栄光への軌跡 2025
現役大学進学者による大学合格体験記

志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ

総合型選抜

岡山大学

経済学部 経済学科

令和7年3月秀光コース卒業
宮城県出身

IBプログラムの学びの姿勢で
大きく成長することができました
CAS活動で英語キャンプや
海外学生との交流活動を実施

 私は、国際バカロレア(IB)プログラムを履修し、その中で培った多角的な視点や主体的な学びの姿勢が、岡山大学経済学部経済学科への合格につながったと感じています。特に、IB最終試験に向けた学びを通じて、論理的思考力やデータ分析能力を高めることができました。また、経営・経済学への関心を深める過程で、ビジネスコンテストへの参加や日本企業の海外展開に関する考察を重ねたことが、受験における自己分析や志望理由の明確化に役立ちました。
 IBのCreativity, Activity, Service(CAS)活動では、ビジネスコンテストへの参加や、地元の小中学生向け英語キャンプの開催、フィリピンの学生とのリーダーシップ研修やオンライン英会話など、国際交流やビジネスに関わるさまざまな経験を積みました。これらの活動を通じて、グローバルな視点を持ちながら主体的に行動する力を養うことができました。特に、プロジェクトリーダーとして携わった日経ストックリーグは、私の経済学への興味をさらに深める契機となりました。
 この活動では、株式データの分析や企業インタビューを通じて、日本のフードテック企業の成長戦略について考察しました。特に、輸出による市場拡大の可能性や、企業の海外展開における課題を学ぶ中で、日本経済の国際競争力向上に貢献したいという思いを強くしました。また、データ分析だけでなく、実際の消費者や企業関係者との対話を通じて、多様な視点を取り入れながら経済現象を考察することの重要性を実感しました。

今後も自分の興味を深め
挑戦を続けていきたい

 IBの学びは、こうした実践的な活動を支える基盤となりました。ディスカッションやプレゼンテーションの授業が多く、批判的思考力や表現力を養うことができた大きな財産です。さらに、数学では統計分析や数理モデルの活用を通じて、データを客観的に解釈する力を培いました。また、Extended Essay(EE)の執筆を通じて、論理的に自分の考えを構築し、効果的に伝えるスキルを磨くことができました。これらの経験は、経営・経済学をより深く学び、実社会で活かすための貴重な土台となっています。
 岡山大学の受験を通じて、IBで培った主体性や分析力、そして国際的な視点が、学問の探究だけでなく、受験における大きな強みになることを実感しました。今後も、IBで培った思考力や国際的視野を活かしながら、自分の興味をさらに深め、新たな挑戦を続けていきたいと思います。

岡山大学

農学部 総合農業科学科

令和7年3月秀光コース卒業
宮城教育大学附属中出身

早い時期から一つでも多く
「手札」を増やしましょう
自分の強みを最大限に生かせる
IB入試利用があることも決め手に

 私が岡山大学農学部を志望した理由は、豊かな自然と充実した研究環境の中で食品生物化学に関する研究をしたいからです。特に、IBのMYPとDPにおける探究活動を通して、人体と栄養素の関係について研究したいと考えるようになりました。例えば、高校1年生で取り組んだPersonal Projectでは、野菜の皮に含まれる栄養素とその活用法について、農家や管理栄養士の方へ調査したことをきっかけに、栄養素がもたらす身体の調節機能についてより深く興味を持つようになりました。2、3年生の時には、野菜の冷凍適性をテーマにして課題論文を執筆する過程で、生物学と化学に密接な関係があると気づき、生物内の現象を化学的に解明する農学分野の研究を職業にしたいと考えるようになりました。また、岡山大学はIBに対する理解が深く、最終試験と志望理由書、面接によって、自分の強みを最大限にアピールできる国際バカロレア入試利用があることも、進路決定の決め手となりました。

さまざまなことに挑戦したおかげで
出願書類の作成は順調でした

 岡山大学の国際バカロレア利用入試は、フルディプロマ取得だけでなく、各科目で必要とされるスコアを獲得する必要があります。これと並行して、出願書類の執筆に取り組む必要があるため、3年生に進級してからは最終試験対策と出願準備に追われる日々でした。私はEEやIAの大部分を3年生に持ち込んでしまい、思った以上に学習に時間を費やせなかったことに後悔が残っています。しかし、高校2年生までに自己分析や進路探究を綿密に行った他、関数グラフアートや日経STOCKリーグのような各種コンテストに参加して実績を残したり、ボランティア活動に日々参加したりしていたことで、出願書類の作成は比較的順調に進みました。総合型選抜のように、課外活動が合否に大きく関与する受験に挑戦する人は、高校1、2年生の内に一つでも多くのコンテストやイベントに参加したり、資格を取得したりして「自己アピールの手札」を増やすことを強くおすすめします。必ずや未来の自分のためになるはずです。応援しています!

宮城大学

事業構想学群 事業プランニング学類

令和7年3月特別進学コース卒業
中山中出身

絶対合格するという気持ちを
持ち続けることが一番のコツです
特別なことをしなくても学校生活を
全力で楽しめば自己アピールになります

 総合型選抜を選んだ理由は、早い段階で進路を決定して大学生活への準備を始めたかったからです。「総合型選抜」と聞くと、資格をたくさん持っていて一年生からボランティア活動や団体に所属しなければならないというイメージを持っている人がいるかもしれませんが実際そんなことないです。私自身、取得した資格は英検2級のみで、ボランティア活動も団体に所属していた経験もありません。強いて言うならよさこい愛好会に所属して部長をしていたくらいです。私は推薦で自己アピールできることを作るために愛好会に入ったわけでもないし部長をしていたわけでもありませんが、ちゃんと活動していれば部活は推薦に役立つと思います(役職についておくとなおさら)。部活を高校生活で得た経験として書くのであれば、大学・将来自分がやりたいことと結びつけてください。“高校で得た経験→経験を大学で活かす→高校・大学での経験で将来したいこと”というように筋が通っていれば大丈夫です。
 高校生活で自分の強みにできることはたくさんあるので、部活に入ってない人でも安心してください。まず学校行事を全力で楽しんでください。思い出と経験は分厚く残ると思います。次に行事に取り組む中で、自分のキャラを見つけてください。友達といっしょにいるときや教室内で自分はどんな立ち位置にいるのかを第三者の気分になって考えると自分にしかできないことが見えてきます。そしてそれを十分に生かして高校生活楽しんでください。自己アピール文はそれで完璧です。

入試方法にかかわらず定期テストは
大切なので真剣に頑張ってください

 話は変わって、少しだけ評定の話をします。総合型選抜ではどんな評定でも出願できるので心配はありませんが、他の推薦は関係してくるので大事です。結論から言うと、まだ何の受験方法で受験するか決めていない人でも評定は高いほうがいいです。そのために定期テストは真剣に頑張ってください。定期テストは学力をつけるのはもちろんですが、自分に合った勉強方法を見つけることができます。一般受験で受験する人も便利になると思います。
 総合型選抜で合格する確率は20%だと何かで見たことがあります。確実に合格する保証もないのに推薦に没頭してしまっていいのか、もし落ちたら一般だ、勉強と両立できるのか、等という不安があると思います。多分その不安をなくすことはできません。でも試験当日だけはそんな事考えないで自分に集中してください。「周りも緊張しているから大丈夫だ」なんて考える必要ないです。とりあえず自分は合格する、絶対にこの大学で大学生活を送るとだけ考えてください。その気持ちを試験が終わるまで持ち続けることが一番のコツです。みなさんが20%になって夢を叶えることを祈っています。

宮城大学

食産業学群 フードマネジメント学類

令和7年3月特別進学コース卒業
矢本第一中出身

積み重ねてきた努力や経験は
必ずあなたの力になります
宮城県の食産業を支えたい私にとって、
この大学はまさに「ベストマッチ」

 私が総合型選抜受験で大切だと思うことの一つは、大学とのマッチ度です。私は中学生の頃から食に興味を持ち、食料問題の解決や宮城県の食産業の活性化に関する探究活動に取り組んできました。宮城大学では、生産から流通、消費までのフードシステムを専門的に学べるだけでなく、市町村や企業との産学連携を通じて課題解決能力を実践的に磨くことができます。宮城県の食産業を支える存在になりたい私にとって、この大学はまさに「ベストマッチ」でした。
 また、総合型選抜では、自分の歩んできた軌跡や将来の展望について熱意を持って伝えることが求められます。そのためには、高1・高2生のうちに興味がある課外活動に積極的に参加することをおすすめします。私は本当に様々なことに興味があり、多くの人に支援していただいたおかげで、生徒会役員としての活動や統計グラフコンクール、地理のポスターセッションなど多方面の経験をすることができました。これらの経験は、進路選択における判断材料、自分の強みとして大いに受験に活かすことができました。

暗記した回答は熱意が伝わりにくく、
予想外の質問への対応が難しい

  2つ目は総合型選抜の対策についてです。宮城大学の試験内容は、自己申告書(志望理由書)、レクチャーレポート、グループディスカッション、面接(口頭試問含む)があり、他大学と比較して特殊です。そのため、受験を決めた瞬間から準備を始めることが重要です。特に自己申告書は、「将来何をしたいか」を掘り下げて文章化することが鍵となります。私は約2か月かけて納得のいく内容に仕上げました。一次試験のレクチャーレポート対策には過去問を使い、資料のみで時間を測って解き、先生に添削してもらう練習をしました。そのおかげで本番は余裕をもって回答できました。二次試験のグループディスカッションでは、司会進行や書記などの役割を持たなくても、他者の意見をまとめたり補ったりしながら積極的に発言することで貢献できると学びました。また、笑顔で頷くことで良い雰囲気を作ることも大切です。
 面接対策では、内容を完璧に暗記しないことを意識しました。暗記した回答は熱意が伝わりにくく、予想外の質問に対応しづらいからです。「伝えたいキーワード」の大枠を考え、普段の会話の延長で答える練習をしたことで、自然なやり取りができるようになりました。
 最後に、進路実現に向けて頑張る皆さんへお伝えしたいことがあります。これまで積み重ねてきた努力や経験は必ずあなたの力になります。自分を信じて、最後まで全力で挑戦してください!皆さんの成功を心から応援しています。

早稲田大学

国際教養学部 国際教養学科

令和7年3月英進進学コース卒業
タイ出身

スケジュール管理を徹底しながら
着々と準備を進めました
部活で自分自身の考え方や態度が変わり
次第に馴染めるようになりました

 昔から日本の言語や文化に魅力を感じ、特に日本の高校生活に憧れていました。仙台は都会と自然のバランスが調和している都市であり、仙台育英では国際的な交流を経験しながら、学業だけでなく部活動や学園祭も楽しめる環境が整っていると考えたため、この学校に留学することを決めました。
 最初に来日した頃は、言語の壁のために日本の社会に適応したり理解したりするのに苦労しましたが、獅子太鼓部に入部したことで日本人と関わる機会が増え、自分の考え方や態度がどんどん変わり、次第に馴染めるようになりました。さらに、留学生同士の交流を深めたことで、中国語と韓国語の勉強を再開しました。
 私は大学進学に向けて、1年生のときは積極的に様々な大学のオープンキャンパスや説明会に参加しました。そして迷っている中で、最終的に早稲田大学を第一志望に決めました。2年生になってからは、主に資格試験や部活動や大会に力を入れました。その後の2年間では、日本語、英語、中国語、韓国語の四つの言語の資格を取得したり、日本語スピーチ大会で優勝したり、学園祭で模擬店を出店したりするなどして、高校生活を満喫しました。

メモやスケジュールを書く習慣を身につけ、
充実した青春を過ごすことができました

 3年生のときは、年間スケジュールを作成する習慣を始め、出願期間を事前に確認しながら志望理由書の作成と受験勉強に励みました。早稲田大学の国際教養学部の総合型AO入試は書類審査と英語の筆記試験が重視されていたため、志望理由書には家族からの影響や仙台育英での留学経験について書きました。Critical Thinkingの筆記試験対策として過去問を解き、ChatGPTを活用して対策を考えてもらい、練習問題の添削を受けるなどして準備を進めました。本番の試験ではすごくプレッシャーを感じましたが、緊張感を乗り越えて成果を収めることができました。
 この3年間では辛い経験も多くありましたが、それらすべてが自分の成長に繋がり、結果として成功の助けになりました。私は時間管理の大切さを実感し、メモやスケジュールを書く習慣を身につけ、責任感を持ちながら充実した青春を過ごすことができました。最後に、いつもサポートしてくれた家族、友人、そして先生方に心から感謝しています。

中央大学

国際経営学部 国際経営学科

令和7年3月秀光コース卒業
宮城県出身

TOKの授業は答えのない問いに
自分なりの意見で向き合います
探究型の学びに取り組む姿勢が
受験でも大いに役立ちました

 私は、グローバルな視点でビジネスを展開する力を身につけたいという目標から、中央大学国際経営学部を志望しました。また、中央大学の推薦入試は、私がこれまで秀光で培ってきた力を活かせる形式であり、それが合格につながったと感じています。
 秀光での国際バカロレア(IB)プログラムでは、自分で意見を構築し、文章で表現する力を多くの場面で磨くことができました。例えば、各教科でのディスカッションやプレゼンテーション、文学やヒストリーでの論述課題、8000字の課題論文の執筆などです。これらの経験を通して、論理的に構成を組み立てる力や、具体例を効果的に挿入する方法を習得しました。このスキルは、小論文試験や志望理由書の作成時に大いに役立ったと考えています。
 さらに、探究型の学びでは、自分の関心を軸にテーマを設定し、先行研究を活用して結論を導くという主体的なアプローチを身につけることができます。これにより、答えのない問いに向き合い、自分なりの意見を論理的に構築する力を鍛えることができました。例えば、知の理論(TOK)では、「AIの開発や使用の責任は誰が負うべきか」というテーマについてクラスメートと具体的に議論を深め、思考力をさらに高める機会となりました。

本番を想定した面接練習が
当日心の支えになってくれました

 こうしたIBでの学びは、面接試験でも強みとなったと思います。「将来の夢」や「学びたい分野」について深掘りされた質問に対し、事前に構想を整理し、学ぶ理由や社会での活用方法を根拠とともに説明したことで、説得力を持って答えることができたからです。
 また、受験準備では先生方のサポートが大きな力となりました。特に面接練習では、日本人と外国人の先生方から本番を想定した質問を受け、本番でも落ち着いて対応できました。加えて、小論文や志望理由書への丁寧なフィードバックを通じ、多角的な視点で自身の課題を改善できたことに感謝しています。
最後に、高校生活では是非、様々な分野に触れながら、興味のあるテーマを徹底的に掘り下げてみてください。そうした探究の経験が、自分の興味や得意分野を明確にし、志望理由書や面接での説得力に繋がると思います。

法政大学

文学部 日本文学科
(国際バカロレア利用自己推薦)

令和7年3月秀光コース卒業
矢本第一中出身

何事も恐れずに挑戦することが
合格の鍵になるはずです
探究力や考察力などのスキルは
大学の面接でもアピールできます

 私は、IBDPを履修した2年間、IBDPの資格取得へ向けて日々努力しました。普段の課題はもちろん、Extended Essayや内部評価などの論文の執筆や、各コア科目に丁寧に取り組むことで、自身の課題の質を向上させられるようにしました。また、各教科の知識も確実に身につけられるよう、日々の学習にも励みました。これらの取り組みを通じて得られた探究力や考察力などのスキルは、IBDPの資格取得だけでなく、大学の面接試験でも自身の強みとして伝えることができました。また、IBDPに加え、私は英検や漢検などの検定試験にも挑戦しました。多くのことに挑戦することは、自身の強みを増やすのに大いに役立ちました。
 私が法政大学を志望したのは、文学作品の表現や文学研究の手法について深く学べる授業が展開されており、自身の希望に合っていたからです。私はIBDPの資格利用での入試だったため、面接練習を何度も先生方に実施していただきました。自分の研究したいこと、大学で挑戦してみたいことなど、自分の考えを明確にするためのアドバイスを多くいただいたおかげで、本番では自信を持って面接に臨むことができました。
 自分の強みを作るためには、何事も恐れずに挑戦することが1つの鍵になると思います。自分が自信を持って受験に臨めるよう、皆さんも日々色々なことに挑戦してみてください。いつかその経験が役立つ時が来ます。自分を信じて頑張ってください。応援しています。

法政大学

GIS(グローバル教養)学部 グローバル教養学科

令和7年3月秀光コース卒業
愛媛 東中出身

IBで培ったスキルや得た気づきは
総合型選抜で最大限に活かせます
資格は目標と期限を明確かつ
段階的に定めて対策しましょう

 私は、IBでの経験とカナダ研修を通して大学では世界基準の学びを得たいという意思が強まりました。GISには、異文化の視点の学び合いを通して、多文化を理解する力を養うことができる環境が整っており、学際的・横断的な知識を深められるカリキュラムに惹かれ、受験しました。
 受験方法として総合型選抜の自己推薦を選択した理由は、高校時代にIBを通して培ったスキルや得た気づき、英語資格のスコアを最大限に活かせると考えたからです。IBの授業ではグループワークやディスカッションを通じて、コミュニケーション力や人間関係の構築力を磨きました。これらのスキルを生かして、国内外から集まる多様なバックグラウンドを持つ学生たちとも積極的に交流し、互いに成長し合える環境を築くことができることをアピールしました。また、GISを受験するにあたって必須であったTOEFLのスコア取得に力を入れていました。最終的に88点で提出しましたが、受験生の中にはさらに高い点数で出願する人も多くいます。私も当初は100点を目標にしていたため、IBと並行した受験勉強の取り組み方として改善点は多くあったと反省しています。この経験を踏まえて、資格検定に関しては「いつまでに何点・何級を取るか」を明確かつ段階的に定め、有識者の力を借りながら対策を行うことをお勧めします。

土台がしっかりしていれば
大学の選択肢も広がります

 総合型選抜を含めた推薦入試で大学を受験しようと考えている人は、早めに目標を設定し、具体的な見通しを立てることが大切です。また、ほとんどの場合、どの学部・学科を志望する人でも評定平均の提出が求められます。そのため、日々の授業態度、課題、定期考査など、評価対象となるものすべてに高校1年生の初めから真摯に向き合い続けることが何より重要です。誰しも、途中で意向が変化することがあれば、そもそもやりたいことが見つからないという人もいると思います。しかし、そのような場合でも、高い評定平均を所持し、受験に挑む土台がしっかりしていれば受験自体の可能性も、方向転換の選択肢も広げることができます。
 こうしておけばよかった、と後悔することが無いよう、目の前のやるべきことを全力で頑張ってください。

津田塾大学

学芸学部 国際関係学科

令和7年3月外国語コース卒業
仙台 中田中出身

留学生との交流やハワイ研修で、
国際関係に関心を持ちました
どんな受験方法でも対応できるよう
1年生のころから対策しました

 進学先を考え始めたとき、リベラルアーツを取り入れている大学に進学したいと考え、さまざまな大学を調べ、見つけたのが津田塾大学でした。高校生活の中で、留学生との交流やハワイ研修への参加を通して、多文化共生や国際問題に強い関心を持つようになりました。そして、それらの問題を読み解き、解答を見出せる力を身につけたいと感じるようになりました。津田塾大学の国際関係学科では、3つのコースを自由に選択し学ぶことができ、問題を理解し、解決策を構築する力を養うことができるため、この学科での学びが自分の目指す将来に必要だと感じ、津田塾大学の学芸学部国際関係学科を志望するようになりました。
 高校3年間で心がけたことは、学期末考査や提出物、資格取得です。どのような受験方法になってもいいように、1年生のころからしっかりと取り組んでいました。特にテストの点数に伸び悩むことが多かったので、提出物は特に気をつけていました。期限内に提出することはもちろん、自分の考えを深められるように取り組みました。

面接本番では練習を思い出して、
落ち着いて臨むことができました

 総合型選抜を受験するにあたり、私は小論文と面接の対策を行いました。小論文が苦手だったので、過去問を請求し、先生に添削をお願いして時間内に解き終われるよう練習しました。面接では、自分の考えをきちんと伝えられるよう、担任の先生と何度も練習しました。しかし、どちらも準備を始められるのが遅くなってしまい、当日まで焦りが続いていました。本番の面接では想定外の質問が多く、戸惑いましたが、練習を思い出して、落ち着いて自分の考えを伝えることができました。
 高校3年間は長いようであっという間です。この間入学したばかりと感じているうち3年生になり、気づけば受験が迫っていました。どんな進路を選ぶにしても、自分が納得できるようにし1、2年生のうちから資格試験や受験対策を少しずつ進めておくことが大切だと思います。受験は不安なことが多いですが、自信を持って挑めるようにしっかり準備をして、後悔のないように頑張ってください。応援しています。

東洋大学

文学部 日本文学文化学科
(国際バカロレアAO入試)

令和7年3月秀光コース卒業
矢本第一中出身

自分がやってきたことを信じて
臨むのが一番の不安の解消法です
IBDPで思考力や探究心、
考察力の向上に努めました

 私は1年次から、漢検や英検など、各種検定の勉強に励み、アピールできる自分の強みを増やしていきました。2年次からはIBDPを履修することで自身の思考力や探究心、考察力の向上に努めるとともに、IBDPの資格を取得するための勉強に励みました。IBDPのカリキュラムの中で、文学作品の主人公のアイデンティティについて探究したことがきっかけで、文学作品における言語表現が持つ特性を明らかにしたいと考えるようになり、日本語学の研究者を志しました。目標を達成するうえで、私は日本語と文学の両方の専門性を高めたいと考えていたため、各分野を領域横断的に学習することができる東洋大学を受験することを決意しました。

先生方が支えてくださったおかげで
着実に自信をつけることができました

 IBDPの資格を利用する方式での受験だったため、最終試験で定められた資格取得のための点数を達成できるよう、全ての教科においてバランス良く学習できるよう心がけつつ、自身の得意教科はさらに点数を伸ばせるよう特に力を入れて勉強に励みました。また、勉強以外にも、地域のボランティア活動に参加したり、CASを通じて様々な活動を実施したりと、アピールできる自分の強みを多く持てるよう努力しました。受験するまでの間は、先生方に提出書類の添削や面接練習を何度も実施していただき、受験に向けて自信が持てるよう支えていただきました。そのおかげで、自身の大学でやりたいことがより明確になり、着実に自信をつけていくことができました。
 受験には不安が付き物ですが、これまで自分がやってきたことを信じて臨むのが一番の不安の解消方法だと思います。そのためにも、受験対策はもちろん、周囲の方々を頼り、受験へ向けてより良い状態を作ることが大切です。皆さんが自信を持って受験に臨めるよう応援しています。

明治学院大学

国際学部 国際学科

令和7年3月外国語コース卒業
秀光中出身

学校の休み時間や放課後などの
空き時間を有効活用しましょう
小論文の授業で過去問を解くなど
知識を身につけながら対策しました

 高校一年生のときから推薦入試で考えていたので、学校生活のなかでは身だしなみや定期考査、校内模試に力を入れて頑張りました。
 総合型入試に向けて特に力を入れて頑張ったことは、小論文と面接対策です。学校の小論文の授業で自分の志望大学の小論文の過去問を解くことのほかに、多くの難関私立大学の過去問に取り組みました。明治学院大学国際学部の過去問を解くなかで法律に関する問題が出題されているといった国際関連のテーマが出ない年もあり挫折することもありましたが、知識を身につけながら対策を進めることができました。

10年分の過去問に取り組んで
出題傾向を掴みました

 面接対策は学校の先生にお願いして毎日行いました。自分が伝えたいことが思うように言葉にできず詰まってしまったり、大学に関する質問をされたときに答えることができなかったりといったことがありましたが、何度も練習を重ね、最終的には自信を持って回答することができるようになりました。特に、総合型選抜入試の面接は予想していない質問が来ることがあるため、自分の志望理由を簡潔に明確にすることや、前もって志望大学について詳しく調べておくこと、そしてさまざまな社会問題に関心を持ち知識を身につけることが大切だと感じました。
 後輩の皆さんにおすすめしたいと思うことは、授業と授業の間の休み時間や放課後など、空いている時間を見つけ志望大学の過去問に取り組むことです。私は10年間分程度の過去問に取り組むことで出題傾向を掴み、合格を勝ち取ることができました。受験期はしんどいこともたくさんあると思いますが、絶対に自分に自信を持つことを忘れずに頑張ってください。

亜細亜大学

社会学部 現代社会学科

令和7年3月秀光コース卒業
秀光中出身

面接練習を通じて自分の強みを
明確にすることができました
高校での経験を具体的に話せるよう
何度も内容をブラッシュアップ

 亜細亜大学現代社会学部を受験した理由は、現代社会が抱える課題に興味を持ち、それらを解決するための学びを深めたいと考えたからです。また、受験校の中で一番早く合格発表が行われる大学だったため、ここで合格を勝ち取り、安心感を得たいという思いもありました。
 試験当日、受験会場に到着すると、受験者の数が例年の何倍も多いことに驚きました。会場内の活気に圧倒される一方で、これまでの努力が無駄ではなかったと信じ、ますます集中して臨むことができました。
 亜細亜大学の試験では面接が課され、事前に多くの練習を重ねました。面接練習では、先生方に指導をいただきながら、自分の言葉で志望理由や高校時代の経験をしっかりと伝えられるように準備しました。特に、ピアノを通じて得た挑戦心や継続力、ボランティア活動で学んだ社会との関わりについて具体的に話せるよう、何度も内容をブラッシュアップしました。

面接本番ではこれまでの努力を信じ、
堂々と臨むことができました

 試験当日は、練習してきたことを十分に発揮することができました。緊張はしましたが、これまでの努力を信じ、堂々と面接に臨むことができました。面接官の質問に対して、自分の考えをしっかりと伝えることができ、手ごたえを感じました。結果として合格通知を受け取ったときは、本当に安心しました。この合格によって、次の受験校への自信とモチベーションも高まりました。
 亜細亜大学現代社会学部に合格できた理由は、準備段階での継続的な努力と、何よりも面接練習を通じて自分の強みを明確にできたことだと思います。また、絶対に合格するという強い意志を持って臨んだことが結果につながったと感じています。

帝京大学

経済学部 経営学科

令和7年3月外国語コース卒業
中国出身

「継続」と「自分を信じること」
これが成功への鍵です!
学校行事で協調性などの重要性を学び、
大きな達成感を得ました

 大学に合格するまでの道のりは簡単ではありませんでしたが、努力を積み重ねることで夢を叶えることができました。この経験は、私にとって大きな自信になり、今後の人生にもつながる大切なものとなりました。
 日本での高校生活の中で、私が一番頑張ったのは「スプリングチャレンジ実行委員」として体育祭の準備と運営に携わったことです。体育祭がクラス全員にとって楽しい思い出になるよう、放課後は先生やクラスメートと競技内容を決め、ルールを考えました。また、学級旗やクラスTシャツ作りにも積極的に参加し、当日は競技にも全力で取り組みました。皆で協力し、目標に向かうことで協調性やリーダーシップの重要性を学び、大きな達成感を得ることができました。勉強面では、大学合格を目指し、毎日の授業や定期試験に真剣に取り組みました。英語では英検準2級を取得し、自分の努力が結果につながったことで大きな自信になりました。休日や長期休みにはしっかり復習しつつ、友人と出かけてリフレッシュすることでバランスを取るようにしました。

「努力は人を裏切らない」
面接練習を通じて強く実感しました

 私は日本の大学合格を目標に留学を決断しましたが、日本の大学合格のための面接の準備は私にとって大きな挑戦でした。最初は緊張してうまく話せませんでしたが、先生に何度も面接練習をお願いし、アドバイスを受けながら内容を改善しました。毎日繰り返し練習を重ねたことで、本番では自信を持って自分の考えや目標を伝えることができました。この経験から、「努力は人を裏切らない」ということを強く実感しました。
 私が大学に合格できた理由は、「継続的な努力」と「周りの支え」です。日々の学習や面接対策を通じて少しずつ成長し、自信を積み重ねることができました。また、先生方や家族、友人が支えてくれたおかげで、最後まで諦めずに努力し続けることができました。高校生活はあっという間に過ぎてしまいますが、目標に向かって努力することで必ず自分の力になります。勉強、部活動、学校行事のどれもが大切な経験です。特に受験勉強では「継続すること」と「自分を信じること」が成功への鍵です。うまくいかないことがあっても諦めず、少しずつ努力を積み重ねてください。皆さんもきっと目標を達成できるはずです。
 最後に、大学合格という結果を得られた今、私は新たなスタート地点に立っています。これから大学で専門知識を学び、将来の夢に向かって成長し続けたいと思います。そして、私の経験が後輩の皆さんにとって少しでも励みになれば嬉しいです。努力は必ず報われます。皆さんも頑張ってください。

国士舘大学

体育学部 武道学科

令和7年3月情報科学コース卒業
北教大附属札幌中出身

自信がつくまで反復する
勉強法がお勧めです!
全国大会出場を目標に
仙台育英への入学を決めました

 国士舘大学を目指したきっかけは、幼い頃から続けてきた空手道を大学に進学しても続けたいと思い、実際に国士舘大学に練習をしに行った時に、日本代表のコーチを務めている亀山監督、大日本大学選手権という大会にもたくさん入賞しているとても強い先輩方に充実した練習環境、練習内容が私の中で、ここで空手道をやりたいと思い、国士舘大学を目指し頑張りました。
 部活動で心がけたこと、努力したことは、日々の練習です。私は中学最後の大会でここを勝てば全国大会に出場できるというところで負けて出場できませんでした。そこからここで空手をやめたら悔いが残りそうなので、絶対高校では全国大会に出場したいと思い、地元を離れ、宮城県の仙台育英学園に入学しました。高校では日々の練習の質を上げ、声を出し、私自身チーム全体の雰囲気を高めて練習することを心がけ、努力したこと、練習の意味を理解するということです。この練習はこの場面、このタイミングで使うなど頭の中で考えながら、体を動かし、試合時のシミュレーション、そして実践していることを頑張りました。中学までは何も考えず直感でやっていたのでとても大変でした。

小論文は何度も書き直したからこそ
自信を持って受験に臨めました

 大学受験に向けてどんな勉強をしたのかというと私は総合型で、小論文と面接の二つだけでした。面接は練習あるのみ、小論文に関しては書き方や段落の数など全体を見ないといけないので、私は放課後残り、国語の先生に相談して、何度も何度も書き直しをしました。それがあったから自信を持って受験に臨めたのだと思います。これは小論文だけではありません。勉強するにあたってどの教科もやって、何度もやらないと覚えないし、自信もつかないと思います。なので。わからないなら先生に相談して自信がつくまで繰り返すという勉強法はとてもいいと思います。
 最後に私にとって高校は文武両道を達成できたところ、大学とは、勉強はもちろん新しいことや体験ができ、いろいろな人や場所、たくさんの新しいものを見ることができる場所だと思います。

拓殖大学

商学部 経営学科

令和7年3月外国語コース卒業
中国出身

英語の資格試験へのサポートと、
小論文の授業も大変役立ちました
経営者の両親を姿を小さな頃から見て、
ビジネス管理者を目指しました

 私は将来ビジネス管理者になって、各会社がそれぞれにふさわしい発展方向を見つけるのを助けたいと考えています。私がビジネス管理者になろうと思ったきっかけは両親でした。私が小さい頃はよく両親の会社に連れて行ってもらっていて、小さな会社から少し有名な会社に成長していくのを見ていました。その成長を見ていたので、経営者になったら、うちの会社だけでなく、他の会社も助けたいと思いました。そのため、経営の知識と実践的能力を身に付けたいと思い、拓殖大学商学部経営学科を志望することにしました。
 私は今回、総合型選抜を受験しました。総合型選抜を選んだ理由は学力だけでなく、資格やこれまでに頑張ってきたことをいろいろな方法で評価していただけるので、自分の能力をよりアピールできると思ったからです。また、以前は多くの人の前で発表するときに緊張してしまうことが多かったのですが、この総合型選抜を通じて改善できたと思います。
 拓殖大学の1期総合型選抜はプレゼンテーションを重視した試験でした。この試験に合格するためには計画的かつ効率的な準備が不可欠でした。早い段階で必要な書類を調べて、面接やプレゼンテーションの練習に重点を置くべきです。特にプレゼンテーションは重要な評価基準となるため、たくさんの先生にアドバイスをもらいながら改善を重ねることが成功への鍵だと思います。プレゼンテーションの内容や話し方、視線の使い方まで細かくチェックし、自信を持って発表できるように練習を積むことが大切です。

休日には友達と一緒に勉強したり、
苦手科目を教え合ったりしました

 また、普段のテストの成績も総合型選抜では評価の対象となるため、学習態度を引き締める必要があります。授業中はしっかりと話を聞き、絶対に授業中に寝ないようにしましょう。授業のノートはしっかりと取り、試験前には計画的に復習を行うことで、知識を深め、赤点を回避することもできます。学校では英語の資格試験へのサポートが充実しており、TOEICに向けた授業もあります。外国人である私にとっては、小論文の授業も大変役に立ちました。日本語での論理的な文章の書き方や、テーマに対する考え方を深める練習をすることで、これらの能力が身についたと思います。 平日の放課後の時間を有効活用することもまた重要なことのひとつです。授業の復習だけでなく、英検やTOEICといった資格試験の勉強に取り組むことで、英語力を高めることができます。留学生にとっては、日本語の資格試験は必須です。日本人とのコミュニケーションを通して、会話能力を高め、語彙の知識を増やすことは試験合格に向けて、とても役に立つことだと思いますから、積極的に日本人とコミュニケーションをしてください。休日には友達と一緒に勉強したり、苦手科目を教え合ったりする時間を作ることが効果的です。さらに、ボランティア活動にも参加することで社会経験を積み、人間的にも成長することができます。こうした活動は面接時にもアピール材料となるため、自分の意識や行動を高める良い機会になると感じました。
 日本の高校生活はたくさんの思い出があります。体育祭や文化祭、日本ウクライナ国際芸術祭でのコンサート、野球観戦など、勉強以外にもさまざまな活動を通じて仲間と貴重な時間を過ごしました。冬になると食堂の前で限定パンが販売され、それを楽しみにするのも高校生活の一つの楽しみでした。こうした日々の中で学んだことや経験したことが、自分の成長につながっていると実感しています。  
 最後に、これから高校生活を送る後輩のみなさんには、さまざまな学校行事や活動を通して多くのことを経験し、自分自身の得意•不得意に気づき、自分の進むべき道を見つけてほしいと心から願っています。努力の積み重ねは必ず結果につながることを信じ、いろいろなことに挑戦してみてください。

洗足学園音楽大学

音楽学部 音楽学科 メディアアーツ

令和7年3月英進進学コース卒業
中国出身

積極的に大学の情報を集めて、
試験内容を理解することが大切です
日本のアニメの音楽や映像に興味があり
中国から仙台育英へ留学を決めました

 私は撮影が好きな父の影響で、子どもの頃から約8年間、撮影スキルやベース、ギター、ドラムを勉強したことがあります。
 そして高校生になり、友達と一緒に音楽バンドを作ったことをきっかけに、映像制作やデジタルアートにも触れる機会が増え、音楽と映像が融合する瞬間に強い感動を覚えました。
 特に日本のアニメーションの音楽や映像に興味があり、世界の中でもこの業界技術がとても発展している日本でこの専門知識を勉強したいと考えたため、中国から仙台育英学園高等学校への留学を決めました。
 日本に来てからは、英進進学コースに入り、日本人のクラスメイトと仲良くなり、勉強面や趣味などを一緒に共有することができました。
 私は特にジャズ音楽が好きで、ジャズに対する情熱も強いです。日々の楽器の練習をしながら、洗足学園音楽大学への進学を強く希望するようになり、興味のあった「ジャズ&アメリカンミュージックJAMコース」と「メディアアーツコース」の2つのこおーすのオープンキャンパスに参加しました。

音大進学を考えているなら楽器を練習し、
音楽理論の知識を固めましょう

 オープンキャンパスでは、ジャズの体験授業にも参加し、先生にジャズの演奏テクニックを指導してもらったり、楽曲分析をしたりしました。それから、指のテクニックや演奏時の姿勢なども教えていただきました。また、メディアアーツ体験授業にも参加しましたが、体験授業の先生が映像制作の現場や機材の見学に連れて行ってくれて、とてもプロフェッショナルな気分になりました。
 その後、私は総合型選抜で入試に挑戦し、無事に合格することができました。音楽大学の入試の準備は、音楽理論が非常に重要であり、1日3時間以上楽器を練習することも大切です。より多くの音楽作品や有名な人の物語を聞いたり、オンラインビデオなどで音楽知識を学んだりしなければなりません。音楽を聴きながら楽譜を拾う能力を養う必要もあります。
 もしも、私のように音楽大学への進学を考えているのなら、楽器を熱心に練習し、音楽理論の知識を固めておいたほうがいいと思います。私は積極的に希望の大学の情報を集めて、各コースの授業内容や試験内容を理解できたことで、洗足学園音楽大学に合格しました。
 この合格体験記を読んでいる後輩の皆さんも自分が行きたい大学に向けて頑張ってください!

城西国際大学

福祉総合学部 理学療法学科

令和7年3月フレックスコース卒業
茨城 総和南中出身

高校最後の試合では、やり切った
充実感を味わうことができました
大きな怪我をしたことがきっかけで
理学療法士に興味を持ちました

 城西国際大学に行こうと思ったきっかけは、将来サッカーに関われる仕事に就きたいと考えたからです。最初は教員になって部活動でサッカーを教えようと思い体育教員になれる大学を探していました。ですが、ちょうどその時期に大きな怪我をしてしまいサッカーから離れようと考えた時に、通っていた病院の理学療法士さんや部活のトレーナーの方々のサポートのおかげで予定されていた期間より前にサッカーができるようになり、このような仕事をしてサッカーと関わることも良いかもしれないと思い、理学療法士に興味と関心を持ちました。こうした経験もあり、私は理学療法士になろうと決めました。
 城西国際大学を選んだきっかけは、私自身サッカーを教えるということも興味があったため、学校の部活動では教えることはできなくても、小学校や中学校のクラブチームでは教えることができると思い、経験を積むということで大学でもサッカーを続けようと決めました。城西国際大学は理学療法の設備環境もよく海外研修がありより良い理学療法士になれることと部活動も強く、勉強と部活を両立する上で一番いい大学だと思い、進学を決めました。

大学でも通用する選手になるように
朝や練習後の時間に自主練習を行いました

 大学を受験するにあたって、私は練習会に行きました。スポーツ推薦をもらうために高校の監督に相談することが大切だと感じました。また、大学でも通用するようなサッカー選手になるように、朝や練習後の時間を活用して自主練習を行いました。高校3年間、私にとって今まで続けてきたサッカー人生で一番つらい時期でした。練習もつらく時にはやめたくなるときもありましたが、それでも努力することによって高校最後の大会で負けたときには、今まで味わったことがないような悔しさとやりきった感情が込み上がってきて3年間つらいときのほうが多かったけど、腐らずに努力してきて良かったなと思いました。
 最後に、私は大学に進学するために選択肢は多くあったほうがいいと実感しました。

城西国際大学

経営情報学部 総合経営学科 総合経営コース

令和7年3月フレックスコース卒業
山形鶴岡第二中出身

大学受験で一番大切なことは
自分から行動することです
まず行きたい大学をを調べ、
監督に相談しました

 城西国際大学に進学したいと思った理由は、経営学と情報学の両方を学ぶことができ将来の夢につながると思ったからです。私はスポーツ推薦で大学に合格することができました。
 スポーツ推薦で大切なことは早めに行きたい大学を決めることとコーチや監督に相談して大学の練習会に参加することです。私はまず行きたい大学を2校に絞り、どちらの方が自分に合っているかを調べました。そして、監督に相談して大学の練習会に参加しました。スポーツ推薦をもらうと面接を受けるだけなので、面接練習を毎日頑張りました。その他にも部活動で良い結果を出さないといけません。そのために3年間、毎日練習を欠かさず行ってきました。大学受験で一番大切なことは自分から行動することだと思います。他にも成績が良くないと、推薦をもらっても不合格になることがあるので、学校生活はきちんとした方がよいと思います。スポーツ推薦は一般入試の人たちよりも合否が早く決まるので大学が決まってからの過ごし方も気をつけた方が良いと思います。
 あっという間の高校3年間でしたが、部活、学校生活ともに充実した生活を送れたと思います。初めは慣れない環境で大変でしたが、過ごしていく中で、とても楽しい高校生活になりました。大学では仙台育英で学んだことを活かし、日々努力していきたいと思います。

城西国際大学

経営情報学部 総合経営学科 総合経営コース

令和7年3月フレックスコース卒業
象潟中出身

勉強と部活動の両立においては、
時間の管理が非常に重要です
試験期間中は練習等の予定に合わせて
効率的に勉強時間を確保しました

 城西国際大学を目指した理由は、スポーツをしながら将来の夢を実現するために様々なスキルや知識を身につけることができ試験を受けたり資格を取ったり、将来に繋げることができると思ったからです。そして、大学でスポーツをしながら勉強をしていきたいと思ったことからスポーツ型選抜を選びました。
 城西国際大学に合格するために、自己推薦文や面接練習などを頑張りました、自己推薦文では、何度も書き直してより良い文章にしたり、面接練習では、何回も繰り返し行うことで、本番で緊張せずおちついて面接をすることができました。
 部活動では、毎日チームメイトがやる気を出せるような声かけを積極的にすることで、チーム全体の意識がより良い方向に行き、まとまりのあるチーム作りに貢献したり、練習以外の自主練などをしました。また、勉強と部活動の両立を頑張りました。勉強と部活動の両立においては、時間の管理が非常に重要でした。特に、試験期間中には練習や試合のスケジュールに合わせて効率的に勉強時間を確保することが大切でした。そのため、早朝や放課後の時間を有効に活用し、勉強や部活動の両立をしました。
 最後に、高校では大学を早めに決めてその目標を達成するためにはどう生活していかないといけないかを自分で考えて生活していくことが大切だと思います。

神田外語大学

外国語学部 国際コミュニケーション学科 国際コミュニケーション専攻

令和7年3月外国語コース卒業
青葉中出身

合格への近道は早めに準備を進めて
気持ちに余裕を持つことです
オンライン⾯接は先⽣にお願いして
Zoom を使った練習を⾏いました

 この⼤学を志望した理由は、英語と第⼆外国語のダブルメジャー制度やグローバル・イングリッシュのカリキュラムを通じて、多⾓的な視点で思考し、相⼿の背景に合わせたコミュニケーション⼒を⾝につけられると考えたからです。世界中の⼈々と円滑に交流するためには、相⼿の意図を正確に理解し、柔軟に対応する⼒が必要だと感じており、この⼤学でそれを実現できると確信しました。
 受験内容は、主に英語動画の作成とオンライン⾯接でした。動画作成では、相⼿が理解しやすいように、伝えたいことを簡潔にまとめ、最初に重要点を押さえてもらうための⼯夫をしました。また、興味を引く話題を取り⼊れたことで、相⼿の印象を残すよう⼼がけました。オンライン⾯接では、カメラ⽬線や背景に気をつけたことで、対⾯とは違った難しさを感じました。特に⽬線を外すと、不正を疑われる可能性があるため、先⽣に事前に協⼒してもらい、実際にZoom を使った⾯接練習を⾏いました。その結果、本番では⾃信を持って臨むことができました。

先を⾒据えた計画的な⾏動が
重要だと改めて痛感しました

 この経験から、事前に準備しておくことの⼤切さを痛感しました。後悔した点は、志望理由書の作成に時間をかけられなかったことです。最終的には納得のいく内容に仕上げましたが、提出がギリギリになってしまい、余裕を持って準備できなかったことが⼼残りです。また、徹夜で作業をすることになり、焦りながら進めてしまったため、先を⾒据えた計画的な⾏動が重要だと改めて学びました。
 受験を通じて後輩には、早めの準備を強く勧めたいです。特に、⾯接練習をする際は早めに先⽣に連絡を取り、スケジュールを確保することが⼤切です。また、検定や試験対策を早くから進めておくことで、試験当⽇には気持ちに余裕がある状態で臨むことができ、結果的により集中して取り組めると思います。早めに準備を進めることが合格への近道だと思います。皆さんが志望大学に合格できることを願っています、頑張ってください!

千葉工業大学

工学部 先端材料工学科

令和7年3月秀光コース卒業
秀光中出身

「自分のやってきたことを信じる」
という気持ちを支えに頑張りました
面接に向けて材料学や先端技術について
調査を徹底的に行い知識を深めました

 私は千葉工業大学工学部先端材料学科に総合型選抜で合格しました。この体験記では、私が取り組んだことや感じたことを共有します。同じように目指している方の参考になれば幸いです。
 私が最も力を入れたのは、自身の研究活動です。具体的には、太陽電池の発電効率についての研究を行いました。このテーマは以前から興味があり、関連する文献を読み漁り、実験を通じてデータを集めるなどして深く追求しました。この経験を通じて、材料学への興味がさらに深まり、面接で自分の研究内容を堂々と話せる自信にもつながりました。
 総合型選抜では面接が重要です。私は面接練習に多くの時間を割きました。学校の先生に協力してもらい、何度も模擬面接を行いました。最初は緊張して言葉が詰まることもありましたが、練習を重ねることで徐々に改善し、最終的には自分の言葉で自信を持って話せるようになりました。また、面接で聞かれる可能性のある質問に対し、材料学や先端技術についての調査を徹底的に行い、知識を深めました。

物理や化学など、工学部での学びに
直結する科目の基礎を固めました

 高校生活3年間の定期考査をしっかりと取り組んだことも、総合型選抜の評価につながりました。特に物理や化学など、工学部での学びに直結する科目は基礎をしっかり固めました。さらに、物理チャレンジに参加し、自分の力を試す経験も得ました。資格取得も私の努力の一環です。
 高校在学中に英検2級を取得し、さらにTOEFLにも挑戦しました。TOEFLでは目標スコアは取れませんでしたが、その過程で英語での情報収集力が向上し、研究や面接で役立ちました。
 受験勉強や準備の中で何度も不安に襲われましたが、私を支えたのは「自分のやってきたことを信じる」という気持ちでした。特に面接本番では、「これまで頑張ってきた努力がすべて無駄になることはない」と自分に言い聞かせ、堂々と振る舞うことを心がけました。
 私が千葉工業大学工学部先端材料学科に合格できたのは、日々の積み重ねと努力のおかげです。これから受験を迎える皆さんには、「自分がやってきたことを信じましょう」というメッセージを送りたいです。皆さんの成功を心から祈っています!

帝京平成大学

健康医療スポーツ学部 看護学科

令和7年3月外国語コース卒業
涌谷中出身

一人で抱え込まずに周りにいる人も
頼りながら受験に臨んでください
先輩からのアドバイスと励ましで
受験勉強を乗り切れました

 私は、看護師に助けられた経験から医療系の仕事に興味を持ち始めたことをきっかけに、将来は助産師として活躍したいと思い、この大学を総合型選抜で受験することに決めました。この入試形態で合格するために努力したことは、良い成績を残すことと挑戦することです。
 まず、評定5を取るために課題の提出期限は必ず守り、予習や復習を行って授業の内容の理解を深め、授業態度もしっかりとすることを心がけました。また、小テストや定期考査に向けて、放課後や電車に乗っている間などの空いてる時間を活用して漢字練習や英単語を覚えたり、家でも勉強する時間を決めたりして計画的に行動することを意識しました。しかし、中学校よりも教科数が増え、今までに習ったことがない内容もあったため、挫けそうになったときもありました。そのときに、同じコースの先輩などからアドバイスと励ましをいただきました。このことは3年生までの勉強を諦めずに頑張れたことや、良い成績を残せたことに繋がったと今も感じています。

高校生活の中であらゆることに
挑戦すると自己表現に役立ちます

 そして、私はボランティア活動やハワイ研修、スピーチコンテスト、韓国人学生との交流会など様々なことに参加し、検定の資格取得にも挑戦しました。参加した活動はすべて大きな経験となり、そこから得たものが自分の自信にも繋がりました。実際に大学に提出する活動報告書や試験の面接でアピールすることができるので、高校生活の中であらゆることに挑戦しておくと自己表現に役立ちます。
 最後に、大学受験をした経験から学習面や生活面で努力を積み上げていくことも大切だと思いますが、身近な人に頼ることも大事だと感じました。受験が近づいてくると、体力的や精神的に辛くなったときもありましたが、母に励ましてもらいつつ、面接の練習を手伝ってもらったことで乗り越えることができました。受験生には、一人で抱え込まずに家族や友達、先生など自分の周りにいる人をもっと頼って、強い気持ちで受験に挑んで欲しいと思います。

新潟医療福祉大学

健康科学部 健康スポーツ学科

令和7年3月フレックスコース卒業
沖縄 石垣中出身

人に頼りすぎず一人になり過ぎず
早めに対策を進めていきましょう
バレーボールが好きで
自分にはバレーボールしかない

 私は元々専門学校に行きたいと考えていました。大学に進学しようという気持ちに変わったのは高3の9月の後半でした。急にシフトしたのかは、バレーボールを続けたいという気持ちが残っていたからです。夏休みに少し時間をもらい大学のバレーボール部に体験に行く機会を設けてもらいました。そこでは高校のバレー部にはない様々な刺激を受けることができました。そういったこともあり、自分はバレーボールが好きでバレーボールしかない、というということに気づくことができました。そしてたくさんの先生方からいろいろな話をしていただきました。大学に進学するメリットやデメリット、大学を卒業した後のことなどです。そういう理由から大学進学を決めました。
 大学の受験は、総合型のスポーツ重視型というものでした。普通の総合型と違う点はスポーツの実技などで決まるところです。内容は面接だけでした。

誰よりも真剣に練習に励みつつ
人間的な面の向上も図りました

 母に大学に行きたいと言ったときはとても驚いていましたが、快く大学進学をOKしてくれました。本当にいろいろな人たちからの支えがあって大学への進学が固まった感じです。私が受けた総合型選抜はスポーツ重視型だったので、大学の先生にプレーを見てもらいました。そこまでの準備として、誰よりも真剣に練習に励み、プレイヤーとしてのスキルも上げつつ人間的な面でもレベルアップできるように力を入れてきました。それが実際に実となってお声をかけていただけました。目標を作りそれに向かって目標達成のための努力を重ねることはとても大事だと思います。自分一人ではできなかったし実際に人に助けてもらったこともたくさんあります。人に頼りすぎず一人になり過ぎず無理のない程度に早めに対策を進めることがとても大事だと思っています。

同志社大学

文化情報学部 文化情報学科

令和7年3月秀光コース卒業
秀光中出身

先生方の助言や手厚いサポートが
大きな助けになりました
自分の行動力をアピールできる
総合型選抜での受験を決めました

 私が本格的に受験について考え始めたのは高校1年生の冬でした。当時の成績は非常に悪く、担任の先生からの助言によって早めに自分の現状に気づくことができました。あと少し遅かったら志望大学の受験すら叶わなかったかもしれません。この時期から、成績を上げるための計画的な勉強に取り組むようになりました。
 高校2年生になるとIBDPが始まり、勉強主体の生活へと切り替えました。テスト対策はどれだけ忙しくても2週間前から計画的に始め、苦手だった英語も少しずつ成績が向上しました。また、勉強習慣を確立することで、成績全体も徐々に安定していきました。
 高校3年生になり、総合型選抜での受験を決意しました。その理由は、小さい頃からピアノに力を入れてきた経験が大きいです。数多くのコンクールや大会で賞を受賞してきた実績を活かし、私自身の行動力をアピールできる選抜方法だと考え、総合型選抜での受験を決めました。
 また、志望大学を選ぶ際には妥協をせず、常に挑戦する心を大切にして受験に臨みました。始めは先生や家族から難しいと言われていた大学の受験も、テストの成績や行動で説得し、納得してもらうことができました。他にも志望大学を決めるにあたって、自分の経験や活動を徹底的に振り返り、カナダでの出生や、長年続けてきたピアノ、ボランティア活動などを通じて、自分の興味分野を明確にし、それを大学の学問と関連付けることで志望理由書を作成しました。

入試とIBの最終試験が重なるという
厳しいスケジュールを乗り切りました

 出願書類の準備は非常に大変で、答えのない課題に向き合いながら文章を作成し、先生に添削していただく作業を何度も繰り返しました。
 二次試験ではプレゼンと口頭試問が課され、IBの最終試験と重なるという厳しいスケジュールでしたが、限られた2週間の間にプレゼン資料を作成し、徹底的に練習を重ねました。この過程では先生方の手厚いサポートが大きな助けとなり、無事に合格を勝ち取ることができました。
 同志社大学文化情報学部に合格できた要因は、継続的に努力してきたこと、先生方とのコミュニケーションを絶やさなかったこと、そして自分の経験を大学の学問にうまく結びつけられたことだと感じています。この経験を通じて、自分の可能性を信じ、努力を惜しまないことの大切さを改めて実感しました。
 この合格は私にとって、努力を続けることの大切さを教えてくれる大きな経験となりました。今後もこの経験を糧にしながら、自分が目指す進路に向けて一歩ずつ進んでいきたいと思います。

東北学院大学

法学部 法律学科

令和7年3月外国語コース卒業
高崎中出身

総合型選抜は奉仕活動や資格取得に
力を入れておくと有利です
面接練習やプレゼンを先生方にお見せして
さまざまなアドバイスをいただきました

 私は高校2年生の2月から人々を法的立場から支える仕事に就きたいと考え、東北学院大学の法学部法律学科への進学を決めました。元々考えていた進路・学部から急遽変更したのに加え、私は高校での成績や学力に自信がなかったため、高校3年生の4月から指定校を受験方法の一つに頭に入れておきながら、総合型選抜の準備を同時進行で始めました。
 総合型に変更後は、受験に必要なプレゼンの作成と面接の準備を始めました。私はプレゼンの作成は面接日の前日まで手直しを続けていましたが、本番で混乱する可能性もあるため、準備は1週間前には終えていた方がいいと思います。プレゼン作成では、自分の主張に説得力を持たせるために収集した情報に信憑性があるかの確認や裏付けをすること、自分が主張している意見に対する反論を複数予想して様々な視点からの反論にも答えられるように作成しました。また、学校の先生にも協力してもらいプレゼンの添削や面接の練習をしました。多くの先生に面接練習やプレゼンを見てもらうことで、自分では思いつかなかった考えを共有することができました。

事前に学科の先生について覚えておくと
面接本番は緊張せずに臨めます

 面接は回数を重ねることで慣れておくことが重要だと思います。私は面接で緊張しないように、オープンキャンパスに参加した際に配られた学科の先生の名前と得意分野が書いてあるパンフレットを見て、全員の名字と得意分野をある程度覚えて本番に臨みました。実際に自分が覚えていった教員の方が面接官だったため、それほど緊張せずにできました。面接では、ハッキリと明るく大きな声で話すということが面接官の印象を左右するのを実感しました。また、学科の求める人材像・読書習慣・奉仕活動・最近のニュースは高確率で聞かれるため、考えておいた方がいいと思います。私は気になっているニュースを10個ほど用意していたのに加え、そのニュースについての自分の考えや他に新聞を読む習慣があることを伝えました。高校生活で頑張ったことは聞かれず、探究活動をメインに聞かれたため、奉仕活動や資格取得の方に力を入れた方が総合型はいいと個人的に思います。また、自分の学修計画を詳しく話しました。何年生に何の資格を取得するか、卒業後は何をするか、どの分野に詳しく・強くなりたいか等を話しました。最後に自分がどのくらい学校に入りたい気持ちがあるかアピールしました。自分は二次試験の小論文に自信がなかったため、一次を念入りに準備してA判定をもらい、二次試験を迎えました。総合型は準備がとても重要なため、受験を考えている人は早くから準備するといいと思います。

東北学院大学

国際学部 国際教養学科

令和7年3月外国語コース卒業
古川中出身

目標が明確にあると、効率的に
行動することが可能になります
日韓交流会に参加したり、
語学検定取得に力を入れました

 大学進学を目指したきっかけは、大学での学びを通して将来の夢を叶えるために必要な資格を取得したかったからです。また、自分の興味を持った分野である言語学習を高校卒業後も続けたいと思いました。
 総合型選抜で受験した理由は、3年間の高校生活における取り組みを活かしたいと思ったからです。私は日韓交流会に参加したり、語学検定取得に力を入れたりしました。これらの取り組みを最大限に活かすことができると考え、総合型選抜での受験を決めました。総合型選抜での受験にあたり、出願書類作成や面接を行う際に自己アピールがしっかりとできるように普段の学校生活の中でさまざまなことに積極的に取り組むことを心がけました。その際に重要なことは目標設定を行うことです。自分の目標が明確にあると、効率的に行動することが可能になります。

先生方と面接練習したおかげで
本番は落ち着いて話せました

 私の受験科目は面接と小論文でした。その中でも面接が合否に大きく影響するため、面接練習に力を入れました。同じ先生と練習を繰り返し行うのではなく、いろいろな先生方と行うことが重要です。たくさんの先生方からいただいたアドバイスをもとに何度も練習し、本番に備えました。本番では全く予想もしなかった質問があり、答えるまでに少し時間がかかってしまったこともありましたが、落ち着いて自分の考えを面接官の方々に伝えられたと思います。これは練習の成果があったと感じました。小論文対策は過去の問題や他の大学の問題をたくさん解き、添削をしてもらい自分の悪い癖や見落としてしまっていることを見つけ改善していきました。
 受験において大切なことは余裕を持って準備をし、自信がつくまで何度も練習することだと考えます。

東北福祉大学

総合福祉学部 社会福祉学科

令和7年3月英進進学コース卒業
蛇田中出身

合格のチャンスを増せる
リエゾンプログラムに参加しました
東北福祉大でなければならない理由を
伝えられるよう準備に時間をかけました

 大学進学を目指し本格的に動き出したのは、3年生の春頃でした。私は1年生の頃から指定校推薦を考えていたので、考査対策に力を入れたり、部活動では生徒会執行部に所属しました。それに欠席や遅刻をしないように早起きや体調管理をしっかりとしてきました。ですが、指定校推薦の枠を確認すると私の志望大学はありませんでした。それでも私は、東北福祉大学に入学したいと強く思い、5月頃に受験方法を総合型や公募制推薦に切り替えました。総合型では課題活動などが評価の対象であり、今までの生徒会活動を活かすことができ、他にもボランティア活動に参加をしました。公募制推薦では、受験回数を増やし合格のチャンスを増やすことができるリエゾンプログラムがあるのでそれにも参加をしました。私は高校3年間、生徒会活動に力を入れてきたので総合型で受験することに決めました。どの受験も面接はあるので、面接に向けて、よく聞かれる質問を調べたり、今まで力を入れてきたことやその経験を通して何が身についたのかなど複数答えられるようにするためにも自己分析をしました。それと、社会福祉学科は他大学にもあるので、他大学のカリキュラムや国家資格の情報など見比べながら、東北福祉大学を志望する理由をちゃんと伝えられるように、たくさん時間をかけて調べました。
 面接練習ではうまく言語化できない時は放課後に先生方を頼ったり、帰宅後も時間がある限り兄弟に協力してもらい練習をしていくうちにうまく話せるようになりました。私は緊張すると頭が真っ白になり練習どおりにいかないことが何度もあったので、練習した通りに話そうと思わずに、頭にここは絶対伝えたい部分をですます調で覚えるのではなく、単語で頭に入れていたので、試験当日は少し頭が真っ白になりましたが、知識が頭にあったのでしっかり答えることが出来ました。二次試験のプレゼンテーションは高校3年間で数回しか経験をしてこなかったのでとても不安でした。

高校3年間どのように過ごすかで
ライバルに差がつきます

 二次試験日は考査期間と近く大変で、うまく時間を使いながら他コースの友達のプレゼンテーションの仕方を見て聞いて参考にしたりテーマを調べ、それをうまくわかりやすくまとめることを頑張りました。当日は緊張で顔が少し固くなってしまいスラスラと話すのも出来ず、満足のいくプレゼンテーションになりませんでしたが、伝えたいことを自身を持ってしっかり伝えたので、合格出来たのだと思います。高校3年間どのように過ごすか、どう頑張るかで進路の選択肢の幅を広げましょう。同級生ともライバルなので差をつけることが出来ます。
 後輩の皆さん、高校3年間は長いようでとても短いです。今を楽しみながらも将来のことをよく見据えて後悔のない高校3年間で有意義な時間にしていただければと思います。目標に向かって諦めずに頑張ってください。応援しています。

東北福祉大学

総合福祉学部 福祉心理学科

令和7年3月特別進学コース卒業
五橋中出身

将来の目標をぶれずに持つことで
念入りな準備ができました
合格のチャンスを広げるため
[リエゾン]の出願資格を取得

 東北福祉大学の福祉心理学科を目指した理由は、自分の学びたい学問と将来の夢を叶えるために最も適していると考えたからです。私は心理学に興味があり、児童養護施設で働きたいという目標を持っています。そのため、福祉領域の心理学を学ぶ必要があると認識し、東北福祉大学の福祉心理学科を志望しました。入試に向けて、私は東北福祉大学が行うリエゾン教育プログラムに参加し、学校推薦型選抜[リエゾン]の出願資格を取得しました。この選抜は公募制推薦入試との併願が可能であり、合格のチャンスを広げるものです。この資格を取得しておいて損はないと考えました。

オープンキャンパスや大学のイベント等、
現地で得られる情報は大きな収穫でした

 また、私が推薦入試に向けて特に力を入れたことが2つあります。1つ目は、オープンキャンパスや大学主催のイベントへの参加です。高校1年生の冬からオープンキャンパスに欠かさず参加し、福祉心理学科設立50周年記念シンポジウムにも足を運びました。ホームページで得られる情報も有益ですが、現地で得られる情報や面接時のアピールポイントは大きな収穫でした。また、東北福祉大学の面接では「本学の〜について知っていますか?」や「高校生活で心理学的視点から学んだことは何ですか?」といった質問が多く出題されるため大学や資格に関する知識を深め、心理学的な視点を養うことの重要性を実感しました。
 2つ目は小論文対策です。福祉心理学科の小論文は課題文提示型であり、情報を適切に理解する力を自分の意見を簡潔に述べる力が求められます。そのため、私は毎日新聞を読み、興味を持った記事を要約し、自分の意見を書く練習をしました。
 私が大学に合格できた最大の要因は、自分の目標ややりたいことをぶれずに持ち続け、なぜこの大学に入りたいのかを明確に考え続けたことです。この信念を元に入試準備を進めたことで、誰よりも念入りな準備ができたと考えます。

東北福祉大学

教育学部 教育学科 初等教育専攻

令和7年3月特別進学コース卒業
松島中出身

選択肢を広げられるように
努力を続けていきましょう
合格へのチャンスを増やすため
学校型推薦での受験を選択

 私は教育学部への進学が最初の目標でした。そのため、教育学部のある大学を比較するところから始めました。そしてオープンキャンパスやリエゾン教育プログラムを通して東北福祉大学への進学を決めました。
 私が学校型推薦を選んだ理由は、東北福祉大学では公募制とリエゾンで併願して受験することが出来たからです。そうすることで合格へのチャンスを増やすことができます。
 また合格のために私は小論文と面接の練習を繰り返し行いました。これは練習と同時に自信をつけることもできたため、試験当日はあまり緊張せずに臨むことが出来ました。

推薦での受験を考えている人は
定期考査に全力を注ぎましょう

 一方で高校生活の3年間全体でも多くのことをしました。まずは普段からの学習評価のための努力です。推薦での出願条件を満たすためにこれは必要です。提出物は期日を守り、必ず提出しました。また定期考査ではバランスよく取り組むようにしました。得意教科で満点を取って苦手教科で悲惨な点数を取るよりも、すべての教科で6割を取れる方が良い評価に繋がります。推薦での受験を本格的に考えている人は、正直に言うと模試よりも定期考査に100%の力を注いだ方が良いです。
 他にも資格についてはできる限り取っておきましょう。特に東北福祉大学は、事前提出の書類の配点が全体の半分を占めているため重要です。自身が志望する大学の入試要項をよく確認しましょう。
 以上のことから、推薦での受験には3年間の努力が必要です。そのため自分の選択肢を広げられるように継続して努力をしていきましょう。それと同時に、友達との思い出作りも忘れず、楽しい3年間を過ごしてください。応援しています!

東北福祉大学

教育学部 教育学科 初等教育専攻

令和7年3月フレックスコース卒業
新潟 十日町中出身

リエゾン教育プログラムの受講は
受験の際にも大いに役立ちました
面接練習と小論文対策では先生方が
手厚くサポートしてくださいました

 私が大学を目指したきっかけは、将来特別支援学校の教員になるという夢を持っていることからでした。私立大学の 中でも数少ない資格を取得できることから東北福祉大学を志望しました。東北福祉大学では7月頃からリエゾン教育プログラムという大学からの課題を受け、大学の先生方から指導をいただくことができる制度があります。私は高校2年時からこのプログラムを受けました。実際に私のレポートにコメントをいただいたことで、より東北福祉大学に 入学したいと思うようになりました。2年時から受講したことによって多くの学びがあり、受験の面接の際にもとても大きなものになったと感じています。学校推薦型選抜では小論文と面接の試験があります。学校の選択授業では小論文を選択し、過去問で練習をして先生に見ていただくなど対策をしていました。また、 面接では繰り返し練習をしました。先生方から多くのアドバイスをいただき本番は自信をもって臨むことができました。

たくさん方からの支えがあったからこそ
受験期を乗り越えることができました

 高校生活 ではまず評定をとることを意識しました。課題などの提出物や定期考査など一回一回を大切にして過ごしました。私は高校生活の途中から体調を崩し、 思うように学校に通うことができませんでした。そんな中でも受験や 学校生活を乗り越えることができたのはたくさん方からの支えがあったからでした。寄り添ってくれて、 応援してくれる家族、優しく声をかけてくださった先生方、 どんな時も笑わせてくれる友達。一人では乗り越えられなかったことも多くの方のおかげで終えることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。感謝を忘れず生活していきたいと 思います。
 どんな経験も自分自身を成⾧させることにつながると思います。多くの経験をできる高校生活を思いっきり楽しんでください! 応援しています。

東北福祉大学

教育学部 教育学科 中等教育専攻

令和7年3月情報科学コース卒業
長町中出身

担任の先生の温かい言葉が
背中を押してくれました
英語と特別支援教育を両立して
学習できる大学を選びました

 私にとって、英語は最も好きで得意な教科です。大学でも英語を学び、将来は英語を使った仕事がしたいと思っていました。
 また、私には、知的な遅れのある自閉スペクトラム症の弟がいます。1年ほど前に、弟が通っている特別支援学校の先生の指導が弟の感覚と合わず、弟が大きな精神的ストレスを抱えていた時期がありました。それがきっかけで、私は障がいを持った子どもたちひとりひとりに合った接し方や指導の仕方など、特別支援教育についても学びたいと思うようになりました。
 東北福祉大学はこの2つを両立して学修できると知り、絶対に合格すると決意しました。当初は、10月からの学校推薦型選抜で出願する予定でしたが、担任の先生の提案もあり、9月からの総合型選抜を出願することにしました。
総合型選抜はとにかく評定が大事です。高校での評定が3.5以上ないと、出願できません。最低でも評定3を取ることを目標に、勉強に取り組みました。私は理系教科が苦手でテストで良い点数を取ることは難しいので、授業をまじめに受け、提出物を必ず期日までに出すことを徹底しました。

大切なのは何度も何度も練習して
自分に自信を持つこと

 総合型選抜では、第一次選考と第二次選考があります。第一次選考では、国語・英語の筆記試験と面接があり、第二次選考ではプレゼンテーションとグループディスカッション、そして面接がありました。私の大きな課題となったのは、面接とプレゼンテーションでした。私は緊張しやすく、プレッシャーに弱いので、人前で話すのが大の苦手です。まずは、それらに慣れることを目標に練習を重ねました。うまくいかないことが何度もありましたが、数え切れないほど練習したことが実を結び、合格できました。試験日前日の練習で、担任の先生から「自分に自信を持って」という言葉をいただきました。その言葉が背中を押してくれました。大切なのは、何度も何度も練習して、自分に自信を持つことだと思います。
 この体験記が、少しでも誰かの役に立てることを願っています。

東北工業大学

工学部 情報通信工学科

令和7年3月情報科学コース卒業
東仙台中出身

部活動で培った力は今後の人生でも
必ず活きると確信しています
部活動の経験は私自身の成長や
進路に影響を与えたと感じます

 私は高校3年間、部活動に全力を注いできました。所属していた部活動では、チームの一員として目標に向かって努力を重ね、多くの困難を乗り越えました。この経験が、私自身の成長や将来の進路に大きな影響を与えたと感じています。
 私が特に力を入れたのは、毎年行われる全国高等学校総合体育大会に向けた活動でした。高校1年生の頃、先輩方の背中を追いながら、技術を磨くことに必死でした。しかし、初めて大会に出場した際は、私の未熟さを痛感し、悔しい思いをしました。その経験から、次こそはチームに貢献できる存在になりたいという強い思いを抱き、練習方法を見直すと同時に、自己分析を徹底に行いました。
 二年生になると、主将としての責任も担うようになりました。練習メニューのなかでも限られた時間の中で効率よく成果を出すために部員同士で話し合い工夫を重ねました。しかし、部員同士の意見がぶつかることも多くあり、チームの雰囲気が悪化した時期もありました。そんな時、私は一人で抱え込むのではなく、部員と話し合いの場を設け、相手の考えをしっかりと聞くように努めました。その結果、少しずつ信頼関係が深まり、チーム全体で前向きに取り組む姿勢が生まれました。部活動で培った力は、私のこれからの人生においても必ず活きると確信しています。

受験当日はリラックスして
自分のペースで取り組みましょう

 情報通信工学という分野を志望した理由も、部活動を通じて得た相手と協力しながら課題を解決する力を更に伸ばし、社会に貢献したいと考えたからです。これからも、常に挑戦する姿勢を忘れずに成長し続けたいと思います。
 三年生では大学受験があっという間に迫ってきます。受験をする為に準備する事は前もって面接練習などに取り組むといった当たり前のことです。私は志望大学を決めるのに時間がかかってしまい志望理由書を書くのに手こずったりしましたが、毎日放課後に残り志望理由書や面接練習を行ったりしました。面接練習ではただ暗記するだけではなく、マナー、話し方、内容が大切です。特に一番大切なことは、相手にとって聞きやすい大きな声ではっきりと話すことです。大学受験当日はリラックスして自分のペースで試験に取り組むことです。高校生活の中でも評定は大学進学に関わる大事なことですので頑張ってください。

東北工業大学

工学部 電気電子工学科

令和7年3月通信制課程卒業
東華中出身

不安なことは1人で抱え込まず
頼れる人に相談しましょう
環境エネルギーと工学に興味を持ち
工業大学への進学を決めました

 私は自分のやりたいことが見つからず、進路決定したのは高校3年生の夏でした。大学調べをしていた折、再生可能エネルギーの課題と現状について目にし、環境エネルギーと工学に興味を持ち工業大学への進学を考えました。
 早速、オープンキャンパスへ参加して入試対策講座を受講したり情報収集することで「この大学で学びたい」という熱意が湧きました。また、大学で何を学び、どんな職業に就きたいか明確になり、総合型選抜での受験を決意しました。このことから実際に体験することは大事なプロセスだと思いました。

論述試験は先生のご指導のおかげで
自信を持って臨むことができました

 私が高校生活において常に心がけていたことは、提出物の期限を守る、ルール厳守、無遅刻無欠席です。基本的なことですが、このことが自己アピールの一つとなりました。また、検定取得や課外授業のボランティア活動への参加も強みとなりました。定期考査に向けての勉強では、集中できず学習時間を確保できないこともありましたが、諦めずコツコツと取り組み続け最終的に良い評価を受けました。
 論述試験対策としては、1カ月ほど前から担任の先生お勧めの小論文の本を何度も読み、練習問題に挑戦しました。さらに、解答の添削をしていただき要点のまとめ方や意見の述べ方など細かくご指導いただきました。そのおかげで自信を持って試験に臨むことができました。
 私は読解力や小論文に不安があり先生に相談し、たくさんのサポートを受けました。不安に思う点は1人で抱え込まず、正直に話せたことが受験の成功に繋がったと感じています。先生には心から感謝しています。

東北工業大学

ライフデザイン学部 生活デザイン学科

令和7年3月情報科学コース卒業
河北中出身

受験で得た自己理解や成長を
大学生活にも活かしていきたい
経験をどのように大学生活に
活かすのかを明確に伝えました

 大学を目指すようになったのは高校2年生の夏に将来について真剣に考えるようになったからです。それまでは、就職しようと思っていましたが、高校生活が進む中で、自分が何になりたいかを真剣に考え、その結果、大学で学びたいと思うようになりました。そして総合型選抜という自分の意欲や自分の目指す将来像を伝えるチャンスがあることを知り、挑戦することを決めました。総合型選抜に向けて最初に取り組んだのは、自分の志望動機と強みをしっかり整理することでした。私は過去の経験や特技を大学でどのように活かしていきたいのかを考えました。また、志望理由書ではその大学で学ぶことでどんな社会貢献ができるのかを具体的に述べました。自分の経験を活かし、どんな風に大学生活を送りたいのかを明確に伝えることが重要だと感じ、何度も書き直しながら完成させました。面接の準備にも力を入れました。面接では、自分の考えをしっかり伝えることが大切だと感じ、何度も模擬面接を受けました。最初は緊張して上手く話せなかったのですが、回数を重ねるうちに、自分の思いを落ち着いて伝えられるようになりました。自分の熱意やこれまでの経験をどう表現するかも意識して練習しました。

eスポーツ部として大会に参加したことは
入試での自己アピールに役立ちました

 高校生活は私にとってとても重要な期間でした。学業以外にもeスポーツ部として大会に積極的に参加し、協力することの大切さを学びました。これらの経験は総合型選抜の際に自己アピールする上でとても役立ちました。経験を通じて、努力や継続の大切さを学び、その精神が受験勉強にも役立ちました。合格発表の日、結果を見た瞬間、長い努力が身を結んだことを実感し、とても嬉しかったです。
 志望理由書や面接で自分を表現することは、自分の強みを考え伝える貴重な機会でした。その過程で得た自己理解や成長を、今後の大学生活にも活かしていきたいと思っています。

東北工業大学

ライフデザイン学部 生活デザイン学科

令和7年3月通信制課程卒業
宮城野中出身

受験期においては適度に
誰かに頼ることも大切です
その時の自分にやれることを
コツコツ積み上げました

 私が東北工業大学を志望した理由は、防災面や環境面などの様々な観点からどうしたら多くの人が安心安全に、快適に過ごせるかを学べる点や副専攻制の導入で学びの自由度、選択肢が広がるという点に惹かれたからです。また、絶対に入学したかったので実施順に受けていこうと考え、入試方法に総合型選抜を選びました。
 私は中学の頃に体調を崩し、日常生活もままならなくなってしまったのが理由で通信制に入学しました。マイナスからのスタートでしたが、その時の自分にやれることをコツコツ積み上げて無事大学受験も終えることができました。
 私が入試が終わるまで意識していたことは3つあります。1つ目は志望理由書や面接時に自分がどれだけこの学科に入って学びたいか、自分の強みをどれだけ生かせるかをアピールすること。これが最も重要です。総合型選抜には学力試験がないので、重要視されている熱意が感じられなければ落とされてしまいます。
 2つ目は、3年間評定をなるべく高いところで維持することです。私はこれを一番に意識しながら高校生活を送っていました。総合型選抜に評定についての条件はなかったのですが、面接時にそのことについて言及されたので、評定を上げて維持しておくことに越したことはないです。総合型選抜を視野に入れていなくても、1年生からコツコツ積み上げることができる力はこれからの自分の為にもなります。

オープンキャンパスに参加すると
本当に行きたいかどうかもわかります

 3つ目はオープンキャンパスになるべく参加することです。私は3年次に開催されたオープンキャンパスに全て参加しました。そこで体験したことは面接での話のタネになり、志望理由書を書く時の引き出しも増えます。ミニ講義は総合型選抜の受験内容である模擬授業の雰囲気を掴めました。また、学科の先生や先輩方に展示についても詳しく説明していただけるので学科への理解も深まりました。そこで自分が本当にこの大学・学科に進学したいのかも分かってきます。メリットだらけです。まだやりたいことや学びたいことがしっかり決められていない方も、気になる大学のオープンキャンパスに参加してみるだけでもいいと思います。
 自分自身と向き合って改めて強みを見つけたりやりたいことを探すというのは難しいことです。ですが、自分でそれを見つけられなくてもまわりの人に聞いてみれば教えてくれたりヒントをくれたりします。私もこれって本当に胸を張って強みだと言える?と悩みましたが、人に聞いてみたらあっさり見つかって納得できました。ひとりで完璧にしようとせず、適度に人に頼ることを大事にしてください。

東北工業大学

ライフデザイン学部 経営デザイン学科

令和7年3月英進進学コース卒業
高崎中出身

評定を上げるために
試行錯誤と努力を積み上げました
苦手科目は点数だけでなく授業態度を
良くすることに気を配りました

 私は入学する前から指定校推薦か総合型選抜での進学を希望していました。推薦を希望していた理由としては2つあり、1つ目は学力に少し自信がなかったからです。特に理系科目が苦手で数学、化学などテストではあまり良い点数がとれていませんでした。しかし授業態度は良く、提出物は全て出していました。その経験を活かし、評定を高く維持する方法を考えました。
 まず苦手な科目を中心に勉強し、わからないところを理系科目が得意な友人や担当の先生に聞き、テストの点数を上げ、授業態度を良くすることで評定を「3」から「4」に上げることができました。こうして試行錯誤と努力を積み上げる経験は大学でも社会に出てからも役に立つため、1つ目の理由になりました。

面接は声を大きく滑舌良く話すことで
自信があるような印象を与えます

 2つ目の理由は目標としていた大学の総合型選抜の内容です。私が目標としていた大学では自分の受験年度から試験内容が変わり、小論文から論述試験になったため、自分に合っていました。以上が推薦入試を目指した理由です。
 ここからは受験の合格までの期間にしていたことを書きます。論述試験とは、出された題に対して自分の考えを書くという試験のため、先生が授業で話していることに対して自分の意見を持つようにしました。
 そして面接練習は担任の先生とはじめにやり、自分の課題を明白にした後、一回も話したことのない先生に練習をお願いして、あとは親と練習していました。練習で得た知識は声を大きく、ゆっくり滑舌良く話すことで自信があるように見えるということです。
 私のこの合格体験記が皆さんの役に立てれば幸いです。

東北文化学園大学

医療福祉学部 看護学科

令和7年3月通信制課程卒業
塩竃 第三中出身

通信制課程で過ごしてから
苦手な勉強が好きになりました
病気の祖母を助けたいという気持ちが
看護師を志すきっかけとなりました

 私は、最初小さい時からずっと夢見ていた美容師の専門学校に行くことを決めていました。ですが、大学に行くことに決めました。それには一つの理由があります。
 その一つの理由は、私の祖母です。私は人と寄り添うことも好きで誰かを元気付けたりそばにいてあげたりなどすることが今までたくさんありました。その中、私の祖母が病気になってしまい、自分の中で助けてあげたい、何の知識も得てはいないけど、今の自分ができることを祖母にしてあげたい、こういう祖母のような人たちのことも安心させてあげたり助けてあげたい。実際祖母がお願いしていた訪問看護師の仕事など見ていて自分がこの仕事をしたいと思い、美容の専門学校から看護の大学に変更し、大学進学を目指しました。

大学に入学して祖母に報告したい、
その一心で毎日勉強しました

 大学進学にあたり努力したことは、私が今後働く病院にも役立つし、細かい知識を得ることができるなど、実際海外に行って体験することもできるため、私は絶対にこの大学に入って知識を得て私の祖母に報告したい、その気持ちで私は毎日コツコツと努力をし、総合型選抜の面接を練習し続けました。
 また、仙台育英の通信制課程で約1年間過ごして先生たちに助けてもらうこともたくさんありましたが、そのおかげで私も勉強が苦手だったのがだんだんと好きになり、学校に行くのも楽しくなることがほとんどでした。先生たちには感謝しかないと本当に思います。
 大学に進学しても自分の中で目標を定め、頑張っていこうと思います。

東北文化学園大学

経営法学部 経営法学科

令和7年3月技能開発コース卒業
いわき 泉中出身

努力をすれば必ず報われる、
それを信じて頑張りましょう
模擬授業をしっかり受けていないと
プレゼンをまとめることは困難です

 私は、東北文化学園大学の総合型選抜という受験方法で試験を受けました。受験内容は、大学の模擬授業を受けたり、面接と模擬授業で受けた授業内容のプレゼンテーションを行いました。模擬授業では当たり前ですが講師に失礼のないように集中し授業を受けました。総合型選抜ではある程度の評定が必要でした。評定をしっかりとるためにも日々の授業を真剣に取り組んできました。また、休んだ日数もかなり響いてくると思うのでなるべく休まない方が良いと思います。
 プレゼンテーションでは授業で学んだことを活かしプレゼンテーションでまとめて発表をしました。プレゼンテーションをするにあたって模擬授業をしっかり受けていないとスラスラとプレゼンテーションを書くことができなかったと思います。プレゼンテーションをまとめるにあたって私は相手に伝わりやすい言葉選びなどに気をつけてまとめました。
 面接では基本的に聞かれると想定される質問の回答を紙に書いて何回も声に出して練習していました。声に出して練習することでより早く覚えられると思います。また、人に向かって面接の練習をすることもとても大事だと思います。本番の面接では元気にハキハキと喋ることが大事だと思います。モゴモゴ喋って、暗い雰囲気で面接をしていると相手側に良い印象を与えられないので私は元気に笑顔で面接を受けました。努力をすれば必ず報われると私は信じているので皆さんも頑張ってください。

東北医科薬科大学

医学部 医学科

令和7年3月特別進学コース卒業
登米 中田中出身

MAPクラスで学んだ医療の知識や
防災士の資格が合格につながりました
同じ道を志す仲間や素晴らしい先生方と
MAPクラスで出会えました

 幼い頃から医師を目指しており、高校2年生の時にはMAPクラスに所属しました。MAPクラスでは、医歯薬系を志す仲間や素晴らしい先生方と出会い、メディカル・コ・ラボや宮城県南中核病院の見学など、貴重な経験を積むことができました。また、防災士でもある担任の先生に紹介され、防災士資格を取得する機会にも恵まれました。災害復興と地域医療の充実を目指す東北医科薬科大学医学部が求める生徒像に対して、MAPクラスで学んだ医療の知識や防災士の資格を活かし、災害医療への貢献を目指す姿勢を示せたことが、合格につながったのではないかと感じています。

小論文やグループディスカッション等
先生方が対策してくださいました

 私は今年度初めて実施された入試方法(総合型選抜)で受験したため、過去問や先例がない中で対策を進める必要がありました。大学のホームページには情報が掲載されておらず、オープンキャンパスの入試説明会でのみ公開された情報もあったため、「受験は情報戦」という言葉を実感する機会となりました。入試対策においては、多くの先生方に支えていただきました。筆記試験については、公開されていたサンプル問題を各教科の先生に見てもらい、勉強法やおすすめの参考書、似た傾向の大学の問題を教えていただきました。特に英語では、一般入試の過去問とは大きく形式が異なり、日本語で自分の考えを表現する小論文が求められました。小論文を指導してくださった先生が、他大学の似た形式の過去問を活用してくれたおかげで、本番では落ち着いて取り組むことができました。さらに、グループディスカッションの対策を徹底したことも、合格の鍵になったと感じています。公開されている情報が少なかったため、異なる制限時間や人数、分野の議題を設定して練習を重ねた結果、本番で最初のグループになっても動揺せず臨むことができました。この対策を通じて、面接官が受験者に何を求めているのかを考える重要性を理解するとともに、自分がグループ内で果たすべき役割を意識できるようになりました。また、同じグループの受験者とも積極的にコミュニケーションを取ることを心がけたことが、合格につながったのだと思います。

尚絅学院大学

人文社会学群 人文社会学類

令和7年3月通信制課程卒業
錦ケ丘中出身

積極的に行動する大切さや
勉強する楽しさを学びました
アルバイトでの経験が
面接を受ける際に役立ちました

 尚絅学院大学への進学を決めた理由は自分が挑戦してみたいことを学び、実践できる環境が整っていたからです。小学生の頃から韓国の文化に興味があり、「留学をしてみたい」といつからか思うようになりました。高校3年生となり、いろいろな大学のパンフレットを取り寄せ、オープンキャンパスにも3校ほど行き、一番自分の挑戦したいことが学べて実践ができると感じて尚絅学院大学を目指しました。
 私は「総合型選抜」という入試方法で受験をしました。そこで私が対策したことや普段の生活で心がけたことをお伝えしたいと思います。
 1つ目は、アルバイトをし、お客様に質問されたことをすぐに返せるように心がけることです。通信制課程はアルバイトをすることが評価されており、私はスーパーでアルバイトをしています。私は元々人に声をかけたり、話すのが苦手でした。そのため特に受験生になってからは、お客様に対する言葉遣い、話し方などを気を付けました。そのおかげで面接の時に正しい敬語で話せたと感じています。

自ら資格を取ったことが
合格につながったと考えています

 2つ目は、先生方との面接練習と志望理由書の作成です。私は本格的に準備をしたのは8月下旬からです。夏休み期間に学校へ通い、先生方と志望理由書の作成を進めました。志望理由書が完成したら次に面接の練習にとりかかりました。試験の直前まで質問に対する返答の仕方などを指導してくださり、自分の魅力を最大限に面接を通して当日表現できました。
 最後に(特に通信制課程)の後輩の皆さんに伝えたいこことは、「積極的に行動することが大切」ということです。上の2つ以外にも私は、ボランティアに参加したり韓国語能力試験を受けたり、自ら資格を取ることが今回の合格につながったと考えています。そのことから改めて積極的に行動する大切さや勉強する楽しさを学ぶことができました。春からの大学生活、たくさん学び充実させたいと思っています。

尚絅学院大学

心理・教育学群 心理学類

令和7年3月特別進学コース卒業
円田中出身

3年間の成績や日々の努力が
受験に大きな影響を与えます
面接に向けて様々な質問を想定し、
完璧に答えられるよう対策しました

 私が尚絅学院大学の心理学類を志望した理由は、将来公認心理士として少年院などの施設で働くことを目指しているからです。公認心理士の受験資格を取得できる大学は県内にもいくつかありますが、尚絅学院大学を選んだ理由は、少人数制の授業スタイルをとっている点です。このスタイルなら、教師と学生が密にコミュニケーションをとれると考えたからです。
 私は総合型選抜で受験しました。この受験スタイルを選んだのは、大学に入りたい理由や将来の目標を直接伝えられる機会であり、それを考慮してもらえる場だと思ったからです。面接試験に向けては、自分が書いた志望理由書をもとに、様々な質問を想定し、それに答えられるよう十分準備をしました。「ここまでは聞かれないだろう」と思うことも含めて考え抜き、どんな質問にも対応できるよう努めました。しかし、私は部活動に所属しておらず、その成績や外部のボランティア活動の経験がないため、それが総合型選抜において不利だと感じていました。そのため、それについて質問されたときにどう答えようかと不安でした。試験では、「外部で継続して行った活動はあるか」と質問され「外部活動はないが、学校内で継続して行った活動はある」と答え、それについて説明をし、なんとか乗り切ることができました。試験後はその部分が少し気がかりでしたが、全体を通して良い手応えを感じ、合格を信じていました。

総合型選抜での受験は
日々の努力の積み重ねが大切

 私が合格できた理由の一つは、3年間を通した学業への努力だと思います。1年生の時から授業に集中し、定期テストではなるべく上位の成績を維ことを心がけてきました。その結果、継続的な学業成績が評価されたのだと考えています。特に総合型選抜では、日々の努力の積み重ねが大切だと感じました。
 これから受験を控えている皆さんの中には受験がまだ先のことだと思っている方もいるかもしれません。しかし、3年間を通しての成績や日々の努力が、受験に大きな影響を与えるのです。皆さんが今できることをしっかり積み重ね、後悔のないように頑張ってほしいと願っています。私は皆さんの努力を心から応援しています。

聖和学園短期大学

キャリア開発総合学科

令和7年3月通信制課程卒業
向陽台中出身

特別活動に参加したことが
将来の目標につながりました
普段あまり関わることのない人達と
活動を通して交流できました

 私は通信制課程に所属していて、通信制課程では、主に、R(レポート)、S(スクーリング)、T(テスト)で構成されていているのですが、入学当初はこの通信制課程のシステムに慣れず、たくさんあるレポートを期限までに仕上げることに苦労していました。ですが、3年間を通して計画的に自学自習を進めることに力を入れ、自己管理能力が身についたと感じています。もともとは、人との関わりが苦手で通信制課程への進学を決めたのですが、ボランティア活動や校舎研修などの特別活動を通して普段あまり関わることのない人達と共通の目的をもって協力し活動することで、友人や先生方とも基本的な交流をすることが可能となりました。今後はさらにこの経験を生かし、大学生活の中で共通の目標をもった人達と共に活動していくことで、将来の目標である信頼される介護士や医療事務員として活躍できるようになりたいと考えています。ですが、まだ介護士と医療事務職、事務職のいずれに就くのか確定はしていないので、この3つの分野の学習や資格取得ができる大学への進学を決めました。進学後の大学生活や学習を通して、これらの3つの分野の職業についてより知ることで、自分に合うと感じたものを選択したいと考えています。
 また、私は総合型選抜を受験したのですが、受験資格を得るために日頃からレポートの完成度を上げることや特別活動へ積極的に参加することを心がけ、面接練習では、特に自分が就きたいと考えている職業や取得したいと考えている資格などについて自分でよく調べたり、詳しい人に聞いたりするなどを行い、具体的に知っておけるようにすることを頑張りました。

仙台青葉学院短期大学

言語聴覚学科

令和7年3月通信制課程卒業
古川西中出身

「頼れるだけ頼ってきていい」
先生の言葉で気持ちが楽になりました
担任の先生や家族と相談しながら
希望の進路に合う志望大学を決めました

 私は心身の不調から以前通っていた全日制の高校に登校することができなくなったことがきっかけで、仙台育英の通信制に転入しました。
 通信制課程転入後も大学進学という目標を諦めきれず、2年生後期頃から学校のレポートと並行して受験勉強にも力を入れていきました。
 しかし3年生になり本格的に志望大学を決定しないといけない時期に自分の進路のことで行き詰まってしまいました。自身の将来が見えず焦りと不安を抱えていた中で、担任の先生や家族と何度も相談し、私自身が人の助けになれてやりがいを感じることができる仕事に就きたいという夢を踏まえて、仙台青葉短期大学の言語聴覚学科を総合型選抜で受験することに決めました。

些細なことも誰かに相談をして
不安を取り除くことが大切です

 総合型選抜まであまり時間がなかったため、平日に何度も学校へ行き担任の先生にエントリーシートの添削、面接練習をお願いしました。先生も忙しい中で時間を割いてくださっていることに申し訳なさと感じていたのですが、先生の「頼れるだけ頼ってきていい」という言葉のおかげで気持ちが楽になったことを覚えています。先生は他にも自身のお仕事もある中で言語聴覚士になるためにはどの教科を重点的に学んでおけばよいか、面接で専門的なことを聞かれたときの対策法も考えてくださいました。
 先生と対策を練っていく中で、高校の基礎的な生物の知識と言語聴覚士の情報を得ることが必要だと分かりました。そこから面接当日まで教科書を読み直したり、ネットで情報を得たりして面接にも臆することなく挑むことができ、合格することができました。
 何か不安があったからどんな些細なことも担任の先生や家族に相談をして少しでも不安を取り除いて受験に挑むことが何よりも大切だと思います。私が臆することなく受験に挑めたのは担任の先生、そしてILCの先生方のおかげです。感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
 これからも通信制で得たことを忘れずに将来へ向かって歩いていきたいです。

仙台青葉学院短期大学

観光ビジネス学科

令和7年3月英進進学コース卒業
福島 明健中出身

書道部での活動実績が
大きな強みになりました
先生に受験方法を相談したところ
勧められたのが総合型選抜でした

 学校推薦型など多くの受験の形式がある中で総合型選抜を選んだ理由は、早い段階で進路を決めることができ、安心できると思ったからです。4月の時点で、評定基準や出席日数など学校から出される条件を満たしていたため、学校推薦型で受けようか迷ったのですが、少し不安になることがあったので、進路担当の先生に相談させていただきました。高い確率で合格するために自分に合っている受験方法を聞いたところ、総合型選抜を勧められました。私の場合、書道部に所属していたため、書道パフォーマンスや個人の作品など話せることが多くあるので、面接を中心とする総合型選抜は私に向いていました。また、面接練習では担任の先生や教科担当の先生に自分でお願いし、放課後の時間にアドバイスをいただきながら自宅でもたくさん練習しました。実際の試験の日は、育英祭を日程が重なり、私のきも気持ちも少し焦りや不安があったのですが、「3年間で頑張ったこと」「書道をしていて良かったこと」など、面接内容の多くは部活動のことを聞かれたため、落ち着いて質疑応答をすることができました。特に、印象に残っているのは無遅刻・無欠席だったことを褒められ、試験官の方に「大好きな仙台育英の良いところ」を聞かれたので、緊張が解けて安心できる面接になりました。

資格取得は志望大学合格の確率を
増やすポイントになります

 面接以外で私が時間をかけたことは、英検準2級の取得です。高校の入学当初から大学進学では英検や漢検の資格が入試条件・授業料の免除など役立つことを担任の先生から聞いていたため、目標にしていました。部活動があり、時間の確保ができないため、年に3回行われる英検以外に、S-CBTと呼ばれるいつでも英検を受けられる試験を使い、取得に励みました。スピーキングやライティングなど、何度も挑戦して無事英検準2級を取得することができました。資格に関しては必ずとらなければいけないわけではないですが、行きたい大学に合格する確率を増やすポイントになると思います。
 私は3年間、部活や英検の資格などたくさん挑戦することで成長してきました。仙台育英だからこそできたことも多くあると思います。ぜひ、後輩の皆さんは仙台育英で体験した中で大変だったことや楽しかったことなどを生かして大学受験に挑戦してほしいと思います。

中央大学(韓国)

経営学部

令和7年3月特別進学コース卒業
矢本第一中出身

仙台育英は海外大学受験の
サポートが整っています
毎日言語に触れることが
習得の近道です

 私が韓国の大学で経営学を学ぶことを選んだ理由は、将来日本で安定して人気のある韓国の産業を日本向けに広げたく、そのために韓国で経営を学ぶことが最適だと感じたからです。韓国のトレンドが日本の若者に流行することが多い中で、これを活かして日本向けの産業展開をすることが、需要と供給のバランスが取れると考えました。経営学を学べば、どんな分野でも自分の可能性を広げられると思い、この道を選びました。加えて、中央大学は韓国内でも名門とされ、洗練されたキャンパス環境と立地に恵まれており、充実した学生生活を送ることができると感じました。
 私が高校生活の中で特に注力したのは韓国語の習得です。高校1年生の冬までは簡単な挨拶程度しか知らなかった韓国語も、今では上級レベルまで実力を伸ばすことができました。勉強としてではなく、楽しむことを意識しながら言語に触れることで、語学力が自然に向上したと実感しています。毎日外国語に触れることが、どんな言語でも習得できる近道だと思います。

選択肢を広げるために
資格や成績を積み重ねましょう

 また、仙台育英は、海外大学を受験する際に非常に心強い学校だと実感しました。実際に外国語コースの韓国人の先生による手厚いサポートを受け、受験準備が順調に進んだことは大きな助けとなりました。疑問点や不安点があれば、即座に対応していただけたため、他の学校に比べて安心して海外大学の受験を進めることができました。
 後輩に向けて伝えたいことは、日々の積み重ねが最終的に大きな成果につながるということです。いわゆる「チリも積もれば山となる」という言葉の通り、勉強だけでなく、どんなことでも一貫して続けることが重要です。その結果がいつか自分を支える力となるはずなので、諦めずに続けてほしいです。
 進路については、事前に計画を立てていても、直前に方向が変わることもあると思います。私自身、8月まで日本の大学の受験を考えていました。そのため、選択肢を広げるために、色々な資格や成績を積み重ねておくことが大切だと実感しました。どんな状況にも柔軟に対応できるよう、常に自分の可能性を広げておくことの重要性を実感しています。