栄光への軌跡 2025
現役大学進学者による大学合格体験記
志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ
指定校・提携校推薦 合格者
早稲田大学
商学部
令和7年3月特別進学コース卒業
富沢中出身
部活動などの総合的な評価により
推薦枠を勝ち取ることができました
先生からのアドバイスで
言葉遣いを日頃から正しました
私は、高校3年生の夏休みに担任の先生から早稲田大学の指定校推薦を勧められたことをきっかけに、早稲田大学を目指すことを決意しました。校内推薦に必要な自己推薦書には、志望動機や入学後に取り組みたいこと、卒業後の目標、そして学習や部活動を通じて得た経験について記入しました。校内選考では、他の志望者と競合しましたが、3年間の部活動などの総合的な評価により、僅差で推薦枠を勝ち取ることができました。
早稲田大学商学部の指定校推薦入試は、小論文試験が初日に、面接試験が2日目に行われます。ただし、小論文の成績が優れている場合、面接が免除される仕組みです。この試験形式を知り、小論文に全力を注ぎたいと考える一方で、万が一に備えて面接対策も進める必要がありました。
面接練習では、担当の先生から言葉遣いの粗雑さを指摘され、「入試日までは友人とふざけるのを控え、自分の言葉遣いを見直すべきだ」とアドバイスをいただきました。また、国際情勢や日本の政治に関する知識を蓄えるため、そして一人の国民として新聞を読む習慣をつけるよう勧められました。新聞を読み始めてからは言葉遣いへの意識が高まり、練習中に先生から指摘されることも減りました。この変化は、自分の準備に対する自信を少しずつ高めるきっかけにもなりました。
一年生の冬に競技かるた部に入部し、
多くの大会で実績を残すことができました
入試本番では、小論文試験に120%の力で挑みました。その結果、面接が免除され、無事早稲田大学に合格することができました。このとき、試験形式を十分理解し、それに応じた準備を進めることの大切さを改めて実感しました。
また、指定校推薦を得るためには、学力だけでなく3年間の活動実績が大きなアドバンテージになると感じました。私は、一年生の冬に競技かるた部に入部し、多くの大会で実績を残すことができました。この活動が、推薦枠獲得に大きく寄与したと考えています。一方、部活動をしていない人の場合、ボランティア活動や資格取得(英検や世界遺産検定など)に取り組むことが重要です。 さらに、ほとんどの指定校推薦入試では面接が必須であるため、早い段階から志望大学と他の大学の違いや志望理由を説明できるよう準備しておくことが大切です。加えて、最新のニュースをチェックし、世の中で起きていることを把握するだけでなく、それに対する自分の意見を述べる練習をしておくと良いでしょう。これらの準備を通じて、入試に向けた準備をよりスムーズに進められると思います。
立教大学
異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科
令和7年3月外国語コース卒業
登米 中田中出身
外国語コースならではの学びで
アドバンテージを付加できました
やりたいことが見つからず迷っていたら、
焦らず慎重に見極めてみてください
仙台育英学園の数百の大学から成る指定校推薦の一番の魅力は、大学選びの選択肢が増えることです。私は志望大学を検討する上で、自分が情熱を持って取り組める学問をなかなか見つけることができず、2年生の後半からは、同級生が次々と志望大学を決定していき、焦りを感じる日々が続いていました。
その際、指定校推薦を利用しての進路選択のための大きな支えとなったのが、幅広い選択の余地が与えられていたことです。多様な分野の学問の中から自分が心から学びたいものを選ぶことができたため、この環境でこの分野を学びたいと強く思うことができる大学に出会うことができました。進路が明確に定まっていなかったからこそ、視野を広く持つことで納得のいく進路選択につなげることができました。
もし、あなたがやりたいことが見つからず迷っていたら、焦らず慎重に見極めてほしいと思います。私も、最終的に立教大学へ出願することを決めたのは、夏休み明けの校内での推薦希望申込が開始する直前でした。夏のオープンキャンパスに参加してからでも間に合うので、自分が「将来こんな人になれたらかっこいいな」と思える姿へと導いてくれる学びを提供する大学を、ぜひじっくり吟味して選んでください。
短期留学は自分の進路や将来の展望を
見つめ直す良い機会となりました
また、自分の進路選択に不安を感じている人こそ、自分の選択肢を広げるためにも、3年間を通しての定期考査や、3年生6月の第一回校内模試で良い成績を残すことを大切にしてほしいと思います。私は指定校推薦枠を獲得するために、1~2年生では校内選考での決め手となりうる実績を積み上げていくことを意識していました。Stanford e-Sendai Ikueiを受講したり、CAS for Gなどを通じて探究活動やボランティア活動に積極的に参加したりすることで、自分なりのアドバンテージを付加することができました。
また私の場合では、2年次に3ヶ月の短期留学プログラムに参加しました。自分のコンフォートゾーンを抜け出して生活した経験は、自分の進路や将来の展望を見つめ直す良い機会となり、進路選択の判断材料となりました。同時に、それまでに座学で学んだ英語を実践的にアウトプットした経験が語学検定資格の取得に役立ちました。指定校推薦を希望する場合、資格の保有を条件としている大学が多いため、意欲を持って資格勉強に取り組んでほしいと思います。
最後に、先輩や先生方の話を聞いて情報収集をすることも推薦枠を獲得するための大事なステップです。特に毎年行われる在卒懇では、各コース出身の先輩方からの貴重な体験談を聞くことができます。自分の志望する大学に進学した先輩がいたら、進路実現のためのチャンスを逃すことなく積極的に質問や相談をしてみてください。私への相談も絶賛募集中です。
立教大学
社会学部 現代文化学科
令和7年3月特別進学コース卒業
新田中出身
小さな興味も見逃さず調べることは
進路選択において重要です
英検の勉強を通して長文に
対応できるよう対策しました
私が指定校推薦での受験を考え始めたのは、 3年生の5月ごろ、 丁度校内模試の前月辺りでした。 それまでは一般入試での受験を考えており、 並行して英検の勉強を行っていました。
校内模試においては、普段受ける共通テスト形式の模試に慣れることが一番の高得点を取る近道だと考えます。 復習や過去問演習を重ねることが大切です。 特に英語においては文章量が多いため、速読の技術を身に着けることが必要です。私は、英検の勉強を通し、長文に対応できるよう対策を取りました。また、 立教大学への出願には、英語の外部試験のスコアが必須であるため、 将来の選択肢を広げる目的も兼ね、 2年生から資格の取得に励んでいました。
生活リズムは大きく崩さないよう
日頃から気をつけましょう
加えて、普段の生活で特に意識していたことは、当たり前のことを当たり前に行うことでした。例えば、指定校枠の取得には、校内模試や評定平均値だけでなく、出席日数が大いにかかわってきます。そのため、極力体調を崩さないよう、生活リズムを大きく崩さないことを意識していました。欠席日数が多くなれば、その分自分の受験の選択肢を狭めることになると考え、体調管理に気を付けることを勧めます。
進路選択については、将来のビジョンは見えておらず、どのような勉強をしたいのかもわからない状態からのスタートでした。そこで役に立ったのが、小さな興味から深堀をしていくことです。私の場合は、国語の授業で社会学についての評論を読み、社会学について興味を持ったことでした。誰でも自然と興味を惹かれる学問のテーマがあるはずです。それを見逃さず、調べ上げることが進路選択においての重要な点だと考えます。
東京理科大学
創域理工学部 電気電子情報工学科
令和7年3月特別進学コース卒業
長命ヶ丘中出身
周りに合わせすぎず自分の意志で
大学を決めていきましょう
部活の先輩のアドバイスにより
指定校推薦による受験を選択
私が一般受験ではなく指定校推薦で東京理科大学を志望したきっかけは、指定校推薦を勧めてくれた友人や先輩がいたことだ。私は、一、二年生まで一般入試での大学進学を希望していた。しかし、二年生の後半から徐々に成績が伸びなくなった。覚えるべき内容が増えていく中で、硬式テニス部に所属していた私にとって勉強と部活の両立は難しかった。三年生になって同じクラスの友人たちと大学の進路について話していると、そのうちの一人に指定校推薦を利用する人がいた。私も指定校推薦の存在は知っていたが、指定校推薦での大学進学はまだ希望していなかった。
成績が伸びない日々が続く中で、私は徐々に指定校推薦の道があるのではないかと考えだした。同じ部活の先輩に、指定校推薦で難関大学に合格した人がいる。その先輩に話を聞くと、指定校推薦のメリットは、一般入試では合格が難しい大学にも行きやすいことや高校での指定校推薦枠を取れば、かなり合格に近づくことだと教えてくれた。
6月の校内模試に向け勉強に励んだ結果、
数英で今まで最も良い順位を獲得
私は仙台育英の、大学から依頼のあった指定校推薦の一覧表を見た。理工学部志望の私にとって、東京理科大学はまさに私が行きたい大学だと感じた。しかし、その枠は一つしかなく、同じく志望している人がいれば成績の高い人が優先的に選ばれる。私は、指定校推薦の選考に最も重要な6月の校内模試に向け勉強に励んだ。過去問を何度も解き、解き終わったら解説を見て次は必ず解けるようにした。結果、理解が選考で重視される数英で今まで最も良い順位を取ることができた。
私は、無事に指定校推薦を取ることができ、その後東京理科大学に合格することができた。私が伝えたい事は、周りに合わせすぎないことである。指定校推薦は一般受験に比べて人数がかなり少なく、また、指定校推薦を使う勇気も必要である。その中で自分の意志で大学を決めていくことが重要であると考える。
東京理科大学
先進工学部 生命システム工学科
令和7年3月特別進学コース卒業
五橋中出身
「日々の勉強を怠らず継続すること」
の徹底が合格に繋がります
どんなに小さな課題でも、真面目に
取り組むことで成績向上につながります
私は東京理科大学に指定校推薦で合格しました。この合格を勝ち取ることができたのは、高校3年間を通じてコツコツと勉強を積み重ね、成績を安定して維持できたことが大きな要因だったと感じています。高校に入学した当初から、私は「日々の勉強を怠らず、継続すること」を意識して学習に取り組んでいました。授業ごとの課題は必ず期限内に提出し、手を抜くことなく丁寧に仕上げることを心がけました。どんなに小さな課題でも、真面目に取り組むことが成績向上につながると考えていたからです。また、課題をしっかりやることで授業内容の理解が深まり、学習がスムーズに進むというメリットもありました。
定期テストの勉強にも力を入れました。私は高校1年生の頃から「テスト前だけでなく、普段から復習を大切にする」ことを意識していました。授業が終わったらその日の内容を振り返り、わからない部分があればすぐに調べたり、先生に質問したりする習慣をつけていました。そのおかげで、テスト前に焦ることなく、自信を持って試験に臨むことができました。特に理系科目は、一度つまずくと後の学習に影響が出るため、基礎を固めることを大切にしました。
指定校推薦は、一発勝負の試験とは違い、
日々の積み重ねが評価される制度です
こうした地道な努力を続けた結果、高校3年間を通して安定した成績を維持することができ、指定校推薦の条件を満たすことができました。指定校推薦は、一発勝負の試験とは違い、日々の積み重ねが評価される制度です。そのため、「勉強を習慣化し、高校1年の頃からコツコツ努力を続けたこと」が合格の大きな要因になったと感じています。
最後に、これから受験を迎える後輩の皆さんへ。指定校推薦を目指すのであれば、目の前の課題や定期テストを大切にし、日々の勉強を習慣化することが何よりも重要です。短期間で成績を上げるのは難しいですが、コツコツ努力を続ければ確実に力がつきます。努力は決して裏切りません。皆さんの努力が実を結ぶことを願っています。
東京理科大学
経営学部 国際デザイン経営学科
令和7年3月特別進学コース卒業
館中出身
隙間時間を有効活用することで
成績を上げることができました
移動時間や休憩時間を
英単語の暗記などに使いました
指定校推薦を使って東京理科大学に合格するために意識したことは勉強と部活動の両立です。
私がそもそも仙台育英に入学した理由として、指定校推薦の幅広さと、幼少期から続けていた硬式テニスを強豪校であった本校でも続けたいと考えたからです。そのため中学3年生の時点で、指定校推薦を利用して大学を受験することを決めており、定期テストや部活の大会で良い成績を残す必要がありました。しかし1年生の頃は中学の頃よりも難しい高校の勉強、そして部活とクラブチームの練習をうまく両立させることはできませんでした。また睡眠時間を削ってしまい体調を崩してしまうこともありました。
そんな中で二年生に上がる前に指定校推薦で東京理科大学に入学したいと考えるようになりました。その時にどうやったら勉学とテニスを両立させながら推薦枠を獲得できるかを考えました。そして、私にとっては隙間時間を有効活用することが最も大切であることに気づきました。毎日のテニスの練習時間が4時間ほどあったため、まとまった勉強時間は確保できないことが多くありました。そのため移動時間や休憩時間を英単語の暗記などに使いました。また早起きを徹底して朝は数学の問題を解きました。
部活動では悲願であった
インターハイ出場を果たしました
その習慣を徹底してから定期テストではクラス上位の成績、苦手だった模試でも成績が向上しました。また勉強と部活の切り替えができるようになったことでテニスでも勝ち上がれるようになりました。
最終的には、指定校推薦にとって最も重要な試験である3年生の校内模試にも生かすことができ、部活動では悲願であったインターハイ出場を果たすことができました。
私はこれらを通じて志望大学や入試形式を早めに調べ、それにあった勉強方法や習慣などを見つけていくことが大切だと考えました。勉強と部活の両立はとても大変だと思いますが必ずその先の力になると思います。頑張ってください。
芝浦工業大学
工学部 物質化学課程 環境・物質工学コース
令和7年3月特別進学コース卒業
桜丘中出身
校内模試は、傾向を知るためにも
過去問をしっかり解いておきましょう
受験が本格化する前の2年生までに
英検二級の取得をおすすめします
推薦入試を考え始めたのは2年生の夏ごろでした。第一志望大学に指定校推薦があることを知り、指定校推薦という受験方法を視野に入れました。
高校生活で行った活動でやってよかったなと思うことは、英検取得と生徒会です。志望大学の出願条件として、英検での一定スコアの取得というものがありました。そのため、英検二級の取得を目指して勉強を始め、2年生の冬に取得することができました。英検二級を取得していれば多くの大学の出願条件で引っかかることはなくなるので、受験が本格化する前の2年生までに英検二級の取得をおすすめします。
また、生徒会活動では面接の際、勉強以外で高校生活で頑張ったことを聞かれたときに話すことができました。推薦では勉強以外の活動も重視されることが多いため部活動や生徒会活動などに参加するとよりよいと思います。仙台育英の生徒会は大規模なため、役職なしでも気軽に活動でき、他の学年やコースの人たちと関わることもできるため入ってよかったと思います。
Classiで掲載されていた
過去5年分の問題を解きました
指定校枠を獲得するために重要になる校内模試は、傾向を知るためにも過去問をしっかり解いておくことが大切だと思います。Classiで掲載されていた過去5年分の数学と英語を解きました。私は、数学が得意だったので高得点が取れるように、過去問以外にチャートの例題などを使って勉強しました。個人的に数学は良い点が取れてよかったです。英語では共通テストの形式に似ているため、勉強することで共通テストの対策にもなるため、より頑張れました。
志望大学についてオープンキャンパスに参加したり、ホームページを見たりなどよく調べ、合格に向けて自分なりの対策をしながら、時には周りに頼りながら頑張ってください。
日本大学
法学部 法律学科
令和7年3月特別進学コース卒業
南小泉中出身
「総合的な探究の時間」は
志望理由書や面接に役立ちました
図書室やGP、オークルームなど
学校の施設を利用して勉強しました
私は高校三年になるまでどの方法で大学受験をするか決めていませんでした。そのため一般受験の勉強をしながら推薦を取ることができるように意識して高校生活を過ごしました。私が推薦を得るためにしたことは3つあります。
一つ目は、一年から評定を高く維持することです。指定校推薦では三年間の高い平均評定が求められるため一年から努力し続ける必要があります。そのために普段の定期テストに力を入れ、提出物を期限までに提出しました。定期テストでは二週間前から勉強を始め、家で集中できない時は図書室やGP、オークルームなど学校の自習室を利用して勉強しました。
二つ目は、大学にアピールできるような活動をしたことです。私は硬式テニス部に所属していました。部活に参加しながらの勉強はとても大変でしたが、部活が終わった後や休み時間など時間を見つけ集中して勉強しました。三年間の活動を通じて得た部活動の経験を面接でうまくアピールすることができました。また、総合的な探究の時間や資格取得にも力を入れました。総合的な探究の時間では将来やりたいことに関することを調べ探究する事で志望理由書や面接でアピールすることができました。英検は推薦で大学に送ったり、一般受験でも利用できるため二級以上を早めにとったほうが良いと思います。また、オープンキャンパスには必ず参加した方が良いと思います。大学の雰囲気を見たり、大学の先生に聞きたいことを聞くことが出来ます。私はオープンキャンパスに参加したことで大学のHPや資料には載っていなかった活動を知ることができ、面接でこの活動に参加してみたいとアピールすることが出来ました。
校内模試対策は過去問を利用して、
積極的に先生や友達に質問しました
三つめは校内模試と2,000字の志望理由書です。校内模試は指定校推薦を取得するための最も重要な模試です。過去問を利用して問題の傾向を考え、わからないところは先生や友達に聞き、校内模試で良い点を取り高い順位をとるために勉強しました。2,000字の志望理由書は担任の先生に指導していただきました。その結果日本大学の指定校推薦を取得することが出来ました。
これを読んでくれた皆さんのお役に立てていると嬉しいです。自分が希望している大学に行けるようにこれからも頑張ってください。陰ながら応援しています。
日本大学
工学部 建築学科
令和7年3月秀光コース卒業
秀光中出身
勉強だけでなく部活や
課外活動にも力をいれました
英検2級の合格体験が
私に自信をつけてくれました
私は日本大学工学部建築学科に指定校推薦を利用して合格を頂きました。建築の道を選んだ理由として、都市計画に携わりたいと思ったからです。
私は指定校推薦での合格を目指す際、推薦を受けるために必要な評定の維持と、出席日数の確保に努めました。私が志望した学科の必要評定を満たせるように勉学に励みました。具体的には、授業態度や提出物を期限までに提出することを意識しました。また、勉強だけでなく資格取得、部活動や外部活動での実績をアピールできるように努めました。まず、資格として英検2級の取得を目指しました。問題集や過去問を何回も解き、高校1年生時に一次試験に合格できましたが、二次試験は不合格となってしまいました。しかし、もう一度受験する際に英語の先生に面接練習を行っていただき、高校2年生秋に晴れて英検2級に合格することができました。不合格になった原因を分析し、また先生との面接練習で自分に足りていない点を教えていただいたことで合格できました。この英検の合格体験が私に自信をつけてくれました。
中学生の放課後教室の手伝いや、
仙台七夕祭りの企画に参加しました
部活動では合唱部に所属し、秋に開催される秀光祭での発表に向けて合唱曲の練習を頑張りました。また、外部の活動では中学生の放課後教室の手伝いや、仙台七夕祭りの企画に参加させていただくなどの活動を行いました。指定校推薦では課外活動の実績も評価されるため、その恩恵を受けられるようにそれらにも真面目に取り組みました。
受験対策では小論文と面接の対策を行いました。小論文では建築についてのテーマに沿って書くことが求められるため、本番までに何回も過去問題を参照し、練習で書いた小論文を先生に添削してもらうなどの対策に取り組みました。また、面接についても、 5人の先生方に面接練習をしていただき、アドバイスを頂いたことで本番でも緊張することなく自身を持って挑むことができたことが合格に繋がりました。
日本大学
工学部 電気電子工学科
令和7年3月特別進学コース卒業
長町中出身
自分の理想を叶えるためには
早い時期からの積み重ねが大事です
母親からのアドバイスで
指定校推薦での受験を決めました
指定校推薦での大学受験を考え始めたのは高校3年生になってからです。それまでは一般入試で大学進学を目指していたため、英語の資格の勉強に励んだり、それぞれの教科の復習に力を入れていました。そんなある日、母親に進路について相談をしていた際に「あなたの行こうとしている分野ならば指定校推薦で行けるいい大学があるよ」という言葉をもらい、受験条件を確認したり、大学のことを調べ大学進学をすることにしました。
そうして指定校推薦を受けるために定期考査はもちろん、校内模試の対策をしていました。定期考査は教科担任から指定された範囲をワークや配布されたプリントを使って対策しました。校内模試は高校1、2年生で勉強してきた範囲が出てくるため教科書を振り返ったり、参考書を使って問題演習をしていました。しかし、あまり芳しくない点数をとってしまい不安に駆られていましたが、無事に指定校推薦の枠をいただけました。
小論文、面接対策は先生方の
手厚いサポートが役立ちました
私が大学受験において一番の成功の要因は先生方からの手厚いサポートだと思っています。指定校推薦対策として小論文対策、面接対策を様々な先生から受けました。その結果小論文は傾向とその対策を立てることができたので、入試本番の日は小論文のテーマを見ても混乱せずに落ち着いて書き終えることができました。面接対策は多くの先生と一緒に予想される質問を数多く解答したため、質問されるであろうものは自分のテンプレートに組み立てることができたため慌てることなく落ち着いて受け答えすることができました。
高校生活は一瞬にして過ぎ去っていくものです。その中で「もう少し評定を上げておけば」といった後悔がないようにしてほしいです。どの大学に進学したいか、将来何になりたいかは各々のタイミングで見つけることですが、自分の理想を叶えるために高校1年生のうちからコツコツ頑張っていってください。
日本大学
工学部 情報工学科
令和7年3月情報科学コース卒業
東向陽台中出身
早めに勉強することで
選択肢が増え夢も広がります
高校3年間はあっという間なので
楽しい思い出を作るのも大事です
私は指定校推薦で受験しました。1、2年生の時の成績が高くもなかったので指定校推薦との縁がないと思っていました。ですが、部活動の先輩方が指定校推薦を取れた方が絶対に良いとアドバイスしてくれました。それを知ってから提出物をしっかり出し定期テストの点数を上げることを意識し、予習、復習を必ず取り組むことを大事にしてきました。指定校推薦ではもちろん評定平均も大事ですが、校内模試が重要です。模試を受けて校内上位を狙わないと指定校の内定がもらえることができないので1年生からの内容の復習がものすごく大事だと思います。しっかり基礎を固めていきましょう。勉強して損することはないので早めに勉強することで進学するときの選択肢が増え夢も広がると思います。早めに行動しましょう。1年生の時から、意識して高校生活を過ごしましょう。遊び心も大事ですが、3年生になってから後悔するかもしれません。3年生になってからじゃ遅いとよく先輩に言われていました。ですが、高校の3年間は早いです。少しでも楽しい思い出も作るのも大事です。
受験する前の対策として、小論文は過去問を何回も解き、文を書くことに慣れることが大事です。文章力をつけることによってどんな問題が出題されても対応して解くことができます。面接についてはとにかく多くの先生と多く練習しましょう。面接官は優しいので焦らずゆっくり話すことが大事です。
これからの高校生活を大事に後悔しないような思い出を作って楽しんでください。
獨協大学
外国語学部 英語学科
令和7年3月秀光コース卒業
秀光中出身
最大限の力を発揮できるよう
自信を持って受験に臨んでください
「他の人がやったことのないことを私はやった」
というアピールポイントを探しました
私は、幼稚園の時から親しんできた英語を活かした職業に就くことを目標に掲げており、語学に強い獨協大学でその目標を達成することができると考え、指定校推薦での受験を決めました。推薦をいただくために、私はまず英検のスコア向上をし、受験資格を得る努力をしました。私は登下校の途中に単語帳を見たり、過去問集を活用して自分の苦手なところを分析し、そこを重点的に対策したりして、スコア向上と英検準一級の合格を目指しました。また、TOEFLにも挑戦することで、英語に対する学習意欲を高めることができました。次に、「他の人がやったことのないようなことを私はやった」というアピールポイントを探す努力をしました。アピールポイントを見つけることで、大学が求める人材であることを示すことができます。実際に私は、自己推薦書や志望理由書、面接試験において、高校生活でやってきた英語に関連するさまざまな活動についてアピールしました。
悩んでいることがあれば先生に相談を!
自分の中で何かが変わるはずです
これから受験する後輩たちへのアドバイスとして、まず休日や長期の休みに入った時に休むことだけを考えず、勉強することも考えてメリハリをつけてください。私は高校3年生の時、それまで溜まっていたストレスから体調を崩し、休日や長期休暇のときに心身を休めるしかなく、勉強に対するやる気を見失ってしまったことがあります。その後の試験では目標点数に全く届かず、後悔しました。ぜひ皆さんにはそれを理解してほしいです。また、理想の大学に合格するためにも、自分が受験して合格するまでの計画を立て、そのために何をしなければいけないのかを自覚して行動できるようにしてほしいです。
これから受験で大変になると思いますが、自分が最大限の力を発揮できたならそれが正解なので、自信を持って頑張ってください。あとは、困ったことや悩んでいることがあればすぐに担任の先生や頼れる先生に話しましょう。自分の中で何かが変わると思います。
獨協大学
法学部 法律学科
令和7年3月秀光コース卒業
秀光中出身
英語力はどの学部でも役に立つので、
早めに勉強しておきましょう
早い段階から校内模試の勉強を始めて
基礎学力の定着に時間をかけてください
大学進学を目指した理由は、法律に興味を持ったことでした。法律に興味を持ったきっかけは、小学生の頃に視聴したテレビドラマです。冤罪を着せられようとしている被告人について弁護士として詳しく調べ、公判のたびに事実を証明する主人公の姿に感銘を受けた私は、将来は大学の法学部に進学したいと考えるようになりました。
指定校推薦における受験資格を得るためには、評定の維持と校内模試で良い点数を取ることが大切になってきます。私は秀光コースで、IBの学習を重点的に行っていたことから、日頃の授業についていき、課題を終わらせながら校内模試の勉強として基礎学力を定着させることがとても難しかったです。そのため、指定校推薦を受けたいと考えている人は、なるべく早い段階から校内模試の勉強を行い、基礎学力の定着にたくさんの時間をかける必要があると思います。
IBのプログラムで体験したことは
小論文や面接で役立ちました
また、IBのプログラムをきっかけに多くのボランティア活動に積極的に参加したことや、8000字の論文を執筆したことは、日本の現状の問題について論理的に思考しながら書く小論文の試験や、面接にとても役に立ちました。さらに、受験資格を得るためには自己推薦書の作成も重要になってきます。より説得力のある自己推薦書を作成するには、そのための材料が必要です。例えば、私は法学部を志望していたため、高校2年次に参加した模擬裁判大会で得た学びについて具体的に書きました。このように、自分の進路と関連するようなイベントやボランティアに参加したという経験は、自己推薦書や志望理由書、面接などでも役に立つため、積極的に参加すると有利に働くと思います。
私は中学時代も含めて秀光で6年間過ごしてきました。ただ、英語力に苦手意識があるまま秀光コースに進学したため、苦労することがありました。特にIBでは全て英語で行われる授業や英語でレポートを書く課題などがあります。何とかIBを乗り越えられたものの、未だに自分の英語力には自信が持てずにいます。中学時代や高校1年生の頃にもっと力を入れて勉強しておけばよかったととても後悔しています。英語力はどこの学部だとしても役に立つものなので、早めに勉強しておくと良いと思います。
獨協大学
法学部 法律学科
令和7年3月特別進学コース卒業
錦ケ丘中出身
練習を重ねることで自信をつけて
最良の状態で受験に挑みましょう
過去問を何年分も解いて出題傾向を把握し、
苦手分野の強化を意識して取り組みました
私が仙台育英学園に進学を決めた理由の一つに指定校推薦が多いというメリットを挙げていました。高校2年生から本格的に進路を考えるようになった時に、少しでも進学できる安心感を得て、進学前の準備に時間を費やしたい気持ちがあったのと、定期テストで成績を上げた努力が直接的に進学につながると感じたため指定校推薦に決めました。そして進学後を考えた時に大学の立地の良さやキャンパスの雰囲気、将来のキャリアに生かせるかどうかなど、妥協したくない部分を洗い出して高校3年生の春、志望大学を獨協大学に決めました。
志望大学が決まると、希望大学の推薦枠に入れるように推薦に関わる校内模試の勉強に力を入れるようになりました。校内模試の結果が校内選考に大きく響くため、過去問を何年分も解いて出題傾向を把握し、苦手分野の強化を意識して取り組んでいました。また、目標ができたことで、評定を意識して最後の定期テストまで手を抜かずに取り組むことができ勉強のモチベーションにもなっていました。自分の評定が志望大学のラインに届いていないと出願すらできないので、普段からの勉強が大切だと思います。
大学について詳しくリサーチしておくと、
面接練習で的確なアドバイスがもらえます
校内選考が通った後は、受験に必要である小論文と面接の練習に時間を費やしていました。小論文は、大学の過去問を時間内に解いて先生に添削してもらうということをしていました。獨協大学は社説からテーマ決まるのでネット上にある社説を読んで自分の意見を考えて試験に備えていました。論理的思考力や読解力も必要になっていくため国語の力を高めるといいと思います。面接練習では事前準備が大切だと思います。大学が求めている人間像や具体的な志望理由、その大学に行きたい理由などについてリサーチしておくと、担当の先生との面接もスムーズにいき、的確なアドバイスがもらえると思います。質問に対する答えを暗記するのではなく、要点を意識し面接官とコミュニケーションをとるように自分の意見を伝えるといいと思います。
たくさん練習を重ねることで本番までに自信がついてくると思うので、とにかく不安をなくした状態で受験に挑めるように頑張ってください。
明治学院大学
国際学部 国際学科
令和7年3月英進進学コース卒業
東京 東深沢中出身
高3から合格までの約8カ月は
本当にあっという間でした
日頃から勉強も部活動も全力で
やり続けることはとても重要です
この大学を選んだきっかけは、将来的に必須となる外国語を中心に学ぶことができ部活動も充実していることです。大学を選ぶ前夏休み中旬までは別の大学への進学をしようとしていましたが、親と一度進学のことで話し合い急遽進路変更をしました。この大学の指定校推薦を取るためには勉強だけでなく、部活動の経歴も関わってくるものでした。急な進路変更をした時に一番感じたことは、何事にも全力で取り組み続けることの重要さです。もし何か一つの条件でも欠けていたら今回の大学合格にはつながっていません。常日頃から勉強面、部活動ともに全力でやり続け結果を残すことはとても重要だと感じました。
校内模試終了後は将来何をしたいかを考え、
親と何度も話し合って大学を決定しました
勉強面ではまず授業態度はもちろん、評定が一定数必要だったため、期末考査では全教科80点以上を当たり前にしていました。高校3年の6月に行われる校内模試に向けて英語を勉強していました。結果は238位で実際に模試を受けて感じたのは国語の勉強を中心にやったほうがよいと感じました。特に漢字や四字熟語で得点を稼ぐことができ、長文の読解問題は過去問をとにかくやるべきだと思いました。少しの点数の変化で順位が大きく変わるので諦めないことが大事だと思いました。
校内模試が終わったあとは大学選びのためにまず自分が将来何をしたいのか、そのために何をすればいいのかを決めてから親と何度も話し合い大学を決めました。そして受験1カ月前から面接練習を始めさまざまなパターンの解答を用意し本番では困ることなくスムーズに進められ、合格することができました。
高校3年目が始まってから大学合格までの約8カ月間は本当にあっという間だったため1日1日が本当に大切だと感じました。大学入学後は仙台育英の誇りを胸に自分の将来に向かって頑張りたいと思います。
國學院大学
文学部 史学科
令和7年3月英進進学コース卒業
大谷中出身
校内模試対策として
文系科目に重点をおきました
ClassiやMetaMoJiで配信されている
過去問をひたすら解きました
私は指定校推薦での進学を選択しました。指定校推薦で進学するためにはまず校内選考を通過する必要があります。本校では、3学年の6月上旬に校内模試を実施し、その結果が校内選考の判断基準に反映されます。私は文系を選択したため判断基準となる科目は国語と英語です。国語の問題形式は現代文2題と一般常識問題1題で比較的点数をとりやすいため、いかに取りこぼしを減らすかが大切です。私が対策としては行ったことはClassiやMetaMoJi ClassRoomで配信されている過去問をひたすら解くことです。本番同様、60分を測りながら解くことでペース配分などの間隔を身につけることができるためおすすめです。また、常識問題は慣用句や四字熟語が出題されるため学習アプリを活用した勉強方法が効果的です。英語は長文読解の問題が出題されます。対策としては、単語量を増やすことと過去問を解くことです。高校2年の冬あたりからターゲット1900を活用して単語量を増やす学習をしました。3年生になってから過去問を解き始めました。最初は読解に時間がかかりましたが過去問を繰り返し解くにつれてスムーズに解けるようになりました。校内模試の結果で志望大学が決定した後は、1600字の自己推薦文の作成に取りかかりました。自己推薦文には志望大学で学びたいことと高校生活の中で力を入れた活動や身についた力について書きました。
先生によって質問の内容が異なるので、
面接練習は様々な先生にお願いしましょう
校内選考が終わった後の流れとしては、志望大学への出願と入試対策です。志望大学への出願では、志望理由書や活動練レポートの作成、検定料の納入などがあるため必ず期限内に全ての工程を終わらせます。入試対策については、先生方にお願いし、面接練習を行いました。面接練習では、先生によって質問の仕方や内容が異なるので、様々な先生と面接練習を行うことが大切です。
また、指定校推薦では出願条件に実用英語検定のスコアが必要になる大学があるため、出願までに準2級以上を取得することをおすすめします。
國學院大学
法学部 法律学科 法律専攻
令和7年3月外国語コース卒業
東仙台中出身
ハワイ研修で異なる価値観に触れ
法律に興味を持ちました
今までにはない価値観や考えを
身をもって知ることができました
指定校推薦での進学を決めたのが3年生になってからだった。希望の法学部の枠があると知り、そこから挑戦しようという方向になった。その指定校推薦の枠を得るためには6月に行われる校内模試が大変重要なため、共通テストの赤本を使って勉強を進めた。問題にじっくり取り組むというよりも、時間を気にして、計測して勉強を進めるといいと思う。
その他にも、私は1年次からインターアクト部に所属しており、そこでさまざまなボランティア活動に参加した。例えば、介護福祉施設を訪問したり、障がい者アート展に携わった経験は自分の視野を広げてくれるだけでなく、大学の面接時にも頑張ったこととしてエピソードにもなるため、ぜひ参加してほしいと思う。
さらに、私が学部を選ぶ際に、とても参考になったのは2年次に参加したハワイ研修である。私はこれまで海外経験がなかったため、漠然と得意教科の英語が活かせる学部への進学を考えていた。しかし、実際にハワイへ行ってみて、人との関わりの中で生じる利害関係が、日本とは異なる人権保障のあり方に興味を持つことができた。単に、研修といっても今までにはない価値観や考えを身をもって知ることができるため、これにもぜひ参加してほしいと思う。これらの経験を活かして、自己分析を行うことが面接時に非常に役立つと考える。
玉川大学
教育学部 教育学科 保健体育専攻
令和7年3月フレックスコース卒業
港区 港南中出身
自分からアクションを起こすと
必ず結果はついてきます
大学見学で実際に授業を受けて
ここで学びたいと強く思いました
玉川大学への進学を目指したきっかけは、教員になる夢に近づけると感じたからです。玉川大学は、教育に力を入れており、教員養成の玉川と呼ばれています。大学見学に行った際も、教員になるために必要な知識・技術を学べる環境が形成されていました。また、実際に授業を受け、教育学部教育学科保健体育専攻で学ぶ内容を聞きました。とてもわかりやすく、私もここで学びたいと強く思うようになりました。
過去に指定校推薦の候補として、仙台育英に募集がきており、玉川大学に興味を持っていたので、指定校推薦を選択しました。推薦枠を得るには、6月に行われる校内模試で高順位を残さなくてはなりません。そのために日々の授業1時間1時間を大切にし、家庭での時間も有効活用する必要があります。また、英検や漢検、数検などの検定取得も大きく関わってきます。取得できる時に取っておくことが大切だと思います。
仙台育英の先生方は進路に対して
真摯に向き合ってくださいます
仙台育英は、勉強の他にもスポーツに力を入れている学校です。私は3年間サッカー部に所属していました。勉強とサッカーの両立はとても大変でした。しかし、時間を上手に使うことができれば、勉強もサッカーも好成績を残すことができると3年間で学びました。多くの部活は、夏で引退しますが、サッカー部は年明けが引退です。尚更、進路実現に向けて努力し続けなくてはなりません。後輩の皆さんにはぜひ、1日をうまくデザインして有意義に過ごしてもらいたいなと思います。
最後に、仙台育英の先生方は、生徒の進路に対して、真摯に向き合ってくださいます。先生方に任せるのではなく、小論文対策や面接対策などは自分からアクションを起こすことを心がけてください。そうすれば必ず結果はついてきます。ぜひ参考にしてみてください。後輩の皆さんの将来が明るいものであるよう、私も応援しています!頑張ってください!
東京経済大学
現代法学部 現代法学科
令和7年3月情報科学コース卒業
不動堂中出身
部活動を通じた交流は勉強の
モチベーションにも繋がりました
高大連携講座はいち早く
大学の授業を体験できます
私は大学合格に向け、主に勉学と部活動に力を入れて取り組みました。勉学では、日々の授業内容において分からない箇所を残さないように注力し、考査の1週間前には、範囲の大まかな全容を呑み込めている状態にするよう努力しました。また、自身の興味のある分野に関しても高校在学中に学ぶことの重要性も感じました。
私は高大連携講座を受講し、知的財産やその関連する法律について理解を深めることができました。このように、高校で学ぶ科目だけでなく、大学進学後に興味がある学問において学ぶことで、勉強のモチベーションや本当に学びたい学問であるかの判断にも繋がります。
異なる目標を持つ方々と交流することで
勉学を含む様々な視野が広がりました
そして、私は指定校推薦を活用し、大学進学を考えていました。そのため、校内模試に向けての勉強は毎日継続して行い、学校に放課後残り学習し、電車での通学時間も英単語を覚えるなど、隙間時間も有効活用し取り組みました。特に英語は毎日学習することをおすすめします。校内模試において文系、理系のどちらでも必要な科目であり、長文読解などでは単語の知識量がとても重要です。また、単語などであれば、隙間時間を活用しやすいのもおすすめする点です。部活動においては、インターアクト部での全国大会への参加や交流会での閉会の挨拶等など、積極的に様々なことに参加することを心がけました。また、部活動に参加することで、他コースの先生方や生徒と交流する機会が増えます。他のコースの人たちと交流することで、より一層勉学に対する意識が高まることもあります。私は部活動と勉学はそこまで密接な関係ではないと考えていました。しかし、異なる目標を持つ方々と交流することで、勉学を含む様々な視野が広がりました。部活動に入ることは勉強のモチベーションにもなるのです。この体験記が皆さんのお役に立ちましたら幸いです。これからも頑張ってください。
東京経済大学
経済学部 経済学科
令和7年3月特別進学コース卒業
塩竈 第二中出身
受験で得た計画性や忍耐力は
私にとってかけがえのない財産です
1年生の時から具体的な
目標を立てて取り組みました
高校入学当初から指定校推薦での大学進学を目指していました。指定校推薦で大学に合格するためには、評定や出席日数、部活動への取り組みが重要だと聞いていたため、1年生の時から具体的な目標を立てて取り組みました。まず、提出物を必ず期限内に出し、定期テストでは赤点を取らないよう意識して学習に励みました。授業中にわからない箇所はその日のうちに解決することを心がけ、毎日の復習を習慣化しました。また、健康管理にも配慮し、欠席をできる限り少なくするよう努めました。特に受験期には、適度な運動や十分な睡眠を心がけ、体調を整えることを最優先にしました。さらに、生徒会に所属し、学校行事の運営やボランティア活動などにも積極的に参加しました。これらの経験を通じて、責任感を養うと同時に、仲間と協力して目標を達成する大切さを学びました。また、英検・漢検・世界遺産検定など、調査書に記載できる資格を積極的に取得しました。資格取得に向けた勉強は、通学時間を活用して効率よく進め、無理なく日常生活に取り入れるよう工夫しました。これらの積み重ねが合格へとつながったと感じています。
小論文の準備を早めに進めていたおかげで、
試験本番でも落ち着いて取り組めました
入試では、筆記試験として小論文が課されました。その対策として、事前に書き方の本を読み、何度も過去問を解き直しました。また、ニュースやSNSを活用して社会問題や時事問題に関する知識を深め、テーマに応じた意見を論理的にまとめる練習を重ねました。このような準備を早い段階から進めていたおかげで、試験本番でも落ち着いて取り組むことができました。
受験を通じて得た計画性や忍耐力は、私にとってかけがえのない財産となりました。何事にも計画を立て、日々の積み重ねを大切にすることが成功への近道だと実感しています。皆さんも自分の目標に向かって挑戦し、充実した高校生活を送ってください!応援しています!
東京薬科大学
薬学部 薬学科
令和7年3月特別進学コース卒業
五橋中出身
この大学に行きたい!という
強い気持ちを大切にしました
3年生になってから最も確実な方法である
指定校推薦に切り替えました
高校3年生になるまではっきりとした進路を決められずにいました。当初は一般入試や公募制推薦を考えていましたが、高校3年生になってから自分の志望大学の指定校推薦があることを知り、最も確実な方法である指定校推薦を使って、大学進学したいと考えました。指定校推薦は校内選考があり、校内模試の成績と2,000字の志望理由書を判断材料とします。私は、校内模試の対策を英語と数学の過去問でしました。志望理由書は、何回も添削をしてもらい、完成した文章をボールペンで書かなければいけなかったので間違えたときは大変でした。また、1・2年生の評定やテストの結果、部活動の実績も重視されるので文武両道を目指すことも重要です。
可能性を狭めないために
課題や提出物は完璧にしましょう
指定校推薦で受験するうえで私が大切にしていたことは、志望大学に行きたいという強い気持ちです。私はオープンキャンパスに行ったときに更に気持ちが強くなったので、気になっているけどまだ行ったことがない大学がある場合はオープンキャンパスに行ってみると良いかもしれません。面接練習では、質問に答える文をそのまま覚えるのではなく、答える内容を頭で整理して覚え、どのような質問をされてもその場ですらすらと答えることができるように何回も練習しました。受験のために面接練習や小論文対策をしていただいた先生方にはとても感謝しています。
自分の行きたい大学の評定基準を満たしていなかった等で可能性を狭めないために課題や提出物などやるべきことをしっかりとやっておくことが大切だと思います。また、志望大学や進学方法を早めに調べて決めておくこともおすすめします。
3年間の高校生活はあっという間に過ぎていくので、学校の行事を楽しみ、何気ない生活を大事にして仙台育英での高校生活を楽しんでください。
東京薬科大学
生命科学部 生命医科学科
令和7年3月特別進学コース卒業
沖野中出身
校内模試対策として学校から共有される
過去問を徹底的に活用しました
評定向上のためには
当たり前のことが鍵になってきます
高校生活で心掛けたことや受験校の決め方について書きたいと思います。まず、普段の学校生活についてです。私は、授業をしっかり聞き、理解することを心掛けました。どの受験方法でも授業をしっかり聞くことは、評価や理解度の向上につながると考えています。特に学校推薦型では3年間の評定平均を選考項目に入れている学校がほとんどだと思うので、どの受験型でも対応できるように1年生から評定を向上・維持する努力が必要だと思います。評定向上のためには、提出物の期限を守ることや赤点を取らないなど、当たり前のことが鍵になってきます。真面目に取り組んで損することはないので、まずは授業を聞く姿勢を大事にしてみてください。
受験校の絞り込みは進路探究の時間を
活用することをおすすめします
次に受験校の絞り込みについてです。自分で考えてもなかなか決められないときは、学校で行われている進路探究の時間を活用することをおすすめします。自己を客観的に分析することで今まで見えなかった部分だけでなく、ずっと変わらない部分も見つけることができます。進路を決める際は、就きたい職業やもっと学んでみたいことを大まかに決めることから始めるとよいと思います。
最後に、指定校推薦で指定を受けるために努力したことについてです。仙台育英では、3年生6月の第1回校内模試と自己推薦書、普段の成績などで選考することが多いです。特に、校内模試は周りと差がつきやすいので準備が必要です。私は、学校から共有される校内模試の過去問を用いました。5年分あったので、問題の形式や傾向を分析し効率よく勉強できるようにしました。定期考査前で全く違う範囲を勉強する場合もあると思いますが、基本今までに習った範囲の問題なので復習にもなります。指定校推薦は校内選考で選ばれないとスタートラインに立てませんが、しっかり準備すれば問題なく突破できると思います。
高校生活は思っているよりもあっという間に過ぎていくので悔いのないように過ごしてください。
武蔵野大学
アントレプレナーシップ学部 アントレプレナーシップ学科
令和7年3月英進進学コース卒業
新潟 京ケ瀬中出身
自分を信じて努力し続けたことが
大きな成果に繋がりました
大学生の先輩からお話を聞くことで
その大学に興味を持ちました
私は指定校制推薦での受験を目指して、3年間努力を続けてきました。特に定期考査に力を入れ、評定平均が大学からの条件を満たすように意識して取り組んでいました。テストの素点だけでなく平常点も重要だと理解し、授業を欠席せず、提出物をしっかりと出すことを心がけました。結果、大学の条件を満たす評定を得ることができました。
しかし、3年生になっても大学が決まらず、進路に悩んでいました。そんな中で、気になる大学に在籍している先輩から話を聞く機会がありました。Zoomでミーティングを開いていただき、大学の魅力について詳しく教えてもらいました。例えば、1年次のみ学生寮や、教員が現役実務家など、学部の特色が非常に魅力的に感じられました。これがきっかけで、その大学の学部に興味を持ち、本格的に指定校制推薦での受験を目指すことに決めました。
模試対策は特に英語と国語に
重点的に取り組みました
次に、受験に向けての準備として、校内模試の勉強に力を入れました。目標はクラスで200位以内に入ること。特に苦手な問題を克服するよう努めました。私は文系だったため、特に国語と英語に重点を置きました。英語では単語力を強化し、国語では評論や小説といった配点の高い大問に集中して取り組みました。最終的に、校内模試の順位は高くなかったですが、志望していた大学の指定校推薦で1位通過することができました。また、私の志望する大学は、英検や漢検、数検などの検定資格を保持していない場合受験できません。そのため、合格や不合格は関係なく検定を受験し、その証拠書類を保存しておく必要があるので気をつけて下さい。
このように、大学受験は決して簡単な道のりではありませんでした。そこで、私は常に進みたい道を見据えながら努力を続けました。その結果、指定校制推薦の形で志望していた大学に進学することができました。自分を信じて努力し続けたことが、大きな成果に繋がったと感じています。
武蔵野大学
法学部 法律学科
令和7年3月英進進学コース卒業
品川八潮中出身
志望する大学が明確になると
勉強のモチベーションが高まります
部活動の先輩方の影響で
指定校推薦での受験を意識しました
私が指定校推薦での進学を目指そうと決意したきっかけは、部活動の先輩方の影響でした。高校1年生の頃、部活動の先輩方が様々な大学へ進学していく姿を見て、私も大学進学を目標にしようと考えるようになりました。その際、仙台育英の指定校推薦一覧を見たところ、多くの大学と繋がりがあることを知り、指定校推薦を活用して進学を目指すことを決めました。
私が志望する大学には、仙台育英から進学した2学年上の先輩が在籍しており、その先輩から学部の特徴や大学の雰囲気、勉学の基準などについて詳しく聞きました。それにより、徐々に武蔵野大学への興味が深まりました。
指定校推薦枠を得るためには、高校3年生の6月に行われる校内模試で良い成績をおさめることが重要です。そのため、私は様々な準備に取り組みました。まず学業面では、日頃から授業に真剣に取り組み、定期考査で良い成績をおさめて内申点を向上させることを意識しました。模試に向けては、高校2年生の3月頃から勉強を始め、友人と一緒に学習したり、時間を区切って計画的に勉強したりと、効率的な学習方法を実践しました。その結果、最終的には1位で推薦枠を確保することができました。
仲間と汗を流し目標に向かって努力した、
かけがえのない時間を過ごしました
さらに、私は部活動にも力を注ぎました。3年間、サッカー部に所属し、毎日が充実した高校生活となりました。部員の仲間と切磋琢磨し、汗を流しながら練習に励み、チーム一丸となって目標に向かって努力するなど、かけがえのない時間を過ごしました。このような経験は、文武両道を実現する一環として、自分自身の成長に大きく貢献したと思います。また、指定校推薦だけでなく、スポーツ推薦やAO入試などでも活かせるものだと思います。
私は元々勉強が得意ではありませんでしたが、志望する大学が明確になると、勉強へのモチベーションが大きく高まりました。目標が先に定まることで、行動に移しやすくなるのだと実感しました。高校3年生になると進路選択で忙しくなるため、高校1・2年生の段階で入試形態や希望する地域などについてある程度の目星をつけておくことが大切だと思います。
桜美林大学
ビジネスマネジメント学群 ビジネスマネジメント学類
令和7年3月外国語コース卒業
中国出身
勇気を持ち夢に向かって正しく進んで
後悔しない決断と行動をしてください
授業で先生が話す内容がよく分かるように
毎時間集中することが大事です
子供の頃、父はよく自分の会社に連れて行ってくれて、あまり成長していない会社から今の安定した会社になるのを見ていました。父の仕事での姿から、私も将来、父のような責任感と決断力が強い経営者になりたいと思いました。私は将来、十分な経営知識と企業管理能力を兼ね備えた経営者になって、日中の商業協力と貿易取引業務で活躍したいと考えています。そのため、桜美林大学ビジネスマネジメント学群で学び、教育と実践を通じて、ビジネスの思考力と多面的な理解力を高めたいと思っています。
私は今回、学校推薦選抜を受験しました。この入試方法は学校で受けた試験の成績と順位によって、推薦の資格を持らえるかどうか決まります。また、留学生が推薦入試を希望する時はJLPTのN2も必要で、普段の授業や定期考査も推薦入試の基準になります。そのため、テストの前には繰り返し復習し、赤点を取らないように、真剣に取り組むことが大切です。また、普段の授業で先生が話す内容がよく分かるように毎時間集中する必要があります。留学生にとって日本人との交流の機会を無駄にせず、積極的にコミュニケーションをして自分の会話能力を高め、文法の把握を強化することはとても役に立つと思います。
日本での高校生活は多くのスキルや知識を
身に付け、成長に満ちた日々でした
私が大学の受験に成功した一番の要因は面接を何回も繰り返して練習し、先生たちから何度もたくさんのアドバイスをもらったことです。実際に面接官の前では少し緊張しましたが、全ての質問に答えることができました、これは大学の面接で不可欠なことだと思います。また、外国語コースでは英語の勉強も重視していて、IELTSの授業を体験し、先生からIELTSの受験内容を詳しく説明してもらいました。私は3年生になってから、英検二級に合格することができました。英語能力の向上は将来、他の国との取引先とのコミュニケーションをスムーズにすることができるのでこれからも英語の能力を高められるように、普段の隙間時間と休日をよく利用して聴解と読解を練習したいと思っています。このように、色々な英語の資格試験だけでなく、日本語など様々な資格試験に積極的に参加することは、評価のポイントになり、大学受験にとても役立つので、ぜひ在学中に多くの資格試験に挑戦することをおすすめします。
留学生の私にとって、わずか1年半の日本の高校生活は貴重な思い出だったと思います。この期間、文化祭や体育祭に参加したり、野球の試合を見たり、たくさんの中国と違う文化を体験することができ、楽しい高校生活を過ごしました。こうした日々で自立する力と異文化理解などたくさんのスキルや知識を身に付けただけでなく、成長に満ちた時間でした。
最後に、これから高校生活を送る後輩のみなさんには、よく学校の活動を参加し、色々なことを挑戦してほしいと思います。そして勇気を持ち、夢に向かって正しく進んで、後悔しないような決断と行動をしてください。
桜美林大学
航空学群 航空管制コース
令和7年3月特別進学コース卒業
白石東中出身
探究活動やTOKは
自己推薦書や面接に役立ちます
自分の強みや目標を言葉にすることで
自己理解も深まりました
私が指定校推薦での受験を考え始めたのは高校2年の終わり頃です。志望する大学の合格を早く確実に決めたいという気持ちが大きかったのだと思います。私が桜美林大学航空学群航空管制コースを選んだのは、幼少期から飛行機や空に対する憧れがあり、航空管制官として空の安全を守る仕事に興味を持ったからです。桜美林大学は航空分野での教育が充実しており、航空に関する分野がある大学があまりなかった中で「ここだ」と思える場所でした。
一年生の時から推薦入試は考えており、評定はできるだけ高く取るよう心がけました。そのため、日々の授業や課題に真剣に取り組みました。三年生になってからは校内模試の過去問を繰り返し解いて対策しました。特に英語に力を入れ、英検二級も取得しました。また、毎朝七時に学校に行って勉強したり、空いた時間に単語帳を見たりすることが大切でした。
私は文章を書くのは得意ではなく、校内選考の際に2000字の自己推薦書を書くのは大変でしたが、担任の先生に何回も添削していただき、その経験を通じて文章の書き方を少しずつ学びました。自己推薦書を書く中で、自分の強みや将来の目標を言葉にすることで、自己理解も深まりました。その結果、大学に提出する資料を作成する際には言葉選びに工夫を凝らすことができ、自信を持って提出することができました。
1,2年の探究活動やTOKは自己推薦書を書くときや面接の際は役立つと思うし、推薦を視野に入れていなくても高い評定を取っておいて損はないです。高校三年間は思ったよりもあっという間に終わってしまうので、自分の努力が結果に結びつくことを信じて、後悔が残らないよう充実した時間を過ごしてください。
学習院女子大学
国際文化交流学部 国際コミュニケーション学科
令和7年3月特別進学コース卒業
増田中出身
強い意志を持ち将来の目標を
明確にすると熱意が伝わります
英検2級と世界遺産検定3級を取得し
大学での学びの土台作りをしました
私は将来、観光業界に携わり、社会貢献をしたいという強い思いがあります。そのためには、日本と外国の文化を深く学ぶことが重要だと考え、この大学ならその両方を学べると確信しました。さらに、グローバル化が進む今日の社会では、外国語を話すことが求められてくることもあり、そのスキルも身につけることができると感じました。
私は学校推薦型選抜(指定校推薦)を選択したため、指定校推薦枠を得る必要がありました。2年生の冬から、校内模試の過去問を何度も繰り返し解き演習を重ね、弱点を克服するための勉強法を試行錯誤しました。
資格取得にも力を入れていました。英検2級と世界遺産検定3級を取得し、大学で学ぶことの基礎となる土台作りを行いました。これらの努力が実を結び、指定校枠を得ることができました。
提出物の期限を守ることは
社会に出てからも役立つ習慣です
勉強面以外で特に私が意識していたことは、提出物の期限を守ることです。高校生活では、提出物を期限内に確実に提出することが求められましたが、これは大学生活や社会人生活においても同様の重要性を持つことです。私はどんなに忙しくても提出物を遅れずに出すことを心掛け、それを通して社会に出てからも役立つ習慣を身につけることができました。
私が受験で合格することができた最大の要因は、この大学で学びたいという強い意志と将来の目標が明確であったことだと感じています。面接では、自己の目標に対する熱意やこれまでの努力をしっかりと伝えることができました。
これからは、大学生活で様々なことを学び、さらなる自分の成長のために精一杯努力していきたいと考えています。
後輩の皆さんには、失敗を恐れずにぜひいろいろなことにチャレンジして、自分の興味・関心を深めてもらいたいです。あっという間に終わってしまう3年間なので、充実した高校生活を送ってください。
学習院女子大学
国際文化交流学部 英語コミュニケーション学科
令和7年3月外国語コース卒業
松山中出身
強い意志を持ち将来の目標を
明確にすると熱意が伝わります
英検2級と世界遺産検定3級を取得し
大学での学びの土台作りをしました
私は将来、観光業界に携わり、社会貢献をしたいという強い思いがあります。そのためには、日本と外国の文化を深く学ぶことが重要だと考え、この大学ならその両方を学べると確信しました。さらに、グローバル化が進む今日の社会では、外国語を話すことが求められてくることもあり、そのスキルも身につけることができると感じました。
私は学校推薦型選抜(指定校推薦)を選択したため、指定校推薦枠を得る必要がありました。2年生の冬から、校内模試の過去問を何度も繰り返し解き演習を重ね、弱点を克服するための勉強法を試行錯誤しました。
資格取得にも力を入れていました。英検2級と世界遺産検定3級を取得し、大学で学ぶことの基礎となる土台作りを行いました。これらの努力が実を結び、指定校枠を得ることができました。
提出物の期限を守ることは
社会に出てからも役立つ習慣です
勉強面以外で特に私が意識していたことは、提出物の期限を守ることです。高校生活では、提出物を期限内に確実に提出することが求められましたが、これは大学生活や社会人生活においても同様の重要性を持つことです。私はどんなに忙しくても提出物を遅れずに出すことを心掛け、それを通して社会に出てからも役立つ習慣を身につけることができました。
私が受験で合格することができた最大の要因は、この大学で学びたいという強い意志と将来の目標が明確であったことだと感じています。面接では、自己の目標に対する熱意やこれまでの努力をしっかりと伝えることができました。
これからは、大学生活で様々なことを学び、さらなる自分の成長のために精一杯努力していきたいと考えています。
後輩の皆さんには、失敗を恐れずにぜひいろいろなことにチャレンジして、自分の興味・関心を深めてもらいたいです。あっという間に終わってしまう3年間なので、充実した高校生活を送ってください。
昭和女子大学
食健康科学部 健康デザイン学科
令和7年3月英進進学コース卒業
仙台 第二中出身
1、2年生から進路について考える
機会を増やすことが大切です
苦手教科は他教科の勉強時間の
倍以上の時間を費やしました
中学生の頃、仙台育英には様々な大学の指定校推薦の枠があることが大きな志望理由となり、入学しました。そのため、高校生活では定期テストや漢字検定、英語検定などの資格取得に力を入れて過ごしました。
指定校推薦をもらうためには、普段の学校生活の態度や定期テストの点数、資格、校内模試の結果が大切になります。そのために私は、1年生の頃から普段の授業でわからない問題があればすぐに友人や先生に質問をしたり、苦手教科は他教科の勉強時間の倍以上の時間を費やし、テスト期間には毎日22時まで集中して勉強に取り組みました。また、学校生活では校則を守り、合唱コンクール実行委員などの委員会活動も積極的に行いました。さらに、漢字検定と英語検定の勉強にも取り組みました。資格の検定日は定期テストと期間が重なってしまうため、定期テストの勉強を3週間前から取り組むようにしたり、SCBTを利用することで、定期テストと資格取得を両立することができました。
第一志望だけでなくさまざまな大学の
オープンキャンパスに参加しましょう
3年生の6月には指定校推薦に最も重要な校内模試があります。私は参考書を使って一年生の範囲から復習をしなおし、過去問を解き、通学中には英単語帳を開いて勉強しました。私が校内模試に対して本格的に勉強をし始めたのは4月からでしたが、もっと早く始めておくべきだったと感じます。
私は大学を決める際、学びたい分野が決まっていたため、大学の違いがはっきりとわからずなかなか第一志望大学を決められずにいました。ですが、自分の行きたい学科の特徴だけでなく大学の施設や学校独自のプロジェクトなども調べたり、オープンキャンパスに参加したりすることで決めることができました。オープンキャンパスに参加すると、自分のイメージとの相違を感じることができたり、周辺地域についても知ることもできるため、必ず参加することをおすすめします。また、第一志望だけでなく色々な大学のオープンキャンパスにも参加してみましょう。
3年生になると勉強や進路について焦りを感じます。そのため、1、2年生のうちから進路相談会や大学のオープンキャンパスに参加して進路について考える機会を増やしていくことが大切だと思います。また、進路相談会に参加し、自分の興味がない分野の学科や専門学校の話を聞くことも自分の夢の視野を広げるために大切なことだと思います。皆さんが良い進路決定ができるように応援しています。
清泉女子大学
総合文化学部 総合文化学科 日本文化領域
令和7年3月外国語コース卒業
中国出身
先生方の全面的なサポートで
自信を持って試験に臨めました
志望大学選びに迷っていたので
先生に相談しながら決定
私は日本語や日本文化に関心を持っていて、専門的な知識を養いたいため、清泉女子大学の日本文化領域に指定校推薦で出願することとなった。仙台育英学園に指定校推薦が利用できる大学がたくさんあることは、入学前から知っていた。先生にもいろいろ聞いて、指定校推薦での受験を決めた。
しかし、受験方法を決めたのにも関わらず、私は志望大学をなかなか決められなくて、2つか3つの大学で迷っていた時期もある。先生も相談に乗ってくださった。最後は偏差値やスケジュールなどを合わせて、清泉女子大学に出願するとようやく決めて嬉しかった。自分がどのような大学に入りたいか、あるいは将来は何をやりたいかを、1・2年生の頃から考え始めたほうがいいと思う。また、両親の意見を聞き、いろいろな相談をすることも大切だと思う。
高校生活の中で一番力を入れたのは
資格を取るための勉強でした
指定校推薦には、校内模試に参加しなければならないが、校内模試でいい成績を取ったら終わりではない。学校側に提出する自己推薦書と、大学側によって要求される志望理由書やレポート、面接の準備も早め早めに始めるべきだ。私の場合は何度も放課後に残って、書類の書き直しをして、先生と面接練習をしていた。緊張はしていたが、先生たちが優しかったので実際に心配は必要なかった。今も思い出すたびに、先生たちへの感謝の気持ちが浮かび出している。
部活動には参加しなかったため、私が高校生活の中で一番努力をしたのは資格を取るための勉強、英検および漢検、留学生の場合は日本語能力試験や日本留学試験など、持っている資格の数が多いほど、指定校推薦での受験に合格する確率が高いから、頑張った方が良いと思う。
創価大学
経営学部 経営学科
令和7年3月外国語コース卒業
中国出身
困難に思える時期があっても
諦めずに努力を続けましょう
学業だけでなく、学校での取り組み等が
評価される指定校推薦に魅力を感じました
大学受験のために、私はいくつかの重要なことに取り組みました。まず、日本の大学にはいろいろな受験方法があるので、自分に合った大学の入試方法を選ぶことが大切です。いろいろな受験方法の中で私は指定校推薦入試を選びました。指定校推薦入試では、学業だけでなく、学校での取り組みや個人の成長を総合的に評価してもらえる点に魅力を感じました。中国では全て成績をみて判断されますが、日本は勉強以外の部分もみてもらえることがいいと思い、指定校推薦入試を選びました。
そして、必要な資格を取得することが大切だと思いました。私は留学生として日本の大学に入学するためには、日本語能力試験の資格を取得する必要がありました。そのため、毎日努力して日本語を学び続け、最終的にはN2の資格を取得することができました。また、大学の資料を調べているうちに、私が選んだ学科には英語能力が必要だということが分かりました。ですから私は毎日少しずつ単語を覚え、英検の試験に向けて努力しました。結果として、英検2級に合格することができ、英語力を高めることができました。
面接は質問の意図を理解し、
考えを的確に伝えることが大切です
次に、面接の準備を始める時期については、時間管理が重要だと感じました。面接対策は早めに計画を立て、毎日少しずつ練習をすることで、余裕を持って準備できました。面接の練習は、ただ答えを覚えるだけではなく、質問の意図を理解し、自分の考えを的確に伝えることが大切だと感じました。最初の練習では緊張して何も言えなくなってしまいました。私の方法は面接シートの内容を何度も暗記して、緊張してもすぐに言えるようにしておきました。練習を重ねることで自信がつき、面接時には落ち着いて答えることができました。面接本番では緊張しないことが大切だと思います。しかし、面接本番では予想していなかった質問がいくつかあると思います。自分の予想を超えているので、少し緊張してしまい、一瞬焦ってしまうかもしれませんが、私は冷静に自分の思いを整理して、しっかり考えて答えることができました。結果的に、面接官に自分の考えを十分に伝えられ、合格を勝ち取ることができました。
これらの経験を通じて、計画的に準備し、冷静に対応することの重要性を学びました。最後に、どんなに困難に思える時期があっても、諦めずに努力を続けたことで、目標を達成することができました。ですから、皆さんも、毎日計画的にコツコツ努力をし、目標達成に向けて頑張ってください。
創価大学
国際教養学部 国際教養学科
令和7年3月外国語コース卒業
高崎中出身
留学生やALTの先生方との交流で
視野を世界に広げることができました
チアリーディング部の活動を楽しみながら
勉強にも効率よく取り組みました
私は外国語コースの国際的な学びを通して海外へ興味を持ち、将来は国と国との関係を良好にできる外交官になりたいという夢を持ちました。そのため、高校卒業後は海外で通用する英語力と国際的な知識を身につけたいと考えるようになりました。創価大学の国際教養学部では4年間全ての授業が英語で行われ、国際関係やビジネスなどに関する幅広い専門的かつ国際的な知識を身につけることができます。そのため、自分の将来の夢に必要なスキルを学ぶことができる場所であると感じ、この大学を志望しました。
高校ではチアリーディング部に所属し、地域のイベントでの演技や楽天モバイルパーク宮城や甲子園での応援などの貴重な経験をすることができ、とても充実した学園生活を送ることができました。平日のみならず、土日にも練習やイベントの演技などが多くあったため、定期テストの勉強は日頃の授業とテスト1週間前からのオフの期間を有効活用することを意識し、部活動と学校のテストとの両立を目指しました。
普段から英語が身近にある環境だったので、
英語面接も自信を持って臨めました
また私が所属していた外国語コースでは、普段から留学生やALTの先生方と積極的に交流し、毎日楽しく学校に通うことができました。このコースに所属して良かったと思った点は、常に留学生が身近に感じることができたり、知らなかった文化や国について知ることで自分の中の視野を世界に広げることができたことです。大学受験の面接は英語での面接でしたが、外国語コースの普段からの英会話で英語を話すことが身近になっていたり、ALTの先生方が優しく面接練習を一緒にしてくださっていたため、英語でも自信を持って本番に臨むことができました。
高校時代に頑張ったことは受験やその先の人生でも必ず活きると思うので、ぜひさまざまなことに挑戦してください。
東京工科大学
応用生物学部 応用生物学科
令和7年3月外国語コース卒業
桜丘中出身
外国語コースから理系大学に挑戦、
毎日の積み重ねで成績を上げました
英検だけでなく将来につながる
検定を取るのもお勧めです
指定校推薦を利用して受験したいと思ったのは高校1年生の時でした。志望する大学の推薦枠があり、確実に合格を決めたいという気持ちが強かったことがきっかけです。高校入学時から、推薦入試を利用する場合を考えて、高い評定と調査書にかけることを増やす努力をしました。具体的には、3年間室長を務めたりStanford-e Sendai Ikuei に参加したり勉強以外の面でも自分のアピールポイントを増やしておくといいと思います。また、検定では英検だけではなく他の人と差が出るように自分の将来なりたい像に近づけるような検定を取るといいと思います。私は将来化粧品を作りたいと言う夢があるため日本化粧品検定の取得に励みました。総合型になった場合も想定しながら受験準備を進めるといいと思いました。3年生になってからだと受験勉強や校内選考用の志望理由書の提出などと並行して対策しなければならないので、早めに取得するのがお勧めです。大学のオープンキャンパスも2年生の夏休みに参加するといいと思います。
毎日放課後に3時間程度学校に残って
化学と数学の勉強をしました
勉強面以外では、少しでも自分をアピールできる経験を積みたいと考え、生徒会に入ったりボランティア活動に参加したりました。生徒会でオープンキャンパスや入試の補助に携わったりボランティアでさまざまな年齢の人と触れ合ったりすることで社会性を身につけられたと思います。3年生に入る前の春休みから、指定校推薦にかかわる校内模試で良い成績をとるための勉強に力を入れました。特に、前年度までの過去問をなるべく多く解くようにして、出題傾向を掴みました。外国語コースから理系に行くため数学の問題を解くのはすごく難しかったです。ですが、解き進めていくと段々とスラスラ解けるようになり校内模試でも良い点数を取ることができました。また、化学と数学と数学をしっかりと勉強しなければいけなかったので毎日放課後に3時間程度執務室に残って化学と数学の勉強をしました。校内審査が通ってからは面接対策に取り組みました。志望理由や将来の夢やビジョンを明確にした上で臨みました。最初は言葉が詰まってしまうこともありましたが、多くの先生とたくさん面接練習をしたおかげで、入試本番では自信を持って話すことができました。
東京工科大学
コンピュータサイエンス学部 先進情報専攻
令和7年3月情報科学コース卒業
矢本第一中出身
資格は一度取得すると一生ものです
積極的に挑戦しましょう!
オープンキャンパスで大学を知ることは、
自分に合った進学先を見つけるために大切です
高校1年生の頃からどの大学に進学するかを考えていました。大学では高校とは異なり、専門的な研究を行うため、自分の興味や夢と合わない分野を選んでしまうと、大学生活が楽しくなくなり、途中で退学してしまう可能性があると考えたからです。そのため、自分がどんな夢を持っているのかなどを常に意識し、高校1年生の時から大学のオープンキャンパスに参加しました。考えすぎると何がしたいのか分からなくなってしまうこともありますが、進路を決めるのが遅くなると焦ってしまうため、早めに大学選びを始めることが重要だと思いました。また、実際にオープンキャンパスに参加し、大学の雰囲気や学べる内容を知ることは、自分に合った進学先を見つけるために大切なことだと実感しました。
東京工科大学への進学を決めた際、私は指定校推薦で進学することを目標にしました。指定校推薦は、ただ何となく過ごしているだけでは得られません。校内選考では、評定平均や校内模試の成績が重要になり、大学の条件を満たすことが求められます。評定は低いと不利になりますが、高くても損はないため、定期テストで高得点を取る努力をしました。また、万が一指定校推薦の枠が得られなかった場合に備え、総合型選抜や一般入試の勉強も並行して行いました。
難易度の高い検定も段階的に挑戦することで
着実にスキルアップできると実感しました
テストの成績も重要ですが、私は高校生活において最も大切なのは、欠席や遅刻をしないことだと思います。もちろん、体調が悪いときは無理をする必要はありませんが、1日でも多く登校することを意識しました。出席日数が不足すると進級が難しくなり、後悔することになってしまうので日々の積み重ねが大切だと思います。また、遅刻を避けることも重要だと思います。
さらに、高校3年間で私は資格・検定の取得にも力を入れました。Microsoft Office Specialist(MOS)では全種類を取得し、全国商業高等学校協会主催の情報処理検定ビジネス情報部門1級も取得しました。資格・検定は一度取得すれば一生残るものなので、積極的に挑戦しました。難易度の異なるさまざまな検定がありますが、段階的に挑戦することで着実にスキルアップできると実感しました。
このように、高校3年間を通して自分の目標を定め、それに向けて努力を続けてきました。高校生活は長いようであっという間に過ぎてしまいます。目の前のことでも大変かもしれませんが、進路についても早めに考え、後悔のないよう充実した毎日を送ってほしいと思います。頑張ってください!
神奈川大学
経営学部 国際経営学科
令和7年3月外国語コース卒業
中国出身
自分を信じ努力を続ける大切さを
合格した今実感しています
「机上の勉強」と「実践の学び」を
組み合わせることが効率的な学習方法です
私は日本の大学進学を目標に、仙台育英学園に留学しました。日本語資格を取得することは留学生にとって一番大切なことだと思います。日本語の資格は、大学や他者に自分の言語能力を証明する最も信頼性の高い方法です。特に、JLPT(日本語能力試験)やJ.TEST(実用日本語検定)は、日本語の運用能力を評価する指標として広く認知されています。資格取得を目標にした学習では、文法や語彙力の強化、リスニングの練習など試験対策に重点的に行い、日常生活の中でも日本語を積極的に使うことを意識しました。例えば、日本人のクラスメートや先生との会話は、日本語の話す能力を向上させるために、とても有効でした。授業後の質問や日常的な雑談を通じて、教科書だけでは学べない自然な表現を身につけることができました。また、これらのやり方を通じてコミュニケーション能力が高まり、自信を持って日本語を使えるようになりました。資格取得のために、問題を解く「机上の勉強」と、日本語を実践で使う「実践の学び」の両方を組み合わせることが、効率的な学習方法だと感じています。
さらに、日本の高校は中国の高校にはない行事が多くあります。特にスプリングチャレンジへの参加も私にとって特別な思い出です。私はこのイベントで、全ての競技に参加しました!すべての種目に挑戦することで、やったことがないことへの新鮮さと楽しさを味わいました。体力的には大変でしたが、クラスメートや先生からの応援に支えられ、最後まで全力を尽くすことができました。この経験を通じて、チームワークの大切さを学びました。また、達成感や周囲との絆が深まる喜びと充実感を感じることができました。
英語力を身につけることの重要性を
強く思い知らされました
高校3年生の初めは、大学選びに大きな迷いを感じていました。将来、国際的に活躍できるビジネスマンになるという目標を持ちながらも、具体的にどの大学に進学したらいいのかを決断するのが難しかったです。特に、多くの大学が英語資格(TOEICや英検)が必要なことに気づきましたが、私は当時、英語資格を取得していませんでした。その結果、選択肢が大幅に限られてしまい、自分の準備不足で後悔しました。この経験から「英語力を身につけることがいかに重要か」ということを強く意識するようになりました。そして、英語資格がなくても受験可能で、なおかつ自分の目標に合う学びができる大学を探したところ、神奈川大学経営学部国際経営学科と出合い、出願を決めました。神奈川大学経営学部経営学科では語学力の強化に加え、経営やマーケティングを国際的な視点で学ぶことができる点に魅力を感じ、「この大学で成長したい」と思い、進学の意志を固めました。
受験準備の中で一番大切なのは面接対策です。私はこれまで人前で話す機会が少なく、最初は自分の思いをうまく伝えることができませんでした。そこで、高校の先生にお願いして、面接練習を繰り返しました。先生からは「笑顔を忘れないこと」「自分の言葉で話すこと」の大切さを教わり、毎回の練習で少しずつ改善していきました。それでも本番が近づくにつれて緊張が高まり、不安も大きくなりました。面接当日、練習の成果を信じ、自分の夢や志望理由をしっかり伝えることを心がけました。なぜこの大学で学びたいのか、どのように努力して夢を実現させたいのかを具体的に伝えることができ、面接官の先生方の励まされながら最後まで話し切ることができました。
神奈川大学に合格できた今、改めて「準備の重要性」と「自分を信じて努力を続けること」の大切さを実感しています。この経験から学んだことを忘れず、これからの大学生活で語学を含む多くのスキルを身につけていきたいと考えています。この体験記が、後輩の皆さんの参考になれば嬉しいです。困難にぶつかったときこそ、自分を信じて努力を続けてください!
神奈川大学
人間科学部 人間科学科
令和7年3月英進進学コース卒卒業
埼玉 熊谷東中出身
しっかりとした学習時間を
自ら確保することが大切です
試験当日を意識して本番と同じ制限時間で
問題を解くことに注力しました
私は指定校制推薦入試を選択し受験を行いました。指定校推薦での受験を行うためには、まず校内選考を通過する必要がありその判断基準として校内模試があります。私は始めから指定校推薦での受験を考えていたため、3年生に進級してからすぐに校内模試の学習を始めました。始めは英単語を中心にひたすらインプットしたことを仲間と問題を出し合いアウトプットしていました。実際に試験を受けて、やはり知っている英単語数をできるだけ増やしておくことがとても重要だと感じました。それは文章問題が多く出題されるため、単語がわかれば難しい文法事項でも内容を理解することができるからです。国語でも同様に、漢字などの確実に点数を取りたい問題を重点的に学習を始めました。その後校内模試1ヶ月前から本格的に過去問題の解答に時間を費やしていきました。私は残りの1ヶ月間で試験当日を意識して本番と同じ制限時間の中問題を解くことに注力しました。
BTECでは、スポーツを軸にした
心身と社会のつながりについて学びました
私がこの勉強法で学習をして良かったと思ったことは、当日の試験中に焦ることなく問題を解き進めることができるようになっていたと言うことです。しかし、この学習方法をもう少し早い時期に始めるべきであったと後悔しました。その理由は、総合的な学力の向上が間に合わなったからです。1ヶ月前からの学習では完全な対策までには至らないため、私は3ヶ月前からの学習が理想だと考えました。しっかりとした学習時間を自ら確保することが大切になると考えています。
校内模試終了後は、自己推薦文の作成に取り掛かりました。自己推薦文ではBTECクラスでの学びや3年間での部活動の功績を具体的に書きました。2年時からBTECを学び、スポーツを軸にした心身と社会のつながりについて他クラスとは異なった授業を行いました。そのため、私はBTECでしかし学べないこと、それをどのように部活動に活かしたかなどを具体的に示しました。
これらのような過程を経て、私は校内選考を通過し大学受験に挑むことができ、合格することができました。
神奈川大学
工学部 応用物理学科
令和7年3月秀光コース卒業
秀光中出身
日々努力を怠らずに取り組むことが、
将来の夢を掴む第一歩になります
将来の夢や高校時代の学びと絡めて、
説得力のある志望理由書を作成しました
私は神奈川大学工学部応用物理学科に指定校推薦で合格しました。この経験を通じて、努力と計画性の大切さを強く実感しました。ここでは、その過程で意識したポイントや役立ったことをお伝えします。
学校生活での成績管理では、指定校推薦では学校の評定平均が大きく影響します。そのため、高校1年生から成績を意識して取り組むことが重要なので定期テストでは苦手科目を重点的に復習しました。
志望理由書の作成では、私は大学のウェブサイトやパンフレットを調べ、応用物理学科の学びの特色や研究内容を深く理解することに努めました。そして、自分の将来の夢や高校時代の学びと絡めて、「なぜこの学科で学びたいのか」を具体的に伝える文章を作成しました。何度も先生方に添削していただき、説得力のある志望理由書を仕上げることができました。
面接練習の際には先生や友達に協力してもらい、
話し方や表情、態度についても指摘されました
面接対策では、志望理由や自己PRが問われることが多いため、事前に想定問答を準備しました。練習の際には先生や友達に協力してもらい、話し方や表情、態度についても指導を受けました。また、応用物理学に関連する時事問題にも目を通し、面接官に自分の関心と意欲を伝える努力をしました。本番では緊張しましたが、練習のおかげで落ち着いて答えることができました。
最後に、今回の合格は、自分一人の努力だけではなく、周りの先生方や友人の支えがあったからこそ実現できました。また、日々の努力を怠らずに取り組むことが、将来の夢を掴む第一歩になると感じました。神奈川大学での学びを通じて、さらに自分を成長させたいと思います。
これから受験を目指す皆さんも、自分を信じて頑張ってください。
日本工業大学
先進工学部 ロボティクス学科
令和7年3月情報科学コース卒業
大郷中出身
自分の好きを追い求めるには
強い心が必要です
この大学以外に入ることは
考えられませんでした
この度、私は幸いにも第一志望の日本工業大学に指定校推薦の枠をいただき合格できました。第一志望といっても私には第二志望の大学はなく、この大学以外に入ることは考えられませんでした。
私はロボットが幼いころから好きで将来はロボット関係の仕事に就きたいと考えていました。ですが固まった考えではなく「こんな感じの仕事がいいなあ」的な緩い考えで高校生活を送っていました。その結果高校三年生での進路先を考えるようになってから焦りを感じ始めました。とりあえずインターネットで「ロボット 大学」と調べ、日本工業大学のホームページにたどり着きました。大学での学びなどを見ていて私は中学生の頃のロボットクリエイターにあこがれている自分を思い出しました。「あ、私はこの大学に入りたい」突然そう思い、母とオープンキャンパスに行くことにしました。オープンキャンパスに行ったことでさらに私は日本工業大学に入りたいという気持ちが膨れました。
先生方に面接練習をお願いして
すらすらと答えられるようになりました
私は、もともとおなかが弱くて腹痛で学校を休んでしまう日が多かったのですが、提出物、授業態度、定期テストの点数などがよかったため指定校推薦の条件を満たすことができ、無事指定校の枠をとることができました。学校の先生方に面接の練習を付き合ってもらい、はじめは緊張してしまい頭が真っ白になり聞かれたことに対して答えられないことや、言葉が詰まってしまうことが多かったです。練習を重ね緊張していてもなんとか詰まらず、すらすらと自分の答えを述べるようになりましたが、練習ですらこの緊張具合と考えると胸の内で不安が大きくなっていました。面接では自分の思いをすべては無理ですが半分くらいは伝えることができたんじゃないかと思います。目が泳いでいたりしたらだめですが、自分らしく答えれば問題ないと思います。合否の日は平静を装っていましたが心の中は心配と不安な気持ちでいっぱいでした。結果は無事合格、そしてこの体験記を書いています。今思うと資格をもっと取っておけばよかった、やっておけばよかったと思うものがあり、皆さんも後悔をしないよう、できることはできるだけやっておいたほうがいいと思います。人間は後悔や失敗を得て成長する生き物といいますが。
私は理系ですので高校生のうちに基礎を完璧にしたいといまさらながら勉学に励んでいます。
最後になりますが、自分の好きを追い求めるには勉強も大事ですが強い心が必要だと思います。皆様も自分の好きを追い求めて頑張ってください。
文京学院大学
保健医療技術学部 看護学科
令和7年3月英進進学コース卒業
宮城野中出身
面接の練習をしておくと
その場で考える力も身につきます
学校推薦型推薦のほうが私にとって
精神的負担が少ないと考え選択しました
大学進学を目指したきっかけは、専門学校等に比べて長く学ぶことができるため、国家試験に向けての時間が増えると思ったからです。看護師になるための国家試験勉強は長くしっかりと取りたかったため、大学進学を選択しました。また、看護学生は実習や試験などが忙しいとよく聞きます。マイペースな性格の私は、専門学校よりも大学のほうが合っていると考えました。
学校推薦型選抜を目指した理由は、安心できるように早い時期から合否が出るからです。年内に結果が出るため、その後安心して年末年始を迎えられ、大学生活の準備期間が長く、上京したいと考えていた私には、合っていると思いました。また、学校推薦型選抜は校内選考を通過すればほぼ合格が確定しているため、総合型選抜などよりも心の負担が軽減されます。学校推薦型選抜と総合型選抜どちらも受験方法で面接がありますが、総合型選抜の方が、面接に重点を置かれると聞いたことがあるため、すぐ緊張してしまう私には不安で難しいと思いました。
面接練習は本番1カ月以上前から
準備することをお勧めします
面接練習は、担任の先生にお願いして時間を使ってくださいました。回数を重ねるごとに自分が考えていなかった質問や、自分の考えていたことに対して深く聞かれたりしていました。1つの質問に対して200文字くらいの答えを考えていました。受験本番では基本的な質問しかされなかったため、準備していて良かったなと思いました。暗記するのにとても時間を使ったため、受験本番1カ月くらい前から準備をしていた方が良いです。そして、考えていなかった質問をされた時のためにその場ですぐに考える力も身につけることが大事だと思いました。
日本医療科学大学
保健医療学部 診療放射線学科
令和7年3月外国語コース卒業
東豊中出身
先生の手厚いサポートのおかげで
合格を手にすることができました
担任の先生と学年主任の先生に
自己推薦文の添削をお願いしました
私は指定校推薦で希望の診療放射線学科に合格することができました。指定校推薦で受験すると最終的に決めたのは3年生の時でした。それまでは総合型選抜での入試を視野に入れて高校生活を過ごしていました。しかし、学校から今年度の指定校の発表がされた際に、日本医療科学大学の診療放射線科を見つけたため挑戦しようと思いました。私は選考が通らなかったら切り替えて総合型で受験しようと考えていたため気持ちの整理ができていました。
指定校推薦を目指す私にとって校内模試はとても重要であるため、できるだけ高い点数を取得するために努力しました。そのほかにも大学の出願条件として3年間の平均評定が4.0以上あることが条件でしたが1年生の頃から評定が足らず困ることがないように意識して学校生活を過ごしていたため、安心して出願することができました。私は出願するときに自己推薦書の制作に時間をかけました。7月から自己推薦文を考えて、担任の先生と学年主任の先生に夏休みの間に添削をしていただいて、内容に深いのある自己推薦書を書くことができました。そのため、早めに先生方に添削をお願いすることをおすすめします。
面接練習を何度も行ったおかげで
本番でしっかり答えられました
私の受験は個人面接だったため、外国語コースの先生方に何度も面接練習をお願いしました。本番では想像をしていなかった質問が来ることもあり、多少慌てましたが面接練習を活かし、答えることができたと思います。自己推薦書や受験の際の面接でも高校在学時に行った課外活動や取得した資格についてを重点的に書いたり話したりしました。指定校推薦での受験を考えている人は、1年次や2年次のうちに課外活動や資格取得をするといいかもしれません。皆さんの受験が成功することを願っています。
神田外語大学
外国語学部 英米語学科
令和7年3月英進進学コース卒業
福島中央台北中出身
計画的に取り組んだり
周囲と協力する姿勢が大切です
定期試験での高得点と資格取得に
重点を置き努力を継続しました
私は指定校推薦での大学合格を目指し、成績の向上と部活動に力を入れてきました。指定校推薦は、学業だけでなく日々の生活態度や課外活動も評価の対象となるため、学業面での努力と共に学校生活の中で主体性や責任感を持つことを意識しました。
まず、学業面では継続的な努力を重ね、成績を維持・向上させることに注力しました。推薦枠を得るためには安定した成績が必要だったため定期試験での高得点を目標にしていました。苦手科目に対しては、友人に質問をしたり、参考書を活用して繰り返し演習を重ねたりすることで克服を図りました。また、授業中の発言や課題提出を徹底して行いました。さらに資格取得に力を入れました。指定校推薦の推薦基準には英検のスコアが必要になる場合が多いため私は英検2級を目標に掲げ、英語の勉強を行いました。単語帳や参考書を使った基礎の勉強や英検の過去問を何度も解いたりしました。このような積み重ねを通じて英検2級を取得することができました。
サッカー部での経験は面接で
アピールをする重要な材料になりました
部活動にも力を入れてきました。私はサッカー部に3年間所属し、その中で様々な経験をすることができました。例えばチームの目標を設定し、それを達成するためにメンバーと協力しながら活動を進めることで協調性を身につけることができました。また、自主練習を続けることで継続力を身につけることができました。これらの経験は指定校推薦の面接で自分のアピールをする重要な材料になりました。
そして推薦に向けた志望理由書の作成や面接、小論文対策も行ってきました。志望理由書では、自分がなぜその大学で学びたいのかを明確にし、自分の経験や目標と結びつけて記述しました。また、面接では自分の考えを分かりやすく伝えることを意識し先生の協力を得て模擬面接を重ねてきました。
これらの努力を通じて指定校推薦に必要な条件を満たし、自分自身の能力を向上させることができました。目標を定め、それに向かって計画的に取り組む姿勢や、周囲との協力を大切にする姿勢は、大切だと思いました。
神田外語大学
外国語学部 イベロアメリカ言語学科 スペイン語専攻
令和7年3月特別進学コース卒業
宮城野中出身
指定校推薦で一番大事なことは
その大学への執着です
客室乗務員としてのキャリアを
広げるためにスペイン語を選択
幼い頃から客室乗務員になるのが夢でした。様々な国や文化に触れながら、世界中の人々と関わることができるこの仕事に魅力を感じ、国際的な舞台で活躍するためには語学力が必要だと強く思いました。そこから、語学教育に力を入れている神田外語大学を知り、特にスペイン語専攻に興味を持ちました。スペイン語は世界で多く話されている言語であり、客室乗務員としてのキャリアを広げるために最適だと感じ、受験を決意しました。
私が指定校推薦を利用しようと決めた理由は、神田外語大学へ入学したいという思いが強く志望理由が明確であったからです。指定校推薦では主に志望理由書や面接があるため、自分がこの大学に入って何を学びたいのか、将来にどうつなげたいのか、他の大学ではなくこの大学でなければならない理由は何か、など自分の志望大学への志望理由をしっかりとい大学に伝えなければなりません。私は指定校推薦での受験に一番大事なことはその大学への執着だと考えています。しかし、指定校推薦だからと言って油断せず学校生活の中でも日々の授業への取り組みや課題を丁寧に取り組むことはもちろんのこと、生徒会活動や様々な場面で実行委員などに積極的に取り組みました。そこで協調性やリーダーシップを磨く経験を積みました。
リラックスして受けられるよう
模擬面接を重ねました
推薦書の作成の際は、なぜ神田外語大学のスペイン語専攻で学びたいのか、そして大学で得た知識やスキルを将来どのように生かしたいのかを明確にしました、国際的な環境で活躍する客室乗務員になりたいという夢を熱意をもって伝える事を意識しました。
さらに、面接対策も欠かせませんでした。面接担当の先生や友人に協力してもらいながら模擬面接を重ねなるべくリラックスして自分の思いを伝えられるようになりました。
これから神田外語大学で学んだ語学力を高め、夢に向けてさらに成長していきたいと思います。この経験を通じて努力を積み重ね、目標を明確に持つ事の大切さを学びました。
千葉商科大学
商経学部 商学科
令和7年3月外国語コース卒業
中国出身
英語と日本語の能力がどれだけ
大切かを受験を通じて痛感しました
スピーチコンテストに出場した
経験を通して自己表現力を学びました
私は日本の大学に進学するために、仙台育英学園に留学しました。日本語力を高め、日本の生活にも早く慣れることが最初の目的でした。留学を通じて、先生や日本人の友達とたくさん話し、実践的に日本語を学んで自信を持つことができました。JLPTやJTESTなど日本語の資格試験を受けて、英語の勉強も頑張り、英検にも挑戦しましたが、思ったほど成績は伸びませんでした。でも、この経験があったからこそ、もっと努力しなければならないと感じました。留学中には学校の行事にも積極的に参加しました。例えば、スピーチコンテストに出て、自分の考えを日本語で発表することができました。最初は日本語の発表に不安がありましたが、何度も練習を重ね、発表の直前には自信を持つことができました。この経験を通して、自己表現力を学びました。
大学選びでは、将来やりたいことをしっかり考えました。私は将来、国際貿易の会社を立ち上げたいと考えており、商学または心理学を学べる大学を選びたいと思いました。しかし、英検で準2級までしか取れなかったため、英語をもっとしっかり勉強すべきだったと後悔しています。その後、色々な大学を調べた結果、学部を問わず自分が興味のある講義を受講することができ、資格試験や就職のサポートが充実していて、将来、必要だと思う知識やスキルを身に付けられる千葉商科大学の商経学部商学科に決めました。
これからも語学をもっと勉強して、
努力を続けていきたい
千葉商科大学の入試では、事前提出小論文が評価の中心となっていました。最初に書いた内容では、十分に自分の考えを伝えられなかったため、何度も修正を加え、先生と相談しながら改善しました。その後、面接の準備も行い、将来自分の会社を作りたいという目標に関連した質問にも自然に答えられるようにしました。面接では、少し緊張はしましたが、できるだけ自分の考えを伝えました。最後は合格できて、とっても嬉しいです。この経験を通じて、英語と日本語の能力がどれだけ大切かを改めて実感しました。また、将来に向けてしっかり目標を持っていることが、進学や進路で自信を持つために重要だと感じました。これからも語学をもっと勉強して、将来の目標に向かって努力を続けていきたいと思っています。
後輩のみなさんには多くの大学で英語の資格が求められるので、英検2級に合格することを目指して頑張ってほしいと思います。また、学校のイベントに積極的に参加し、充実した高校生活を送ってください。留学生のみなさんは、できるだけ日本語をたくさん使ってコミュニケーションをし、暇な時間をよく利用して、仙台を観光するなど今しかできないことをたくさんして視野を広めましょう。中国の留学生のみなさん、中国料理が恋しくなったら焼肉キングの麻婆豆腐は美味いので、食べてみてください。懐かしい味がしますよ。
日本国際学園大学
経営情報学部 ビジネスデザイン学科
令和7年3月英進進学コース卒業
石巻中出身
高校在学中に夢中になれるものを
探すことは進路実現に繋がります
キャビンアテンダントの専門知識に加え
幅広い教養を得るため大学進学を選びました
日本国際学園大学を志望した理由はキャビンアテンダントを目指しているからです。私はキャビンアテンダントになりたいという夢をずっと持っていましたが、3年生になっても卒業後の進路を全く考えていませんでした。そんな中でこの大学を見つけられたのは宮城県内でキャビンアテンダントを目指せる学校を調べたことがきっかけです。この大学のオープンキャンパスに参加した際に、大学と専門学校で迷っているという話を大学の先生にしました。すると専門学校だと専門的なことしか学べないので、他の仕事に就くことになった場合選択肢が狭くなる、でも大学だと専門分野以外にも幅広い教養を学ぶことができるため選択肢の幅が広がることがある、と言われました。この言葉を聞き私は大学進学を決めました。
私はこの大学の指定校推薦枠があったのでそれを利用して受験しました。指定校推薦は校内模試の結果や条件として決められている評定などが重要となってきます。校内模試では私は文系なので数学は最初から諦めて英語と国語を頑張りました。基礎演習の時間に校内模試対策をする時間があり、その時に英語はしっかりやっていました。
大学にたくさん足を運び顔と名前を
覚えてもらうこともお勧めです
日本国際学園大学の指定校推薦での試験内容は面接だけだったので私は1週間ぐらい前から練習を始めました。結果的には3回練習できたのですが、みんなが先生方にお願いをするため先生の予約が埋まってしまっていたりということもあるので、お願いする際は早め早めに動くことが大切だということを学びました。入試当日の面接では、練習してきたこと全てが聞かれるわけではなく、その場で初めて聞かれる質問だったり様々です。私は吹奏楽部に所属していたため、硬式野球部のおかげで甲子園で演奏させてもらった経験があったこともあり、半分以上部活や甲子園の話で終わりました。
日本国際学園大学は筑波学院大学の名称を変え2024年に新たに開校した大学であるため、先生方も大学について知らなかったので自分でたくさん調べたり、大学が主催しているイベントやオープンキャンパスにできる限り参加しました。大学にたくさん足を運び顔と名前を覚えてもらうのも合格への材料となると思います。
勉強と部活の両立で大変な3年間でしたが私は吹奏楽部に所属していて良かったと思うことが多いです。高校在学中に何か1つ力を入れられるものを探すことにより進路実現に繋がっていくと思います。
名古屋外国語大学
外国語学部 英米語学科 英語教育専攻
令和7年3月特別進学コース卒業
幸町中出身
好きなことに取り組める仙台育英の
環境を生かすのは自分次第です
書道やパフォーマンスに賭けた時間と成績を
最大限活かせる形が推薦入試でした
私はもともと英語の教員を目指しており、教員免許や日本語教師資格の取得に加え、長期留学や海外研修のカリキュラムが充実している大学を探していました。複数の大学の資料請求や見学をしていくうちに、私にとって理想の環境が整っているこの大学に出会い総合型選抜での受験を目指していたところ、3年の夏に指定校推薦枠ができたことを知り、そちらでの受験に切り替えました。
私は高校生活のほとんどの時間を書道部での活動に費やしてきました。その書道やパフォーマンスに賭けた時間と残した成績を最大限活かすことができる形が推薦入試でした。私が合格できたのは、早い段階から推薦制度を利用して受験することを視野に入れ、意識して日々の学習に取り組んできたからだと思います。選抜クラスの授業スピードは速く、部活動での公認欠席から戻ると教科書の内容が何十ページも先へ進んでいたという日もあり、ついていくのは容易ではありませんでした。しかし、スキマ時間を活用して単語の暗記や小テストの準備をしたり、どれだけ部活動が忙しくても課題を期限内に提出したりと、焦らず着実に目の前の事に取り組むよう心掛けました。それが結果として一定以上の評定を維持することに繋がり、不安なく指定校推薦に挑戦できたのだと思っています。
仙台育英には、勉強も部活動も、やりたいことに徹底して取り組める環境が整っています。その環境をどう生かすかは自分次第です。苦しいこともたくさんありましたが、私はここでなければ味わえなかった多くの経験ができ、最高の高校生活を送ることができました。どんな時でも親身になって支えてくれた担任や顧問の先生、クラスの友人に部活動の仲間、この学校で出会った全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。大学でも、この進路選択がベストだったと胸を張って言えるよう、一日一日を大切に精一杯夢に向かって努力したいと思います。
名城大学
経営学部 国際経営学科
令和7年3月特別進学コース卒業
台原中出身
自分が決めた道なら
必ず良い結果が待っています
環境や時間など、自分が集中しやすい
学習スタイルを見つけることが大事です
私が指定校推薦で大学進学を決めたのは、高校入学した頃です。思ったより早いと考える人もあると思いますが、進路選択は早いほど自分がこれから何を頑張っていくべきかが明確になります。仙台育英は指定校推薦枠が多く自分は元々他県に出たいと考えていたので年内合格で決まる推薦を選びました。年内で決まると、自分が大学で学びたい分野について勉強する時間が増えたり、好きな事やりたい事ができる機会を作れます。私は経営学を大学で学ぶので現在は、スターバックスの経営学についての本を読んでいます。
私の高校生活はクラスでの生活、行事を楽しんできましたが、やはり1番頑張ってきたのは、定期考査の勉強です。指定校推薦の枠を勝ち取るには平均評定を高くキープする必要があります。平均評定が足りないとまず推薦枠にも入れないです。推薦を早くに考えている人は模試より定期テストに力を入れて欲しいです。そのため、私は定期考査で点数を取るには自分に合った勉強のスタイルを見つけることが大切だと思いました。私が後輩の皆さんにアドバイスしたいのは、勉強ができる環境を見つけることです。私自身いざ勉強を始めるといっても長時間続きませんでした。部屋の机でずっと勉強するのが嫌になったこともありました。そこで私は図書館やカフェといった周りに常に誰かがいて集中出来る所を見つけました。長時間やろうというよりも短時間をコツコツやる方が良いと思います。
得意な分野の資格を取得すると
進路選択の幅が広がります
高校に入ってから皆さんには挑戦して欲しいことがあります。それは資格取得です。私は高校1年次は正直言うと定期考査に慣れず、資格の事など興味もなかったです。何か自分が得意な事で資格に挑戦しようと思ったのは高校2年生の時です。私は漢字検定2級を取得すると決めました。無事合格して心のモチベーションの維持にも繋がりました。推薦を考えている人は何か自分の得意な分野の資格を取得すると進路選択の幅が広がると思います。
最後に、私から1つ伝えたいことがあります。進路選択は時に悩んだり困ったりする時が必ず訪れます。そんな時は一人で悩まず先生に相談してください。自分が決めた道なら必ず良い結果が待っています。皆さんが合格することを願っています。
同志社大学
法学部 法律学科
令和7年3月フレックスコース卒業
新潟 内野中出身
目標は高めに立てておくと
将来に必ず役立つはずです
指定校推薦での受験が決まってから
さらに授業態度や生活態度に気をつけました
大学進学を希望したのは、将来の夢をどんな仕事をしたいのか明確に決まり、その夢を叶えるためには大学に進学する必要があると考えたからです。
大学に進学するにあたって多くの大学がある中で夢に近づける、勉強にも部活にも力を入れている大学を選びました。入試方法が指定校推薦ということもあり、仙台育英学園高校を代表して大学へ行くので志望大学や入試方法が決まってからはより日々の授業態度や生活態度に気をつけて生活していきました。授業や生活の態度が悪いと指定校推薦をもらえなかったり、取り消しにされてしまうので、日々の過ごし方はどのような受験の方法でも気をつけた方が良いと思います。
授業後も寮でワークを使い
問題を解いたり予習、復習をしました
私は大学に進学後も野球を続けます。高校の現役のときはもちろんのこと、引退後も大学での野球のために練習であったりトレーニングの意識を高く持って部活動をしていました。その結果が大学進学後の部活動に対する自信につながっていると思います。また、大学進学のために勉強にも力を入れました。フレックスコースでの勉強は基礎や基本をしっかり学べたので授業後も寮でワークを使い応用問題を解いたり予習、復習をしました。1年生の時は成績が良いとはいえませんでしたが2年生になるときに大学進学について考え勉強に対する考え方を改めました。1年生の時から大学や夢に向かって取り組めていたらと少し後悔しています。1年生だとまだ夢や大学、進路先が決まらないと思いますが、行ける行けないに関わらずまずは高い目標を立てることが将来の夢や希望の進路先が決まった時に役立つと思います。
同志社大学
法学部 政治学科
令和7年3月秀光コース卒業
秀光中出身
IBに取り組んだことは
面接時の話題に事欠かきません
各教科の担当の先生のところに行き、
どのように勉強を進めていくべきか質問
私は早い時期から、指定校推薦に照準を合わせて対策してきました。1年生の時から各教科のバランスを意識して勉学に励み、またインターアクト部では副部長を務め、国際支援活動や障がい者支援活動、エスカレーターでの歩行に関する啓発活動などの従事に積極的に取り組みました。これらの経験を最大限に生かすためには高校から評価を受けることだと考えたため、学校推薦型選抜で受験することを決めました。
まず、指定校推薦で重要視されるのが評定です。評定を下げてしまうと、志望する大学への推薦を受けられなくなってしまうので、評定を下げないように普段の授業や定期テストなどは手を抜かずしっかり対策しました。
また、校内模試の結果も重要で、高校1年生の冬頃から対策を始めていました。文系選択者は国語と英語で高得点を取る必要があったので、それら2教科を重点的に取り組んでいきました。各教科の担当の先生のところに行き、どのように勉強を進めていくべきか質問し、校内模試に向けた学習を始めました。
自分の将来について言語化できるよう、
普段から具体的に考えておきましょう
資格取得にも挑戦しておいた方が良いと思います。私は校内模試の英語で思うように点数が取れなかったのですが、英検を取得していたことがリカバリーにつながったのではないかと思っています。
私の指定校推薦の試験内容は小論文と面接でした。小論文は先生に対策をお願いしました。専門分野に関するテーマに対して時間を計りながら論述し、それを先生に提出し添削を受けるという形式を何度も行いました。
面接練習は、学年の先生や社会科の先生を中心に依頼し、たくさんの先生方から指導を受けることを意識しました。面接練習の内容は、高校生活のことや大学に入学した後の生活について重点的に取り組み、試験に向けて準備を進めていきました。
秀光での学びは、ほかの高校からの受験者と差をつけられるポイントです。IBは特徴的なので、高校で取り組んだことを質問されたときは、話す内容に事欠かないと思います。また、大学での取り組みや将来について、普段から自分の将来について言語化できるよう、具体的に考えておくと、受験前に焦ることはないと思います。
同志社大学
文化情報学部 文化情報学科
令和7年3月特別進学コース卒業
中山中出身
統計コンクールや地理オリンピック等の
様々な活動は入試に大いに役立ちました
文系か理系かを悩んだ末、自分に合った
文理融合の学部を選択できました
私が指定校推薦を選んだのは高校3年次でした。これは、指定校推薦に枠を取る人の中でも遅めの決断だったと感じています。そのようなことになったのは、私がその時期まで一般受験をするか迷っていたからです。当時、私は理系選択であり、そのまま大学も理系の学部に進もうと思っていたのですが、自身の心と向き合ったときに私には文系の学問のほうが向いているのではないかという考えに至りました。そこから私は、文系学部への進学の選択肢を考えるなかで、指定校推薦という道にたどり着きました。
そして、私は高校での理系の学びを生かしながら、文系の学間についての素養も得ることができるこの文理融合の学部である同志社大学文化情報学部を指定校推薦という受験方式で受験しました。最終的に、私はこの選択肢をとったことによって自身と向き合う時間を取ることのでき、良い経験になったと思います。そのことから、指定校推薦という受験方式は受験を通して自分と向き合い、成長したいという人に適した受験方法だと思います。
得意な英語は1年生時から取り組み
卒業までに準一級まで取得しました
次に、高校での活動全般についてです。私は、高校生活を通じてたくさんの体験や経験をすることができました。例えば、実用英語技能検定の取得が挙げられます。私は、英詰の勉強が好きだったということもあり、一年生の時から積極的に取り組み、卒業までに準一級まで取得することができました。また、在学時には、統計コンクールや地理オリンピック、生徒会活動など様々な活動に取り組んだため、入試の面接の際や志望理由書の作成などの際に大いに役立ちました。私は、計画的にこのような活動を行っていたわけではなかったのですが、今振り返ってみると、自分の興味があるなしにかかわらず、いろいろな活動に取り組んでみることが良いと思います。
最後に、この文章を読んでくださった皆さんが自身の進学したい大学を選べるように頑張ってください。たくさん悩むことはあると思いますが、それもいい経験になると思いますのでたくさん悩んでください。応援しています。
立命館大学
理工学部 数理科学科データサイエンスコース
令和7年3月秀光コース卒業
秀光中出身
秀光で培ったスキルや視点を強みに
指定校推薦に挑戦しました
課題を多角的に分析し、自分の考えを
明確に表現する力が身につきました
私は高校時代にIBカリキュラムを通じて、多様な視点と深い探究心を得ました。その中で特に数学に興味を持ち、高校以降もさらに追求したいと考えました。この体験記では、私が大学進学を目指した理由、志望大学合格のための努力、そしてその過程で得た学びと成長について述べたいと思います。
私は高校で数学の探究活動を行いました。その中で、線形代数を用いた現象の解析や、統計を活用したデータの傾向分析に挑戦し、数学の経済分野への応用性を知りました。その活動を通して、特に数学を活用して現実世界の問題を数式としてモデル化し解決へと導くプロセスに興味を持ち、分析をさらに高度な形に発展させて専門的に学びたいと考えたことが、大学進学と進学先を決意した大きな理由です。
私は中学時代から取り組んできたプレゼンテーションやディスカッション、レポート課題の学びから、課題を多角的に分析し、自分の考えを明確に表現する力を養いました。これらの経験で培ったスキルや視点は、自己推薦書や面接試験を通じて十分にアピールできると考えました。そのため自分の強みを最大限に活かすことができる受験方法として指定校推薦に挑戦しました。
大学合格という目標が挑戦心や
探究心を育む原動力になりました
志望大学合格のために心がけたこととしては、指定校推薦では、校内模試の成績と評定平均が重要であるため、それらの要素で良い結果を出すことを目指しました。特に校内模試においては、数学と英語の得点を向上させるため、重点的な学習を計画しました。例えば、数学ではIBカリキュラムで未履修範囲を独学で進める中で、チャート式などの問題集を解いて間違えた箇所を徹底的に復習し、理解を深めるようにしました。また、英語に関しては、自分が苦手とするリーディングを鍛えるために英文法の問題集を用いて練習を繰り返しました。これらの勉強法や勉強する内容の試行錯誤を通じて、自分の弱点を改善しながら本番で実力を発揮できるように努めました。
また評定平均では高い成績を保つことを目標とし、日々の学習にしっかり取り組みました。具体的にはIBの評価要素は提出物であり、それの提出物を期限内に高い完成度で提出するための計画に注力しました。定期考査も評価に大きく影響するため、全科目に対して充実した学習を心がけました。
私はこの体験記を通して、自分の経験や努力、そして大学進学への熱意を述べてきました。大学合格のための歩みは決して平坦ではありませんでしたが、大学合格という目標が私の挑戦心や探究心を育む原動力となりました。
日本経済大学
経営学部 経営学科
令和7年3月外国語コース卒業
中国出身
自分の強みを活かしたことと
地道な努力の継続が勝因です
定期考査に向けてはクラスメートと協力して
問題解決をすることで学びを深めました
私が大学進学を目指した理由は、将来経営者として必要な知識を身につけたいと思ったからです。両親の努力を見て育ち、経済的に自立し、家族を支える力を持ちたいと思いました。大学で学んだことを活かして、両親の会社を継ぎ、今以上に発展させたいと考えています。
受験大学を選ぶ際には、将来の目標に合った大学のカリキュラムを調べ、自分に合った環境を選びました。自分の学びたい分野がしっかりと学べる大学を選びました。また、キャンパスが東京の中心地にあるため、有名な企業がたくさんあり、このようなビジネスが栄えた環境に身を置くことで幅広い人脈やビジネスパートナーを築くこともできると思い、立地面も大学選びのポイントになりました。
私は今回指定校推薦で受験することにしました。指定校推薦を受けるためには、日々の成績を安定させることが大切でした。授業の予習復習をしっかり行い、定期考査に向けて計画的に勉強しました。また、クラスメートと協力して問題解決をすることで、学びを深めました。ノート整理と復習の習慣をつけ、わからない部分はすぐに解決するよう心がけました。休日や長期休暇には時間を有効に活用し、弱点克服に取り組みました。適度な休息を取りながら、効率的に学習を進めました。これにより学業面でも成果を上げ、志望する大学の入学条件を満たすことができました。
日本での高校生活は自分を
成長させる貴重な時間でした
私は受験した大学の指定校推薦入試では、志望理由書などの書類の提出や面接がありました。志望理由書や面接対策では、自分の経験を具体的に伝える準備をしました。また、留学生の場合は大学進学の際、日本語能力試験N2以上の日本語能力が求められるので、日本語の勉強にも力を入れ、私は日本語能力試験のN2とJ.TEST実用日本語検定のC級を取得することができました。
大学受験を振り返り、受験に成功した理由は、自分の強みを活かし、地道に努力を続けたことです。大学は夢を実現するための重要なステップです。新しい知識と経験を積み、これからも将来の目標に向かって進んでいきたいと思っています。
後輩のみなさんには、努力の積み重ねが成功に繋がりますから、目標を明確にし、計画的に努力を続けることを勧めます。分からないことがあれば積極的に質問し、理解を深めましょう。また、日本での高校生活は自分を成長させる貴重な時間でした。さまざまな経験を通じて、多くのことを学びました。留学生の場合、日本に来てから一人暮らしをすることになりますから、お金の管理や節約をしっかりとし、大学進学のための準備をしましょう。また、留学してから人間関係も学び、ほどよい距離感を保つことの大切さを感じました。それに加え、日本人とよく話し、日本人と話す習慣をつけ、若い人の話し方も学び、日本語能力を高めたほうがいいと思います。
東北芸術工科大学
デザイン工学部 映像学科
令和7年3月情報科学コース卒業
増田中出身
高校生活を謳歌しながら大事な時は
しっかりとメリハリをつけましょう
校外研修で訪れた東北芸術工科大学の
整った設備に惹かれました
高校入学の際は、入りたい大学は決まっていなかったのですが、必要になっても困らないように、評定を取ることだけを考えて、提出物は期限内に提出し、テストの際は2、3日間かけて内容を、詰め込んで過ごしていました。また、部活動にも所属し1年次はかなり自由に楽しく過ごしていました。その中でも交友関係を1年で固めることが出来たため、今思えばかなり良かったと感じています。そして2年次に行った校外研修での大学見学にて、東北芸術工科大学を訪問し、そこで施設や機材が充実していることを知って、東北芸術工科大学に進学する事を志すようになりました。幸い、指定校の枠があったため、1年次から変わらず評定を取れるような取り組みをしました。2年次は体育祭や合唱コンと言った行事も多く、クラスの絆も強くなりました。その中でも私は体育祭実行委員を行い、副実行委員長を任せていただきました。基本委員長が引っ張ってくれましたが、困った時には手助けをして行く事もあったため、いい経験になったと感じています。また部活でも後輩ができ、分け隔てなく接して、交友関係を伸ばしてい来ました。
提出書類はいろいろな立場の人に
見てもらう事が大事だと実感
3年次はあっという間で、修学旅行が終わってすぐ受験の準備になり、てんやわんやになっていたのを覚えています。中でも、私は提出期限ギリギリに出す癖があったため、自己推薦文や大学に事前提出する書類の内容でかなり時間を費やしてしまったのでその点は3年間で1番後悔しています。友人にも見てもらい、先生とはまた違う視点で修正点が見えたため、推薦文等に関わらず色んな立場の人に見てもらう事は大事だと改めて実感しました。3年間私は比較的自由に過ごして来ましたがそれでもやはり苦労する事はあり、躓く事も多かったですが友人や先生と言った周りの人達の支えのおかげで無事に大学合格を果たす事が出来ました。皆さんは高校生活を謳歌しながら大事な時はしっかりとメリハリをつけて頑張って行って下さい。
東北公益文科大学
公益学部 公益学科
令和7年3月フレックスコース卒業
秀光中出身
「何故この大学か」を明確にすることが
大学選びの重要ポイントです
部活をしている人はやるべきことを
後回しにしないようにしましょう
私は硬式野球部に所属しており、他のコースの生徒より学習時間が短かったため、授業や空いている時間を上手く活用して学習を行ってきました。
特に、私が心がけていたのは授業の中で内容をしっかり理解することです。授業の内容を復習する時間はあまり多く取ることができなかったので、その分授業を集中して聞き、わからないことがあれば先生にその日のうちに聞くようにしていました。部活は週6日ありました。私は自宅から通っていたため、平日は夜の20時以降に家につくようなスケジュールでした。次の日は朝練があったため睡眠時間はきちんと確保するようにしていました。部活動に力を入れている人は、やるべきことは後回しにしないことがとても重要になってきます。どうしても課題が終わらなかったり、先生に聞いても内容が理解できないときもあると思います。そのような時は、空いている時間を活用することをお勧めします。私は電車での通学時間を使ってわからなかった部分の復習などを行っていました。やるべきことはなるべく後回しにしないことが大切です。
その大学に行きたいという強い思いが
受験で一番大切です
大学を選ぶ際のポイントは、自分が本当にやりたいことを明確にすることだと思います。漠然としたものよりも、より具体的な夢や目標があった方が大学選びが成功しやすいです。私は地方公務員になるという目標があり、地域をフィールドにした講義や課外活動を行っている東北公益文科大学を志望しました。
大学を選ぶ際にもう一つ大切なポイントがあります。それは「何故この大学じゃないとダメなのか」ということです。例えば、地方公務員になりたいと言っても、公務員志望者に適した大学は多くあります。そのため、この大学でないといけない理由を見つけることが必要になってきます。私の場合は、より深く地域の課題を知り、改善策を見つけていきたいと考えていました。大学を調べる中で自分の希望と合致している大学が公益大でした。この内容は受験の面接でも聞かれる可能性が高いので、しっかりと考えをまとめておくと良いです。
受験で一番大切なのは、その大学に行きたいという強い思いだと感じました。大学選びの段階から自分のやりたいことやなりたい姿を明確にしておくことが大切です。みなさんも希望した大学に合格できるように頑張ってください。
東北学院大学
経済学部 経済学科
令和7年3月特別進学コース卒業
仙台 第二中出身
傾向と対策を練って勝ち取った
合格なので喜びもひとしおでした
受験を早く終わらせて興味のあることを
探究するため指定校推薦を選択しました
指定校推薦を視野に入れたのは高校2年生の冬ごろからでした。もともと国公立の大学を目指していたのですが、自分のやりたいことと合わなかったことや受験を早く終わらせて自分の興味のあることについて探究したいと思うようになったことから指定校推薦も視野に入れ始めました。幸い私は2年生の冬の段階で赤点を1回もとっておらず、授業も真面目に受けていたので評定で困ることはありませんでした。
3年生になった春からは、推薦を取れるかどうか決まる校内模試の過去問を解いて、どのような問題が出るのか、そしてどのように勉強すればいいのかを考えながら学習に取り組んでいました。特に私は英語が苦手だったので、時間配分や得点配分から問題を解く順番も考えていました。結果として私は第1希望の指定校推薦の枠を手にいれることができました。しっかりと傾向と対策を練って勝ち取った感じがして、とても嬉しかったのを覚えています。その後は本を読んだり、ニュースを見たりして小論文のネタを作ったり2,000字の自己推薦文を書いたりしました。普段しないことだらけで慣れておらず、精神的にとても疲れることが多かったですが、その分合格したときは達成感に満ち溢れていました。
1年生からコツコツ単語を覚えれば
英語力は必ず上がります
3年生になって、2年生までにやっておけばよかったなと思うことが2つあります。1つ目は英語の勉強です。私は英語が苦手なことから目を背けていました。しかし、今や英検2級レベルの実力を持っていないとほかの受験生に遅れをとってしまうと感じました。1日10単語に触れるだけで約半年で2,000語近くの英単語を知ることになります。1年生のころから地道にコツコツと単語を覚えていけばもっと英語力が上がったのにと後悔しています。1、2年生のころは友達とたくさん遊んだほうがいいとは思いますが、1日30分だけでも勉強する習慣をつけるべきだと思いました。
2つ目は熱中できることを見つけることです。私の行く大学は、今年から指定校推薦の人の面接がなくなったようですが、他の大学のほとんどは面接があります。面接の時には今までの人生で頑張ってきたことや自分の長所をうまく言語化し、大学にふさわしい人材であることをアピールすることが求められます。しかし、自分が何かに熱中した経験がないと自分をアピールできなかったり自分自身の長所を理解できていなかったりします。実際、私は自己推薦書で自分の長所を書く部分は何を書けばよいかすごく頭を悩ませました。もし、指定校推薦や公募制推薦を狙うなら、自分が夢中になれることを見つけるということにも挑戦してみてほしいと思います。
東北学院大学
法学部 法律学科
令和7年3月特別進学コース卒業
富沢中出身
興味があることを調べていくと
将来の進みたい道が見えてきます
資格取得に早めに取り組んだことで
選択肢が広がりました
指定校推薦で受験したいと考え始めたのは、高校2年生の頃でした。志望大学の合格を目指すうえで、選択肢は多いほうがいいと思ったからです。
特に高校生活では、英検と探究活動に力を入れて取り組みました。高校入学時に英検2級取得を目標とし、英語の勉強を頑張ろうと決めていました。指定校推薦では、ほとんどの大学が英検取得やスコアを出願の条件としています。そのため、早くから目標を決めて取り組んでいたことが受験形式にとても影響したと感じます。将来の選択肢を広げるためにもぜひ、資格取得を目指してみてください。
探究活動で取り組んでいたことは、
自己推薦書の良い材料になりました
探究活動では、自分の興味があった転売行為の問題点についてまとめました。興味のある分野を探究することで、自分自身がなぜその大学・学部を希望するのかを明確にすることができました。指定校推薦では、自分をアピールする志望理由書が必要になります。大学を志望した動機や何を学びたいかなどを2,000字のレポートでまとめなければなりません。自分の進みたい進路について探究活動でしっかりと取り組んでいたことは、自己推薦書を書き上げるとても良い材料になりました。自分の興味があることを調べていくと、意外と将来の進みたい道が見えてくるかもしれません。具体的な進路を決めるうえで、興味のある物事から探究してみるのも一つの方法だと思います。
これらの取り組みが私の受験において役立ちましたが、一番は高校生活をとても充実して過ごせたことにあると思います。元気に友達と楽しく過ごした3年間はとても良い思い出です。毎日7時間授業を受け、土曜日も学校へ行っていた日常が少し恋しくもあります。高校生活はあっという間に卒業を迎えます。一つ一つの時間を大切に、充実した学校生活を送ってください。
東北学院大学
工学部 機械知能工学科
令和7年3月秀光コース卒業
秀光中出身
大学選びは将来の目標に
大きく関わる重要な選択です
IBDPの課題論文での研究を通じて
流体力学等に興味を持ちました
小学生の頃から将来カーデザイナーとして活躍したいと考えていました。高校ではIBDPの課題論文で「風速はグラウンドエフェクトの大きさにどの程度影響を及ぼすのか」をテーマに研究を行い、自動車設計における流体力学の重要性を深く実感しました。この研究を通じて、流体力学や熱流体解析に強い関心を抱き、これらを専門的に学びたいと思うようになりました。また、レーシングカーデザイナーとしての夢を実現するためには、理論を実際の設計や製作に活かす力が必要だと考え、学びと実践の両面で成長できる環境がある、東北学院大学の機械知能工学科への進学を決めました。特に、学生フォーミュラへの参加を通じて、理論を形にする力を養いたいと考えています。
自分の興味や目標に合致する大学を
選ぶことが非常に大切です
指定校推薦という形で受験するにあたり、小論文試験では自分の考えを論理的かつ説得力を持って伝えることが求められました。そのため、文章構成や具体例の活用に注力し、高校時代の研究やモノづくりで得た経験を基に、自分の主張を支える内容を目指しました。また、先生方に何度も添削を依頼しながら表現を磨き、試験に向けて徹底的に準備を重ねました。この取り組みを通じて、文章表現力だけでなく、自分の考えを整理し、明確に伝える力も身につけることができたと感じています。
大学では、流体力学や熱流体解析の知識を深めるとともに、2段ディフューザーの活用をテーマに研究を行い、安定性の高い車両設計を目指します。また、学生フォーミュラを通じて、実際のマシン製作に携わることで経験を積み重ね、技術者としての総合力を高めたいと考えています。
大学選びは将来の目標に大きく関わる重要な選択であると考えています。そのため、自分の興味や目標に合致する大学を選ぶことが非常に大切です。オープンキャンパスなどを活用して、その大学が自分のやりたいことを実現できる環境を提供しているかをよく調べたうえで、進路を決めることをおすすめします。
東北学院大学
工学部 電気電子工学科
令和7年3月特別進学コース卒業
加茂中出身
小論文の書き方は担当の先生が
細かく指導してくださいます
1年時から説明を受けていたので
入試形式は早めに決定できました
私が指定校推薦で受験しようと決めたのは二年生の時です。入学当初は一般受験を考えていましたが、一年次の総合探究の授業を通して自分の興味のある分野を見つけ、その分野を研究している東北学院大学に入学したいと思うようになりました。また、仙台育英では一年生の時から受験の種類などについて細かく説明を受けるため、一般以外の受験方法は知っていました。これらの理由から、私は指定校推薦での受験へと考えを変えました。
指定校推薦の枠を取るのには、評定平均が大学の要求する値を超えていなくてはなりません。ですが、定期テストや提出物等を手を抜かずに取り組むようにすれば大丈夫です。また、校内模試で高順位を取ることも重要になります。私は過去問を解き、出題されそうな範囲の復習を行いました。過去問を解いていくうちに傾向が掴めてくるので、それを元にワークや教科書などで復習するだけでも力になると思います。
私の場合、入学試験は小論文でした。私はよく読書をするので、作文などには自信があったのですが、小論文独特の書き方にとても苦戦しました。指定校推薦の場合は小論文指導の先生がついてくれます。それなので私は、自分で受験校の過去問を解き、担当の先生の指導を受けて、自分でもう一度表現を見直していました。本番でどんな問題が出てもいいように自分の興味のある分野だけでなく、学部または学科全体の知識を持っておくことをお勧めします。諦めずに書ききることが大切になるので、後悔のないように最後までが頑張ってください。
東北学院大学
工学部 環境建設工学科
令和7年3月特別進学コース卒業
仙台 第二中出身
自分が後悔しない選択をした結果、
諦めず頑張り抜くことができました
魅力的なアトラクションを建築できる
一級建築士になることが夢です
私は大学進学を目指して高校生活を送ってきました。私には夢があります。それは、将来東京ディズニーリゾートの新しいアトラクションを考え、建設する建築士になるという夢です。私は小さい頃からよくディズニーランドに連れて行ってもらい、こんなにも多くの人に魅力を感じさせるアトラクションにとても興味が湧き、いつか実際に自分でも建築することができるような一級建築士になりたいと思いました。そのためにはまず、建築士になるための受験資格を得ることができる大学に進学する必要がありました。また、私が通っている仙台育英は様々な大学の指定校推薦が来ていると知り、1年生から特に定期テストで点を取り、評定を高くしていこうという目的で勉強をしていました。しかし、推薦の枠に自分が収まるというのはもちろん確定ではないことだったので、一般でも受かる力が身に付くように模試への勉強も取り組んでいました。
先生に相談し、自分が後悔しないよう
勉強も部活も両立する道を選びました
高校生活で私が苦戦したのが、勉強自体もそうなのですが、特に部活との両立でした。私は陸上競技部に所属していました。授業が終わったあと、夕方まで2時間ほど部活をし、家に帰ってきてからは勉強する、という生活でした。部活をして疲労が溜まっている中、勉強をするというのは、私にとってとても厳しいものでした。そこで私は、その日の部活のメニューがいつもより疲れるものでなかった時はたくさん勉強し、疲れがとても溜まり集中できない日はしっかり睡眠すると決めていました。そのサイクルで日々の両立は成し遂げられたと思います。しかし、3年生最後の引退試合が、指定校推薦の枠を決める校内模試がある6月と近く、両立が難しいと感じ、顧問の先生に、部活を途中でやめる相談をしたことがありました。その時、先生は私に後悔しないほうを選びなさいとおっしゃってくださいました。私は校内模試への勉強も、最後まで部活もしたかったので、引退試合まで部活を頑張りながら勉強も今までどおりして、引退してからも試験本番まで猛勉強することにしました。結果、狙っていた枠も取れて、部活も最後までやり切ることができたので、後悔しない選択をできたなと感じました。
東北学院大学
人間科学部 心理行動科学
令和7年3月特別進学コース卒業
宮城教育大学附属中出身
絶対に合格したいという思いで、
努力を重ねれば結果に必ず表れます
周りと差をつけるため英検は準一級、
さらに漢検2級も取得しました
私は高校一年生の時から指定校推薦で受験したいと考えていました。早い段階から目標設定をしていると、それに向けて必要なことを余裕をもって行うことができます。私は特に指定校推薦を得るためには評定を落とさないことが重要だと感じ、些細なことでも評価される活動には全力で取り組みました。定期考査では、どの教科も偏りなく計画的に取り組むことが大切です。授業で配布されたテキストを繰り返し解き、先生が言うテストに出やすいポイントを聞き逃さないようにしました。また、提出物は必ず期限内に提出し、確実に評価を得るよう心がけました。
資格取得にも力を入れました。英検は早めに取得しておくことが重要です。最低でも二級は必須とされていて私は一年生の冬に二級を取得しましたが、受験前になるとほとんどの人が持っているので、周りと差をつけたいなら準一級の取得をおすすめします。私はさらに漢検2級も取得しました。これらの資格は、推薦を受ける際にも大きな強みとなります。
ニュースを要約し自分の意見をまとめる
練習が本番で役立ちました
また、生徒会活動に所属していましたが、特進では多くの生徒が所属しており、他コースでは強い部活が多いこともあり、課外でのボランティア活動にも参加しました。オンラインボランティアや単発でできるものもあり、証明書をもらえる活動を積極的に行いました。小論文対策としては、一度書いただけではなかなか上達しないため、専門的にご指導くださる先生に何度も添削してもらいました。先生のアドバイスを受けるうちに、書き方に慣れ、論理的に文章を組み立てる力が身に付きました。また、普段からニュースに関心を持ち、自分の意見を考えることが非常に重要であると感じ、時間内にニュースを要約して自分の意見をまとめる練習をしていました。これらの練習が、実際の小論文試験で役立ちました。本校は生徒数が多く、一枠の指定校推薦を得ることはとても大変ですが、絶対に合格したいという思いを貫き、努力を積み重ねれば結果に表れるはずです。頑張ってください。
東北学院大学
国際学部 国際教養学科
令和7年3月外国語コース卒業
岩切中出身
コース独自のプログラムや
課外活動は探究課題にも役立ちました
課外活動は志望する学部での
学びにつながる貴重な経験でした
将来、国際的な規模で活躍できる外資系コンサルティング企業に就職したいと考え、大学では英語をはじめとする語学力の向上と国際関係や国際経済について学べる環境を求めていました。当初は県外の大学も視野に入れていましたが、地元で働きたいという思いが強くなり、最終的に東北学院大学国際学部国際教養学科を志望しました。受験形態については、総合型選抜と学校推薦型選抜で迷いましたが、高校1年生から評定平均を高く維持し、英検取得やGTECで良いスコアを取れたことから、学校推薦型選抜を選びました。
学校推薦型選抜の受験資格を得るため、2年生の冬休み終わり頃から校内模試の対策を本格的に始めました。文系志望だったため、特に英語と国語に重点を置きました。英語では、英単語を覚えるだけでなく、例文や熟語、接頭辞なども含めて学習しました。また、校内模試の過去問や共通テストの過去問を解くことで、問題形式に慣れ、着実に点数を取れるよう工夫しました。国語では、ワークや過去問を活用し、読解力を高めることに努めました。さらに、文学史の問題に備えて便覧を使い、四字熟語や文豪とその作品についても学びました。これらの学習を繰り返し行い、自分の改善点を見つけることで確実に力をつけることができました。その結果、校内模試では2桁で目標よりもかなり上の順位を取ることができました。この他に課外活動にも積極的に取り組みました。Stanford e-Sendai Ikueiやシジュウカラガン復活プロジェクトなどの課外活動を通じて、課題設定能力を高めることや自分の長所を見つけるための努力をしました。これらの活動では、国際的な視点や協働の大切さを学び、志望する学部での学びにもつながる貴重な経験を得ることができ、志望理由や大学から課された探究課題に活かすこともできました。
東北工業大学
ライフデザイン学部 生活デザイン学科
令和7年3月秀光コース卒業
秀光中出身
IBで鍛えられた質問への対応力が
面接でとても役立ちました
IB教育では自身の思考力や表現力が
求められる場面が多くありました
中高の6年間秀光に在籍しており、国際バカロレアが提供するIB教育を受けていました。中学校ではSDGsに関する探究活動や自身の作成したプレゼンテーションによる授業を行ったり、高校ではPPという自己の興味関心を探究活動や、CASという自己成長を見込む授業を活用し、様々なボランティア活動を行ってきました。通常の授業や課題も一般的なものとは異なっており、自身の思考力や表現力が求められる場面が多くありました。
そんな6年間を通じ、進路選択の際に私は「将来は地域と関わることをしたい」という思いが芽生え、それを踏まえて志望大学の決定に向けて熟考していました。実際、私が受験校の決定に至ったのは高校3年生の夏、8月頃だったと思います。やりたいこととやらねばいけないことのギャップに右往左往し、自分の進む道がこれでよいのかと頭を抱えていました。もともと私は、IB学習を通じた高校3年間の活動実績を利用できる総合型選抜入試での受験を検討しており、指定校推薦を利用するということは視野にありませんでした。しかし実際に受験プランの確定を迫られた際、自身の気の弱さから「総合型選抜入試で果たして合格を得ることができるのか…」という不安が生じ、急遽指定校推薦を利用し、大学受験に挑戦することを決めました。
中高での経験は私の受験当日に感じる
プレッシャーを緩和してくれました
普段から英語を使用する授業や放課後の講習などを受けていたため、校内模試でも得点につなげることができ、推薦をいただけることになりました。指定校推薦を受験するにあたって助けていただいた先生方や周囲の人々には今でも頭が上がりません。また、中高での経験は私の受験当日に感じるプレッシャーを緩和してくれたと感じています。私の試験内容は3分間のプレゼンテーションと面接でした。IBで鍛えられた質問に対する対応力と様々な先生方による面接練習があったことにより、緊張することなく受験できました。「困ったら人に頼ることの大切さ」や「過去の経験が今を作っていること」を身に染みて感じました。
東北文化学園大学
経営法学部 経営法学科
令和7年3月英進進学コース卒業
多賀城第二中出身
将来就きたい職業を見据えて
最適な大学を選びました
学校推薦型選抜を取るために
1年次から意識して生活しました
大学進学を目指した理由は、将来の仕事に役立つ専門的な知識を身につけることが、就職の際に有利になると思ったからです。業界や企業によっては「大卒以上」を応募資格としている場合があったり、大学に通うことにより、人脈が広がり得られる情報も増え、将来に役立つ知識を得られる場として最適なため、大学進学を目指しました。大学進学をするにあたって私は学校推薦型選抜を利用しました。学校からの指定を受けるために私は2つのことに注意して学校生活を過ごしてきました。
1つ目は学業です。学校推薦型選抜では、選考に評定平均といわれる3年間の成績、課外活動実績、生活態度を総合的に評価されるため、1年次から期末テストの点を良くするために長時間勉強したり、提出物を期限内までに出したりなど、評定平均を上げるために努力しました。2つ目は、日々注意深く生活することです。学校推薦型選抜では、早くて12月には合否が知らされます。そのため、入学するまでに4カ月間を浮かれて過ごしてしまうと少しの出来事で内定の取り消しになってしまうため、油断せず日常を過ごしていました。
なるべく早い時期から志望大学を
決定することをお勧めします
私は大学に合格するまでの休日、長期休暇期間では、大学について調べたり、面接の作法を練習したりしていました。大学については、公式ホームページやパンフレットを取り寄せ、学校の雰囲気や学校方針について調べました。面接の作法については、ネット上にある動画を見たり、実際にやってみたりと一連の流れをスムーズにできるまで練習しました。受験大学を絞り込むにあたって私は、自分の将来やりたい職業に関係のある授業を受けられる大学を選びました。将来は、地方公務員になりたいと考えており、そのため経済、経営、法律を複合的に学べる学科がある大学を選びました。私自身、中学生の時から大学進学を決めていましたが、どこの大学に行こうか決まったのは3年生になってからでした。皆さんは、早い段階で目星を付けておいたほうが後々困らないため、考えておいたほうがいいです。残りの高校生活、頑張ってください。
東北文化学園大学
経営法学部 経営法学科
令和7年3月技能開発コース卒業
中野中出身
悩みを誰かに相談することは、
自分の成長にもつながります
早すぎると思うぐらいから
準備を始めることをお勧めします
まず最初に志望理由書に関してですが、2年生の前期あたりからやることをお勧めします。早すぎると思うかもしれませんが、3年生になれば校内模試の勉強や小論文などの対策も行う必要があり、とても忙しくなってしまいます。
資格に関しては、英検は2級まで頑張って勉強すべきだと思います。もし資格を取りたいと思うなら1年生の時から学校設定科目を活用して資格取得を目指しましょう。また、授業の勉強に関しても1年生の頃からコツコツやっておいた方がいいです。学校によっては、評定平均を求められることもありますし、学校生活の勉強から学習することに慣れておくと、志望理由書を書く時や受験勉強も取り組みやすくなります。
部活動に関しては実績よりも自分が
どう取り組んだかを伝えました
そして部活動では、結果を追い求めることも大事ではありますが、その結果の過程で何を得ることができたのか、どんな困難にあたってどう乗り越えてきたのかをしっかり語れるようにしておきましょう。私はなんとか言えたものの、部活動ですごい結果を残したわけではなかったので、後輩の指導をやってきたことや初心者から県大会のメンバーになるまで頑張ってきたことをストーリー性を持って話すことに重きをおきました。また、部活動以外でも勉強など1人で頑張っていると悩んでしまうこともあると思います。そういう時は迷わず周りの仲間や先生方に相談をしてみてください。そうすることで、効率的に解決できますし、様々な考えや知識を得ることが、部活動や勉強の成長、志望大学合格にもつながります。
私にとって高校生活で大事なことは積み重ねだと思っています。高校生活では、勉学や部活動で結果を出すよう努め、自分が良いと思う進路を模索していく日々です。皆さんが自分の行きたい進路へと行けることを願っています。
東北医科薬科大学
薬学部 薬学科
令和7年3月特別進学コース卒業
東豊中出身
今自分に出来ることに全力を注いで
将来の選択肢を増やしましょう
指定校推薦の権利を獲得するために
校内模試はしっかり対策しました
志望大学を決定したのは高校2年生の頃でした。しかし、その時は指定校推薦での受験は視野に入れておらず、一般受験や公募制推薦での受験を考えていました。ただ、受験を迎える時に後悔しないよう、評定平均は意識していました。私は部活動にも力を入れて取り組んでいました。高校3年生になって進路について本格的に考えるようになった時に、受験する方法がひとつでも多い方がいいと思い、指定校推薦での受験をしたいと思うようになりました。また、部活動での実績が指定校推薦においてはアピールポイントになることも指定校推薦を望むようになったきっかけです。しかし、指定校推薦での受験は評定平均の条件を満たしているだけでは不可能で、学校での校内選考を通過する必要があります。そこでは評定平均の他に校内模試の成績が大きく関わります。私は、指定校推薦の権利を獲得するために校内模試はしっかり対策しました。その甲斐あって指定校推薦を受験させていただけることになりました。
高1からの積み重ねがなければ
指定校推薦は利用できなかったはずです
私は自身の経験から日頃からの小さな積み重ねが大切だと感じました。高校1年生の頃から評定平均が低くならないように定期テストの直前からではなく、長期にわたって少しずつ対策を進めたり、提出物の期限を確かめ、できるだけ早く提出するようにしていました。また、部活動では継続して努力する力が身についたと思います。昔からの積み重ねがなければ指定校推薦での受験はできなかったと思います。私は部活動の影響で大学のオープンキャンパスに行くことは出来ませんでした。それでも、自分で大学の情報を集めて、自分に合う志望大学を見つけることができました。みなさんも今自分に出来ることにはしっかり取り組んで将来の選択肢を増やせるように頑張ってください。応援しています。
宮城学院女子大学
学芸学部 英文学科
令和7年3月英進進学コース卒業
利府中出身
留学で得た語学力や適応力は
私自身の大きな糧となりました
高い評定を取っていれば、
大学選択の範囲が格段に広がります
高校3年間の多くを勉強に費やしていたと思います。指定校推薦はなんとなくではありますが高校1年生の頃から視野に入れていました。指定校推薦で大切になってくるのは3年間の評定平均です。そこで、私は1年生の頃から定期考査で高い点数を取れるように1週間前にはひと通りテスト範囲のワークや対策プリントなどを終わらせて、それから難しいところや苦手なところを重点的にテスト当日まで復習していました。新課程になってからは主体的な態度も考慮されて評定がつけられているため、提出物は絶対に期日前までに終わらせて出すようにしていました。その結果、評定平均5という成績を大学に調査書として送ることができました。このことから感じたのは高い評定を収めていれば、指定校推薦で選ぶことができる大学の範囲が格段に広がります。今はどんな受験方法で大学に行くか決まっていない人でも評定が高いことにこしたことはないので、後に評定平均が足りなくて大学選びを諦めることがないように1年生の頃から高い成績を納めることが大切です。
評定平均と留学、英検2級の取得は
私の大きな力と自信に繋がりました
私は具体的な大学は決まっていなくても英語系の学部に進学しようと高校2年生の時点で決めていたので、仙台育英学園高等学校の留学プログラムを利用して異文化理解と語学力向上のためにカナダへ3カ月間留学しました。まだ未熟な高校生が親元を離れて海外に留学し、異国でホームステイ先の家族と一緒に暮らすことは文化の違いや言語の壁もあり、困難なことも多かったですがそれを乗り越えて得た語学力と生活力、適応力は帰国してからの私自身の普段の生活にも大きな糧となった部分が多いと感じています。その一例として、帰国後には英検2級を取得することができました。
評定平均と留学、英検2級の取得は私の大学進学の大きな力と自信に繋がりました。私自身の努力はもちろん、両親の支えがあってこその結果だと思います。
皆さんは現時点で進学先に誇れる自分の経験や強みはありますか。まだ見つかっていない人は自分の好奇心を大切に行動を起こしてみてください。そしてそれに協力してくれたり、応援してくれたりする身近な人への感謝を忘れずに進学へ向けて全力で取り組んだください。応援しています。
宮城学院女子大学
学芸学部 日本文学科
令和7年3月英進進学コース卒業
多賀城第二中出身
知識や思考力は選択肢を広げ、
課題解決の糸口となるはずです
努力の継続と充分な準備の
大切さを書道部で学びました
仙台育英での3年間は、書道部としての活動に注力した日々でした。書道部では全国での活躍を目指して作品制作に加えて書道パフォーマンスに取り組み、2年生の冬にはパフォーマンスの全国大会で優勝・3連覇を達成することが出来ました。この経験から努力し続けることの大切さと、『自分はいま、精一杯頑張っている』と慢心せずに貪欲なまでに充分な準備をすることが結果に繋がることを学びました。
学習面では、苦戦することが多く、大きな課題だったのは、部活と勉強の両立が難しく家庭学習の時間が確保できなかったことでした。しかし、親から家庭学習の時間が取れないのならば授業中に分からない所は払拭し学習するしかないのではと指摘されたのをきっかけに、学習方法を改めるようになりました。授業中は教科書とワーク或いは単語の意味とを見比べながら理解することに重点を置き、定期考査対策ではワークや課題プリントを2周・3周と問題を繰り返し解くという方法を徹底して行いました。するとこの方法が自分にあっていたのか、考査では結果が伸びていくのを点数から実感しました。この経験から自分にあった勉強法を探し出し、それを徹底して行うことの大切さを学びました。
部活と勉強の両立が難しいと諦める前に
取り組み方を振り返り改善しましょう
これから大学受験を控えている人そのなかでも部活と勉強の両立に悩む人へ、『部活が大変なのだから仕方ない』と諦めず、自身の取り組み方を振り返り効率的な学習の方法やあるいは自分に合った方法に改めることが大切だと思います。部活で培った経験のみならず、学習を通して得た知識・思考力は、進路への迷いや不安を消し去るように自分の選択肢を広げてくれたり、進学してからの課題解決の糸口となってくれたりとプラスなことばかりです。
でも、3年間の高校生活はあっという間に終わります。だからこそ勉強に部活に、大変なことが多いかもしれないけれど、今のこの瞬間を『楽しむこと』も忘れずに過ごしてほしいと思います。
宮城学院女子大学
現代ビジネス学部 現代ビジネス学科
令和7年3月英進進学コース卒業
槻木中出身
合格することができたのは
先生方の親身な支えのおかげです
土日や放課後は公共図書館で
勉強に励みました
宮城学院女子大学の進学をめざした理由は、マーケティングや観光学のスキルを学びたいと思ったからです。そして、自分の良さを学校推薦型の方がアピールできる学校推薦型選抜を利用しようと考えました。
指定校推薦を取得するために心がけたことは3つあります。1つ目は、評定を40以上を保つことです。指定校推薦では、評定がとても大事になってきます。そのためにより高い評定を保つことが大事です。私は毎日の授業に集中するだけでなく、土日や放課後を利用して公共図書館に行き、勉学に励みました。その結果、評定を向上することができ、良い成績を取ることができました。
2つ目は、遅刻や欠席をしないことです。普段から遅刻や欠席をしないように、健康的な生活をしたり、早寝・早起きを心がけました。3つ目は、ボランティア活動に参加をすることです。私は、仙台七夕祭にボランティアで参加し、コミュニケーション力を身につけることができました。このようなことをすることで、指定校推薦を取得することができました。。
小論文は先生に添削をお願いしたので
当日はすらすら書くことができました
受験本番前にしたことは3つあります。1つ目は小論文対策です。過去問や小論文対策の本を買って、受験まで毎日たくさんの小論文を書きました。そして、ただ書くだけでなく、小論文の先生に添削をお願いし、直してもらったところを見直し、次につなげました。その結果、当日はすらすら小論文を書くことができました。
2つ目は、面接対策です。当日、何を聞かれてもつまづかないように、たくさんの質問を予測して、その答え方もしっかり練習しました。また、たくさんの先生方に面接練習をお願いし、実践的なことも増やしていきました。その結果、当日の面接もスムーズに受けることができました。
最後に先生方のサポートがあったおかげで合格することができたと思います。ありがとうございました。
宮城学院女子大学
教育学部 教育学科 幼児教育専攻
令和7年3月特別進学コース卒業
宮城野中出身
何事にも真摯に取り組む姿勢は
入試や大学生活にも活きてきます
友人に相談したことで、学ぶことへの
姿勢や意識が変わりました
高校生活の中で、私は進路について悩みながらも、自分に合った目標を見つけ、努力を続けました。当初、専門学校への進学を考えていましたが、友人から「大学ならゆっくり学べる」とアドバイスをもらい、大学進学を目指すことにしました。友人に相談してみたことが、私の高校生活の大きな転機となり、学ぶことへの姿勢や意識が変わるきっかけとなりました。
大学進学を目指す中で、校内模試が評価されることもあり、まずは基礎学力の向上を目指して勉強に取り組みました。私は古典が少し苦手でしたが、授業で単語や文章を丁寧に読み解くことを意識するうちに、少しずつ変化が見られるようになりました。その結果、演習問題で間違える回数が減り、自信を持って問題に向き合えるようになりました。この経験を通じて、基礎をしっかり固めることの重要性を改めて実感しました。
合格が決まってからも気を緩めずに
新しい環境に向けて準備をしました
試験内容が面接と小論文だったため、対策の仕方に初めは困惑しましたが、小論文と面接対策の参考書を購入し、休み時間も参考書を読み進めたり、小論文の過去問を解いたり、自分なりに勉強法を模索しました。また、先生方の手厚いサポートのおかげで、試験当日は心に余裕を持って臨むことができました。
合格が決まってからも気を緩めずに勉強を続けました。大学での学びに備えるため、放課後も友人と一緒に勉強に励み、基礎知識の復習や課題などに取り組みました。油断をせず、少しでも机に向かい、新しい環境での挑戦に向けて準備をしました。不安を少しでも減らす努力をすることが大切です。何事にも真摯に取り組む姿勢が入試でも役に立ち、また大学生活にも活きてくると思います。
宮城学院女子大学
生活科学部 食品栄養学科
令和7年3月特別進学コース卒業
鶴谷中出身
積極的に経験を増やす姿勢は
将来の成長のためにも大切です
時間は想像以上に早く過ぎるので、
有効に活用しましょう
高校入学当初から指定校推薦での受験を考えていました。また、将来の夢が明確だったため、志望大学を高校入学時にはすでに決まっていました。
指定校推薦を狙うためには、まず定期考査に力を入れ、安定した評定を取ることが大前提です。特にまだ志望大学が決まっていない人は、選択肢を広げるためにもできるだけ高い評定を確保しておくことをお勧めします。また、高校3年生の6月に実施される校内模試は、指定校推薦の選考において最も重要な資料となります。私はこの模試に向けた勉強を始めるのが遅く、後悔しました。校内模試は範囲が広いため、2、3カ月前から対策を初めても間に合わないことがあります。そのため、1年生の頃から定期考査ごとにしっかりと知識を定着させておくことが賢明な戦略です。特に、校内模試の科目は数学・国語・英語の3教科のみなので、早めに基礎を固めておくと良いと思います。
評定や校内模試対策に加えて、力を注いでほしいのが、部活動やボランティア活動です。私は部活動をしていましたが、外部のボランテイア活動や研究プロジェクトへの参加も評価の対象になります。勉強と両立するのは大変ですが、積極的に経験を増やす姿勢は、推薦を得る上でも、将来の成長のためにも大切です。時間は想像以上に早く過ぎていくので、今を大切にし、時間を有効活用して頑張ってください。
面接も小論文も入念に準備し
練習を重ねることで自信がつきます
受験対策で最も重要なのは、練習を積むことです。練習を重ねることで自信がつき、本番でも緊張せずに落ち着いて臨めるようになります。面接対策では、基本的な質疑応答やマナーの確認はもちろん、深掘りされた質問への対応も忘れずに準備してください。「ここまで聞かれないだろう」と思うような部分まで考え、しっかり練習しておくと、当日の不安が軽くなります。小論文対策では、問題傾向をつかみ、小論文のルールを身につけることを重視しました。練習を重ねた結果、本番では時間にも心にも余裕をもって取り組むことができました。「正解か不正解か」ではなく、「論理的に書けているか」「設問の意図を正しく捉えているか」に重点を置いて練習することが大切です。また、日頃から読書をして語彙力を高めておくと、よりスムーズに書けるようになると思います。
何事もリラックスして落ち着いて挑めば大丈夫です!皆さんが、納得のいく結果を得られることを願っています。
宮城学院女子大学
生活科学部 食品栄養学科
令和7年3月特別進学コース卒業
中野中出身
大学選びの選択肢を広げられるよう
高1から受験を意識しました
探究活動を発表したことは
大きな自信に繋がりました
大学進学を目指した理由は、将来管理栄養士として社会に貢献したいと考えたからです。東日本大震災の経験や能登半島地震のニュースを見て、避難所生活において栄養が偏った食事をとらざるを得ない現実を知り、食は人が生きていく上で欠かせない行為であるからこそ、どんな状況でも人々の生活を食事の面からサポートしたいと思い、管理栄養士を目指すようになりました。
学校での大学調べの時間に、自分を見つめ直しながら様々な大学のオープンキャンパスや学園祭、模擬授業に参加し、自主活動しやすい環境の中で学びを深められる宮城学院女子大学への進学を決意しました。
高校入学時は志望大学が決まっていなかったのですが、できるだけ受験の選択肢を広げられるように高校1年生の時から定期テスト、提出物、生活態度などの基本的なところを意識して取り組みました。
また、総合的な探究の時間に力を入れて取り組みました。生徒会執行部で能登半島地震の募金活動に参加した際に人々の温かさに触れ、日頃からの地域社会との繋がりや支援活動の重要性を学びました。そこで私は災害と地域社会の繋がりについて探究しました。この探究を修了式の際、大勢の前で発表できたことは私の中で大きな自信に繋がりました。
進路を決めるにあたっては
興味のあることを探してみましょう
受験資格を得て、面接と小論文の練習を行いました。先生方に指導していただき、入試では自信を持って臨むことができました。本当に感謝しています。
進路を決めるにあたって、自己分析が重要になります。視野を広く持って自分の興味のあることを探してみてください。部活動や探究の取り組みは、志望理由書や面接で勉強以外の自分をアピールするのに非常に役立ちます。指定校推薦を考えていなくても、定期考査に力を入れ高い評定を維持すること、課外活動に積極的に取り組むことを意識してほしいと思います。
高校生活は本当に一瞬です。皆さんが充実した高校生活を送ることができるよう、願っています。
仙台白百合女子大学
人間学部 子ども教育学科
令和7年3月英進進学コース卒業
郡山中出身
自分の意見を大切にして
選択することが何よりも重要です
相談したり切磋琢磨できる仲間の存在が
高校生活でとても重要です
指定校推薦の枠をいただくためには、日頃の勉強や生活態度に気をつけて過ごす必要があったり、校内模試でいい成績を残すことや、夏休み中に1,600字の自己推薦書を書く必要があります。自己推薦書は、志望理由、動機、将来のこと、自己PRなどを書くため、部活動をしていると内容に困ることはなく書くことができると思います。さらに、文全体を完成させるにはかなりの時間が必要になるので、時間に余裕を持って計画的に取り組む必要があります。また、日頃の授業を真面目に受けたり、提出物をしっかり期限通りに提出することで、高い評定平均を保つことができると思います。さらに大学を決める際には、大学の説明会やオープンキャンパスに参加していろいろな大学を見比べて、自分の合う大学を見つけることが大切です。大学選びはこれからの人生に大きく関わってくると思うので、先生とうまく相談し、考えていく必要があります。
相談したり切磋琢磨できる
仲間の存在に助けられました
また、私は高校3年間で多くの学びを得ることができました。主に部活動で結果を出すためにどのようなメニュープランを立て、どう実行していくかを学ぶことができたのは、これからの様々な場面で生かせるものだと考えています。また何でも相談できる友達や、お互いにお手本となるような仲間がいたことが、高校生活で非常に重要でした。自分の進路選択で悩んでいる人はたくさんいると思いますが、まずは何よりも自分の意見を大切に自分がやりたいことを選択していくことが、ものすごく重要になってくると思います。自分の人生なので、誰かに左右されることなく自分の興味のあることを見つけてみてください。多くのことを経験できる高校生活を有意義に過ごしてほしいです。
尚絅学院大学
人文社会学群 人文社会学類
令和7年3月英進進学コース卒業
東仙台中出身
何事も経験することで
心に余裕が生まれます
勉強や経験から考える時間が
必要だと考え進学を決意
部活動に力を注いでいたので、ボランティアや社会を知れるような活動に参加できる機会が少なかった。部活を引退した後に唯一参加したボランティアがあった。それは利府支援学校のボランティアだった。私は障害者との交流などを経てたくさんのことを学び、新たな考え方もできた。そこで私は、たくさんのことを勉強したり、経験することが必要だと考えた。勉強または経験から考える時間が必要だと考え進学を決めた。学校推薦型を選んだ理由は、この受験方法が1番自分に合っていると思ったからだ。受験するにあたって、自分が入りたい理由や将来のビジョンまでを考えなければならない。また、大学についても詳しく調べる必要がある。これは、いずれ考えていかないといけないことであり、とても重要なことだ。これを入学前にできるのは入学するためだけでなく今後にもつながると思ったからだ。一般入試と学力の差が生まれることは確かだが、早く合格が決まる分勉強や準備する期間は長い。これも学校推薦型の魅力だと思う。
自分が後悔する前に
何事も早めに始めよう
合格できたが、高校生のうちにボランティア活動をたくさんしておけば良かったと思う。ボランティアはどの選択肢にしても必ず関わってくる。たくさん社会に目を向けた人になって、信憑性のある話をできる人は合格に近づけると思う。合格するために1番大事なことはとにかく練習だと思う。初めての受験だったのでいつ始めていいか分からず1週間前から面接準備に動いた自分は焦りと不安で活力が湧かなかった。自分が後悔する前に始めることが大事。受験はとても急にきたように感じる。だからこそ余裕がなくなる前に経験値が高いほうがいい。受験で不意に役立つことがあるからだ。受験において無駄な努力はないので合格まで頑張ってください。
東北生活文化大学
美術学部 美術表現学科
令和7年3月英進進学コース卒業
中野中出身
志望大学に合格するには何が必要かを
しっかり調べることが重要です
勉強計画を立てることは、
大学に入ってからも役立てられます
東北生活文化大学の美術学部を目指した理由は、小学生の頃から絵を書いたり物を作るのが好きで、もっと美術について専門的に学びたいと思ったからです。指定校推薦を取るために頑張ったことは、定期テストや模試で高い点数を取ったり、全ての教科の評定で5を取れるようにしたり、英検などの資格を積極的に取ったりしたことです。私は2年生の時に部活をやめてしまったので、勉強の方面に力を入れてきました。定期テストで高い点数を取るためには、テスト当日までの勉強の計画を立てる、ワークはわかるまで何回も解く、早いうちから勉強をはじめる等のことを重視しました。特に勉強計画を立てることは、大学に入ってからも役立てられるので、毎回やった方が良いと思います。また、資格などについては、英検以外にも数検や漢検などがあるので様々な検定に挑戦することが推薦でも有利になってきます。最低でも準2級ぐらいは持っていると損はないです。休日や長期休みのときは、課題が出されている場合は先に課題を消化していき、課題が一通り終わったら毎日少しずつワークを解いたりなどをしてきました。休日は最低でも3時間ぐらいは勉強しておきべきだと思いました。
高2のうちに気になる大学の
オープンキャンパスに積極的に参加
私が伝えたいことは、早いうちから志望大学を決めて、そこに入るにはどんなことが必要なのかをしっかり調べることが大切だということです。私は2年生になってすぐに美術を学べる大学に入りたいと思い、自分で調べてみて気になった大学のオープンキャンパスなどに積極的に参加したりして、早くに準備を始めました。そのおかげで比較的ゆとりを持って試験に挑むことができました。
将来について不安はたくさんあると思いますが、勉強の合間に適度に息抜きもしながら高校生活を楽しみましょう。
石巻専修大学
理工学部 生物科学科
令和7年3月情報科学コース卒業
塩竈 第二中出身
高校は自分を磨き未来を生き抜く
術を与えてくれる場所です
整った環境で研究に没頭できそうな
大学を選びました
私が石巻専修大学に進学を目指した理由は、私は将来海の生き物に関わる仕事をしたいと思っています。そのため、石巻専修大学の海の近くにある大学という恵まれた環境だけでなく、それを生かした大学独自の取り組みや様々な分野について学べるところが魅力的だと感じ、また、深海魚などに興味があり、石巻専修大学に深海魚に関する研究をしている先生がいると知り、その先生のもとで学びたいと思ったからです。
私は指定校推薦で大学に合格しました。私が指定校推薦で入学を目指した理由は、希望した大学に入学する可能性を高めるためです。指定校推薦に受かるために成績を落とさないことや外出などを控えて、病気といった問題などが起きないように努力しました。指定校推薦に受かるために成績を落とすことが出来ないので、定期考査対策は苦手な科目を集中的に勉強しました。そのおかげで自分の成績表の苦手な科目の中で一番高い点数を取ることができ、平均点を上げることに成功しました。さらに、長期休暇の間も塾の冬期講習を受講して苦手を克服出来るように勉強に励みました。
一人で思い詰めず、困ったら必ず
周りの人に相談してみてください
私が、指定校に受かることが出来た一番の要因は周りの人達の助けがあったことです。私は、文章を考えるのが苦手で400字書くだけでも何日もかかってしまいます。ですが、指定校推薦に受かるためには志望理由をまとめた原稿を書かなければいけません。そのため、困っていた私を家族が文章の添削などのサポートをしてくれました。その甲斐もあり、先生からOKを貰える原稿を書くことが出来たため、その事から、指定校に受かることの出来た一番の要因は周りの人達の助けがあったことだと思いました。
私にとって高校生活というのは、新しい知識を学び、将来の選択肢を増やすことだと思います。例を上げれば、学者、弁護士、医師と知識がなければ就けない職業というものがあります。中学や高校も同じように感じますが、高校は中学のように義務教育ではなく、自分の意志で入学するものです。したがって、中学と違い、与えてくれる重みが違うと思います。
高校生活とは、中学生活よりも己を磨き上げ、自分の未来を生き抜く術を与えてくれるものであると私は思います。
私が後輩達に伝えたいことは、あまり一人で思い詰めないことです。自分が困っていれば必ず周りの誰かが助けてくれるので、困ったら一旦周りの人に相談してみて欲しいということです。
石巻専修大学
経営学部 経営学科
令和7年3月英進進学コース卒業
多賀城第二中出身
計画をしっかり立てることで
勉強と部活の両立を頑張りました
指定校推薦では学力はもちろん
部活動の実績も重視されます
指定校推薦で大学に進学しようと思ったのは高校の2年生のときでした。進路について考え始めていたころ、部活の先輩に相談すると指定校推薦の枠を取ることができたら大学への進学が楽になるという話を聞いたことから指定校推薦について調べて見ると、私が進学してみたいと考える大学の枠があったことから使うことに決めました。
そこから私はまず校内選考を通るために評定は5に近づけ、出席日数に関してはなるべく0日にするよう努力しました。定期テストの対策としては、私の部活ではテストの1週間前から休みがあったため、そこに合わせて苦手な教科はそれよりも前から勉強をするなどと計画的に勉強することで部活動との両立を頑張りました。テストの点数に関しては、高い点を取ろうと頑張りクラス順位の上位を目指すよりも、いかに評定を5に近づけられる点数を取るかで考えると自分の苦手な教科でもより5に近い評定がもらえると思います。
校内模試の勉強の方法に関して、私は時間が半年ほどしかなかったため苦手な英語は後回しにして、自分ができる国語や数学を過去問を利用して勉強しました。指定校推薦では学業重視のためこの校内模試の順位がとても重要となってきます。そのため同じくらいの学力の人と志望している大学が被ってしまった場合、今までのテストの結果や、部活動をしていたのかどうか、またその実績も重視されます。そのため勉強と部活の両立をめざしていくことが重要だと考えました。
面接練習は最低でも担任の先生を含め
3人以上にお願いすることをお勧めします
私は指定校の枠を取ったあとは大学によりますが、私の志望していた大学には小論文がなかったため、すぐに面接の練習ができるようにメモを作成するところから始め、面接当日の約3週間ほど前からは実践練習をするためにいろいろな先生にお願いをして練習を手伝ってもらいました。ですが、私は2人の先生としか練習をすることができなかったため、もし面接の練習をお願いするのであれば先生方の時間のご都合もありますので、1週間ほど前からアポイントを取って、最低でも担任の先生を含め3人以上の先生と面接練習をすることをおすすめします。そうすることで想定していない質問をしてくる先生が1人はいると思うので、そこを意識することでより自信に繋がります。
大学は、高校よりも長い期間勉強する場所であるので真剣に考えて決めましょう。高校3年生の1年はあっというまで部活動をしている方はもっと早く感じるかと思いますので、1日1日を大切にして過ごしてください。
石巻専修大学
経営学部 経営学科
令和7年3月通信制課程卒業
稲井中出身
必ず2年半で卒業すると決め、
計画的に取り組みました
自由な時間が多い通信制は
自分との戦いがたくさんあります
私は通信制課程で日々学んでいました。その私が指定校推薦に選ばれるために努力したことは、日々勉強を怠らなかったことです。通信制課程は良くも悪くも自由です。自己管理が大切で、レポートに取り組むことやスクーリングに通うことなど自分との戦いがたくさんあります。通信制課程ではレポートを全くやらなかったり、スクーリングに通わないということも可能になっています。しかしそれでは単位を得ることはできないし、なにより自分のためにならないと思います。
私は全日制の高校を半年ほどで辞めて通信制課程に来ました。全日制の高校から逃げ出したことが私にとって後ろめたいことでした。そんな自分を変えるため通信制課程では逃げ出さないと決め、目標を立てました。それは同学年の人と同じ年に卒業することです。
通信制課程で学ぶということは
自分の意欲が成績に表れること
私は全日制課程を半年で辞めたため通信制課程に来た時点では取得した単位は1つもありませんでした。そこから2年半で卒業するために勉強を頑張りました。編入してすぐは初めてだったので10単位、そこから2年で64単位取るために毎学期16単位ずつ履修し単位を落とさないようレポート、スクーリング、期末テストをしっかりと行いました。16単位分のレポートはかなりの量になるのですがそれ以外にも学校に行かない日の家での勉強をしました。HRの単位を取るためにも榴ヶ岡公園での清掃活動や東和蛍雪校舎への見学などの課外活動にも自主的に参加しました。通信制課程で学ぶということは自分の意欲がそのまま成績という形で表れると思いました。
私が石巻専修大学の経営学部を選んだ理由は、地域とのつながりを大切にしていることと、実社会で役立つ力が身に付くと思ったからです。私自身石巻専修大学にお邪魔させていただくことが幼少期からあり、大学生の方たちに優しくしていただいたため覚えています。なので今度が私が優しく振る舞う大学生側になりたいと思い、地域の人たちと一丸となって地元を盛り上げていけたらいいなと思い石巻専修大学の経営学部を志望しました。
石巻専修大学
人間学部 人間文化学科
令和7年3月英進進学コース卒業
矢本第一中出身
進路への不安を感じたら
抱え込まずに相談しましょう
高1の頃から授業を大切にし
小テストでもコツコツ点を取りました
大学進学を目指した理由は、将来の夢を叶えるために大学で学びたいと思ったからです。また、高校1年生の頃からどのような受験方法でどの大学に進みたいのかを考えていました。実際にさまざまな大学のオープンキャンパスや文化祭に参加すること、大学の資料を請求し、受験方法を調べました。そこから高校2年生の秋頃には先生方や家族と話し合いを重ねて進路と受験方法を決定させました。受験方法は指定校推薦を選びました。
指定校推薦をもらうためには、勉強や生活態度をしっかりしなければなりません。私は、高校1年生の頃から授業態度をしっかりすることと小テストが行なわれる場合には必ず満点を取るつもりで勉強し、満点や9割、8割の点数をとってきました。また勉強をしていて分からなかったところはそのままにせず、友達に聞いてみたり先生に質問したりしてたくさん教えてもらいました。
周りの人は真剣に考えてくれて
解決方法や対策を提示してくれます
期末テストでは、良い点数を取ることはもちろん、ワークなどの提出物を必ず期限内に提出していました。また、ワークやプリントなどの問題を2回以上解き問題に慣れることと問題を解ききり、答えを導き出す練習をしていました。英単語の勉強法としては何度も紙に書くことを重点的に行なっていました。紙に書くことで、指にペンの単語を書く感覚を覚えさせることで鮮明に頭の中に入りテストで結果を残すことができました。
指定校推薦を狙う人は6月に受ける模試が非常に重要になってきます。なぜならその模試の結果で指定校推薦をもらうことができるのかが決まるからです。基礎問題を解けることと過去問題を解いて準備を進めていた方が良いです。
進路を決めるまでには自身の進学先や将来を考える上でさまざまな不安がでてきます。ですが、その不安を自分の中だけに留めるのではなく、家族や先生に相談すること。家族や先生に相談しづらいと感じるならばまずは友達に話してみることが大切であると思います。必ず周りの人は真剣に考えてくれて解決方法や対策を提示してくれます。無事に大学合格できるように願っています。
仙台大学
体育学部 体育学科
令和7年3月フレックスコース卒業
八軒中出身
練習に取り組み成果を出すことは
かけがえのない喜びです
スポーツに対して熱意のある
仙台大学に魅力を感じました
小さい頃から体を動かすことが好きで、将来は子どもたちに寄り添い、信頼される体育教員になるという夢があります。また大学でも部活動を続けて競技者として活動したいと考えていました。仙台大学は東北の中で唯一の体育やスポーツを専門的に学べる大学であり、スポーツ科学の研究を実践するために必要な施設環境が整っており、先輩方がスポーツを楽しんでいる姿を見て、私もスポーツをもっと楽しみたいと思いました。また、他の県のスポーツ大学も考えましたが、生まれ育った仙台が好きで、仙台大学のスポーツや体育に対する熱意が高いことに魅力を感じたので仙台大学を希望しました。
中学卒業後に1度だけ訪問した際に、仙台大学のスポーツのレベルが高く学生の方々の指導がとても分かりやすく部員の方々の人間性に惹かれ自分もこの大学に確実に入学したいと思い、指定校推薦を希望しました。ですが、大学側が指定校推薦の出願基準として設けている評定平均の基準があり、その評定が足りないと推薦はもらえないので3年間部活と勉強の文武両道を目指し、特に勉強は衰えているのでテストで悪い点数を取らないように頑張りました。
学校設定科目の小論文の講座で
書き方をしっかり学びました
また学校生活での授業態度に気をつけるように心がけていました。試験内容は、800字の小論文と面接官2人の個人面接でした。小論文はそのテーマに対して深く掘り下げることがとても苦手だったので、進路小論文の学校設定科目で小論文の書き方や小論文で大事なことを学びました。個人面接で気をつけることは、聞かれた質問にすぐに対応して答えること、「えっと、あのー」等のつなぎ言葉はなるべく言わないようにする。この2つのことに気をつけてどんな質問が来てもいいように回答を覚えて、なるべく笑顔で答えられるように、友達や先生方と何回も練習して経験を積んできました。
この3年間の高校生活で学んだことは、同じ学年の友達や部活動での仲間と色々な学校行事や練習や、大会に取り組んで成果を出すことの喜びです。大学でも部活動に入る際、仲間と一緒に目標に向かって頑張りたいです。
仙台大学
体育学部 健康福祉学科
令和7年3月情報科学コース卒業
北角田中出身
勉強と学校行事に全力で取り組み、
充実した3年間を送ることができました
資格取得や期末テストなどに力を入れ
良い結果を出せるように努力しました
私は、将来福祉関係の仕事にかかわり、周りの困っている人など誰かの支えや力になれるような仕事に就きたいという思いがあり大学進学をめざしました。学校推薦型合格のためには、情報系の資格取得や期末テストなどに力を入れていい結果を出せるように努力しました。また、学校での生活態度、欠席をなるべくしないように心がけました。ふだんの学習評価、定期考査対策は、先生から授業内に配られたプリントを家に帰ってコピーを取り何回も解き直す、ノートに自分なりに分かりやすくまとめるなどしました。提出物も期限内に出すことを心がけていました。資格取得はとりたい資格をとるためにわからない問題があるときは、友達に聞いたり放課後残って教えてもらったりしたときもありました。その結果自分が取りたかった資格を取得することができました。
受験に成功したいちばんの要因は
日々の生活態度と評定だと思います
面接練習、小論文対策では、面接は1人の先生だけでなく、たくさんの先生方と練習をしてアドバイスをもらい本番に生かせるようにしました。小論文対策は担任の先生に受験する大学の過去問をもらい、少し解いてみるということをしました。私は、大学を決める前まで行きたい大学がいくつかあり迷いました。そこで、受験大学を絞り込むにあたっていろんな大学のオープンキャンパスに参加したり、大学生の先輩方に話を聞いたり、両親とたくさん話をして進学先を決めました。
私が受験に成功したいちばんの要因は日々の学校生活の態度と評定だと思います。私は、仙台育英での3年間はテストや資格取得など学習面についてはいい結果を残せるように頑張り、体育祭や育英祭などのイベントではみんなで協力して取り組むなど充実した高校生活を送ることができました。
私にとって大学とは、今までより自分のやりたいことに関する勉強を詳しく学ぶところだと思います。大学のことや福祉のことについてまだまだ分からないことばかりなのでこれからがんばっていきたいと思います。
仙台青葉学院短期大学
栄養学科
令和7年3月英進進学コース卒業
多賀城中出身
先生に何度も相談しながら
改善を重ねていきました
資格は余裕のある1、2年生の
うちに取得しておきましょう
私は将来の夢をすでに決めていたため、指定校推薦による大学進学は入学前から視野に入れていました。私と同様に、高校卒業後の進路を決めている方は指定校推薦を利用するのも一つの手であると思います。
指定校推薦を受けるためには、推薦枠を得ることが最終目的であり、そのためには3年次に行う校内模試の順位とそれまでの評定がカギとなります。特に、志望する大学の条件は事前に把握をしておき、必要な評定に足りなかったということは防ぐ方が良いと思います。
私は、部活動や生徒会などに所属していませんでしたが、検定の資格の取得に積極的に取り組みました。また、定期考査で点数を取り、提出物を出すなど内申点を意識した取り組みを心がけました。学校により、対象の資格を取得していることで、学費を一部免除できることがあるため、資格を持っていて損はないと思います。検定は余裕のある1年生、2年生のうちに行うのが良いです。
校内選抜通過後は、出願です。出願時に提出する書類は締切厳守です。特に、志望理由書などは早めに取り組み、先生方の添削を何度も受けると良いです。提出書類は各々の大学により異なるため、資料を請求したり、サイトで事前に確認すると良いと思います。私はオープンキャンパスに参加していたこともあり、スムーズに内容を構成することができました。時間にも余裕ができたため、繰り返し添削をお願いすることが可能でした。おかげで良い状態に仕上げることができたと思います。
面接の質問に対する答えは箇条書きで
書き出すことで考えがまとまりました
出願を済ませると、ついに面接の練習です。私の場合は、小論文はなく、面接と口頭試問だけのため、主に面接の練習をしていました。練習をお願いする前に、自身で事前準備を行います。このとき、質問の答えをまとめるのに苦労しましたが、先生から教えていただいた箇条書きで書き出すということを実践することで乗り越えることができました。つまづいた時は先生に相談するのも大切です。何回も練習を行い、先生方からアドバイスを受けて改善を重ねました。
試験当日の面接は、自身の緊張した面持ちとは異なり、やわらかい印象を感じました。また、志望理由などに加え、進学後の授業内容にミスマッチがないか心配しているような質問を受けました。口頭試問では基本的な問題が問われました。このように試験を振り返ってみると、当時の私は少し身構えすぎていたと感じます。ある程度肩の力を抜くことも大事だと思いました。
最後に、オープンキャンパスなど大学のイベントには積極的に参加をすると良いと思います。3年生になってから初めて志望する大学の学園祭に赴いてみましたが、意外な一面を見ることができました。入学してから、思っていたのと違うといった相違を防ぐことができます。できる時に挑戦してみてください。
仙台青葉学院短期大学
歯科衛生学科
令和7年3月英進進学コース卒業
名古屋 植田中出身
興味のあることから視野を広げ、
自分の適性にあった進路を探しましょう
日々の予習・復習や定期試験前の勉強は
力を入れて取り組むことが大切です
私が大学進学を目指した理由は、自分自身のやりたいことや興味を持ったことについて学べる場所で、その分野についての知識を深めたいと思ったからです。学校推薦型選抜合格のために、入学時から規則正しい生活と校則やその他決められたことを守ることを心がけました。また、3年生の最初にある校内模試の前には苦手分野を特に復習し、対策しました。
私は吹奏楽部に所属し、活動してきました。部活動に参加していると勉強面との両立が難しくなるので、時間を有効に使うことを意識しました。普段の学習評価は、大学進学をするためにとても重要になってくることを1年生の時から理解しておくことが大切です。学習評価をしっかりと維持するためには、日々の予習・復習や、定期テスト前の勉強方法が影響してくるので特に力を入れて取り組むといいと思います。定期テストは得意な教科もあれば苦手教科もあると思うのですが、苦手教科に関しては、苦手意識をあまり持たずに自分から工夫して勉強することを心がけました。
早い段階から進路を考えておくと
受験大学を絞り込みやすくなります
部活動や勉強のほかに、英検などを自分から積極的に受け、資格取得をしておくと進学時に優位になることがあります。1年生、2年生の早い段階から自分のなりたい姿や将来したいことを考えておくと受験大学を絞り込みやすくなります。少しでも興味のあることから視野を広げ、自分の適性にあった職業を探してみるといいと思います。
高校生活はあっという間です。最初は3年間となると時間があるように思っていましたが、いざ3年生になってこれまでを振り返ってみると時が過ぎるのは本当に早いことを実感しました。充実した3年間を送るためにも勉強、部活動、進路を考えるなど必要なことをしっかりと行いながら、友達と遊んだり趣味のことをしたりして楽しむことが大切だと思います。
仙台青葉学院短期大学
救急救命学科
令和7年3月英進進学コース卒業
秀光中出身
周囲に感謝をしながら生活すると
モチベーションを保てます
確実に達成できる目標を一つ一つ達成して
自信をつけながら進む方法もお勧めです
この高校3年間で常に最低限やらなければいけないことと人に見せても恥ずかしくないような点数を取るということを目標に勉学に努めてきました。そのような気持ちで過ごしているとおのずと結果も結びついてきます。自分の実力よりも大きな目標を立てるのも悪いことではないですが、確実に達成できる目標を一つ一つ達成して自信をつけながらステップを進んでいくという方法も良いかと私は考えます。
私は仙台青葉学院短期大学の救急救命学科に指定校推薦で進学します。指定校推薦に選ばれるのに必要なのは評定と校内模試の点数です。評定は大学の条件以上の点数をとっていなければ校内模試が良くても土台にすら立つことができません。しかし先ほど書いた最低限のことをすれば評定は取ることができます。期末考査では赤点を取らなければ基本3以上はつきます。私の場合は自分自身の学力を信じていなかったので必要以上に意識をしていたかもしれませんがやっていて損はなかったです。そして校内模試は学校内での順位が決まり1位になれば推薦の権利を得ることができるので早い段階で勉強することをお勧めします。私の場合は高校3年生になり焦って勉強をやり始めたのでギリギリ権利を得ることができたので早くて高校1年生から、遅くても2年生の途中から準備するのが良いと思います。
大学受験を乗り越えられたのは
周りの人たちのおかげです
私が大学受験を乗り越えられた理由としては周りの人たちのサポートがあったからだと思います。先生方、家族、友人といったたくさんの人の力があったからこそ今の自分がいるという気持ちで日々生活しています。私が言いたいのは行きたい大学にいくためにお金を出してくれる両親、大学や社会に出ても恥をかかないようにたくさんのことを教えてくださる先生方に常に感謝をしながら生活をすると心も豊かになりモチベーションも低くなりにくくなります。大学や就職で悩む時期が必ずくるとは思いますが、周りの環境に感謝し、自分を信じて行動してぜひ夢を叶えてください。
カレル大フラデツ・クラーロヴェー校(チェコ)
医学部 医学科
令和7年3月特別進学コース卒業
宮古西中出身
メディカル・コ・ラボを通して
医療系へ進む意志を再確認しました
カレル大学に絶対に合格するために、
諦めずに粘り強く学習を続けてきました
私は小学生の頃から、海外の医学部への進学と、WHOや国境なき医師団などの職員として、途上国における健康の普及に寄与することを志してきました。そのため、海外大学への進学実績が豊富な本学園への入学を決めました。
希望の進路を達成するために、高校に入学してから主に次の3点を頑張りました。1つ目は生徒会での活動です。私は1年生から生徒会に所属し、2年生では生徒会長を務めました。生徒会の活動では、高いコミュニケーション能力や状況を瞬時に把握し、臨機応変に対応する力が不可欠でした。私は1年生の時から前会長の背中を見てリーダーのあるべき姿をよく考えて行動してきたため、他の役員の手を借りながらも、着実に生徒会長としての役割を果たすことができました。この経験は、入学後や将来の夢の実現にも大いに役に立つと思います。
2つ目は英語学習です。1年生の4月から海外大学への進学を見据えて、英検やTOFELiBT対策に励みました。スコアに伸び悩んだ時期もありましたが、カレル大学に絶対に合格するために、諦めずに粘り強く学習を続けてきました。また、合格をいただいた後も、大学での授業を有意義なものにできるよう、英語や、英語での生物・化学の学習を続けています。
理系科目が苦手なため本当に
医学部へ進んでいいのか悩んだことも
3つ目はMAPでの学習です。MAPでは、2年次に全5回にわたりメディカル・コラ・ボを受講しました。2年生に進級したばかりの頃は、医学部に進学したいという気持ちはありましたが、理系科目が苦手だった私は、本当にそれで良いのかという迷いもありました。しかし、メディカル・コ・ラボを通して「やはり私が本当にしたいことは、この手で人命を救うことなのだ。」と再確認すると共に、医療は医師や看護師だけでなく、歯科医師や薬剤師、放射線技師の綿密な連携によってより質が上がり、患者さんのQOLを向上させるのだと学びました。
最後に、高校では、それまでよりも時間の流れが早く感じます。一日一日を大切に、友人たちとの思い出も作りつつ、一生懸命勉強に励んでください!応援しています。
Taylor’s University(マレーシア)
Pre-University Studies Foundation in Arts
令和7年3月外国語コース卒業
山田中出身
外国語コースで切磋琢磨して
頑張れたことが一番の思い出です
異なる文化や価値観の中に身を置くことで
自己成長や問題解決能力を向上させたい
私がTaylor’s大学を目指したきっかけは今までとは違う環境で学びたいと考えたことである。異なる文化や価値観を持つ学生や教授と関わることで、物事の視野が広がり他価値に捉えることができるようになり、自己成長や問題解決能力が向上する。そして、英語や他の言葉の習得を含め、グローバルなコミュニケーション能力を身につけることができる。
この大学に合格するためにはIELTSの習得が必須である。英検とはことなり難易度が格別なため十分な勉強時間の確保が必要である。自分の目標を明確にし、それに向かって努力することを忘れないでこれからもスコアを上げていきたい。
大変なことでも真面目に取り組むことが
大学選びにも受験にも役立つ
今までの3年間の学校生活は、大変なことのほうが多いと感じた。外国語コースは毎回の定期テストで全教科受けなければならなかったり、プレゼンテーションやスライド作りがあったりと、難しいことが他のコースより大変である。だからと言って力を抜くのではなく、真面目に取り組むことが大学選びにも受験にも役立つと思う。だから、将来の自分のために「今」を楽しみながらも、頑張ってほしい。外国語コースは女子だけならではの楽しさがあるから、互いに切磋琢磨して頑張れたことが私の思い出である。
自分の行きたい大学に行くために、努力を怠らないで頑張ってほしいと思う。
Taylor’s University(マレーシア)
Pre-University Studies Foundation in Arts
令和7年3月外国語コース卒業
高崎中出身
外国語コースでの留学生との交流で
異文化への興味が一層高まりました
日常的に英語を使う環境にいることが
英語力向上に効果的だと考えました
外国語コースに入学してから、ニュージーランド・台湾・インド・ハワイなど多様な国々の留学生と関わる機会が増え、国際交流の魅力を実感することができました。このような異なる言語や文化背景を持つ人々との交流は、私に大きな刺激を与えてくれ、語学力を向上させて異文化を学びたいという気持ちをより一層高めてくれました。そして、大学進学してからの英語力の向上を考えた際、日常生活の中でも英語を使える環境にいることが英語力向上に最も効果的だと考え、海外大学を視野に入れ始めるようになりました。
高校2年生と3年生では海外大学について自分で調べたり、先輩方に連絡をして実際の話を聞いてみたり、毎週オンラインセミナーに参加したりなど、さまざまな情報を得るように心がけました。その中で、多種多様な文化、宗教が混在するマレーシアでの生活では、他民族の異なった価値観や生活様式を許容し合う寛容性、多様性といった魅力的な国際感覚を身近に養うことができる点に魅力を感じました。
また、Taylor’s universityはホスピタリティの学部が充実しており、校舎内に授業で使用できる模擬レストランや、バーカウンター、ホテルの客室の設備があるなど、実践的な学びを得ることができる環境があるこの大学で四年間を過ごしたいと考え、志望を決めました。
新しい友達や先生、海外の友達に出会い
私の中でとても大きな三年間でした
指定校で合格するために学校生活では、評定、提出物、出席率を1年生の頃から心がけました。これらは指定校推薦の条件になっている学校が多く、出願できる大学の幅を広げるためにも入学当初から意識するようにしていました。
また、生徒会執行部への入部、ボランティア活動、資格取得などは自分の経験値を上げるとともに、志望理由書を書く際に自分のアピールポイントにもなるため、とても役に立ちました。3年生になると大学調べ、書類や志望理由書、受験準備などを学校の期末テストと両立して行わなければいけないので1、2年生の頃から自分の興味のある大学を調べたり、オープンキャンパスに参加したりしておくことでよりスムーズに受験準備を進められると思います。
高校生活はテストや受験など大変なこともありましたが、新しい友達や先生と出会い、海外の友達もできて私の中でとても大きな三年間でした。今しかできないことや高校生だからできることを積極的にチャレンジして、素敵な思い出の残る高校生活を過ごしてほしいと思います。楽しむことも大切に、将来に向けて頑張りましょう!
Taylor’s University(マレーシア)
American Degree Transfer Program
令和7年3月英進進学コース卒業
田子中出身
憧れの海外大学に
指定校推薦で挑戦しました
海外大学へ進むことは
カナダへの留学がきっかけでした
留学が全てでした。日本の高校に在籍しながらカナダの異国の地で勉強できたことが自分の価値観を変え、海外大学へ進む意志を強くさせてくれました。
海外へ進むには英語資格が必要です。友達ができると会話はできますが、単語、文法が伸び悩みました。わからなかった単語はすぐに翻訳するか、英語で説明してもらい理解することが非常に大切です。私が、英語資格の1つであるIELTSを受験しました。大学が求めているスコアは、5.0〜6.0。すごく難しいから取得するのは無理、ということではありません。しかし、勉強はしないと良いスコアは目指せないので必要です。最低限の努力をしてスコアをクリアしました。
英語資格の次に必要なのは、親の同意です。私は親に否定されませんでした。自分のやりたい事、大学費用をきちんと話すことが交渉では大事でした。海外大学となると費用が高いイメージがありますが、マレーシアは日本の大学と近い費用なので困ることはありませんでした。
留学を経験していなくても
オンライン英会話で伸ばせます
マレーシアの大学を選んだ理由は、大学在学中に2カ国生活をできるからです。Taylor’s UniversityのADTPはマレーシアで2年間、カナダかアメリカの大学に編入して勉強するプログラムです。また、リベラルアーツを開講しています。
様々な分野にまだ興味を持っていて決断するのが難しく、考える猶予が欲しい人に最適です。外国の生活では治安も心配されますが、銃社会ではなく、犯罪率も低いため過ごしやすいと言えるでしょう。インターネットを使ってたくさん調べましたが、行きたくないなと思わせる情報は全く目にしなかったので即決しました。
留学を経験していなくてもオンライン英会話を活用し、伸ばせることは可能です。今年度から初めてマレーシアの指定校ができました。費用が安く海外大学に挑戦できるため諦めないで目指すことが可能です。
University of Debrecen (ハンガリー)
医学部 医学科(Medicine)
令和7年3月秀光コース卒業
北仙台中出身
苦しいときこそ成長できるチャンス!
道は必ずどこかに繋がっています
高校生活での課外活動や身を置いた
環境が将来へと繋がります
高校1年生の夏季休暇中にフィリピンのスラム街でボランティア活動に参加した経験が、すべての始まりでした。この課外活動をきっかけに、発展途上国で多くの幼い命を救う小児科医になりたいと考えるようになり、英語で医療を学べる海外大学の医学部を目指すようになりました。
高校2年時にはコースを変更し、2年間にわたり国際バカロレア・ディプロマ・プログラム(IBDP)を受講しました。医学部受験に必要な理科科目を英語で学べる環境に身を置いたことで、英語力と専門知識の両方を身につけることができ、自分自身の成長と第一志望合格に繋がったと感じています。また、大学入学後に役立つ基礎的な知識を高校生のうちに学ぶことができたことで、志望大学や将来の目標から逆算して計画的に行動することの大切さを実感する3年間となりました。
勉強はアウトプットが
非常に大切です
私が受験した大学では「生物と化学の口頭試問」があったため、アウトプットを重視した勉強をしてきました。複雑なプロセスを説明することは最初は難しく感じるかもしれませんが、内容をいくつかのブロックに分けて整理して話すと、意外とスムーズに説明できることが多いです。
1つのことでも自分の言葉で説明できるようになると、理解が深まり、自信にも繋がります。説明できる知識は、実際に頭に定着している証拠でもあるため、選択問題などの試験でも落ち着いて対応できるようになると思います。勉強には、ぜひアウトプットの時間を沢山取り入れてみてください。
最後に、目標を設定したらそれに向かって努力するのみです!苦しいときこそ成長できるチャンスです!不安だらけでも道は必ずどこかに繋がっています!自分を常に信じて頑張ってください!応援しています!!