栄光への軌跡 2021
現役大学進学者による大学合格体験記

公募制推薦 合格者

志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ

岩手大学

農学部 食料生産環境学科農村地域デザイン学・食産業システム学コース

令和3年3月 特別進学コース卒業
三条中学校出身

1、2年次から勉強習慣を確立すれば
周囲と差を付けることができます
チャンスを広げるために
推薦入試に挑戦しました

 私は周りの人たちの支えがあったからこそこの大学受験が達成できたと思っています。先生方には、小論文の添削や面接練習を自信が持てるまで何度も指導していただいたり、家族には進路決定に悩んでいるときに何度も相談に乗ってもらったりと周りの人たちには多くの場面で助けてもらいました。
 当初、私は公募制推薦の対策と一般入試の対策を両立できる自信がなく、一般一本にしようと思っていました。しかし、そう決めてからも一つのチャンスを自ら逃してしまっていいのかとても悩み、自分が後悔しない選択をするべきだという担任の先生や家族のアドバイスも受け、推薦入試も受験することに決めました。受けると決めてからは、推薦入試と一般入試の対策がどちらも中途半端にならないよう、先生に小論文の添削をしていただいている間に一般入試の対策をしたり、一日あたりの推薦と一般への対策の時間配分を決め、対策のバランスが偏らないよう毎日スケジュールを組んで勉強していました。

志の高い仲間と切磋琢磨し
モチベーションを保ちました

 また、宮城野校舎は自習室の設備が整っていて、オークルームのほかにもミーティングルームやGPホールなど自習できるスペースがたくさんあります。そのため、集中力が切れたら場所を移動して環境を変えながら勉強したり、放課後の勉強の休憩時間に友達と購買に行って息抜きをしていました。周りに志の高い仲間がたくさんいたことも勉強のモチベーション維持につながったと思っています。
 特別進学コースの生徒は部活に入っていない人がほとんどなので、1,2年生のうちから勉強の習慣を確立すれば他の学校の生徒とも大きく差を付けることができると思います。また、受験期は辛いこともたくさんあると思いますが、そのような時、先生や家族、友達の存在はとても大きいです。一人でため込まず、周りの人たちの力も借りて目標に向かって頑張ってください。みなさんが志望大学に合格できることを心から願っています!

宮城教育大学

教育学部 初等教育教員養成課程言語・社会系国語コース

令和3年3月特別進学コース卒業
長町中学校出身

いろいろな人の考え方に触れて
自分の考えをまとめていきましょう
自分なりに授業の実践を
想像し専門書を読みました

私は1年生の頃から、宮城教育大学への進学を目標に勉強してきました。そして、達成するための通過点として定期考査に力を入れました。初めは、科目数の多さから費やす時間に隔たりができ、自分が思うような点数や順位を取ることができませんでした。そのため苦手な科目は毎日取り組んだり、朝や放課後にオークルームを利用するなどして自分の勉強方法を見つけ実践しました。3年生はコロナウイルスの影響で対面授業ができない期間がありましたが、オンライン授業で自宅でも流れを崩さず勉強を続けることができ良かったです。
 公募制推薦での受験が決まってからは、教育に関する知識を習得するために学校の図書室で朝と放課後は毎日本を読みました。特に最近注目されているオンライン授業やアクティブラーニングの本を読み、自分ならどんな授業を行えるか考えるようにしました。また、インターネットには最新のニュースがたくさん載っています。通学や一般入試の勉強の合間に様々な記事を見て、それに対する自分なりの考えも一つ持つようにしました。

高校生活は気づかないうちに
自分を強くしてくれます

 高校3年間は本当にあっという間です。全ての経験がすぐに力になるとは限りませんが、気付かないうちに自分を強くしています。私は、生徒会執行部での活動から、大勢を動かすための準備の大切さを知り、臨機応変な対応もできるようになりました。これらの体験は実際の試験でも役に立ち、教員になる上での自分の強みのアピールすることができました。
 一般入試と並行しながらの推薦入試の勉強は大変でした。身の回りの人とたくさん触れ合い、色んな人の考えを知った上で自分の考えを持つことが大切だと思います。最後は根気も必要なので強い気持ちで頑張ってください。

会津大学

コンピュータ理工学部 コンピュータ理工学科

令和3年3月情報科学コース卒業
五橋中学校出身

仙台育英の勉強に集中できる環境や
先生方のサポートに感謝しています
コースの強みを活かして
複数の資格を取得しました

 私は、公募制推薦形式の入試で大学に合格しました。入試までの期間、特に3つの事柄に力を注いできました。
 まず、1年次から意識し実践し続けた1つ目の努力は、定期テストで好成績を残すということです。私が進路を決定したタイミングは2年生の中頃でしたが、どの選択を選び、どの入試方法を使うにしても、普段の学校生活に付けられる評定が重要になるためです。
 次に、できるだけ多様な資格を取得するということです。3年間で取得した資格は、コースで取得する情報処理検定や、入試の出願条件であるITパスポートに加え、自身の能力を高めるために数検、英検はともに2級まで取得しました。最後は、入試本番までのテストに向けての勉強です。試験では数学、英語に加え、小論文のテストを行うため、過去の試験問題を傾向を掴むために繰り返し解くなどの準備を重ねてきました。
 これらの取り組みを続ける上で、この学校にとても助けられてきました。放課後の勉強では、図書室など校舎内の勉強スペースを活用し、快適かつ集中して勉強に取り組むことができました。また、先生方の多くのサポートも受けることができ、英検取得に向けての勉強では個別での面接練習や、小論文の添削など、様々な方面で助けていただきました。

順天堂大学

医療看護学部 看護学科

令和3年3月特別進学コース卒業
志津川中学校出身

先生方は授業に臨む姿勢や努力を
大いに評価して下さいます
担任の先生の一言で目が覚め
受験勉強に専念しました

 私が学校生活で気をつけていたこと、感じたことを伝え、微力ながら後輩たちの役に立つ情報を与えることができれば幸いです。
 私は高校受験で第一志望に合格できませんでした。その後仙台育英に入学しました。高校1年生の頃は合格できなかったことから何をしても無駄だと思い、全く勉強をしませんでした。中学校の頃の余力で何とか授業についていけたという状況で2年生に上がる時に選抜クラスに残りたくて直前勉強し、3教科の全国偏差値60で多分ギリギリ選抜クラスにとどまることが出来たのだと思います。その後、2年生の夏の三者面談で模試成績を見ながら担任がこのままだと落ちるぞと喝を入れてくださったおかげで、軌道修正できたのだと思います。とはいっても、もう2年生の夏の終わりでしたから私は私立大学のみを志望し、教科数を3教科に絞り勉学に専念しました。生物などの暗記教科は1冊の問題集を5周はしたと思います。英語が私は特に苦手でした。そんな中、2年生の冬に英語検定2級を受けることとなり、試験前1週間放課後に学校から支給された文法書と単語帳を学習していました。短期集中型なのかそのおかげで2級に合格し、模試でも読むことの出来る単語が増え、必然的に成績が上がりました。

推薦合格を目指すならば
出席日数に気をつけましょう

 公募制推薦を受験したのは単純に合格のチャンスを増やしたかったからです。私は先程書いた通り高校2年生までは勉強を怠けてしていましたが、学校へは体調不良の5日以外登校していました。推薦には出席日数が受験条件の大学が多いので気をつけてください。また、仙台育英は授業を真面目に受け、提出物をきちんと出していれば、評定もそれほど悪くつけられることは少ないので、今自分が出来ることをしっかり行ってください。

大東文化大学

スポーツ・健康科学部 スポーツ科学科

令和3年3月フレックスコース卒業
利府中学校出身

早くから進路を考え準備したので
夢への一歩が踏み出せました
プロバスケットボール選手を
目指し経験を積んでいきます

 私は、将来B.Leagueで活躍したいと思っていて、そのためには大学で経験を積む必要があるので大学進学をしました。また、プロ選手のための身体についてなどの勉強ができる環境もあるからです。大学合格に向けて心掛けてきたことは、小論文や面接の練習、3年生になる前から大学のパンフレットを取り寄せて調べていました。特に小論文の練習はしっかりやってきたので入試本番も上手く書くことができました。面接でも事前にどんな質問が言われても対応できるように準備してきたのでしっかりできました。

バスケットボール部の躍進に
貢献できたと感じています

 部活動では、入学してくる前に監督の山田先生に、一緒にベスト4を目指そうと言われ入学してきました。そして、だんだん成績も上がってきました。すぐにはベスト4という目標を達成することはできませんでしたが、仙台育英のバスケ部が県内でも認められはじめてきました。最後の大会では全国大会に行った高校に接戦の末負けてしまい、目標のベスト4は達成できませんでしたが、仙台育英のバスケ部が県内で有名になったので後悔はありません。  勉強面では、常に評定をすべてベスト5でキープし続け、定期考査でも8割以上を継続していたので、大学への進学もすることができました。
 仙台育英での3年間はとても充実した高校生活になりました。

東北学院大学

文学部 英文学科

令和3年3月英進進学コース卒業
塩竈第一中学校出身

自分に足りないものや苦手なものを
克服することが自信に繋がります
入学前は消極的でしたが
3年間で成長できました

 私は3年間、勉強と部活動の文武両道に力を入れてきました。
 勉強では、分からないところは授業終了後に聞くなどしていました。そうすることで、定期考査の際には、授業で学習した内容をしっかり覚えてその成果を十分に発揮できました。2年次には、留学へ行き将来の夢への視野を広げることが出来ました。この留学があったことで、将来は英語を使う仕事に就きたいと強く思いました。それだけでなく、大学へ進学し、異文化コミュニケーション学を学び、英語という幅広い分野を深く追求したいと考えるようになりました。  部活動では、チアリーディング部に所属し、初めて継続することの大切さを感じることができました。シーズンオフがないため、年中体を動かしているスポーツで、怪我が続いたりなどもしましたが、「誰かのために活躍したい」という気持ちが強く、チアリーディングをしている自分が一番自分らしいと思えます。この文武両道が、大学進学達成のきっかけとなりました。3年生の2学期までの成績は全て5を取り出願条件を満たすことができ、さらに、大学でもチアリーディングを続け、文化活動で活躍するための公募制推薦で受験することができました。これは、私が3年間一生懸命様々な事に取り組み、結果を出してこれたからだなと思います。今まで自分に自信が無く、成し遂げることや挑戦することが苦手でしたが、この3年間で大きく変わることが出来ました。

大学は高校で伸ばした実力を
発揮する場所だと思います

 さらに、活字で自分の意見を書くことが得意ではなかったのですが、小論文の練習を重ねるうちに物事を多くの側面から見ることができるようになり、自分の意見を書くことに自信が持てるようになりました。このことから、3年間努力することももちろん基本ですが、自分自身に足りないものや苦手なものを克服することも受験に対する自信に繋がると実感しました。
 最後に、私にとって高校とは自分の実力を最大限に伸ばせる場所です。そこで得た実力を生かす場所が大学だと思います。自分に合った環境で、自分の実力を照らし合わせて物事を深く追求することは今の学生には必要だと思います。だからこそ高校生活では、しっかり自分の将来についてよく考えることは大切であり、ある意味義務のようなものだと考えます。
 3年間、あっという間でしたが実力で合格することが出来た結果に誇りを持ち、大学ではさらに成長できるように知識を増やし様々なことを経験していきたいです。

東北学院大学

文学部 歴史学科

令和3年3月フレックスコース卒業
将監中学校出身

何事も真面目に取り組めば
それだけ進路の幅が拡がります
広い視野で物事を考える力が
小論文講座で養われました

 私は高校に入学するにあたって、高校3年間高い評定を継続し、大学に進学したいと考えていました。そのため、定期テストで高い点数を取ることと授業をしっかり受けることを意識して生活していました。
 私はスポーツでの公募制推薦で合格したのですが、初めは指定校推薦で進学したいと考えていたので、校内模試の勉強をしていました。過去問を多く解いて、少しでも高い点数を目指しました。校内模試が終わり、枠が取れるか不安だったとき、部活の監督からスポーツの枠があるという話を頂き、大学でもサッカーがしたかったので、指定校ではなくスポーツでいこうと決めました。
 スポーツでの推薦であろうと、面接や小論文はあるので、浮かれることなく、真面目に生活していました。もともと大学に進学したいと考えていたので、高校1年生の頃から学校設定科目で小論文講座を受けて3年間継続しました。小論文の言葉遣いや、様々な視点から物事を考える能力がついたと感じています。大学に進学したいと考えている人は小論文講座を受けた方がいいと思います。

授業では先生の話に集中し
きちんと理解しましょう

 高校3年間で一番大事なことは真面目に生活することだと思います。仙台育英は他の高校と比べて進路を幅広く選べる環境があります。そのため、学習面でも部活動でも真面目に3年間やり続けることが自分の可能性を広げてくれます。真面目に生活すると周りからの信頼も増え自分に自信も付くと思います。その中でも私は、授業を正しい態度で受けることが大事だと感じました。当たり前のことですが、今先生は何を生徒に伝えたいかちゃんと理解する必要があります。人の話をちゃんと聞き理解して行動することができないと、大事なときにミスをしたり周りと差が開いたりしてしまいます。しっかりと先生の話を聞いて理解することで、高校生らしく少しは自立できると思います。  後輩の皆さんには、真面目に生活することが進路への一番の近道だということを理解して欲しいなと思います。

東北学院大学

経済学部 経済学科

令和3年3月フレックスコース卒業
高崎中学校出身

準備万端だと思っても油断せず
面接練習等をしっかり行いましょう
休校中に自分自身と向き合い
進路を真剣に考えました

 大学進学は、元々決めていたものの、簡単にしか調べていませんでした。まだ時間があるから何とかなるだろうという気持ちで、部活や勉強などの日々を過ごしていましたが、昨年新型コロナウイルスによって自宅での自粛期間となり、進路に真剣に向き合う時間を多く取りました。そのため、自粛期間で自由な時間が増えることで、受験に向けて良い準備をすることができました。そういう自分に費やす時間がなかったら、ドタバタしていたり、東北学院大学に行くこともできなかったと思います。進路を決めるにあたり、期日もあるので早め早めの行動をするべきだなと感じました。
 しかし、準備が完璧な状態で行ったから必ずしも成功するとは限りません。私は、受験にあたり万全な状態で行ったのですが緊張してしまい、今までできていたことができないで終わってしまいました。そのため、いくら完璧な状態でも油断せずに、いろいろな先生と面接練習であったり、社会経験を積んだ上で試験に臨むなどやることはたくさんあるので、やらないよりやった方がプラスになると思いました。
 早め早めの行動であったり、いろいろな事に挑戦することで社会経験が積めるよう普段から心掛けてください。

東北学院大学

教養学部 人間科学科

令和3年3月情報科学コース卒業
矢本第二中学校出身

文武両道など極めたい目標を掲げ
妥協せず努力を重ねましょう
部活動のコーチの話を聞き
心理学に興味を持ちました

 私がなぜ東北学院大学を選んだかというと、私が将来働きたいと考えている心理カウンセラーになるための基礎的な知識が学べ、中学2年生から続けてきたライフル射撃競技を続けることができると考えたからです。  私は3年生の夏までは、将来の目標がCGデザイナーになることでした。そのため、志望していた大学も違ったのですが、部活動のコーチから様々な大学の話を聞き、そこで東北学院大学について調べ、自分が興味を持てる学科を探しました。そこで人間科学科を見つけ、その学科について調べていくうちに、社会の変化に応じて人の心に寄り添える心理カウンセラーに憧れを抱くようになり、私はこの大学を受けようと決心しました。
 私は3年間ライフル射撃部で活動し成績を残してきたため、3年間の努力を生かせる推薦入試で受験しました。試験内容は小論文と面接だったので、何度も過去問を解いて添削してもらったり、面接練習を繰り返しやったり、受験本番に向けてコツコツと練習を積み重ねました。その練習の成果もあり、当日は自信を持って試験を受けることができました。

自分から積極的に行動し
視野を広げましょう

 大学受験をするうえで大切なことは、1年生の時から進路や目標を定めることと、部活動に参加したり、勉強に取り組んだりと、自分から積極的に行動することだと思います。私自身、1,2年生の時から進路について考えることもあったのですが、もっと視野を広く持ち、自分がやりたいことがどれだけできるか、自分が続けられそうな大学を探すことで、有意義な学校生活が送れるのではないかと思います。そして何よりもそこは本当に自分が学びたいことが学べるのか、印象と違ったということがないように、時間がある1,2年生のうちからオープンキャンパスに参加すると実際の授業風景や質問など直接見聞きでき、大学の雰囲気を感じられると思います。
 また、高校生活3年間で、部活動や実習を通して様々な人と交流を持っておくことで進路選択の幅が広がると思います。私もこの部活動に所属していなかったらコーチを通して大学の魅力に気付くこともありませんでした。
 部活動や勉強で手を抜かず、文武両道、何か一つを極めるといった目標を立て、何事においても妥協しないことが大事です。3年間積み重ねてきた努力の結果が実を結ぶので、後悔しない高校生活にしましょう。

東北学院大学

教養学部 情報科学科

令和3年3月情報科学コース卒業
将監中学校出身

発想の転換や計画性など部活動で
今後に繋がることを学びました
怪我から復帰し部活動の
楽しさを実感しました

 私は仙台育英にスポーツするために入学しました。スポーツを続けると誰もが壁にぶつかるときがあります。私にとっては2年の新人戦で鎖骨を骨折したことです。私の日常が大きく変化し、出来ることが殆どなくなる非日常を2ヶ月間過ごすことになりました。タイミングの悪さに周りから気を遣われ、私の居場所を埋められるのを痛いほど感じました。このようになってしまえば、辞めたくなると勝手にイメージしていたのですが、それ以上に解放された気分になったのを覚えています。周りに作られた自分ではなく、私自身でいることができ、部活動内が自由になりました。運動ができない間は顧問の先生の話を聞いて、今までのことを考える時間。出来るようになれば考えたことを自分のペースで進められました。3年になり、周りの皆は焦っていたのかもしれないが、私は全く焦りを感じず、何より部活が楽しいと思いました。楽しいことが練習の質を上げる要因にもなりました。遅れた分も取り返すことができ、以前と変わらず大会に参加することが出来ました。

高校でやってきたことは
正しかったと信じています

 部活動で学んだことは強くなるだけではなく日常生活でも生かせます。自分の前に立ちはだかる壁に対する発想の転換であったり、自主的に計画を立てることで対処が出来るのだと思います。私が成功したかどうかは別として、一つの手順として、何事にもモチベーションとなるような物があると良いのだと思っています。大学に進学し、練習をする際にも高校でやってきたことが正しいと私は信じているので迷わないと思います。今後も生かせる自主性を学んだ部活動で有意義な高校生活を過ごせたと考えています。

東北学院大学

経営学部 経営学科

令和3年3月情報科学コース卒業
八軒中学校出身

様々な事を乗り越えて自信がつき
受験でも実力を発揮できました
受験直前まで部活動があり
隙間時間で対策に励みました

 私の将来の夢はJR東日本で働くことです。JR東日本で働くための力を養うために必要な経営学を始め、地域と連携した講義が展開されている東北学院大学の特徴的な学びに興味を持ちました。また、東北学院大学では部活動も盛んで、私が所属している陸上競技部の先輩も東北学院大学で活躍しており、私が高校で達成できなかった全国大会出場という目標を大学でも継続して目指せると考え、スポーツでの推薦で受験しました。受験内容は小論文と面接で総合型選抜や指定校推薦と同じ内容でした。私は受験の1か月前まで部活動に参加していたので他の人と比べると対策を始めた時期が遅く、放課後の他に休み時間など、さまざまな時間を受験対策にあてました。具体的には小論文は、東北学院大学の小論文の過去問を5年分を集めました。過去問を繰り返し解き、国語の先生に添削をお願いして見直しを繰り返しました。様々な問題を解くことで、どんな問題でも対応できる力が身に付きました。面接の対策では担当の先生だけでなく、部活動の先生などたくさんの方に練習していただきました。私は考えながら話すのが苦手なので、あらかじめ質問される内容を予想し、要点や単語をノートにまとめ、それをつなげて話すようにしていました。ノートにまとめる内容を文章にして暗記してしまうと不意の質問に対応できないので、要点をまとめるという方法で面接に対する苦手意識を克服していきました。

何事からも逃げ出さずに
立ち向かい頑張りましょう!

 私は高校3年間、文武両道を目指し学習と部活に偏りが出ないように意識して生活してきました。定期テストでは高い評定を目指すため80点以上を目安としてテストに取り組みました。定期テストだけでなく、情報処理検定やMOSなどの資格を取得したり、授業態度の向上、無遅刻無欠席を目指し高校生として当たり前のことを完璧にできるように心掛けて生活してきました。部活でも人間として成長することを大きな目標とし、意識することで生活習慣や部活に対する考えも変わり、東北大会で入賞するなど、様々な場面で活躍することができました。高校3年間はつらい事もたくさんありましたが、それを乗り越えたことで、受験でも自分の力を発揮する事が出来たと思います。これから受験生になるみなさんにはつらい事から逃げださずに立ち向かってほしいと思います。
 高校い。

東北学院大学

経営学部 経営学科

令和3年3月情報科学コース卒業
玉川中学校出身

早く志望大を決めることにより
必要な対策ができ余裕が生まれます
進路決定が遅かったことを
合格後も後悔しています

 私はスポーツ推薦で合格しました。私は一つ後悔していることがあります。それは進路希望先の決定の遅さです。私は高2の後半まで進路が決まっていなく、将来何をしたいのか何になりたいのか曖昧でした。ですが今回はコロナウイルスの影響により考える時間が増え、入学の基準が下がり合格することができました。ですが、決めるのが遅いせいで大学で必要な資格や道具が揃っていなく、大学の宿題や運転免許の取得など取り組むことが増え、重なっていきます。出来れば高2の夏には自分のありかた決め、余裕を持てるようになればいいと思います。
 逆に良かった事は2つあり、自分の学びたいことが学べることです。考える時間が増えたことにより、自分がやりたい事が分かりました。2つ目は部活に入った事により選択の幅が広がったことです。入ったことにより色々な人と仲良くなり情報を得たり、背中を押してくれたりしてもらい元気をもらいました。
 早く大学を決めることにより、やるべき事が明白になるので早めに進路を決めて頑張って欲しいです。

東北福祉大学

総合マネジメント学部 産業福祉マネジメント学科

令和3年3月情報科学コース卒業
広瀬中学校出身

努力した過程は重要なので
勉強や部活動などに励みましょう
大学と専門学校のどちらで
服飾を学ぶか悩みました

 進路を決める上で大切なことは,自分の夢を叶えられるかどうかだと思います。医師になりたいのであれば医学部、美容師になりたければ専門学校のように高校のうちから、夢を見つけられればスムーズにいきます。そうでなければ、好きなこと興味のあることを中心に考えるのもいいかもしれません。私は洋服が好きだったので、服飾関係の仕事に就きたいと考えていました。アパレル企業の就職を考えて進路を進めていきました。
 そうなれば専門学校でも大学でも、その夢は叶います。専門学校と大学での学び、学校生活、細かいところは就職をしてからのことも考えました。自分に相談しても中々答えが出ないときは、学校の先生、親、友達と何度も話し合いながら、大学に決まりました。

小論文は量をこなせば
段々慣れていきます

 入試方法は、東北福祉大学の高大連携型推薦と公募制推薦の入試を受験しました。進路先の受験資格は、必ず載っているので前もって調べておいて下さい。高大連携型推薦は少し特殊で、受験するには講義を聞いてレポートを作成しなければいけませんでした。大学によって受験資格、方法が異なるので、大学をよく調べることが大切です。また、提出される書類にも目を通しておくと、何が書けて何が書けないのかが分かり、やるべきことが分かると思います。しっかり余裕を持って準備することが重要だと感じました。
 受験方法は小論文と面接でした。小論文はとにかく書いていけば慣れます。土日に必ず1枚ずつ書いて担当の先生に見てもらいました。面接は平日担当の先生や担任の先生と練習しました。慣れていけば、いろんな先生と面接するとより近い練習になります。東北福祉大学は、小論文の書き方や面接の対策動画が公開されていたので、参考にしてみて下さい。
 推薦入試で入るのであれば、高校での経験が必要だと思います。小論文でも面接でも必ず必要になってきます。高校生活を楽しむことも大切ですが、勉強や部活動、資格取得など頑張ってほしいです。頑張った過程が結果よりも重要なので怠らずにしてほしいです。

東北福祉大学

総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科

令和3年3月フレックスコース卒業
多賀城第二中学校出身

東北有数の強豪校で硬式野球を続け
次こそ日本一を目指します
将来は地方公務員として
地域に貢献したいです

 この大学を志望したきっかけは2つあります。1つ目のきっかけは、私は将来地方公務員として地元に戻りたいと思ったからです。総合マネジメント学部情報福祉マネジメント学科では、マネジメントの専門的な知識はもちろん、パソコンを使用したプログラミング能力を養えるという面に魅力を感じ、志望しました。
 2つ目は部活動です。東北福祉大学の野球部は、設備がとても充実しており、毎年全国大会に出場している強豪です。高校では成し遂げることができなかった日本一という夢を大学で達成するために、また、4年間日本一を目指したいと思い志望しました。

多くの先生方と練習を重ね
本番の面接で成功しました

 受験期に苦労したことは面接練習です。本番ではアドミッションポリシーや興味のあるカリキュラムを聞かれました。しかし、多くの先生方との面接練習や、毎日少しずつ知識をつけることで面接がうまくいきました。
 試験当日は800字、50分間の小論文と、昼を挟んでからの15分間の面接となります。小論文は開始の時までお題は分からないので、過去問題をたくさん練習すると良いと思います。
 昼食は、緊張であまり食べられないと思うので小さめのおにぎりやゼリー飲料などの消化の速いものをおすすめします。
 面接は、小論文の教室とは違う教室で行います。順番待ちの廊下はとても寒いので、急な寒暖差によって体調が崩れないようにホッカイロなどを持参すると良いでしょう。
 毎日コツコツ頑張って合格できるように頑張ってください。

東北医科薬科大学

薬学部 薬学科

令和3年3月特別進学コース卒業
加茂中学校出身

勉強以外で得られたものも
受験で大いに生かすことができます
休校中は受験への焦りや
不安を感じていました

 私が志望大学を東北医科薬科大学に決めたのは、高校3年生の春頃でした。高校2年生までTeam若獅子でよさこいをやっていたこともあり、なかなか勉強に本腰を入れることができずにいました。加えて、この頃から新型コロナウイルスが流行し、学校に行けない日が続く中で受験への焦りや不安、勉強への取り組みの甘さにいらだつことも少なくありませんでした。私の志望大学は指定校推薦での受験も可能だったので視野に入れていましたが、志願者が多く、指定を受けるために必要な校内模試の結果も良くなかったことから、指定を受けるという淡い期待はなくなり、公募制推薦での受験を目指すようになりました。

英語の勉強に集中して励み
苦手意識を克服できました

 それから、筆記試験の化学と英語の学習に徹底的に励み、オークルームに残って勉強することも増えました。特に苦手な英語に関しては、志望大学の過去問を参考にして、出題傾向に沿った学習を心掛けました。学習の成果は模試にも現れ始め、化学と英語の成績が徐々に上がって行きました。成績は上がれど、受験への不安は簡単に拭えないもので、受験期はただひたすらに勉強をしていた印象が強かったです。公募制推薦には、推薦書や調査書も必要になってきますが、1年生の時に参加したボランティア活動、よさこいの活動を行っていたため、滞りなく書類を揃えることができました。また、定期テストにおいても手を抜かず、一回一回に真摯に取り組んでいたので評定の心配もありませんでした。受験日が近づいてきた頃には、担当の先生に面接練習を付き合っていただき、面接時の言葉遣いや作法、注意点などのご指導を受けました。
 私が志望大学に合格できたのは、高校1,2年生時での自主的な校外での活動や部活動、毎学期行われる定期テストへの向き合い方、そして、先生方のサポートが大きく関わっていると考えます。もちろん、受験で合格するだけの勉強は必要になってきますが、高校生活において勉強以外で得られるものもあり、得たものが受験に生かせることも少なくありません。是非、この3年間で勉強だけでなく、人間として成長できるように頑張って下さい。

東北医科薬科大学

薬学部 薬学科

令和3年3月 特別進学コース卒業
名取第一中学校出身

受験は辛く苦しいときもありますが
努力した分は必ず力になります
地域に貢献できる薬剤師を
大学でも目指していきます

 私は幼い頃入院していた時、薬剤師の方に薬の説明を丁寧にしてもらい憧れを持ち、将来人に寄り添える薬剤師になりたいと考えました。薬剤師に進学するにあたって県内の東北医科薬科大学では学習に対するサポートが充実してて、また地域に密着した薬剤師になるために医学部の学生と他大学の看護学部の学生とチーム医療について学ぶ機会があることが自分の理想であり、オープンキャンパスに参加して充実した設備や実際の雰囲気に触れて学習したいと思い東北医科薬科大学薬学部薬学科に決めました。

用語などは説明できるまで
理解を深めることが大事です

 公募制推薦の試験科目は化学と英語、面接で、特に化学は200点満点なので力を入れ、セミナーのワークを4,5周して何回もしっかりと理解するまで繰り返し解いていました。英語はスクランブルに掲載されている文法やイディオムを中心として勉強を進め、空き時間などにも読んだりして少しずつ身に付けました。この受験で思ったことは、ただ問題を解くだけではなく、用語などを自分なりに説明ができるように勉強することが大事です。それでも難しい場合は自分の分からないことをすぐに先生に聞くことでより深く理解することが出来るので良いと思います。面接は担当の先生や担任の先生と何回か面接の練習を行って、その都度自分が気付かなかったことをアドバイスしていただきました。おかげで、実践形式でトレーニングを積むことが出来ました。
 そして私は生徒会に所属しており、ボランティア活動や学校行事を積極的に参加するなど良い経験を積めました。オープンキャンパスに実際に参加して実際の雰囲気を体験したり、有益な情報を得たりなどは大切です。受験は辛いことや苦しいことが多いと思いますが、努力した分はしっかりと力になるので頑張ってください。

東北医科薬科大学

薬学部 薬学科

令和3年3月特別進学コース卒業
加茂中学校出身

3年間はあっという間に過ぎるので
後回しにせず努力を続けましょう
3年間の積み重ねのお陰で
合格できたと実感しています

 私が志望大学を決めたのは3年生の夏頃でした。将来の目標は決まっていたのですが、どの学部にするか選択肢が多く、志望大学を決めるのが遅かったので時間の余裕はありませんでした。しかし、そこで自分を助けてくれたのが今までの勉強や部活動の経験でした。
 私は1年生の頃から定期考査や小テストは頑張って点数を取るようにしていました。また、遅刻は絶対しないこと、欠席もできる限りしないように心掛けていました。なるべく評定を5に近づけるために、提出物は板書だけでなく先生が言っていたことをメモするなど、加点を貰えるように努力していました。評定を高く取っていたからこそ、選べる大学の幅が広がったり、推薦入試を受けることができたりなど、合格に近づくことができたと思います。また、私はインターアクト部に所属しており、推薦を受けるにあたってボランティア活動は印象が良く、面接でも話題にすることができるのでインターアクト部に所属し、活動も行って良かったと感じました。部活動だけでなく、東北復興マラソンのような部活動以外のボランティア活動も参加していたので、それも好印象だったと思います。3年生になったら頑張ろうではなく、このような積み重ねが追い込まれた自分を救い、合格に近づくことができたと思います。

簡単な質問も臆せず先生に
質問することが大切です

 勉強面では、分からない問題が出てきた時や何をすればいいのか分からなくなった時に、すぐ質問に行ける先生や先輩を見つけておくことが大切だと思います。初めは簡単な問題と質問しに行くのは恥ずかしいと感じる時もありましたが、一つの質問から様々なことを教えて頂けることもあるので、すぐ質問することは大切だと感じました。
 高校3年間はあっという間に過ぎてしまうので、自分のために後回しにせず継続することが大切だと思います。努力を続ければ必ず自分の力になります。周りの人も頑張っていることと思い出して頑張ってください。

東北医科薬科大学

薬学部 薬学科

令和3年3月英進進学コース卒業
高砂中学校出身

先生方の熱いご指導のおかげで
学力に自信がつき合格できました
将来は病院薬剤師として
医療現場で活躍したいです

 薬剤師になりたい、その事を考えた時に、6年制大学に確実に入りたいと思い、6年制の学科がある大学を志望しました。そして東北医科薬科大学薬学部薬学科はチーム医療に関するカリキュラムが整っており。病院薬剤師として医療現場で活躍したいと考えていた私にとって最適な大学であると思い、さらに充実した設備や雰囲気が良く、国家試験の合格率の高さなどから、この大学を第一志望にしました。

1冊の問題集を繰り返し解き
基礎固めになりました

 受験で大事なことは、「繰り返し」だと感じました。公募制推薦の受験科目は化学、英語、面接で、特に化学の配点が高かったため、化学を重点的に勉強しました。色々な問題集を何度も解くのではなく、1冊の問題集を何度も解き完璧にすることで、苦手な問題をなくしていったり、基礎の定着に繋がったのだと思います。そのおかげで「なんとなく分かっていたもの」が「確実に分かったもの」となり、脳に定着させることが出来ました。さらに先生が過去問を解いて間違えた所や分からなかった所を一つ一つ丁寧に教えてくださったり、色々なアドバイスをしてくださったりなど、熱いご指導をしていただいたおかげで、自信も付き、合格することが出来たと思います。
 私の受験に関わった先生方にとても感謝しています。今まで積み重ねてきた努力が最後は自分自身を支えるはずです。最後まで自分を信じて頑張ってください。

東北医科薬科大学

薬学部 薬学科

令和3年3月英進進学コース卒業
多賀城中学校出身

努力の成果が出なくても諦めず
落ち込む時間を勉強に費やしましょう
休校中は自分自身の甘さとの
向き合い方に苦労しました

 コロナウイルスによって、従来の受験期とは少し異なり自宅での授業などが多かったので、自分自身の甘さとの向き合い方が大変でした。学校での授業の場合は、クラスの同級生が受験に向けて勉強し始めることで受験勉強する雰囲気ができあがっていくのですが、自宅でのオンライン授業は、娯楽による誘惑が多い中で己に厳しくしないといけなかったので、同級生との間に実力の差がつきやすかったと思います。私は公募制推薦だったので、受験時に2教科受ける必要があり、コロナで授業が出題範囲まで全然追いつけない状態からのスタートでした。先生方に個人的に尋ねて、おすすめの参考書を教えていただくなどして、授業以外の時間に一人で進めていきました。しかし、模試の判定はかなり低く受験前の最後の模試も最低評価のままでした。努力が少しでも結果として出てくれれば、モチベーションや自信につながるのですが、私はそれができないままでも、心折れずに勉強し続けました。気付けば、一日5時間くらいを休日問わずやってるほどになっていました。長時間勉強することや継続的に勉強できなかった私がいつの間にかできるようになっていました。その状態のまま受験当日になり、なんとか合格できました。

自分を律することができれば
努力は必ず報われます

 このことから、私は受験において重要なのはやる気だと思います。努力するにも、やる気がなければ長くは続かないと思います。進んでいる道の途中でいい成果がでなくても、それに落ち込む時間を勉強に費やすくらいであればどうにかなると思います。受験は団体戦と言いますが、結局は一人の戦いです。どれだけ受験当日まで自分を律することができるのか、どれだけ志望大学に自分の持ち時間を削ることができるか。それらが多かったり強かったりするほど努力が報われるのだと思いますので、頑張ってください。