦文を早く進めておきましょう。
東日本国際大学を受験するにあたって大切だと思ったことは早く準備をしておくことです。部活動の顧問の先生と話し合ったり大学のホームページやパンフレットに目を通して早い段階で理解を深めておいたほうが良いと思います。
東日本国際大学
経済経営学部 経済経営学科
令和3年3月 フレックスコース卒業
八軒中学校出身
野球を通して地域社会との触れ合いや
社会人としての準備をしていきたい
先生から野球をすることの
意義を教えていただきました
私が3年間努力したことは、硬式野球部の活動です。甲子園で優勝したいという夢を持って入部しました。
1年生の時に須江先生から高校野球をやる意味や、誰の為にやるのかなど野球の技術以外の事を教えていただき、野球を通して地域の皆さまと感動を分かち合うことの大切や、社会に出る準備をしている場ということを教えていただきました。
3年生では、コロナウイルスの影響でセンバツ中止、夏の甲子園の中止などがありました。宮城県独自の大会を開いていただきました。特別ルールにより毎試合メンバーの入れ替えができ、3年生全員がベンチに入り、試合に出場することができ3年生全員で思い出を作ることができました。
大学に進学後も野球を続けたいと思っております。野球だけではなく、高校野球で学んだ、地域の皆さまと感動を分かち合うことや、社会に出る準備というものを忘れずに充実した大学生活を送れるようにしていきたいと思います。
東北学院大学
経済学部 経済学科
令和3年3月英進進学コース卒業
古川西中学校出身
受験対策で培った様々なスキルを
大学生活でも活かそうと思います
長い通学時間を活用して
単語や公式を覚えました
1年生の頃から総合型選抜での受験を目指していたので、評定を上げるため3年間で通学時間を有効活用すること心がけました。長距離通学だったので、家での勉強時間を十分に取れない分、通学時間で単語を覚えたり公式を覚えたりしていました。
私は将来、経済的に苦しんでいる子どもを助ける仕事に就きたいと考えているので、経済について様々な視点から学べる経済学科を志望しました。受験ではグループディスカッションと面接、小論文があったので、対策として受験の半年前からニュースや新聞をよく読み、現在の社会問題や経済について理解を深めました。
入試対策を通して経済の
知識が豊富になりました
エントリーシートには志望動機の他に、探究学習がありました。調べる内容は自由でした。私は歴史にも興味があったので、日本の経済の歴史の中で一番興味を持った「昭和恐慌」について調べました。図書館に行って経済史の本を借りたり、インターネットを使って調べました。初めて経済について深く探っていったので様々な経済用語が身に付き、歴史上の経済に関わった人物を覚えることができました。
面接練習は複数の先生方に付き合っていただきました。回数を重ねることによって緊張することも無くなり本番でも落ち着いて面接をすることができました。
グループディスカッションは難しい題材が出たので緊張してしまいましたが、自分の身に付けた知識を生かし意見を積極的に発言できたと思います。
小論文では試験の1ヶ月前から過去の題材で練習を重ねました。元々、文を書くのが苦手だったので始めは時間がかかり、まとまりの無い文でしたが何度も練習してるうちに時間内に書けるようになり、思考力が高まっていくのを感じました。
このように受験に向けて様々なことに取り組み知識を得て、力を付けたことが合格に繋がったのだと思います。受験対策で培ったスキルをこれからも生かして行きたいです。
東北学院大学
工学部 環境建設工学
令和3年3月英進進学コース卒業
東豊中学校出身
総合型選抜の面接では自分をアピール
できるので自信を持って話しましょう
幅広い関連知識を習得し
建築士の夢を叶えたい
私が東北学院大学工学部環境建設工学科を目指したのは、小学生から持ち続けていた建築士の夢を叶えたいと思ったからです。ある番組で相手の要望に応じて、住みやすい家に改築していくのを見て、自分も同じような建築をしたいと思ったことがきっかけでした。東北学院大学工学部環境建設工学科で土木、環境、建築の3つの分野を学べることと専門的な知識を深く学べることに魅力を感じたので東北学院大学を目指しました。1年生から大学に進学することを決めていたので高成績の維持に努めてきました。毎日の授業や家庭学習を続けてきたことが合格につながったと思います。
探究活動の題材を前もって
調べておきましょう
総合型選抜は、1次試験に面接があり、2次試験に小論文がありました。今回はコロナウィルスの関係で2次試験の面接が1次試験でA・B判定の人は省略されました。今後、どうなるのかは分かりませんが、1次試験でA判定を取れればとても有利です。
私が総合型選抜に向けて取り組んできたことは、担任の先生との面接練習と小論文のネタになりそうなニュースを調べること、読書です。1次試験の面接は30分です。数字を見てみると長いですが、本番はあっという間に終わりました。面接練習は、担任の先生が過去問を用意したのでそれを基に対策を練りました。今年度から探究活動というものが加えられたので、しっかり発表できるように先生からアドバイスをもらいました。自分の興味のある分野も題材にできるので、深く調べておくといいと思います。口頭試問は基礎的な問題のはずだと思いますので、落ち着いて解いて下さい。年によっては物理学者などが聞かれるのでマークしておくといいと思います。面接は自分の思っていることをストレートに話すといいと思います。小論文はたくさん練習して、慣れるように過去問を解きました。総合型選抜は自分をアピールする場所なので堂々と話し、自信を持って受けてください。
東北学院大学
教養学部 人間科学科
令和3年3月 秀光コース卒業
秀光中等教育学校出身
発表したりエッセイを書くなどの
DPの授業が受験に活きました
DPを最後まで頑張れたのは
先生方のアドバイスのおかげです
私は将来、公認心理師の資格を取得し病院などで働きたいという目標があります。日本は、カウンセリングにマイナスのイメージを持っている人が多く、なかなか普及していないのが現状です。そのような状況を変えていく必要があると考えるようになったのは、DPの授業を受けるようになってからでした。高校2年生から始まったDPの授業は充実していましたが、想像していたよりも大変で精神的に辛くなることもありました。そんな時に、各教科の先生がお話を聞いてくださることがあったおかげで、約2年間のDPを最後まで頑張ることができました。このような経験もあり、どんなに些細なことでも誰かに話すことで気持ちが楽になることがあると実感しました。これが、心理職に就きたいと改めて考えた出来事です。
また、オープンキャンパスは将来について考えるためにも参加して損はありません。高校2年生の夏のオープンキャンパスに参加した際、心理学とIB特有の科目であるTOK(知の理論)はとても関連性があることに気付きました。この気付きは、DPでの授業が将来につながると思えたのと同時に、大学へ進学し心理学について学びたいと、自分自身のやりたいことを考える機会になりました。
自己アピールは志望動機との
関連性を盛り込みましょう
志望大学を決定してからは、夏休み頃からエントリーシートの作成に取りかかりました。東北学院大学のエントリーシートは表と裏で、とても項目が多い印象がありました。しかし、先生方に添削して頂きながら、完成させることができました。面接練習では、約1ヵ月前から練習を始めました。先生方のサポートや、DPでの人前で話すという経験もあり、当日はあまり緊張せずに試験を受けることが出来ました。小論文は、普段DPで書いていたエッセイとは少し焦点を変えなければいけないところが難しかったですが、ひたすら書いて、添削して頂き、本番は余裕を持って挑むことが出来ました。
総合型選抜での入試は、自己アピールできるところと、そのアピールポイントが、受験する大学とどのように関連しているのかを伝えるということが大切だと思いました。目標を達成できるように頑張りつつ、時には息抜きも大切です!
東北学院大学
教養学部 言語文化学科
令和3年3月外国語コース卒業
多賀城第二中学校出身
先生方に自分から助けを求めたことが
総合型選抜での合格につながりました
コミュニケーション能力が
仙台育英で向上しました
私は大学を決める際に全く悩みませんでした。行く大学を悩んで選ぶというよりは、もう私にはここしかないだろうという直感みたいなもので決めました。私自身が将来持っておくべき能力は何かと考えたとき、英語や第二外国語を使ったコミュニケーション能力だと思いました。私は総合型選抜で受験したので小論文と面接がありました。推薦入試である上に私が選んだ学科は募集人数がとても少なく、厳しい状態でした。しかし、私がこの形態を選択できたのは仙台育英で自信をつかめたからだと思います。私は総合型選抜に向けて自分をアピールできるように努力しました。自分を売り込みながらも、ただの自慢には聞こえないよう慎重に方法を模索しながら、面接対策を行いました。練習では顔見知りの先生以外にもお願いしました。時間を見つけて面接練習をお願いしたり、平日だけではなく休日も学校に行って面接ノートを作ったりしました。
また、小論文の過去問題に取り組むために、外国語コースだけではなく、英進進学コースの先生にアドバイスを頂いたりと、先生方には凄く力を貸してもらいました。私が受験勉強の時で学んだことは、人との関わりの大切さです。総合型選抜は一般選抜と違って一人で出来ることがあまりありません。総合型選抜で私が合格することができたのは、自分から助けを求めることが出来たからです。沢山の人と仙台育英で会い、関わっていく中で我が儘になれました。自分の意思を強く持った上で相手の意見も受け入れることで、何が自分のアピールできることなのか、他者と上手く関わることで得られる力などを見つけられました。このようなコミュニケーション能力の向上が合格できた要因だと思います。
外国語コースでの経験が
今の私を作ってくれました
総合型選抜では資格がなければいけない、受験には絶対に必要だ、というわけではないと思います。担任の先生や多くの先生はあると良いと言いますが、私は英検などの資格を持たずに受験を受けました。資格は確かに能力を証明するためになくてはならないものかもしれません。しかし、大学合格に必要なことは総合型選抜では、自分自身を魅力的に見せる文章と話術だと私は思います。だからこそ、仙台育英での生活の中でコミュニケーションの奥深さを知ってください。自分自身の得意なところをもっと得意にしてください。自分のコースだけに閉じこもらないで、他のコースの人とも関わってみてください。仙台育英でオンリーワンになったら新しい世界に出会えると思います。私が総合型選抜を受けようと決めたのは、外国語コースでの生活や3ヶ月の留学で見つけた、もっと学びたいと思えたこと、吹奏楽で得た音楽を使ったコミュニケーションの方法を知ることができたからです。一つひとつのパーツが今の私を作りました。学んだことや得たものを一つひとつ振り返ってみると、中心には言語とコミュニケーションがありました。私が仙台育英で過ごした3年間で、人と違うね、と言われることが嬉しく感じるようになりました。「人と違うこと」を見つけるために沢山学んでください。これから何をやりたいかきっと見えてくると思います。
東北福祉大学
総合福祉学部 社会福祉学科
令和3年3月 英進進学コース卒業
大衡中学校出身
納得できる進路に進むためには
日々の積み重ねが最も大切です
医療ソーシャルワーカーを
目指せる大学を選びました
私は将来医療ソーシャルワーカーになりたいという目標を持っており、福祉について深く学びたいと考えていたため、東北福祉大学に進学することを決意しました。
高校時代、私は吹奏楽部の部長として一生懸命活動してきました。活動する中で、意見の衝突や部内での問題がたくさんあってとても大変でしたが、一人一人の意見を尊重し、部長として部内の課題発見・解決に向けて頑張りました。私が大変お世話になった仙台育英吹奏楽部顧問の先生と東北福祉大学の吹奏楽部顧問の先生との縁もあり、推薦をいただいたので総合型選抜スポーツ文化という入試方法で受験をすることになりました。
小論文は特定の先生に絞り
ご指導いただきました
この入試では面接・小論文・実技試験が行われます。面接対策は担任の先生だけでなく多くの先生方に見てもらい、何度も練習することが一番良いやり方だと思います。特に普段関わりのない先生との練習は、本番さながらの緊張感で行うことができ、とても良い練習になります。小論文対策は面接対策と反対に、自分が見ていただきたい先生を一人に絞り、その先生だけに教えていただくというやり方を行っていました。そして実技試験は基礎からしっかりとやり直し、毎日練習をして少しずつ積み上げていくことが重要です。これらのやり方に限らず、自分に合った方法を見つけ、対策をしていくことが一番ベストであると思います。
ただ、受験勉強中や面接練習中などの期間のみを頑張っていても、自分が納得する結果は出ないのではないかと思います。最も大切なのは、3年間の日々の積み重ねです。これから一日一日を大切に、日々努力して頑張ってください。そしてどんなことがあっても、仲間を大切に生活していってください。応援しています。
東北福祉大学
総合福祉学部 福祉行政学科
令和3年3月英進進学コース卒業
高砂中学校出身
仙台育英は行動し知識を深めるための
方法を得られる環境が整っています
大学合格に対して人一倍
強い思いがありました
私は高校受験の時、公立高校の受験に落ち、特別進学コースの試験にも落ち、スライドで英進進学コースに入学しました。入学当初から敗北感や劣等感を引き摺っていたので、人並み以上に大学合格を求めていたと思います。
ある意味「執念」とも言えた大学合格という目標。これが実現できたのは、2つの行動があったからだと今では思っています。
一つは、仙台育英獅子太鼓部での活動に、目的意識を持って精力的に参加したことです。皆さんは日々の勉強や部活、些細な仕事に対して目的意識をもっていますか? 総合型選抜で自己アピールすることは言わずもがなですが、そのアピールの中で、「どんな目的を持っていたか」「その目的を達成するために何をしたか/したいか」そして「目的を達成した後どうするのか」の3つを含めて、これまでの実績をアピールできるかが求められます。
私はこの3つを獅子太鼓部の諸先輩達から学びました。人数や物品・時間等に制限がある中で、質の高い舞台を演出すること、それを実現するために繰り返し練習すること、練習過程で培った技術や意志を次の世代へ継承させていくこと、というように、「起承転結」を彷彿とさせる行動を起こし、妥協なく取り組んでいくことが、自分自身を高めることに繋がります。
最後まで努力を続けた人は
成長できると信じています
もう一つは、知識を成熟させることです。今年は大学入試制度改革と相まって、特にこれが不可欠だったように思えます。東北福祉大学の総合型選抜には、学部学科毎の学力試験が導入されました。私が合格した学科は政治経済と英語の試験があり、加えて学部毎の課題と面接がありました。試験は高1〜3年までの内容が問われ、各学部毎の課題、面接は個人が持つ知識を最大限に活用しなければ乗り越えるのは難しいものでした。入試以前の私は、学力も含めて中途半端な知識しか持っていませんでした。しかしながら、部活で出会った先輩方や同期のメンバー、クラスメイトや中学までの友人達、仙台育英の先生から、入試のデータや福祉に関する知識、学習面での課題や予備知識を学んだことによって、中途半端に留まっていた知識が深められ、面接や学部毎の課題を乗り越えることができました。 一つの分野に対して知識を深めること、自分を見つめ直し、どんな特徴があるか、を明確化することというのは、受験期で誰もが相対する壁です。その壁を乗り越えたとき、やがて糧となり、自信が付いていきます。
目的意識を持って行動を起こすこと、知識を深めること、一見すれば誰もができるようなことですが、それを現実にするには人並み以上の時間が必要です。仙台育英には、そのノウハウを得られる環境がたくさんあります。
そして最後の最後まで泥臭く堅実に努力を続けて来た人たちが、誰よりも成長できると私は信じています。
東北福祉大学
総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科
令和3年3月フレックスコース卒業
岩切中学校出身
将来のために目標を設定し
大学でスキルを磨きたいと思います
将来必要になるIT分野を
大学で深く学びたい
私は東北福祉大学を総合型選抜で受験し、無事合格することができました。私は、総合型選抜を受けるために、テストで赤点を取らず60点以上を目指し勉強していました。
高校入学時は進路の事など考えてもいませんでした。しかし、時間が過ぎていくにつれて、進路の事について考えていくようになりました。最初は、専門学校に進学しようと思っていましたが、特にやりたいこともなかったので、今やりたい事ではなく、将来必要になることを学べる大学へ行こうと考えました。そこで2年生の時に東北福祉大学へオープンキャンパスへ行き、今後必要になるPCスキルを学べると知りこの大学へ進学しようと決めました。
放課後に図書館で
プレゼン資料を作成しました
試験は2回ありました。1回目は筆記と面接、2回目は、プレゼンテーションと面接でした。面接はどちらも15分程度でした。筆記は、国語、英語でした。国語は主に要約でしたが、英語は選択でした。プレゼンテーションは受験日の1か月前くらいから取り組み、4人の生徒と二人の面接官の前で発表しました。放課後は図書室に行き毎日プレゼン用の資料を作成していましたが、そのおかげで少しPCを使えるようになりました。
これからも気を抜かずに頑張っていきたいと思います。
東北福祉大学
総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科/p>
令和3年3月フレックスコース卒業
中野中学校出身
入学時から熱心に授業に取り組めば
進路を変えても十分対応できます
授業で基礎から学べたので
しっかり学習できました
私は高校入学時、仙台大学の現代武道学科を受験し、消防士になろうと考えていました。けれども、コロナウイルスの騒動で、公務員や消防士になる人が増えると考え、高校3年の5月頃に志望大学を変更し、就職時に役に立つパソコンスキルを身に付けるため、東北福祉大学の総合マネジメント学部情報福祉マネジメント学科に総合型選抜のⅠ期を受験しました。
受験内容は、1次試験が英語・国語の筆記試験と面接20分、2次試験がプレゼンテーション発表15分、質疑応答5分と面接15分程度でした。中学生の時は勉強が苦手でしたが、フレックスコースは基礎的なところから授業が始まるので、授業に付いていくことができ、3年間しっかり勉強していた事で、1次試験を合格することができました。2次試験のプレゼンテーションでは、プレゼンの資料を作成するのは初めてでしたが、わからない事はインターネットや本で調べて、何回も練習したため、試験の時にはうまく発表することが出来ました。
急遽筆記試験を受けましたが
焦ることはありませんでした
3 私が受験に成功した一番の勝因は、高校に入学してから3年間しっかり勉強していたからだと考えています。高校の3年間で、将来なりたい職業が変わり、志望大学も変わる可能性があります。実際にコロナウイルスの感染拡大があり、志望大学を急に変更し、筆記試験がある試験を受験しました。
このような事から、高校生活の3年間は何が起こるかわからないので、フレックスコースに入学する予定の人は、最初の授業からしっかり勉強しておけば、志望大学の急な変更があったとしても対応できると考えます。
東北福祉大学
教育学部 教育学科初等教育専攻
令和3年3月英進進学コース卒業
志波姫中学校出身
高校生活で自分の意見を伝える
コミュニケーション力を養いましょう
教諭が働く現場を見学し
理想像がはっきりしました
私は総合型選抜で東北福祉大学を受験しました。選抜方法は一次試験が国語、英語の筆記試験と面接、2次試験がプレゼンテーション、グループディスカッション、レポート提出、面接でした。
総合型選抜では自分が考えていることを相手に伝えるコミュニケーション能力、どれくらい深い問題について考え、自分の意見をまとめてくるかが重要だと感じました。面接やプレゼンテーションでは専門的な問題について問われ、自分の意見を伝えます。その場しのぎはできませんから、あらかじめ自分の意見を持つ必要があります。私は実際に教育現場へ見学に行き、教諭とはどのようなものかを肌で感じ体験してきました。見学をしてみると自分で考えていた教諭の一日と違う部分もあり、自分の理想の教諭像を見つけることができました。見学へ行き感じたことをまとめ、レポートを作成しプレゼンテーションを行いました。
本番では大学の印象を
先にまとめておきましょう
面接は量も質も大切です。面接時間が20分間あり、たくさんの質問を深く聞かれます。面接で問われるコミュニケーション能力はすぐに得られないので高校の3年間で自分の意見を友達や先生にしっかり伝えることをおすすめします。伝えたいことを丸暗記ではなくポイントを抑えておいたので、当日緊張してもスムーズに伝えることができました。大学について調べ、大学の特徴や大学に実際訪問してみての感想も考えておくといいと思います。また、自己アピールのため自分の強みを理解しておくとアピールしやすくなります。私はダンスやピアノを習っていたため、運動や音楽を使って子供たちの個性を伸ばしてあげられるのではないかということ、実際に教育現場に足を運んだ行動力を強みとして面接へ挑みました。
総合型選抜を受ける方は筆記試験以上に、普段の生活に関わることが大切であるということを忘れずに頑張ってください。
東北工業大学
工学部 情報通信工学科
令和3年3月 特別進学コース卒業
長町中学校出身
思い切って挑戦したことが生活にも
受験にもプラスになりました
友人の誘いで始めた部活動が
一番の思い出になりました
私は大学進学の方法として総合型選抜を選択しました。自分が周りの人に比べて高校3年間で頑張ったと思える事を考えた時に、よさこいや生徒会、それを通してのボランティア活動などが浮かび、それらの経験を最大限活かそうと思いました。
まずは自己アピールを考えるところから始まりました。生徒会役員やよさこいチームに所属していたので、幸いアピール材料には困らずに順調に進んでいきました。この時に私が思ったのは、「これまでチャレンジし、努力してきた事は無意味じゃなかった」ということです。私は生徒会もよさこいも一人の友達に誘われて始めました。活動が楽しくなり、いつの間にか自ら努力して活動の幅を広げていきました。些細なきっかけで始めた事がどんどん楽しくなり、気付けば高校生活で一番の思い出になっています。そして、それを大学進学に役立てることができました。少しの勇気は様々な経験を私にもたらしてくれました。
自信がありましたが合格して
やはり凄く嬉しかったです!
続いて始まった小論文練習。大学から貰った過去の小論文問題を解き、先生に添削してもらう日々、答えが分からない小論文に苦戦しながらも、なんとかやり切りました。これを経て書いているこの「合格体験記」は、昔の自分と比べて文章力が上がっているのではないかと感じています。
そして迎えた当日。練習の甲斐あって、小論文を無事に書き終え、残すは面接のみとなりました。先生との練習を思い出し、聞かれた事にしっかりと答えるということだけを考えて臨みました。出せるものはすべて出し切れたので、後は結果を待ち、喜ぶだけ。そのような気持ちでいました。発表の日、大学のホームページには私の受験番号が。「そりゃ合格だろう」という気持ちと「合格してよかったな」という安堵の気持ちが入り混じった変な感情でした。自分のやってきた事が評価された気がして、凄く嬉しかったです。
東北工業大学
ライフデザイン学部 産業デザイン学科
令和3年3月英進進学コース卒業
涌谷中学校出身
面接や小論文は先生方に相談し
アドバイスをいただきましょう
指定校推薦枠を逃してしまい
とても後悔しました
私はもともとは総合型選抜で大学に進学しようとは考えておらず、指定校推薦で東北工業大学へ進学しようと考えていました。
ですが、どちらの進学方法でも必要となっていたのは資格でした(持っていると有利になるという話なので、持っていなくても頑張ればなんとかなります)。私は色彩検定を受けて資格を取ろうと1月から4月ぐらいまでは、ずっと検定用の勉強を続けていましたが、その時期は新型コロナウイルスが広まり始めた頃で多くの検定試験が中止になってしまいました。私の受けようとした検定試験も中止になってしまい、計画が変わってしまったため私はひたすら学力を上げることにしました。そうすれば指定校推薦の推薦枠をめざすことができると思ったからです。
東北工業大学ライフデザイン学部に入るためぎりぎりまで勉強をした私でしたが、あと一歩及ばず指定校推薦の枠を逃がしてしまい指定校推薦は諦めざるを得ませんでした。皆さんも日々の勉強を怠らないように注意してください。総合型選抜でよく必要となるものは上手に小論文を書く力です。小論文なんてやったことがないと思う人もいるかもしれませんが、小論文は総合型選抜の定番と言っていいほどです。東北工業大学ライフデザイン学部生活デザイン学科では面接と小論文が総合型選抜の内容でした。私も小論文は初心者だったのでとても苦労しました。小論文は作文とは全くの別物で、同じようなものだと甘く考えると痛い目を見ることになってしまうので、なるべく早い段階から対策をすることが合格への近道になると思います。
先生方のおかげで苦労した
小論文試験を乗り切りました
総合型選抜に切り替えた私は小論文に苦労しつつも、国語の先生や小論文の先生の協力もあって、なんとか軌道を修正して、東北工業大学ライフデザイン学部生活デザイン学科に進学することができました。私の体験から言えることは、下準備をしっかりとすることと、自分一人で解決しようとせず、様々な先生方などの力を最大限に活用するということです。この2つの事さえ順調にできれば皆さんもきっと志望した大学に受かることができるはずです。面接や小論文はどうしても一人では練習できないものなので先生方と今のうちから親しくなって、話をしたり分からない事を聞いてみたりと何かしら接点があると良いと思います。
どうか皆さんは私のような失敗や苦労はしないで志望した大学に受かれるよう応援しています。
東北工業大学
ライフデザイン学部 生活デザイン学科
令和3年3月 フレックスコース卒業
埼玉 松山中学校出身
学べる学問や取得できる資格、
就職まで深く調べ進路を選びましょう
建築士に必要な知識を
幅広く学んでいきたいです
東北工業大学を志望した理由は、将来の夢を叶えることができる環境だと判断したからです。将来、私は建築士になりたいという目標があり、建築の分野を学べると同時に福祉、防災など幅広い分野を学ぶことができる環境です。また、就職支援が充実しており建築系の職種への就職率の高さも魅力だと考えています。
志望動機を自分の言葉で
話せるようになりましょう
私は志望大学を選択する上で重要なことは、どの分野を詳しく学ぶことができ、どんな資格を取ることができるのかだと思います。将来の目標が具体的に決まっている人はその分野を学べる大学を選択し、その中で資格の取得を支援してくれる環境がある大学や様々な資格を取得できる大学を志望すると良いと思います。また、オープンキャンパスなどに参加しないと分からないこともあると思うので、積極的に参加していく必要があると思います。
受験の準備で必要なのは、志望大学の魅力や志望動機を自分の言葉で話せることだと思います。そのために、まずは志望大学について調べること。表面的な部分ではなく、深い部分まで調べる事ができると小論文や面接で役立つと思います。
最後に、3年生から頑張るのではなく早め早めに準備をしていくことが大切だと思います。
東北工業大学
ライフデザイン学部 生活デザイン学科
令和3年3月フレックスコース卒業
山形 戸沢中学校出身
後に回すと受験に響くので
出願書類は早めに準備を始めましょう
住まいや暮らしについて
詳しく学びたいと思いました
この大学を志望した理由として、「大学野球を続けたい」というのがありましたが、志望を決めた一番の理由としては、「住まいや暮らしについて詳しく学びたい」と思ったのがきっかけです。東北工業大学では、それぞれの学部、学科の専門的な知識や技術を学べることができ、なお且つ基礎的な学力も身に付けることができるのが一番の強みだと思います。
東北工業大学を受験するにあたって、頑張ってきたことや大切にしたことは、何事も早め早めに行動することです。どこの大学に行くにしろ、受験する前は色々な書類などを書かなくはいけません。例えば、調査書を発行してもらうための自己推薦文や、出願するために必要な志望理由書などです。これらを後回しにしてしまうと、後々余裕がなくなり、受験勉強に響いてしまいます。そのため、書類関係は早め早めに書いておいたほうがいいと思います。
小論文は先生に何度も
添削していただきましょう
総合型選抜(AO入試)では小論文と面接と書類審査がありました。小論文の対策としては、まず小論文を作る上での文の構成を理解し、小論文の問題をたくさん解くことが大切だと思います。そして、その解いた問題を先生にチェックしてもらい、どこがダメだったのか、どういうところが足りないのかを理解して繰り返しするのがおすすめです。
面接では、あらかじめ答える内容を紙などにメモして、それを覚えるのではなく、これを聞かれた時にはこう答えるんだとふんわり覚えることが大事になってくると思います。また本番では、遠回りに聞いてくる試験官もいると思うので、常に平常心を保ち、臨機応変に対応していくのが大切だと思います。
東北工業大学
ライフデザイン学部 生活デザイン学科
令和3年3月フレックスコース卒業
広瀬中学校出身
目標を達成するには計画を立てて
期限を決めて行動することが大切です
面接・小論文対策として
新聞をしっかり読みました
私は、3年生の6月に東北工業大学ライフデザイン学部生活デザイン学科に総合型選抜で受験することを決めました。受験内容は、小論文と面接の2つでした。小論文は、200文字の要旨と600文字で自分の意見をまとめるという内容でした。テーマは「感染対策はできていますか?」についてです。政府から、新しい生活様式が発表され、その感染対策を国民が日常生活において意識出来ているかを国民にアンケートを取り、意見が述べられている記事でした。小論文を書くには、知識がないと書けません。したがって、私は新聞を読むことやネット記事を見ることから始めました。自分自身の趣味や興味のある分野だけではなく、普段あまり触れない記事などに目を通す事も絶対に必要になってきます。面接では、大学のことや話題になっているニュースなどを調べて面接練習をしました。実際には、この学科を選んだ理由と今までの人生で工夫されている建物は何かかの2つを聞かれました。専門的な知識はないので具体的なことは答えることが出来ませんでしたが、海外と日本の建物の特徴や違いを知っておくべきだと感じました。
高校3年間を通して学んだことは、改めて何事も目標を達成するには、計画を立てる大切さです。目標達成まで期限を決めて取り組むことが効率良く目標達成が出来ると思うので、後輩の皆さんには、先のことも考えてやってほしいと思います。
東北工業大学
ライフデザイン学部 生活デザイン学科
令和3年3月フレックスコース卒業
七ケ浜中学校出身
面接練習は質問に柔軟に
対応するため数をこなしました
先生から叱咤激励を受け
面接対策に懸命に励みました
私の将来の夢は福祉環境コーディネーターになることです。東北工業大学は全国トップクラスの就職率を誇り、資格取得に向けてのカリキュラムやインターンシップが組み込まれており、私の将来の夢に近づけると考え志望しました。
総合型選抜での受験だったので、試験内容は小論文と面接によるものでした。3年生に上がる時に、私は受験小論文の学校設定科目を選択しました。最初の方は、ただ漠然と授業を受けていました。ですが部活の引退後にこのままではいけないとスイッチが入りました。最初からしっかりと授業の話を聞いていれば、後々苦労することはなかっただろうなと思っています。面接は、1ヶ月前くらいから担任の先生や国語の先生に練習をしていただきました。初めて一対一で面接練習をした時は、自分が聞かれると思っていた質問が来なかったり、全然答えられずに終わった質問が多くありました。担任の先生から今のままでは合格できないと言って頂いて、そこから図書館やインターネットで自分のなりたい職業の事を深く調べたり、自分の長所や短所を周りの友達に聞きながらやっていきました。やがて面接の練習に何度も取り組んだことで、自分の主張や、難しい質問にも柔軟に対応していけるようになりました。本番では、小論文が上手く書けたとは思いませんでしたが、今まで書いてきた小論文の書き方を出せたのかなと思っています。面接では、今まで練習してきた成果や部活動でのミーティングで自分の意見を発言してきたことが、本番でも生かせたので良かったと思っています。それぞれの大学によって入試方法は違うと思いますが、早めに準備すること、大学の学科学部の情報を深く調べ、余裕を持って勉強や大学の事について調べていくことが重要だと感じました。
東北工業大学
ライフデザイン学部 生活デザイン学科
令和3年3月通信制課程卒業
大河原中学校出身
結果が思ったとおりではなくとも
努力そのものが貴重な経験になります
夢のマイホームの実現に
携わる仕事に憧れています
私が東北工業大学ライフデザイン学部生活デザイン学科に入りたいと思った理由は、将来注文住宅の仕事に携わるために暮らしの中のデザインについて深く学びたいと思ったからです。
私が幼い頃、我が家は注文住宅で家を建てました。その時打ち合わせで外観や内装が、絵や模型、CGなどを使い再現されその家ができる所を目の当たりにし、私達家族のために全身全霊で家造りに取り組む姿にとても感動しました。予め決められた外観や間取りの中から選ぶのではなく、お客さん一人一人の暮らしに合った家を、お客さんと共に作る仕事に関わる事が私の目標となりました。
そのために住まいのデザインを深く学ぶ事ができ、宅建士やインテリアコーディネーターなどの資格を取得するサポートをしてもらえる生活デザイン学科を希望しました。
準備をし過ぎるということはないと
入試を経て実感しました
大学進学のために一番最初に受けるAOVA選抜の準備をし始めました。まず最初に志望理由書を書き始めました。一番志望理由として重要な事は「この大学に入る明確な理由」「大学に入学して目標のために何をするか」「大学卒業後の進路」について具体的に書くことだと思い、何十回も書き直しました。
そして次に小論文と面接の準備を始めました。小論文は様々な内容の新聞記事で何回も練習し文章の理解力を高め、面接は何を質問されても自分の中で明確に思っている事を伝えられるように努力しました。
この経験の中で思ったことは、何でも準備しすぎるということはないという事です。どんな事にも真面目に取り組み、たとえその結果が失敗だったとしても自分が一番頑張れたという経験を持つことが何より重要だと感じました。
大学に入学し、これからどんな大学生活を送るのか、今からとても楽しみです。
東北文化学園大学
現代社会学部 現代社会学科
令和3年3月フレックスコース卒業
佐沼中学校出身
入試スケジュールの急な変更にも
対応できるよう早めに準備しましょう
オープンキャンパス参加が
合格できた要因の一つです
仙台育英を入学してからの1年は高校に慣れる時間がとても長く悩んだ日々でした。特に悩んだのが部活と勉強の両立であり、最初の1年はラグビー部に入部しました。入部した理由は、とてもシンプルでありラグビーを3年間努力し、頑張れば大学から推薦が来るのです。私として努力をしたのですが、小中の頃は結果を残す事が出来ましたが、高校になると私のレベルではついて行けないのか結果や試合で残せず、良くてBチームでギリギリでした。しかし、これ以外にも部員の関係が大事でもありました。その結果ストレスが積もり勉学も集中できなくなり部活を辞めました。これで思った事としては3年間部活を続けられて、勉強も出来る自分に合った部活をよく選んだ方が良いです。
2年生になってからは小中から結果を残せた陸上競技部に入りました。すると、勉強も進み部活のモチベーションも上がって、自分に適した部活で良かったと思います。この時から入試の準備をしており、先輩からは2年生から大学のオープンキャンパスに行った方が良いと言われて行きました。後々思うと受験に成功した一つかもしれません。家に帰ってからの勉強は部活の疲れもあるため殆どが30分、長くて50分です。定期考査はまず嫌いな教科を勉強してから好きな教科に取り掛かっています。とにかく覚えが大事なので頑張りましょう。
面接はマスク装着だったので
明瞭な返答を心掛けました
3年生になってから大事なことは、まずは入試の準備、毎日登校、テストです。特に大事なのは入試の準備です。今年はコロナウイルスの影響もあり、2021年は入試が変わっていくと思います。そのため、準備は早めにした方がお勧めです。そうしなければ後々大変な事になります。私は総合型選抜だったのですが、試験の4週間前には自己アピールの練習をしていました。なるべく早めにすれば気持ちも楽になれますし、アドリブもしやすくなり、対応しやすくなれます。自己アピールの心がけはマスクを付けていてもハキハキと声を出せるようにしました。その次に入室から退出までのマナーです。マナーは中学で教えられてきたのと思うのですが、もしかしたら違う場合があるかもしれないので、先生に一度聞いて確認したほうが良いと思います。もし自己アピールで失敗してもマナーを最後まですれば受かる可能性があるため、最後まで諦めずにやりきりましょう。私が実際にした面接ではマナー以外でも、マスクを付けて自己アピールするように言われたため、自分が思った声の音量よりもう少し上げられる練習をしましょう。
宮城学院女子大学
現代ビジネス学部 現代ビジネス学科
令和3年3月英進進学コース卒業
増田中学校出身
総合型選抜では礼儀や言葉使い、
聞き手に配慮した話し方が大切です
人との接し方への気配りを
アピールしました
総合型選抜を受けて合格しました。自己アピールで気をつけたのは、他の人と内容がかぶらないようにすることです。私は小学生〜中学生にかけてチアリーダーをしていたので、その時先生に言われて心に残った言葉や、目上の人への礼儀など多くのことを学びました。その経験を元に自分の人の見方や接し方を、気を付けるようになったのです。そこで自分の独自の考えなどをアピールしました。また、入室や退室の時は言葉の後に礼をしたりと、基本的なことにも気をつけました。質問に答える前に一言「はい」と言ったり、質問された事はすぐに答えるように、細部に気を遣うことを心がけました。
資格などは英検を取得しておくと自分の強みになっていいかもしれません。あと、N検(ニュース時事能力検定)はあるとおそらく持っている人が少ないので差別化をはかれるとともに、ニュースへの関心をアピールできていいのではと思います。
プレゼンは質問を想定し
作成するのが大変でした
2次試験の時はプレゼンテーションだったので、聞かれるだろう事を事前に予想しながら作るのが大変でした。新商品のプレゼンをしたのですが、値段設定や商品の個数、ターゲットなど色々とまとめる事が多く苦労しました。
質疑応答では、プレゼンのパワーポイント作りでがんばった事などを聞かれ、自分の事をたくさんアピールしました。また、考えていなかった難しい質問にも笑顔で明るい声で答えることができました。質問にあった指摘などは「大学へ入学した時に改善できるようにがんばります」など一言そえることで、自分のやる気と、今後より成長していく気持ちをアピールし、これから大学へ入学しても真面目に取り組む姿勢を理解していただけるように心掛けました。
総合型選抜などの人柄を見る受験では、人としての礼儀や、言葉遣いがとても大切だとあらためて実感しました。また親しみやすい人柄など、試験監督の人の印象に残るようにハキハキ話したり、聞き手が聞きやすい声とペースも大事です。
仙台白百合女子大学
人間学部 グローバル・スタディーズ学科
令和3年3月情報科学コース卒業
将監中学校出身
親身になって相談に乗って下さった
先生のおかげで進路が決まりました
幼少から培ってきた英語力を
生かしたいと考えました
私は志望大学選びから難航しました。最初は自宅から通うことができる経済学・経営を専攻している大学を探していました。転機となったのは2年生の三者面談です。映画「ダヴィンチ・コード」を観ていたとき、私も宗教について詳しくなりたいと強く思いました。三者面談で先生に打ち明けたところ親身になって考えてくださり、ようやく志望大学の目星がつきました。志望大学の選択肢を絞るにあたり必要なことが学科選びです。単位に宗教学が組み込まれていて、かつ、他の単位取得に得意な講義があるところで絞りました。幸いなことに私は、独自の英語プログラムのある幼稚園に通園し英会話スクールに通っていたので、英語力を生かした学科のあるところとして無事志望大学を決めることができました。
私が選択した総合型選抜〔Ⅰ期〕の選考項目は、面接と小論文、プレゼンテーションです。私の場合、面接は会話、小論文は対策不要と思っていたのでプレゼンテーションの資料作成に力を入れました。
無事合格することができたのは、高校生活で得たたくさんの機会とやりたいことを自由にさせてくれた両親のおかげだと思っています。
尚絅学院大学
人文社会学群 人文社会学類
令和3年3月 通信制課程卒業
槻木中学校出身
勉強は頑張った分だけ
自信になることを忘れないで下さい
将来は地方公務員として
地域に貢献していきたいです
私は将来地域の発展に貢献できるような地方公務員になりたいと考えています。尚絅学院大学人文社会学群人文社会学類には5つの領域があり、私はその中でも現代社会領域に入り他領域の学びも合わせて履修することで多様な力を身に付けることが出来ると考えています。また、アドバイザー制があるため基礎力を身に付けることが出来るほか、少人数演習授業では教授と生徒の距離が近い事で深く学問を学べると思ったからです。また数多くあるカリキュラムを履修し他領域の学びを合わせて学ぶことで社会や地域、海外に強い視点で考えられる人材になれると思いました。社会調査実習で社会的な課題について実習を通して学びながらボランティアチーム「TASKI」に参加し地域住民と関わる機会を増やすことでコミュニケーション力などが身に付けさまざまな学問を学んで能力を積み上げた上で公務員採用試験に取り組めると思いました。それが私が尚絅学院大学人文社会学群人文社会学類を選んだ理由です。そして将来地域の発展に貢献できるような地方公務員になりたいと考えています。
応援して下さった先生方に
本当に感謝しています
私は総合型選抜で合格するために面接練習を行いました。最初は大学のパンフレットやwebサイトなどをよく見てその中で分からないとこがあった時は調べてメモを取り知識を深めました。20個程度の面接内容を頭の中に叩き込み、本番でさらに深く内容を聞かれた時には20個の中から引き抜きながらパンフレットなどで知識を入れたものも自分の言葉で言えるように何度も何度も練習してきました。時には嫌になってしまうこともありましたが、大学に合格したいと気持ちを忘れず行ってきました。受験当日の面接では準備してきたものを発揮することができましたが、時には悩んでしまうこともありましたが、知識を多く入れたことで上手く言えることができました。特に面接の中で試験官が自分の事で詳しく聞いてくるところで、自分のペースに持ち込むことができた事で私に興味を持って貰い、合格することができたのではないかと思います。そして私が総合型選抜を受けるにあたり書類などを準備してくれたり、応援してくださった学校の先生方には感謝しています。
来年度に受験する皆さんは合格したいという気持ちを毎日忘れずに受験勉強をしてください。ときに勉強は嫌になるかもしれませんが、やった分だけ自分に自信が付くと思います。受かった時の気持ちはすごく嬉しいものなので頑張ってください。
尚絅学院大学
人文社会学群 人文社会学類
令和3年3月通信制課程卒業
高崎中学校出身
毎日少しずつでも続けて勉強し
何回も復習して成績がアップしました
将来の目標を大学生活で
見出していきたいです
大学への進学を目指した理由、きっかけは、自分の将来の目標を見つけるために、進学をしたいと思ったからです。
大学合格のために努力したことは、毎日少しずつ、3時間ずつでも継続して勉強し、何回も繰り返し復習することです。少しずつ頭に入り、勉強する力が身についたと思います。それに、友達に分からないところを教えると自然に自分も分かるようになり、しっかり理解できるようになると思います。
普段は、評定を上げるために、日々勉強を頑張り、レポートをためず、提出期限をできるだけ守り、テストに向けて、勉強を頑張り少しでも評定を上げるように頑張りました。
大学に行くために、毎日コツコツと勉強をしていれば受かると思います。
通信制課程に来て、いろいろな人と出会い、たくさんの出会いがありました。それによって、とても成長できました。充実した高校生活でした。これからも頑張ります。
尚絅学院大学
心理・教育学群 学校教育学類
令和3年3月英進進学コース卒業
高砂中学校出身
さまざまな受験方法を想定して
推薦入試対策を進めましょう
まず過去問に取り組めば
弱点が見えてくるはずです
私は高校1年生の頃から大学進学を考えていました。そのため、毎日授業で習った所を復習して分からない所があれば、その日のうちに自分なりに理解できるようにしてきました。また、休日では自分の苦手な教科や不安定な所を中心に平日よりも長く時間をとって勉強するようにしました。部活で帰りが遅くなったり疲れたりしても、2時間は勉強するようにしていました。続けていくうちに成績は上がっていき、3年間良い成績を得ることができました。最初のうちからコツコツと続けていけば他の人に置いていかれることはなく、リードすることができると思います。
また、他に力を入れたことは、過去問を解いたことです。勉強で何から手をつければいいか分からない人は、まず過去問を解くことをおすすめします。過去問を解くことで、その大学の問題傾向や自分に足りないか、苦手な分野が見えてくるはずです。自分の弱点を知ることで、対策ができます。これをやるだけでも合格に大きく近づけると思います。
受験の準備は大変ですが
続ければ自信になります
本校は指定校推薦がとても充実しており、指定校推薦の制度を活用しようと思っている人は多いと思います。指定校推薦の活用は良いと思いますが、もし、とれなかった時のことも考えておいた方が良いと思います。私も初めは指定校推薦が目標でした。しかし指定校推薦は取ることができず、総合型選抜を受けることになりました。私の場合は、指定校推薦では基礎学力、総合型選抜では授業体験型審査で試験の内容が違うのでどちらを受けてもいいように受験勉強に取り組みました。友達や先生と一緒に面接練習をして、どうすれば良くなるか友達と話し合ったり、先生からアドバイスをいただいたりしました。他にも、基礎学力を上げるために過去問を解いたり、授業で習った所を自分なりにまとめたりしてきました。指定校推薦を考えている人は、万が一とれなかった時のことも頭に入れながら受験勉強に取り組むと良いと思います。
私は、この経験から受験に向けて前もって入念に準備をしていれば合格へ繋がると思います。早いうちから受験に向けてコツコツと勉強し準備するのは大変かと思います。それでも続けていれば確実に自分の力になり、自信にもなると思います。みなさんも頑張ってください。
尚絅学院大学
心理・教育学群 学校教育学類
令和3年3月英進進学コース卒業
東華中学校出身
受験は誰でも緊張するものなので
友達と励まし合い乗り切りましょう
小学校時代の担任の先生に
憧れ教員を目指しています
私が大学進学を目指した理由は、小学校6年生の時の担任の先生に憧れたからです。その先生の授業はとても面白く、勉強が苦手な私でも理解しやすい授業でした。休み時間には一緒に外に出て楽しく遊んでいる姿を見て私もこのようになりたいと思い、教員免許を取得できる大学に進学しようと考えました。
私が受験をする上で心掛けたことがいくつかあります。まず、1年生の頃から高い評定を取っておくことです。受験には3年間の平均評定が入試を受けるのに必要な基準を満たしていないと受けることができません。3年生になってから評定を上げようとしても、1年生の時の内容に比べてとても難しく、テストで高得点を取ることが大変になります。なので、少しでも内容が簡単な1年生の時にしっかりと勉強することが大事だと思います。
バドミントン部の活動で
人見知りをしなくなりました
次に、部活動に所属している場合は継続することが大切です。私はバドミントン部に入部し、2年生の時に先輩とペアを組むことになりました。人見知りだった私はあまり先輩に話しかけることができませんでしたが、とても優しく接してくれたので自然と話せるようになりました。先輩方が引退してからは私がキャプテンとして部全体をまとめていました。自分がノロノロしていると雰囲気が悪くなってしまうと思い、練習中は声掛けを忘れずに積極的に後輩に話しかけ、指示を出しました。部活動のおかげで短所であった人見知りが少し改善されたり、苦しい練習にも取り組んだことによって忍耐力も身に付いたと感じます。部活動を通して成長できた部分がたくさんあったので諦めずに続けて良かったと思います。
今年度はコロナウイルスが流行し、学校に行けずにオンラインで授業でなかなか友達に会えなかったりと辛いこともありました。しかし、高校3年間で学んだことは大学に繋がることが多いので一日一日を大切に生活することが大事です。受験は誰でも緊張するものですが、必ず友達が応援してくれるので自信を持って臨みましょう。
石巻専修大学
経営学部 情報マネジメント学科
令和3年3月情報科学コース卒業
向洋中学校出身
総合型選抜ではやりたい事や
自己アピールを重点的に考えましょう
自分で積極的に調べて
複数の大学を比較しました
最初は他の大学を目指していましたが、その大学の相談会に参加した時に物理を受けていないと厳しいと言われ、進路を変更しました。なるべく早く進路を決めて、その大学をできるだけはやく、できるだけ詳しく調べることが大切だと感じました。高校に入って最初のテストからなるべく高い点数を維持するようにしました。最低でも評定を4以上はとるように努力しました。資格取得はものすごく力を入れたわけではないですが、必要な分は取得しました。大学に入学してから、取得を勧められる資格がほとんどなので積極的に受けた方がいいと思いました。気になる大学を複数決めて、自分で調べ実際にオープンキャンパスや事前受験相談会に参加して比較することがものすごく重要です。そうすることで、それぞれの大学のいい所悪い所が明確になり、自分にあったイメージでやりたい事が分かってきます。見つけることができれば、それに必要な事も分かり、やるべき事が分かり進む事ができます。
ボランティア活動の実績を
入試でアピールしました
私は総合型選抜で受験しました。この入試形態で一番重要なことは、自分のアピールポイントがどれだけあるかという点だと思います。私の場合、中学1年生の頃から高校3年生まで、6年間ボランティア活動を続けてきました。東北ブロックで賞を受賞したり、様々なアピールポイントができたりしたことが自分の強みだと感じています。まずは自分のアピールポイントを見つけることが大事です。ボランティアはもちろん、スポーツでも自分が自信を持っているものであればなんでもいいと思います。今たとえなにもないとしても、仙台育英にはインターアクトなどのボランティア活動をする部活動があり、他の部活とも併用して所属できるので、何にもしないのではなく何かアピールできるものを作ることが大事だと思います。やりたい事、やるべき事、アピールポイント、この3つを大事にしていけばきっと上手くいくと思います
仙台大学
体育学部 体育学科
令和3年3月 フレックスコース卒業
村田第二中学校出身
将来はスポーツやボランティア活動で
地域を盛り上げる仕事に就きたい
東北唯一の体育大学なので
第一志望に決めました
私は仙台大学体育学部体育学科を受験しました。私が仙台大学を受験しようと思ったきっかけは、東北で唯一の体育大学であり、スポーツに力を入れているということと、ボランティアなど地域に貢献する活動を積極的に行っており、私の将来の目標であるスポーツによって地域を盛り上げていくということを達成できると考えたからです。
受験方法としては、私はスポーツ総合型選抜のⅡ期で受験しました。内容は、60分間の小論文、20分程度の集団面接、各部活動毎に実施試験を行うといった内容です。気を付けておくこととしては、小論文では自分の意見を求められるため様々なニュースに目を通し、一つ一つに対して自分はこう思うといったような自分の意見を持つということ、集団面接では高校の部活での活動について深く聞かれるので自分がやってきたことなどを答えられるようにすること、実施試験については最大限、力を発揮できるようにトレーニングを重ねて準備しておくことが大切だと感じます。
仙台大学
体育学部 体育学科
令和3年3月 技能開発コース卒業
高砂中学校出身
積極的に受けていた学校設定科目が
受験対策に大いに役立ちました
部活動の先輩に勧められた
仙台大学を目指しました
私は仙台大学体育学部体育学科に総合型選抜で合格しました。入試内容は、面接のグループディスカッションとグループディスカッションの良い点と悪い点をまとめる作文の3つです。
特に、面接では試験官1人に対して15分程度の面接を3回しました。聞かれた内容は練習していたものとほぼ同じでしたが、大学の基本理念を踏まえての質問は、難しく感じました。
入試の前の1週間は、多くの先生方に面接練習をしていただきました。学年の先生だけでなく、関わりが少ない先生ともしていただきました。その結果、無事合格することができました。
仙台大学を目指したきっかけとしては、部活動の先輩方から、とても良い専門的な大学と教えていただいたことです。パンフレットも請求し、体育学部に入学したいと思ったため、カリキュラムや講義内容を細かく調べたりもしました。
実際は、仙台大学が第一志望ではありませんでした。しかし、今いるコースでしていない教科などがあるため、もしその大学に入学していたら4年間充実に過ごすことは難しいと思いました。原点に戻って考え直すことも必要だと思いました。
今後、後輩の皆さんも進学や就職をすると思いますが、自分自身に合っているのか、就職して一生続けて行くことが可能なのか不可能なのか将来をイメージしていくといいと思います。成績を理由に諦めてほしくありません。好きな事や物に熱中するのと一緒で、この先続けられることを選択してほしいと思うからです。
技能開発コースでは1年から
進路について色々学べます
1年生の頃から、学校設定科目を積極的に受講することによって2年生や3年生になった時に小論文や面接対策で役に立つことがあります。私は3年間で、小論文講座と面接対策講座を受講しました。その結果、進学にとても役立ちました。
部活動に入部していたため、平日の放課後や土日は進路について作業する時間があまりありませんでした。授業で進学や就職に専門的な先生がいるので悩んでることなどがあったら聞いてみるのもいいと思います。
仙台育英は進学にはとても良い私立高校だと思います。技能開発コースに入学しましたが、学校設定科目を自分に合った選択ができるため1年次から将来について多くのことを学ぶことができました。
後輩の皆さんも夢に向かっていくことでしょう。夢を実現していってください。充実した高校生活を楽しんでほしいです。大学に入学しても仙台育英を応援しています。
国際短期大学
国際コミュニケーション学科国際観光コース
令和3年3月英進進学コース卒業
岩沼西中学校出身
すぐに結果に表れることはなくても
勉強し続けることが必ず力になります
英語力の向上を目標に掲げ
工夫して勉強しました
私は、3年間部活動をしていました。家から学校までの距離が遠く、朝は早く、夜は遅かったため、現役のときは家で予習や復習といった勉強時間を作ることは困難でした。そこで、私は「隙間時間の有効活用」と「短時間で質の良い勉強法」を考えました。
私の場合、往復3時間ある通学時間を勉強時間として活用しました。そして、質の良い勉強をするために、具体的に「英語力を高める」という大きな目標を立て、そのために何をすれば良いのか、自分なりに情報収集して決めました。まず最初に取り組んだことは、英単語です。リスニングや長文読解にしても単語を知らないと解けないと思ったからです。1日100個覚えることを目標にし、ある程度覚えてきたら、熟語も覚え始めました。
英語の歌詞や台詞が分かり
勉強が楽しくなりました
2年生の後半から新型コロナウイルスの影響で自粛要請が出たため、家での時間が増えました。その時間を活用し、単語や熟語だけでなく、長文読解やリスニング力を高めるための勉強を行いました。リスニング力を高めるために、洋画を観たり、洋楽を聴く習慣をつけました。知っている単語が出てきて、聴きとれたときはとても嬉しかったです。勉強した成果が発揮できたとき、勉強が楽しくなりました。
将来どんな職業に就くとしても、グローバル化が進む社会の中で、英語力はとても大切になってきます。勉強した成果が発揮されるタイミングは人それぞれですが、すぐに結果が出なくても、継続することで必ず力になると思います。夢を叶えるためにも、自分なりの勉強法を見つけ、有意義な高校生活を過ごしてください。
聖和学園短期大学
保育学科
令和3年3月英進進学コース卒業
鶴が丘中学校出身
3年間で積み重ねてきた努力は
今後の人生の大きな糧になるはずです
書道部でパフォーマンスや
出展を通し実力を磨きました
1年生の頃は基礎がなってなかったので、まずは基礎を徹底して勉強しました。テストで成績が伸びなかった際は、予習、復習を心がけました。そうすることで自分の苦手な所を見つけられ、再び似たような問題が出ても解けるようになります。勉強はテスト前日にやるのではなく、一日少しでも時間を割いて取り組むことが大切だと思います。
コロナ期間では手洗い、うがいを徹底して、適正な睡眠時間をとり規則正しい生活を心がけて健康管理に気を付けました。
私は書道部に所属していました。部員の仲間と一丸となって書道パフォーマンスをし、色んな人に元気を与えられるパフォーマンスができたと思います。他には様々な書道の大会に作品を出品し自分自身の実力を向上させることができたと思います。
大学生活で成長しながら
日々前進していきたいです
面接の練習をする際は、自分から色んな先生にお願いをして練習に付き合っていただきました。1人で練習する際は、イメージ、ノートに書く、声に出してみる、などをしていました。自分のアピールできるポイントはできる限りまとめて伝えることが大切です。
エントリーシートでは、いかに自分について説明できるかが重要だと思います。また聞かれている質問に正しく答えることが大切だと思います。
受験当日はプレッシャーや緊張でいつも通りの行動ができないかもしれません。直前になって焦らないように、到着する時間や面接の内容などを抑えておく必要があります。
面接の日程が後ろにずれこみ、周りで進路が決まりはじめる人がいたので、自分も早く受験を終えたいという気持ちになりましたが、面接の練習時間が増えて余裕ができたと思うようにしました。
そのような環境の中で、様々な人に助けられた結果、総合型選抜で第一志望の大学に合格する事ができました。高校3年間の努力は、今後の人生において大きな糧となると思います。これから始まる新たなステージで更なる成長を目指して日々前進していきたいです。
聖和学園短期大学
保育学科
令和3年3月英進進学コース卒業
古川中学校出身
進路の選択肢を広げるためにも
1年生から高い評定を維持しましょう
子供たちに伝統文化を
伝えていきたいです
私の将来の夢は、幼児教育に携わることです。中学生の時に職場体験で幼稚園にいった時、子どもの成長を目の当たりにして、もっと子どもの成長に関わりたい、深めたいと感じましたので、保育科のある大学を選びました。
私は、部活動で学んだことを生かして、子ども達には伝統文化を伝えたいと思いました。書道は、年齢問わず色々な方々に楽しんでもらえる伝統文化です。それに、子ども達の秘めている才能を伸ばすためにどうすれば良いかを考えた時に、3年間学んだ書道を生かせば良いと考えました。書道を使って子ども達同士の関係を深めたり、伝統文化の楽しさを知ってもらったり、色々なことを体験させてあげたいと思いました。
普段から幼児に関わるニュースを聞いたり、記事を見たりして身近に感じられるように心がけていました。そのおかげで、面接の時に役に立ちました。他にも、子どもの様子を知っておくと面接の時に答えやすいと感じました。
合格後も日々の勉強に
引き続き励んでいます
将来の夢が決まってなくても、自分がこれに興味があるなど、様々なことに興味を持ち、挑戦してみることが大切だと思います。定期テストではある程度の成績を取っておくことで、将来の夢が決まってなくても、自分がこの分野に興味があって、ここに行きたいと思った時に、挑戦することができると思っています。いざその時になって、自分の成績が悪いためにその選択肢の幅を縮めることになってしまうのは良くないと思うので、日々の勉強を大切にし、定期テストで良い成績を取るのが今後の自分に大きく影響すると感じました。それに、部活をやっている人ならそれを生かして視野を広げられるので、部活も一生懸命やってよかったと思いました。文武両道の大切さを改めて実感しました。
自分の将来の夢に向かって努力することが大切です。合格してからも、大学から課題などが沢山くるので、気を抜かず日々の勉強に励んでいきたいです。
仙台赤門短期大学
看護学科
令和3年3月英進進学コース卒業
亘理中学校出身
物事を「できない」と決めてしまわずに
挑戦することの大切さに気づきました
部活動のキャプテンとして
皆との会話を大事にしました
小学生の時から続けてきたバスケットボール。中学生の頃から将来の夢が決まっていたので高校生活は勉強に専念しようと考えていました。兄が仙台育英に通っていて、両立できるコースがあると教えてくれて勉強と部活の両立ができる英進進学コースに進学しました。
部活では、1年生から試合に出させてもらいましたが、中学バスケと高校バスケは全然違うスポーツのように思えました。高校3年生になりキャプテンになって初めて部全体をまとめる責任の重さを実感しました。バスケットボールはチームプレーなのでコミュニケーションが大切だと考え、一人一人とできるだけ多く会話しようと心がけてきました。私たちのチームは強いとは言えず、練習ではみんながだらけてしまうことやコーチに怒られることがたくさんありました。しかし、部員で話し合い、しっかり目標を立てそれに向かって練習を日々頑張りました。今年は高総体がなくなり、モチベーションも上がらず悔しい思いをしましたが、最後の大会を開催して下さり後悔せず引退できました。
東洋医学を学べる第一志望に
合格できて嬉しかったです!
勉強は得意ではありませんが、看護師は理系に進んだ方がいいと言われ、理系で頑張りました。学校の授業だけでは理解することができないところは、友達に聞くこともありました。
仙台赤門短期大学を志望したのは、この大学にしかない東洋医学を学べるというところです。受験内容は小論文と面接でした。小論文は過去問題を買い、原稿用紙に書き、先生に採点していただきました。面接では何度も先生と練習しているうちに自信が持てるようになりました。受験当日はとても緊張しました。面接では予想もしなかったことを聞かれ戸惑いましたが、この大学で学びたいということを強く伝えることができました。第一志望の仙台赤門短期大学以外、他の大学を考えていなかったので合格できて嬉しかったです。努力は報われます。できないと自分で決めるのではなく挑戦することが大切だと私は思います。一日一日大切にして高校生活思いっきり楽しんでください。