栄光への軌跡 2024
現役大学進学者による大学合格体験記
志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ
公募制推薦 合格者
お茶の水女子大学
文教育学部 人間社会科学科
令和6年3月特別進学コース卒業
古川学園中出身
志望大に先輩を合格まで導いた先生に
志望理由の指導をお願いしました
入念な準備をした上で
受験当日は余裕を持てるように
志望大学を決定したのは遅く、高3の9月でした。スタートが遅い自覚はありましたが、覚悟を固めるには必要な時間だったと割り切り、一般受験と並行して推薦の資料作成のための時間も多めに取るようにしました。お茶の水女子大学に生徒を合格まで導いたことがあるという先生に志望理由の添削を頼み、完成まで指導していただきました。
10月末までに提出すべき書類を仕上げ、11月中旬に第一次選考の書類審査が通ったという通知がありました。その後は、第二次選考の面接に向けて先輩から聞いた情報で傾向を掴み、それを元に4・5人の先生方と模擬面接を数回行い、同時に英文で行われる小論文の対策もしました。
11月は定期テストもあり、一般受験をする周りの友達は過去問を詰めている時期でした。一方の自分は学校では推薦、塾では一般に向けた勉強をしていましたが、直前期になると推薦に大方の時間を振り分けざるを得ませんでした。推薦でダメだった場合を考えると共通テストに向けて一直線に勉強できないもどかしさはありましたが、あらかじめ想定はしていたのでなんとか両立していました。
とにかく入念な準備をしたので、受験当日は時間に余裕を持って行動するようにだけ心掛けました。また試験会場では私は受かるべくしてここにいるんだ、というマインドを持って受けることができました。面接で7人の教授たちと会えることが楽しみの域に達していたのでとてもワクワクしていましたし、試験後は手応えも感じました。事前にできることはやりきり、自分に自信が付けられるようになるまで準備することで当日の試験を楽しめると思います。
合格発表までは10日ほどありましたが、不合格の場合を考えて共通テストに向けて切り替えて勉強しました。この間不安はつきませんが、共通テストまで時間もないので勉強するより他ありません。そして12月7日に無事合格の通知を見ることができました。
信頼できる先生と先輩に
積極的に指導をお願いした結果です
受験が終わって考えるに、私が合格できたのは、信頼できる先生方や先輩方にお世話になるために、自ら行動を起こしたためだと考えます。合格したことで喜びを噛みしめると同時に、今まで支えてくれた家族やお世話になった人たちに感謝を伝えることができました。
ここまで、私が大学に合格するまでの体験記ということで綴ってきましたが、人生において受験がゴールというわけではありません。受験が終わって勉強をやめるのではなく、常に目標を見定めて“生涯学ぶ人“として、人生を豊かにするための勉強をし続けてほしいと思います。
これまで仙台育英学園で日々を過ごし、まずはその集大成として東京で学びの門が開くことができたわけですが、現状に満足することなく、生涯にわたって学び続けられる教員を目指して大学生生活を過ごしていきたいと思います。後輩の皆さんの前途が明るいことを願っています。
東京外国語大学
言語文化学部 言語文化/インドネシア語専攻
令和6年3月秀光コース卒業
仙台青陵中等教育出身
IBで学びたいという思いから
仙台育英への入学を決めました
大学受験とIBの最終試験の
準備で大忙しの日々
私は、IBDPの学びを通じて英語⼒を⾼め、グローバルな視野を⾝につけたいと思い、仙台育英学園⾼校に⼊学しました。IBを始める前から、課題が多く忙しいことは聞いていて覚悟はしていましたが、3年次は2年次より段違いに忙しくなりました。各科⽬からの課題に加えて、課題論⽂の執筆や⼤学の出願準備、IBの最終試験に向けた勉強など、多くのタスクを同時にこなしていく必要がありました。⾝につけた知識を基盤として⾃分の意⾒を持ち、それをディスカッションやプレゼン、論⽂を通じて他者に伝えるために、論理的思考⼒と批判的思考⼒を毎⽇最⼤限に利⽤して学習していました。量の多さはもちろん、正解が1つに定まっていない、というIBでの学びの特⾊が重荷になっていたように思います。しかし、タスクの多さから大変な時期が続いた時でも、乗り越えるために時間管理や健康管理などを徹底し、自己管理スキルを身につけることができました。また、コア科⽬の1つであるCASの⼀環で中国語学習や⽇本語教室の企画・運営、七⼣祭りでのボランティアなどの課外活動に取り組んだことで、グローバルな問題に意識を向けたり、⾃⼰理解を深めたりすることができました。
進路に迷ったときは
先生に相談に乗っていただきました
IBでの主体的な学びや、課外活動で他者と協働する経験を通じて、国籍や年代を超えた⼈と関わり、プロジェクトを円滑に進めるために⽋かせない、コミュニケーション能⼒や協働スキルを向上させることができました。学校推薦型など特別⼊試では、学⼒以外の実績なども評価してもらえるため、以上のような課外活動や⾝につけたスキルを活かせると考え、⼈数制限公募で受験することを決めました。
さらに、先⽣⽅との距離が近く、相談しやすい環境が整っていたことも、苦しい時期を乗り切り、将来の⽬標を確⽴し志望する進路を達成できた要因の1つだと考えています。学習⾯では、質問に対する回答や研究に対する指導、弱点をカバーする学習⽅法などについて、丁寧にアドバイスしていただけたことで、IB の特殊な学習スタイルに適応することができました。また、進路を迷っていた際には、対話を通じて思考を整理する⼿助けやIB 資格や活動実績を活かすことができる選択肢の提案をしてくださったことで、過去の経験、⾼校での学び、将来の目標の3つを結びつけて進路志望を明確にし、それを達成することができました。
名古屋工業大学
工学部 創造工学教育課程
令和6年3月特別進学コース卒業
蛇田中出身
周囲のアドバイスを聞くことで
選択肢を広げることができました
大学教授との出会いで関心が高まり
志望大学を決定できました
私が進学する大学を決めたきっかけは、夢ナビでの大学教授との出会いでした。行きたい学部、学びたい分野はありましたが、何を基準に大学を選べばよいのか分からず、悩んでいました。そのような時に、夢ナビで参加した講義で、私は進学する大学の教授と出会いました。どの大学の講義、研究も興味深いものでしたが、その中でも一人の教授が講義を受けた全員に「気軽に質問してください。」とLINEを教えてくださったことが非常に印象的でした。この時から私は教授と連絡を取り始めました。高校2年生になり、オープンキャンパスに参加することを教授に伝えたところ、大学で直接教授からお話を聞かせていただくことが出来ました。これらを通してこの大学への関心は高まり、私は目指す大学を決めることが出来ました。
問題の傾向をつかむことで
対策がしやすくなります
しかし、最初に目指した学科には推薦型選抜はなく、高校3年生の6月まで一般型選抜で受験することを決めていました。そんな私が推薦型選抜で大学を受験することを決めたのは、周囲からのアドバイスがきっかけでした。3年生になると周りの人が次々と進路を決めていくため、焦ってしまい、一つのことしか見えなくなりやすいです。そのような時こそ周囲のアドバイスを聞くことで新たな道を見つけ、自分の選択肢を広げることが出来ると思います。
受験勉強では、過去問を早めに解くことが重要だと身を持って感じました。個別試験には大学ごとに特色、傾向があります。必ずしも今までと同じ傾向の問題が出るとは限りませんが、傾向をつかむことで大学がどのような力を要求しているのかを把握し、対策がしやすくなると感じました。これは推薦入試に限らず一般入試にも共通することかもしれませんが、特に受験時期が早い推薦型選抜では効率良く勉強を進めることが大切になります。
一般型選抜に向けた受験勉強と同時並行で対策をしなければならない推薦型選抜では、大変なことも多いと思いますが、悔いが残らないように頑張ってください。
帯広畜産大学
畜産学部 畜産科学課程
令和6年3月秀光コース卒業
秀光中等教育学校出身
積極的に学校で活動してきたことが
面接で私自身の自己紹介になりました
「私がどんな人間か」を
面接官に分かりやすく伝える
私は公募推薦を活用して、帯広畜産大学畜産学部に合格することができました。
私は公募推薦を活用するに当たり、評定を落とさないこと、高校生活の中で様々な活動に参加することが大切だと考えています。評定では、私の志望大学は平均評定4.0以上必要だったため、その基準を下回らないよう、定期テストなどの勉強に取り組みました。また様々な活動に積極的に取り組むことで得られる、チャレンジ精神や経験が面接のときに武器になると感じました。様々な活動を行うことにより、調査書を通して面接官の数多くの受験生の中から自分を知ってもらえるきっかけとなります。実際に、私は面接試験の際に、高校時代様々な活動を通してどのようなことを学んだのか質問されました。経験は、自分がどのような人間なのかをわかりやすく伝えることができるため、高校生活の中で様々な経験をすることをお勧めします。
添削は分野別に先生方に
ご指導をいただきました
次に、具体的な受験対策についてお話していきます。私が受験した大学の受験内容は、小論文と面接です。小論文では、日本の農業の問題点や、その対策を本で一通り勉強してから過去問に取り組みました。それに加え、北海道の農業について問われることがあったため、道内の地域ごとの農業の特徴を学びました。また添削は複数の先生にしていただき、効果的な表現の仕方などの言語面は国語の先生に指導していただき、データの分析方法や計算問題は理系科目の先生に指導していただきました。小論文を書く上で最も大変だと感じたことは、時間内に書き終えることです。私の場合は、受験ギリギリまで時間内に書き終えることができなかったのですが、過去問を繰り返し解くことで改善させていき、本番では時間内に書き終えることができました。面接練習では、約10回以上計5人の先生に指導していただきました。面接練習の様子を録音しておき、話すスピードや言葉遣いを修正していく練習が一番効果的だと感じました。私は受験するにあたりこのような対策を行いましたが、自分の慣れない土地での受験などにより緊張をしてしまうと思います。しかしその時に十分に受験対策を行っていることが自信にもつながってくるので後悔の無いように頑張ってください。
岩手大学
農学部 食料生産環境学科
令和6年3月秀光コース卒業
秀光中等教育学校出身
IB学習は「食に関わりたい」という夢を
具体的なものにしてくれました
食料・農業・環境など
総合的に食について学びたい
私は中学三年生のころから、「食」に関わる職業に就きたいという夢があったのですが、具体的に「食」のどのような職業に就きたいといった明確な夢は決まっていませんでした。料理人になりたいのか、食料の生産者になりたいのかなど、定まっておらず、苦悩を抱えていました。
具体的な夢を定まるきっかけとなった出来事はIBDPのカリキュラムです。その中でも、「Personal Project」や「美里町の地域探求」のカリキュラムがきっかけで、夢がより明確に定まったと考えています。「風評被害」や「農業労働力問題」といった現存する食に関する問題について、各地域の地場産品を用いた改善策等を考案し、提案・試行を行ってきました。これらの活動を通して、私は将来、現存する「食」に関する問題に対し、料理を通じて、生産者とそして自然や文化、そして地域の人とともに食や食問題に対する興味関心を高める活動を行いたいと決めました。食料や農業、環境にまつわることについて総合的に学ぶことができ、現在の日本の食料生産における多様な技術やそれらを用いた農業の6次産業化について学びを深めることが出来ることに目を付け、岩手大学農学部に公募推薦入試で志願しました。
周囲が支えてくれたおかげで
諦めずに挑戦し続けられました
入試に向けて、岩手大学農学部で食料や農業、環境にまつわることについて研究したいことが明確であったこと、先生方のお力をお借りして、志望理由、面接ノートの内容確認や面接練習、小論文対策などについて最大限の指導をしていただき、諦めず最後まで挑戦できたことが合格をつかみ取ることが出来た最大の理由だと考えています。加えて、ここまで支えてくださった、先生や先生、友人の方々の存在があったからこそここまでやりきることが出来たと思います。自身の趣味や小さなきっかけから、自身の将来の夢を見つけることで、大学で学びたいことが更に明確となり、それが志望大学決定につながり、志望大合格への努力のモチベーションにも繋がると思います。
山形大学
工学部 情報・エレクトロニクス学科
令和6年3月英進進学コース卒業
寺岡中出身
自分なりの方法を確立し
テストの成績が安定しました
通学中の隙間時間に勉強したり、
授業に集中して頭に入れました
もともと国公立の大学に進学したいという希望があったことに加えて、模試などでわかった自分の学力と相談をした結果、志望を山形大学に決めました。最初は、一般入試という形での入学を考えていたのですが、学校推薦型選抜の出願条件の評定平均を超えていたので、可能性を増やすために出願することに決めました。
学習面について、私はサッカー部に所属していたため、家に帰ってからあまり時間をとって勉強することができませんでした。そのため、私は、電車やバスなどの隙間時間に勉強したり、授業中に内容を覚え切れるように集中して取り組むように心がけてきました。定期テストは、普段の授業をしっかり聞いていれば高い点数を取ることができると思います。
2級まで取得していた英検は
面接で自己アピールに使えました
推薦型選抜では面接と口頭試問があったのですが、口頭試問は普段の勉強をしていれば分かるような問題でした。面接は二週間前から学校の先生方に練習をお願いしていたため、落ち着いてできました。また最初は英語力を伸ばすために始めた英検ですが、私は2級まで取っていたため面接でも自己アピールとしてとして使うことができました。
部活はサッカー部に所属していました。三年間充実した学校生活を送ることができました。
私はこの三年間の目標として部活と勉強の両立を心がけて生活するようにしていました。サッカー部は他の部活に比べても大変な部活だったので、勉強の面で不安なことが大きかったです。しかし、自分なりの勉強方法を確立していくことで定期テストでも安定して点数を取れるようになりました。とても充実した三年間を送ることができたと思っています。
宮城教育大学
教育学部 学校教育教員養成課程 初等教育専攻
令和6年3月特別進学コース卒業
五橋中出身
「逆転の仙台育英」が、
大きな心の支えになりました
日々の積み重ねで得た知見は
面接や小論文に大いに役立つはずです
中学校の頃から、将来は教員になりたいと考えていました。尊敬する先生が宮城教育大学出身だったこともあり、大学選びで迷うことはありませんでした。また、大学の募集要項から一般入試だけでなく推薦入試があることを知りました。そのため、早い段階から一般・推薦双方の対策ができました。
高校生活において、生徒会執行部で役員として活動したことや、インターアクト部でボランティア、被災地訪問したことも大きな経験となりましたが、私が一番大切にしていたことは学校を休まないことです。とても当たり前の事に思えますが、3年間休むことなく通い続けることは難しいです。しかし私は、このことが推薦入試で合格するために一番大切だと思います。大学によっては欠席日数に上限がありますし、高校から推薦をいただく際にも重視されるポイントです。そして何より、毎日の学校生活で得られることはたくさんあります。何気ない日々の積み重ねで得た知見は面接や小論文に大いに役立つと思います。
信頼のおける先生方からのサポートが
大きな自信につながりました
定期テスト、一番重要である校内模試を乗り越え、無事推薦がもらえた後、本格的に準備を始めました。人数制限公募推薦は確実性の低い「いちかばちか」の挑戦になります。倍率によっては落ちる可能性の方が高いことがほとんどです。そのため、先生の力を借りつつ自分としっかり向き合い、覚悟をもって行動する必要があります。
私は入試の際に小論文・個人面接・集団面接(グループディスカッション)を行いました。信頼のおける先生方に小論文の添削や面接対策をしてもらうことで自信につながりました。また、集団面接対策として、グループディスカッション講座に参加することによって、自分の考え方を見つめ直すことが出来ました。教育に関してだけではなく、様々な大学学部の過去のテーマについて討論したことで、本番もあまり緊張せず臨むことが出来ました。
「逆転の仙台育英」。高校入試で一度挫折している私にとってこの言葉は大きな支えになりました。自分を信じ、周囲の協力を得ながら、思い描く未来に向かって努力すれば自ずと結果はついてくると思います。頑張ってください。応援しています。
順天堂大学
保健医療学部 理学療法学科
令和6年3月特別進学コース卒業
五橋中出身
大学は何校も比較して
自分に合った大学を見つけましょう
スポーツの現場で活躍できる
理学療法士になることを目標に
私が受験で一番大切にしたことは、自分の将来の理想像を明確にすることです。私の夢である理学療法士になるためには、法律で決められたカリキュラムをこなし、国家試験に合格する必要があります。これはカリキュラムが揃っていて、国家試験受験資格を得られればどこの学校に通っても叶えることは可能です。しかし、公募制推薦では「なぜこの大学でなければならないのか」が求められます。(公募制に限らず、指定校、総合型にも言える話ではありますが)
私が順天堂大学に進学しようと思ったきっかけは、国際的にスポーツの現場で活躍することができる理学療法士になりたいと考えたからです。先生方が最前線の臨床業務を兼任しながら、理学療法について指導していただける環境があり、日本代表チームで理学療法士として活動している先生方のもとで学ぶことができるため、臨床現場のよりリアルな話を聞くことができる機会が多いと考えたからです。
これは順天堂大学の特徴であり、この大学でなければこの夢を叶えることはできません。もちろん、他の大学にもその大学にしかない特徴があります。それぞれの大学の持つ学べる環境や、力を入れている研究などが、自分の将来の理想像に近づくために適しているかで大学を選んでほしいと思います。やりたいことの為なら、きっとそれを叶えるために、全力で取り組めると思うので、ぜひ何校も比較して自分に合った大学を見つけてください。
オープンキャンパスは、過ごし方次第で
とても有意義なものになります
また、私がやって良かったと思っていることは、オープンキャンパスに参加し大学の学生さんや先生方に直接お話を聞いたことです。通っているからこそ見える大学の魅力や、受験勉強のヒントを教えていただきました。取得していた方が良い資格も教えていただけたので、資格勉強のモチベーションにもつながりました。オープンキャンパスは、過ごし方次第でとても有意義なものになります。大学入試は情報戦でもありますので、ぜひ志望大学合格のためのステップにしてください。
受験勉強は想像以上に大変です。推薦入試では志望理由書や小論文試験、学力試験、面接練習など多種多様な試験に対応するために多くの時間を費やします。受験が終わった後に頑張って良かったと思えるように1日1日を大切に過ごしてください。皆さんの夢が叶いますように。
日本赤十字看護大学
看護学部 看護学科
令和6年3月特別進学コース卒業
宮城教育大学附属中出身
面接や受験で支えてくださった
先生や周囲の方に感謝します
国境なき医師団で働く
看護師の方の姿勢に憧れて
私は、中学2年生の時にTED Talksというコンテンツで、国境なき医師団で働く看護師の講演を聞きました。その方の看護師としての姿勢に憧れ、私も看護師として世界中で困っている人々のために自らが赴いて医療を届けたいと思うようになりました。
その後、書籍やインターネットを通して国際看護を中心に調べていたところ、災害現場で働く看護師がいること、また近年、国内外で自然災害が多く起こっていることから看護師の需要が高まっているということを知りました。国際看護と災害看護そのどちらも学ぶことができるのが日本赤十字看護大学だったため志望大学に定めました。日本赤十字看護大学は公募型推薦での選抜を行っており、夢が定まっている私にとって公募型推薦は合っていると思ったため、受験しました。
夏休み中はメリハリをつけて
1日10時間勉強しました
推薦系の選抜に合格するために必要なことは、なぜその大学に行きたいのか、そこで何を学びたいのか、将来何を目指すのかを明確にすることです。そして、その興味があることについてある程度の知識を持っておく必要があると思います。私は、書籍やインターネットの情報だけでは限度があると思ったため専門家に聞きました。国際看護はNGO団体、災害看護は宮城県看護協会に連絡し、実際に災害看護に携わっている看護師を紹介していただきました。そして直接お話を聞くことができました。お会いした後も何度もメールでやり取りし、たくさんの論文を紹介していただきました。たくさんの論文を読む中で知識が身についてきましたが、私は、論文を読んで疑問が解決して終わりではなく、それを発展させて自分の意見を持とうと努力しました。
試験本番の面接で試験官は何を求めて質問するのかを考えると、私の考えやその考えに至った経緯を知りたいのではないかと思ったからです。
総合型は確実に受かるという保証がないためとても大変です。私の場合、夏休みは10時間勉強に充てるとしたら一般の勉強は6時間、推薦の勉強は4時間くらいに分けていました。メリハリをつけて勉強することが鍵だと思います。特に志望理由書は、限られた字数で自分の考えや思いを簡潔にまとめなくてはいけません。これは思っている以上に難しく、何度も何度も書き直しました。とても時間がかかるので早い段階で準備することをお勧めします。
私の受験にあたり、志望理由書の添削や面接の練習、グループディスカッションを指導してくださった先生方の支えがあって合格することができました。改めてたくさんの方に支えられていることを実感しました。この気付きは大学の合否よりも私の大きな財産だと思います。みなさんも夢に向かって頑張ってください。
関西大学
システム理工学部 電気電子情報工学科
令和6年3月特別進学コース卒業
東向陽台中出身
基礎を完璧にしておくと
発展問題でも解くのが楽しくなります
アプリで平日と休日の勉強時間を
それぞれ管理しました
志望大学、受験方法を決めたのは3年生の6月でした。志望理由は校風に惹かれたこと、参加したいプログラムがあったことです。
評定平均が5だったことはとても役に立ったと思うので、高校生活について書いておきます。定期考査は毎度前日に焦っていました。真面目にやれば大丈夫。授業はできるだけ休まないで出席してよかったと感じました。生徒会執行部にも所属していて、育英祭の準備が一番の思い出となりました。
受験で一番大変だったのは志望理由書です。志望理由と熱意を伝えることを意識して書きました。でもすごく時間がかかったので、もっと早くから始めていれば余裕で終わったのかなと思っています。
2年の秋ごろから、勉強時間を記録するアプリで管理しました。平日は5時間以上、休日は9時間以上でした。勉強の内容は教科書傍用問題等を完璧にしつつ発展問題を解きました。基本ができていると、発展でもパズルみたいに解けるので面白かったです。やはり基礎は大事だと思います。化学は苦手ですが、実験の動画などを見て教科書を見て暗記していました。
私の体験が少しでも役に立てれば嬉しいです。自分を信じましょう。
近畿大学
国際学部 国際学科 グローバル専攻
令和6年3月英進進学コース卒業
タイ出身
一番の勉強法は過去問、
大学のウェブサイトを利用しましょう
公募制推薦の過去問すべて解き、
一般試験の英語の赤本も解きました
私は近畿大学に合格しました。私は、この大学を卒業した、同じ国の仙台育英生の先輩を通して知りました。様々なアドバイスはこの先輩からもらいました。この大学に興味をもったきっかけは、この大学は独自の受験方式があるからです。独自方式は1科目で合格判定する方式です。私の場合は英語だけで国際学部を受験できました。おすすめの勉強法は過去問をやることと、単語の復習です。過去問は近畿大学のウェブサイトに載ってあります。その中の公募制推薦の過去問の全部をやるのがおすすめです。そして私は公募制推薦の過去問のすべてをやったし、近畿大学の一般試験の英語の赤本も解きました。でも公募制推薦の方が比較的易しいのでそれの過去問を復習だけでも十分かと思います。そして間違った問題を見返してどうして間違ったかを理解できるようにしたほうがいいと思います。目標の点数は75点を目指したら合格できると思います。合格最低点の確認もしておきましょう。それを見て自分がとった点と比べて自分のレベルがわかります。あとは単語の復習もしたらいいと思います。単語は2級くらいのレベルが多いと思います。そして大学のサイトでよく出る単語のクイズもありますのでそれをやるといいと思います。試験は会話文の空所問題を6問、4択文法問題8題、各文の意味に近い文を選ぶ問題4題、長文問題7問。長文の問題のアドバイスは一つの段落を読んで1問を答えるのがおすすめです。一番の勉強法は過去問なので、それを中心に勉強すると合格する可能性が高いです。ぜひ頑張ってください。応援しています。
関西外国語大学
外国語学部 英米語学科
令和6年3月特別進学コース卒業
逢隈中出身
高校時代は人生をどう歩むかを考え
自分自身を見つめ直す時間
さまざまな活動で責任感と積極性が身につき
交友関係も広がりました
入学当時は将来の目標が定まらず、なんとなく大学進学を目指していたものの、具体的な志望大学は全く考えていませんでした。そのため、1、2年次の模試の志望大学や進路希望調査で、毎回違う大学名を記入しては担任の先生を困らせていました。
何も決めていなかったので、とりあえずどんな受験方式にも対応できるように、自分のアピールポイントとして武器になる活動をしようと思い、生徒会執行部、よさこい愛好会、インターアクト部に所属しました。2年次には生徒会会計とよさこい愛好会部長を務め、責任感と積極性を身につけることができたことに加え、交友関係も広がりとても充実した高校生活でした。また、インターアクト部の活動として震災遺構見学やボランティアに参加したり、英語の資格試験に挑戦したりして様々な経験を摘みました。
生徒会役員として携わった学校行事の
運営の反省から将来の目標ができました
3年の6月になり志望大学を決定しなければならないとなった時、自分と真剣に向き合って本当に好きなことは何か、積極的に学びたいと思うことは何かを自問しました。そこで浮かんだのが、生徒会役員としてオープンキャンパスや育英祭等の学校行事の運営に携わったことです。どれだけ準備をしても当日は予想もしていなかったトラブルが生じてしまい、臨機応変な対応が求められました。入試補助の際には、緊張している中学生になるべく明るく声をかけることを意識するなど相手のことを考えた応対を心がけました。しかし、反省点も多かったことからもっとホスピタリティについて学び、誰かのために最高のおもてなしを提供できる人になりたいという思いが芽生えました。関西外国語大学ではエアラインやホテル、ホスピタリティの講義を受けることができたり、就職に必要な資格取得へのサポートも充実しており、自分の夢に直結した学びが得られると思いました。
どの大学に入るかではなく、大学生活の中で何を学びどう成長していけるか、新しい自分を見つけることができるかが大切だと思います。大学のネームバリューに固執せずに自分が本当にやりたいことを見つけ、周りに流されるのではなく自分に合った進路を進んでください。高校時代は「これからの人生をどう歩んでいくか」を考え自分自身を見つめ直す時間です。夢を見つけられない人は高校生活を上手く活用し、様々なことに挑戦して自分と向き合ってみましょう。みなさんの進路が実現することを願っています!
酪農学園大学
獣医学群 獣医学類
令和6年3月特別進学コース卒業
六郷中出身
weblio英会話で苦手意識を払拭でき
英語力を高めることができました
将来は地方公務員になり食の安定供給や
アニマルウェルフェアの増進に寄与したい
私は幼少期から動物が好きで、人と動物の役に立つ仕事に就きたいと考えていたため、獣医学部への進学を決意しました。進路を達成するため勉強以外で取り組んだことは3つあります。
1つ目は大学をよく調べることです。私は将来地方公務員になり、食の安定供給やアニマルウェルフェアの増進に寄与したいと考えています。そのため産業動物や農家の方と接する機会が豊富で、産業動物の病気を研究されている先生方が多い大学に進学したいと思っていました。獣医学部のある大学一つ一つの特色を調べ上げたことで、自分の本当にやりたいことができる志望大学を見つけることができました。
2つ目は資格の取得です。私は高校2年時に英検準1級を取得しました。その際weblio英会話がとても役立ちました。私は英会話を習ったことがなく、中学校で英語の授業が始まるまであまり英語に触れてきませんでした。そのため英会話に苦手意識があり、会話に参加できないことがよくありました。そこで長期休暇の間上限までレッスンを予約して毎日英会話に取り組みました。その結果、すぐに単語が出てこなくても身振り手振りと交えつつ自分の意見を伝えることができるようになり、英会話への苦手意識を払拭でき、自分の英語力を高めることができました。もし、私のように英会話が苦手でも英検を取得したいと考えている人がいればweblioを活用してはいかがでしょうか。
面接練習では欠けている知識や根拠を実感でき、
本番では説得力のある受け答えができました
3つ目は志望理由書の作成と面接対策です。志望理由書は先生方に添削していただくたびに自分の考えを深化させることができるため、なるべく余裕を持って作成することをお勧めします。面接では志望理由書を踏まえた質問が多かったので、納得がいくまで志望理由書を書き直し続けてよかったと感じています。面接練習では自分の主張に欠けている知識や根拠を実感でき、面接本番ではより説得力のある受け答えができました。また志望理由書を作成後、担当の先生が何度も丁寧に面接指導をしてくださったので試験当日の緊張も緩和できました。
後半の皆さんが充実した高校生活を送り、志望大学に合格されるよう願っています。
八戸学院大学
健康医療学部 看護学科
令和6年3月英進進学コース卒業
利府西中出身
努力が結果につながることを
部活動を通して実感しました
女子サッカー部と勉強との両立は
簡単なものではありませんでした
大学受験では、先生方や友達、家族に支えていただいたからこそ頑張ることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。中学生の頃、私は勉強することが苦手でしたが、高校での最初のテストをきっかけに、部活動と勉強の両立を目標にして頑張ろうと思うようになりました。仙台育英の女子サッカー部で活躍したいと思い、部活動の後に自主練習を始めました。なかなか成果を出すことができず、たくさん悩むこともありました。そんな時、私の周りには、声をかけてくれる仲間がいました。そのおかげで諦めずに続けることができ、部活動を通して努力が結果につながるということを改めて感じました。しかし、私にとって部活動をしながら勉強と両立させることは簡単ではありませんでした。普段はサッカーばかりで勉強をする時間はあまりなく、テスト1週間前に始めていました。そのため、焦ることもあり、嫌になることもたくさんありました。それでも、自分なりの勉強方法を見つけて勉強し、成績を維持し続けてきました。
不安だった面接も先生方のご指導で
少しずつ自信をつけることができました
大学受験には面接があり、正直私は不安でした。先生方が昼休みや放課後、面接の指導をしてくださり、少しずつ自信をつけることができました。当日まで努力し続けたことで、受験本番は緊張せず、力を出し切ることができました。私は高校での3年間を通して、どんなことでも努力すれば必ず結果はついてくる、ということを強く感じました。また、それは自分一人では出来ることではなく、支えてくれている人がいるからこそ出来ることだと思いました。後輩の皆さん、これから進路決定まで悩むこともあると思いますが最後まで自分を信じて、諦めずに、感謝の気持ちを忘れず、目標に向かって一生懸命頑張ってください。
東北学院大学
経済学部 経済学科
令和6年3月フレックスコース卒業
東豊中出身
野球の頑張りが認められて
推薦をいただくことができました
大学でも勉強と野球を
両立させていきたい
硬式野球部に3年間所属していました。現役時代はひたすら野球と向き合い、目標に向かって日々練習していました。大学進学したいとは高校入学時から考えており、高校野球をしているうちに大学でも野球をしたいと考えるようになりました。それから自分の行きたい大学、興味のある大学を調べ、監督や担任の先生と相談しながら決めていきました。その際私が一番しんどかったのが、野球の結果で大学が決まるといっても過言ではないので、いつしか結果と大学進学を重視しすぎてしまっていた時期もありました。今考えてみるともう少し冷静に物事を考えていけば良かったのかなと思います。それでも現役時代頑張ってきたことは報われ、東北学院大学から推薦をいただきました。
東北学院大学の他にも、さまざまな大学からお誘いをいただいていました。その際に私が考えたことは、大学で野球を続けるのならプロ野球、社会人野球など野球を職業にするということを第一に考えました。その次に、プロ野球や社会人野球に入れなかった時やその先のセカンドキャリアなどを考えた時に、東北学院大学で4年間勉強と野球の両立をしていくことを一番に考えました。これから大学進学し、勉強と野球の両立を図っていきたいです。
これから大学進学する方は、まず自分の将来の目標や、やりたいことを今のうちに明確にしそれに向けて勉強、部活動に励んでいってください。
東北学院大学
工学部 環境建設工学科
令和6年3月フレックスコース卒業
喜多方 第三中出身
仲間と協力することと努力の
大切さを野球を通して学びました
硬式野球部で素晴らしい仲間と出会い
貴重な3年間を送ることができました
私はこれまでの高校生活で部活動に力を入れてきました。部活動で学んだことは、仲間と協力することの大切さと努力の大切さです。仙台育英学園高校の硬式野球部はとても強く、入学したときはレベルの高さに驚きました。入学前に個人としては甲子園でプレーする、チームとしては日本一を取ると目標を立てました。
きっかけとなったのは最後の夏の大会です。結果は準優勝でしたが前年度優勝校というプレッシャーがある中でも甲子園の決勝戦まで勝ち上がれたからです。全部員が練習のときから日本一になると意識して練習し、一体となって試合に臨めました。メンバーに入る入らない関係なくそれぞれの立場でベストを尽くし仲間と協力することの大切さを実感することができました。3年間順風満帆とはいきませんでしたが、人一倍練習したり取り組みにこだわったりして地道な努力を重ねてきました。メンバーに入ることができ夢でもあった甲子園でプレーするという目標を叶えることができました。仙台育英の硬式野球部に入り、いろいろな経験や素晴らしい仲間と出会い貴重な部活動生活を送ることができました。
大学でも好きな野球を長く続けられるよう
さらに上を目指していきたい
しかし、野球のほうに偏りが出てしまい勉強面がおろそかになってしまいました。高校を卒業すると社会に出たり大学に進学したりして高校の勉強が大事になってくるので、それぞれの部活動の後輩たちには文武両道を大切にしてほしいと改めて思いました。
大学では、高校での反省である勉強での向き合い方を見直して文武両道に励んでいきたいと思います。また、好きな野球を長く続けられるように仙台育英で学んだことを活かして上を目指していきたいと思います。
高校生活3年間は中身の濃いものになりました。たくさんの方々のサポートやご支援などで野球部ではいい思いをすることができました。人としても大きく成長することができ、貴重な3年間となりました。進学先でも仙台育英での学びを活かして日々生活していきたいと思います。
悔いのないように高校生活を頑張ってください。
東北学院大学
人間科学部 心理行動科学科
令和6年3月フレックスコース卒業
秀光中等教育学校出身
高校生活に全力で取り組むことが
自分自身の将来の幅を広げてくれます
試合では応援団長として
全力で仲間のサポート
私はスポーツ推薦で大学に進学しますが、高校野球では三年生の春に一度だけしか公式戦に出たことがありません。私は打撃が一番の長所だったので、打撃を磨くことだけを考えて取り組んで、最後の夏の大会で背番号を取る事だけを意識して最後まで諦めずにやり抜くことができました。その結果として、スポーツ推薦という枠を獲得することができたと考えています。そして私は三年生の選抜と夏の大会では、応援団長という役割になり、プレー以外のところでチームに貢献することができました。自分が試合に出る、出ないに関係なく、どういうところでチームに貢献できるのか、スポーツ推薦では大事なポイントのひとつだと思っているので、そういう意識を持っておく必要があると思います。
そしてトップクラスの大学に行きたい人は、結果が一番大事になってくるので、試合での発揮力や、自分を磨き続けるスキルを身につけた方が良いと思います。結果は取り組みの先にしか出ないので、まずは取り組みから意識を変えて練習をしていけば、推薦の枠も多く貰えると思うし、注目される存在になっていくと思います。
成長できるきっかけを
意識して生活したことが強さに
私がスポーツ推薦で大学に行く理由は、野球だけをやるためではなく、自分が高校野球で体験した心の問題と実際のプレーでの影響について、もっと知りたいと思うからです。高校生活を最後までやりきることによって、将来の幅も大きくなっていくと思うから、将来の自分が成長するきっかけとなるように、スポーツで大学に行きたいと考えている人は、とにかく最後まで諦めずに取り組むことが一番大事だと考えています。
なお、スポーツ推薦で大学に行く人は、推薦枠を使っていくので、万が一大学を辞めてしまうなどすると、後輩にも影響します。そういうところも考えながら、生活をした方が良いと思います。また、勉強にも野球と同じように取り組んで、大学の勉強についていけるように準備していくことが大切だと思います。
東北福祉大学
総合福祉学部 社会福祉学科
令和6年3月英進進学コース卒業
蒲町中出身
自分がやるという強い意志を
持つことが一番重要です
大学でもバレーボールを続けて
高校以上に力を入れたい
なぜ私が東北福祉大学への入学を希望したかというと、大学でもバレーボールを続けたいと思ったからです。大学では高校以上に一層力を入れたいと考えています。リベロでスタメンとして試合に出場はしましたが、大学ではセッターとしてスタメンに定着し、活躍したいという目標があります。この目標を実現したい、達成したいと思い、そしてその中で、将来福祉関係の仕事に就きたいと考えており、この大学への入学を志望しました。
特に評定と面接に力を入れることで
良い結果に繋がります
公募制推薦で入学するにあたり、私は評定と面接に力を入れました。中学生の頃、仙台育英学園にスポーツ特待生として入学しました。中学時の最終評定は4.2で、英進進学コースを受験するための3.8を満たすことができました。高校でも同じように、大学に入学するにあたり、提出物を期限までに完璧な状態で提出すること、定期テストの点数を安定して取り、最終評定4.5を取ることができました。面接練習では、担任の先生以外にも、自分から積極的に協力していただくことが大切になると思います。受験をするにあたり、先生に頼るのではなく、自分がやるという強い意志を持つことが一番重要になってくると思います。もちろん、先生に助けてもらいながら作業しなければなりません。このことを大切にして、その中でも評定と面接に力を入れることで良い結果に繋がると思います。
東北福祉大学
健康科学部 医療経営管理学科
令和6年3月英進進学コース卒業
白石中出身
練習で面接の空気感に慣れておくと
リラックスして本番に臨めます
小論文対策は最低2ヶ月ほど前から
対策しておくと安心です
私は志望大学合格のために、小論文対策や面接練習を明日欠かさずに取り組みました。小論文対策では、自分が受ける大学の受験内容がテーマ型か課題提示型なのかをしっかりと確認し、原稿用紙を準備して、何度も練習しました。私の受験した東北福祉大学ではテーマ型小論文と課題提示型小論文の両方が出題されており、私はどちらも練習しました。ネットでは社会問題を調べて自分自身でテーマを作り練習をしました。夏休み中の課題でも小論文が出されており、夏休み中から小論文の対策などを行いました。それぞれ医療問題や地方での問題についてなどテーマが様々でありとても苦労しました。受験の1ヶ月前ほどから小論文対策などを行いました。しかし、実際に受験当日になってみると全く足りなかったと感じました。小論文対策は最低2ヶ月ほど前から対策しておくべきだと感じました。小論文を書いて先生方に添削してもらう時間も入れると1ヶ月に多くて4、5回ほどしか小論文を提出できないため、最低でも2ヶ月から練習をしておくべきだと考えました。
練習3回目ぐらいから受け答えの
コツをつかむことができました
面接練習では担任の先生以外にもしてもらいました。1回目の面接練習では、本当にこのままで合格することができるのだろうかと思いました。しかし、3回目あたりから、受け答えのコツをつかむことができました。面接練習ではたくさんの先生と行うことで一人一人によって違う質問をされてとても練習になりました。試験の1ヶ月前ほどから面接練習を行いましたが、実際に受験してみると緊張してしまい、しっかりした受け答えをすることができませんでした。面接ではリラックスして自分の言いたいことを言うこと、そしてリラックスするためには、面接の空気感に慣れることが大切だと感じました。そのためには2ヶ月以上前から練習するべきだと思いました。東北福祉大学ではアドミッションポリシーについて聞かれました。そのために憶えるのがとても苦労しました。自分の志望大学のアドミッションポリシーや校訓は憶えておくべきだと感じました。
東北福祉大学
総合マネジメント学部 産業福祉マネジメント学科
令和6年3月英進進学コース卒業
多賀城第二中出身
一人で抱えず周りを頼ったことも
受験に成功した要因のひとつです
1年生からコツコツ勉強し続けたことが
1つのアピールポイントにもなりました
大学進学を目指したきっかけは、専門的なことを学びたいと思ったことと、大学で過ごすこと自体が人生経験として重要だと思ったことです。東北福祉大学には、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜などがありますが、私は学校推薦型選抜を選択しました。この受験方法を選択した理由は、大学の授業を体験し、レポートを作成して大学に送るリエゾンプログラムというシステムと繋がっていたことです。大学の授業を体験することができるとともに、受験するために必要な条件を満たせるということが貴重なことだと考えたためです。
他にも、高校での評定を強くアピールしたいという思いもありました。私は、高校1年次や2年次では、まだどの大学に進学するのか考えていませんでしたが、定期テストではなるべく高い点数を取れるように勉強していました。その努力のおかげで、受験の条件である評定をあまり気にせずに志望大学を選択することができ、1つのアピールポイントにもなりました。
根気よく練習を続けたら
苦手な小論文も上達しました
定期考査で高い点数を取るためには、同じような問題を何度も繰り返すことだと思います。模試などど比べると範囲がかなり限られているため、諦めずに繰り返し行うことで高い点数を取れると思います。
学校推薦型選抜には小論文と面接があります。私は、文章を書くことが苦手なため、早めに小論文対策を始めました。最初は上手く書けませんでしたが、時間が多くあったため、焦らずに練習をすることができ、上手く書けるようになれました。このことから、小論文に限らず、何事にも余裕を持って取り組むことがとても大切なことだと気づくことができました。
私が受験に成功した一番の要因は、周りを頼ったことだと思います。面接練習や小論文対策、志望理由書の作成など多くのことで、先生や友達の力を借りました。自分一人では分からないことやできないことが多くありましたが、先生や友達が助けてくれたことで、大学に合格することができました。
東北工業大学
ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科
令和6年3月英進進学コース卒業
高砂中出身
小論文と面接の対策は
細かく計画して取り組みました
小論文対策は1ヶ月前から
余裕を持って進めれば高得点がとれます
大学に進学するにあたって学校推薦型選抜を選び、少しでも可能性が高くなる受験方法を選択し、推薦をもらえるように高校生活3年間を頑張ってきました。普段の学校生活は、勉強そして部活動を頑張るよう意識してきました。生活面は先生方の信頼を得るために行動し、勉強面では自分に必要な知識だけではなくプラスして学びを深め、部活動では頭を使って柔軟な考えを持てるようになって、より合格率が上がり進学することができます。
大学入試の受験方法で小論文を面接が主にあります。この二つを対策するために、前々から作業に取り組む必要があります。私は小論文は1ヶ月前から始めて、最初は構成を理解しながら書き、後は回数をこなしていき、余裕があれば小論文についての本で知識だったりと蓄えていけば、小論文でも高得点がとれると思います。
自作のプレゼンや作品を持参して
発表すると面接の完成度が上がります
面接の練習は、志望大学の過去問を先生からもらって、その質問に対する返答を完璧にするようにし、その他のイレギュラーな質問にすぐに対応できるように、学校の自習時間や休み時間を使って友達と一緒に練習したことを、放課後の先生との練習で生かしていけば、面接はある程度は対応できると思います。さらにはもっと面接の完成度を上げるには、自作のプレゼンや作品を持って行って発表することで有利になると思います。
後輩の皆さんは残りの高校生活を全力で楽しんで、今しか体験できないことを体験して、たくさんの友達と笑って卒業するときにいい思い出になるように楽しんでください。
東北医科薬科大学
薬学部 薬学科
令和6年3月特別進学コース卒業
富谷第二中出身
途中から勉強時間を見直し
毎日努力する大切さを実感しました
地域医療に貢献できる
病院薬剤師になるのが目標です
私は、幼い頃から薬剤師になることが夢で、高校入学以前から国立大学薬学部と東北医科薬科大学を視野に入れていました。高校一年生の勉強不足が原因で、2年生に上がる時に選抜クラスから落ちてしまい、この悔しさをバネに、2年生は心を入れ替えて平日は6時間以上、休日は10時間以上勉強するようになりました。進路を決める際に工学部と薬学部を迷ったこともありましたが、2年生の夏に様々な大学のオープンキャンパス行って自分の本当にやりたいことと向き合った結果、薬剤師の道を選ぶことにしました。東北医科薬科大学では、地域医療に根ざした薬剤師の養成を行っていること、そして医薬連携を積極的に行っている点が、私の将来の夢である地域医療に貢献できる病院薬剤師になることと一致していたため、東北医科薬科大学薬学部薬学科の公募制を受けることに決めました。
英単語や長文を勉強し
暗記はとにかく量をこなしました
3年生は選抜クラスに戻れたこともあり、勉強のモチベーションも上がり、平日は7時間以上、休日は12時間〜14時間勉強に費やしていました。1年生の時から、薬学部で重要な化学を中心に他教科も勉強していましたが、公募制にシフトしたことで、化学と英語を重点的に勉強することができました。休日や長期休みの時は、化学メインで学習し、休憩に英語をやっていました。1日1長文、毎日英単語を見ることを徹底して学習していました。私は覚えることが苦手だったため、とにかく量をこなしました。具体的には、薬科大の公募制と一般の過去問3年分をそれぞれ6周程、セミナーは数え切れないほど周回、基礎問題精講や重要問題、化学の一問一答など、様々な参考書を何周も解きました。また、センター時代の過去問、共通テストの過去問も10年分取り組みました。公募制を受ける11月には、共通テストの過去問や模試で化学が7~9割、英語が8~9割を安定して取れるようになりました。この3年間で努力すること、そして周りの支えてくれる人の大切さを実感しました。毎日遅い時間に送り迎えをしてくれた母や、私の事を励ましてくれた友人や先生、支えてくれる存在なしでは私の受験は成功していなかったと思います。大学入学後も、向上心を忘れず努力し、将来の夢である薬剤師になることで、支えてくれた人に感謝を伝えて行きたいと思っています。
東北医科薬科大学
薬学部 薬学科
令和6年3月特別進学コース卒業
船岡中出身
友達や家族の存在が
受験時の支えになりました
自分で作った苦手克服ノートは
弱点つぶしに効果的でした
私は、地域医療に貢献する薬剤師になりたいと思い、東北医科薬科大学を志望しました。部活動をやっていたこともあり、3年生の春ごろから受験勉強をはじめました。当時やっていた勉強方法を紹介します。公募制推薦を考えていたため、試験科目であった化学に特に力を入れていました。化学のセミナーという問題集を何周も解き、知識が不十分なところは教科書を読み込んで復習しました。過去問を約10年分用意して問題傾向を把握したり、学んだ知識が定着しているか確認するために使っていました。この時、本番の試験に近い環境で時間に注意して解くことを意識しました。何度も間違える問題や、定着しない知識を1冊のノートにまとめて、自分だけの苦手克服ノートを作ったことはとても効果的でした。実際、受験直前にこのノートを見ていたおかげで解けた問題があったので作ってよかったなと思っています。受験期は、不安や緊張からモチベーションを維持することが難しかったです。しかし放課後一緒に残って切磋琢磨し合って勉強してくれた友達や、どんな時でもそばで支えてくれた家族の存在に救われました。“受験は団体戦”という言葉もある通り、もし何かにつまづいてしまったときはまわりの人に頼るということも一つの手だと思います。
やるべきことは多くありますが
着実に取り組んで行きましょう
受験生活を振り返ると1、2年生の過ごし方も重要だったと思います。例えば定期考査は評定に大きく関わるので力を入れて損はないと思います。しかし教科数が多く教科ごとに提出しなければならない課題に取り組む必要があり、高得点を取るための対策などやるべきタスクがたくさんあります。評定によっては受験資格が得られない場合があるので注意してください。私自身受験資格を得るために評定が必要だったので力を入れました。3週間前ぐらいから計画立てて取り組み、はやめに課題を終わらせて残り1〜2週間で考査の範囲の問題をひたすら解いて対策していました。順位より点数を上げることを目標にして過去の自分に勝ったことをモチベーションに頑張っていました。私がやっていてよかったことは部活動です。勉強との両立が難しい反面、部活動で得た学びや経験を受験や受験生活に生かすことができました。入部当初は正直受験に役立てようと思っていませんでしたが、推薦書類や面接の自己アピールなどメリットを感じることが多くありました。部活に入部することが難しい人は資格取得や学校行事など様々な事に挑戦し熱心に取り組むと高校生活が充実し受験にも役立つのでお勧めです。
高校生活は限りがあり、あっという間です。後になって後悔しないためにも有意義に過ごしてください。応援しています!
東北医科薬科大学
薬学部 薬学科
令和6年3月特別進学コース卒業
南小泉中出身
薬学を学ぶという目標のため
試行錯誤して頑張りました
ひとつの大学に固執せず
いくつか選択肢を持つことも大事です
私は幼少期から、人を助けるために働きたいと考えていました。また、母が薬剤師として現在も働いており、物心がついた頃から、薬剤師の仕事であったり薬の知識であったりと薬学に関する情報を母が教えたくれたこともあり、高校進学と同時に薬学部のある大学への進学を考えていました。
2年生の時点で国立大を第一志望にしていました。しかし、いくら努力しても成績が伸びず、受験勉強に身が入らない日々が約一年ほど続きました。そのため国立大への進学が難しいと判断しました。そこで、両親との話し合いの中で薬剤師国家試験への合格が目標だと再認識し、東北医科薬科大学を第一志望へとシフトしました。
3年生の夏までは、私立一般選抜での合格を目標に数・英・化の勉強に力を入れました。そして7月の時点で、公募制推薦型選抜での応募の条件を満たしていたため、一般選抜ではなく公募制推薦を利用し進学を目指すことにしました。大切なことは、大学選びは国立だけでなく私立も考えておくこと。そして将来の自分へのイメージを持つことです。自分がなりたいものによっては、頑なに国立を目指すのではなく、私立を目指すことも一つの手段であると思います。私立であれば国立とは違いますし、受験科目も限られてくる場合もあります。そのため普段は受験する大学の科目だけを勉強するべきです。しかし定期考査はおろそかにせず、ある程度の点数を知る必要はあるので、考査の勉強は大事です。特に推薦を狙う人は一般で受ける人より考査の勉強をする必要があると思います。
勉強は日によっていろいろな
場所で取り組みました
次に公募制を利用することを決めてからの勉強ですが、公募制で不合格になったときの心配をしていたので、私の場合、数・英・化を変わらず勉強しつつも、化学と英語に重点を置いて勉強していました。私は時間ごとに教科を分け勉強する方法で行っていました。朝は英語、放課後は数学と化学、夜は化学でした。また、一つの場所で勉強するのが嫌だったので、平日は自習室と自室、休日は自室と祖母の家で勉強をしました。化学は「セミナー」と旺文社の「標準問題精講」を中心に取り組みました。後者の教材は問題は非常に難しいですが、解説が教科書より丁寧でわかりやすいので、どのページに何があるのかわかるほど解きました。そして前者の参考書で知識の定着をさせていました。次に英語は「ネクステージ」で文法長文に関しての様々な参考書を買いあさり、英文をひたすら解いていました。また、寝る前に単語帳の単語、例文を声を出して読み上げ発音の確認を1時間近く行っていました。数学に関しては「青チャート」の難易度が2と3の例題を中心に解いていました。その参考書も(英語長文以外)は1年で3周ぐらいしたと思います。また、授業の隙間時間や自分の知識が定着したと思った箇所は先生の話を聞き、重要だと思えばメモをしつつも自分の参考書で勉強をしていました。
東北医科薬科大学
薬学部 薬学科
令和6年3月特別進学コース卒業
涌谷中出身
海外研修での挑戦が自信になって
柔軟性も身につけられました
平均評定が重要なので
テストと提出物は意識しよう
東北医科薬科大学を志望大学に選んだ理由は、高齢社会や地域に役立てる薬剤師になり、緊急時には柔軟に対応できるオールラウンド薬剤師を目指したいと思ったからです。
高校2年の冬に志望大学がきまり、東北医科薬科大学の公募推薦を利用したいと考えていました。しかし当時の私は理系の科目に苦手意識があり、模試の点数もあまり良くありませんでした。この時期から、数学・英語・化学により一層力を入れました。
東北医科薬科大学の公募推薦では3年間の平均評定が必要となるので、定期テストでは点数を下げないように学習し、各教科で出された提出物は必ず提出していました。また学業のほか、特別活動では生徒会に所属し、コロナ禍で制限された活動の中で、校外の活動に力を入れました。また2年時にハワイ ホノルルに留学しました。現地の家庭に約2週間滞在しながら、Rainbow Academyに通学し、Rainbow Academyでは英語でのアクティビティプログラム研修を行いました。そこでは海外という完全アウェーな状況で、英語が通じなかったりしましたが、間違えてもいいから積極的にトライすることで、現地の人々と触れ合い、視野を広げることができ、自分に自信がつきました。
常識だと思われていた様な事でも、そうではない事が分かったり、それによって考え方も柔軟になったり知識が増えました。また高校3年時に英検二級を取得しました。
家族が支えてくれたことに
とても感謝しています
そして次に私自身が受験までに取り組んだ内容を紹介します。
まず初めに試験日までどれくらい時間があり、何を学習して準備していかなければいけないかを確認することが大切です。
化学…化学基礎ではセミナーを数えきれない回数こなしました。初めは問題をよく読み込み、丁寧に解きました。その際に教科書や、参考書も活用して行いました。そこから徐々に多くの問題を解きました。過去問は、初めは自力で行いその中で出来なかったものを解説や、教科書、別年度の類似の問題を見つけて、正確な解答が出せるように何回もこなしていきました。
英語…英語では授業中、自主学習中も単語帳を常に活用していました。単語帳にない単語があるときは、ノートにメモしたりしてあとから確認できる状態にしていました。化学同様に過去問を傾向を掴みながら、参考書や単語帳を活用して取り組みました。東北医科薬科大の英語では、医療英語も試験で多く出題されます。早い段階から学習しておくといいと思います。
また公募試験では面接があります。面接に関しては、自分が志望大学で何がしたくて、何になりたいのか、なぜこの大学でなければいけないのか、自己アピールも含め先生や友達と繰り返し練習しました。以上が学習内容です。
私の受験勉強の支えは家族の存在でした。私自身の家が学校から遠いこともあり、朝早い時間や夜遅い時間に送迎をしてもらいました。常に肯定的な言葉をかけてもらい、自分のペースで学習することができました。家族には感謝の気持ちでいっぱいです。受験は、早い段階から準備をしておく事が鍵になると思います。限られた時間の中でも、受験生の皆さんの可能性は無限大だと思います。最終的には周りの声や視線など気にせず、自分自身を信じて、積み上げた全てをぶつけるだけです。私自身も夢に向かい皆さんと共に頑張ります!
東北医科薬科大学
薬学部 薬学科
令和6年3月英進進学コース卒業
塩竈 第三中出身
中学の頃の怪我がきっかけで
薬学に興味を持ちました
面接練習では複数の先生にお願いして
違った意見を取り入れました
薬学の道を選んだのは中学3年生の頃です。中学2年の時に右膝前十字靭帯断裂という怪我をしてしまい、復帰するために手術を受け、手術後の痛み止めや栄養の薬を処方されました。そのときに、薬に興味を持ちました。また東北医科薬科大学を選んだ理由は、3年次に医学部と合同で行われる解剖実習の機会や薬害等について学習し、倫理観を学ぶことができることです。さらに、5年次に薬局や病院で学生の頃から医療現場で実習することで、臨床現場での対応の仕方や流れ、薬剤師としての心構えを身につけることができるからです。
私が、東北医科薬科大学薬学部薬学科に合格するために取り組んだことは化学の学習です。東北医科薬科大学の公募制推薦のテストの点数配分は、320点満点で200点が理科、100点が英語、20点が面接です。そのため特に化学に力を入れました。また、化学の理論の原子のことや有機の部分など、全体的に勉強しました。さらに、英語では長文より、文法や会話文、単語を勉強しました。その理由は毎年同じ系統で出ているとわかったからです。10回ぐらい対策しました。また面接については、過去に質問されたことを事前に考え、いろいろな先生を相手にすることで違った意見を取り入れることをしていました。また、テストは理科が最初で次の英語までの時間が40分なので、その時間で医療系の英単語を見ていました。
東北医科薬科大学
薬学部 生命薬科学科
令和6年3月英進進学コース卒業
蛇田中出身
仙台育英で私自身の視野を
広げることができました
日々の努力が結果に出ることに
嬉しさや楽しさを感じました
この大学を志望したのは、得意とする理系科目を伸ばし、社会貢献をしたいと考えたことです。高校に入学し、始めてのテストの結果が散々であったことに、私はひどく焦りを覚えました。そこから、授業には積極的に参加し、自主学習にも力をいれたことで、成績が上がり、理系科目である化学や生物は他の教科よりも成績が良く、日々の努力が結果として出ていることに嬉しさや楽しさを感じ、このことを何か将来に繋げられないか考えました。そのような中、東北医科薬科大学のパンフレットを見て、薬学を学び、社会貢献ができるのではと考え、この大学への進学を志望しました。
私は大学受験の際に、公募制推薦を利用しました。試験内容には、苦手とする英語が出題されており、対策方法として長文読解に生かせるよう単語力を身につけることから始めました。問題集でよく見かける単語や、授業の中でよく頻出する文法などに重点を置き、繰り返し暗記しました。また、受験の参考書などに取り組み、教科書にも記載されていない用語や注意すべき点にも気を配りながら学習しました。面接対策としても、英検を取得できたことや、苦手とする物事に対する姿勢とした点でアピールすることが出来るためとても役に立ったと考えます。
先生方も親身に接してくださるので
高校生活を楽しく過ごせました
高校生活では、私自身の視野を広げることができたと考えます。他県からの生徒や海外から来る生徒も多いため、まだ知らない知識や文化にも触れ合えるのは仙台育英ならではだと感じます。また、先生方も親身に接してくださるので、コロナ禍であっても思い描いていた楽しい生活を送ることができました。学習面においても、自分に合った学習方法を探し、一日一日の目標を立て一つずつこなしていくことが大事だと感じました。あっという間に三年経ってしまうため、どのような学生生活を送りたいかを計画し、過ごすことが重要だと感じました。その中で、自分の目標や夢に近づくことができると考えます。
会津大学短期大学部
産業情報学科 経営情報コース
令和6年3月英進進学コース卒業
閖上中出身
仙台育英で友人と過ごした日常や、
授業を受けた時間を一生忘れません
勉強を学校ですることは、
青春の一つであり思い出になります
初めは一般選抜で大学に進学する予定でした。志望する大学も学科も、夏のギリギリまで迷っていました。そして学校推薦間近に進路変更をしたため、軌道修正が大変でした。面接や小論文対策もする機会も少なく、たくさんの先生方、主に担任の先生にはとてもお世話になりました。受験の書類で、何も分からなかったので、丁寧に教えてくれた先生には感謝の気持ちでいっぱいです。あらかじめ書類の期限や書き方などを確認したり、志望大学を早めに決めておくことが大事だなと学びました。
学校生活において、英検などの資格をとったり、定期テストの勉強は、後になって必要となるので、甘く見ずに真面目に取り組んだ方がいいと思います。大学に進学しても、学科によっては高校での知識が必要になるし、特に英語は、大人になったら必ず使うので、勉強しておくべきだと思います。また英検は、指定校推薦や学校推薦と受ける人にとって、取得して損はないので、受けるべきだと思います。勉強を学校ですることは、青春の一つであり思い出になります。学生のうちは、勉強をめんどくさいと思ったり、何のためにするのかと考えたりすると思います。私も昔はそう思っていました。しかし、大人になると勉強をすることが、どれだけ楽しく素晴らしいことが分かる時が来ると思います。後輩のみなさんには、勉強せずに後悔はしてほしくないので、今を大事に生きてほしいです。
うまくいかなくて挫折をしても
臨機応変に対応して乗り切りましょう
私にとっての仙台育英学園高校での3年間は、とても有意義な毎日でした。友人たちと過ごした日常や、真面目に授業を受けた時間を私は一生忘れません。この高校を選んで良かったです。
高校生のうちは様々な悩みや辛いことがあることでしょう。時には夢を諦めて、別の道に進まなければならないという選択をしなければならないときがあるかもしれません。人生、何事も臨機応変に対応することが大切です。
仙台青葉学院短期大学
現代英語学科
令和6年3月英進進学コース卒業
岩切中出身
自分の努力だけでなく
周囲の支えが力になりました
自分の選択が決まらないとき
担任の先生や家族に助けられました
私は志望大学へ行くために、公募制推薦で受験しました。私は最初、他の大学を総合型選抜で受験しました。その大学は、一次試験の結果、二次試験で合格率が低い評価を受けました。私は、一次試験の評価を受けたあとに志望大学を変更しました。受験生の皆さんに伝えたいことは、プランAだけでなく、プランBなどの候補を挙げておくことで、自分の気持ち的にも安心して受験することができるのではないかと思います。
私は大学に合格するまでにたくさんの人に支えられました。志望大学を変更するときに、担任の先生にいろいろ助けてもらいました。違う学部を受けるか、二次を受験するか、大学を変更するかなど自分の選択がなかなか決まらなくて泣いたこともありましたが、担任の先生や、親は「どんな選択をしても後悔しないように」と言ってくれました。
先生のご指摘で口頭試問は
早口にならないよう意識しました
たくさん考え、志望大学を仙台青葉学院短期大学に変更しました。大学受験は、必要な物事をしっかり練習することがとても大切です。面接や小論文が主だと思いますが、とにかくしっかり練習をしましょう。私は面接の中に英語での口頭試問があると聞いていたので、英語担当の先生と練習を何度もしました。一番最初の面接練習では、緊張して言葉が詰まるばかりでした。私は緊張すると早口になってしまうので、先生によく指摘されていました。でも何度も練習することで、面接の時のコツや、早口にならないようリラックスしながら喋ることを意識し、練習し続けました。小論文対策では、志望大学の過去問を解き、現代文担当の先生と小論文担当の先生に添削をたくさんお願いしました。私は、小論文を書くのがとても苦手だったので、何回も解き直しをしました。先生からのアドバイスを元に解き、家でも小論文に充てる時間を多く作りました。
大学受験は、自分だけでなく、周りの人たちからの支えが力になりました。絶対に、自分の周りの人たちへの感謝を忘れないでほしいと思います。