栄光への軌跡 2022
現役大学進学者による大学合格体験記
志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ
スポーツ推薦 合格者
明治大学
商学部 商学科
令和4年3月フレックスコース卒業
秋田 将軍野中出身
スポーツ推薦で強豪に進学したいならば
全てのことを人の2倍努力しましょう!
「明大で学生ラグビー日本一」
という目標に突き進みました
スポーツ推薦枠での入学を目指しました。私の場合は明治大学ラグビー部に入学し、学生日本一を目指すという目標がありました。そのために、明治大学に入学できる基準を調べました。
明治大学はあまり多くの部員を取りませんが、入部させる選手のハードルは高いものです。最低でも高校日本代表候補に名前が挙がる選手です。さらに、高校での学業の成績も重視されます。
初めに学業についてです。ラグビー部は試合中遠征で授業に出られないこともしばしばありますので、授業に出られる日はしっかり授業を受けることが大切です。それと、中間テストや期末テストは範囲が明示されるので、ちゃんと勉強して臨むことが重要です。
大学はテストの点数と内申点の両方を評価しますので、学業とスポーツの両方に真剣に取り組むことが必要です。個人的な感覚ですが、明治大学ラグビー部に入るには内申点4.0は欲しいところです。
自分でルーティンを決めて
スキルアップに励みました
次に部活動についてです。普段の練習から基礎体力の向上を考えてプレーすることが大切だと思います。漠然と決められたメニューをこなしているのでは達しません。私の場合は、朝は誰よりも早く起きて北辰館食堂に行き野菜中心の朝食をとり、7時からウエイトトレーニングを1時間してから授業に出ていました。夜は練習終了後に北辰館食堂で夕食をとり、寮に帰り20時から30分間ロードワークをしていました。さらに、体づくりのために夜はプロテインパスタを作り食べていました。寝るまでの時間はラグビーの戦術についてのビデオやプロのラグビーの試合を見てプレーを研究していました。
日本代表候補に選ばれるためには実績が重要なことは一番ですが、SNSの活用もポイントだと思います。日本ラグビー協会の担当者で全国のラグビー選手全てを把握するのは難しいと言っております。そのことを知り、私はSNSに試合の写真や動画をUPしました。仙台育英に私と言う選手がいて、そこそこ活躍していることを見てもらうことが出来たのだと思います。
結びに、強豪と言われる大学に進学を希望するなら、学業、部活、PRどれも人並み以上の努力が必要だということです。これから進学を決める生徒には、全ての努力を人の2倍行うことを勧めます。そして、希望の大学に入学できることを祈念しています。
法政大学
社会学部 社会学科
令和4年3月フレックスコース卒業
秀光中等教育学校 前期課程出身
志望大学よりも高い目標を設定すれば
自ずと進路達成への道が拓けます
長所である野球のスキルを
大学でも活かしたいです
私は硬式野球部に所属していました。私にとって野球が一番の強みだったので、監督と相談し推薦を取るという方向にセンバツ大会が終わった後に決めました。そして、8月中に自分の野球のアピール動画を法政大学の準硬式野球部に送り推薦を頂きました。そして、11月末の面接と小論文の試験に向け、国語科の先生などに協力していただきながら準備を進めていき、無事合格できました。
大学を決め、合格するためには大きく3つのことが重要だと思います。
まず、私は野球で推薦を頂いたのですが、実力によって行ける大学も変わってくるので、スポーツ推薦で大学に合格を考えている人は自分の実力を伸ばすことをひたすら続けて行くことが大切です。希望通りの大学に合格することは難しいので、行きたい大学よりもレベルの高い大学やステージを目標に設定し練習することで、おのずと志望大学への道が見えてきます。目標を高く設定してみるといいと思います。
先生等に度々見ていただき
進路について相談しましょう
2つ目は、指導者の方や先生に現状のレベルや行ける大学を自分が知りたいタイミングで積極的に聞くことです。期間を空けずに、一つの目標や数値をクリアして行く毎に指導を仰いでいくことで、大事な時期に無駄な時間を過ごすことが無くなると思います。どうしても自分だけでは分からないこともあるので、客観的に評価してもらうことが大事だと思うのでやってみてください。
3つ目は、面接練習を重点的にやることです。小論文の学習もしなければいけませんが、面接は小論文と違い、すぐに回答していくので準備不足は失敗に直結すると思います。そこで、あらかじめ聞かれそうなことや大まかな質問内容を先生方に教えていただき、それに対してどう回答するのかを決めて話す練習をしておくといいと思うのでやってみてください。
日本大学
スポーツ科学部 競技スポーツ学科
令和4年3月英進進学コース卒業
岐阜 梅林中出身
勉強と部活動の両立に励むことで
推薦入試の選択肢が広がります
コロナ禍でもできることを
常に考えて実行していました
自分は合格するために頑張ったことが2つあります。まず、部活動に一生懸命に取り組みました。自分が、高校を仙台育英に決めたのはラグビーで全国大会に出たかったからです。また、大学もスポーツ推薦で行くつもりでした。なので高校3年間でラグビーに1番力を入れて取り組みました。2年生になってからはコロナの影響で多くの大会が中止になりました。練習時間も減ったり、できなくなったりして思うような練習ができませんでした。その中でも、チーム全員が集中して質の高い練習ができました。その中で自分もAチームでスタメンを取るために努力しました。その結果、2年生の全国大会で3試合すべてに出場できました。この年は色々な経験ができてとてもよかったです。時間が限られる状況で何ができて何をするべきなのかを考えることはとても大切だと思います。このようなことを3年生になっても継続した結果、日本大学から話があり進学することを決めました。
公欠が多かったため
自学自習に励みました
部活動以外に自分は学習にも力を入れました。スポーツ推薦でも評定は落とせないので日頃から学習に取り組みました。部活の影響で大会前は公欠が多くあり、授業内容がわからないことばかりでしたが自分で学習していました。3年生になってからは小論文に力を入れました。大学進学の時には小論文を書くので何度も練習しました。最初はまったく書くことができませんでしたが段々と書けるようになりました。自己推薦文には本当に多くの時間をかけました。何度もやり直しましたが、先生の力を借りて書くことができました。面接練習もしっかりとしてもらったおかげで受験では不安なく取り組めました。
高校生活の中で、部活動と学習を両立することで色々な進路が見えてきます。スポーツ推薦だけでなく指定校推薦でも進学ができます。その中で、自分の志望する大学や自分にあった大学を探し、合格のために取り組むことが大切です。高校生活を充実させて進路達成のために頑張ってください。
専修大学
経済学部 生活環境経済学科
令和4年3月フレックスコース卒業
仙台第二中出身
スポーツ推薦では競技の魅力を
伝える熱意とスキルが大切です
プロ野球選手という夢に
近づける大学を選びました
私は専修大学経済学部生活環境経済学科へ進学します。私が大学進学を目指した理由として、たくさんの人と出会い刺激をもらうことで新しい自分を見つけることができ、それと同時に良い交友関係も築けると思ったからです。
次に、なぜ専修大学を志望したのかについてです。私自身、長い間野球というスポーツをやっており、高校でも野球部に所属し、毎日「日本一」という目標に向かって熱心に取り組んできました。そんな私には、プロ野球選手になりたくさんの人に恩返しするという夢があります。また大人に日々近づいているのを常々実感している中で、学びの多い環境に身を置き、幅広い知識を取り入れ、私自身を根本から磨いていきたいという思いがあります。それらを踏まえ、勉学を目的として全国各地から精鋭が集うともに、部活動にも力を入れている専修大学へ進学を決めました。
周りの人への感謝を忘れず
毎日を過ごしましょう
私はスポーツ推薦という形で進学をしますが、他にも指定校推薦など進学方法は様々です。私のように、スポーツ推薦を希望する人には、現在熱心に取り組んでいるスポーツの魅力を、他の誰かに熱弁できるぐらい良さをより見いだすことが大切だと思います。それと同時に高い目標を立て、その目標にひたむきに取り組む姿勢が大切だと思います。スポーツ推薦には必ず、小論文が必要になります。今のうちから、小論文の対策をしておくことで本番では余裕を持って試験に臨めると思います。小論文は難易度が高いものも存在するので、担当の先生に添削していただくのが非常にお勧めだと思います。
以上のことが非常に重要であり、面接に関しては、質問に対して、答えがわかりやすく、的確である必要があります。これも先生方とのマンツーマン指導を繰り返すことをお勧めします。最低限の心構えと準備です。
次に仙台育英での充実した3年間を送ってほしいということです。高校3年間を振り返って、長いようでとても短いと感じました。その要因は様々あると思いますが、友達との遊ぶ時間であったり、部活動で仲間と切磋琢磨した時間であったり、逆に友達や先生、親と喧嘩した時間なのかもしれません。これらのことから、沢山の人のおかげで毎日が刺激的で過ごせているということです。従って、友達、親、先生など様々な人に感謝して残りの高校生活を有意義なものにしていきましょう。
専修大学
経営学部 経営学科
令和4年3月フレックスコース卒業
岩沼西中出身
推薦で進学するならば学校の手本として
自覚を持つことが大切です
校内行事などのサポートを
部員同士で行いました
私は、高校入学時から部活動を通して大学進学という目標を持ち、日々の生活や部活動において様々な活動をしてきました。大学進学をするには様々なするべきことや学校の手本にならなければいけません。生活面においては、他の生徒の手本になるように部活動の方でも指導していただいていたので、挨拶や礼儀はもちろん学校での態度など気にして生活していました。学校の先生や関係者のおかげで楽しい学校生活が送れているので、感謝の気持ちを忘れず、自分たちができる事を積極的に見つけて行動しました。具体的にいうと学校のイベントや行事があるときに部活動のみんなと協力して駐車場の整備や雪かきを行い、少しでもいつもお世話になっている学校の力になれるように活動しました。
この3年間で一番力を入れ、努力したのは部活動です。私は硬式野球部に所属していたのですが、日本一を目標に1日1日大切に練習や考える時間に当てました。大学でも野球をしたいと高校入学時から考えていたので、大学の野球のことを調べたり、実際に大学生の試合を見に行ったりするなどして、自分の行きたい大学を絞っていきました。いろんな大学の方とお話しする機会も増え、最終的には東都大学野球リーグで野球をしたいと思うようになりました。目標が決まってからは、目標達成のため今まで以上に練習をしました。チームで掲げている日本一を目指しながら、自分の目標を達成させるために様々なことを考え、ただ練習するのではなく考えながら練習することができました。自分の目標達成のために辛くなったりしても自分のためと思いあとちょっと頑張ってみたり、後回しにしないなど様々な場面で頑張ることができました。
やりたいことを実現する為に
早めに進路を決めましょう
大学に行くにあたってやる事はたくさんあると思いますが、私が大切だと思うことは、自分のやりたい事や行きたい大学などを調べて明確にする事だと思います。いつまでも迷っていて最終的に自分のやりたいことができなくなってしまうのは避けたいので、早め早めに考えたり、調べていく必要があると思います。また両親や学校があって初めて自分のやりたいことができると思うので、感謝の気持ちと感謝を行動で示すということも忘れずにやっていく必要があると思います。
専修大学
文学部 英語英米文学科
令和4年3月英進進学コース卒業
八木山中出身
大学では更にレベルの高い
文武両道に邁進していきます
部活動のキャプテンを務め
多くのことを学びました
高校1年生の時からスポーツ推薦での大学進学を目指しており、文武両道に力を入れてきました。英進進学コース特別選抜クラスではオンラインスピーキングトレーニングを取り入れており、入試の際の英語面接ではオンラインスピーキングトレーニングで培ってきた英語の力をしっかり発揮することができました。部活動では硬式テニス部のキャプテンを務め、インターハイ団体ベスト8を目標に日々練習に取り組んできました。目標にはあと一歩届かず、ベスト16で夏が終わってしまいましたが、この高校3年間得たものはとても大きい物だったと思います。最初はあまりコミュニケーションが取れなかったり、仲間の意識がそれぞれ違かったりしていましたが、コミュニケーションをしっかりとることを大切に、意識を高め合ったことで東北1番のチームになりつづけていると思っています。これから大学進学するにあたって、文武両道はこれからも目標であり、レベルが高い所に足を踏み入れますが、仙台育英で学んだことを最大限活かしていきたいと思っています。
監督や先生方など多くの
支えのお陰で合格できました
スポーツ推薦での進学を強く志望していた私は、授業を真面目に受け、しっかりと内申点を取ることを意識していました。テストの際はテニスの練習も疎かにならないよう練習を休まないように、時間を有効活用し、隙間時間は勉強を意識し点数を取れるように考えてきました。
トレーニングも自分の足りないものをフォーカスして取り組んできました。月に1回パーソナルトレーニングを行うことによって、自分の運動能力が向上しました。私がスポーツ推薦で大学に進学できたのは、私だけの力ではなく担任の先生、コーチ、監督、トレーナーさん、携わってくださったすべての方々の支えがあったからです。高校生活で学んできたことを生かし、仙台育英出身の1人という自覚をもち、大学で頑張っていきたいと思っています。これからの4年間、苦しいことや上手くいかないことも多いと思いますが、めげずに頑張ります。
駒澤大学
経済学部 現代応用経済学科
令和4年3月フレックスコース卒業
福島 いわき平第二中出身
勉強もスポーツも一日一日を
いかに有意義に過ごすかが大切です
必要とされる選手を目指し
必死で練習に取り組みました
私は、スポーツ推薦入試という形で、駒澤大学への進学を決めました。駒澤大学を志望した理由は、すばらしい施設や練習環境が整っており、自分自身の成長に繋がると感じたからです。
部活動では、硬式野球部に所属していました。高校3年間といっても、現役として部活動に全力で取り組めるのは実質3年の夏まで、2年半しかありません。だから、とにかく時間を無駄にしないように心がけて、練習に取り組んできました。
部活動を通して学んだことは、目標を持つことの大切さと、努力の大切さです。
目標は「日本一」になること。チームに必要となる選手になるために、自分の役割は何か。今、自分に足りないものは何かを考えて練習に取り組みました。
部員間の競争が努力を続ける
原動力になったと思います
私は自分を高めるために、ほぼ毎日、7時から1時間半くらいの朝の自主練習に取り組みました。もっとうまくなりたい、メンバー入りを勝ち取りたいという思いからでした。朝起きるのが辛く挫折しそうな時もありましたが、同じ目標に向かって一緒に練習に取り組んでいる仲間がいたことも励みとなりました。
また、100人近くの部員がいるため、チーム内でも常に競争がある環境は、緊張感とさらに上を目指そうという向上心に繋がり継続するための原動力にもなりました。
その他、寮生だった私は、3年間の寮生活を通して自己管理ができるようになったことも大きな成長でした。
目標を持つことで、頑張ろうという意欲が沸いてきます。そして努力することで目標が確実に近づいてきます。これは勉強でもスポーツでも同じだと思います。高校の3年間、目標に向かって一日一日をいかに有意義な時間にできるかが、一番大切なことだと思います。
東海大学
体育学部 競技スポーツ学科
令和4年3月フレックスコース卒業
神奈川 滝の沢中出身
高校3年間は長いようで短いので
早め早めに行動しましょう
スポーツ推薦を目指して
地道に努力を重ねました
私は、東海大学への入学を目標として、様々なことを心掛けながら生活してきました。まず、大学側からスポーツ推薦を取得するために、学業の成績、部活動の成績、共に高い成績が必要でした。
そのため、高校の授業では高い成績を目指し、しっかりとノートを取り、予習復習をして、自分の知識として身につけられるように取り組みました。それにより、評定平均4.0以上の成績を残し、合格ラインに達することができました。
そして部活面では、体づくりや技術面での向上に取り組み、早い段階でスターティングメンバーに選ばれるように努力しました。具体的には、朝練習や、チーム練習後の時間を使って自主練をするなど、自分に足りないものを伸ばせるように取り組みました。それにより、私が2年次の冬の全国大会前にスターティングメンバーに選ばれることができ、ベスト16という成績を残すことができました。
小論文や面接は先生方と
しっかり練習しました
加えて、私は公募制学校推薦型選抜だったので、受験科目に小論文、体力テスト、面接がありました。小論文は、テスト直前にしか問題が出るのかわからないため、どんな問題が来ても対応できるように、国語の先生に協力していただき、過去に出された問題を使用して練習しました。面接では、多くの先生方に試験監督の立場になって協力していただき、練習を重ねました。体力テストでは、20mシャトルラン、50m走、ランパス、タッチフットをやりました。どの種目も、直前に準備できるものではないので、しっかりと日々の練習から、体力や技術を身につけられるように取り組みました。それにより、東海大学体育学部競技スポーツ学科に合格することができました。
最後になりますが、学業と部活動で高い成績をおさめ、実績を持つことが大学進学への一番の近道です。高校3年間は長いようで短いので、早い段階で行動に移し、目標達成できるように頑張ってください。
関西外国語大学
英語国際学部 英語国際学科
令和4年3月英進進学コース卒業
埼玉 高階中出身
スポーツ推薦を目指すのであれば
2年次の成績を意識しましょう
コロナ禍でも常に目的を
見失わないよう心掛けました
私は関西外国語大学英語国際学部に合格しました。受験内容は、面接と事前に提出した志望動機でした。陸上競技を継続することを前提に大学を絞りました。また、学部では、教員の免許を取得出来る大学を選び、関西外国語大学に決めました。
その中で、部活動で推薦を取って入学するためには、高校生活3年間の中でも2年生の成績がとても大切だと思います。進路を考え始める時期でもあり、ほぼ選択出来る大学が決まってしまうと言って良いほど大切になります。
私は、コロナ禍の中でも限られたレースに向けての取り組みを大切にしました。個人練習も少なくはありませんでしたが、何を目的として取り組んで行くのかをしっかりと見失わないようにしました。2年の冬には、自己ベストを出すことが出来たり、全国高校駅伝に向けてチームに貢献するような走りを心がけて取り組むことが出来ました。大会がある中での勉強は厳しい時もありましたが、勉強の方も疎かにせずに行うように日々の授業から丁寧な取り組みを心がけるようにしました。
2年の結果が進路に繋がり、自分が進学したいと思える学校を選択することが出来たと思います。その時その時の取り組みが全て繋がるのですが、特に大切な2年生のシーズンを悔いなく行い、3年生の取り組みに繋げていくことが、自分の進路を広げる1つのポイントとなるので、これからスポーツで推薦を取りたいと考えている方は、今からでも部活動を精一杯取り組むことを大切にして欲しいです。また、勉強の方の成績も同じくらい大切になるので、評定もしっかりと取れるように文武両道も同じくらい丁寧に取り組めるように頑張ってほしいです。大変だとは思いますが、進路の幅を広げる一番のきっかけになると思うので、少しでも上を目指して取り組むこともとても大切だと思いました。
神戸松蔭女子学院大学
人間科学部 都市生活学科都市生活専修
令和4年3月英進進学コース卒業
東華中出身
努力を続ければ結果が付いてくることを
仙台育英での3年間で実感しました
声を掛けて頂いたことを機に
スポーツ推薦に挑戦しました
私はこの度、スポーツ推薦で神戸松蔭女子学院大学人間科学部都市生活学科都市生活専修に合格することができました。
私は小学五年生の頃から、なぎなたというスポーツを続けています。私は最後のインターハイで、残念ながら結果を残すことが出来ませんでした。しかし他県の強豪校の先生方に、「あの子雰囲気があるね」、「大学はどこでなぎなたを続けるの?」と、私の顧問の先生に声をかけてくださったと聞き、それが志望大学を目指すきっかけとなりました。私はその当時、なぎなたで進学することは全く頭にありませんでした。しかし、何試合かしかしていない、活躍していない私に、わざわざ声をかけてくださったことに驚き、自分の中の何かを奮い立たせてくれました。このままで終わるのはもったいないと思い、志望大学を目指す決意をしました。
先生方だけではなく友達との
面接練習が役に立ちました
私の入試選考は面接と課題型作文であったため、先生方や友人に面接沢山練習をしてもらい、課題作文は担任の先生に何度も添削をお願いしました。私は緊張すると上がってしまい、上手く話せなくなってしまう事が多くありました。面接練習の1回目も、先生に質問されていてもほとんどの質問で固まり、頭が真っ白になってしまいました。しかしそれは、ただ質疑応答の内容を暗記しようとせず、自分がなぜ大学に進学したいのかを考えて明確にし、それを伝えることで改善されていったと考えます。友人との面接練習では、友人は既に専門学校の面接を終えていたため、実際に質疑応答された内容を教えてもらいながら練習しました。先生方と練習してきた内容と違う質問も多く、気づいたことも多くあり、友達と練習したことで、より詰めた内容を入試本番でも伝えることが出来ました。また、私は元々少し声が低く無愛想に見えてしまっていると気づき、入試では声をワントーン高くすることや、リアクションを大きめにとることを意識しました。そして、いつも緊張すると上がってしまっていた事が嘘であるかのように、堂々と自分の意見を満足に伝えることができたと思います。
私は高校3年間を通して、努力すれば何らかの形で結果が付いてくるということを強く感じました。後輩の皆さん、これから進路決定において悩む事もあると思いますが、今まで自分が努力してきたことを信じて、周りの感謝を忘れずに目標に向かって頑張ってください。