栄光への軌跡 2022
現役大学進学者による大学合格体験記

志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ

指定校・提携校推薦 合格者

立教大学

社会学部 現代文化学科

令和4年3月秀光コース卒業
秀光中等教育学校 前期課程出身

今の生活は将来の自分のためになるので
努力を惜しまず色々な事に励みましょう
模試で全国での実力を把握し
学習を見直していました

 指定校推薦を視野に入れたのは、高校3年からです。それまでは、総合型選抜を考えていましたが、学校の指定校推薦枠が幅広く展開されており、自分の希望する学部があったことから指定校推薦を希望しました。
 学習面では、総合型選抜を念頭に置いていたため大学への出願に必要な評定平均を維持するように心がけてきました。その結果として、指定校推薦の受験資格を得ることに繋がったと考えています。定期考査で点数を落とさないためにも、普段の授業の予習・復習や宿題には必ず取り組んでおくことを大切にしました。定期考査はもちろん、模試にも積極的に取り組むことで全国レベルでの自分の実力を認識し、学習の見直しを行う事が効果的だと思います。評定平均と並んで重要なのが、第一回校内模試です。この校内模試の成績によって推薦への道が大きく左右されます。受験方法に関係なく、普段の学習に丁寧に取り組み、コツコツと学力を確実に積み上げていきましょう。現時点で将来の目標がなくても、いざ目標が見つかった時、今までの自分が積み上げてきた学力が助けてくれます。

課外活動や読書などは
成長に繋がります

 また、早い段階からの情報収集を行うことが肝心です。ほとんどの人が受ける英語の資格試験は、高校の後半になってから焦ることのないよう、計画的に受験すると良いです。出願資格を得るために英語の資格・検定のスコアが必要であったことから、規定のスコアを目指して日頃から英単語の暗記に取り組むなど、英語の学習をしました。時間のある時には、好きな英語の音楽や映画を視聴していました。どの大学に入ってからも英語は必須となるため、英語に親しんでおくに越したことはありません。そして、高校1年の時から少しずつ受験を意識し始め、雑誌の『蛍雪時代』を読んでいました。数多くの受験の情報や学習へのアドバイスが掲載されているため、学習の合間の息抜きや行き詰まった時に読んでみると良いかもしれません。
 中学2年から日本舞踊を習い始めました。その他に、模擬裁判やボランティア活動などに積極的に取り組みました。様々な課外活動に参加することで自分の視野を広げると共に、成長させることができます。加えて、本を読むことをお勧めします。多くの文章に触れることで、読解力を高めることができるからです。人生の様々な場面で文章を書く機会はあるので、たくさん本を読んでおいて損はないと思います。
 誰もが、これからの自分の将来を考えていると思いますが、努力を惜しまないで下さい。今の学校生活は将来の自分のための時間でもあります。健闘を祈ります。

立教大学

グローバル・リベラルアーツ・プログラム

令和4年3月外国語コース卒業
丸森中出身

クラスメイトに留学生がいるのは
仙台育英の大きな強みの一つです
IBDPでの学びを活かせる
環境への進学を目指しました

 高校入学時から英語教育に力を入れている大学へ進学することを目標としていたため、夏休みを利用して大学のオープンキャンパスに行ったり、新型コロナウィルスの流行後はオンラインでの学校説明会に積極的に参加しました。
 1年生から大学についての情報収集を行っていましたが、3年生になってもまだ明確に自分が何を専攻したいのか決めることができませんでした。私は指定校推薦での進学をあまり考えていなかったのですが、立教大学グローバル・リベラルアーツ・プログラム(GLAP)が指定校推薦の枠にあることを知り、そこへ進学したいと考え始めました。私がGLAPを志望した大きな理由は、専攻を3年次に選択できるからです。そのため自分が本当に学びたいことを大学で追求できると考えました。また、GLAPの特徴として挙げられる、少人数教育や授業を英語で受講できることは、私が2年間受講していた国際バカロレア・ディプロマ・プログラム(IBDP)での学びを活かせる環境であると考え志望しました。
 私が指定校推薦で合格するために、最も時間を費やしたのは校内模試の勉強です。英語に比べて国語が苦手だったため、通学時間は四字熟語を勉強したり、朝早く登校し授業が始まるまでの時間を問題演習にあてたりしました。この時期IBDPの課題もありましたが、時間の管理を徹底し校内模試では目標としていた点数を取ることができました。

資格は複数回挑戦できるよう
余裕を持って受けましょう

 また、指定校推薦では校内模試の結果に加え、出願の際に英語資格が必要となる場合があります。私はどの大学を志望しても出願条件を満たせるように、最終的な志望大学を決める前からIELTSの勉強に取り組みました。ライティングの添削は自分ではできないため、留学生のクラスメイトに頼み添削してもらいました。クラスに留学生がいるという特殊な環境は仙台育英ならではで、他の高校にはない強みであると感じました。私は2回目の受験で自分の満足するスコアを取得できたため複数回受験することを前提に余裕を持って資格の勉強に取り組んでほしいと思います。
 進路とIBDPの両立はハードで精神的にもつらいと感じることが多くありました。しかしこの経験を振り返ると「諦めずにやり遂げることができてよかった」と強く思います。後輩のみなさんには、後悔することがないようにコツコツと勉強に取り組みつつ、今しかできないことにチャレンジしてほしいと思います。進路達成に向けて頑張ってください。

中央大学

商学部 経営学科

令和4年3月特別進学コース卒業
宮城教育大学附属中出身

受験は一人で乗り越えられないので
周りへの感謝を忘れずに頑張りましょう
友達の勉強方法を参考に
工夫し高成績を維持しました

 私が指定校推薦で大学に入学しようと決めたのは高校3年生になってからでした。推薦入試は高校生活での取り組みが重視されること、進む学科の専門分野を先取りで学習できることに利点を感じたからです。
 1年生の時は、評定5.0を取ることを目標に、苦手分野を克服することを常に意識して学習に取り組みました。しかし、模試の成績が伸び悩んだため、友達の勉強方法を参考にしながら、授業の予習をしたり間違えた問題に印をつけて何度も繰り返し解いたりしました。その結果、学年順位一桁を安定してとれるようになりました。3年生の校内模試でも実力を発揮でき、志望する大学から内定をいただくことができました。

努力している友達に触発され
何でも精一杯取り組みました

 大学入試で重要なことは、日々努力し続けることだと思います。第一志望の高校に入学することができず、コロナウイルスの影響で多くの行事が中止となり、入学当初は怠惰な生活を送っていました。しかし、周りの友達が環境を言い訳にせず、勉強や部活動に懸命に取り組んでいるのを見て、自分もできることに精一杯取り組もうと思いました。英検や漢検といった資格を取得したり副室長としてクラスをまとめたりしました。結果として推薦入試で大学に入学することができ、本番の面接試験での自信にもつながったと思います。また、帰宅したら勉強することを習慣にすることで、塾に通わず合格することができました。
 後輩の方々には、継続し努力することで自信をもって受験に備えてほしいです。また、一般受験を決めている人も定期試験にしっかり取り組み評定を取ることで、基礎学力を身に着けることができ、推薦入試に変更しようとするときにも役立ちます。最後に、受験は一人で乗り越えることはできないです。周りの友達や先生、家族への感謝を忘れずに、充実した高校生活を送ってください。

東京理科大学

先進工学部 生命システム工学科

令和4年3月特別進学コース卒業
岩沼西中出身

様々なチャレンジにより進路に繋がる
適性や能力に気付くことができます
コロナ禍を経て病気の研究に
携わりたいと考えました

 私の高校生活は、入学前に思い描いていたものとは全くの別物でした。その大きな要因は「新型コロナウィルス」です。行われるはずだった行事は次々となくなり、部活動においても、練習の制限や大会の中止がありました。そんなコロナ禍を経験した私は、生物学の観点から既存の病気や新たに出てくる病気の研究をしたいと思うようになり、進路を決定しました。

3年間という短い高校生活で
挑戦を重ね成長できました

 私が一年生のときから常に意識していたことは、三年生になり、進路を決定するときに多くの選択肢を持てるようにすることです。生徒会執行部に入ることや、中学までしていたスポーツをやめて陸上をはじめるなど、多くのチャレンジをし、自分自身、選択の幅を広げていきました。もちろん、勉強も手を抜くことなく取り組みました。そのようなチャレンジは、私を様々な面から成長させ、自身の進路達成を実現することができました。特に、「客観的な視点」を持つことは非常に大事だと思います。大学進学をするにあたって勉強するということは当たり前のことですが、やみくもに勉強すればいいというわけではないと思います。自分の学びたい分野や興味のある分野を見つける、主観的な視点も大切です。しかし、自分に向いていることや、自分が持つ能力が求められていると気付く「客観的な視点」を持つことは、自らの選択肢の幅を広げ、今まで考えもしなかった新しい目標を見出せるかもしれません。高校生活の3年間で様々な事にチャレンジをして、自分の知らなかった一面に気づくことも、進路達成の一歩となると思います。
 高校生活はあっという間だよ、などとよく耳にすると思いますが、本当にその通りだなと感じます。これは経験した人にしか分からないことですが、あっという間の中でも充実した生活ができます。この3年間で培ったものを存分に活かして、これからも前に進んでいきたいと思います。

芝浦工業大学

工学部 電気工学科

令和4年3月特別進学コース卒業
五城中出身

英検は校内模試と時期が重なるので
できるだけ早めに取得しましょう
友達と点数を競い合うなど
定期考査対策を工夫しました

 私は、2年生の前半に指定校推薦での受験を考え始めました。元々興味があった大学の枠があることを知り、チャンスは多い方がいいと思ったことが理由でした。校内選考で内定を頂くために私が取り組んだことは、平均評定を上げるための定期テストの勉強と課題提出、英検2級の取得、校内模試に向けた勉強の3つです。
 まず、定期テストの勉強に関して。私は色々な工夫を交えながら取り組みました。例えば、モチベーションを維持するためにテストの度に友達4人グループで点数の勝負をしました。ビリだった人は罰ゲームのペナルティーを設けることで、勉強の楽しさや張り合いを持たせていました。また、メモ帳を使った勉強法を取り入れてからは格段に勉強効率が上がりました。少し大きめのメモ帳に公式や単語、理科の図解や全体像の流れなどをコンパクトにまとめることで、暗記量の多くの内容が複雑なテスト勉強をスムーズに進めることができました。

英検は実践的な問題練習を
多く取り入れました

 次に、英検の取得については、勉強法は、専用の単語帳で英単語を覚えた後、過去問や予想問題などで、とにかく実践演習を積みました。2次試験の対策では母に試験官役をやってもらい、より本番に近い形で演習を行いました。
 校内模試の勉強に関しては、自分は英語と数学の成績が校内選考に関わる教科だったため、この2つの教科の勉強に取り組みました。校内模試直前は定期テストや英検もあったため、自分も含め慌てて勉強する人が多かったです。そのため、2年生のうちから英検勉強として対策をしておかなければならないと思います。
 少しでも参考にしていただければ幸いです。努力を積み重ね、将来の夢に近づきましょう。

芝浦工業大学

デザイン工学部 デザイン工学科

令和4年3月特別進学コース卒業
上杉山中出身

進学の準備を効率良く行えるように
推薦で早く合格したいと考えました
受験機会が増えるので
推薦受験に魅力を感じました

 私が指定校推薦を選んだ理由はいくつかあります。私の第一志望が私立大学だったからです。進路を決めるにあたり芝浦工業大学に進学したいと考えた私は、一つでも合格のチャンスが増やすことができる指定校推薦の入試方法について魅力を感じました。
 もう一つは一般受験との差です。指定校推薦は学校によって違いますが、大半の大学は12月上旬には合否が発表されます。その場合、一般受験に比べ3ヵ月ほどの余裕ができ、志望大学で必要とされる教科に勉強時間を割いたり、入学準備に取り組む時間が増えたりと、効率的に時間を使うことができます。これらの理由から、私は指定校推薦に挑戦しようと考えました。

出願条件などの情報を
積極的に収集しましょう

 この入試方法で学校から推薦をいただくために私は、普段の生活を見直し、推薦されるにあたり恥ずかしくない生徒を目指し努力してきました。学力を磨いていくことはもちろん、提出物や授業に臨む態度など、当たり前のことに手を抜かずしっかりこなすことが大事だったと入試を通し感じました。またコロナ禍で制限があり厳しいかもしれませんが、学校で企画されている多くの活動にも積極的に参加してみるのも良いかもしれません。他にも、情報収集がとても重要だと感じました。指定校推薦だけに限ったことではありませんが、締め切り、入試においてのルールなど一つでも逃せば手遅れになってしまうものが多々あります。入試期間は情報関係には特に意識して生活するといいと思います。
 卒業が近づき、3年間を振り返ってみると時間の流れがとても速かったと感じます。コロナ禍ということもあってオンライン授業が多かったり、友達と会う機会も減ったりと、今の高校生活は思うようにいかないかもしれませんが、人生で一度きりの高校生活を少しでも楽しく過ごしてほしいと思います。

東京都市大学

理工学部 機械システム工学科

令和4年3月特別進学コース卒業
東向陽台中出身

苦手科目は時間をかけて勉強すれば
段々と克服できるので頑張りましょう
苦手だった英語を克服し
校内模試で高成績でした

 推薦を取る為に必要なことは日頃から勉強し、成績を維持することです。私は理系科目が得意で文系科目は全くできませんでした。英語はできるようになろうと頑張った結果いつも赤点ぎりぎりだった点数が定期テストで6割を維持して取れるようになりました。英語の理解が上がったことにより校内模試で自分が思っていたよりも点数が取れました。苦手なものも時間をかけて勉強することで少しは苦手意識がなくなり点数も上がっていくので、頑張ってください。また、私は取っていませんが、時間があるときは英検などの資格を取っておくと入試のときに役に立つので余裕のある人は取ってみてください。
 次に、推薦を受ける人でやっておいた方がいいことは生徒会や部活動、そのほか学校外での活動を何かしておくことです。私は生徒会も部活動もしていなかったので高校時代に頑張ったことについて書くのが大変でした。結局私はたまたま1年生のときにしていたフットサルのことについて書きました。もしフットサルをしていなかったら書くことがなく苦労したと思います。今はコロナの影響でなかなか思うような活動ができないと思います。また、コロナもいつ収まるのか分かりません。他に新しいのが出てくる可能性があります。高校生活を楽しむのもいいと思いますが、推薦を狙いたい人は時間があるときに何か活動をするといいと思います。

東京都市大学

建築都市デザイン学部 都市工学科

令和4年3月特別進学コース卒業
五城中出身

特別進学コースで部活動に励むのは
大変ですが決して無駄にはなりません!
部活動での様々な経験が
合格に繋がりました

 私は入学当初から指定校推薦での大学進学を考えていました。3年間、特に定期考査に力を入れて、評定平均が大学からの条件を満たすように努力し続けました。また、テストの素点だけでなく平常点も評定に関わるため授業を欠席しないことや、提出物をしっかり出すことを心がけました。2年生の頃から新型コロナウイルスの影響でオンライン授業になることが増えて、勉強のモチベーションを保つことが難しい時期もありましたが、図書館やカフェを利用するなどの工夫をしました。
 また、私は陸上競技部に所属していました。練習や大会の他に入試補助員や除雪作業などの陸上以外での活動も行ってきました。時々、勉強との両立が辛く辞めたいと思うこともありましたが、部活動での経験が大学合格に繋がったと確信した時は辞めずに続けて良かったと思えました。私の所属するコースでは部活をやっている人が少ないため、周りと学力で差が付いてしまうのではないかという不安がありました。後輩の方の中にも同じ不安を抱えている人がいるかもしれません。不安が消えることは無いかもしれませんが、3年間続けてきたことは決して無駄にはなりません。これは部活に所属していない人にも言えますが、今後の入試は勉強以外の部分も高く評価されるので、外部の活動を行うことも重要だと思います。

入試前に大学の雰囲気を
体感せず悔いが残っています

 高校3年生の夏の面談で、今の学力では志望大学の校内選考を通るのは厳しいと担任の先生から言われ、志望大学を変えることになりました。部活動に所属していたり、新型コロナウイルスの影響から、3年生になるまでオープンキャンパスには参加していませんでした。キャンパスの雰囲気を体感することもなく志望大学を決めてしまったことには後悔が残っています。後輩の皆さんには、早い段階でオープンキャンパスに参加することをおすすめします。また、英検などの資格も早めに取ることで志望大学の選択肢が広がります。目標達成に向けて精一杯頑張ってください。応援しています。

東京都市大学

情報工学部 情報科学科

令和4年3月英進進学コース卒業
佐沼中出身

やりたいことがあったら積極的に挑戦し
一日一日を大切に過ごしましょう
メリハリをつけることで
充実した高校生活を送れます

 東京都市大学を目指そうと思ったきっかけは、システムエンジニアになるためにより専門的なことを学べる大学を探したときにこの大学を見つけ、指定校推薦があったためです。
 推薦枠を取るためにしていたことは、まずは早めに校内模試に向けて勉強を始めることでした、2年生の時から始めるのが理想です。英検などの資格も取れるなら取っておいた方がいいです。
 周りと差をつけたいのであれば休み時間などで少しの時間でも利用した方がいいです。
 面接練習はなるべく多くの先生にしてもらうのがベストです。
 プレゼンはどんな質問が来ても大丈夫なように対策するのが必要です。
 高校生活に関しては、自分がやりたいことをどんどんやっていくべきです。やらないで後悔することが一番よくありません。遊びすぎるのもよくはないですが、遊ばないよりは遊んだ方が充実した高校生活を送ることができます。その中で勉強であったり部活動も頑張ることが大切です。
 勉強は基礎だけにならずに応用にもチャレンジしていけば必然と学力が身についてきます。
 何事においてもコツコツと地道に積み重ねていくことが大切だから、ちょっとした時間でも有効活用することが大事です。
 3年間は長いようで一瞬に過ぎてしまうので、一日一日を大切に過ごす中で自分のしたいことだったりに積極的にチャレンジしていくことがより良い高校生活を送ることができるとともに、悔いなく楽しい生活を送ることができます。学業も部活動も何事にも全力で取り組んで下さい。

東洋大学

経済学部 国際経済学科

令和4年3月外国語コース卒業
東豊中出身

1年次の資格・検定の取得から
既に大学入試は始まっています
資格取得をせずに危うく
出願できないところでした

 私は高校一年生の冬にこの大学のことを知りました。ある知り合いの先輩がこの大学に受験したので、私も興味を持ち調べましたが、その時は本当にこの大学に入りたいとは思っていませんでした。実際に入りたいと思ったのは高校二年生の夏です。そろそろ大学を考えて、早めに決めないとと思い本気で大学を調べようと思った頃です。私が興味あったのは心理学、国際系、経営経済方面でした。その時に、私はこの大学のことを思い出しました。そしてもっと詳しく調べたところ私が学びたい学科がすべて指定校推薦があったので、この大学に入りたい、目指したいと強く思ったので挑戦することにしました。
 私は一年生の時から指定校推薦を取得したいとは思っていませんでした。しかし将来のことを考え、何が起こるかがわからないので、私は一年生の時から提出物の提出や期限、定期テストの点数などを心がけました。そのおかげで、出願条件の評定を満たすことができました。しかし、人気の大学やトップクラスの大学の指定校推薦を取得するためには、英検や数検などの検定が必ず必要となります。私が一年生の時では全然焦らず何も取得しませんでした。大学を決めてから取得することにしましたが、本当に後悔をしています。もっと早く取得すべきでした。早めに取得しなかったせいで条件に満たすことが出来ず受験できないところでした。なので、後輩の皆はこのようなことが起きないように、本当に一年生の時から色々な検定に挑戦してほしいと思います。

オンラインでもよいので
活動歴を増やしましょう

 まだ、学校の学習だけではなく部活動や課外学習、短期留学などにも積極的に参加して欲しいです。コロナの関係で難しいかも知れませんがオンラインでも良いので、自分の経歴を増やして欲しいです。推薦入試の時にとっても役に立ちますし自分の視野を広げることもできるので挑戦して悪いことはないと思います。
 後輩の皆さん、本当に一年生の時から大学入試はも始まっています。まだ早い、大丈夫だと思わないでください。推薦入試にしても一般入試にしても簡単ではありません。とにかく、たくさんの資格を取得して悪いことはありません。私も先輩方や先生方から「早めに取りなさいよ」と言われましたが、本気にする事なく、今はまだ早い、大丈夫だと思っていましたが、本当に後悔しました。皆には後悔をして欲しくないので、本当に早めに取得して、例え使わなくても、将来に何が起きるかわからないので取って悪いことはありません。大学受験はとっても辛い戦いですが、それを乗り越えれば幸せな将来が待っているので頑張ってください。応援しています。

東洋大学

国際学部 国際地域学科国際地域専攻

令和4年3月外国語コース卒業
南光台中出身

皆が自分自身と闘っていることを
忘れずに受験期を過ごしましょう
IBの課題と校内模試対策の
両立に苦戦しました

 私は2年時の後半から、大学の受験資格を得るために英語資格を取ることに力を入れました。大体の大学は受験資格に英語資格を設けているため、英語資格をとっておくことで行ける大学の幅が広がります。また私自身2年次から国際系に行くことを考えていたため、英語資格を取ることは必須条件でした。英語資格の勉強は日々の授業に直接的に役に立つため一石二鳥です。英語資格に限らず資格は時間が許す限り取るべきです。
 3年次から校内模試に向けての勉強を本格的に始めました。私はIBのクラスに所属していたため、IBの課題と校内模試の勉強を並行して行っていましたが、うまく両立するのはそう簡単ではありませんでした。校内模試に勉強の比重が傾いてしまったり、IBの課題に比重が傾いてしまったりとバランスを取ることに苦戦しました。私自身、校内模試の勉強を始めるのが遅かったので、前々から後先を考えて準備しておくことをお勧めします。余裕がある時にできる限り備えられることを準備してください。私自身、先輩や先生方に何度も前々からやるべきだと言われていましたが、準備が遅れてしまったことを少し後悔しています。結果として第一志望に進学できることになりましたが、本当に自分の望む大学に行くために準備を怠らないでほしいです。私は校内選考を通ってから、大学からの正式な合格通知が送られてくるのが周りの人よりも時間がかかったため、不安になることもありました。周りと違う状況に置かれていると不安になるものですが、落ち着いて過ごすことが第一です。

IBの仲間の気配りのおかげで
受験に集中できました

 大学受験期である3年生は周りと違う状況に置かれていることにとても不安を感じやすい傾向にあります。そのような時は周りの状況と自分の状況を比べるのではなく、自分自身に今何が必要なのか、何をすべきなのかを考え自分自身のために出来ることをしてください。しかし、周りへの配慮は忘れては行けません。私が所属していたIBクラスはお互いにお互いのことを気遣って相手の状況を理解し接してくれるクラスでした。私はこの環境に置かれていたために受験に集中することが出来たと思います。そのため、クラスの雰囲気作り、周りへの配慮を心がけることが出来る人が一人でも多くいると、より受験に集中しやすくなると思います。受験は自分自身との闘いでもありますが、周りの人も同じように自分自身と闘っていることを忘れないでください。

東洋大学

国際観光学部 国際観光学科

令和4年3月外国語コース卒業
涌谷中出身

1年次から将来に向け努力したことが
受験期の自分を救ったと実感しています
吹奏楽部での経験は将来も
大いに役立つと思います

 仙台育英に入学を決めた時、私には2つの目標がありました。それは、外国語コースで英語はもちろん、第二外国語など様々な言語文化に触れ、それらを習得することと、海外へ留学に行くことでした。しかし、高校1年時が終わりかけた時、新型コロナウイルスの発生により、私たちの行動は制限されることになってしまいました。未確定でどう転ぶかわからない状態だったにもかかわらず、大学進学という人生の分岐点の選択をしなければなりませんでした。
 例年通りという言葉が聞けない中、私は指定校推薦入試を選ぶことに決めました。これは、高校入学時から意識していたことだったので、私は期末考査に力を入れ、部活動の活動にも意欲的に励むことができました。指定校推薦は、3年間の頑張りが認められる入試だと私は思っています。また、指定校推薦では、大学側が出す条件のほかに、高校に指定する枠が限られているため、志望する大学に行くためには、誰が来ても戦える成績が必要でした。そのため、私が最も力を入れて取り組んだのが3年間の期末考査でした。期末考査が始まる4週間前から計画を立て、どの科目も満遍なく、徹底した反復学習を行いました。テストが近づけば、その学習に費やした時間は1日10時間の日もあったと思います。そのおかげか、3年間成績を落とすことなく、好成績を残すことができました。
 さらに、私は部活動へ参加することもとても大切だと思います。吹奏楽部に所属していた私は、放課後に活動することはもちろん、土・日・祝日の活動にも参加して、様々なコンサート、演奏会を行ってきました。練習時間は長く、期末考査週間と重なると、辛いところもありましたが、生活面において、コミュニケーション能力や予定管理能力等の習得につながったと強く思います。吹奏楽部での経験はこれから先の将来にも役立つものだと感じています。
 ここに加えて、私は英語検定の学習にも励み、大学の出す条件には、高校2年時には既に取得済みでした。しかし、私は現状に満足することなく、更なる英語運用能力の向上のため、検定の勉強は続けていました。それも、校内模試という指定校推薦を狙う人にとって重要な試験だと思います。とても役立ちました。

高校で断念した留学を
大学で実現したいです

 私がこの大学を選んだ理由については、2つあります。まず1つ目に、興味を持っている国際観光という分野について重点的に学べる点です。これは、漠然とした夢ですが、英語を学び、第二外国語も学習できた高校生活において、この先も様々な言語に携わる職業に就きたいと考えるようになりました。また、部活動の経験やハワイでの研修を通し、観光という一生の思い出になる場で、観光客を笑顔にできる魅力的な仕事に興味を持ちました。次に2つ目に挙げる理由は、高校生活の目標として達成できなかった海外留学が、叶えられるという点です。私が進む学部学科は、海外のフィールドワークが充実しており、国外での活動が盛んに推奨される、まさに理想的な学びの場でした。高校生活において、留学を断念したことが非常に心残りだったので、自分の視野を広げるためにも、大学で今度こそこの目標を果たしたいと思います。今回、指定校推薦入試での大学側が出す試験においては、書類選考のみでしたが、私にとって、この入試は3年間の頑張りが判断される機会に感じられ、1年時から努力し続けた自分に救われたと思っています。
 私はこの3年間を通して、当たり前の日常は、これから先も当たり前に過ぎていくものではないと痛感した高校生活でした。イレギュラーな日々を送ったからこそ、悔しい思いと同時に、学んだことがたくさんあります。入学したてでは、自分の将来をはっきり見据えて努力することも、何が自分に必要なものか想像することも難しいと思います。ですが、少しでも進路を選択する未来の自分を考えて、何らかの努力を始めることは、必要不可欠です。それが今の自分を救うものになると、私は身をもって体験しました。不測の事態はこれからもきっとあると思います。実際、新型コロナウイルスの終息もはっきり見えず、不安な部分がたくさんあります。しかし、そのような事態に陥ったとしても、焦らない努力を重ねていくこと、努力を怠らないことが本当に大切です。私はこの3年間の努力の積み重ねが、また将来の自分のためになることを信じて、これから先も頑張り続けていきます。

東洋大学

理工学部 電気電子情報工学科

令和4年3月英進進学コース卒業
神奈川 丸山台中出身

早くから将来のビジョンを描くことで
何をするべきなのかが明確になります
父と同じ職業に就くという
目標に邁進しています

 私はこの度、第一希望の東洋大学理工学部電気電子情報工学科に合格することができました。高校1年の前期には将来就きたい職業について決めており、その目標に向かって勉強し、努力が報われてとても嬉しいです。
 これから私が高校生活で努力してきたことについて述べようと思います。
 まず大学進学において一番大切なことは高校2年前期までには将来のビジョンを描いておくことです。私は昔から電気工事に携わっている父に憧れていたため高校1年前期には自分がするべき勉強を理解できていました。ですが、自分が将来何に就きたいのか全く考えていない人も多くいます。私は部活やボランティアなど色々なことを経験し少しでも自分が目指したい、興味があると思えるジャンルを見つけるだけでも高校生活の勉強の質は変わってくると思います。自分が将来なりたい、頑張りたいという様な明確な目標を持つことで自分がするべき勉強や進路を理解することができます。
 また、私は高校生活で勉強だけでなく部活動も頑張りました。毎回しんどいメニューばかりで何度もくじけそうになりましたがみんなで全国制覇をするという目標の達成のために頑張りました。
 私は3年間の高校生活で目標を掲げ、それに向かって努力することの大切さについて知りました。人生においても同じことが言えると考えます。皆さんも高校生活で何事にも目標を掲げ、日々頑張ってください。

東洋大学

理工学部 生体医工学科

令和4年3月特別進学コース卒業
柳生中出身

受験対策を早く始めるほど
進路の選択肢が広がります
仙台育英の豊富な推薦枠の
活用を先輩に勧められました

 入学当初は一般入試での受験を考えていたため、指定校推薦での受験は正直ほとんど頭にありませんでした。しかし、同じ部活の先輩から「仙台育英は推薦枠が多いから、それを活かさないのはもったいないと思うよ」と言われてから、推薦という選択肢もありだなと感じるようになり、徐々に推薦での進学を考えるようになりました。私が推薦をもらうために心がけたことは2つあります。
 1つ目は体調管理の徹底です。推薦の資格を得るための条件で、欠席日数の制限が設けられており、それを満たしている必要があります。なので、睡眠時間をなるべく固定する、夜更かしを極力しないなど、規則的な生活を送ることを意識しました。その甲斐あって1年時は無欠席、2年も殆ど欠席せず学校に通うことができました。

対策プリントで集中して
テスト勉強に打ち込みました

 2つ目は評定をなるべく落とさないことです。私は陸上競技部に所属していたため、定期考査に向けての限られた時間を有効活用する必要がありました。なので、試験前の授業で教科担当の先生から対策プリントを配布されることがあるので、そのプリントを中心に定期考査の対策を行いました。集中して勉強に取り組むことができたおかげで、推薦に最低限必要な評定を維持することができました。
 志望大学に合格するために必要なことは、早めに準備を始めることです。これはどの受験形式においても言えることだと思います。私は初動がかなり遅かったので、いざ志望大学を決める時には選択肢が狭まってしまっていました。裏を返せば早く動き始めれば始めるほど、選択肢が広がるということなので、これから大学受験に挑む皆さんは、早めに行動することを心がけて頑張ってください。

日本大学

国際関係学部 国際総合政策学科

令和4年3月外国語コース卒業
東向陽台中出身

新しいことへの挑戦によって
将来の目標が明確になります
IBDPでの学びを活かし
国連職員になりたいです

 私は、高校3年生の夏頃にこの大学の志望を決定しました。この大学へ志望したきっかけは主に2つあります。1つ目は、1年次で行ったハワイ研修です。ハワイ研修では、綺麗な海はもちろん、私が想像していたのとは違った地域や環境にも触れることができました。私はそこで、「地域の環境の格差」を感じ、もっと世界を知り、学習したいと考えるようになりました。2つ目は、外国語コースにある国際バカロレア ディプロマ プログラム(IBDP)を2年次から選択肢、私にとって様々な新しいことに挑戦したことです。このプログラムでは、ディスカッションやプレゼンテーションといった授業や論文を書く機会があったので、自分自身で探究することが多く、探究心や積極性、プレゼンテーション力を身につけることができました。私はそれらのスキルを活かし、自分の興味のあることからボランティア活動の企画やプレゼンテーションを行ったり、論文を書いたりして、将来は未解決の問題を解決する国連職員になりたいという目標を立てることができました。

口頭試問対策を通して
将来像が明確になりました

 私は、英検やTOEICなどといった資格を計画的に取得していなかったので、これらの経験は、大学受験の際の書類や面接に多いに役立ったと考えています。志望理由書や面接では、担任の先生や他の先生のご指導の下、たくさん書き直し、たくさん練習し、本番で最善にアピールできるようにして行きました。私の大学では、面接の他にも口頭試問があり、自分の興味のある分野や最近ニュースについての自分の見解をしっかり準備しました。しかしながら、想像よりも深掘りされた質問をされなかったので、準備をしてきた私は少し残念に思いましたが、より大学で「何を学びたいのか」「将来何をしたいのか」というのが明確になりました。
 私は3年間という短い期間で、「自分が大学で何を学びたいのか」「将来何をしたいのか」ということのきっかけを作ることの大切さを知りました。これらを決めるだけでも、自分の将来を導けると思います。頑張って下さい。

日本大学

国際関係学部 国際教養学科

令和4年3月秀光コース卒業
秀光中等教育学校 前期課程出身

受験における障壁や想定外の出来事と
どう向き合うかを選ぶのは自分自身です
やりたいことがあったので
意志を貫き進路を決めました

 私は進学先をすぐに志望したわけではありませんでした。将来を変える転機が訪れたからです。
 私は志望大学のことで家族と意見が合わず衝突することがありました。私に期待してくれている家族の気持ちも理解出来る分、志望大学を否定されたときは、自分の将来まで否定されたように感じ、本当に辛く、心が折れました。それでも、自分の未来の人生のために、決めた道を進みたい一心で、何とか説得して自分の意志を貫きました。

先生との練習の成果を
面接本番で発揮できました

 志望する大学の推薦枠を獲得することができ、試験当日に向けて対策に取り組み始めました。試験内容に面接が含まれていたので、練習に向けてノートを作成し、練習を重ねました。場の空気に押し潰されて緊張しやすい方だったので、最初の方は礼儀作法も詰めが甘かったり、質問されて頭が真っ白になって言葉が出てこなかったり、声量が十分ではなかったりと、全く形になっていませんでした。しかし、練習の度に先生方が指導して下さったり、アドバイスを頂いたりしたお陰で、本番は全く緊張せず、練習の成果を十二分に発揮することができました。
 何もかも自分の思い通り、ということはありません。そうでなくとも、受験に際して必ず現れる多くの障壁は避けては通れません。障壁だけではありません。想定外の出来事に阻害される可能性もゼロではありません。それらとどのように向き合い、その先の道を進むか。決めるのも、生きるのも自分です。自分のために学業を怠らないのはもちろんですが、それ以上に、何があっても自分のやりたいこと、将来の目標などを絶対にふいにしないで下さい。皆さんの努力が実ることを祈っています。

駒澤大学

グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科

令和4年3月英進進学コース卒業
鶴が丘中出身

やりたいことを明確にし
確固たる目標を持って進学しましょう
部活動以外の新たな目標を
掲げて猛勉強しました

 自分はサッカーをやりたくてこの学校に来ました。ですが、前十字靭帯断裂2回、腰痛、この大怪我に見舞われリハビリ期間も長く、さらにコロナの影響で部活動、学校へほとんど行くことができませんでした。前十字靭帯断裂1回目の時は復帰するまでに1年かかりました。復帰した時は、よっしゃこっからだ!と思ってやっていましたが、再び断裂し人生が真っ暗になりました。サッカーをしている時は目標を持ってやっていましたが、サッカーをやれない期間が長かったので、他の目標を見つけようと思い、とりあえず、数学と英語の勉強に励みました。その中で目標を見つけました。英語とICTについて勉強できる学部へ進む。そのために、猛勉強しました。ですが、中々結果が出ず、試行錯誤しました。今となっては自分の努力がものすごく足りないと感じていますが、自分のやりたいことができる駒澤大学の学部に入ることができました。

3年次の校内模試を見据え
模試に慣れておきましょう

 推薦で大事なことは毎回の定期テストでいい点数を取り続けることと、第1回校内模試でいい成績をとることです。自分たちの一個下の代の人達は2年生のうちに何回か受けられると思います。私たちは1回で受けたので、その経験を無駄にせず、校内模試に挑んでほしいと思います。とりあえず目標もなく大学に入るのは、個人的には何かが違うと思います。目標をちゃんと持って大学に入るべきだと思います。推薦は推薦でいい所があると思いますので、しっかり目標を持って勉強に励んでいけば、しっかりとした大学生活が送れると思います。伝えたいことは、ちゃんと自分のしたいことを明確にし、それができる大学に進学することです。

獨協大学

法学部 法律学科

令和4年3月英進進学コース卒業
南郷中出身

高い評定平均をキープしておけば
推薦受験のチャンスが広がります
資格取得やボランティアなど
自分の強みを増やしましょう

 私は指定校推薦枠をいただき、小論文と書類選考を経て獨協大学法学部法律学科に合格することが出来ました。
 指定校推薦を受験するために大切だと思うことは、継続的に勉強に取り組むということです。なぜなら、校内選考の枠を得るためには3年間の評定平均や、校内模試の結果が大きく反映されるからです。私自身、指定校推薦を受けたいと考えるようになったのは三年生になってからでしたが、1年生のころから継続的に勉強してきたため、良い評定平均を修めることができ、結果として指定校推薦の枠を得ることが出来ました。3年生になってから後悔しないためにも、1年生の時から定期テストで良い成績を修めることが大切になってくると思います。
 また、私は生徒会執行部やソフトテニス部に所属していて、その中で積極的に活動したことが大きな強みとなりました。新型コロナウイルスの影響で行動が制限されているとは思いますが、様々な資格の取得やボランティアなど、積極的に活動し自分の強みを作ることで自己推薦書を作成するときや面接での自己PR などに役立つと思います。
 高校三年間は本当にあっという間に過ぎ去ります。それぞれが明確な目標を持ち、それを達成するために行動することで残りの高校生活をより有意義なものにしてください。

獨協大学

法学部 法律学科

令和4年3月フレックスコース卒業
茨城 城ノ内中出身

部活動だけではなく授業をしっかり受け
定期考査は満点を目指して勉強しました
部活動の先輩がきっかけで
推薦入試に挑戦しました

 大学をめざしたきっかけは両親からの勧めからではありましたが、大学で将来やりたいことを見つけることや様々なことを学びたいと考えたからです。推薦入試を目指した理由は、部活動の先輩が推薦で大学へ進学したことがきっかけであり、私が目指した大学と自身の学力を考えた結果、推薦入試が適していると考えたからです。指定校推薦を受けるために努力したことは、日頃の授業をしっかり受け、提出物を、期日通りに提出し、テストの点数をしっかりとり、評定をしっかりとることです。そして、校内模試と高い点数をとるために、英語の単語の勉強をしたり、文法の勉強や過去問を解くなどしました。そして、国語の過去問を解き、校内模試に向け、努力しました。部活動をする中で、気を付けたことは、部活と勉強を両立することです。野球だけでなく、日々の学習をしっかりすることを気をつけました。定期考査では、問題集を3回以上解き、100点を目指して勉強しました。

小論文練習が校内模試の
国語対策につながります

 小論文対策は、まずは志望大学の過去問を解き、先生に見てもらいました。試験の2ヶ月前から書き続けました。そして、志望大学の過去問だけでなく、他校の問題や、今ニュースになっていること、新聞などの記事で、小論文を書きました。大学進学に向けての勉強の内容の大半は、校内模試に向けての英語でした。校内模試で高得点を得ることが一番大事なことなので、英単語や文法を主にやりましたが速読の練習をやれば良かったと思います。国語は小論文をやれば、読解力がつくので、できると思います。受験大学を絞り込むにあたって、大切なことは、やりたいことができるか、自身の学力と合っているか、大学の場所などを考えて選びました。大学受験に成功した要因は、日々の努力だったと思います。日々の努力を怠らず、頑張ることが大切です。

獨協大学

国際教養学部 言語文化学科

令和4年3月特別進学コース卒業
高森中出身

好きなことに全力を注ぐことのできる
仙台育英で勉強と部活を両立できました
書類作成は自分自身を
振り返る良い機会でした

 高校3年の夏にオープンキャンパスに行き、広くて落ちついたキャンパスで、先輩方がとても生き生きと活動していたのが印象的でこの大学を志望しました。指定校推薦を頂くにあたって、自己推薦書を仕上げるのにとても苦労しました。その度に多くの先生型に添削・ご指導してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。自己推薦書を書くのは大変でしたが、自分の長所短所、高校生活でがんばったこと、自分の興味を改めて考えることができ、とても良い経験ができたと思います。
 高校に入ってから指定校推薦を狙っていたので定期テストはもちろん、普段の生活にも気を配って行動しました。仙台育英は自習室の設備が整っているので勉強に集中しやすく、学習意欲の高い友達と勉強を教え合い、定期テストに臨んでいました。私の志望した大学では英検2級を習得する必要があったので資格取得も心がけました。単語を中心に、時間を決めて問題を解き、英作文も学校で何回も添削していただき、合格することができました。

選抜クラスではレベルの高い
環境におかれ奮起しました

 私は部活をしていたので勉強と部活の両立に心がけました。宮城野校舎から多賀城校舎まで電車移動をする必要があったので大変でしたが、移動中は単語勉強をしてスキマ時間を有効活用しました。他の高校では特別進学コースでは部活ができない所もあるかもしれませんが、仙台育英は特別進学コースでも部活をすることができるので、自分の好きなことに全力を注ぐことのできる学校だと思います。高校ではいろんなことがあるので勉強時間がなかなか取りにくいことがありますが、スキマ時間で効率良く勉強することが大事だと思います。調査書を書くときに、部活に所属し、がんばったことや大会での結果を反映してもらえるのでそういう点でも部活を一生懸命やって良かったなと感じました。
 私は、指定校推薦をもらえた一番の要因は選抜クラスに入り、自分を高められたことだと思います。高校1・2年生では部活を中心に取り組みたかったので進学クラスでしたが、高校3年生になり選抜クラスでやってみないかというお声をかけて下さり、挑戦してみたいと考えました。難関大を目指す人が多く、周りのレベルが高かったおかげで、自分も遅れずついていきたいと奮起することができました。勉強に対する姿勢が変わり、少しずつではありましたが、偏差値を上げることができました。偏差値が上がると勉強するモチベーションにもなるので、大変なことも多いですが、前よりも楽しみながら勉強に取り組むことができたと思います。
 大学合格できたからと言って勉強を疎かにしていたら大学入学後に一般で入ってきた人と大きな差が生まれてしまいます。これからは英検準1級やTOEICなどの資格取得のための勉強や自分の興味ある分野の本をたくさん読み、高校生のうちにできることをこなしていきたいと思います。

日本女子大学

文学部 英文学科

令和4年3月外国語コース卒業
佐沼中出身

興味・関心のある分野を大学で
深く学びたい一心で努力しました
得意教科である英語を
受験の武器にしました

 私は最初から指定校推薦での進学を考えており、指定校枠があるこの大学に出願しました。コロナウイルスの関係でオープンキャンパスには行けませんでしたが、出願までの間に資料を請求するなど、大学の情報を集めるようにしました。また入学当初から英検準1級の取得を目標に英語力の向上に努めました。私は元々理数が苦手で、好きな教科である英語をひたすら勉強して進学することに決めました。期末試験では全体的に評価を落とさないよう満遍なく勉強し、学校生活ではあまり欠席しないよう心がけました。その結果3年間無欠席で登校することができました。部活動に入っていない分、とにかく勉強に専念して日々受験の意識を高めました。
 内定をもらった後は決して気を抜かないように小論文や面接の対策をしました。小論文はテーマが分からなかったため、なるべく幅広い分野のテーマを書けるようにしました。最初は書き方に苦戦しましたが、授業で何回も練習を重ねるうちにコツを掴むことができました。面接練習ではどんな質問をされてもその場で答えが思いつくように、質問の答えを暗記するよりも知識として情報を集めたり、言いたいことをはっきりさせておくなどの対策をしました。そのおかげでどちらも本番は思ったより苦労しませんでした。今年は直接会場で受験することができ、キャンパス内やその周辺を見ることもできました。

合格後も英文学を沢山読み
自ら学ぶ習慣を続けています

 合格した後は勉強習慣を絶やさないよう、英語の勉強だけでなく大学で専攻する分野の勉強をしました。大学で英文学を学ぶため、入学までに文学作品をたくさん読むようにしています。
 私は1学年の時から明確な夢がなくて進路を考えるのに苦労しましたが、好きなものを学びたいという思いで勉強し、大学に合格することができました。そのため、自分が好きなことを大前提に進路を考えるのも一つの方法だと思います。最後に、この3年間はとてもあっという間でかけがえのないものでした。その時間を有意義に過ごし、高校生活を楽しんでください。

日本女子大学

人間社会学部 文化学科

令和4年3月外国語コース卒業
七北田中出身

普段から「?」を持って生活するうちに
やりたいことが見つかるはずです
指定校推薦に対応できるよう
学校生活に気を配りましょう

 私は高校での様々な経験から、文化を多角的視点から学びたいと思ったため日本女子大学人間社会学部文化学科への進学の道を選びました。
 私が指定校推薦を利用する際に心がけたこと、努力したことがいくつかあります。
 まず1つ目は、校内模試です。校内模試は指定校推薦の校内推薦を通過するための大きな基準の一つです。そのため、少しでも良い結果が出せるように何度も過去問を解いたり、国語便覧を使って文豪や四字熟語の暗記をしたりしました。その結果、予想していたよりも良い点数を取ることができたので、校内選考通過につながったのだと思います。
 次に2つ目は、普段の生活です。指定校推薦で内定をいただくためには、校内模試だけではなく、1年次からの遅刻・欠席の数や評定、生活態度などにも気をつけなければいけません。ですから、1年生の段階で指定校を視野に入れている人はもちろん、視野に入れていない人もいつ指定校推薦にシフトするかわからないので、ぜひ普段の生活にも気を配ってみてほしいなと思います。また、生活態度や評定が良いと、大学へのアピールポイントにもなるので、重要なポイントの一つだと考えます。

推薦枠を争う相手よりも
自分の熱意が大事です

 次に3つ目は、気持ちを強く持ち、自分の事に集中することです。指定校推薦でも、同じ1枠を狙う人が複数人になってしまう場合があります。もしその状況に直面したとしても相手のことはあまり気にせず、「自分はこの大学で○○を学びたい。この大学じゃなければだめなんだ」と強い気持ちを持っていれば大丈夫だと思います。
 最後にまだ進路が決まっていない人へ。焦る必要はありません。意外とすぐ近くに、自分のやりたいことが転がっているので、少し普段の生活を「?」を持って過ごしてみるとやりたいことが見つけられると思います!

日本女子大学

人間社会学部 社会福祉学科

令和4年3月特別進学コース卒業
宮城野中出身

仙台育英の自主学習をサポートする
環境を有効に活用しました
英検を機に本格的に
受験対策を始めました

 私は高校二年生の春くらいから推薦での入試の利用を考え始めました。このことを担任の先生に相談したところ、英検の受検を勧められました。このアドバイスを受けて英検を取得したことが私の大学受験のスタートだったと思います。私の学校では受験資格の一つとして英語外部試験を受けていることがあったので、英検を取得していることは大きな助けになりました。
 指定校の推薦枠をもらうための校内模試は何度も過去問を解き、傾向をつかむことが大事です。周りはまだ受験モードではないかもしれませんが、同じく校内模試で良い成績を取ることを目標としている仲間の存在がとても大きく、頑張ることができました。

受験対策で将来に生かせる
スキルが身に付きました

 推薦枠を頂けることになってからは志願理由書を書かなければなりませんでした。自分の書く言葉は伝えたいことがとても不明瞭だったのですが担任の先生に何度も添削していただき、自分の納得のいく志願理由書を書くことができました。また、受験では小論文とグループディスカッションが課されました。小論文も先生に何度も添削していただき、文章力だけでなく物事の論理的な考え方を養うことができました。グループディスカッションではお題に沿って意見をまとめたり、新たなアイデアを出したりというようなことをたくさん練習しました。回数を重ねるごとに自分のスキルが上がっていくのを感じ、本番でもしっかり実力を発揮することができました。どちらも受験に限らず大学生活で生かせるスキルだと思うので、この受験対策がとてもいい経験になったと感じています。
 仙台育英には勉強をしたい生徒をサポートする施設がたくさんあります。私のお気に入りは図書室です。オークルームに比べて空いていることが多かったのでよく使用していました。GPホールは複数人での利用が可能なので、友達と勉強するときやグループディスカッションの反省会でも使用していました。

日本女子大学

家政学部 住居学科居住環境デザイン専攻

令和4年3月特別進学コース卒業
東華中出身

評定と平常点を維持していたことが
後の推薦枠獲得にプラスになりました
私立大学に興味を持ってから
指定校推薦を目標にしました

 私は、元々国公立大学を志望していました。そのため、指定校推薦の枠を取ることを考えて学校生活を送っている訳ではありませんでした。しかし、ふとしたきっかけで授業内容の濃さやサポートの手厚さ、企業と連携していることなどの私立大学の良さを知り、惹かれるようになりました。また、私は多くのことに興味を持っていたので、私立大学には単位互換制度があることも魅力的に感じていました。そこから私立大学を視野に入れるようになり、指定校推薦のことも考えるようになりました。この時期と、父が入院し始めた時期が重なり、大きな不安を抱いていた私は、本格的に指定校推薦を目標にしようと決意しました。

推薦書類の作成に追われる中
工夫して勉強に励みました

 このように急に目標の方針を変えたので、苦労したことがたくさんあります。その中の1つ目は、特に強みがないことです。1年生の頃から目標にしていた訳でもないので、アピールポイントは真面目なことくらいで、他の人と差別化できるようなものはありませんでした。一方で、留学経験のある人は、国際系の学部でなくてもかなり強いと感じました。2つ目は、面接です。聞かれたことをすぐに考えて言語化することが、私にはとても難しかったので苦労しました。面接の練習をいろんな方に手伝ってもらったことと、小論文で要約と感想を制限時間内に書く練習をしていたことのおかげで、少しは鍛えられたと感じています。3つ目は、周りと比べると一般の勉強に充てられる時間が減ることです。自己推薦書は添削を繰り返して出来上がるので、かなり時間がかかります。それと並行しての勉強は身が入らないときもありました。克服するために、気分が乗らないときには一問一答の問題を解いていた気がします。
 一方で、やっててよかったことは、定期考査で頑張って評定を保っていたこと、課題はしっかり出していたこと、欠席日数はできるだけつくらなかったことです。これらは、推薦のことを考えて頑張っていた訳ではないのですが、結果的に自分のためになったと思っています。後輩の皆さんも、新型コロナウィルスの影響でいろいろと不自由なことが多いと思いますが、自分のために努力し、前向きに過ごしてください。

武蔵大学

経済学部 金融学科

令和4年3月英進進学コース卒業
東京 光が丘第一中出身

3年間で何かに一生懸命打ち込むことが
推薦入試に大いに役立ちます
学業とラグビーを両立できる
進学先を選びました

 私は武蔵大学経済学部金融学科に指定校推薦で合格しました。私が武蔵大学進学を希望した理由は、大学卒業後の将来の事も考えてのことです。私は、高校入学当初からラグビー部に所属し、最初はラグビーの強豪大学に進学する事を希望していました。また、両親から学業もしっかり取り組んだ方が進学できる大学の選択肢が増えるというアドバイスをもらい、学業と部活動の両立を3年間目指して取り組んできました。
 3年生となり、進路を決める際に、さまざまな大学の中から、武蔵大には経済学部に金融学科という日本でも数少ない専門的な学科がある事、学業とスポーツが両方とも高いレベルである事から、武蔵大学進学を希望しました。また、ラグビー部の先輩も指定校推薦で入学しており、心強いと感じた事も進学を決めた理由の一つです。

受験では高校生活を振り返る
機会が多くありました

 武蔵大学指定校推薦入試では、面接と小論文、英語の実技テストの3つが試験の内容でした。私はその中でも特に小論文が苦手だったので、武蔵大学の小論文の過去問や経済についての事を自分なりにテーマに設定し、繰り返し、繰り返し解くという事を一生懸命取り組んでいました。また、面接においても想定される質問内容を事前に調べて、答えられるように自分自身の経験や話しやすい言葉や文書にして、準備しました。
 私が指定校推薦の受験を経験して強く感じた事は、小論文や面接において高校生活の中で一生懸命取り組んだ事や強く感じた事を書いたり、答えたりする機会が多かったので、高校生活を過ごす上では、何か一生懸命取り組めることをみつけた方がよいということです。また、成績によって、進学を希望できる大学や学部が変わってくるので、日々の学業への取り組みもとても大切だと思いました。
 最後に私自身の経験から後輩に伝えたい事は大学進学、受験というと2年生の終わりから3年生から始まるイメージがありますが、入学時から大学進学への道がスタートしているという事です。先ずは自分自身が将来どの様な道に進みたいのかを考え、目標設定し、分からない時には先生や部活動の監督、両親とも相談する事も大切だと思いました。

明治学院大学

法学部 法律学科

令和4年3月外国語コース卒業
小牛田中出身

一生懸命に高校生活を送ることが
指定校推薦合格に直結します
友達との会話を通して
自分を見つめ直しました

 私は、指定校推薦での受験で学んだことが3つあります。
 1つ目は、授業や家庭学習に真剣に取り組むことです。指定校推薦では、3年間の成績が重要になってきます。そのため、授業に真剣に取り組んだり、テストでは常に70点以上をとれるように勉強したり、提出物は期限内に提出することを意識すると良いと思います。私の志望した大学は、校内選考での倍率が高かったので3年生になってからは、この3点をより意識して過ごしました。また、校内模試も重要になってきます。模試は範囲が広く、これまで学習した知識を使って解かなければいけないので、3年生になってから模試の勉強を始めるのは大変です。しかし私は、授業や提出物に真剣に取り組んだことで、英語と国語で良い点数をとることができ、指定校推薦をいただけました。
 2つ目は、友達とたくさん話すことです。私が受験で一番苦労したのは自己推薦書と志望理由書でした。自分の強みに何があるのか、大学への想いを上手くまとめることが出来ず苦労しました。そんなときに助けてくれたのが友達でした。友達との思い出から自分の強みを見つけることが出来ました。また、友達と文章の書き方について話し合うことで、適切な表現やまとめ方が浮かび、より良い文章を書くことが出来ました。何気ない日常から文章を書くヒントを得たり、友達と話し合うことで自分を見つめ直せたりすることができます。

堂々とした自己アピールが
合格には不可欠です

 3つ目は、自分自身のことを書くときは自信を持って書くことです。自己推薦書では自分の強みとなる部分を書かなければいけません。私は自分のことを書くことが苦手でした。しかし、大学合格を目指すためには自分の強みや大学への想いを先生方にはっきりと伝えて、アピールする必要があります。そのため自信を持って書くことが大切です。
 このように、指定校推薦での受験では高校3年間全てが関係してきます。そのため、授業や家庭学習に取り組みつつ、友達や先生との交流も積極的に行ってください。充実した高校生活を送り、合格を掴み取ってください。

明治学院大学

心理学部 心理学科

令和4年3月秀光コース卒業
秀光中等教育学校 前期課程出身

勉強に懸命に励むクラスの仲間を気遣い
集中しやすい環境を皆で作りましょう
努力を積み重ねていたので
進路変更にも対応できました

 高校3年生は予測不能な1年でした。私自身高校3年の春まで、確固とした目標を持っており、その道しか考えていませんでした。しかし、些細なことがきっかけで初めて別の分野に興味を持ち、大幅な進路変更を行いました。受験科目も志望大学も大きく変わり、今まで明確に進路を考えていたこともあって非常に勇気のいる選択でした。
 その中で自分が第一志望大学に合格することができた最大の理由は、高校3年間の積み重ねであると考えています。普段の定期テストや生徒会活動、部活動はもちろんのこと、高校2年生から受験に向けて英語と国語を強化してきました。具体的には、普段の自学自習で苦手教科を潰すために、しつこいほど学校の先生に質問しに行きました。新しい問題を多く解くことよりも、疑問を解決することに重点を置くことは、心のしこりが解消され、自分の学習に対する自信が積み重なります。また、学習面以外にも生徒会や部活動で役割を担ったりと課外活動にも力を入れて取り組みました。進路変更の意志を固めたのは校内模試の直後でしたが、日頃の学習の積み重ねで得た学力や課外活動への取り組みのおかげで第一志望の推薦をいただくことができました。
 また、学年の人数が少なかったため良くも悪くも影響力の大きさを実感しました。例えば、複数人が賑やかにしているとすぐに全体の空気が緩み、騒がしい環境になります。一方複数人が勉強していると、その空気が伝染し、静かな環境づくりが可能となります。つまり、受験生として勉強しやすい環境づくりを行うためには、クラスの仲間を気遣うことはもちろんのこと、自分も学習に懸命に取り組むことが最重要なのだと学びました。

東京農業大学

地域環境科学部 生産環境工学科

令和4年3月特別進学コース卒業
東仙台中出身

勉強に費やせる時間は想像以上に
少ないので有意義に使いましょう
卒業生から話を伺った上で
東京農業大学を志望しました

 私は指定校推薦でこの大学に合格しました、この大学を選んだきっかけは、この大学の資料に興味を持ち、実際にその大学を卒業した人から話を聞いたことです。お話を聞いてから、指定校推薦のリストを見てみると、その大学があり、元々農業系の大学を目指していた私は、これはチャンスではないかと思い、挑戦しました。
 初めに、私が高校生活の中で意識したことについてお話します。まず一番に意識したのは授業を休まず、きちんと出席することです。一見、当たり前のようなことに感じますが、指定校推薦を狙う場合、評定がとても大切になってきます。ただ定期試験で良い点を取っても、提出物などを出さず、授業態度が悪いと評定をつける際に、低い点をつけられ、出願条件を満たせず、推薦を諦めることに繋がる可能性があるからです。これは総合型選抜や公募制推薦で受験を考えている人にも言えることかと思います。

サイエンス・コ・ラボは
理系ならぜひ参加しましょう

 次に意識したことは、実績を作るということです。推薦制度で受験をする場合、志望理由書を書く必要があります。志望理由書を書く際に、志望理由だけではなく、自己アピールも含めた文を書かなければなりません。そのためにも、学校主催のイベントやボランティア活動、生徒会活動への参加、英語検定や数学検定などの取得をしておくと良いと思います。特に理科の実験講座のサイエンス・コ・ラボは、実際に東北大学に行き実験をすることもあるので特におすすめです。英検、TOEIC、GTECなどは私立大学の一般入試の際にも活用できるので、早いうちから取得しておくことを勧めておきます。
 志望理由書を書く際には、自分がなぜその大学に進学したいのか、何を大学で学びたいのか、将来はどのようなことをしたいのかをある程度明確にしておくことが大切です。加えて大学の賞賛のみにならないこと、そして選んでいただく意識をもち、謙虚な姿勢で臨むことも大切です。
 最後になりますが、3年間の長いようで短い高校生活の間には多くの誘惑があるかと思います。しかし、実際に勉強に費やせる時間は思っている以上に短いです。そのような大切な時間を、皆さんはどうぞ有意義に過ごしてください。

國學院大学

文学部 史学科

令和4年3月特別進学コース卒業
東仙台中出身

問題を自力で解決しながら一つのことに
一生懸命になることで成長できます
1年次から指定校推薦を意識して
高い評定の維持に努めました

 私が指定校推薦で受験しようと決めたのは高校2年生の中頃でした。指定校で受験しようと決めたきっかけは、私は勉強面だけでなく部活動も一生懸命に取り組んでいたので、その努力を生かして大学受験をしたいと思ったからです。
 私は、高校1年生の時から、指定校推薦で大学を受験できるということを知っていたので、1年生の時から高い評定を得ることができるように、定期テストや小テストの勉強を頑張りました。具体的には、私は部活動に所属していて日常からまとまった勉強時間を確保出来ていなかったので、定期テストの1か月前からはテスト勉強を行い、対策に時間をかけていました。高校1年生の頃は特に、テストの科目数が多いため、1か月半ほど前からテスト勉強をコツコツやっていたと思います。英検などの資格取得については、私は英検を2,3年生で取りました。英語に関しては、さほど苦手意識はなかったため、参考書を買って勉強しました。

色々なことに挑戦することが
受験にもプラスになります

 勉強ももちろんですが、私は高校生活のうちで何か一つでもいいので、自分が夢中になれるものを見つけることが大切だと思います。私の場合は、自分が夢中になれるものが部活動でしたが、部活動だけでなく自分の趣味などでもいいと思います。指定校推薦を利用するとき、出願する際に自己推薦文のほかに活動レポートなどを課す大学もあります。そのような大学を受験する際に、自分が高校生活で一生懸命に頑張ったことがあるとスムーズに書け、自分をアピールすることができると思います。自分が真剣に取り組んでいく中で、上手く行かないことや苦しい思いをすることがあるかと思いますが、それに対して、自分なりに工夫して問題を解決することが、自分を成長させるために大切なことだと思うので、自分が一生懸命になれるものを持つことが大切だと思いました。
 受験のために一生懸命になれることを探すだけではなく、ただ純粋に面白そうや楽しそうといった興味から、何かを始めるのも高校生活を豊かにしてくれると思うので、いろいろなことに挑戦していってほしいです。

東京経済大学

現代法学部 現代法学科

令和4年3月秀光コース卒業
秀光中等教育学校 前期課程出身

先生方に親身に支えて頂いたからこそ
合格できたのだと実感しています
国内外の社会問題について
考えていきたいと思いました

 私は中学校3年時の頃に、ニュース検定の受検を先生に勧められ、ニュースの勉強をしていく中で、今の社会で問題になっている解決法は一体何であるのかと疑問になりました。だが、最後まで解決法は分からず、調べても現状はそのままのものが多かったです。ニュースを勉強する中で、実際の現地ではどうなっているのかと何度も疑問に思いました。実際に見てみなければ分からないことがあり、現地で見ることができる環境や社会問題を専門的に学べる環境は東京経済大学しかないと思いました。
 私は高校3年間、英語の学習に力を入れて取り組んできました。中学3年時にカナダ・リーダーシップ研修に参加したことがきっかけで、英語の重要性に気づいたためです。そこから授業に集中するだけでなく、英語科の先生にライティング・スピーキングの個別指導を依頼し、文法に重点を置いた学習にも取り組みました。自宅ではBBCニュースを視聴することでリスニング能力を高めました。その結果、高校3年時に実用英語技能検定2級を取得することができました。

地域の合唱団に参加し
率先して活動しました

 私は、小学3年時の頃から地域の合唱団に参加し、8年間に渡って活動してきました。合唱団のメンバーは、年齢層の幅が広く、高校生として小学生の手本にならなければいけません。そうした心掛けによって、合唱団のために自分ができることは何かを常に模索し、周りよりも早く行動することを意識してきました。
 推薦入試の試験では、私の受ける前の年から小論文が始まり対策することが難しく感じました。対策として、学校の先生に他の大学と似た過去問を用意していただき、1週間に何度か添削をしてもらいまいた。そして色々な問題に触れることができ、あまり緊張せずに受験を迎えることができました。改めて、受験は一人で乗り切れるものではなく、多くの人に支えてもらって合格できるものだと感じました。

東京経済大学

経済学部 経済学科

令和4年3月英進進学コース卒業
秋田 山王中出身

相談に乗って下さった担任の先生を始め
先生方には本当に感謝しています
進路を決める前から
推薦受験を考えていました

 指定校推薦で東京経済大学経済学部に合格させていただきました。私は当初、行きたい大学や、将来なりたいことが決まっていませんでした。しかし、指定校推薦を駆使し、大学に進学したいという抽象的な目標はありました。そこで、指定校推薦で行ける大学の選択肢を増やし、後から行きたいところに行けないようなことをなくすために、様々なことに挑戦し、努力してきました。一つ目は定期考査です。日々、予習と復習に力を入れて高得点を保ち、内申点の向上を図りました。二つ目は検定の資格取得です。私は特に実用英語技能検定に力を入れました。準1級まで挑戦しましたが、これは力が及びませんでした。これら二つのことが指定校推薦の選択できる大学に大きく関わります。
 また、指定校推薦を勝ち取るには校内模試の結果が一番大切です。もし行きたい大学が被り定員が限られている場合は、その順位で決まってしまいます。私は3年生になってそれに気づき、出遅れて校内模試の勉強に取りかかりました。その時期は、ハンドボールの大会と重なっているので、両立がとても大変でした。

小論文は日々新聞を読み
社会問題に触れていました

 私は、指定校推薦が決まるまでニュースや新聞を読み、時事問題などの知識を慌てて入れました。指定校推薦が取れた後はそこの大学の受験に力を入れないといけませんでした。私の場合は、60分で800字の社会問題に対しての小論文でした。大学によって異なりますが、日々新聞に触れることを推奨します。早めにこれに気づけたら、ぜひ校内模試の過去問に取り組んだり、志望する大学について調べ、募集要項をきちんと確認しておいてみてください。
 最後に、私の進路に親身に相談に乗ってくださった、担任の先生には感謝しています。多くの先生方、本当にありがとうございました。

東京薬科大学

薬学部 薬学科(男子部)

令和4年3月特別進学コース卒業
七北田中出身

進学後も仙台育英と先輩方のおかげで
合格できたことを忘れずに頑張ります
英検やTOEIC等に挑戦し
周りとの差をつけましょう

 高校に入学した時点での私は指定校推薦という制度があることすら知りませんでした。また、大学進学に関して具体的な目標はなかったので、まずは学期毎にある定期考査で良い点数をとることを目標にしました。テスト直前に詰め込むというよりは、授業中にある程度完成させられるように日頃から手を抜かずに頑張ってきました。そのおかげで最終的な評定平均値は5.0と良い成績を残すことができました。指定校推薦という制度を知った際にも「評定基準を満たしていないから諦めよう」といったように選択肢を減らすことなく、進学について考えていくことができました。可能性を狭めないためにも課題や提出物など今できることをしっかりとやっておくということが大切だと思います。余裕のある時に英検や漢検のような資格を取得し、周りの人と差をつけるというのもひとつの手です。私は英語が得意ではありませんでしたが、過去問を用いて対策することで英検2級に合格しました。私は、英検S-CBTというコンピュータを用いて一日で3技能を測る試験を受けました。これは従来の英検と異なって自分の好きな日に試験日を設定することができるというメリットがあります。従来型もS-CBTもどちらも長所と短所があるので自分に合った方式を選びましょう。一般入試においても、英検やTOEICなどのスコアが基準を満たしていれば英語の試験の免除や加点という大学もあるので、ぜひ挑戦してほしいです。

大学で必要な物理の勉強を
合格後に進めています

 合格後、大学から物理、化学、生物全てやっておくとより良いという連絡がきたので、共通テストが終わってからは理科の科目選択で選ばなかった物理を参考書を用いて学んでいます。分からないところがあれば、同じく推薦で合格した友だちに聞いたり、インターネットを活用して調べたりしています。一般入試よりも早く結果が分かるので大学入学へ向けて自分なりに予習を持って準備していけるところもこの制度の魅力です。
 高校と大学との信頼関係、そしてこれまで進学していった先輩方のおかげで入学することができたということを忘れずにこれからも頑張っていきます。
 皆さんも自分に合った進路を選択できるように情報を集め、目標に向かって頑張ってください。

東京薬科大学

薬学部 薬学科(女子部)

令和4年3月特別進学コース卒業
仙台第一中出身

やりたいことや今だからできることに
後悔しないように挑戦しましょう!
コロナ禍で在宅時間が増え
進路を深く考えました

 私は2年生まで指定校推薦を使うことは全く考えておらず、一般入試しか頭にありませんでした。新型コロナウィルスの流行によって、家で過ごす時間が増え、自分の進路についてより考えるようになったとき、薬学を学ぶことに興味を持ち始めました。3年生になり指定校推薦の枠に志望大学があることを知り、推薦を志しました。
 推薦に決めたのが3年生からという遅い時期だったのにもかかわらず、校内選考を通り、無事合格できたのは日々の学習や学校の活動を積極的に取り組んでいたからだと思います。学校の予習・復習はもちろんですが、1・2年生の頃は考査の1ヶ月前から準備するよう心がけていました。私は苦手な暗記科目や、考査後に提出物のある科目から手をつけることで科目数が多い高校の考査も安定して点数を取ることができました。また、私はよく執務室に通って分からないところを溜め込まないようにしていました。結果として理解が深まるだけでなく、先生に顔を覚えてもらえたり、質問や相談がしやすくなったと思います。3年生になってからは毎日朝早くに登校して勉強時間を確保していました。1・2年生でも早く登校していたり、同学年の勉強に励む姿にたくさん刺激を受けました。

特別進学コース生でも
部活に励むことができました

 私たちの学年は天候や新型コロナウィルスの影響で行事がほとんど行われなかったため、個人の活動が自己推薦書や校内選考、そして面接ではとても重要だったと思います。仙台育英では一般的な行事の他にも、サイエンス・コ・ラボや中国語講座など自主的に参加する活動がいくつかあります。時間に余裕のある1・2年生のうちにこういった活動に参加することをおすすめします。
 次に部活動です。仙台育英は特別進学コースでも入部が可能です。私は入学当初は、勉強を頑張りたいと思っていたので部活は諦めようと考えていましたが部活がどうしてもしたくて同好会に入りました。私の部活は、週に3回でテスト前は休みだったので無理なく続けることができました。また、私は面接で面接官がその部活の顧問だったというのもあり、話題を広げることができ、リラックスして面接に臨めました。
 私が高校生活を通して一番伝えたいことは今やれることや、やりたいことは思ったときにできるだけやっておくべきだということです。私たちが新型コロナウィルスの流行を経験したように何が起こるか分かりません。後悔のないよう頑張ってください。応援しています。

帝京大学

文学部 史学科

令和4年3月英進進学コース卒業
蛇田中出身

仙台育英では行動次第で可能性を
どこまでも広げることができます
進路決定後からのスタートは
校内模試対策は遅すぎます

 私は高校入学した当初はフレックスコースでした。1年生の秋前から大学進学について考えている時に試験に合格すればコースを変更できると聞き、合格して2年生から英進進学コースに編入しました。私は歴史が好きだったので文理選択では文系を選択しました。そして大学受験を考えたとき指定校推薦で入ることに決めました。指定校推薦で大学に入るには3年生の1学期までの評定と3年生最初の校内模試で入りたい大学に見合う点数を取る必要があります。私は2年生時点では明確にどの大学を受けるか決めていなかったので、評定を落とさないことを意識しました。3年生に入り大学を決めている時担任の先生の紹介もあり進学したい大学が決まり、そこから校内模試の対策を始めましたが、はっきり言って遅かったと反省しています。なんとか私は指定校を頑張りましたが、もっと早い段階から準備すべきでした。振り返って思ったのは日々の積み重ねがとても大切だということです。校内模試は国数英と3教科あるのですが、これからの皆さんは先を見通して少しずつでも毎日やった方がいいと思います。自分自身のために頑張ってください。

面接と小論文の上達は
練習あるのみです!

 次に指定校推薦に入るには面接と小論文をしなくてはいけません、大学によってはさらに追加の試験をするところもあります。基本的に2つとも練習しない限り上達しません。小論文であれば様々なテーマを何回も書いて推敲を繰り返しやっていく、面接であれば聞かれそうな質問を練習するのはもちろん、視野を広げて疑問を持つこと、自分の良さを知ることが大切だと思います。
 最後に仙台育英は自分の行動次第で幅広い選択が可能な場所だと思います。学習に部活、多彩なことが可能なのがこの高校だと思います。高校生活の3年間でたくさんのことに挑戦してみて下さい。

帝京大学

外国語学部 外国語学科コリア語コース

令和4年3月英進進学コース卒業
渡波中出身

進路を決めていなくても1年次から
資格や評定を意識して過ごしましょう
将来の指針を見つけるため
進学しようと考えました

 まず初めに、私が大学進学を志した理由として、親戚のアドバイスを聞いたからです。具体的に述べると、大学とは高校と異なり、自分が学びたい分野を集中的に学ぶことができる場所である。しかし、自分の興味あることを見つけ、社会に対して視野を広げるための場所である。その言葉を聞いて私は、大学へと進学しようと決意しました。当時、高校1年生だった私は、進路のことは全く考えておらず、目標や夢もないのに大学に進学したって意味などないと思っていましたが、夢がないからこそ大学に行き、自分の合った方向性を見つけ、それを学ぶことで未来への可能性が広がっていくのだと思います。また、大学へ進学するということはたくさんの費用が必要になります。しかし、色々な奨学金制度があるので、お金のことは問題視せずに、自分自身の将来や興味のあることを追求していける進路を優先して欲しいです。

校内模試対策は過去問で
傾向をつかみました

 大学の進学方法として指定校推薦を利用して進学しました。指定校推薦は校内模試を受け、その結果次第でもらえるかが決まります。その校内模試の勉強方法として私が行った方法は、過去問を解くことです。校内模試は、定期テストと異なる問題の形なので、高校3年間の学習を振り返るのも大切ですが、模試の過去問や実力テストの過去問を解くことで、傾向と対策を立てることが出来るはずです。数学は、数Ⅰ、数A、数Ⅱ、数Bを中心的に、国語では、四字熟語と漢字、ことわざ、英語では、英単語、長文が何を説明しているか、あるいは示しているか、結論はどこに記述されているかを意識して取り組んだと思います。
 最後に、進路はまだ先だからと考えないで、あらかじめ、目安を立てておくほうが良いと思います。なぜならば、先になって自分の進路が決まった時に、指定校推薦を受けようと考えたが、受験資格が満たせないため諦めなければいけなくなる場合があるからです。なので、英検や定期テストの評定などを高校1年生の時から意識して欲しいです。夢や目標がない人達でも、資格や良い成績を取ることは得しかないので、どんどん挑戦していってもらいたいです。そして、後輩である皆さんが、有意義な高校生活、幅広い将来の中で、自分に合った道を選択することが出来るように願っています。

拓殖大学

外国語学部 スペイン語学科

令和4年3月外国語コース卒業
中国出身

先生方から教わった答えではなく
大学では自力で正解を探していきます
周囲の優しさを感じながら
多くを学んだ3年間でした

 高校三年間は、高校のカリキュラムの中で最も難しい年であり、挑戦の年であると私は考えています。練習問題をたくさん書き、学校や校外で試験を受け、挫折してもあきらめない勇気が必要な一年です。校内推薦を得るためには、二つの重要な要素があります。一つは、高校三年間の学業成績です。この三年間、真剣に試験に向き合ってきたかどうかというのが、この成績です。もうひとつは、資格を取得しているかどうかで、特に提出を義務づけているボランタリースクールを志望する場合は、資格の取得が必要です。仙台育英で過ごした三年間は、日本の文化をたくさん学び、クラスメートや先生の優しさを感じ、勉強の辛さも楽しさも経験し、忘れられない高校生活となりました。高校時代の三年間を振り返ってみると、あっという間でしたね。学生時代は「早く卒業したい」と思っていましたが、いざ卒業となると心の中ではとても寂しい思いをしていました。

高校を卒業しても
まだまだ勉強の日々です

 この先、クラスメイトや教えてくれた先生方に再会できるかどうかはわからない。でも、こんな素敵な思い出ができたことに感謝しています。新型コロナウイルスの影響で、高校時代の特別な行事に参加できなかったことが悔やまれますが、高校生活で特別な思い出といえば、オンライン授業です。現時点では、私たちは三年生として卒業しますが、まだまだ勉強を続けなければなりません。まもなく私たちは大学生になり、そろそろ将来の計画を立て始める時期です。未来はどうなるでしょうか、美しいキャンパスで憧れの大学生活を体験するのか、それとも社会に出て生活のために働き始めるのか。いずれにせよ、ここでは時間が縛られ、過去と未来がこの瞬間に一緒になるのです。 この日、私はある考えを皆さんにお伝えしたいと思います。今までは答えがある問いばかりを教わってきただけど、今から自分だけの正解をいざ探しにゆくんだ、解答用紙はこれからの人生、採点基準もこれからの人生。

拓殖大学

国際学部 国際学科

令和4年3月英進進学コース卒業
名取第二中出身

海外の講師との会話で進むOSTは
生きた英語を学べる貴重な授業です
観光業など英語力を活かす
職種に就くのが目標です

 私は指定校推薦で拓殖大学国際学部を志望し、合格しました。志望した理由は、中学生の頃から、将来は英語を活かした職業に就きたいと思っていたからです。そして、留学制度が整っており、観光実務研修や世界最先端のホスピタリティ・マネジメントを体験できる機会が設けられているからです。
 高校在学中は英語の勉強を中心に、英語検定やGTECの受験をしてきました。学校の授業では予習を欠かさずに行い、授業中に分からない単語や熟語があったときには、すぐに電子辞書で調べ、覚えるように心がけていました。また、週に1回行われていたオンライン型で海外の講師の方と教材を使って会話をするOSTは、普段は英会話をする機会がない私にとって、日常会話やネイティブな発音を学べる貴重な授業でした。英語に力を入れて勉強する一方、生活態度なども気を付けるようにしていました。3年間、遅刻、早退、欠席なしを心がけました。そのため、体調面に気を付けて過ごしました。
 私は志望大学を3年の時に決めました。今思うと、1,2年の時から自分が将来就きたい職業、したいこと、そのために何をすれば良いかを考えておけば良かったなと思いました。
 後輩の皆さんは、指定校推薦がとれるかが決まる6月の校内模試に向けて、日々、勉強に励みつつ、大学についてよく調べていてほしいと思います。

桜美林大学

ビジネスマネジメント学群 アビエーションマネジメント学類

令和4年3月外国語コース卒業
福島 中村第二中出身

多くの先輩方が乗り越えた受験に
自分を信じて突き進みましょう!
茶道部での経験が受験や
海外研修で役立ちました

 私が推薦入試合格のために心掛けたことは5つあります。
 一つ目として、推薦入試での合格へ近づくには評定が非常に重要だと考えます。自分の入学したい大学の評定をしっかり意識しておくことで、定期考査への心意気の度合いが変化すると思います。一年次では卒業後の進路がまだ正確には定まっていないとは思いますが、どんな選択をするにしても評定はその人の得意分野、どれだけの努力をしたかを見ることのできる大事な要素であり、基準、そして重要な判断材料になるため気を抜かずに一つ一つのテストをこなしていくことが重要だと考えます。
 二つ目は、部活動に入部したことです。私は一年次から日本伝統文化である茶道部に入部していました。部活動で取り組んだことを卒業後の進路でも役立たせたいと考えたからです。部活動での経験は、ハワイでの二週間の海外研修でも生かすことができました。特に、推薦入試の際に部活動での経験は大学へのアピール材料になりました。三年間継続をして、部活動に真面目に取り組むという熱意が大学側にも伝わったのだと思います。

一生懸命勉強した努力は
必ず自分に返ってきます

 三つ目に心掛けたことは、資格取得です。大学での出願条件には、英検などの資格条件が含まれている大学も中にはあります。受験を申し込む前から対策を長く行い、取得に向けて勉強したことで、高校三年間で二つの資格を取得することができました。
 四つ目に心掛けたことは、通学時間や隙間時間の有効活用です。私は自宅と学校との距離がかなり長かったため、その時間を有効活用して勉強をしていました。単語帳を何度も繰り返し見ることや、授業の復習、教科書を読み返すことなどをしていました。定期考査の日は、前日取り組んだ内容の復習をすることで完璧に点を取っていました。
 五つ目に心掛けたことは、普段の生活態度です。規則を守り普通に過ごしていれば何事もなく自分のやりたいことに集中して打ち込むことができます。高校生の間は学校の規則を守り、楽しい高校生活を送ってほしいと思います。
 最後に後輩の方たちへ。三年間はとてもあっという間に過ぎてしまいます。入学式の日が昨日だったかのようです。もちろん思い出を作ることも大事ですが、勉強も遊ぶぐらいに怠らず取り組むことで、必ず結果が自分に返ってきます。受験期は大変ですがみんなが通ってきた道です。自分を信じて突き進んでください。仙台育英の卒業生として心から応援しています。

桜美林大学

航空・マネジメント学群 フライト・オペレーション(パイロット養成)コース

令和4年3月秀光コース卒業
秀光中等教育学校 前期課程出身

悩んだときは周りに相談して
一人で抱え込まないようにしましょう
いつかはパイロットになると
以前から決めていました

 私は高校2年生の夏休みの時に国公立大学の看護学部に進路を決め、受験勉強を始めました。だから、私は指定校推薦について全く考えていませんでした。私が今の進路を決めたのは高校3年生の5月です。どのような進路を辿ってもいずれパイロットになるとは決めていたのですが、フライトオペレーションコースを志望した理由は大学からパイロットに必要な資格を取れること、パイロットになるためのカリキュラムが組まれていること、コロナ禍における航空会社の採用状況など様々なことを考えて決めました。

先生方や友達に励まされて
苦しい時期を乗り越えました

 また、私は周りの人より少し早く受験勉強を始めたいも関わらず、模試などでも想像以上に伸び悩み、高校3年生の4月の模試でも思ったように成績が上がらず、むしろ下がってしまって本当に気持ち的にも苦しかったことも進路に影響したのかもしれません。両親にも苛立って強くあたってしまったり、教室が受験の雰囲気でないことにイライラしてしまったり、体も気持ちに追いつかなくなり、体調を崩してしまったりと高校3年生の4月、5月が一番私の中では苦しい時期でした。そのとき、私は先生方に悩みを相談してアドバイスをもらったり、仲の良い友人に悩みを相談し、一緒に勉強をしたりして乗り越えました。受験は一人では絶対に乗り越えられないのだと身をもって実感しました。そのような意味で受験は団体戦なのだと思います。
 大学合格後は、航空無線通信士という国家資格の勉強をしたり、TOEICの勉強をしたりととても充実しています。後輩の皆さんは、変わっても良いので行きたい大学を決め、目標を作ってください。そして一人で頑張ろうとせず、困ったときや悩んだときは先生や一緒に受験勉強を頑張る仲間に相談して抱え込まないことが大切です。周りの人への感謝を忘れず、自分の納得のいく進路に進めるように後悔のない受験生活を送ってください。

立正大学

文学部 社会学科

令和4年3月英進進学コース卒業
台原中出身

校内模試は過去問を何度も解き
自信をつけて臨みましょう
英検取得や委員会活動などに
積極的に取り組みました

 私は1年生の頃から、指定校推薦での大学進学を考えていました。自分が学びたいことが決まっているのなら、確実に合格に近づける指定校推薦を狙うのが良いと思います。私は、この大学の指定校推薦をいただくために英語検定の取得や育英祭実行委員の活動を積極的に行いました。また、教科を問わず授業を真剣に聞き、基礎を定着させていきました。期末テストは苦手な教科を重点的に勉強し、良い結果を出せるように取り組みました。推薦枠をいただくためには、テストの点数はもちろんのこと、日々の授業態度や提出物を期限内に提出するといった生活面も含まれるので、一つ一つを怠らないようにすることが大切です。
 そして、指定校推薦をいただくにあたって最も重要なものが校内模試になります。少しでも良い結果を残そうと思い、校内模試の過去問を何度も解きました。過去問を何度も解けば自信がつくのであきらめずに頑張ってください。
 受験内容は、事前にレポートを提出することと、面接でした。面接では、なぜこの大学を志望したのかといった志望理由を聞かれたり、大学に入学してから何をしたいかといった質問をされ、あまり難しいことは聞かれませんでした。
 コロナ禍で状況が大きく変わって大変ですが自分を信じて諦めずに頑張ってください。皆さんの成功を心から願っています。

学習院女子大学

国際文化交流学部 国際コミュニケーション学科

令和4年3月外国語コース卒業
稲井中出身

毎日を大切に過ごしたことが自信になり
第一志望合格につながりました
共通テスト用の教材を使い
校内模試対策を行いました

 私は1年生の頃から指定校推薦を視野に入れていたので、平均評定が高くなるように定期考査には特に力を入れていました。また資格取得だけでなく部活動に所属し、大会や日々の練習を一生懸命に励み、文武両道をこなしました。指定校推薦では、評定や資格も大切ですが、一番重要なのは校内模試です。どれだけ高い評定でも、部活を頑張っていても順位によって自分の志望する大学への推薦が取れるかが変わってきます。私は高い順位を取れるように共通テストのワークを何度も解き、問題に慣れるようにしました。そのため徐々に点数が上がり校内模試でも思った以上の点数を取れました。

高校で学んだ華道などを
大学でも続けていきたいです

 私が学習院女子大学を目指したきっかけは、日本伝統文化の授業があり、国際的な事を深く学ぶことができ且つ就職率が女子大の中で高いということが、私の求めていた条件に一致していたからです。茶道の授業を通して、日本伝統文化に興味を持ち、大学でも続けていきたいと思い、授業の一つとして香道や華道などを学ぶことができる学習院女子大学に、とても魅力を感じました。他大学の国際学部とは違って、幅広く国際について学ぶことができます。また1学部3学科ととても小規模な女子大ですが、自分の学びたいことを集中して伸ばすことができると感じました。他にも国際交流が盛んで、留学制度や途上国へのボランティア活動があります。私は今までに海外に触れる機会が少なかったので、大学で多くのことに挑戦することの環境が整っていると思いました。さらに就職のサポートが手厚いため、大学で4年間を過ごしていくにあたって、良い大学生活を送れると思いました。
 7時間授業や長時間の通学、部活では宮城野だったので、遅れての参加や10分だけの練習など、毎日が時間との闘いでしたが、諦めずに毎日を大切に過ごしていったことで、自信を持てるようになり、大学の合格にもつなげることができたと思います。高校3年間は本当にあっという間です。一日一日を大切に意味のある3年間にしてください。

工学院大学

情報学部 コンピュータ科学科

令和4年3月英進進学コース卒業
多賀城第二中出身

これまで学んだ知識を大学で掘り下げ
実践的に使えるようにしていきたいです
高度なプログラミング言語を
大学で習得したい

 私が大学進学を目指したきっかけは、プログラミングなどに興味があり、大学でプログラミング言語の習得をしようと考えたからです。また、より確実に早期の合格を決めたかったので推薦入試で受験しようと考えました。
 指定校推薦を頂くために努力したことは2つあります。1つ目は、定期考査です。定期考査に向けて日々の授業内容を後から復習できるように見やすくまとめることや、その日に復習しないといけない箇所は付箋を貼って復習するようにしていました。結果として、満足のいく成績がとれました。2つ目は、指定校推薦を頂くためにあたって重要な校内選考です。校内選考に向けて3か月ほど前から、1年次の内容から順に復習しました。これらの経験から自分が思ったことは、大学受験は、私の場合は、少し出遅れたのですが、1年次から学校以外での勉強習慣を作るべきだったと感じました。2年次の夏休みから受験に向けて勉強するべきだと感じました。

BGMや休憩等工夫しながら
モチベーションを保ちました

 私がおすすめする勉強法は、50分勉強して10分休憩する方法です。また、勉強のし始めは作業用BGMなどの歌詞が無いものを聴きながらモチベーションを上げてやっていました。自分の場合、そのうちやっていると休憩を挟まなくても集中力が続くようになり、ずっと作業に打ち込んだりしていました。勉強へのモチベーションが下がってきたときは、新しい文房具を買うなどして、モチベーションを維持していました。
 私にとって大学とは、小・中・高で習った知識をさらに学び実践的に使えるようにする場所だと考えます。そのため、大学では、専門的な資格を取得するなどしてこれまで学んだ知識の意味を自分なりに見つけたいと思います。また、大学では自分の短所を長所に変えられるように、色々なことに挑戦したいと思います。

工学院大学

情報学部 情報デザイン学科

令和4年3月情報科学コース卒業
青森 浪岡中出身

仙台育英の多彩な講座やイベントは
新たな学びや情報に触れるチャンスです
大学連携講座に参加して
研究したい事ができました

 私は指定校推薦で進学する予定は元々なく、海外の大学進学を目標としていました。1年のときから継続して大学連携講座に参加しており、開発内容に興味をもちはじめました。そのため将来の夢について考え方が変わり、興味をもった研究ができる大学に志望変更しました。
 まず大切なことは積極的に自分から参加することだと思います。さまざまな人や物事に関わることで将来のやりたいことがはっきり見えてくることがあります。仙台育英では定期的に外部から講師を招いて講座を開いたり情報を配信したり、授業では習うことができないことを詳しく学ぶことができます。面接時のアピールポイントにもなりますし参加してみる価値はあるのではないでしょうか。

推薦枠を争うライバルと
資格等で差をつけましょう

 そして最も重要なことは良い成績をキープすることです。欠席をなるべくせず授業をよく聞き、提出物を期限までに出していれば平常点は心配ないです。テスト前には教科によって対策プリントが出ることがありますので苦手な範囲を再確認し、復習を怠らないようにしましょう。他には、条件として資格を取得しておくことが求められることもあります。情報科学コースは英検や数検等に加えMOS試験をはじめとした専門の資格をいくつも取得することができます。個人のペースで学習を進めることができるので自分に合った勉強方法を見つけてみてください。資格は今後の就職活動の際にも見られるところですのでタイミングを逃さないようにしましょう。
 人気の大学・学部からの推薦枠は、そこを狙う校内のライバルも多くなりがちで確実に自分が推薦をもらえるとは限りません。資格を取得することと定期考査で全科目を全般的にしっかり取り組み、評定平均を上げることが志望大学の選択肢が広がり、たとえ同じ大学を狙っているライバルがいたとしても有利になります。時間は皆平等ですので後々後悔しないよう空き時間を有効に使っていきましょう。

工学院大学

先進工学部 環境化学科

令和4年3月特別進学コース卒業
逢隈中出身

欠席することなく授業に集中し
定期テストで高成績を修めましょう
コロナ禍でいち早く合格を
手にしたいと思いました

 私が大学生を目指した理由は、父が建設会社に勤務しているので、小さい頃からの夢だった建築士になろうと考え、そのために必要な資格の取得において、大学進学が必須だったからです。3年生までは一般入試で工学部を受けようと思っていましたが、その後、夏休みの三者面談の直前に、別の進路として自分がやってみたいことを見つけることができたので、いち早く合格を手にしたい気持ちと、コロナ禍ということもあったので、一般入試はリスクが高いと思い指定校推薦での入試を選択しました。
 合格のために心がけたことは、入学当時から学校を休まず、遅刻・早退をしないことでした。次に、普段の生活の中でも仙台育英の生徒として恥じない身のふるまいを心がけることにも努めました。それから、特別進学コースでは部活と勉強の両立が難しいのではないかと思い、入部はせず、塾にも一切行かず、帰宅後は一日5時間程度の学習時間を設けました。そういった毎日の努力が、おのずと学習評価に繋がっていったと思います。また、その他にも英語検定等の取得に向けて勉強を行ったり、苦手教科を克服するための努力はもちろんですが、得意分野を伸ばし、試験の成績を上げようとしました。
 自己推薦文ですが、完成まで10回はねり直しました。初めに提出したときは、今になって考えるとまるで書けていなかったと感じます。推敲に推敲を重ねていくうちに、最終的には自分でも納得のいく内容の自己推薦文が書けました。そういった点では、担当してくださった先生方の助力あっての合格だったと感謝の気持ちでいっぱいです。

夢を実現するための進路を
高校生活で見極めました

 私にとって大学とは、将来の就職の際に自分のなりたい職業に就くために、必要な学問を身につけるための場です。そのための前段階として、高校での生活は、自身の将来の夢を叶えるために、目指そうとしている大学が自分に合っているのかと考えるための大切な3年間になったと思います。私は高校生活での3年間の半分は学校へ行けず、オンライン授業だったような状態でしたので、これから後輩達が高校で、教室で先生方から授業を受ける時間は私より多いと思います。休まずにしっかり先生の話を聞くこと、そして学校の勉強をおろそかにせず、定期テストで満足できる成績を得ることはとても大切なことです。その努力がおのずと、高校3年生の期間で自分が希望する指定校に対する評価を得られる道につながると思います。

実践女子大学

人間社会学部 人間社会学科

令和4年3月特別進学コース卒業
幸町中出身

苦手教科もできる限り精一杯取り組めば
努力を評価していただき自信になります
県外の大学で学ぶのが
中学生からの目標でした

 私は以前から県外の大学に進学するという目標を持って勉強に励んでいました。その目標を達成するための第一歩が仙台育英に入学することでした。なぜなら、仙台育英は宮城の中でも特に指定校推薦枠が多いからです。県内だけでなく、県外の指定校推薦枠もたくさんあるので、県外の大学進学を希望していた私にはぴったりでした。そのため、中学2年生ぐらいから仙台育英に入学するために努力を始めました。
 入学してからは、指定校推薦の枠を獲得するために、普段の生活態度に気を付けることはもちろん、生徒会に入ったり、定期テストで良い点数を取れるように勉強に取り組みました。その他習い事等も成果を残せるように努力しました。
 特に勉強面では得意教科と苦手教科があるので大変でした。しかし、苦手なものは何度も繰り返し問題にチャレンジしてみたり、提出物に力を入れたりなど、自分のできることに精一杯取り組みました。そうすると苦手なものでも評価していただけるようになり、自分の自信にも繋がりました。
 また、受験大学が決定してからは、小論文対策と面接対策に力を入れました。過去に同じ大学を受験した卒業生の方のレポートを見ながら過去問を解いたり、何度も面接の練習をしたことが大学合格の要因だったと思います。
 高校生活で経験した事や学んだ事はどれも自分にとって必要な事であったと思うので、大学生になっても活かしていきたいです。

東京工科大学

デザイン学部 デザイン学科工業デザイン専攻

令和4年3月英進進学コース卒業
多賀城中出身

専門分野の知識を蓄えていたことが
課題や面接で大いに役立ちました
ものづくりについて専門的に
学びたいと考えました

 大学合格に向けて意識して行ったことをいくつか紹介したいと思います。
 まず、最初に行ったことは将来自分が何をしたいか。そしてどんなことを学びたいかをしっかりと考えることです。私は高校入学当初、自分の将来について明確に考えてはいませんでした。しかし大学に進学し、より専門性の高い分野を学ぶ上で大学の四年間で学ぶだけでなく、将来に直接繋がる可能性が高くなるため、自分が本当にしたいことを明確にしなければなりません。私は将来について考えたとき、ものづくりをしたいと考えたため身近な小物から建築まで様々なものづくり分野に関心を持ち、たくさん調べることで自分に合うと思った大学への進路決定に役立てました。

学校生活では自ら進んで
責任ある役割を担いました

 次に、決めた進路に進むために行ったことを紹介します。私は決めた学部が、文理はっきり分かれている学部ではなかったため、自分の進む分野にあった学習も少しずつ取り組んでいきました。早めに大学での学びを進めることで入試に面接がある大学では、専門的な質問に対してスムーズに答えやすくなり、入学前の課題等にも取り組みやすくなるため、進路決定した際に行っていてよかったことの一つです。また高校での学びを生かすために検定や資格にもいくつか挑戦しました。高校だけでなく同世代の人全体と比べて学習が身についているか確かめる意味でも、検定や資格の受験をしておくメリットはあると思います。
 また全体を通してイベントや役割に積極的につくようにしました。部活動では副部長をすることで、それまでチームのための行動や指示を意識していなかったことも考えるようになり、部活動以外の場面でも活かせる力が身についたと感じています。他にもリーダーシップ講習に参加することで、自分がリーダーになった時以外でもチームの中で意見を考え発表する力も身につけられました。
 これらのことを大学進学に向けて行うことで、無理なく高校生活も充実させて将来への行動が出来ると思います。

神奈川大学

法学部 法律学科

令和4年3月英進進学コース卒業
大衡中出身

教室で友人たちと過ごす時間を大切にし
充実した高校生活を過ごしましょう
警察官を目指しているので
法知識を身につけたいです

 私は将来警察官になりたいと思っています。そのために法律の知識を蓄え、活用する力を身につけたいと思い、夢を実現できる環境が揃っている神奈川大学の法律学科に進学しようと決めました。その中で推薦入試を目指そうと思った理由は、他の受験方法よりも合格が早くわかるため、大学生になるための準備にすぐに取りかかることが出来ると考えたからです。指定校推薦は大学ごとに評定基準が違うため、自分が志望する大学の基準を下回らないように、定期テストや日々の授業態度をしっかりすることが重要です。また、3年生になって行われる校内模試もとても重要になってきます。なぜなら、人数枠よりも志望者が多い場合模試の点数で決められるからです。校内模試で良い成績を残すために4月から本格的に対策を始めました。先輩から過去問題を譲り受けたのでその問題に取り組みながら分からない所を先生に質問して苦手をなくしていきました。本番では自分の力を発揮して良い成績をおさめることができました。なので、指定校推薦を狙っている人は校内模試で良い点数を取れるよう早くから対策を行うことをお勧めします。

コロナ禍での受験において
志望理由書はとても重要です

 神奈川大学の指定校推薦の受験方法ですが、最初は志望理由書を提出し後日面接を行う予定でした。しかしコロナに対する感染予防として面接による選考がなくなり、事前に郵送する志望理由書で合否が判断されることになりました。なので志望理由書で自分の思いを伝えられるよう、何回も添削していただきました。神奈川大学に限らずですが、コロナ禍である間は志望理由書で合否が判断されるケースは少なくないと思います。しっかり志望理由書からも熱意が伝わるように書くことが大切です。また、私は神奈川大学で毎年行われている奨学金を受け取るための「給費生試験」を受けました。その試験に合格すると給付型の奨学金を受け取れるのですが、例年倍率がとても高いです。なので私は3年生になってからすぐ夏休み明けまで、たな各科目の基礎固めをひたすら行ってそこからは問題解きを行いました。結果は惜しくも不合格でしたが、過去問題を勝手対策すれば充分狙うことが出来ると思いました。もし挑戦したいと考えてる方はなるべく早く基礎を固め問題を多く解くことをおすすめします。
 私は2年、3年生の時はコロナの影響で行事がほとんどありませんでした。なので、教室で友人たちと過ごす日々の学校生活を大切にしていました。もちろん受験に向けて時期が近づいて来たらそれぞれ対策をしなければなりません。しかし、みなさんもコロナ禍で行事がなかなかできない状況で日々の生活を送っていることと思います。どうか、クラスの友人たちと過ごす時間を大切にしてください。そうすることによって、学校生活も充実したものになります。それぞれの進路達成に向けて、頑張ってください。

神奈川大学

経営学部 国際経営学科

令和4年3月英進進学コース卒業
東京 大森第三中出身

支えてくれる家族の存在の大きさに
寮生活を通して気付かされました
授業で基礎を固め学習と
部活動を両立できました

 高校入学当初から指定校推薦で大学へ進学したいと考えていました。まず、評定を4.3から3年間落とさないことを目標とし、毎日の授業を受けていました。授業をしっかり受けることで学びの基礎を築くことが出来ました。私は部活動に所属しており寮生活を送っていたので、勉強時間の確保が難しく短い時間の勉強でしたが、日々の授業で築いた基礎のお陰で良い点数を取ることが出来ました。私はこの3年間で積み重ねることの大切さを学びました。このことは勉強だけでなく部活動や普段の生活にも当てはまります。部活動では頑張れば頑張るほど結果が付いてくるということを学びました。また、普段の生活は寮生活を通し、積み重ねることで作業の効率化を学び、親のありがたみを身にしみて感じました。寮生活では部屋を自分で掃除しなければ部屋はきれいになりません。温かいご飯も好きな時間に何もせず出てくるのは親のお陰です。寮生活にチャレンジする人、そうでない人も日々の生活を見直し親への感謝を忘れずに生活してみてください。

人生で1度の高校生活を
有意義に過ごしましょう!

 私は校内模試で自分でも驚くような順位を取ることができたので大学の選択肢が広がりました。大学は自分が学びたいことを学びに行く場なので、ビジネスに興味があった自分は経営学部に絞り大学を探しました。そして、神奈川大学経営学部国際経営学科に興味を持ち、調べていくうちにとても魅力を感じ、この大学で学びたいと思いました。無事に志望大学の指定校推薦を勝ち取ることができたのは、3年間の日々の積み重ねだと思っています。
 ぜひ皆さんも仙台育英で過ごす3年間、明確な目標を持ち、目標に向かって日々の積み重ねを大切にしてください。そして、人生で1回だけの高校生活を楽しんでください。

神奈川大学

外国語学部 中国語学科

令和4年3月英進進学コース卒業
青森 白山台中出身

大学や学科の特徴を調べるほど
志望理由書が書きやすくなります
必要な基準よりも高めの
評定を目標にしていました

 私は指定校推薦で神奈川大学外国語学部中国語学科に合格することが出来ました。
 私は高校入学時、専門学校への進学を考えていました。しかし、高校生活を送りながら言語やアジアの国々の文化などに興味を持ち、大学進学することを決め、高校2年生の時には神奈川大学進学を志望しました。最初、私は公募制推薦で受験しようと考えていたので過去問なども解いていました。また、その頃にはコロナ禍でオープンキャンパスなどが無くなっていたのでとにかく資料を集めたり、大学ホームページを見て学校について調べたりしていました。校内模試の対策は3年生になってから本格的に始めました。英語の単語帳などを使ったり、教科書などを利用したりして特に英語の復習をしていたと思います。また3年生の三者面談で評定が下がってきていることを指摘されたのもあり、推薦のために必要な評定を意識し始めました。前年などの指定校一覧を見て必要な評定を確認し、余裕が持てるようにそれよりも高めの評定を取ることを目標に定期考査に取り組みました。私の年から、指定校推薦のために必要な評定が高くなっていたので、余裕を持てるよう一生懸命勉強して良かったと感じています。

大学のオンラインイベントに
積極的に参加しました

 評定を意識することだけでなく、私が受験するにあたってしていて良かったと思ったのは大学についての知識をつけることです。推薦を受けるための自己推薦書を書くには志望理由や自己分析が必要になってきます。また、私はコロナ禍で受験方法のうち面接がなくなり、書類のみの志望理由書を書くこととなりました。パンフレットや大学ホームページを読み込んで詳しくなっていた分、この学校に通いたい、この学校で学びたいという思いが強くなり、大学や学科の特徴を調べることで文章の制作がスムーズにいったと思います。またオンラインオープンキャンパスなどにも参加し、学校の雰囲気を画面越しではありますが感じたり、実際にオンラインで授業を受けたりして自分のためにも、自分のアピールのためにも大学について調べていたのは良かったと思いました。
 進学についてなかなか考える気にはなりませんが、3年間はあっという間です。少しでもインターネットで調べてみるとしたいことが見つかったり、後に自分のためになったりします。自分の今後の可能性を広げるためにも頑張ってください。

神奈川大学

理学部 生物科学科

令和4年3月特別進学コース卒業
七北田中出身

大学でどのように夢を実現させるか
自己推薦書でしっかり伝えましょう
中学時代の先生の影響で
教諭という夢を持ちました

 私が大学進学を目指したきっかけは、教師になりたいという目標があったからです。中学生の頃の理科の先生に影響を受け、自分も教師になりたいと思うようになりました。そして、進学の方法に指定校推薦を選んだ理由として、一般入試に比べて進路が決まるのが早く、さらに仙台育英は指定校推薦の枠も多く選択肢が多いため、この方法で進学することを決めました。
 指定校推薦を受けるにあたり、私たちは二つの関門を通らなければなりません。一つ目の関門は校内推薦です。校内推薦の大きな基準となる校内模試に向けて、それまでの復習や過去問の対策などを少なくとも2ヶ月ほど前から取り組まなければ、自分にとってプラスになるような結果は出すことができません。さらに校内模試の結果だけでなく、それまでの授業の評定や取得した資格、部活動の成績など、様々なものを加味して選考が行われるため、入学したうちからできることは取り組んでおいて絶対に損はないです。もちろんその中には日頃の勉強も含まれます。評定を上げる努力を怠ると自分が志望する大学が少しずつ遠くなるということを心に留めて頑張ってください。

納得できる自己推薦書を
完成させることができました

 次に二つ目の関門として、学校ごとに面接や小論文の試験があります。面接に関しては、私の場合は、新型コロナウィルスの影響でなくなってしまいました。その分、面接で伝えたかったことを志望大学に届けるためにも、自己推薦書に力を入れました。自分の将来の夢や、それを叶えるために大学ではどんなことを学ぶか、なぜその大学を志望するのかなど、自分の思いが相手にしっかりと伝わるように先生の助けを借りながら、最終的には自分の納得できる文章を書いて、大学に送ることができました。このように、二つの関門を突破して初めて、指定校推薦の権利を掴むことができます。
 これまで述べたことを全て実践するのは大変ですが、自分の将来の夢を叶えるためだと思って、常日頃からの努力を怠らないように高校生活を楽しみながら頑張ってください。

文教大学

経営学部 経営学科

令和4年3月秀光コース卒業
秀光中等教育学校 前期課程出身

私達が受験に集中できる環境があるのは
先生方や家族のおかげです
運動など定期的に息抜きをし
ストレス解消していました

 私が指定校推薦を受けるために頑張ってきたことは、2つあります。1つ目は普段の課題を期限までに提出することです。学校から推薦をもらって大学に進むので、他の生徒の見本とならなければいけません。課題の提出は評定にも関わるのでとても大切です。私は余裕を持って取り組むことができなくて、再提出になった経験もあるので、皆さんは前もって取り組むように意識してください。2つ目は定期考査で全力を尽くして結果を残すことです。自分が苦手な教科に対して「捨てても大丈夫」などと思ったりしてはいけません。そのような考えを持っていると、自分が満足できる結果がでませんし、校内模試の結果に影響を与える可能性があります。私は定期考査の重要性を理解し、取り組み、それ相応の結果が付いてきました。何事にも意味が存在していると考えられることができれば一つ一つの教科の大切さが理解できると思います。
 私が1年間大切にしてきたことは息抜きを定期的にすることです。毎日勉強を継続するのでストレスなどが溜まると思います。ゲームやSNSを見るといった発散の仕方は今後の勉強に影響するのでおすすめできません。例えば、本を読んだり運動するなどです。私自身は勉強の合間に運動をして気分転換していました。

合否を決めるのは
毎日の過ごし方です

 受験に合格した要因として考えられるのは、面接と小論文の練習を繰り返し行っていたからだと思います。面接練習に関しては何回も練習し、慣れておいた方が本番の時には緊張せず練習の成果を発揮できると思います。私は週3回のペースで本番直前まで取り組みました。面接で大切なことは、相手の目を見て伝えたいことを伝えることだと思います。小論文は本や新聞などを日頃から読んでおくことをおすすめします。
 最後に、受験するにあたって、自分の勉強の実力はもちろん大切ですが、先生方や家族の協力があってこそ今の環境があります。周りへの感謝の気持ちを忘れないでほしいです。合否を決めるのは毎日の過ごし方で決まると私は考えています。皆さん頑張ってください。

東京国際大学

商学部 経営学科

令和4年3月フレックスコース卒業
福島 西根中出身

面接は練習回数を重ねることが
上達への一番の近道です
大学で英語力を磨き社会に出て
グローバルに活躍したい

 私がなぜ大学進学を目指そうと思ったのかというと、自分の将来の目標を達成する、近づくということを考えた時に一番効率が良く現実的だと感じたからです。私は将来、海外の方と繋がった仕事または海外で仕事をしたい、活動したいと考えています。その目標を達成するためには独学で英語を勉強し、海外と繋がった職種に就くという方法論もあると思いますが、私は一番は大学に行き留学を経験し語学力を向上させ、海外と繋がった職種に就くという方法が効率よく良いと思いました。その中で大学探しをしていたところ、目に留まったのが東京国際大学でした。東京国際大学には様々な留学プログラムがあり、留学制度が非常に充実しています。また、語学力の習得にも力を入れており、私の求めている条件にピタリと合う大学でした。それから私は経営学科を選んでいます。その理由としまして、将来のために習得しておくスキルとしてマーケティング論や経営に関する知識を学びたいと思ったからです。

本番のグループ面接では
思ったよりも上手く行きました

 実際に受験する大学、学部学科が決まり、私は部活を引退した後の夏頃受験準備を始めていきました。あらかじめ受験方法は指定校推薦と決めていました。まず、選考方法を確認しました。私はグループ面接のみでしたので他大学と比べると比較的少ない方であったと思います。複数の先生と面接練習を繰り返し少しずつ上達していきました。面接練習に関しては、本当に数を重ねることが上達の一番の近道だと感じました。数を重ねたお陰で、本番の面接では他の受験生よりも話すことができました。
 これから進路選択が控えている在校生の皆さんの参考に少しでもなれば嬉しいです。

文京学院大学

外国語学部 英語コミュニケーション学科国際ビジネスコミュニケーション専攻

令和4年3月英進進学コース卒業
塩竈第一中出身

1年次から力を入れてきた勉強や
提出物などが合格に繋がりました
ビジネスと英語の両方を
学べる大学に出会えました

 私が志望大学を目指したのは、将来外資系企業に入社したいという目標があるからです。元々ビジネス学科へ進学しようと考えていました。しかしそれと同時に、外国語も学びたいと考え始めていました。ビジネスと英語の2つ一緒に学べるところはないだろうかと探しているうちに、やっと見つけることができました。今回、私は指定校推薦で受験しました。入学時の頃から、それで受験することを視野に入れていたので、授業中の態度はもちろん、小テストや提出物は早めに提出することを心掛けていました。特に、一番気を付けていたことは学期末テストです。苦手教科は最初に手を付けて頭に入れていました。それが大体済んだら、得意教科の勉強をしていました。他にも、テスト対策プリントを紙に書き写して、答えを赤ペンで書いたものに、赤い下敷きで答えを隠して問題を解いていました。この方法は、英単語、歴史等様々な教科で使用できるのでおすすめです。他にも、教科書から1文を抜粋して自分で問題を作成する事も、面白いです。この大学を志望するのなら単語帳を購入するのも良いと思います。

時間を効率良く使えたので
毎日が充実していました

 高校生活ではもちろん、学友と過ごしたり部活動をしていました。しかし休み時間には授業内容の復習をしたり、または友人と勉強を教え合ったりしていました。学生生活の中で、自分の好きなように時間を活用したりアルバイトと勉強も両立することができました。何より、1年生の時から日々頑張った勉強や提出物等が結び付いて無事合格することができて本当に良かったです。これから大学受験をする皆さんや、まだ志望大学がまだ決まっていない人達でも、毎日少しでも良いので、勉強したり、今日習った授業内容を復習することから始めて見ましょう。とにかく、やろうという気持ちや、すぐに行動することが大事です。皆さんも志望大学に向かい、自分の時間や体調にも気を使いながら頑張りましょう。応援しています。

日本薬科大学

薬学部 薬学科

令和4年3月特別進学コース卒業
鳴瀬未来中出身

自分に合う勉強方法を見出して
学習習慣を付けることが大事です
授業に集中していないと
テスト前に苦労します

 私がまず始めたことは「日々の授業の1回1回を集中すること」です。当たり前のようなことですが,授業中に上の空になっていたり、眠気に襲われたりしている人は結構いるのではないでしょうか。実際私もそうでした。これではテスト前に焦って授業の内容を詰め込むことになり、短期詰め込みの記憶はすぐに頭から離れていってしまいます。なので、日々の授業をきちんと受けていれば、テスト前にさらっと復習すれば頭に定着しやすいです。大事な内容であれば何度も授業で繰り返されるので、より定着しやすいし、そのような内容はテストにも出やすいです。指定校推薦では評定も大事になってくるのでテストはとても大事です。

友達と勉強する約束をして
自習を習慣付けました

 次に私が始めたことが、テスト期間や前は自習しているだけだったので、「毎日授業以外でも勉強する習慣を身につけること」です。1人で勉強していても誘惑に負けてしまうことが多々あったので、学校で友達と毎日残る約束をしていました。帰りたくなっても約束したことだからと我慢することができますし、周りには大学に行こうと頑張る人達もいるので、サボっていては遅れを取ってしまうという気持ちが湧き、無理矢理勉強に手を付けられるようになります。
 毎日毎日勉強しているとだんだんやりたくなってくることもあります。たまには根詰め過ぎず休息することも大事だと思います。ただ、休息のし過ぎは禁物です。色々と書きましたがこの話は参考程度にして、一番自分に合っていると感じる勉強方法を見つけ出すことが大事だと思います。後輩の皆さん、自分の目指すものが手にできるよう頑張ってください。

埼玉学園大学

人間学部 人間文化学科

令和4年3月通信制課程卒業
青森 江陽中出身

準備や練習にやりすぎはないことを
受験を経験して実感しました
就職に向けて自分の可能性を
広げるために進学しました

 私が大学進学を決めた理由は、将来の自分の可能性を広げたかったからです。高校在学中に将来に対しての明確な目標が無く、このまま社会に出て働くことへの不安が大きかったことから、高校三年生に上がる時に本格的に進学先を探し始めました。高校入学時から大学進学をしたいとぼんやり考えていましたが、高校二年生の冬に中退してしまったことから、大学進学を諦めた時期もありました。しかし新しいことを学ぶことの楽しさや、自分の学びたいことを専門的に学べるという魅力に惹かれ、大学進学を決めました。指定校推薦を選んだ理由ですが、一般受験で合格する自信が無かったことや、必要な平均評定に達していたことが理由です。指定校推薦で受験することを決めてからは、レポートをしっかり提出することは勿論、内容を充実させるよう意識したり、テストで結果を出せるように今まで以上にテスト勉強に力を入れました。
 また、校内選考で合格するための自己推薦文の内容も、簡潔にわかりやすい文章で自分の伝えたいことを伝えられるように、何度も自分や先生に読んでもらって書きました。自己推薦文を書く際に苦労したこともあります。通信制課程ならではの苦労ではありますが、高校在学中に勉強以外に力を入れたことが書けませんでした。私の場合は特に、資格も無く、特別活動にも参加してこなかったため、最後まで書くことが見つけられず、先生に相談して自主的にボランティア活動をして乗り切りました。

先生のアドバイスを胸に
面接本番に挑みました

 私が受験した埼玉学園大学は、面接のみの受験だったため、面接練習はとても頑張りました。オープンキャンパスで面接既出の質問内容を教えてくれていたので、その質問はしっかり答えられるように、他にも調査書に書いたことから聞かれそうなことを書き出して、すぐに答えられるように練習しました。実際の面接では、準備していた質問の中から出たものが殆どだったので、緊張で完全に練習通りにとはいきませんでしたが、練習中から先生によく言われていた「自分らしさ」を出すことを意識してやりました。受験を実際に受けて感じたことは、準備や練習にやりすぎはないということです。準備や練習をした分だけ自信や結果がついてくると思っています。特に通信制は受験に対しての不安が人一倍多いと思いますが、不安の分だけ練習すれば必ずついてくるので、先生や周りの人の協力も得ながら頑張ってください。

日本医療科学大学

保健医療学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻

令和4年3月英進進学コース卒業
西山中出身

志望大学のどんな所に惹かれたのかを
面接ではっきり伝えましょう
視野を広げたいと考え
県外の大学を選びました

 私は進学するにあたって、まずは、自分の興味があるのかという事や、どの分野が向いているのか、どんなことが好きかなど、まずは自分自身をよく知り理解して、興味のある分野を明確にすることから始めました。その結果、私は小学生の時の体験から、リハビリテーションに興味がある事に気づきました。そして、リハビリテーションについて、深く学ぶために大学の資料を取り寄せて、大学それぞれの学びを比較しました。
 昨年に引き続き、コロナ禍ということもあり、県外への進学をやめて、県内の大学に進学することも考えましたが、大学生活だけではなく、そこでの日常生活も含めて自分の価値観や視野を豊かにし、今後の将来のために、柔軟な思考を身につけたいと考え、県外への進学は自分の将来の大きな経験になると思い、決めました。
 そこから、少しずつ大学の候補を絞り、大学の学科を超え多方向からの視点で患者さんのことを考えることが出来るカリキュラムや、就職活動のサポート、施設が充実していることから日本医療科学大学に進学することに至りました。

本番の面接では緊張して
上手く話せませんでした

 推薦で受験をしようと思ったのは、ほかの受験方法よりもスムーズに行えると考えたからです。指定校推薦は、3年間の成績や校内模試の結果、大学から提示されている受験条件、部活に所属している場合は活動成績なども含まれて判断されるので、3年間の生活が大事になってくるということを意識して、早くから面接練習など、少しずつ準備をする必要があります。
 受験では、部活のことや学校生活のこと、これまで努力したことやそこからの学び、将来についての質問をされました。私は緊張してしまい、上手く話せずまたそれに焦ってしまいましたが、落ち着いて丁寧に話すことを意識して挑めば、大丈夫だと思います。志望動機は他の大学にないカリキュラムに魅力を感じたことなどを話しました。その大学にしかないカリキュラムや、魅力に感じたこと、どんな学びがあるのかを、前もって調べておくことは面接官の方に自分の進学したいという強い思いが伝わる1つの方法だと思うので、予め調べることが大事だと思います。

日本医療科学大学

保健医療学部 臨床工学科

令和4年3月英進進学コース卒業
幸町中出身

不安に駆られても冷静さを失わず
最後まで諦めずに頑張りましょう
弓道の稽古に打ち込みながら
毎日自宅学習にも励みました

 私は部活と勉強の両立を目指して頑張ってきました。両立するためにはいくつか重要なことがあると考えています。
 部活では弓道部に所属し、毎日真剣に取り組みました。高校で初めてする競技で他の人よりも練習量が少ない状態で始まるのでより多くの時間の練習量が必要だと感じ、日々の練習、自主練習に打ち込み、県大会決勝リーグに出場することができました。勉強でも同じことが言えます。
 私は指定校推薦により希望する大学に入学を決定することができました。希望する大学に入学するにはいくつか重要なことがあると考えています。
 まずは3年間の積み重ねである授業態度や定期考査が大切だと思います。指定校の選考には評定平均が直接関わってきます。そのため毎日の自宅学習を欠かさず行うべきだと感じました。また授業態度や生活態度もしっかりしていくべきです。またわからないことをそのまま放置しないことも私は心掛けてきました。すぐに先生に聞きに行き、放置しないと良いと思います。

面接は本番を想定して
実践的な練習をしましょう

 次に面接についてです。私の受けた大学は面接試験でした。私はギリギリまで大学を決めかねている状態で、口頭試問か面接試験で迷っていた状態でしたが、面接試験にしました。口頭試問への時間が足りなかったので口頭試問を受ける際は早めに対策しましょう。面接対策は担任の先生や自分が頼んだ先生、学年の先生達にたくさん実施していただきました。しかし、1回目の練習では私は自分の行く大学の情報を知らずに行ったのでひどい結果でした。2回目からは前の結果より良くなっていくのでより多く面接練習に励んでください。
 面接で大事なのは面接を想定した準備だと思います。私は受験大学の過去質問された内容や一般的に聞かれやすい質問へ話す内容を考えてから受験に臨みました。その結果、質問の回答が早くなり試験官からの印象が良くなると思います。また緊張感を和らげて臨めると思います。
 受験では不安に駆られて焦る時もたくさんありますが、物事をマイナスに考えたり、焦りのせいで冷静さを失ったりしては、受験を勝ち抜くことはできません。また辛いことや辞めたくなるようなこともたくさんあると思います。ですが、最後の瞬間まで、自分を信じて根気強く、冷静になることが大事だと思います。最後まで諦めないで、後悔のない進路選択をしてください。

日本医療科学大学

保健医療学部 臨床検査学科

令和4年3月英進進学コース卒業
七ヶ浜中出身

不安に駆られたり焦りを感じても
冷静に自分を信じれば未来は拓けます
当日はギリギリに会場入りし
面接に影響してしまいました

 私は指定校推薦により希望する大学に入学を決定することができました。希望する大学に入学するにはいくつか重要なことがあると考えています。
 まずは三年間の積み重ねである定期考査や授業態度が大切だと思います。指定校の選考には評定平均が直接関わってきます。そのため毎日の自宅学習を欠かさず行うべきだと感じました。また授業態度や生活態度もしっかりしてくべきです。またわからない事をそのままにしないことも私は心掛けてきました。すぐに先生に聞きに行き、放置しないと良いと思います。
 次に面接についてです。私の受けた大学は面接試験でした。面接対策は担任の先生や学年の先生たちがたくさん行ってくれました。ですが、私は面接当日集合時間ギリギリになってしまいそうでした。そのせいか面接受験中も何度もミスをしてしまいました。もう少し時間に余裕をもって出発すべきだったと受験を終えてから後悔しました。ですので皆さんは余裕ある行動を心がけましょう。また面接で大事なのは面接を想定した事前準備だと思います。私は受験大学の過去質問された内容や一般的に聞かれやすい質問への話す内容を考えてから受験に臨みました。それにより質問への回答が早くなり試験官からの印象が良くなると思います。また、緊張感を和らげて臨めると思います。

最後まで諦めることなく
根気強く頑張りましょう

 受験では不安に駆られたり、焦る時もたくさんありますが、マイナスに考えたり、焦って冷静さを失ったりしては、受験で勝ち抜くこはできません。また、辞めたくなることや辛いこともたくさんあると思います。ですが、最後の瞬間まで、自分を信じて根気強く、冷静になることが大事だと思います。後悔するなら、受験が終わってからにしましょう。最後まで諦めないで、後悔のない進路選択をしてください。困難を乗り越えた先に、人生の大きな何かがあると思います。最後まで諦めずに頑張りましょう。

千葉科学大学

危機管理学部 危機管理学科

令和4年3月英進進学コース卒業
名取第一中出身

校内模試から受験対策まで
多くの先生方に支えていただきました
消防士として社会に貢献する
夢に近づくことができました

 指定校推薦で千葉科学大学危機管理学部危機管理学科に合格することができました。私は、幼い頃から消防士になり人々を助けたいという思いがあり、その夢を叶えるため、より専門的な知識などを学ぶために大学を志望しました。
 指定校推薦を貰うために私は校内模試で点数を取れるよう、数学や英語の勉強に励みました。分からないところがあった時は先生方が親切に教えてくださったり、過去問なども用意してくださったりするなど、多くのサポートをしていただきました。しかし私が校内模試の勉強を始めたのは2年生終盤だったため、点数には納得することが出来ず後悔があります。そして何より過去2年間の評定が出願条件にもあるため、目標は高く目指し進路の選択肢を幅広くできるよう心がけることが大切だと感じました。そして私は大学の特待生試験というのも受けました。数学などを受けたため、チャートなどを使い勉強に励みました。難しい問題も分かりやすく指導などしてくださり、とても良い環境で勉強することが出来ました。そのため無事、特待をいただくことができ、非常に感謝しています。また志望理由書や、面接練習などの試験対策も多くの時間指導してくださりました。そのため受験対策の際、分からないことや上手くできないことがある場合はすぐに先生に質問などをすれば親切に教えてくださるため、安心して受験することが出来ました。
 これからの大学生活では、自分の夢を叶えるべくさらに努力を積み重ね、必ず消防士になり人々を守ることの出来るようになりたいと思います。3年間本当にありがとうございました。

城西国際大学

国際人文学部 国際文化学科

令和4年3月英進進学コース卒業
塩竈第二中出身

自分に合う勉強法を見つけることで
定期テストに向けた勉強が捗りました
コミュニケーション能力と
語学力を留学で磨きたい

 私は、グローバルな業界で語学を生かした活躍をしたいという夢があり、外国語を学ぶことのできる大学への進学を考えていました。また、外国語の中でも特に中国語と韓国語を学びたいと思っていました。同時にコミュニケーション力をつけながらその国の文化などを肌身で感じることのできる留学をしてみたいと思い、私の条件に合いそうな大学を探しました。数多くある大学の中で城西国際大学では私が学びたいと思っていたことや実現させたいと思っていたことをその大学の先輩が実現していることを知り感銘を受けました。気になっていたところ仙台育英に城西国際大学の推薦枠が来ていることを知り城西国際大学の推薦入試を目指しました。
 推薦を受けるために努力したことは、大学によって評定の指定があるため、日々の授業態度はもちろんのこと、定期テストには力を入れました。また、6月に行われる校内模試に向けた学習も大切だと感じました。定期テストの対策としては、自分に合った勉強法を見つけるということは本当に大切だと思います。私自身、今までの勉強法を見直して自分に合った勉強法を取り入れたことで効率も良くなり、はかどらないという悩みも改善できたと思います。定期テストとは違って模試形式の問題には苦手意識がありました。模試では基礎がなっていなければいけないため1年生からの復習と問題をこなすことが大切だと思いました。

早く英検に挑戦していればと
少し後悔しています

 推薦入試を受けるにあたり、資格をより多く取得していることは強みになると思います。私は外国語を学ぶ大学に進学を希望していたため、英語検定を1年生のうちからもっと挑戦していれば良かったのにと思うことがあります。自分のためにも後悔のない行動をするべきです。英語だけではなく学びたいと思う第二外国語の資格に挑戦するのもいいと思います。私は面接試験でしたが受験に成功した一番の要因はやはり面接練習だと思います。友達同士での練習も良いのですが、先生方に面接官をしてもらって何度も練習すると鍛えられます。そのおかげで本番の面接でしっかり答えることができました。
 大学進学を目指すにあたって最も重要だと思うことは、自分に合った大学をしっかり調べて考えて見極めることだと思います。このようなコロナ禍の状況で難しいことではあるかと思いますが、実際に大学に足を運び、オープンキャンパスに参加することも大学を決めるにあたって大きなことだと思います。

城西国際大学

看護学部 看護学科

令和4年3月英進進学コース卒業
福島 郡山第二中出身

休みを惜しまず勉強に励み校内模試では
予想以上の結果を出すことができました
入学次から大学進学を目標に
評定の維持に努めました

 私は多くの友人に励ましてもらったり、家族の支え、先生方のご指導・ご鞭撻のおかげで指定校推薦を利用し城西国際大学看護学部看護学科に合格することができました。
 私は高校入学時から大学への進学を考えており、そのためジャンプクラスに入り勉強を頑張りました。その中でも高い合格率の指定校推薦を頂くことを目標にしていました。私は指定校推薦を頂くために校内の定期テストだけでなく、外部の模試にも力を入れて成績を維持することを努めました。特に校内模試は指定校推薦を頂くうえでとても大きく見られるため、平日だけでなく休日も対策勉強を頑張りました。私は文系科目で受けたため国語と英語を重点的にやりました。国語は例年通りだったため、過去問を何度もやり傾向を掴むことや、漢字の練習や四字熟語など繰り返し練習し細かいところも落とさないようにしました。英語は、私達の代から共通テスト風になったため過去問などの対策ができなかったのでターゲットなどの英単語を何往復もし、単語力を身につけることや長文が多く出るため速読練習をたくさんしました。その成果が出たのか結果は自分の中ではかなり良い方だったと思います。私は部活動もしておらず、資格も何も持っていませんでしたが校内模試や平均評定のおかげで指定校推薦をとることができました。だから部活も資格もなくてもそれで諦めてしまうことはありません。勉強のほうで頑張れば何とかなります。頑張れ、後輩。
 推薦が決まってからは面接の練習を特に頑張りました。面接では実際中身よりいかに話せるかや態度の方が重視されていたと思うので、内容もですが、質問に対するアンサーのレパートリーを増やしていくこととしっかりとした態度で挑むことが大切です。また面接練習はいろいろな先生とやることをおすすめします。
 受験期は進路など多くのことで悩むと思いますが、目標をしっかりと立て諦めず頑張ってください。

千葉工業大学

創造工学部 建築学科

令和4年3月英進進学コース卒業
秋田 仁賀保中出身

英検等の資格・検定取得に向けた学習は
第1回校内模試対策にも有効です
英検の学習が校内模試にも
役立ち一石二鳥でした

 私は指定校推薦の受験資格を得るために3つのことに取り組みました。
 1つ目は、評定を意識することです。私は1年生の頃から提出や授業態度をしっかりとし、良い評定を取ることを意識していました。行きたい大学の評定に届かない場合、大学を決めるときに後悔すると思い、評定を出来るだけ高く保つようにしてきました。
 2つ目は、検定資格を取ることです。指定校推薦は各大学によって募集条件が異なるので、検定資格が必要な場合、後で困ることがないように必要な検定を取ることにしました。私は英語検定2級を取るための学習に取り組みました。検定の日まで過去問題に取り組んだり、毎日暇な時間に単語帳を繰り返し読んだりしていました。英語検定のための学習をしたことは第1回校内模試にも繋がるので一石二鳥でした。英語検定に限らず数学検定でもいいと思うので、もし検定資格をもっていないのなら、その学習もしたらいいと思います。

頑張って文武両道に励み
校内模試に備えました

 3つ目は、第1回校内模試に向けた学習です。このテストで順位が低かった場合、もし行きたい大学学部学科が他の人と被っていたら枠を取られてしまうので順位を上げないといけません。そのための学習を私は校内模試まで部活がある日でも毎日自宅で取り組みました。文武両道は大変ですが、頑張って取り組んだ方がいいと思います。私は理系なので英語と数学を中心に学習に取り組みました。得意な英語を伸ばし、苦手な数学にも積極的に取り組みました。
 私は3つのことに取り組み、志望大学に合格することができました。志望大学の指定校推薦枠を取るには、運の要素もあると思いますが頑張って欲しいです。

千葉商科大学

サービス創造学部 サービス創造学科

令和4年3月英進進学コース卒業
岩切中出身

部活動に励んだことを強みとして
面接試験でアピールできました
レベルの高い授業のおかげで
校内模試で結果を出せました

 私は指定校推薦で大学進学を決めることができました。このためにしてきた努力が何点かあります。まずは勉強です。私は英進進学コースの中でも大学進学を目指す人が集まるジャンプクラスというクラスに所属していました。一般クラスよりレベルの高い勉強をしていたので、校内模試で良い結果を出すことができました。普段からレベルの高い勉強をすることで、模試で良い結果を出すことができたので、授業の大切さを知りました。また評定もなるべく4.0以上を取っていた方がいいと思います。指定校推薦で受験しようと考えている人は、決められている評定を満たさないと出願すらできない可能性があるので、普段から勉強をしっかりとして、テストで80点以上取れるようにした方がいいと思います。評定に余裕を持たせて目指したい大学に出願する準備をしておくと良いでしょう。

目標をしっかり定めて
進学することが大切です

 あとは部活動にも力を入れました。私はハンドボール部に所属していて、そのことを大学進学に活かすことができました。部活で頑張ったことを大学進学に必要な書類に書くことができるのでやっておいて良かったと思いました。また、面接のときにも部活動の話ができるので部活をやっておくといろいろな面で役に立ちます。このように勉強と部活の両立をさせることが、大学進学において大切なことだと思います。勉強面では評定を意識しつつ、校内模試に向けてコツコツと励ことをおすすめします。そして部活動にも力を入れて経験したことを話せるようになることが大切だと思いました。なにより大事なことは、将来したいことに向けて、学ぶことができる大学を選ぶことが大切だと思います。学びたいことがないまま進学をしても意味があまりないので、しっかり目標を持つことがいいことだと思います。

流通経済大学

経済学部 経営学科に

令和4年3月英進進学コース卒業
高崎中出身

オープンキャンパスや進路相談会等に
参加して具体的な目標を定めましょう
推薦受験を志していたので
定期テストを頑張りました

 私の場合は、2年生の三者面談の時に4年制大学へ進学したいということは決めていましたが、本当に進学できるのか、どういう準備をすればいいか漠然としたまま過ごしていました。ただ、推薦での受験を目指すということで、評定を少しでも良くするために、定期テストへの取り組みには力を入れるようになりました。3年生になって部活を引退した後、志望大学の進学相談会に参加しました。そこで、面接や小論文のために準備することを具体的に聞くことができて、そこから小論文の過去問を調べたり、受験のための準備をしたりし始めました。

先輩のアドバイスを参考に
面接練習に励みました

 夏休みが終わると、学校へ提出する推薦願書や、大学へ提出するための志望理由書の準備に予想以上に時間がかかり、試験は11月でしたが、あまり時間がなく、もっと早く準備を始めればよかったと思いました。推薦願や志望理由書では、その大学を選んだ理由や自分がそこでどういうことをやりたいかなどを書くので、そのために大学のホームページやパンフレットを何度も読み返して、自分が大学でやりたいことはどういうことなのか、すごく考えました。それと同時に、学校の先輩に過去の面接での質問などアドバイスをもらって、それを参考にして面接の準備をしました。自分は面接当日までに、様々な質問の受け答えをする練習をしたのですが、オンライン面接だったので面接練習は2週間くらい前からすれば良いと思い、始めました。しかし、面接当日に練習した言葉がすらすら出てこなかったので、面接練習は1ヶ月以上前から始めて、完璧にした状態で受験に取り組んだ方が良いと思いました。小論文や大学に出す書類は、自分だけではうまく書けているかわからないと思うので、担任の先生や国語の先生に添削していただくのが一番いいと思います。
 具体的な目標ができれば、それに向かって準備を進められると思うので、オープンキャンパスや進路相談会などに積極的に参加するのはすごくいいと思います。頑張ってください。

流通経済大学

社会学部 社会学科

令和4年3月英進進学コース卒業
矢本第二中出身

推薦基準にはなくても目標を掲げ
努力したことが合格に繋がりました
色々な先生方との面接練習の
成果を本番で発揮できました

 私は流通経済大学に合格するために、面接練習と勉強に励みました。面接対策では、合計7回程ローテーションで違う先生に相手をしていただき、面接練習を繰り返しました。先生ごとに厳しさや質問の系統にも違いがあり、予想外の質問を投げかけてくる先生もいましたが毎回自分の面接のどこがダメだったのか分析し、回答できなかった質問の回答を考え、次にもっと良い回答ができるように努めました。また過去に流通経済大学を受けた先輩方が、面接で聞かれたことについて書いているプリントを見て、どのようなことが聞かれるか分析し本番に備えるなどしました。その結果本番では練習時より比較的受け答えしやすく感じ、緊張せず面接することが出来ました。
 勉強面では高校1年生、2年生までテストでも良い点数が取れなかったため評定が低かったのですが、3年生になって本格的に進学について考えるようになったとき、この状況を変えようと思い勉強をしはじめました。特に努力をしたのが期末試験勉強と資格勉強です。

定期考査対策や資格取得に
目標を定めて取り組みました

 期末勉強では範囲の復習や対策プリントの暗記、範囲の要点をまとめたノートなどを見て通学中やテスト直前に見るように心がけました。また友人のアドバイスを参考にしながら勉強する事で、効率よく点数を取ることができ目標だったオール5は達成できませんでしたが、数Bとコミュ英以外5を取り評定を0.7あげることに成功しました。
 資格勉強では私は漢検準2級取得を目標に勉強に励み参考書の内容を合格できるレベルまで覚えるため、毎日3ページ進め2日前にやった単元の復習を繰り返し、解けない問題を極力少なくするよう努めました。しかし試験直前に過去問を解いてみると合格点より20点下の点数しか取れず焦ってしまいましたが、配点の高い分野を重点的に復習することで本番では合格点より15点以上高い点数で合格することが出来ました。
 私は提携校推薦で流通経済大学に合格しました。流通経済大学の推薦を貰う上で評定の条件はありませんが、なにか目標に向かって努力した事はとても良い経験になったと思います。

同志社大学

法学部 法律学科

令和4年3月英進進学コース卒業
長町中出身

3年間はあっという間なので
早いうちから自分自身を見つめましょう
校内模試対策が遅れたので
とても苦労しました

 私は志望大学や入りたい学部、学科が決まっていませんでした。一方、指定校推薦を利用し大学に進学したいという思いはありました。そのため、日頃から予習復習を行い、定期考査ではできるだけ良い成績を取る事を心がけていました。しかし、3年生になり校内模試での順位で指定校推薦がほとんど決まるということを知りました。それからは、校内模試へ向けての勉強に取り組みました。
 私は3年生になってから校内模試の大切さに気づき、対策を始めましたがそれでは遅いと思います。もっと早い段階から担任の先生にお願いし、校内模試の過去問に取り組んだ方がよいと思います。もし、志望する大学があるなら過去の指定校推薦の募集要項を確認し、必要な資格があるのか、評定平均値はどれくらい必要なのかを確認しておくべきだと思います。
 また、私は志望理由書を書いたり、面接の練習の際にとても苦労しました。それは、将来の目標や自分がやりたいこと、好きなこと、得意なことなど自分自身に関する事を深く考えたことがなかったからでした。高校3年間はあっという間です。まだ時間があると思わずに、早いうちから自分について考えてみてください。
 それから、志望理由書と小論文の添削、面接の練習や必要な書類の記入などをして頂いたりと、多くの先生方のおかげで大学に合格させていただく事ができました。本当にありがとうございました。

同志社大学

経済学部 経済学科

令和4年3月特別進学コース卒業
将監中出身

推薦受験は大学進学後の自分自身を
考える良いきっかけになりました
進路決定で困らないように
とにかく勉強していました

 私は2年生の冬になるまで、定期テストの勉強は頑張って取り組んできたものの、受験を意識した勉強はほとんどしてきませんでした。それに気づいた時には、模試での偏差値や校内順位はとても低く、6月にある校内模試で良い成績を取るには時間が足りないと考えて、指定校推薦で大学に進学することは考えていませんでした。その頃は自分が将来なにをしたいか、どの大学・学部に行きたいか具体的な目標がなかったため、いつかやりたいことが決まった時にその道に進めるよう、とにかく勉強することを決意しました。朝はホームルームまでの1時間半学校で自習して、放課後は出来るだけ早く自習室に行き、6〜7時間勉強しました。その結果、自分が予想していたペースより早く成績が向上し校内模試で良い成績が取れたので、指定校推薦を本格的に目指し始めました。それから色々な大学や職業のことを調べていく中で、将来やりたいことを見つけ、そのために同志社大学の経済学部を志望しました。

ニュースについて理解を深め
経済への興味が深まりました

 無事、校内選考が通った後は、入試に向けて面接や口頭試問対策をしました。口頭試問課題として、大学から1年以内の気になったニュースを5つ調べてくるという内容のものがありました。最初は選んだどのニュースも内容が難しく理解出来ませんでした。しかし、日本経済新聞を毎日読み、理解を深めながら、細かいところまで、社会科の先生方が丁寧に教えて下さったことで、自信を持って入試に臨むことができました。本番では練習と同じような質問はあまりありませんでしたが、経済にさらに興味を持つ良い経験になりました。指定校推薦で受験したことは、自分が大学で何を学びたいか、将来、どんな職業に就きたいかということを考える良い機会になりました。

同志社大学

生命医科学部 医情報学科

令和4年3月特別進学コース卒業
石越中出身

仙台育英の生徒や先生との交流で
人生が良い方向に変わった気がします
友人との会話がきっかけで
志望大学が見つかりました

 私は元々国立大学志望で、高校3年生になるまで指定校推薦を意識したことはありませんでした。受験生になっても志望大学が決まらなかった私が、指定校推薦を取ることを決めたきっかけは友人との日常の会話でした。その友人は元々は国立志望でしたが指定校推薦を利用するか迷っていました。その話を聞いた私が推薦枠を見たところ、自分がやりたいことができる学部を見つけ、指定校推薦を視野に入れ始めました。このような急な方向転換は珍しいことでもなく、全員にあり得ることだと私は思っています。そこで皆さんに伝えたいことは、授業や日常生活、定期テストなどの学校生活は全て手を抜かない方が良いということです。そうすることによって、いざ自分が悩んだ時に自分自身の将来への選択肢を増やしてくれます。推薦枠を取る、取らないに関わらず、本気で学校生活を送ることは間違いなく将来の自分を助けてくれると私は思います。

状況の変化に対応できるよう
普段から努力を続けましょう

 また、高校生活において私が最も大切だと思うのは、人との交流を積極的に行うことです。仙台育英は全校生徒数3,000人を超えるマンモス校で生徒も先生方も個性豊かな人がたくさんいます。そんな中でいろいろな人達と交流することは世の中の見方が広がり、間違いなくこの先の人生に役に立つと思います。実際私もたくさんの人々と関わりを持つことで考え方が変わったり、先述したように友人のお陰で自分の進路を見つけることができたりと、この先の人生が良い方向へ変わったと思います。
 最後に、近年の新型コロナウイルスの状況のように、数年後、もしくは数日後にどのような状況に陥るか分かりません。そのような状況に左右されないためにも、学校生活をはじめとした日々の積み重ねを大切にして、楽しく全力で高校生活を送ってほしいと思います。

同志社大学

グローバル・コミュニケーション学部 グローバル・コミュニケーション学科英語コース

令和4年3月外国語コース卒業
塩竈第三中出身

高校生活で様々な挑戦ができたことで
主体的に行動できるようになりました
様々なアプローチを試み
英語力の向上に励みました

 私が同志社大学グローバル・コミュニケーション学部への進学を志望した理由は、学生が主体となったカリキュラムや必須である一年間の留学を通して、実践的な英語力や国際社会で必要となる能力や教養を身に付けることができると考えたからです。
 私は三年間の高校生活を過ごす上で心がけてきたことが二つあります。
 一つ目は常に明確な目標を持ち、達成に向けて努力を続けることです。私は高校入学当初から国際・語学系の大学に進学したいと考えていました。そのため、実用英語技能検定やTOEICなどの資格取得の目標を常に持ち、英語力の向上を目指す姿勢を持ち続けてきました。目標達成に向けては、通学時や外出時の移動などの時間を単語学習に活用したり、苦手意識のあったイギリス英語のリスニングを習慣化したりなど、日々の努力を積み重ねてきました。また、ニュースの社会問題に対する考えを英語で考えるようにするなど、これまでの学びを「使う」ことも常に意識してきました。定期考査や校内模試においてもより高く、明確な目標を持つことで、今自分が何をすべきなのかを考え、計画的に日々の学習に取り組むことができたのだと思います。

留学が中止になった悔しさが
努力の原動力になりました

 二つ目は、何事にも挑戦をすることです。私は高校生活で、留学やボランティア活動など様々なことに挑戦をしてきました。留学に関しては、新型コロナウイルスの影響により渡航予定の約2ヶ月前に中止となってしまいましたが、その悔しさがより高い英語力で、再び留学を目指す今の私の原動力になっているのだと感じています。高校生活での全ての挑戦は、主体性といった面において自分自身を大きく成長させてくれました。
 高校三年間を通して、家族や先生、友人など沢山の方々にサポートしていただきました。支えてくださった全ての方に本当に感謝しています。
 私は受験を通して、日々の努力の積み重ねがいかに重要かを改めて実感しました。後輩の皆さんには多くのことに挑戦をしながら、進路実現に向けて日々勉学や部活動に励んでほしいと思います。皆さんが志望大学に合格できますよう、心よりお祈りしています。

立命館大学

経済学部 経済学科国際専攻

令和4年3月外国語コース卒業
富谷第二中出身

自分自身としっかり向き合い
悔いのない決断をしましょう
IBコース挑戦にあたり
様々な葛藤がありました

 自分自身の高校生活を改めて振り返ってみると、いかに、自分が歩んできた道のりや過ごしてきた環境が特殊なものであったのかに気づかされます。それ故に、この体験談が後輩たちにとってどのくらい役に立つかは想像もできませんが、何かの参考になればと思います。
 1年次の多くは宮城野キャンパスでの生活でした。2019年の4月、特別進学コースに入学した私は、当初一般受験での大学進学を大きく視野に入れていました。むしろ、一般受験のみしか見えていなかったと表現する方が正しいのかも知れません。高校受験での失敗や、勉強漬けの日々などから、変に受験方法に固執してしまい、選択肢を自ら狭めていたのです。
 しかし、同年の初秋頃に転機が訪れました。IBコースというものについての説明会があり、たくさんの魅力に包まれた、その学習環境に少しずつ興味を持つようになったのです。
 「環境を全て変える」。これが恐らく、高校生活の間で下した、一番大きな決断だったと思います。当時、英語を全く話せなかった私にとって、IBコースの選考試験で不合格になる可能性は十分にありました。仮に合格したとしても、宮城野キャンパスで一から築き上げてきた知識や人間関係から身を引くリスクや、その先で授業についていけるか等々の不安などがあり、簡単なものではなかったです。

何を重要視するかを考え
進路を選択しましょう

 しかし、IBに行くという決断をした後は、英会話スクールに通ったり、海外の大学生とのスカイプ通話、ホームステイに申し込んだりと、出来る限りのことをやっていた印象です。このようにして、なんとか新しい道を切り拓くことができた私は、2年次、3年次と、この時掴み取った小さな火種を大きな炎へとするべく奮闘し、今に至ります。
 長くなりましたが、伝えたいことは一つだけです。ぜひ、高校生の間に自分と向き合う時間を見つけて欲しいです。「私」は、自分のやりたいことが出来る環境を重要視し、指定校推薦という形で立命館大学を選びました。「あなた」は何を重要視しますか? 学費、立地、大学のブランド力、就職率など、色々あると思います。大学に行かないという選択も十分に考えられます。
 大事なのは、「自分が」という意志です。自己と対話を重ね、下した決断に後悔は生まれません。あなたの核となる想いを…自己を尊重するあなたを応援しています。

立命館大学

理工学部 環境都市工学科

令和4年3月特別進学コース卒業
宮城教育大学附属中出身

高大連携プログラムへの挑戦で
自分を高めることができました
友達の存在の大きさを
生徒会活動で実感しました

 私自身、生徒会執行部の役員として3年間活動しました。本学校や地域の垣根を超えて活動できることが最大の魅力であり、自分達で一から企画・運営することで誰よりも強い達成感を味わうことができます。もちろん議題を進めていく中で壁にぶつかることもあります。そんなときに気付くのは友達の存在です。相談を聞いてくれたり率先して活動に携わってくれたりと、友の支え無くして成功はあり得ません。自分が行き詰まったり落ち込んでいる時に手を差し伸べてくれる友達に感謝することの重要性を再認識できた生徒会活動、興味があればぜひ入部してください。一人の人間として成長できます。新しい景色が見えるはずです。推薦文や面接にもとても有効です!

高大連携プログラムでの
講義体験に圧倒されました

 次に、勉強法については他の方々がアドバイスをしてくださると思うので、立命館大学理工学部高大連携協定校アドバンスト・プログラムについて体験談をお話ししようと思います。私は2年生の冬から立命館大学と他大学のどちらを第一志望にするか迷っていました。中々決められないなか、推薦枠を有利に獲得すべく本プログラムの受講を決断しました。4回にわたる数学、物理の課題提出や4コマの講義を通しての考察レポートや感想文提出など、想像を超える難易度・量の学習であり、校内模試対策の勉強と並行して行うことが大変だと感じる時期もありました。そんな中で、8月に実施された確認テストが一番大変でした。1回目は不合格に終わり、大学のテストの難しさや自分自身の勉強不足を痛感しました。本当に悔しかったです。この悔しさを糧に、3週間死に物狂いで勉強して臨んだ2回目で無事合格することができました。テストに合格して修了証を頂くことは狭き壁だということを承知した上でも挑戦したことに大きな意味があります。私が立命館大学への進学を決定した最大のきっかけは教授の講義です。もの凄い力があります。皆さんも驚きますよ。

龍谷大学

経済学部

令和4年3月特別進学コース卒業
多賀城第二中出身

学年が上がれば難易度も上がるので
早くから高い評定を維持しましょう
入学時から決めていた
志望大を直前で変更しました

 私は高校に入学した当初から指定校推薦を用い、ある大学へ進学するという目標が決まっていました。高校3年次の夏頃前は今志望している大学とは違う大学へ行くことを考えていましたが、大学のオープンキャンパスへ行ったり、学際という新しい授業の中で大学を調べていく中で、少しずつ自分の心が変わっていきました。他大学との比較や良い点を見つけることが重要であり、志望大学を変更したことで、龍谷大学の推薦を頂くことができました。

1年次から平均評定値は
4.5を目指しましょう

 指定校推薦で必要なことは、第一に検定を多く取得することです。最近では英検の取得を出願条件にする大学が増えています。そのため私は英検2級の取得はとても大きいと考え、2年次で取得しました。3年次の第1回目の検定では校内模試と定期考査が被るため、2年次の第3回目までに取得出来ると良いと思います。また私は学校で中国語講座を受講していたため、漢語水平考試(HSK)を受験し、2級を取得しました。多くの検定、様々な分野の検定を取っておくことで、受験の際に自分をアピールするものになると思います。第二に、1年次から定期考査の点数をしっかりと取ることです。校内選考では3年間の評定値で選考されます。上位の大学の指定校推薦枠は1名がほとんどであり、競争率が激しいです。上位大学の推薦を頂くには最低でも平均評定値4.5は必要であり、そのためには1年次の1学期から手を抜かず高得点を取ることが大切です。学年が上がる程授業内容が難しくなっていくので、1年次からしっかりと頑張ってください。
 指定校推薦を考えている方は今からでも勉強に力を入れ、生活態度を改めましょう。そして学校内で行われている特別授業や、課外活動を行うことで進路達成はもちろん、有意義な高校生活を送れると思います。うまく伝えられたかは分かりませんが、少しでも参考になれば幸いです。

立命館アジア太平洋大学

アジア太平洋学部

令和4年3月外国語コース卒業
インドネシア出身

  Out of all the universities that I could have chosen, the first reason I chose to study at Ritsumeikan Asia Pacific University (APU) is that I want to be a diplomat in the future that works in a Japanese embassy around the world, especially in Asian countries. As APU focuses its studies on Asian countries, it is a perfect place for me to develop my particularly deep interest in many cultures and situations and the relations of Asian countries that I think is important for me to take in. The second reason is because of its way of acquiring knowledge that allows both international and domestic students to directly engage with each other. Presentations, discussions, writing essays and research papers are considered to be the main method of studying, which I already have gotten used to since my junior high school years back in Indonesia and further developed during my 2 years at the International Baccalaureate Diploma Programme (IBDP). The spacious environment both indoors and outdoors also in its dorm, AP House, encourages students of different nationalities to have interactions that can lead to being open-minded to new knowledge.

  A famous philosopher called Socrates once said, “education is the kindling of a flame, not the filling of a vessel." This was the quote I was searching for a very long time and have finally found it two months before my graduation. I agree with this quote very much as information filling the planet earth is unlimited and the things we study at school should not be the end of all knowledge. It should be the starting point for motivating students to try out new things and to know new things from their own. Moving away from Indonesia, my three years studying in a new environment and education curriculum in Sendai Ikuei High School gave me new experiences, new challenges, and new memories.

  Firstly, as a returnee from Indonesia, I was not confident with my Japanese in both reading and writing. Those two were something I knew I had to work hard in order to keep up with my friends and class. So, after returning home from school, I would always restudy what I have learned that day and try to use new word thatI have remembered in a conversation. I have also challenged myself into reading Japanese novels recommended by my friends. Moreover, thanks to the Japanese traditional culture class during my first year, I was introduced to Japanese traditional flower arrangements that piqued my interest in Japanese culture as a whole. This motivated me into studying Japanese even harder so that I can understand my own culture.

  From my second year, I joined the IBDP and had my studies in English while also continuing to study Japanese and practicing the flower arrangement at home. During the IBDP course, time management was something crucial to control. It might sound exaggerating but it was almost a matter of chasing time or being chased by time. There are many things to do that you will have to make sure to find a way to relieve the stresses you will receive from all the works. I used CAS to make time for myself and balance my schoolwork and my free time.

  Secondly, I made sure to get involved in many events especially through volunteering. Helping and getting along with people I have or never met was something I love to do for a very long time. Through many events, I was welcomed to many perspectives in society. It could be a new approach from a cultural or religious perspective, or a problem recognized while the event, or even developing skills in socializing with people of different ages and critical thinking skills by being observant of your surroundings. This kind of experience outside of school will be really helpful later on during university and even in life after that. Involving yourself in these kinds of events where it requires teamwork will also make you realize how little you know of the world you are living in.

  That connects to my third point. During your studies at Sendai Ikuei High School or even throughout your whole life, always stay eager in learning new things. After joining the IBDP, I was introduced to many knowledge that made me more curious about anything that surrounds me. Research on social problems, having a discussion with classmates about a certain topic, listening to stories from other people of different cultures, made me realize what I know now is nothing compared to information flooding the earth. What I can stress out to you is to keep being open to new knowledge and information, in and out of school.

  Furthermore, whilst gaining many experiences I also made sure to keep in mind to maintain a high GPA to receive my position to be recommended by school. Each university will have its GPA requirements for the students to be recommended. What I can advise you is to keep your scores on every subject above 3 (out of 5) and take one of the language proficiencies tests (either Japanese or English for international students or domestic students respectively) during the second year because most universities require a certificate that is within two years after receiving it to be submitted when you apply. Though I do not have a strong preference on which proficiency test to take, especially English, I recommend taking TOEFL as you can use it for many applications such as future study abroad an is admitted by many.

  Studying is an important thing to do as a student but experiencing new things is also equally important to study. I hope your three years of high school are filled with a lot of experiences and new knowledge that would help you in the near future.

立命館アジア太平洋大学

国際経営学部

令和4年3月外国語コース卒業
加茂中出身

仙台育英のグローバルな環境で
学んだことは将来に大いに役立ちます
言語学習に最適な環境で
スキルアップできました!

 私は指定校推薦の枠を獲得するために、一年生の頃から良い成績を取れるように努力しました。定期テストでは80点以上を取れるように対策をしていて、分からないところはそのままにせず、先生や友達に質問して解決するようにしていました。また、授業で使ったノートやプリントを自分の言葉でまとめる工夫をしていたので、学習内容への理解を深められました。私は、週に1回英単語のテストがあったのですが、通学時間や休み時間などの隙間時間に勉強をしていました。そのおかげで、自然と学習習慣が身につき、時間を有効活用できるようになりました。
 私は高校生活で、自分の得意な語学をもっと得意にすることができました。高校3年間で、英語と韓国語の二つの言語を磨けたことはとても良かったです。特に、第二外国語である韓国語を教科として勉強したことで、まじめに取り組めました。また、ハングル検定などの資格を積極的に受験したので、自分の韓国語に自信を持つことができました。他にも、英検やTOEFLなどの英語検定もたくさん受験しました。ライティングは英語の先生に添削してもらい、スピーキングは外国人の先生に練習をしてもらいました。クラスには、語学が好きな人が多くいたので、言語学習においてとても良い環境にあったと思います。みなさんにもこのグローバルな環境を生かし、多くの刺激を受けて今後に生かしてほしいです。

八戸学院大学

健康医療学部 看護学科

令和4年3月フレックスコース卒業
岩手 厨川中出身

部活動で多くの苦労を乗り越え
人間性が磨かれたと実感しています
看護師になる夢が家族の病で
達成すべき目標になりました

 幼い頃、入院している祖父を見舞ったことがきっかけで、看護師になることが夢になりました。高2の時、父が命に関わる重病を患ったことがきっかけで、夢が「絶対に達成するべき目標」に変わりました。この大学の看護学科は、施設や学習環境が充実していて、少人数制を導入し、学生一人ひとりを大切に見守りながら看護師に必要な知識と技術を授けているので、ここで学びたいと思い志望しました。
 私は全国に通用するなぎなた選手になるために、親元を離れて仙台育英に入学しました。1年生の高総体で2種目で優勝し、インターハイに出場することができました。またその年の国体選考は2位で通過し、国体にも出場しました。しかし2年生の時は新型コロナの影響で、インターハイも国体もなく、目標を見失いそうになりました。3年生になり、大会は再開され、高総体では全種目優勝することができ、2年振りにインターハイに出場しました。これらの戦績の影に、多くの苦労と努力があり、これまで何度も部活動も学校もやめて実家に帰りたいと思いました。しかし、それを乗り越えた結果、部活動を通して技術や体力だけでなく、高い人間性も身につけることができました。様々ありましたが、今では部活動に関する全てに感謝しています。
 高校生活に関して、最もこだわったのは「無欠席」でした。寮生活だったので当然親には頼れず、自分で健康管理をするのは大変でしたが、3年間の無欠席を達成することができたのは大きかったです。また教室清掃の時は丁寧に掃き掃除を行い、ゴミ捨ても率先して行いました。

部活動以外のことにも
しっかり取り組みました

 私は部活動に入っていたため、入っていない人と比べたら寮で勉強する時間が少なかったと思います。だから普段の授業を真面目に受け、その日のうちに理解できるように心がけました。また、課題や提出物など、平常点に関わるものはしっかり取り組みました。その結果、推薦基準を超える評定を取ることができました。忙しい中でも隙間時間を利用しながら学習し、漢字検定や英語検定などの資格も取得しました。
 私は高3の今年度も国体選手に選出されました。国体は10月上旬に開催されます。受験勉強の時期と国体強化の練習が重なるため、私は指定校推薦受験を選びました。指定校推薦を頂くには校内選考を通過しなければなりません。校内選考用の自己推薦書の準備を夏休み前から始めましたが、とても大変でした。しかし、普段から部活動だけでなく、学習も生活もしっかり取り組んでいたこともあり、無事、指定校推薦を頂くことができました。
 受験のために私は先ず、志望大学のオープンキャンパスに言ったり、ホームページや学校案内を調べたりするなど、大学の特色やアドミッションポリシーを知ることから始めました。また看護に関する本も読みました。そして、小論文と面接が試験内容だったので、先生方に添削や練習を何度もくり返しやって頂きました。先生方はとても親身に指導して下さいました。合格できたのも先生方のおかげと感謝しております。
 最後に、後輩の皆さんに伝えたいことは、学習、部活動そして日常生活など、当たり前のことは当たり前に取り組んでほしいということです。それが進路実現につながります。応援しています。頑張ってください!

八戸学院大学

地域経営学部 地域経営学科

令和4年3月通信制課程卒業
青森 湊中出身

大学では社会人になるための
素養や心構えを習得したいです
仕事をしながら勉強に励み
推薦入試に挑戦しました

 私は、最初就職を考えていましたが、社長である祖父が入院してしまい会社を継ぎたいと思ったため大学に行く事を決めました。指定校推薦を受けるために努力したことは、スクーリングとレポートを頑張る事です。しっかり継続してやる事が大事だと思います。普段の学校評価のために、仕事と学校の両立をしつつレポート、スクーリングをしっかりやるということを大事にしてきました。受験大学を絞り込むにあたって、自分の将来に合う大学をまず複数選んで、自分に合った大学を選びました。私自身が受験に成功した一番の理由は、人とたくさん話せるからだと思います。私にとって大学は、社会人になるためのはじめの第一歩だと思っています。私にとって高校生活とは、仕事の大変さを知り、社会人の経験をできる良い場所だと思います。仙台育英に来てから、仕事の大変さ、大切さをたくさん学びました。人生の中でいい経験をしたと思います。
 後輩の皆さんは、自分のやりたい事もやりつつ自分がやらなきゃいけない事をしっかりやって楽しんで欲しいと思います。

八戸工業大学

工学部 工学科システム情報工学コース

令和4年3月通信制課程卒業
青森 下長中出身

普段から当たり前のことをきちんと
できているかをチェックしましょう
希望の分野への就職を
大学で実現したいです

 私が八戸工業大学工学部システム情報工学コースに入りたいと思った理由は、自分の趣味に近いものを仕事にできる可能性を高められると思ったからです。
 私の趣味はパソコンで3DCGをいじることです。まだまだ大雑把なものしか作れていないですが、スイッチが入ると時間を忘れて作業してしまいます。また、ゲームや映像作品なども大好きなので、そういった作品を制作できる仕事に携わりたいと思ったのでシステム情報工学コースを志望しました。
 最初は首都圏にある大学を目指していましたが、金銭面を考えて地元の大学を目指すことにしました。とても悔しかったけれど、仲の良い友達も地元の大学に進学すると後に知ったので気持ちに整理がつきました。目標達成が不可能になってすぐに落ち込まないように、他の選択肢をあらかじめ考えておくことも大切だと思いました。

適当な授業態度は後々
不安要素に繋がります

 指定校推薦での受験で、準備の期間は面接練習を主にしていました。面接をする上で一番意識したことは、人の目を見て話すことです。当たり前のことだと思いますが、その上でも意識するべきだと思います。自信が無いように見られないようにするためです。
 この受験を通して学んだことは、当たり前のことをおろそかにしないことが、合格へ近づく第一歩だという事です。授業を平気で適当に受けているようじゃ、推薦の資格すら得られないし、後に自分自身に対しての不安要素でしかなくなります。そうならないためにも、普段から当たり前のことをできているかどうかを確認することをオススメします。
 これからの将来に向けて大学でも頑張りたいと思います。

岩手医科大学

歯学部 歯学科

令和4年3月秀光コース卒業
秀光中等教育学校 前期課程出身

自分の理想像に限りなく近づく才能を
学生ならば誰もが持っています
歯科医になることを
常に意識して行動しました

 私が岩手医科大学歯学部歯学科を目指したきっかけは、幼い頃から歯科医院に通い、歯のメンテナンスを定期的に行ってもらった経験から、私も歯科医師となって多くの人の歯の健康を守りたいと考えたからです。その理想を叶えるために、私は英検やなぎなたの段数審査に積極的に参加し、諦めずに努力を続ける姿勢、様々な困難にも立ち向かうことができる強みがあるということを、指定校推薦で評価していただけるように努力しました。
 私は、中学生のときになぎなた部に所属していて、技術の向上はもちろん、将来、歯科医師になるために必要なコミュニケーション能力を、様々な年齢の人と交流を通して培うことを心がけ、日々お稽古に励んでいました。私が指定校推薦で受験した大学は、小論文と面接が選考方法であり、特に小論文は苦手意識があったので、隙間時間に小論文のネタ本を読んで、医療系のテーマに関する小論文を書く練習をしました。私が書いた小論文を担任の先生が読み、訂正していただいた内容をもとに、また書き直すという作業を繰り返したことによって、試験当日では、教えていただいたことを発揮することができ、合格を勝ち取ることができました。

徹底的に自分探しをして
目標達成に邁進しましょう

 私にとって、中・高校生活とは大学進学に向けて、必要な知識を養う時間だと考えています。知識とは単に学力を指すのではなく、自分の長所や興味があることを見つけ、どのような形で社会に貢献できるのか、と自分をよく知ることも含まれると思います。私は中・高校生活を、ただのんびりと過ごしてしまったせいで、自分のやりたいことがはっきり決まらず、行きたい大学はあるものの本当にこの大学へ受験して私は後悔をしないのか、というふうに悩んでしまう時期がありました。このようになってしまうと、将来の夢が決まっていて、それに向かって走り続ける人とブランクができてしまい出遅れてしまいます。そうならないためにも、中・高校生活では自分探しを徹底的にして欲しいです。中・高校生は、誰でも自分がなりたい姿になることができる才能を持っています。思い描く夢に向かって皆さんが走り続けることができるように祈っています。頑張ってください!

ノースアジア大学

経済学部 経済学科

令和4年3月英進進学コース卒業
台原中出身

進路は最善の選択ができるよう
幅広い視野を持って考えましょう
苦手教科は平常点に注力し
高い評定を維持しました

 私は指定校推薦を受けるにあたって、評定平均を高く保つことを意識しました。定期考査で高い点数を取るために熱心に勉強することはもちろんですが、普段の授業態度や提出物を忘れずに提出することを意識してください。そして平常点を満点近くとることが、評定を高く保つために必要不可欠だと考えます。実際私は数学や化学といった理系の教科が苦手で、定期考査では高い点数を取ることができませんでした。しかし、ワークや授業中に配布されるプリントなどにしっかり取り組み、平常点を高くすることで、評定4を保つことができ、3年生時の評定平均は4.3を取ることができました。私が合格したノースアジア大学は評定平均3.2以上の数字でしたが、他の大学では少なくとも評定4以上が条件の大学がほとんどなので、1年生のうちから評定を意識して学習に取り組むべきだと思います。

情報を収集するうちに
この大学に興味を持ちました

 はじめは県内の他の大学が第一志望でしたが、その後他の指定校推薦の募集一覧を見て、インターネットや学校のパンフレットを見て、ノースアジア大学に行きたいと思い、指定校推薦を希望し、無事に合格することができました。当初は県外に行くことにためらいがあり、大学選択の視野が狭い状態で志望大学を決定していました。しかし、実際に県外の大学を調べてみると魅力的な大学が多く、最初から県外の大学も視野に入れておくべきだったと、少し後悔しました。結果的に県外のノースアジア大学に合格が決定し、自分の将来の夢に向けての進路を実現できたのでよかったです。これから大学受験する後輩の皆さんには、広い視野を持って自分の進路選択をして欲しいです。自分の行きたい大学は1つと決まっているのならその大学を目指すのがベストですが、もし行きたい学科だけ決まっているのであれば、県内だけでなく、県外の大学を調べてみるといったことも進路選択においては重要なことだと思います。

東北文教大学

人間科学部 人間関係学科

令和4年3月英進進学コース卒業
塩竈第三中出身

興味のある学問をもとに進路を決め
後で目標を見つけることも可能です
問題を自作することにより
学習の理解を深めました

 仙台育英に入学してから、指定校推薦をとるため、主に高い評定を取り続けることを目標に過ごしてきました。私が中学生だった頃は平均評定が4以下で定期テストでも80点以上を取ることは難しいことでした。しかし、英進進学コースは各生徒の習熟度に合わせて学べる科目もあり、また、授業で習った内容やそれに適応したワークの問題、自ら考えた問題等をまとめた自分なりのノートを作成し復習することで入学してからずっと平均して評定4から5につながる点数をとることが出来ました。自分で問題を作ったり、ノートにまとめたりすることで、内容理解にも結びつくと思います。勉強方法に悩んでいる方は試してみてください。テストの点数だけで評定が決まる訳ではないので日々の生活態度、提出物等にも気をつけましょう。また、高い評定をとることだけで推薦枠を貰えるとは限らないと思うので、英検などの資格取得や模試レベルの問題を解けるようにするために過去問や問題集を活用して対策しておくと自分のプラスになると思います。

企業の広報活動への関心が
進路決定後に芽生えました

 私は、進学先を考えるまでに将来の夢がありませんでした。進学先を東北文教大学に決めたのも将来の夢を目指すためではなく、コミュニケーションについて興味を持ち、コミュニケーション学を学ぶことが出来る大学に進学したいと思ったからです。東北文教大学に進学することを決めてから、コミュニケーション学などを学んで得た知識と身につけた力で役に立てる仕事はないかと考えている時に広報という仕事を見つけ、広報員になって社内の士気を上げて会社の利益増加に貢献したいという将来の夢が出来ました。進学先を決めてから将来の夢が見つかり、それを目指す。という並びで高校卒業後の人生計画を組み立てる方法より、自分のなりたい像があってそれを目指すために進学先を決めるというような方法の方が多数いるのかなと経験上思いますが、まだ将来の夢がないから進学先をどうしようと思っている人がいるなら、興味を持ったことや学びたいことから進学先を選んだ上で将来の夢を見つけることもできることをこの大学合格体験記で伝えたいと思いました。

奥羽大学

歯学部 歯学科

令和4年3月特別進学コース卒業
女川中出身

様々な職業について学ぶことにより
将来の選択肢が増え可能性が広がります
早く合格しゆとりを持って
入学したいと考えました

 3年の秋まで指定校推薦ではなく、一般受験で大学へ行こうと考えていましたが、両親からの提案で、どこの大学へ入学しても最終的には国家試験合格が目標であり、国家試験に合格すればどこの大学を卒業しても歯科医師として働くことができることから、指定校推薦という受験方式で受験しました。指定校推薦の良さは早期合格です。そのため、残りの高校生活では、大学での基礎学力として必要とされている科目に絞って勉学に励むことができ、より良いスタートを切ることができると考えています。また、私は高校受験の時に失敗し、気持ちを切り替えることができないまま引きずり、十分に勉学に励むことができなかった経験から、早期合格によって大学入学に向けて、期待と向上心を持ち、精神的に落ち着いた状態で入学ができると考えています。

探求授業で色々な職業に触れ
目標が鮮明になりました

 私は幼い頃から歯科医師になりたいと考えていましたが、逆に言うと歯学部以外の学部には関心がなかったため、歯学部に入れなかった時にその学部に入りたいのか考えたことがなく、曖昧なままでしたが、高校3年間では、探究授業というものがあり、様々な職業について学ぶ機会を得たことにより、そこで少しでも感じたことや感心したことを大切にし、記録にまとめたことで、自分がやりたいこと、なりたいことを少しずつ知ることができました。この経験を通して私が伝えたいことは、選択肢は自分次第で変えられることです。私のように幼い頃からずっと夢を抱き、他の職業について関心がなくても、様々な職業について調べていくと、自分にとって魅せられるものばかりでした。将来、なりたい職業について揺らぐことがない人も、その気持ちを大切にしつつ、なりたい職業に関係する他の職業について理解を深めることで、様々な視点から自分がなりたい職業について知ることができるかもしれません。多くの選択肢を持つことで、もし今成功していなかったとしても、いつか違う形で成功できると私は信じています。

奥羽大学

薬学部 薬学科

令和4年3月英進進学コース卒業
玉川中出身

進路が決まっていないならば
好きな事を突き詰めてみましょう
幼少時の投薬治療を機に
薬学に関心を持ちました

 私が3年生になった時は将来の夢すら決まっていませんでした。将来何になりたいかと考えていると、小さい時に色んな病気にかかって身体を自由に動かすことができなかった時に薬を飲んで助けられたことを思い出しました。そこから薬の研究・改良をしたいと思うようになりました。最初は他の大学を目指していましたが、そこの大学にいくのはとても難しく今の大学になりました。そこからは面接練習を試験5週間前くらいから始めていき、1回目の面接はズタボロで先生とも目を合わせることすらできなかったり、質問になかなか答えることもできませんでした。ですが回数を重ねるたびに色んな質問に答えられるようになり、緊張もほどけて大きな声を出せるようになってきました。試験当日は今までで一番緊張していて思うように言葉が出なくて落ちてしまうじゃないかと不安でいっぱいでしたが無事に大学を合格できました。まだ将来の夢が決まっていない人は自分の好きなことを見つけて、それを将来の夢にしてみるのもいいと思います。面接練習は早くて試験の1ヵ月前あたりから始めたり、色んな先生とやると対策や姿勢などが体に染みついてくると思います。

東北学院大学

経済学部 共生社会経済学科

令和4年3月英進進学コース卒業
玉川中出身

伸び悩んでいた科目の過去の考査を
解き直して復習し成績が上がりました
一般入試の倍率が高かった為
推薦入試に挑戦しました

 私は高校入学時は公立高校に入れなかったため、勉強面を頑張ろうと部活には所属せずに勉強に取り組みました。
 そして、高校2年の頃までは一般入試での進学を目指していたのですが、その後指定校推薦での進学を目指しました。理由は、行きたい大学の一般入試の倍率が高かったことです。一般入試という学力が問われる方式に自信がなかったということで目指しました。その日から指定校推薦での進学を目指し、一日の勉強量を増やしました。そしてテスト前には教科書の小さな所まで見直すことを徹底して行いました。ですが、1,2年生の成績は良かったのですが、3年生で成績が伸び悩んでしまいました。得意教科である日本史や現代文でも赤点ギリギリを取ることが続きました。そこから私は日本史や現代文の過去の考査の問題をひたすら解きました。そしたら成績がどんどん伸びました。そして校内選考を通り受験することができました。
 入試当日はまず15分前には会場にいること、最後の小論文の見直し、あまり緊張しないことが重要だと思います。皆さんには、成績が落ちても悩まず、今できることをやってベストな状態で入試に臨めるよう願っています。

東北学院大学

法学部 法律学科

令和4年3月特別進学コース卒業
古川学園中出身

1,2年生のうちから定期考査に注力し
高評定を維持できるよう努力しましょう
準備や対策の大切さを
受験を通して実感しました

 私は入学当初から指定校推薦での大学合格を視野に入れていたので、1年生の時から定期考査の学習に力を入れ、評定を維持できるようにしていました。3年生になってからは周りも良い評定を取ろうと意識するようになるので、肝心なのは1,2年生のうちに良い結果を残しておくことだと思います。そして、3年生の6月にある校内模試の結果は校内選考に大きく関わるものですが、定期考査も同じ月にあるため、同時並行で勉強するのは大変でした。そこで、過去問を解いたり、過去問と同じような傾向にある共通テスト対策の問題を解いたりという対策を早めに行っていると気持ちに余裕を持てると思います。特に英語は文章量が多いため、時間配分に気をつけて問題演習を行うと本番も焦らずに解けると思います。また、推薦を狙う人は自己推薦をする機会が何度もあります。英検などの資格を持っていたり、ボランティア活動に参加していると自分の強みが増え、良いアピールポイントになると思うので、1,2年のうちから積極的に資格取得やボランティア活動に励むと良いと思います。
 校内選考に通ってからは、受験内容である小論文や書類作成などの受験対策を毎日行っていました。過去問の題材を使って書いた小論文は毎回先生に添削をしてもらいアドバイスをもらって自分の文章の癖を直せるようにしました。毎日ニュースを見たり、時事に関する記事を読んだりして知識を身につけていたことは、小論文を書く際にとても役に立ちました。
 私が受験を通じて感じたことは、何事も準備や対策が大事だということです。高校の3年間は短く、あっという間に過ぎてしまうので、後悔しないように楽しみながら日々を過ごして欲しいと思います。

東北学院大学

工学部 電気電子工学科

令和4年3月英進進学コース卒業
多賀城中出身

苦手教科は地道に学習に取り組み
徐々に克服していきました
システムエンジニアに必要な
知識と技術を習得したい

 私は将来、様々な技術を幅広く理解しているシステムエンジニアを目指したいと考えています。そのため、電気に関する専門知識を幅広く学べ、1年次に専門知識を学ぶための基礎をしっかり学べる東北学院大学の電気電子工学科に志願しました。
 推薦入試で受験した理由は、過去に高校受験に落ちてしまうという苦い経験があり、もう二度と同じ過ちを繰り返さないためです。
 学校推薦型で指定校枠を取るために努力したことは、成績を下げないように維持し続けたことです。そのために「やるべきことはしっかりと取り組む」ということを常に心がけていました。提出物や課題などは大きく成績に関わり、テストで多少低い点を取っても救われることもあります。また、その逆もあり得ます。だから私は、やるべきことをしっかりと取り組んでいました。

大学生活を謳歌しつつ
しっかり学んでいきます

 勉強面で心がけていたことは、毎日地道に勉強に取り組むことです。その日受けた授業の予習や復習を行い、テストで良い点数を取るために準備しておきます。「塵も積もれば山となる」というように、繰り返し行うことで、最初は全く分からなかったところでも、徐々にできるようになります。更に積み重ねることで完璧にできるようになりました。私は英語と数学が苦手だったのでこの方法でできるようにしました。
 大学受験時の小論文対策は、過去の小論文の問題を見て出るお題をある程度予想することが重要だと考えます。
 大学に行く以上、しっかりと学び、精一杯楽しみたいと思います。

東北学院大学

工学部 電気電子工学科

令和4年3月英進進学コース卒業
高崎中出身

入学前から志望大学を決めていたので
勉強のモチベーションを維持できました
3年1学期の校内模試は
早めに対策を始めましょう

 私は高校受験の際、滑り止めで受けていた仙台育英に入学しました。まず入学する前に目標の大学を親と話し合って決めました。これは中学校時代に目標の高校を決めずに勉強して勉強する意味を見失ったからです。
 学校生活では、指定校推薦の枠をもらうために全ての教科で最高評価が取れるように努力しました。特に数学と英語の授業は、3年間あるので分からないところを理解できるまで勉強し授業に置いていかれないようにしました。指定校推薦の枠をもらうためには評定をしっかり取ることも重要ですが、3年生の1学期に行われる校内模試で点数を取ることの方がもっと重要です。校内模試では国語・英語・数学の3教科の試験が行われます。文理選択で文系を選んだ人は国語と英語、理系を選んだ人は数学と英語を重点的に学習すると良いです。また、勉強を始める時期としてはできるだけ早い方が良いですが、3年生に上がる前の春休みに始めると余裕をもって試験に挑めると思います。

MY・PROJECTは
推薦書類の作成に有効です

 指定校推薦の枠を無事にもらえたら、次は大学受験の準備をします。推薦受験の場合、必ずその大学への志望動機を書くと思います。志望動機を書く時は志望大学のパンフレットやホームページによく目を通してから書くことが良い志望動機への近道だと私は考えます。また、理系を選択した人は授業で行われているMY・PROJECTを真剣に取り組むと研究的学習の書類を楽に書くことができると思います。皆さんも目標の大学に合格するために毎日コツコツ頑張っていきましょう。

東北学院大学

工学部 環境建設工学科

令和4年3月特別進学コース卒業
五橋中出身

授業で積極的に発言し熱心な姿勢と
理解度を先生にアピールしました
推薦受験の準備と並行して
一般入試対策にも励みました

 私が指定校推薦を利用しようと思ったきっかけは、高校1年生の時に従兄弟の受験勉強を必死でしている姿を見て、もっと早いうちから自分に出来ることは無いかと思い辿りついたのが指定校推薦でした。
 殆どの大学が推薦条件で評定という基準を設けています。まずこの条件を満たさないと受験することができません。そのためには1年生の頃から、提出物や出席日数などの生活面と、日頃の小テストや定期テストでの点数などの学習面とをどちらもこなす必要があります。特に理系では、物理をとるか、生物をとるかで学科の内容が大きく変わってくるので重要な選択になると思います。
 私が推薦枠を獲得するために努力したことは、まずは出席日数です。病気や怪我は別として一番心がけやすい簡単なことだと思います。また、授業での発言も大切です。先生に自分が理解していることをアピールするための場でもあるので、積極的に発言しました。これらは自分の授業への積極性と理解を示すという目的のものです。次に「推薦をもらえなかった時の対策」です。推薦と言えど、学校内で成績を競うものなので必ずしも自分がもらえるという訳ではありません。もしも推薦がもらえなかった時、一般入試で失敗しないために、志望理由書などを準備しつつ、英単語や古文の練習を欠かさずやっていました。

3年間で積み上げた努力を
発揮するのが推薦入試です

 最後に志望理由書についてです。私は高校入試の際に一度書いたことがありましたが、それとは比にならない量と内容が必要です。学校を代表していくので、たくさんの時間をかけて仕上げます。実際に私は、約1ヶ月かけて仕上げました。何度も添削してもらい、言葉遣いや句読点の一など、様々な先生方に事細かに指導していただきました。内容は、志望理由や自分の長所など一般的なものがほとんどです。その中でも私が特に重要だと思ったのは、「高校生活で頑張ったこと」です。私はここで一番悩みました。コロナ禍ということもありましたが、特に力を入れて頑張ったということがさほど無く、何を書こうか一日中考えていました。なので高校生活での努力や功績をいくつか残し、把握しておくことが大事になってきます。
 指定校推薦は一般入試と比べて結果が早く出たり面接だけで済んだりと楽なイメージを持っている人も少なくないと思います。ですがそこに至るまでの努力の結果が「推薦」という形となるので、今指定校推薦を考えている人は学校生活、定期テストを頑張ってください。今からでも遅くはありません。応援しています。

東北学院大学

工学部 環境建設工学科

令和4年3月英進進学コース卒業
涌谷中出身

今の環境でもっと成長するために
どう過ごすべきかを常に考えています
時間を有効に使えるように
工夫して学習しました

 私は、勉強と部活動の両立を目標に仙台育英に入学しました。仙台育英が多くの大学の指定校推薦を持っていたのも入学した理由の一つです。
 私は空手道部に所属していました。部活動は、放課後、土日もあり、勉強する時間があまり取れませんでした。1年生の頃は朝の練習もあったので、朝は5時前に起床して、学校に電車で通学していました。学校の休み時間や通学時間を利用して、日々勉強をしていました。通学のときは、読みものや暗記の勉強をし、学校では数学や化学などの書きものの勉強をするなどして工夫しました。私はこの勉強方法で指定校推薦を取ることができました。

部活動の副キャプテンを担い
成長できたと実感しています

 自己アピールをするためにも部活動にも力を入れて取り組みました。部活動では副キャプテンを務めました。副キャプテンの仕事は主に練習の指揮を執ること、練習中の良い雰囲気作りなどです。最初の頃は部員にうまく指示が出せず、監督から「指示が遅い、チームの雰囲気が悪いのは副キャプテンがしっかりしていないから」と指導されました。どうすれば自分たちの指示が通るか考えました。部員個人の名前を呼んで移動させたり、学年ごとに並ぶ位置を決めるなどをして工夫をしました。また、自分から積極的に声を出したり、ポジティブな言葉をかけるなどを工夫しました。副キャプテンの仕事はとても大変だったけれど、インターハイや全国選抜大会にも出場でき、とても嬉しかったです。また、人としてもこの3年間で大きく成長できたのではないかと思います。
 時間がないから勉強はやらないとか、勉強が忙しいから部活は手を抜こうとかなどは正直言い訳に過ぎません。周りの環境に文句を言っていても、時間の無駄です。今の環境をどう過ごしたら、より良い生活が送れるのか、もっと成長できるのかを考えて、これからも私は生活していきたいと思います。

東北学院大学

教養学部 情報科学科

令和4年3月情報科学コース卒業
上杉山中出身

資格は取得する毎に挑戦意欲が増し
スキルアップすることで自信になります
東北学院大学は入学時から
第一志望の大学でした

 私は高校入学後、指定校推薦という制度の存在を知りました。その頃から第一志望であった東北学院大学の指定校推薦を考え始めました。1年生の頃から評定を意識し、定期テストの2週間前から対策を行い、提出課題を漏れなく提出したことで3年間評定5をキープすることができました。また、資格取得についても、日頃の情報の授業を真剣に取り組み、試験日の2週間前から資格の対策をしました。そのおかげで私は、情報処理検定1級、MOSのExcel、Word、PowePointと、Excel、Wordのエキスパートを取得することができました。様々な資格を取得することで、次の資格取得に対するモチベーションに繋がります。また、自分に自信が付くし、アピールポイントにもなります。
 指定校推薦を狙うにあたり、重要なことが二つあります。一つ目は、3年生の序盤に行われる校内模試です。コース関係なく3年生全員が受けるため、順位が非常に大切になります。指定校推薦の選考はこの順位が良い人から選ばれやすいので、とても重要な点です。私自身も過去問を解いたり、講習に出るなどして順位を一つでも上げるよう努力しました。二つ目は自己推薦文です。その大学を志望する明確な理由や高校時代に培ってきたことを1,600字程度にまとめて高校側に提出します。文字数が1,600字と多いので、その分アピールポイントや志望動機、将来の夢などの流れを読み手に分かりやすく納得させる必要があります。
 指定校推薦が取れるかどうかは3年生の夏休み頃に分かるので、もし取れなかった場合の選択肢を用意しておくことがとても重要になります。コツコツと努力し自分の武器を増やしていけば、必ず役に立ちます。後悔のない3年間を送ってください。

東北工業大学

工学部 情報通信工学科

令和4年3月英進進学コース卒業
多賀城第二中出身

自分なりに工夫して苦手を克服し
得意なことを増やしていきましょう
講義履修前の学習サポートが
手厚い大学を選びました

 私は東北工業大学工学部情報通信工学科に指定校推薦で合格しました。その際には大きく2つのことを努力しました。
 まず1つ目は、基礎的な学力を伸ばしたことです。特に私は数学を苦手としており、情報通信工学科に行くには不安がありましたが、在学中に解消しようと努力をしました。私は応用問題が解けないので、兄や姉が使っていた参考書などで勉強しました。私は応用問題を解けないのは数をこなしていないからだと考え、それからたくさんの問題を解きました。そのうちにその問題の系統への解答パターンが見えてきて少しずつ解けるようになりました。
 また、私は高校では文系選択をしていましたが、前述の通りに工学部の情報通信工学科に進学を決めたため勉強の面がとても不安でした。東北工業大学では、学部ごとに勉強をサポートしてくれるところがあり、さらに入学前学習もとても充実していて、勉強面の不安をサポートしていただけるとありましたので選択をしました。

校外イベントにも積極的に
参加し視野を広げました

 また、2つ目に努力したのは様々な会合に行って、経験を積んだことです。
 まず1つ目に学んだことはプログラミングです。さまざまな研修や講習会に参加して学びました。工学系統に進んでいくなら学んでおいて損はないと考えたからです。
 2つ目はINTILAQ主催の『高校生アントレプレナー養成ゼミ』で社会問題をどうやったら解決できるか考えました。これによって、社会問題の根の深さや一つを解決するともう一つ解決しないといけない事象が出てくるといった問題のことを学びました。
 私は以上のことをがむしゃらに学び、無事志望大学に合格することができました。高校在学時に苦手をつぶし、得意を増やすというのはとても大切なことだと思います。皆さんも高校のうちに様々な経験を積んでおいて下さい。

東北工業大学

工学部 都市マネジメント学科

令和4年3月英進進学コース卒業
利府西中出身

1年次から勉強に励むほど
進路の選択肢が広がります
大学進学は決めていたものの
志望大学の決定に悩みました

 私が大学進学を目指し始めたのは中学生からです。仙台育英に入学してきた人の大半は大学、専門学校への進学を目指しているのではないかと思います。でもきっとどこの学校か、何を学びたいといった具体的な内容は入学してから決めるのではないかなと思います。実は私もで、私は3年生になってやっとどの学校に行って、何を学びたいかが決まりました。決まる前は3,4個大学を出して、その中から決めて、どこの学科か決めようとしていました。それは何を学びたいのか、何を将来したいとかがまだハッキリしていなかったからです。でも、その候補の中に興味が湧くようなものが私にはなかったので引き延ばしになり、どうしようかと悩んでいる中、学校説明会に初めて足を運びました。学校説明会には候補の大学が少なく、名前を聞いたことのある大学もいくつか聞きに行きました。この大学にはこんな学科があったんだなといった新たな発見がありました。その中に私の興味が湧く学科がありました。私は高校で地域研修等の色々なものに参加していました。そういった色々な経験もこの学科なら活かせると、その時思いました。そしてその大学にいけるように、大学とその学科について色々調べました。そして学校からその大学の推薦枠をいただいた私はその大学の試験内容であるプレゼンテーション、面接の準備、練習をして、本番当日では緊張せず自分の全てを出して合格しました。

色々なことに挑戦すれば
新たな発見があるはずです

 私が言いたいことは、焦って決めずじっくりと考えても間に合うということです。学校内外問わず、色々なことに挑戦していくことです。全く関係の無いことでもやってみると意外と自分に合うかもとか面白いとか新発見があるかもしれないからです。
 最後に高校3年間で思ったことはもっときちんと勉強をしておくべきだったということです。私は大丈夫でしたが、ぎりぎりになってこの大学に行きたいと思っても学力が足りなければ行こうと思っても行けないからです。だから、勉強すればするほど選択肢が広がるので少しずつでもいいので勉強することをおすすめします。

東北工業大学

工学部 電気電子工学科

令和4年3月英進進学コース卒業
桃生中出身

早くから将来の方向性を定め
自分の意志で進路を選びましょう
将来はエンジニアとして
社会の役に立ちたい

 私は指定校推薦で大学を受験しました。大学進学を目指した理由はファームウェア系やインフラエンジニア、サーバーエンジニアなど人々の役に立つ仕事を目標にしていて私は特に、その職業に必要な資格や検定を取得し専門知識や技術を身につけたいと思ったからです。そしてなぜ推薦入試で受験したかというと、大学4年間でこれらの目標を達成に近付けるためだからです。
 学校推薦型で指定を受けるために力を入れたことは二つあり一つ目は学校での生活態度です。当たり前のことを中心にし授業を受けるときは姿勢を良くし先生の話を聞いたりくらすで困っている人がいたら率先して手助けしたりしてきました。また、提出物関係を忘れずに出すことや時間を守り常に5分前行動をし勉強は毎日コツコツ進め予習復習に取り組み期末考査は手を抜かずに力を入れました。そして私が学校で生活していく上で気づいたことは積極的に行動することです。今のうちにクラスや行事などには自分から手を上げて恥ずかしがらず行動に表すことが大事だと感じました。

コミュニケーション能力を
部活動で伸ばしました

 二つ目は部活動と検定です。部活動では仲間との協力や自分の意見を主張したり相手の意見を聞いて、尊重することを学びました。私は軽音楽部に所属していて毎年行われる文化祭に参加していました。演奏する曲を決めるとき必要になるのがチームワークで私はこうしたいという意見があっても周りを優先してしまうところがありました。しかし私はこのまま流されてはいけないと思い自分の意見を伝えたところ周りは快く受け入れてくれ、私はそこで自分の意見を伝えることを知りました。活動面では後輩に分かりやすく教えたり部長や副部長を支えてきました。検定では自分から率先して英語検定や数学検定に挑戦し自分が出来ることを増やしていきました。検定や資格は将来的に有利になってくると思うので今できる範囲で挑戦していくのも良いと思います。
 最後に私が思うことは早めに自分の方向性を決め、大学の情報を資料請求やオープンキャンパスを利用して集めておくことと普段の学校生活の行い、期末考査などで点数をとっておくことだと思います。そして一番大切なのは大学は周りが決める所ではないのでしっかりと自分の意志で選び人生を拓くことです。

東北工業大学

ライフデザイン学部 産業デザイン学科

令和4年3月英進進学コース卒業
六郷中出身

大学で専門分野を集中して学ぶために
高校では良い評定を維持しましょう
部活動で特技が磨かれ
息抜きにもなりました

 私が大学進学を目指した理由は、将来の選択肢を増やすためです。高校までの知識で就職をするより、大学を出てから就職をした方が知識量も多いので進学を決めました。しかし、興味のない道へ進んでも途中で飽きてしまっては意味がないと思い、小学校の頃からデザイン系の仕事に就きたかったのでデザインを学ぶことができる大学を選びました。私は中学3年生の時から、仙台育英に入学し、指定校推薦で大学を受験したいと考えていました。そのため高校1年生の初めの定期テストから気を抜かず、大学受験が終わるまでの3年間、自分の中で納得のいく成績を維持し続けました。また、勉強だけでは推薦を取るのに厳しいかも知れないと思い、部活動は軽音楽部に所属しました。私は幼稚園の頃からピアノをやっていたため、それを活かしキーボードを始めました。毎日部活動へ参加はできませんでしたが、自分の特技をさらに伸ばすきっかけになりました。軽音楽部は自分が行ける日だけ行っても大丈夫で、部員の雰囲気も良かったため、息抜きにもなる良い時間でした。それだけでなく、新しいことに挑戦したことで自分の技術向上にも繋がる自分に合った部活動でした。

定期考査対策を軸に勉強し
確実に成績を残しましょう

 私は普段からこつこつ勉強するのが苦手なのでテスト前につめこんでいましたが、それだとテストが終わった後すぐ忘れることが多いです。しかし、次の範囲に進む際、前の範囲を理解していないといけないことがほとんどなので、ワークを使用し復習していました。特に理科系の教科は復習が大変になります。私は数学が得意だったので理系に進みましたが、高校3年生の最後まで、1年生で習った知識を使いました。暗記教科は苦手でしたが、読みながら書くをずっとやり続けていました。正直、将来使わない知識も多いと私は思っているので、テストがあるごとに勉強していました。テスト前に勉強して成績を維持し、大学で本当に学びたいことを学べるようにそれまで成績は落としませんでした。年に4回のテストさえ頑張れば、自分の学びたい分野を集中的に学ぶ事ができるので、大学進学を目指す人は成績維持は確実にやった方がいいです。また、3年生に入ってすぐの校内模試ではある程度高い点を取れば、指定校推薦を取れる確率も上がるので、過去問を4年分解き直して勉強しました。2021年度からは英語の出題が共通テスト型式になったため、少し難しかったですが、しっかり対策をして校内模試を受けることが大切だと感じました。

東北文化学園大学

医療福祉学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻

令和4年3月英進進学コース卒業
矢本第一中出身

友達と一緒に学んだり笑い合い、
とても充実した高校生活でした
平日は授業の理解に充て
休日は復習に注力しました

 私が大学を目指したきっかけは4年間で豊富な知識を得て、亡くなった祖父との約束を叶えるためです。
 東北文化学園大学は高校1年の時の面談で先生から勧められて志望し、そこから推薦を取れるよう努めました。1学期の面談では点数がギリギリと言われたので、2学期の期末テストでは得意な教科はノートにまとめ復習したり、苦手な教科は基本的な部分を繰り返し復習したことで、1学期のテストの点数より上げることができました。そして無事指定校推薦を頂き、仙台育英の代表としての心構えと入試に向けて面接練習に力を入れました。面接練習だけでなく学校の授業も怠らず両立しました。また、大学進学を志望するにあたって、この大学に入りたいという心構えで面接練習などに取り組んできました。勉強時間は平日では2〜3時間で、休日は4〜5時間勉強に取り組んできました。内容としては、授業で習った部分を教科書で確認してノートにまとめたりするなどに力を入れてきました。長期休暇期間・休日の活用法は1,2年生の時のやってきた部分の復習や、3年生の授業で分からなかった部分、そして次にやる授業の予習・復習をやることを活用法にしていました。

勉強できる環境や設備、経済面なども
志望大学を決めるにあたり大切です

 受験大学を絞り込むにあたって、どのような配慮・検討をしたか、2つあります。まず1つ目は、自宅から通えるという点です。県外の大学だと授業料だけでなく一人暮らしをするお金も無いと駄目なので、自宅から通えた方がいいということです。2つ目は、私が入学する大学では、学習環境や設備が十分あるので安心して勉強に取り組むことができます。この2点に私は配慮しました。
 私はこの仙台育英での3年間は、友達と一緒に学んだり笑い合い、とても充実した高校生活でした。
 大学ではコミュニケーション能力や相手との協力が必要になってくるので、学校生活で練習した方が良いかもしれません。

東北文化学園大学

医療福祉学部 リハビリテーション学科視覚機能学専攻

令和4年3月英進進学コース卒業
折立中出身

先生方からの進路についてのお話は
重要なのでしっかり耳を傾けましょう
部活動に没頭したあまり
勉強が疎かになっていました

 私は指定校推薦入試で志望大学に合格することができました。私が指定校推薦を受験する上で最も大切だと思うことは、勉強は少しずつでもいいからコツコツすること、早めに志望大学を決めて受験方法も決め、余裕をもって生活することです。推薦は高校3年間の自分の行動、努力を評価するものだと思います。推薦するところがなければ推薦入試が受けられないため、受験する学校が定めた評定より余裕をもった成績を取った方がいいです。
 私は高校1,2年生の頃は所属していた書道部での活動に没頭し、勉強はテスト前日しかしていませんでした。その結果、評定はとても低く志望大学が定めた評定に全然達しませんでした。このことに気付いたのは2年生の後半だったため、4学期の期末考査は頑張って良い点数を取ることができました。しかし、今までと平均するとはまだまだ足りませんでした。最終的には3年生での期末考査で少し巻き返すことができ、無事志望大学への受験資格を得ることが出来ました。私のようにギリギリに焦るよりも、入学当初から少しは勉強を頑張るか、すぐ志望大学を決めて、それに合わせた生活をした方が良いです。

1年から努力を続ける姿を
周りにアピールしましょう

 進路についてLHRの時間や小論文の時間などで、先生方から入学当初から話をされて資料を渡されることがたくさんあると思います。その時私は「受験はまだまだ先のことだ」と聞き流していました。しかしそれは間違いで、本当に本当に重要な話をしていたのだと後悔しました。話を聞いていなかった私は受験シーズンになって色々やらなければいけないことをギリギリで進めました。先生方にたくさんの迷惑をかけました。自分のためにも周りの人々のためにも、受験について理解を深める必要があります。
 ここまで話が転々としてしまいましたが、全部の話に共通するのは、1年生の頃から色々物事を進めた方が良いということです。これは推薦・一般に関わらず全生徒に言えることです。努力は必ずどこかで認めてもらえます。認めてもらうために精一杯頑張って周りにアピールしてください。また、私は志望大学のオープンキャンパスに同じ見た目で何度も行き、教授に顔を覚えてもらおうとしました。意欲、気合いをアピールすることも少しは大事なのかもしれません。私は面接の時まで顔を覚えてもらうことができました。皆さんのことを心から応援しています。頑張ってください。

東北文化学園大学

医療福祉学部 看護学科

令和4年3月英進進学コース卒業
郡山中出身

先生とイメージトレーニングを繰り返し
本番の面接はとても上手く行きました
普段の学習を怠っていた部分を
3年生で必死に頑張りました

 私は、指定校推薦型で大学受験を受けました。指定校推薦型ではまず、校内選抜を勝ち抜かなければいけません。しかし、私は2年次が修了するまで定期考査の試験勉強や、校内模試などの試験で手を抜いて取り組んでしまっていました。そのため推薦を取るために必要な評定平均値まで達していませんでした。担任の先生にこのままでは指定校推薦を取れないと聞いて、とても焦ったことを覚えています。3年に上がってからは指定校推薦枠を勝ち取る為に定期考査の試験勉強、そして校内模試で上位を取るための勉強をひたすらしていました。

対策プリントに何度も取り組むと
成績が一気に伸びました

 定期考査での点数をあげるために私が行った勉強方法は対策プリントをひたすらに解きまくると言うものでした。幸いにも英進進学コースの先生方は私達生徒のために対策プリントなるものを作ってくれます。その各教科の先生方によって作られた定期考査用の対策プリントをひたすら解きまくって、そのプリントの正答率を引き上げるというものです。テストの問題は対策プリントの問題から出題されることも多く、対策プリントの正答率をあげれば比例してテストの点数も上がるからです。そして、もうひとつ心がけていたことは、午前2時になったら必ず寝るということを徹底して行っていました。それ以前まではそれよりも遅くまで起きて勉強をしていましたが、勉強後はしっかりと睡眠を取るということを心がけるようにすると成績は2つの定期考査の間でグッと伸びました。
 そして、入試が近くなると、空き教室やゼミを活用して先生方が面接練習をしてくれます。私は担任の先生に「予想される質問の答えを丸暗記して覚えて答えようとするのはダメ。キーワードごとにまとめて頭に入れ、自分の言葉にして話すこと」とアドバイスをいただき、先生を相手にイメージトレーニングを繰り返したのが役立ち、本番では詰まらずに自分の意見を述べることができました。

東北文化学園大学

医療福祉学部 看護学科

令和4年3月英進進学コース卒業
宮城野中出身

看護系は新型コロナウィルスについて
詳しく知り考えをまとめておきましょう
授業に真面目に取り組めば
基礎はしっかり身に付きます

 私が大学合格のために頑張ったことは勉強です。部活動に所属していなかったため、学力で差をつけるしかありませんでした。そこで一番大切なのは日頃から勉強することです。普段から勉強していないと長時間勉強することは不可能だし、何より学習内容を理解することが出来ません。私が焦り始めたのは高校2年生の冬でした。それまでは考査前しか勉強しておらず、解き方もこれでいいかなぐらいの軽い気持ちでいました。分からない問題があっても放っておくこともありましたし、答えを暗記することもありました。だから、1年、2年の復習をする時は基礎を身に付いていませんでした。基本的な問題や単純な問題は解けても応用問題は一切解けませんでした。そこで学んだのは普段の授業を真面目に受けることの大切さです。授業は応用問題を解く時間はあまりなく、公式内容や基本的な説明が多いです。だから、授業を聞くことで基礎学力を身につけることができます。授業を真面目に聞き、その日のうちに復習することが大切なのです。しかし、部活動で時間が取れないという人もいると思います。そういう人は授業が早く終わったときや、なかなか先生の来ない空き時間に勉強するのが良いと思います。先程も書いた通り、日頃から勉強することが大切です。私は高校3年生になって後悔したのでぜひ気を付けてほしいです。

面識の無い先生方にも
面接練習をお願いしました

 私は指定校推薦で受験しました。受験内容は面接と口頭試問でした。面接練習で気を付けることは多くの先生と行うこと、また、その際、知らない先生とも行うことです。実際の受験では質問の仕方が練習とかなり異なっていました。本番になると緊張してしまい質問の意図を理解するのが大変です。だから、さまざまなパターンでの質問方法に触れておくことが大切です。口頭試問については、私は看護学科なので他の学科は分かりませんが、コロナのことを十分理解しておくことです。また、その際、日常生活に結び付けて考えることも必要です。その対策は意味があるのかなどといった全てのことに自分の考えを持っていると良いと思います。
 受験する皆さん、頑張って下さい!

東北文化学園大学

経営法学部 経営法学科

令和4年3月英進進学コース卒業
柳生中出身

評定や資格取得だけではなく
常に受験を意識して過ごしましょう
映画の字幕を活用して
英単語を暗記しました

 私は指定校推薦入試を得るために大きく分けて3つの努力をしました。1つ目は英語の勉強です。私は英語が得意だったのでその能力を伸ばし、資格を得ようと考えました。日常にもそれを取り入れました。朝、学校に行く際の電車では単語帳を読んで英単語を少しでも覚えようと努力しました。又、映画を見る際も字幕で見て、気になる単語や発音があったら調べてアウトプットしました。それらを見る際はなるべく心の中で英単語と発音を合うように心がけながら視聴しました。その結果、私は実用英語技能検定準二級に合格することが出来ました。
 2つ目は評定です。指定校推薦では評定が一定数ないと資格を得られないので、評定を上げるために様々な工夫をしました。例えば、英語や世界史の小テストなどはしっかりと予習復習を予めやっておき、それ以降も自身の知識として定着させる事を意識し、平均点を取れるように努力しました。他にも、授業中で意見を求められたら積極的に自分の考えを話すようにしたりしました。また、定期テストではワークなどの提出物をしっかりと出すようにして、内申点に響かないように心かげました。

ディスカッション等では
積極的に発言しました

 3つ目は生活態度です。遅刻はもちろんのこと、早退も極力しないように体調管理をしっかりして次の日に備えるようにしました。また、服装頭髪等もきちんと整え、人前に出ても恥ずかしく無いように精進し、日々を過ごしました。また、日常的なクラスメイトの友好関係も大事にし、コミュニケーションを積極的に図り、グループディスカッションでも意見を言えるようにしました。仲の良い友達とも授業中に話し合いの機会を求められたら話し合い、見解を述べました。以上が私が受験資格を得るためにした大学体験記です。

東北文化学園大学

工学部 知能情報システム学科

令和4年3月情報科学コース卒業
高砂中出身

授業以外でも気が緩まないように
落ち着いて行動するよう心掛けました
実際に大学に足を運び
講義などを体験しました

 私が大学進学をめざしたきっかけは、オープンキャンパスで実際に大学を訪問したことです。写真や文章だけでは分からない部分を知ることができました。例えば、大学の講義を体験したり、校内を回ったりしました。
 そして、推薦入試をめざした理由は勉強があまり得意ではないからです。そこで、面接や小論文で補えると考えました。そのために心がけたことや、努力したことは生活態度です。問題を起こしてしまうと、推薦は厳しくなります。選択肢が一つ無くなる可能性が高くなるので、生活態度を気を付けました。特に、休み時間や授業が早く終わった際に、気持ちがゆるくなってしまうので、落ち着いて行動することを意識しました。また、移動教室のときには、遅れないようにすることも大事だと思いました。また、学校をなるべく休まず登校し続けて、色々な授業に参加しました。義務教育ではないので、授業に参加する姿勢が推薦にも良い影響があったと思いました。

新しい環境での高校生活で
成長を実感しています

 そして、授業中での態度も重要だと思います。特に授業中は顔を上げて聞くことです。また、課題の期限を遅れないようにすることも大切です。テストの点数に平常点が加わり、成績が変わるからです。なので、授業中の態度と課題の期限が大事です。
 その他にも、情報処理検定の3級に挑戦しました。2級は取得できませんでしたが、面接で資格について問われたので、取得しても良いと思いました。
 そして、受験大学を絞り込むにあたって配慮や検討したことは、学べる内容と家からの距離です。学べる内容は興味があるものを選んで、距離はなるべく近い方が良いと思いました。近ければ、季節にも影響されにくいからです。
 私にとっての高校生活は、成長です。周りの環境が変わり、今まで通りではなくなったからです。
 そして、合格できるように頑張ってください。

東北文化学園大学

工学部 建築環境学科

令和4年3月特別進学コース卒業
富沢中出身

仙台育英での様々な体験を通して
将来の目標がきっと見つかります!
課外授業に積極的に参加し
視野を広げるよう努めました

 「大学に進学する」入学当初、進路に対する私の考えは、このような漠然としたものでした。将来ビジョンが全く見えず不安でしたが、自分が目指す方向性が決まった時に焦らず対処できるよう、日々の高校生活で取り組んでいたことがあります。
 1つ目は、視野を広げるため仙台育英独自の課外授業に積極的に参加したことです。専門の先生の高度な授業が受けられるのが特徴で、「サイエンス・コ・ラボ」では、初めて触れる実験器具に驚き、貴重な体験ができました。英語の放課後講座では、外国の先生の生の英語を耳にし、聞く力が養われました。
 2つ目は自分のスキルアップのため、資格取得に力を入れ、英検・数検・漢検のすべて2級合格を目標としました。こちらは大学入試の面接の際、話の種ともなりました。
 3つ目は授業で習ったことは、その日のうちに復習をする、これを毎日徹底しました。

授業の題材をきっかけに
建築学に関心を持ちました

 仙台育英には素晴らしい先生方がたくさんいらっしゃいます。先生の話に耳を傾け、いろいろな体験をすることで新しい発見があるかもしれません。私の場合、普段の何気ない英語の授業の中に、進路を決定するきっかけがありました。ある建築物を取り上げた授業内容だったのですが、この建物にとても興味を持ち、建築学の観点からもっと詳しく学びたいと思うようになりました。このことが指定校推薦への道へと進んでいきました。
 最初から目標を明確にできなくても、このように充実した高校生活を送ることで、見えてくることが多々あるように思います。身近なところにこそヒントが隠されているのかもしれません。そして日々の積み重ねが大事だと思います。
 仙台育英はたくさんのことが体験できる素晴らしい高校です。「実体験に勝るものはなし!」興味のあることもないこともまずは、自分の目で見て感じてみて下さい。これが何よりも大切なことだと私の実体験から、そう思いました。

東北文化学園大学

工学部 臨床工学科

令和4年3月特別進学コース卒業
岩沼中出身

意志を強く持つことが大切であり
進路決定のカギになります
患者に寄り添い地域医療に
貢献していきたいです

 高校1年生の時、私は医療系の道に進みたいという漠然とした目標しか持っていませんでした。そして高校1年生の冬から、新型コロナウィルスが世界中で流行し始めてしまいました。コロナ禍で学校に通えずオンライン授業の日々が続く中、私はマスメディアを通じて“生命維持管理装置を操作できる臨床工学技士が不足している”事実を知りました。当時の私は、臨床工学技士について知識が無く、数日にわたって臨床工学技士とはどのような仕事をするのか、そして必要な資格を調べました。調べていくうちに、臨床工学技士の資格は比較的最近できたものであり、高齢化が進んでいる日本ではより需要が高くなる職業であることが分かりました。最終的に“患者さん1人ひとりに寄り添えるいのちのエンジニアとして地域医療に貢献する!”という明確な進路目標を決めたのは高校2年生の秋でした。しかし、高校3年生の夏、母に本当に臨床工学技士になるのか、そして新型コロナウィルスに感染するリスクが高くなるため心配だ、と言われました。この言葉がきっかけで、私は夏の三者面談直前まで進路目標を変更するか、それとも変更しないか本気で悩みました。悩み抜いた結果、私は進路目標を変更しませんでした。

一度迷って悩んだ末に
意志を貫く決意をしました

 ここまで読んで下さった方の大半は「進路目標の決定に至るまでの経緯は分かったけど、結局何が言いたいの?」と思われるかもしれません。私が一番みなさんに伝えたいのは「自分の意志を強く持つことが大切だ!」ということです。先にも書きましたが、私は母の一言で進路目標を本気で迷い、悩みました。しかし私は、幼い頃からたくさんの病院にお世話になり、優しく励ましてくれた医療従事者の方々のことが頭から離れず、小学生の頃から医療系の道に進みたいと考えていました。この強い意志が、私の進路決定の大きな“カギ”となったのです。進路を決めるにあたり保護者の方と話し合うのは欠かせません。しかし、最終的には自分の意志で自分自身の進路を決定して下さい。自分以外の人に言われた道を進み上手くいかなかった時、後悔するのは自分以外の人、ではなく、自分自身です。是非、このことを頭の片隅に入れておいてほしいと思います。
 私が東北文化学園大学の臨床工学科を志望大学に決めた理由は、宮城県内に臨床工学科を設けている唯一の大学であり、実習環境がとても整っているためです。前者はインターネットで調べて分かりましたが、後者はオープンキャンパスに参加したことで分かりました。志望大学を考える際にはオープンキャンパスに参加して下さい。実際に脚を運ばないと分からないことがたくさんあります。
 最後になりますが、自分の人生を決めるのは自分です。1人でも多くの方に自身の夢を実現するための道を切り開いてほしいです。

東北文化学園大学

現代社会学部 現代社会学科

令和4年3月英進進学コース卒業
中野中出身

分かりやすいご指導で理解が深まるので
先生方にどんどん質問しましょう
先生方に放課後も
ご指導いただきました

 私は、指定校推薦で東北文化学園大学に合格しました。指定校推薦の受験資格を獲得するにあたって大切な事は授業態度や学校での生活態度を良くすることです。指定校推薦において最も大事な評定はテストの点数も関わりますが、授業態度が一番大事だと思っています。提出物を出し、ノートを取り、先生の話も聞く…これら全てを『しっかり』とこなせばテストも平均点より上を目指せると思います。テスト前は各教科の先生から出される対策プリントやワークに取り組み、自宅や放課後の教室で勉強をするといいでしょう。放課後も付き合って勉強を教えてくださる先生もいらっしゃるので、先生に直接教えていただくと自分で勉強するよりも格段に分かりやすく頭に入ります。先生に直接聞く事も大事です。私はその勉強のおかげで指定校推薦を獲得することができました。

面接は練習を積み重ねれば
自信がついていきます

 指定校推薦を獲得した後は面接練習に励みました。私は面接を今まであまりやってこなかったので不安でしたが、放課後、担任の先生に面接相手をしていただき、自分の弱い所や自分の強みをはっきりと言ってもらいました。先生もあらかじめ聞かれるであろう質問を想定してくださって、いろんなバリエーションの質問に答えられるようにしました。担任の先生以外にも、部活の顧問の先生や友達などにも相手をしてもらいました。部分的に想定した答えを暗記し、試験当日に臨みました。面接では試験監督が2人で30分間面接をしました。面接は最初が肝心なので緊張しながらもハキハキとした声で面接を受けました。いざ面接がはじまると試験監督の人も優しく、そこまで緊張することなく受けることが出来ました。志望理由も対策してきた通りの回答もできました。面接に慣れるには学校でしっかりと場数を踏んで何回もやり自信をもつことが大事です。
 最後に、指定校推薦で受験する人に。仙台育英は人数が多いので、その分競争になることもあります。しっかりと勉強をして自分の目指す大学へ1人でも多く行けるよう頑張ってください。

東北文化学園大学

現代社会学部 現代社会学科

令和4年3月英進進学コース卒業
大郷中出身

3年間でコミュニケーション能力や
積極性を伸ばすことができました
英進進学コースに編入し
大学合格を目指しました

 私が大学進学を考え始めたのは、高校1年生の頃でした。私は当時技能開発コースに在籍していたのですが、より良い環境で勉学に励むため2年生から英進進学コースへ編入しました。初めは新しい環境に対して不安もありましたが、新しい友達も増え、充実した学校生活を送ることができました。
 そして私は、指定校推薦をもらい大学に合格しました。指定校推薦をもらうために力を入れてきたことは、定期テストで良い結果を維持することと、授業に集中して取り組むことです。定期テストでは苦手教科に重点を置いて勉強するなどの学習計画を立て、テスト勉強に取り組んでいました。また授業で話された大事な所や解き方をしっかり確認することで、効率良くテスト勉強に取り組め、結果を維持することができました。それから普段の生活態度に気を付けていました。遅刻や欠席をなるべくしないように心がけることが大切です。

先生方のおかげでコロナ禍も
毎日が充実していました

 指定校推薦が決まった後は、試験に向けた面接練習に入りました。面接練習では様々な質問のパターンを想定し、何度も繰り返し練習しました。先生方も親身になってアドバイスなどを与えてくださり、しっかり面接対策を行うことができました。そして面接本番では緊張はしていましたが、練習の甲斐もあり自分の意欲をしっかりと伝えることができました。
 仙台育英での3年間は,コロナによる様々な影響もありましたが、オンライン授業などの先生方の対応のおかげで、楽しく充実した日々を送ることができました。また、この3年間で新しい人間関係の構築やコミュニケーションの取り方、自分から積極的に行動することの大切さを学ぶことができました。私はこれから大学でも仙台育英での3年間を活かし、多くのことを学び一歩ずつ進んでいきたいと思います。

東北文化学園大学

現代社会学部 現代社会学科

令和4年3月英進進学コース卒業
多賀城第二中出身

進路を具体的に決めていないならば
合同説明会にぜひ参加しましょう
入学後の合同説明会で
進学を志しました

 私が、大学進学を目指したきっかけは合同学校説明会に参加したことです。高校に入学してすぐに行った説明会では、1年生ということもあり、細かく自分の進路が決まっていなくても気軽に参加して話を聞きに行けました。決まっていない人ほど最初のうちに一度行っておくと安心です。また、空いている説明場所にどんどん入っていくことで一つの分野に偏らずに様々な分野の学校の説明を聞くことができ、自分が学びたい分野は何なのかを明確にすることができるのです。まだどこの学校がいいか、大学か専門学校かなど悩んでいる場合は、一度行ってみることをお勧めします。合同説明会に参加すると一度に5箇所ぐらいの学校の説明を聞くことができるので、そこから気になった学校のオープンキャンパス等に参加するとスムーズに学校選択ができるかなと思います。

先生方に積極的に質問し
疑問をその場で解決しました

 次に、私は入試方法を学校推薦型に決めて受験の準備を進めて行きました。学校推薦型では調査書と面接を行うところがほとんどなので、3年生になった時に評定で焦らないためにも、1年生の定期考査から苦手なところを作らないように勉強を進めていくといいと思います。仙台育英の先生方は、優しく教えてくださる方ばかりなので、積極的に聞きに行くことをお勧めします。また、テスト期間になると放課後に教室や廊下にある机を利用して勉強をする人が増えていきます。友達と一緒に勉強して、分からないところを教えあったりすることでお互いに切磋琢磨して取り組むことができ、やる気も続くと思います。面接対策としては、学校行事に積極的に取り組んだり、課外活動を行うと話す内容をまとめやすいと思います。今は、感染症が流行していてなかなか行事も行えていないと思いますが、そのときには検定取得や、映画や文学作品に触れておくと自分が何を頑張っていたのかを説明しやすいので、面接でも話せると思います。

東北文化学園大学

現代社会学部 現代社会学科

令和4年3月英進進学コース卒業
東仙台中出身

部活動で学んだ最後までやり通す力が
入試に大いに役立ちました
苦手科目は分からない所を
把握することに努めました

 私は、指定校推薦の枠を使い、東北文化学園大学に合格することができました。指定校推薦の受験資格を得るために私は様々な努力を積み重ねてきました。最も力を入れたことは学力を向上させ、それを維持することでした。指定校推薦で重要視されるのは学力ということもあり、得意科目だけでなく、苦手としている科目にも意欲的に取り組みました。特に私は数学が苦手なのですが、授業に先生がおっしゃったことを書くのはもちろん、復習を大切にしました。復習では、何が分からないのか、逆に何を理解できているのかを明確にすることを心がけていました。そして、分からない部分は基本の問題から取り組み、それでも理解できない場合は、先生や周りの友達に聞くようにしていました。また、得意な国語は現代文をさらに伸ばし、主語を正確に捉えるようにしました。苦手な科目を伸ばす努力ももちろん大切ですが、得意科目にも力を入れると、さらなる強みになると思います。

進路関連のニュースを収集し
口頭試問に備えました

 勉強だけでなく、部活動や日々の生活も意識しました。部活動では、何かに臨むときの心構えや、集中力、互いに高め合える仲間などたくさんのものを得ることができました。特に、何かを最後までやり通す力は試験だけでなく、日常生活でとても役立っています。日々の生活では当たり前ですが、校則を守り真面目に過ごすことを心がけていました。服装や頭髪を注意されると、先生方からの印象も悪いので気をつけて下さい。
 私の受けた学科では口頭試問を含めた面接での試験だったのですが、面接の対策にも力を入れました。口頭試問は今までの例がなく、苦戦しましたが、ニュースや新聞を見たり、目指している業界で起こっている問題などを自分なりにまとめていきました。面接官の先生は、私たちが言葉に詰まっても待っていて下さるので焦らず考えてみてください。
 以上が私の合格体験記です。

東北文化学園大学

現代社会学部 現代社会学科

令和4年3月技能開発コース卒業
袋原中出身

技能開発コースならば学校設定科目を
活用し積極的に検定を取得しましょう
授業を真剣に受けテストで
高得点を取ることが基本です

 私は東北文化学園大学現代社会学部現代社会学科に指定校推薦で合格しましたが、指定校推薦を取りたいという明確な目標はありませんでした。なぜなら私は、指定校推薦という枠があることを、3年生になってから認知したからです。こんな私が合格するまでに心がけたことを、ここに書いていこうと思います。まず最初に必要なことは、指定校推薦の枠を仙台育英の中で勝ち取ることです。もちろん希望した全員が、この枠を取得できるわけではありません。この枠を取得するためには、どのようなことをすれば良いのかというと、評定を上げることです。当たり前ですが、真剣に授業を受けていることやテストで高得点を取っていれば評定は上がっていくし、授業中に寝てばかりいたりテストで赤点ばかり取っていると、どんどん評定が下がっていきます。そのためにこれらのことを必ず回避しなければいけません。

面接練習で先生方から頂いた
アドバイスはとても重要です

 2つ目は、面接練習をすることです。これが一番大事だと思います。私は1回につき15分程度面接練習をしました。毎回異なる先生に面接練習をお願いすることで面接に慣れていくことができ、効果を発揮することができると思います。面接練習終了後にアドバイス頂いた内容をしっかりメモをし参考にしましょう。より良い内容になると思います。
 私が最後にみなさんに伝えたいことは、大学や専門学校のオープンキャンパスにたくさん参加してほしいということと、検定取得やボランティア活動に積極的に取り組んでほしいということです。検定に関しては、学校設定科目などで取得できる検定がたくさんあるので活用してみてください。

東北医科薬科大学

薬学部 薬学科

令和4年3月特別進学コース卒業
向陽台中出身

周りに流されず試行錯誤しながら
自分に合った勉強方法を見つけましょう
自分に向いていると思い
指定校推薦に挑戦しました

 私は中学の時に興味を持った職業がきっかけで大学進学をめざしました。ただ私は、高校入試の際に自分が本番に弱いことを自覚していたので、指定校推薦を取るという目標ができました。まず、指定校推薦を取るには評定を取ることが必要です。そのため、定期考査で点数を取るために1ヵ月前にテスト勉強を始めていました。もちろん、定期考査だけではなくとも勉強に取り組むことが大切です。
 部活は2年生の頃に入りました。しかし、コロナの影響であまり活動ができませんでした。コロナが流行る前より後の方が、より自主的に動くことが重要になります。活動があまりないということであれば、他のボランティア等に参加してもよいと思います。
 勉強方法に関しては、やはり人それぞれなので、試行錯誤しながら自分に合うやり方を見つけていけば良いのではないでしょうか。
 合格後は大学で必要な科目を取り組んでいます。この時期に苦手な単元はなくしておいた方がいいです。

登校機会が減った中で
主体性などが身に付きました

 私の高校生活はオンライン授業が多かったので、学校に来ていた記憶があまりありません。そういった環境下だったので、計画性や主体性が以前より伸びました。おそらく、私が受験に成功した要因もそこだと考えられます。
 目標に向かって頑張ることも大切だと思いますが、ある程度の娯楽があった方が楽しく過ごすことができます。そこのバランスを見て、自分が快適に過ごせる環境を作ってください。
 最後に、指定校推薦をめざす人は11月から2月辺りまで指定校推薦のイメージについてYouTubeなどで調べることはあまりおすすめしません。受験勉強は人それぞれです。しかし、一般受験の人と推薦での人は学力の差がついてしまいがちです。なので、受験対策の際に協力をしてくださった先生方や、支えてくれた家族に感謝しながら根気よく勉強を続けて行きましょう。

東北医科薬科大学

薬学部 生命薬科学科

令和4年3月特別進学コース卒業
八乙女中出身

推薦入試を考えていなくても積極的に
校内外のイベントに参加しましょう
早く合格して大学の勉強の
準備をしたいと考えました

 私がこの大学を受験しようと考えたのは、私が興味を持っている薬について生物系の科目などを含め多角的に学べるからです。また、私は生物を履修していなかったのですが大学では生物の知識も必要だったため、指定校推薦で早めに合格して生物の勉強をしたいと考えていました。
 指定校推薦を取ろうと決めたのは3年生になってからだったため、1,2年生の定期テストも手を抜かずに取り組んでおいて良かったと感じました。校内選考を通過するために英検2級をとり、メディカル・コ・ラボに参加し、校内模試の過去問を解きました。英検は必要になる大学も多いため、推薦を考えていなくても2級くらいまで取っておくといいと思います。イベントに参加することも校内選考用の自己推薦書や受験の小論文、面接に活かすことができるため、興味のあるイベントに積極的に参加することが大切です。特に、私の年はコロナ禍だったので学校行事がなく、調査書に書かれる内容もイベント参加がなければ少なくなってしまったかもしれません。何があるかわからないので早いうちから機会を逃さないようにしておくと良いと思います。校内模試は校内選考においてとても重要なので、事前に配布される過去問を解いて対策をしました。

周囲への感謝を忘れず
努力を続けていきます

 指定校推薦の枠をとってからは、小論文と面接対策を行いました。小論文は事前にテーマがわかるため書いて先生に添削していただき修正するというのを繰り返し最後は暗記しました。面接対策では、先輩たちがされた質問も参考にして質問を予想し回答を考えておき、先生と実践形式で練習を行いました。また、友達と休み時間にも練習し、無事合格することができました。
 この合格は、先生方や家族など周囲の協力があったからこそのものだと思います。この感謝を忘れずに大学入学へ向けて勉強を続け夢に近づけるよう努力していこうと思います。

宮城学院女子大学

学芸学部 英文学科

令和4年3月特別進学コース卒業
岩沼北中出身

お世話になる先生方への感謝の気持ちを
常に持って受験対策に励みましょう
分からない所は先生や友達に
質問しその場で解決しました

 私は、推薦入試で大学受験を受けるために高校3年間努力してきたことがあります。
 まず一つ目は、毎日の授業に出席し積極的に授業を受けて、高校3年間定期テストで点数をおとさずに高得点をとり続ける事です。当たり前なことですが、日々勉強に取り組み3年間実行し続けていくことは大変です。私は、毎日の勉強時間を確保するために朝と放課後の時間を活用して学校の自習室を使って勉強しました。そして、分からない問題があった時は、その教科が得意な友達や先生に質問することで自分の苦手な部分を解決してきました。そうすることで、前回の点数よりも全ての教科で高い点数を取ることが可能になりました。
 二つ目は、指定校推薦を貰うために校内模試に向けて勉強したことです。校内模試の過去問を初めて解いたときは、各教科で点数がとれませんでした。試験当日までに高得点が取れるようにと思い、私は校内模試の過去問6年分を3回解きました。何回も回数を重ねるごとに理解度が高まり、各教科のポイントや傾向を押さえることができました。そして、自分の苦手な部分を理解した上で時間配分を考えることで本番では、落ち着いて解くことができ、自分の力を発揮することができました。

先生に英文の小論文を
丁寧にご指導頂きました

 三つ目は、推薦入試に向けて小論文と面接対策をしたことです。私は、英文学科の小論文の英文を理解することができず日本語で要約し言葉で表現することが凄く難しかったです。英語の先生に多くの過去問を何回も添削していただき、放課後に沢山のアドバイスや疑問点を丁寧に分かりやすく教えて頂きました。私は、自分が直すべき部分に気づくことができました。また、面接対策では英語と日本語の面接練習をそれぞれ先生方に行って頂きました。面接では、緊張して自分が思っている以上に話すスピードが速くなることや自分の意志を簡潔に伝えることなどをまとめることが大変でした。でも、何度も自分で自分が何を伝えたいかについて考え直し、何回も繰り返し練習することで自信がつき改善することができました。
 日々の生活で勉強などをやるべきことをしっかり続けることや自分の行きたい大学に向けて前もって勉強しておくことが大切だと思います。受験対策では、沢山の先生方にお世話になるので、感謝の気持ちを忘れないことが大切です。様々なことに一生懸命に取り組み、高校生活を楽しみながら充実した3年間にして下さい。

宮城学院女子大学

学芸学部 英文学科

令和4年3月英進進学コース卒業
多賀城第二中出身

部活動に真剣に取り組んだことが
経験値を高め武器になりました
得意教科と苦手教科の
学習配分を工夫しました

 私は英語を得意としていたため、大学では英語を学び、将来は英語を生かせる仕事に就きたいと考えていました。そのため、定期考査では特に英語の成績を落とさず、良い点をキープするために毎日欠かさず単語や文法の勉強や授業の復習・予習をしていました。また、私は指定校推薦での受験を考えていたため、英検などの資格の勉強にも力を入れていました。そして私は高校生の間で英検準2級を取得することができました。また、全体的な成績をいい状態でキープするために、苦手教科もいい点数が取れるよう勉強の時間配分や取り組み方も自分で考えて取り組んでいました。苦手教科には特に時間をかけれるように、得意教科は習ったその日に復習をして、頭にインプットされやすいようにしたり、次習う範囲を予習をし、習っている際に理解しやすいようにするなどの取り組みをしていました。この取り組みのおかげで、苦手教科も良い成績を出すことができ、全体的な成績においても良い成績をキープすることができました。

部活動で疲れても勉強を
絶対に疎かにしませんでした

 そして、私は部活動にも力を入れていました。新型コロナウイルスの影響で、部活動の活動の自粛を余儀なくされ、遠征や大会も軒並み中止になってしまいました。正直、悔しくてたまりませんでしたが、自分たちにできることを見つけ、できる限りの努力をしました。部活動に真剣に取り組んだことは、私の経験値を高め、武器になっています。また、私が心がけていたことは、勉強と部活動の文武両道です。勉強だけ、部活動だけとなることが絶対にないように、メリハリをつけて生活することを常に意識していました。部活動が終わり、帰宅したあとするべきことを迅速に終わらせ、すぐに勉学に取り組むようにしていました。どうしてもできないという日は、早めに就寝し、次の日の朝に早く起床し、朝勉という形で勉強していました。このように、言い訳にして、どちらかが秀でて、どちらかが疎かにならないように心がけていました。このような努力を重ねた結果、自身の目標とする大学に指定校推薦で合格することができました。高校生活で得た経験や積み重ねてきた努力をこれからの大学生活に生かしていきたいです。

宮城学院女子大学

学芸学部 日本文学科

令和4年3月英進進学コース卒業
増田中出身

疲れたり飽きてしまうことがあっても
地道な努力の積み重ねが最も大切です
国語教諭に必要な素養が
習得できるところに惹かれました

 宮城学院女子大学を目指した理由は、日本の文化や文学、言語について、専門的知識をインプットするだけではなく、表現としてアウトプットする手法を学べる、東北地方では数少ない大学だからです。その他の点として、私は将来国語の教諭になりたいと考えています。国語教諭の資格を取れることはもちろん、他にも様々な免許、資格を取得することができるところに魅力を感じたため入学したいと思いました。
 2年生の頃から宮城学院女子大学に入りたいと思うようになり、宮城学院女子大学について調べていた際、指定校推薦があることを知りました。そこから私は指定校推薦で受験したいと思うようになりました。指定校推薦で受験できるように、国語の学習に力を入れ少しでも高い点を取れるように努力しました。国語だけではなく、その他の教科も疎かにならないよう学習に励みました。その甲斐あり、指定校推薦で受験することができました。
 その他に高校生活で力を入れて取り組んできたことは部活動です。良い成績を残すことはできませんでしたが、頑張ってきたことや努力してきたことに意味があると思っています。

小論文や面接は練習を
重ねるほど上達します

 受験内容としては小論文と面接がありました。私は小論文を書くのがあまり得意ではありませんでした。そのため、授業内で小論文を書く練習をしてきました。書く練習をすればするほどスラスラ書けるようになっていき、受験の時も最後まで書くことができました。
 面接も小論文と同じように何回も練習を重ねていくうちに初めてやった時よりも上手く受け答えができるようになっていきました。何度も同じことをするのはとても疲れるし飽きると思います。しかし、自分の行きたい大学に合格するため、将来なりたい自分になるためには地道に続けていくことが大切なことなんだと思いました。
 私にとって大学とは自分の学びたい分野に力を入れて学ぶことができる場所だと思っています。私は入学後今まで学ぶことのできなかった専門的知識を学び、将来に活かしていきたいと思っています。指定校推薦で入学したいと思っている人はこれからの時間を大切に過ごし、今まで以上に勉強に取り組み、目指している大学に合格できるように頑張ってください。

宮城学院女子大学

学芸学部 人間文化学科

令和4年3月英進進学コース卒業
中野中出身

自分に合う勉強方法を工夫して
定期考査を乗り切りました
進路の選択肢を増やすために
常に評定を意識していました

 入学した当時から評定が指定校推薦に関係することを知っていたので、高校3年生になって大学を選ぶ際に選択肢がたくさんあった方がいいと思い、常に定期考査では高得点を目指し、欠席をせず提出物を出すように心がけていました。私はあまり勉強が好きではなくまた得意では無かったため定期考査を苦手だと感じていたのですが、自分の将来のためにも苦手な勉強をどう克服すれば良いかなど考え改善し、自分に合った勉強法を見つけ効率良く勉強をしました。

先生のアドバイスに沿って
声に出して面接練習しました

 当日の試験は小論文と面接がありました。高校2年生から小論文の授業があり、そこである程度の知識を身につけていたためそこまで苦労はしませんでした。ですがこの試験に向け、書き方はもちろん漢字や送り仮名も勉強しました。私は大学説明会に行った際に前回の試験の小論文のテーマを貰っていたのでそれとそれに似たテーマの小論文をひたすら書いて本番に備えました。
 面接は私の学科は何が聞かれるかなどのデータはなかったため、大学面接で聞かれそうな事をインターネットで調べそれを自分なりにまとめ頭の中で整理しながら話す練習をしました。頭の中で出来ていても声に出さないと覚えないと先生からアドバイスをもらったので、家では親に聞いてもらい学校では先生に練習相手になっていただき、声が出せる状況である時は一人で呟いて練習をしました。要点だけまとめることによって自分なりに自然に面接官の方に思いを伝えることが出来ました。
 指定校推薦での大学受験を考えている方は、定期考査を真面目に取り組み、試験の内容を前もって確認し余裕を持って練習することが大事だと思います。

宮城学院女子大学

学芸学部 心理行動科学科

令和4年3月特別進学コース卒業
中野中出身

何でも相談できる先生方の存在が
受験での心の支えになりました
友達と一緒に取り組んだので
勉強がとても捗りました

 私がこの大学に決めたのは、人間の心理学にとても興味があり、私が学びたい分野にぴったりな学部があったからです。私はインターネットで心理を学べる大学を探していたときにこの大学を見つけ、指定校推薦一覧を見るとその大学があることを知り、興味を持ちました。それから調べていくうちに私にぴったりの学部であることを知り、この大学に指定校推薦でいくことを決めました。その時3年生の夏頃だったので、周りと比べると少し遅かったと思います。
 まず、指定校推薦をとるためには校内模試が一番重要です。その模試の順位で上から決まっていくので、指定校で決めたい人は勉強をしっかりしていなければいけません。私も成績を上げるため、学校で閉門時間ギリギリまで残って勉強しました。私は高1のときから仲のよい友達と一緒に勉強していたので、苦ではなく楽しく勉強できました。友達の存在が私にとっては非常に大切で、そのおかげで勉強できました。そのため誰かと一緒に勉強するとはかどるかもしれません。また、仙台育英の先生はとても親しみやすくお話もしやすいので、勉強のことだけではなくそれ以外のことも相談することができ、心の支えになりました。
 また、指定校推薦を取るためには、評定ももちろん大事なので、1,2年生の評定をそれ以上下げないように定期テストは力を注ぎました。また、普段の日常生活も真面目に過ごし、信頼を持ってもらえるように努力します。

書類の提出期限が短く
仕上げるのに苦労しました

 私の大学は入試までに志望理由書、活動報告書、学修計画書を出し、入試は小論文、面接がありました。一番大変だったのは、志望理由書などの書類の提出です。書類は大学の提出締め切りの10日前に学校に提出するはずだったのですが、締切が早まり、もともと2週間半はあった期間が1週間で完成させなければいけなくなってしまい、とても大変でした。私は毎日書き続けていては提出し、添削してもらうという行動を必死に行った結果、期限に間に合いましたが、本当に泣くほど辛い期間でした。この経験から書類は1ヶ月前には書き始めた方がいいと思います。
 小論文や面接の練習は入試の1ヶ月半ぐらい前から始めました。小論文、面接にはそれぞれ別の先生がついてくれ、とても充実した期間となり、とても役に立ちました。小論文は一つの課題を完璧にするまで次の課題に進めず、何度も書き添削をお願いしました。またストップウォッチを使い時間内に書く練習もしました。その成果もあり本番では自分が納得するものが書けたので良かったです。私を担当してくださった先生はやさしく丁寧に指導して下さり、とてもためになる有意義な時間を過ごせました。日ごとに違う質問をして下さったり、答え方のアドバイスや最初の入り方なども丁寧に教えてくださいました。そのおかげで、本番でも多少の緊張はしたものの、落ち着いてスムーズに答えられました。

宮城学院女子大学

学芸学部 心理行動科学科

令和4年3月英進進学コース卒業
高崎中出身

オープンキャンパスで意欲をアピールし
入試に役立つ情報を収集しましょう
オープンキャンパスに参加し
複数の大学を比較しました

 私が仙台育英に進学した理由の一つは、指定校推薦の枠が多いという点でした。そのため、1年次から指定校推薦を目標にして生活してきました。
 指定校推薦を得るために3年間通して行ったことは、定期考査で上位を取ることとオープンキャンパスに積極的に参加することです。私はこの3年間の考査で自分に合った学習方法を見つけられたため、比較的高い順位を維持することができました。赤点や点数・順位に大きな差が出ると推薦を取ることが難しくなるため、安定して点数をとる必要があります。先生方からのお話で、よく1年次からの積み重ねが大事だと耳にするかと思いますが、これは本当に大事なことです。また、オープンキャンパスは1年次から参加することをおすすめします。多くのオープンキャンパスに参加することで、進学に対して意欲的なこともアピールできるからです。質問内容のリストを作り、参加した全ての大学で同じ質問をして比較すると、それぞれの特徴が分かりやすいです。

体調管理を怠ったことが
私の受験の反省点です

 指定校推薦を得てからは、入試科目の面接と小論の対策に力を入れました。私の場合、オープンキャンパスに参加した際、面接と小論対策講座があり、入試の詳しい話を聞けたので順調に対策を進められました。面接練習は入試の3週間ほど前から始め、入試監督の先生がどんな方が担当となってもいいように男性、女性合わせて5人の先生に見ていただきました。面接はこなした数ほど実力が付きますが、やればやるほど不安になる時もあると思うのでメンタル管理も大事です。小論は過去問を解いて問題の傾向を知り、解答のパターンを作っておくといいと思います。私は表やグラフを使った小論だったので、読み取った情報を文章化する練習をしました。
 今回の受験の反省点を挙げるとすれば、スケジュール管理と体調管理が甘かったことです。受験の申請や面接練習のアポなどぎりぎりになってしまったことが多く、もう少し余裕をもって行動するべきだったと思います。また、入試の3日前ほどからのどの調子が悪く、面接練習の詰め込みすぎやケアを怠ったことを後悔しています。これから受験する皆さんは私のように反省点が残らぬよう、早い段階から余裕をもってしっかり準備をして受験に臨んでください。

宮城学院女子大学

教育学部 教育学科幼児教育専攻

令和4年3月特別進学コース卒業
亘理中出身

高校生活では勉強はもちろん大事ですが
友達とたくさんの思い出を作りましょう
保育士に必要な専門知識を
大学で習得したいです

 私は保育士を目指しています。保育士に必要な専門的な知識を学ぶために大学進学を決めました。指定校推薦を目指し始めたのは2年生の後半くらいからです。最初は一般入試で受験することも考えていましたが、志望大学の指定校推薦があることを知り挑戦することにしました。推薦枠を取るために定期考査と校内模試に向けた勉強に力を入れました。特に校内模試の成績は指定校推薦を決める上で重要です。校内模試で良い結果を出すために先生から配信された5年分の過去問を解いたり、苦手な分野は参考書などを使って復習したりして対策しました。5月から6月にかけて英検と定期考査・校内模試があったのですが、特に定期考査から校内模試まではあまり日程がなく、それらの勉強を並行して行うことがとても大変だったのを覚えています。

コロナ禍で友達と過ごす
時間が減ったのが心残りです

 無事、指定校推薦の受験資格を得ることができてからは小論文と面接の対策をしました。小論文対策として行ったのは過去問を解いて先生に添削していただくことと、教育や子どもに関するニュースを調べることです。面接対策では、聞かれそうな質問を思いつくだけ書き出し、それにどう答えるかを考えました。面接は聞かれたことに対して自分の言葉で伝えることが大切です。私も答えを丸暗記するのではなく、話したい内容だけを覚えるようにしました。特に志望理由など必ず聞かれそうなことはすぐ答えられるようにしておくといいと思います。その他にも休み時間や放課後に先生と面接練習をして面接時のマナーや話す内容などをアドバイスしていただきました。
 ここまで受験についての話をしてきましたが、私には高校生活での心残りがあります。それは友達との思い出作りがあまりできなかったことです。オンライン授業で学校に行けなかったことも多く、修学旅行などのイベントもありませんでした。もちろん勉強は大事ですが、友達と過ごす時間も大切にしてたくさん思い出を作ってほしいなと思います。

宮城学院女子大学

教育学部 教育学科児童教育専攻

令和4年3月外国語コース卒業
高砂中出身

部活動は推薦入試に有利なだけではなく
自分自身を成長させることができます
複数の部活動で積極的に
活動し成長できました

 私は1年生の頃から指定校推薦での大学進学を希望していました。そのため、入学当初から指定校推薦の受験資格を得ることを意識し、高校生活を送ってきました。
 私が指定校推薦を受けるために努力したことは2つあります。1つは評定を維持することです。指定校推薦では評定基準が設けられており、その基準を満たさなければ校内選考に申し込むことができません。そのため、評定値を落とさないようにするために定期テストは力を入れて学習に取り組みました。
 2つ目は部活動や資格取得などに積極的に取り組むことです。私は茶道部と生徒会執行部に所属し、お茶について学んだり、オープンキャンパスなどの学校行事に参加したりしました。部活動に所属することは自分自身の成長にも繋がり、校内選考や大学入試でも有利になるため、所属した方が良いと思います。
 また、私は英検2級を取得しました。英検は英語力の向上にも繋がったため、取得して良かったと思います。

本番直前まで面接練習に励み
自信を持って臨みました

 指定校推薦の受験資格を得てからは、小論文と面接の練習を行いました。小論文は当日までどのような内容か分からないため、過去問や教育関連の小論文を何度も練習しました。面接練習は受験日の1週間前から様々な先生方と練習し、本番に臨みました。直前まで練習したため、自信を持って受験することができました。自分の苦手な部分を理解し、克服できるまで練習することで自信が付くと思います。
 受験当日はとても緊張すると思いますが、今まで努力してきた自分自身を信じ、リラックスして本番に臨んでみて下さい。皆さんを応援しています。頑張って下さい。

仙台白百合女子大学

人間学部 人間発達学科子ども発達専攻

令和4年3月外国語コース卒業
若柳中出身

受験は3年間の集大成!
積み重ねた努力は裏切りません
生徒会で交流の幅が広がり
毎日とても充実していました

 私は高校1年生の頃から指定校推薦を意識し、日々生活してきました。指定校推薦は校内模試の成績でほとんどが決まりますが、だからといってそれだけを頑張ればいいというわけではありません。日々の生活の中で服装を正しく着用するなど学校の校則を守るということも大切です。当たり前のことだと思うかもしれませんが、その当たり前ができていない人もいます。日々、意識して生活するということが大切です。その他にも、私は1年生の頃から生徒会に所属し、活動しました。生徒会での活動で他のコースの人や先生方と関わることができ、とても充実した高校生活を送ることができました。活動によっては調査書などに書けるものもあるので、参加できる活動には積極的に参加すると良いと思います。大学によってはボランティア活動についても書く欄があったりするので、学校から紹介されるものだけでなく、自分で参加できるものをさがすのも良いと思います。

本番は必ず緊張だろうと
想定して準備しました

 学校の定期考査については、授業をしっかりと聞き、定期考査へ向けて自分で計画を立て学習すれば問題ないと思います。私は、定期考査の少し前には、苦手教科の先生に放課後ゆっくり教えていただいていました。お願いすれば快く引き受けてくださる先生方ばかりなので、遠慮せずにお願いしてみても良いと思います。しかし、どれだけ準備していても本番はとても緊張すると思います。私は過去問を解いたりして、緊張することに慣れるように練習していました。3年間の集大成になるのが大学受験です。努力は裏切りません。勉強頑張ってください。

仙台白百合女子大学

人間学部 健康栄養学科管理栄養専攻

令和4年3月特別進学コース卒業
高砂中出身

常に妥協せずに努力を続けることが
いかに大切かを受験で学びました
合格後も慢心せず進学後を
見据え努力しています

 私が指定校推薦を受けるにあたって普段の生活で意識したことがいくつかあります。
 1つ目は、学校生活における最低限の当たり前を意識したことです。例えば、1日6時間ある授業をしっかりと受けたり、日頃のあいさつを徹底しました。ごく普通のことのように思えるかもしれませんが、人として、仙台育英生としての基本を確立することはとても重要なことだと思っています。大学へ進んだ際にも、在学する大学の生徒としてふさわしい言動を心がけるという点においてこの意識は必要不可欠になると思います。
 2つ目は、勉強を怠らないことです。推薦を受けられるか受けられないかに関わらず、普段の学習に加えて、仙台白百合女子大学の一般入試の勉強も続けていました。指定校枠という立場に甘えることなく、自分の基礎学力を確固たるものにすることは大学に入学した後に講義へ参加する際、予備知識を用いることで有意義なものにすることにつながります。また、慢心することなく努力をすることで、今後の人生において成長し続けるためのベースを作ることができると思います。

管理栄養士を目指して
大学でも精進します

 私が特に大切だと思うことは、自分の置かれた状況に安心し、自分の言動に妥協することなく、努力を続けることです。これは大学受験のみに関わらず、普段の生活においても、社会生活においても重要です。このことを忘れずに心がけていきたいです。
 また、大学進学後は自分の学びたいことや将来管理栄養士になるという夢を叶えるために必要な知識を学び、日々精進したいです。

仙台白百合女子大学

人間学部 心理福祉学科

令和4年3月英進進学コース卒業
七ヶ浜中出身

大学で専門的な内容を学びながら
将来について考えていきたいです
心理学と福祉学の両方を
深く学びたいと思いました

 私は仙台白百合女子大学人間学部心理福祉学科に入学します。
 もともと心理学に興味があり、人はなぜこういうことをするのか、困っている人に対してどう接すればいいのかなどについて学んでみたいと思っていました。また、小さい頃から祖父母が大好きだったため福祉学にも興味がありました。そのため心理学と福祉学の両方を学ぶことができる仙台白百合女子大学を選びました。

時間をかけて希望の職種を
大学で見つけたいです

 最初は、自分自身が高校を卒業したらなにをしたいのか考えるのが難しかったです。やりたいことが決まっているわけでもなかったため、進路についての話をきくときは、自分自身に対して言われているのか実感が湧きませんでした。友達などに進路の話をしても決まってないと言いながら決まっているため焦り始め、両親と相談しながらいろいろな大学や学部について調べました。しかし、自分がやりたいことを見つけられず、大学だけではなく専門学校について調べました。メイクやネイルなどに興味があったので専門学校のオープンキャンパスに参加しました。とても楽しく、ここにしようと2年生の後半まで決めていました。専門学校は専門的に学び、大体の人がこの職業に就きたいと決まっている人が入るものだと私自身思うので、2・3年専門的にメイクやネイルなどについて学び職業につくのは興味があるだけの私にはあっていないなと多い、また考え直しました。時間をかけてゆっくり学び、自分のやりたいことをまだ決められていない私には大学の方があっているとわかったため、とりあえず興味のある学科を調べて心理学と福祉学にたどり着くことができました。
 私の高校生活はほとんどコロナで制限されることが多く、部活にも入っていなかったため志望理由書の頑張ったことを書くのが苦労しました。
 まだ入学していないのでわかりませんが、自分にあった進路を家族や友達、先生に頼りながら決めるのがいちばん良いと思います。

尚絅学院大学

人文社会学群 人文社会学類

令和4年3月特別進学コース卒業
七郷中出身

英検などの資格検定の受験は
教科の基礎固めにピッタリです
早いうちに進路を決めれば
今後の計画が立てやすいです

 皆さんの中には一般入試ではなく学校推薦(指定校推薦)で受験しようと考えている人が多かれ少なかれいると思います。私もその中の1人で、学校推薦を使って受験し、合格しました。私からは、推薦を取るためにどのようなことをして3年間の高校生活を送ってきたかを紹介しようと思います。
 まずは、志望大学についてです。1年生の頃に、目標とする大学、行きたい大学を考えます。この作業をすることで、必要な評定や学力、条件を知ることができ、今後学習計画や受験計画を立てる時に役立ちます。

評定での提出物の重要性が
年々高まっています

 次に、勉強についてです。推薦を取るためには、当然学力や評定が必要です。私が学力や評定を上げるために行ってきたことを3つ紹介していきたいと思います。1つ目は、日々の授業に参加し、提出物を出すことです。当たり前のことですが、できていない人が少しいます。授業で学んだことを出された課題で復習することで学んだことを覚えているか確認でき、学力の向上に繋がります。また、提出することで、評定の向上にも繋がります。テストの点数が良ければ問題はないと考える人もいますが、近年評価方法が変わってきていて、テストの点数が全てではなくなってきているため、提出物の重要性が高まっています。2つ目は、自習についてです。自習をするにあたって参考書や問題集が必要になります。しかし、多くの参考書を買うのはあまり良くありません。確かに、多くの問題に触れることは大事ですが、全部やろうと理解が中途半端になってしまうので、一つか二つの参考書を集中して取り組むことをお勧めします。3つ目は、英検などの資格についてです。英検や漢検には積極的に取り組んだ方がいいと思います。たとえば、英語では多くの英単語を学ぶ必要があります。教科書に載っている単語は一部でしかないため、英検を受けることで、多くの単語を覚える機会になります。ですから、検定は、基礎を固めるにはピッタリなのです。
 紹介したことの他にもありますがこれらのことをしっかりとやれば、高い評定と学力を得ることができると思います。体調に気をつけて勉強頑張ってください。

尚絅学院大学

人文社会学群 人文社会学類

令和4年3月英進進学コース卒業
玉川中出身

オープンキャンパスは校風を体感でき
講義体験など情報収集に役立ちます
先生からのプリントで
定期考査対策をしました

 私が尚絅学院大学に指定校推薦で受験するために努力したことは3つあります。1つ目はまず指定校推薦の枠を勝ち取るために、模擬試験の勉強を必死で行っていました。主な勉強の取り組み方として、過去の模擬試験の問題をなるべく多く印刷し、問題をひたすら解いていました。私は元々勉強が苦手であったため、効率的な勉強法が分かりませんでした。しかしそれでもなんとか指定校推薦の3つの枠のうち1つを勝ち取ることができました。2つ目は自分の評定をさらに上げるために、高校3年生の時点から普段の勉強をさらに伸ばし、期末試験の点数を伸ばすように心がけていました。各教科の先生方から配られるテスト対策プリントを中心に、しっかりと勉強しました。

面接練習が少なく本番で
上手くいきませんでした

 3つ目は面接対策のために尚絅学院大学についてしっかり調べていました。私は最初の方は尚絅学院大学の教育理念や活動行事を調べ、ノートに書いていました。しかし、やはりネットで見るよりも直接大学に行って校風を学んだ方が良いと思い、オープンキャンパスへ行きました。オープンキャンパスでの授業体験は、面接の練習に非常に役立ったと思います。私はどちらかというと先生との面接練習よりも友人と面接練習を多くしていたのですが、友人と面接をしても緊張感が出ず本番に弱くなってしまいます。実際、私は面接当日にとても緊張してしまい、自分の答えたかった回答ができずに面接が終わってしまいました。なので、面接当日に向けてすべきことはやはり先生とたくさん練習を重ねて緊張しないようにすることと、予想外の質問が来たとしても臨機応変に対応できる技量を身に付けることが重要だと思います。

尚絅学院大学

人文社会学群 人文社会学類

令和4年3月英進進学コース卒業
南吉成中出身

「これでいい」ではなく「これがいい」と
思える進路を一生懸命考えましょう
体育と英語のどちらの教諭を
目指すべきか迷いました

 私が尚絅学院大学を目指したきっかけは、将来、中学校の英語教師になりたいと思ったからです。英語の学習に力を入れているコースがあるということや海外交流が盛んであるという点に惹かれました。
 英語教師になろうと決めたのは高校3年生の春頃でした。第一志望決定のギリギリまで悩み、最後の最後で進路を変更しました。それまでは、中学生の頃から体育の教師になることが夢でした。なぜ私が体育ではなく、英語の教師を選んだのかというと、幼い頃から今までの人生を振り返り、その中で何かに一生懸命取り組んだことがあるかと自分自身に問いかけたときに、パッと出てくるものが部活動しかありませんでした。勉強において、自分が胸を張って頑張ったと言えるほどの努力をしたことがないと気付いた私は体育と英語を天秤にかけました。どちらも好きな教科だけれど、学習面で成長したいと考えた私は英語を学びました。私にとって英語を学ぶということは非常に難しい挑戦です。しかし、私は自分で決めたことは最後までやり遂げないと気が済まない性格です。だから、夢を叶えるまで挑戦し続けたいと思います。

迷った時は後悔しない道を
選ぶことが大事です

 志望大学が決まってからは、受験方法について考えました。1年生の頃から指定校推薦での受験を希望していたので、定期テストで安定して点を取り続けることを意識して日々の学習に取り組みました。安定して点を取り続けるために、登下校では暗記科目の学習、朝早くに学校に行き授業の復習、放課後は苦手を徹底的につぶしました。
 他に指定校推薦をもらうために努力したことは、なるべく多くの行事に参加することです、たくさんの行事に参加することで様々な経験をすることができました。そこで身についた力は大きなアピールポイントになったり、強みになったりします。だからなるべく多くの経験をすることは重要だと思います。
 進路を考える上で大切だと思うことは、いくつかの選択肢で迷ったとき、その選択をして後悔しない方を選ぶということです。今回も私は体育と英語で迷ったとき、後悔しない、または後悔が少ないであろうと思った英語を選択しました。これが正解だったかどうかは分かりませんが、夢を追う中で、後悔が少ない方、楽しいという思うのが大きい方を選ぶことが大事だと思いました。
 これから大学受験を選ぶみなさん、不安な事も多いと思いますが、「これでいい」ではなく、「これがいい」と思える道を見つけるために進路について一生懸命向き合って下さい。素敵な高校生活、大学生活を送れるように応援しています。

尚絅学院大学

心理・教育学群 心理学類

令和4年3月特別進学コース卒業
五橋中出身

抽象的でよいので進学の目的や
将来像を明確にしておきましょう
心理学に関連する仕事で
社会に貢献したいです

 私は3年生になるまで一般受験を考えていたので指定校推薦の受験資格を得るにあたって学校生活で意識していたことは正直ありません。学校生活のルールを守り成績もキープしていれば問題ないです。逆にその2点が疎かになると校内での推薦枠を取れない、そもそも受験資格を得られない等の事態に陥るので、ほとんどの人は大丈夫かと思いますが、前提として心に留めておいてください。進学にあたり自分がその大学に何のために行くのか、入学して何がしたいのかという意思をはっきりさせておくことが一番重要です。これまでの学生生活の中で実感したと思いますが、在学中の時間はあっという間に終わります。大学での4年間も同じです。何となくで過ごさないためにも何か一つでいいので決めておいてください。私は心理学を学びたい、その分野で適した職に就き社会貢献をしたいという意思を持っていました。この程度でも全然いいです。とっかかりがあればおのずと理由は見つかります。なにか一つでもあれば自己推薦文を書く際であったり、面接があれば将来設計も語りやすいでしょう。

面接は練習で軸となる
答え方を確立しましょう

 そして入試で最も努力したのは面接練習です。私の志望大学は筆記試験と面接が実施され、筆記は大丈夫そうだったので面接です。本番では当然答えを用意していないことを聞かれますし、相手もいつも指導してくださる先生ではなく見知らぬ大学の先生方です。そのため多くの人に練習に付き合ってもらい(場慣れ)、質問に対する答えの枠組みをある程度作っておき、それをいかに組み合わせるか(ここでこれを言おう等)を意識して練習しました。なかなか難しいとは思いますが、自分の中の軸がしっかりしてくると出来るようになります。私も本番一週間前のギリギリで急に出来るようになったので安心してください。
 ここまで「そんなこと分かってる」みたいな内容だったかもしれませんが、結局は自分の努力次第です。これを読んでくれている人も今自分の目の前にある進路目標、そして大学進学を通過点としたより大きな目標を達成できるよう応援しています。

石巻専修大学

理工学部 情報電子工学科

令和4年3月フレックスコース卒業
荒浜中出身

高校生活での失敗は今後の糧になるので
プラスに捉えて前に進みましょう
進路決定が遅くなりましたが
合格を信じて対策しました

 私が大学進学を目指した理由は、将来について考えていき、専門的な知識を得て、社会に貢献できるようになりたいと考え、大学は学びたい分野を好きなだけ学ぶことができるため、大学で学んでいきたいと考えたからです。
 指定校推薦での入学を決めてから努力するようにしたことは、家庭学習や授業態度です。私が大学進学を決めたのは3年生の時で、3年生から努力しても遅いと思いました。しかし、何も変わらずに確率を落とすよりも、少しでも確率を上げて後悔しないようにしました。自分を変えるのに遅いと言うことはないと思うので、遅くても諦めずに頑張って下さい。ただし、できるのであれば、早い方がいいので、目標を決めた人はどんどん行動していきましょう
 大学を決めるにあたってやったことは、まず自分が学びたい分野がある大学を絞り、その中から、アック大学の特色を調べる、そして、自分の性格を書いてみる、そこから、自分に合う大学を選ぶ、ということをしました。

先生方や友人の協力が
合格できた一番の要因です

 私が大学に合格した一番の要因は周囲の人たちからの協力があったからです。先生方には面接練習や自己推薦書の添削に付き合ってもらったり、友人にも進学の相談に乗ってもらったりしました。なので、周りの人間関係をおろそかにせずに、困ったことがあったらどんどん相談していきましょう。
 私は、高校生活を過ごした中で、人間関係の失敗や勉強面での失敗がありました。しかし、この失敗の経験は、大学生活、社会人生活への糧になっていくので、これをどのように生かしていくかは自分の行動で変わっていくと思うので、二度の失敗を繰り返さないように行動していきたいと考えています。後輩たちも失敗したらプラスになると考えましょう。後輩たちが自分の目標を達成できることを応援しています。

石巻専修大学

経営学部 経営学科

令和4年3月英進進学コース卒業
蛇田中出身

焦ることなく自分のペースで
しっかり準備を整えましょう
得意教科を集中的に勉強し
出願基準を突破できました

 私は、大学に合格して春から新しい生活を始めます。私は指定校推薦で希望する大学に受かりました。指定校推薦で受かるためには色々な条件を満たして、募集された人数の中に入らなければいけません。そこで私が何をして合格に至ったか、どのような努力をしたか書いていきたいと思います。
 まず、指定校推薦に受かるためには示されている条件を満たさなければいけません。そこで一番大事になってくるのは自分の成績です。私はそこまで勉強ができる方ではありません。そして数学がとても苦手です。苦手な数学の点数をもっと上げるという考えもありましたが、その考えを改めて、他の教科、苦手ではない教科に特化して勉強しました。そして現代文や古典などで点数を稼ぎ、数学も自分なりに勉強して希望する大学の条件の一つである評定の出願基準のラインを越えることができました。それでも募集していた人数に対して希望する人数が少し多くなってしまいました。しかし、勉強をしてある程度の評定を取っていたのでその募集している人数の中に無事に入ることができました。私はそこで少しほっとしました。

様々な質問を想定し沢山の
面接練習をこなしました

 そして次に大事になってくるのは面接です。面接は指定校推薦で合格する上でとても大事になってきます。そこで私は面接練習を友達や先生とすることにしました。友達とお互いに志望動機や特技、自分の長所などを質問し合って練習をしました。そして先生とも練習をしました。先生と面接練習をした時は、友達と練習した時よりも緊張感があり、本番に近い雰囲気で練習できました。それでも緊張からか、話すことを決めていても全然話せなかったり、質問に答える時間もたくさん間をあけてしまったりして散々な結果でした。そこでこの結果を踏まえて、自分でもどんな質問が来てもいいように簡単な質問から、難しい質問までたくさん練習しました。そして本番の面接ではスラスラとあまり緊張せずハキハキと話せて無事大学に合格することができました。
 このように練習をして自分を信じていればきっと上手くいくので焦らず自分のペースで合格できるように頑張ってください。

石巻専修大学

経営学部 経営学科

令和4年3月技能開発コース卒業
松島中出身

生徒を第一に考え励まして下さった
担任の先生の支えで合格できました
大学で学び夢を叶えるために
推薦での受験を決意しました

 高校3年生ではとことん進路に向き合いました。私は夢を叶えるために、何をすれば良いのか考え、大学に行き勉強することを決意しました。簡単に大学に行けるとは思いませんでしたが、想像を遙かに超えてとても大変でした。私一人の力だけではどうすることも出来なかったので、友達や先生の力を借りて志望理由書を丁寧に書いたり、面接練習を物凄く頑張りました。
 志望理由書を書くときに意識したことは、私が書いた文章をたくさんの人に読んでもらうことです。特に担任の先生からは、いろいろな意見を頂き素晴らしい文章を書くことができました。面接が上手くなるために意識したことは、何度も練習を繰り返すことです。回数を重ねれば重ねるほど上達していきます。私が初めて面接練習をしたときは、緊張して殆ど話すことができませんでした。ですが、回数を重ねるうちに、相手の目を見てはっきり伝えることが出来るようになりました。また、志望理由書や面接練習に取り組むために一番大事なことは、予定を立てることです。アルバイトや部活動に気を取られすぎてしまい志望理由書を書いたり面接練習に取り組むための時間が少なくなってしまいます。そのため、常に余裕を持って行動することが大事だと私は考えます。

合格した瞬間の喜びは
一生忘れることはありません

 努力して結果、私は大学に合格することができました。合格したときの喜びは、この先一生忘れることはありません。応援してくださった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
 私は途中で何度も心が折れそうになりました。周りの人より劣っている自分に腹が立ち、何もかも投げ出したくなりました。ですが、担任の先生の励ましにより立ち直ることが出来ました。悪い点は指摘し、生徒のことを第一に考え成長させてくださった先生にはとても感謝しています。大学に合格したことがゴールではないので、将来、私の武器になるような知識を得るために、勉強して頑張ります。

石巻専修大学

人間学部 人間文化学科

令和4年3月英進進学コース卒業
利府中出身

悔いの残る受験とならないよう
3年次は特にしっかり頑張りましょう
校内模試対策として
英語と国語に注力しました

 私は指定校推薦で大学に合格することができました。私が志望した大学では校内模試の点数、評定、面接が主な試験方法でした。その中でも特に校内模試の点数が重要になっていきます。そこで、私が行った勉強方法について科目ごとに説明していきます。まず、英語は文法を完璧に覚えることが大切です。文法を完璧に覚えることができたら、後は英単語をひたすら覚えるしかないです。私は通学時の電車の中や学校の休み時間などの空き時間は必ず英単語帳を見て英単語の勉強をするようにしていました。またこれは私が怠っていたことですが、音を取り入れることをお勧めします。音を取り入れることで速読力がアップし、リスニング力もつき、発音、アクセント問題対策にもなるので一石三鳥です。国語については、まず現代文はとにかく過去問を解いて共通テスト形式の問題に慣れ、速読力をアップさせることが大切です。また、日頃から本をたくさん読んでおくことも速読力アップに繋がります。古典は単語帳や文法書を毎日眺めるようにしていました。数学に関しては、私は文系科目を選択していたので参考になることは言えません。

志望動機を説明できるよう
練習するのみです

 次に、面接についてですが面接は練習あるのみです。面接ではあらかじめ聞かれることが大体予想が出来るので、事前に聞かれそうなことをメモをしておくことが大切です。例えば、志望動機を話す際は何故この大学が良いのかという理由をしっかり説明出来るようにしておきましょう。家から近いから、就職率が高いから、何となくなどという理由では何故この大学に入りたいのかという意思が大学側に伝わりません。また、面接を受ける際は相手の目をしっかり見て、できるだけ大きな声で会話をすことが大切です。
 最後になりますが、受験は人生において重要な場面です。この1年頑張るかが将来の決め手となるかもしれません。なので、後悔しないようこの1年を頑張ってください。

石巻専修大学

人間学部 人間文化学科

令和4年3月英進進学コース卒業
利府中出身

受験というラスボスを倒すための
アイテムを揃えられるのは今だけです!
資格に挑戦しなかったことを
今では後悔しています

 私が指定校推薦を目指すにあたって心がけていたことは、3年間を通しての成績の安定化と先生方や校内で働く方々への日頃からの挨拶です。
 まず勉強面では、私は1年生の頃の成績があまり良くなく、赤点をとることが多々ありました。大学受験を考えた時、このままでは評定が大学の求める基準を超えないと考え、苦手な教科は逃げずに周りに聞いたり、先生や先輩方に教えてもらうなどして工夫して勉強を頑張りました。私は文系教科が得意だったのでその長所はそのままに理系に力を入れていきました。部活動があり勉強時間を取ることが難しい中、放課後の少しの時間を学校で勉強する時間にあてました。分からない問題はその教科の先生のところに行って解き方を教わり、効率の良い勉強計画を自分の中で立てていました。そして私は3年間で資格を1つも取ることなく受験に臨みました。理由として、やはり勉強時間を取るのが難しかったことと、面倒くさいなと思っていたからです。結果的には資格を持っていなくても合格できましたが、今振り返れば一つでも取っておけば良かったと後悔しています。たくさんの種類がある中の自分の得意なものだけでいいので取れる物は取っておいた方が良いと思います。まず最初に落ちたらどうしよう、と考えるのではなく、得意な教科に挑戦するのだから自信を持って受けてください。その自信が大学受験の面接などで生かされます。

学園で働く方々への挨拶を
習慣づけていました

 そして挨拶です。学園の運営に関わるたくさんの方々と先生方、外国語の先生方もたくさんいます。自分から声をかけるのは少し勇気がいるかもしれませんがそれを習慣づけることで良い意味で目立ち先生方の間でうわさされるくらいまで頑張って挨拶をしましょう。
 きっとここまで読んでも正直焦らない人はたくさんいると思います。でも3年生になってから受験と戦うアイテムを揃えられるのは他でもない今の皆さんなのです。未来の自分に期待せず、今からコツコツ頑張って受験というラスボスを倒せるようにしていきましょう。応援しています。

石巻専修大学

人間学部 人間文化学科

令和4年3月情報科学コース卒業
矢本第一中出身

集中して授業を受けることが平常点と
定期テストの両方にプラスになります
欠席日数の少なさが
校内選考通過に繋がりました

 大学を受験するにあたって一番心がけたことは、定期テストです。定期テストで良い点数を取り、高い評定をもらうことが出来れば、自己推薦書を書く時や面接時の自分のアピールポイントとして話せると思います。
 指定校推薦を取るには、学力だけでなく欠席日数を少なくすることも重要だと思います。欠席日数が多いと、そもそも校内選考すら受けれなくなってしまうこともあります。実際私が校内選考を通過できたのは、欠席日数の少なさが大きかったと思っています。
 定期テストとは、テスト前だけ勉強するのではなく、テスト2週間前ぐらいから各教科満遍なく勉強し、残り1週間でテスト対策プリントを解くといった勉強方法をとれば、テストでは80点以上は取れるはずです。テストで良い点数を取っても、平常点が悪いと評定を5にすることは、難しいので、普段の授業から集中して授業を受けることをおすすめします。

資格をあまり取得せず
受験で苦労しました

 面接に関しては、練習の時には話せていたことや考えていた質問があっても、本番では、頭の中が真っ白になってしまったり、緊張で上手く話せなかったりと、ハプニングが起こることが多いので、練習は多すぎると思うほどやったり、本番ではリラックスして臨みましょう。私は面接練習があまり上手くいかず、たくさんの先生方に面接練習をお願いしたり、アドバイスをいただいたりしていました。そういったことがあり、私は大学に合格出来たので、先生方には感謝しています。ありがとうございました。
 推薦を取るためにやっておきたかったと後悔していることは、資格の取得です。私は高校生活で情報処理検定2級しか資格を取ることができませんでした。実際、資格が少なく自己推薦書を書く時や面接時のアピールポイントを考えるのに苦労しました。このような経験をしたので、資格は取っておいた方が良いと思います。
 応援してくれる保護者やサポートしてくれる先生方への感謝を忘れずに頑張ってください。

仙台大学

体育学部 体育学科

令和4年3月フレックスコース卒業
仙台 中田中出身

苦手なことを克服しようと努力すれば
結果は必ず付いてくると実感しました
英文に触れる機会を増やし
苦手意識を払拭できました

 私は大学に指定校推薦で進学させていただくことになりました。指定校推薦で自分の希望している大学に対して、校内での内定を得るために校内模試に向けての勉強に努めました。移動時間などの手が空いている時間に問題を解くことや、日々の授業の中で質問を積極的にしていくように取り組みました。特に私は英語に苦手意識を持っていたので、英単語を覚えることや英文に多く触れ合う機会を作るなどの対策をして、校内模試に臨むようにしました。その結果、練習していた英文と似たような問題が出題されたり、英語長文に対して時間を前よりも短く費やすことができたりなどの効果があらわれました。また、内定した後には大学に対して自分をアピールするための自己推薦文や入学試験のために小論文と面接の練習を放課後に担当の先生に協力していただきながら練習を繰り返しました。始めは小論文の構成が上手くいかないことや面接で応答に時間がかかってしまうことがありましたが、先生のご指導を聞いて練習を重ねていくうちに自分の中で上達していっているという自信を持つことができました。そのおかげで入学試験の時には落ち着いて臨むことができたと思っています。

大学では今まで以上に
意欲的に学んでいきたいです

 私はこれらの経験から苦手なことに対して、曖昧にしておくのではなく、自分の中でしっかりと対策を練り、実行することで成果は大なり小なり出るのだということを実感できました。しかし、もっと早くの段階から、勉強に対してこれくらいの意識を持っていれば良かったという後悔も同時に感じました。そういった後悔を無くすためにもこれからの進学先では勉強に対しての意識を高く持つ事はもちろんのことですが、日々の時間の中で有効に活用できる部分があると思うのでそういった部分を見逃さないようにしていきたいと思います。

仙台大学

体育学部 運動栄養学科

令和4年3月英進進学コース卒業
利府西中出身

サッカー部で培った経験や考え方を
将来に活かしていきたいです
部活動のルールを通して
食事に関心を持ちました

 私は将来、「運動」と「栄養」に関する幅広い知識や技能を習得し、多くのアスリートの食事や健康を管理することができる栄養士になりたいと考えています。
 栄養学に興味を持ったきっかけは、高校のサッカー部でお菓子や炭酸飲料の摂取を禁じるなど食事制限のルールがあったことです。最初は我慢の連続で欲に負けそうな時もありましたが、徐々に摂取しないことによる身体の変化を感じられるようになりました。動きも軽くなり、自主的に食事にも気を配るように変化したことで体調不良も減るなど好循環が生まれました。普段の食事だけでなく、試合前後の食事への意識も変わりました。アスリートとしての考え方を部内のルールを通して学ぶことができたのは自身の成長に大きく繋がったと考えています。

互いに支え合うことの
大切さを部活で学びました

 私は周りをよく見る、助け合うというサッカーの競技特性から協調性が身に付きました。チームメイトやたくさんの人の支え無しでは、ここまで楽しんで競技を続けてくることはできなかったと感じています。勝利という同じ目標に向かって練習を積んでいく中で、考え方の違いから意見や主張がぶつかることもあります。それでもチームの一体感を大切にすることだけは忘れずにいることで、細かな気配りができるようになったと感じます。そのことから、日頃から常にまわりの状況に気を配り、困っている人を見かけたときには率先して手を差し伸べて、周りの人と支え合いながら生活を送れるようになりました。また、毎週学校周辺のゴミ拾いを行い、奉仕活動にも積極的に取り組んできました。今後も共生社会を生きる者としてホスピタリティを大切にしていきたいです。
 学生生活では勉学にも力を入れ、日頃からコツコツ積み重ねることを心がけ、学力向上だけでなく、計画性を持って行動する力にもつながったと思います。これらは、栄養士としてアスリートのサポートをするうえで必要不可欠なものであると確信しています。個々に目的意識の違いがあるケースもあり、筋力アップをしたい人、ケガを予防したい人など様々です。個別の要望に応えられてこそ、栄養士としての本質的なサポートになると考え、競技生活を通して培った経験を大切にしていきたいです。

仙台大学

体育学部 子ども運動教育学科

令和4年3月英進進学コース卒業
若柳中出身

仙台育英で毎日仲間と笑顔で送った
3年間はこの先も絶対に忘れません!
部活動では楽しみながらも
厳しい練習に励みました

 私は仙台育英での3年間は毎日楽しく苦のない生活でした。部活動では毎日のように厳しい練習に耐えて心身共に強くなったような気がします。部活動の仲間達と3年間頑張ることができて良かったなと思います。私が思う限り部活は楽しんでやったほうが一番いいと感じています。
 定期考査対策としては、例えば数学だと、1年生の時にやる数学Ⅰ・Aは3年生になっても必要となってくるので、どの教科にしろ基礎は大切になってくると思います。定期考査の時に勉強するのではなく日々やった方がいいです。計画を立てて勉強していきましょう。
 私には幼稚園教諭という夢があります。そのためには、子ども関係の大学に行くことを決めました。仙台育英の先生方は進路について全面的にサポートしてくれます。なので、私も行きたいと思える大学に行くことができました。私は指定校推薦で大学に行くことができましたが、指定校推薦をもらうには校内模試で良い点数を取らなければなりません。日々の勉強、学習を頑張れば目標に近づけるのでがんばった方がいいです。

何事も諦めずに頑張り
結果を出してきました

 誰もが言っていると思いますがあえて私も書かせていただきます。何事も諦めなければ必ず結果は付いてきます。私も諦めないで頑張ってきて結果を出してきたので、この言葉は本当なんだと思います。
 仙台育英での3年間は長く感じて短かったような気がします。一度も体調を崩したこともないし、毎日友達みんなで笑った思い出は絶対に忘れないものになると思います。
 後輩への言葉は、最初の頃は心配になることもあるかもしれませんが、高校生という自覚を持って行動すれば楽しい学校生活になります。

聖和学園短期大学

キャリア開発総合学科

令和4年3月英進進学コース卒業
高砂中出身

きちんとした生活態度も
学習面と同じくらい大切です
校内模試の順位を上げる
努力が支えになりました

 私は欠席日数が多く、選べる指定校推薦の枠がごく一部になってしまいました。特に受験資格に欠席日数が条件に入っているものはその時点で断念するしかなく、私は第一志望の大学は受験することができず、とても後悔することになってしまいました。
 自分が指定校推薦について詳しく知ったのは高校3年生の春でした。「校内模試の成績で指定校推薦の枠の優先順位がほとんど決まる」という話を聞きました。当時は未だに進路が決まってなく、推薦入試を狙う気持ちはほとんどありませんでした。ですが、次の校内模試が近くなるとこの話がよぎり、念の為にと校内模試の順位を少しでも上げようと勉強に力を入れていました。この行動が後から大きな支えとなりました。
 私が受験した大学の推薦入試の枠は2つあり、予備調査では自分含めて2人か3人ほど名乗りを上げていました。数回ほど予備調査の結果が知らされるのですが、どれも私はその内で1位の成績を保持できていました。前の校内模試の時の行動がここまで響いてくるとは思っていませんでした。

大学でも必要なので長文を
書けるようになりましょう

 推薦入試の枠を獲得するためのことを書きましたが、次からは枠に入った後の事です。自己推薦書や書類を書かなくてはいけません。ここで大事になってくるのは長文を書けるようにすることと、締切日や必要書類などをしっかり確認して間に合うように出すことだと個人的に感じました。自己推薦書はこの合格体験記くらいの長文を書くことになります。選抜方法に小論が入っている大学を狙う場合や、大学入学後など文字を書く機会は必然的にやってくるので書けるようになって損はないです。
 自分は提出物を出すのが苦手な人間であり、そのため出願締切直前に申請するということをしてしまいました。出願受付期間は1週間弱もないところが多いので事前に準備しておくことがとても大切です。準備が出来た後にもきちんと揃っているかなどの確認もしておくと良いと思います。
 そして、冒頭に私は欠席日数がとても多いことを話しました。理由は自分の持っている症状によるものだったのです。病気や症状によって欠席することが多い人は医者からの診断書を貰うことを勧めます。出願する際の書類に使うことがあるからです。そして、試験の面接の時に欠席日数についての話を聞かれるときもあるので、理由と病気や症状を言えるようになったほうがいいと思います。
 他の先輩方が言っているように、テストや模試だけじゃなく提出物や生活態度を日々しっかりしておく事が大事ですが、敢えて私は合格するまでの数ヶ月で自分が感じたことや気にしたところを書きました。この文章が力になれるかは分かりませんが、少しでもあなた方後輩の役に立つこととあなた方の将来が良い方向にいくことを願っています。

聖和学園短期大学

キャリア開発総合学科

令和4年3月英進進学コース卒業
向洋中出身

親身になって進路を考えて下さった
担任の先生にとても感謝しています
きちんと授業に臨み勉強と
アルバイトを両立しました

 指定校推薦で受験資格を得るためにしたことは、勉強とアルバイトの両立や、学校を休まず出席すること、提出物は必ず期限内に提出することです。私は3年生の夏の後半頃まで進学先が決まっておらず焦っていました。担任の先生にも相談し一緒に考えてくださいました。そんな時に、担任の先生から1つの案として聖和学園短期大学を勧められました。それから自分でもパンフレットを取り寄せたり、インターネットで調べてみたりしました。私は、聖和学園短期大学の存在は知っていましたが、どんなことを学べるのか、どんな学科があるのかなどは知らなく、徐々に他の大学にはない魅力や、今の自分に最も適している大学だと思い聖和学園短期大学に進学することにしました。
 また、指定校推薦で受験資格を得るためには小論文を1200字書き、学校からの合格が無くては受験資格が貰えないので、この時に1年生からの活動や成績などが受験資格を得るために必要になります。

小論文は出題傾向に沿った
テーマで何度も書きました

 学校からの合否を貰ったら、次はそれぞれの進学先の選考方法があります。聖和学園短期大学の去年の選考方法だと、小論文、調査書、面接の3つがありました。小論文は、受験日の小論文の時間にテーマが分かります。私が小論文で気を付けた方がいいなと思ったことは、過去に出たテーマを調べてどんなことについてのテーマが出ているかを大まかに感じて、似ているテーマに沿って何回か小論文を書いてみた方が、本番でも似ているテーマが出た時に使い回しができるなと思いました。私も実際にテーマを自分で決めて書いた小論文が去年のテーマと少し似ていて、あまり焦らず最後まで書くことができました。
 面接で私が感じたことは、全文を書いて覚えるのではなく、単語で覚えることの方が大事だと思いました。どんなに覚えていても面接官を前にすると頭が真っ白になってしまうので、単語で覚えた方が頭に残りやすいと思いました。また、指定校推薦で受験する場合だと他の人もだいたい同じ時期にあるので、先生と面接練習するのであれば、早めの予約を入れておきましょう。

東北生活文化大学短期大学部

生活文化学科 食物栄養学専攻

令和4年3月通信制課程卒業
佐沼中出身

何が正解なのか分からなくなったら
最も信頼している人に相談しましょう
子どもの食育に貢献できる
栄養士を目指しています

 私が東北生活文化大学短期大学部生活文化学科の食物栄養学専攻への入学の目指した理由としては、実家が農家ということもあり、幼い頃から食に関心がありました。そこで私は栄養の学習や仕事に興味を持ち、将来保育園などで食育に貢献できる栄養士になりたいと考えました。大学では実習、地元地域と連携した校外学習や外部講師の授業など、短期大学卒業後にも活かすことが出来る授業がある他、様々な資格取得の機会、実習面においても学ぶ事が出来る為、東北生活文化大短期大学部を志しました。
 まずは、自分の進路をしっかり定め様々な大学、専門学校を調べたり、実際に資料を手に取る事で、東北生活文化大短期大学部に受験する事を決めました。また、進学するにあたり学校推薦で受験する事ができました。勉強とアルバイトの両立で苦悩もありましたが、1年生の頃からレポート提出の期限を守り、コツコツとテスト勉強をしていた事もあり、推薦を受けられました。
 受験するにあたって、小論文の練習をし、実際に先生に抜粋していただいたり、面接時にどのような質問が来てもいいよう、事前に15個ほど回答を準備しました。その甲斐あり、受験当日はリラックスして試験を受ける事ができました。
 在学中や卒業後も目を配り応援して下さった先生方、本当に有難う御座いました。

先の見えない日も諦めず
第一志望に合格できました

 中学時代は不登校だった事もあり、仙台育英の通信制に入学しました。時には、挫けそうになったり、先の見えない日々もありましたが、気持ちを諦めず大学受験をし、無事合格する事ができ、安堵しています。
 大学に入学してからは、高校で学んだ事や両立性を活かしながら、食に関する様々な知識を深く学び、地元に貢献できる栄養士を目指し、これからも精進して行きたいです。
 後輩の皆さんは挫けそうになったり、時には何が正解か分からなくなるときもあると思います。そんな時は、自分が一番信頼している人に相談して下さい。その人はきっと支えてくれるはずです。そして踏ん張り、気持ちを強く持てばきっと良い結果が待っていると思います。ですので、どうか諦めずに頑張ってみてほしいです。

宮城誠真短期大学

保育学科

令和4年3月英進進学コース卒業
秀光中等教育学校 前期課程出身

苦手なことにも挑戦することで
夢に近づくチャンスを掴めます
保育士になるのが
幼い頃からの夢でした

 私はこの度、宮城誠心短期大学に指定校推薦をいただき、自己PRと面接の試験を経て、合格しました。
 まず私が大学進学を目指した理由として、私は将来保育士になる夢が、幼い頃からありました。そのため、専門学校に進学することも視野に入れていました。が母親の友達の保育士の方に、保育士の仕事をするなら大学卒業の資格を持っていた方がいいといった話を聞き、両親と相談し、保育士以外の資格も取得できるような大学に進学することを決めました。県外の大学なども視野に入れつつ、保育科の大学を探していましたが、私の下に何人か弟がいるため、両親との相談の結果県内の大学に進学することを決めました。

苦手だった英語を頑張り
今では得意科目です

 私が、指定校推薦入試で入試を受けようと考えたきっかけとして、一般で受けると弟の高校受験と時期が被ってしまい、高校卒業後一人暮らしなどを考えていたため、時期が被ってしまうと忙しくなってしまったり両親の負担が大きくなったりしてしまうと考え、家庭教師や親と相談し、仙台育英に私のめざしていた宮城誠心短期大学の指定校があったため、早めに合否が決まる指定校推薦を使おうと考えました。指定校推薦を使うために私は中学生の時、苦手意識の高かった英語の勉強を頑張りました。授業だけではなく、家庭教師で苦手な長文読解を中心に勉強しました。今では一番得意な科目で、英語と答えられるようになりました。また、校内模試では英語の長文問題だけでは無く漢字を中心に、苦手な数学の過去問などを解きながら勉強もしました。
 指定校推薦の入試では、私は小論文は無く自己PRと面接でした。私自身、あがり症で人見知りしてしまうことがあるため、面接は苦手で自己PRもあまりしたことがないので、不安も多かったです。しかし、担任の先生や家庭教師の方に沢山面接練習をお願いし、本番までに自信をつけることが出来ました。まだ、人前で話すことは得意とは言いきれないですが、苦手意識がだいぶ克服できたと思います。
 合格までの道のりはわからないことだらけで不安も沢山ありました、しかし両親や担任の先生だけではなく、家庭教師の先生など周りの方からのサポートもあり、苦手な人前で話すことや英語なども、克服することもできました。これから受験生になる皆さんも苦手なことにも少しずつチャレンジして最後まで諦めずに頑張ってください。

宮城誠真短期大学

保育学科

令和4年3月通信制課程卒業
山形 最上中出身

「胸を張って堂々としていれば大丈夫」
という先生の言葉を信じ合格できました
確実に進学できるように
指定校推薦に挑戦しました

 私は子ども達に寄りそえるような保育士になりたいという夢があります。保育士を目指したきっかけは、テレビで保育所の特集を見た時に心を閉ざしていた子どもが、入居してから数ヶ月ほど経った頃には年相応の子どもらしい笑顔になった姿を見た時にとても感動したことを覚えており、それがきっかけになりました。心身共に傷付いた子ども達を導くことの苦労はとても計り知れません。ですが、自分もこの先生方のような優しくて強い保育士になりたいと強く思いました。
 その夢を叶えるべく大学に入学をより確実にするために、指定校推薦を選びました。推薦をいただくため高い評定を維持するために提出物の期限を厳守し、分からないところは分からないままにしないで、先生方に聞き少しでもテストでいい点数をもらえるよう努力してきました。
 通信制課程では主に自分だけでやらなければならないので、何日までにどのくらい課題を進めるのか、どのくらい授業に出席すればよいか計画を立て実行しなければなりません。バイトと両立していたため大変でしたが、本校の先生方や学友のサポートもあり無事に現役で卒業することができました。

計画を立て実行する力が
高校で養われました

 当日の試験は面接のみであり、それで合否が決まってしまうのでとても緊張しました。ですが、本校の先生が試験ギリギリの日にちまで一緒に練習してくださり、最後には胸を張って堂々としていれば大丈夫だと助言くださったので、本番ではいつも通りに受け答えすることができました。
 当たり前をコツコツやり続けることで入学当初と比べ、自分でスケジュールを立て、そしてその計画を実行する力がとても身についたと思います。そして力が付くことで自信にもなりました。

仙台青葉学院短期大学

リハビリテーション学科 理学療法学専攻

令和4年3月英進進学コース卒業
鹿島台中出身

部活の入部を迷っているならば
ぜひ挑戦すべきだと思います
家族の闘病がきっかけで
理学療法士に憧れました

 私は、将来どのような職業に就きたいか、自分には何が向いているのか分からず、高校3年生になっても悩んでいました。ですが、人の役に立ち、誰かを支えたり、誰かを笑顔にできるような職業に就くことに憧れていました。
 理学療法士になりたいと思ったきっかけは兄の病気です。兄の闘病中に担当してくれた理学療法士の先生の迅速な対応や親身になって寄り添ってくれた時に強い刺激を受け、私も理学療法士になりたいと思いました。それからどの大学にするか色々な大学を調べて設備、施設、カリキュラムに魅力を感じたのが仙台青葉学院短期大学でした。3年という短期間の中で効率良く学ぶことができ、自分にも合っているなと思いました。

書道部の実績が入試で
大きな武器になりました

 私は、進学するかどうか元々決めていなかったのですが、進学することになった時に、希望する大学の指定校推薦を受けるために、評定が下がらないように努力してきました。定期考査に向けての勉強はもちろんしっかり計画をして取り組みました。それでも点数があまり良くない時もありましたが、その時にカバーできるよう日頃の授業態度を良くしたり、期限内に提出物を出したり、欠席しないように心がけていました。
 私は、書道部に所属して主将として部の中心となり活動してきました。部活では、全国優勝など個人の部でも良い成績を収めることができ、指定校推薦を目指している上でとても大きな武器になったのではないかと思います。部活に入るか入らないか迷っている人は、少しでも興味を持っているならやっておくべきだと思います。

仙台青葉学院短期大学

こども学科

令和4年3月英進進学コース卒業
中野中出身

大学では同じ夢に向かう仲間と
切磋琢磨していきたいです
子供と関わる仕事を目指せる
進学先を選びました

 私には将来子供と関わる仕事がしたいという夢がありました。その将来の夢を実現させる為に多くの実習活動や子供と関わる機会が多く設けられている仙台青葉学院短期大学を目指しました。
 指定校推薦の一枠を取るためには評定がとても重要でした。授業態度やテストでの点数が評定に関わってくるので今まではあまりやってこなかったけど予習復習を積極的に行いました。またワークで分からない問題の解き直しを何度もして、より良い点数を取れるように心がけました。私は数学が苦手でしたが、予習復習やワークの解き直しをしたことによって得意になりテストでも今までより良い点数をとれるようになりました。
 その結果指定校推薦の一枠をとることが出来ました。指定校推薦だったため受験の内容は面接と口頭試問でした。面接や口頭試問は過去の先輩方が書いた報告書を見たり先生や友達に何度も練習してもらったりしました。受験本番の面接では練習の時と同じ質問が何個かされ、自信を持って答えることができました。しかし口頭試問では練習していた基礎問題ではなくグラフの読み取りが出題されましたが、自分なりにきちんと答えることができました。先生との面接練習はもちろん大事ですが、本番でいかに明るくハキハキ答えられるかがとても大事だと思いました。

コロナ禍で友達との時間が
 少なかったのが心残りです

 私にとって高校生活とは、人生の中で一番の青春の場でした。もちろん大学進学に向けての勉強はとても大事ですが、私はたくさん友達をつくって充実した高校生活を夢見ていました。しかし新型コロナウィルスの影響でオンライン授業が多くなったため、友達に会う機会が減り、そしてほとんどの行事が中止となってしまいました。
  私にとって大学とは、自分の将来の夢を叶えるための場所です。高校まではみんなが同じ教科を学んでいましたが、大学は自分の将来の夢を叶えるために必要な科目がたくさんあります。また同じ夢を目指している仲間達と切磋琢磨して夢を叶えられるよう、頑張っていきたいです。またたくさん友達をつくって充実した大学生活を送りたいです。

仙台青葉学院短期大学

言語聴覚学科

令和4年3月外国語コース卒業
高砂中出身

自分がその大学で学びたい理由を
書類で強くアピールしましょう
オープンキャンパスには
積極的に参加しました

 私は指定校推薦の受験資格を得るために、自分の学校での生活態度をよく考えるように気を付けていました。制服を正しく着用し、提出物は期限を守って提出するなど、当たり前のことを当たり前にこなすことが大事であると考えます。また、校内模試の結果も受験資格を得る上で重要になってくるので、国語・数学・英語とまんべんなく勉強することも大切だと思います。定期考査では、赤点を絶対にとらないようにし、平均点以上は取れるように日々の学習に力を入れていました。私は部活動にも参加していました。少しでも多く部活動に参加することは、推薦の内定を得ること以外にも、大学受験の際の面接での内容にもプラスになってくるので重要になってくると思います。私が受験した大学は、他と比べて専門的な学びをする学校だったので、積極的にオープンキャンパスに参加しました。オープンキャンパスでは、大学入学後に行う学習内容であったり、大学入学までの高校生活で何を勉強したらいいのかということや取得しておくべき資格であったりを聞くようにしていました。また、専門分野を学ぶ大学では面接でも志望理由などを詳しく聞かれる可能性があるので、大学や受けたい授業の内容なども調べておくべきだと思います。

当たり前のことをきちんと
こなすことが大切です

 自己推薦書は、志望理由や大学入学後にやりたいことなどをできるだけ詳しく書くようにしました。どうしてこの学校じゃないといけないのかをアピールするために、志望する大学の特色や講義内容も細かく書きました。アドミッション・ポリシーやその大学が求める人物像などに自分が当てはまっているということを主張するために、高校3年間で頑張ったことや部活動などの具体的なエピソード等を書くようにもしました。小論文や面接練習などはなるべく多くの先生にお願いをし、少しでも自信をつけられるようにするといいと思います。大学合格をするためには、当たり前のことを当たり前にこなすことができるようにすることが一番大切であると思います。何事も最後までやり切ることができれば良い結果も得られると思います。最後まで諦めず頑張ってください。

仙台青葉学院短期大学

栄養学科

令和4年3月英進進学コース卒業
川崎中出身

自分と向き合い目標達成に努力すれば
良い結果が待っているはずです
料理の手伝いが好きなので
栄養学を深く学びたいです

 私は、高校2年の終わりまで進路が決まっていませんでした。将来どんな仕事に就きたいか考えた時に、自分の好きなことで深く勉強したいと思うものを選びました。私は昔から料理を手伝う事が好きでした。栄養や調理技術について深く勉強したいと思うようになり短期大学への進学を決めました。
 ギリギリで進路を決めた私ですが、高校生活で気を付けていた事があります。1つ目は高校1年生の時から良い評定を保つ事です。進路が決まっていなくても良い評定であれば進路の幅が広がります。後になって後悔をしないために授業態度や提出物で平常点は決まるのでワークやノート整理などを計画的に進めて考査直前で困らないように勉強してできました。その結果、テスト前日にみんなが焦ってワークを終わらせているなか、私はワークを何度も解きケアレスミスを減らすことができました。2つ目は出席日数です。自宅と学校の距離がかなりあり、毎朝2時間弱の道のりだったのですが、3年間無遅刻無欠席で通学することができました。出席日数も入試に響くので常に心がけておく事が大切です。

同じ学科を受験した先輩方の
体験を参考に対策しました

 指定校推薦は特に面接が重要だと思います。そのため面接の練習を様々な先生に頼みました。先生によって聞いてくる内容が違うので、何度もすることによってアドリブ力が身に付くと思います。アドバイスを沢山して下さったので、何度も練習をして面接というものに慣れることが大切だと思います。また、教室などに置いてある前年度や前々年度の同じ学科の先輩方の入試の面接で聞かれた内容などを自分自身も聞かれても答えられるように練習しました。
 どの進路に進むか迷っていても、焦らず自分と向き合ってやりたいと思うことに向かって努力していけば良い結果が待っているはずです。

仙台赤門短期大学

看護学科

令和4年3月英進進学コース卒業
中野中出身

コロナ禍で登校機会が減りましたが
友人と楽しく過ごした3年間でした
看護師という夢を叶える為に
この大学を選びました

 私が仙台赤門短期大学を目指した理由は、将来の夢が看護師だったからです。
 指定校推薦で指定を受けるために、1年生の定期考査から勉強をしっかりとして、良い評定平均を取れるように日々努力しました。また、普段の勉強で分からない問題はすぐ先生に聞いたり、苦手な教科はなるべく紙に書いて覚えるなどして3年間頑張りました。
 小論文対策では、医療系のテーマで何枚も書いて先生に何回も添削してもらいました。小論文は自分で書いてみないと書くのが難しいため、多くの練習が必要だと思いました。当日では、たくさんの練習をして少し慣れていたので、各スピードが速くなり余裕をもって書けました。

面接本番で厳しい質問をされ
練習の大切さを実感しました

 面接練習では、最初に文章を考えて覚えることから始めました。文章を考える時は、友人と協力しながら決めて、本番のように面接練習をするために先生にも協力していただきながらたくさん練習をしました。
 高校3年間はコロナで行事があまりなくて、学校に行く日も少なくなり大変だったけど、友人とたくさん話して、笑って楽しく学校生活を送れたので良かったなと思いました。
 高校生活は3年間しか過ごせないので、勉強もしっかりやりつつ楽しく充実した学生生活を送れるように頑張ってください。