栄光への軌跡 2025
現役大学進学者による大学合格体験記
志望大学に現役合格した先輩たちからのメッセージ
スポーツ推薦 合格者
明治大学
国際日本学部 国際日本学科
令和7年3月フレックスコース卒業
中野中出身
高校時代全力で頑張ったことは
今後の人生の糧になるはずです
障壁を乗り越えて取り組んだ結果
高2で甲子園のマウンドに立てました
明治大学を志望した理由は、素晴らしい施設や練習環境が整っており、個々の能力も高く日本一のチーム内競争をしている印象があり、ここなら必ず自分自身の成長に繋がると感じたからです。
高校では、硬式野球部に所属していました。部活動での3年間は楽しいことも、苦しいこともたくさん肌で感じることができました。
部活動を通して学んだことは、明確な目標を作り、諦めないで取り組んでいけば必ずその目標は叶うということです。私は大きな目標として、甲子園のマウンドに立つと決めました。その上でその目標を達成するために大谷翔平さんが高校時代に行っていた「目標達成マンダラート」を自分自身も作り明確にしました。ですが、そう簡単に達成できる目標ではありませんでした。いろいろな障壁に直面することがありましたが、諦めないで取り組んでいったら高校2年生のときに目標である甲子園のマウンドに立って投げることができました。そのときに、諦めないでやれば必ず目標は叶うんだと実感しました。自分たちの代では、春のセンバツにも出場できず、夏の甲子園も出場できずとても悔しい年になったのですが、チームとしての成長を一番感じることができ、これからの人生の糧になると感じました。
大学合格後も勉強に遅れを取らないよう
自主勉強の時間を取り入れました
私の志望した大学は、学業においても優れている大学なので勉強についても力を入れてきました。授業時間以外に自主勉強の時間を取り入れ、大学に入学した後に周りから遅れを取らないようにするために知識を蓄える努力をしました。授業時間以外にも部活動の時間、コンディショニング、睡眠の時間もあるので時間管理や短期集中の力をつけることができました。担任の先生の口癖で「大学は勉強をしに行く場所だ」と言っていて、私もその通りだと思いました。あくまで、勉強ができた上で部活動をする資格があると思うので、学習面にも力を入れて文武両道を目指したいです。
在校生の皆さんも、日々生活していく中で目標を作り、努力をすることで必ず夢は叶うと思うので頑張ってください。
中央大学
経済学部 経済学科
令和7年3月フレックスコース卒業
北海道海中央中出身
毎日やると決めたことを実行し、
競技力の向上に努めました
中央大に通う先輩からの情報が
興味を持つきっかけになりました
中央大学経済学部経済学科を目指した理由は、私の一つ上の先輩が通っていることと、部活動と勉強の両立ができると考えたからです。私は、先輩から中央大学についての話を聞くことができ、詳しく知ることができました。大学の雰囲気や施設などの話を聞き興味を持つきっかけになりました。また、中央大学はスポーツに力を入れており、キャンパスと練習会場が近いことや、活躍している他部活の人と交流できるため、勉強でも部活でも切磋琢磨できる環境だと感じました。
一日一日を大切にし、何かを
やるやらないの選択を大切にしましょう
私がスポーツ推薦で中央大学に合格するために努力したことは、部活動では常に継続することと、自分の弱点を理解することをしました。毎日やると決めたことをしっかりとやる実行力や、目標を立てて達成する力がつき、競技力の向上に繋がりました。また自分の弱点を理解することで、効率よく技術力を向上させることができました。自分の弱点を理解するために、他人からの評価を聞いたり、動画を撮って自分の動きを見ることなどを心がけました。
また、入学試験の対策として、1カ月前から小論文と面接の練習をしました。元々小論文も面接も上手くは行きませんでしたが、練習をすることによって入試を合格するに至りました。
大学では、自分の興味のある学問を詳しく学ぶことができます。そのため、高校の通っている間に、自分の興味のある学問を見つけると、大学で専門的に学ぶことができ、将来の仕事や進路に生かすことができます。
高校生活は本当に一瞬で終わってしまいますが、一日一日の過ごし方や、何かをやるやらないなどの選択を大切にして、残りの高校生活で自分の望んでいる進路に進めるように頑張ってください。そして、毎日を全力で楽しんでください。
専修大学
法学部 法律学科
令和7年3月英進進学コース卒業
南方中出身
勉強と部活の両立は「大変」ですが
「大」きく「変」わるチャンスです!
スポーツ推薦であっても
面接では勉強面も多く聞かれます
私はスポーツ推薦での受験を選択しました。私はサッカー部に所属しており、2年次に全国大会出場、3年次にはキャプテンとしてインターハイベスト16まで勝ち進むことができました。サッカーという競技を通して培った精神力、競技での技術をアピールし、評価してもらえると感じたため、この形での大学進学を決断しました。自分はスポーツ推薦での受験となれば、簡単に進学できるというイメージがありました。しかし、実際のところそうではありませんでした。
もちろん第一に評価されるのは、競技での実力、実績の部分ですが、入学するためには試験を受けなくてはなりません。面接、小論文が主な試験内容になります。面接ではなぜその大学に入学したいのか、大学では何を学びたいかなど、どちらかといえばスポーツのことではなく勉強面を多く聞かれると思います。小論文では社会のさまざまな出来事、課題について自分なりの意見を求められることになります。大学によって課題の形式は異なりますが、与えられた内容について冷静に考えて対処するという点では共通していると感じました。
わからないことをそのままにせず、
先生方に個別で教えていただきました
また、評定も1つの判断基準になるので普段の授業、提出物、テストなどは怠ることなく取り組むようにしていました。私は3年間AJのクラスに所属していたため、7時間授業が多く部活動の練習の都合上、授業に参加できず内容理解に苦しむことが多々ありました。しかし、わからないことをそのままにするのではなく、練習がない日に先生方に個別で教えてもらうなどして自分なりに部活動と学問の両立をしてきました。私は寮に入っていたこともあり、練習、学校、寮での練習のほかに洗濯や食器洗いなどもすべて1人でしなければなりませんでした。忙しくて苦しくて逃げ出したくなることもありましたが、自分自身と向き合いやるべきことをやり続けました。
加えて在学中に英検2級も取得しました。結果的にスポーツ推薦にはなりましたが、どの受験方法でも自信を持ってチャレンジできるように進学の可能性を持ち続けることを意識してきました。まだまだ未熟ではありますが、高校3年間を通して学んだことを伝えたいと思います。
「大変」なときは、「大」きく「変」わるチャンスです。目標に向かって進み続けましょう。
専修大学
経営学部 経営学科
令和7年3月フレックスコース卒業
茨城卸所ケ丘中出身
仲間とともに成長する喜びを
味わえたことは大きな財産です
授業中に集中して内容を理解し、
家での復習時間を減しました
仙台育英での3年間で、将来スポーツを通じて企業や組織の発展に貢献できる経営者になることを目標としていました。そのため、スポーツ推薦で専修大学に進学することを決めました。
まず、部活動ではラグビーに全力で取り組みました。親元を離れて寮生活を送りながらチームの一員として日々厳しい練習に励みました。私は、チームをまとめたり、戦略を考えたりすることが得意で、試合や練習の中で積極的にその役割を担いました。仲間と目標を共有し、ともに成長する喜びを味わえたことは、私にとって大きな財産です。
学業面では寮生活の中での時間管理が重要な課題でした。練習後の疲れた状態で勉強するのは大変でしたが、授業中に集中して内容を理解し、家での復習時間を減らす工夫をしました。また定期考査の際には友人たちを教え合いながら効率的に学習を進め、成績を安定させることができました。特に苦手科目は早めに取り組み、地道な努力と積み重ねたことが結果に繋がったと思います。
仙台育英での3年間は私にとって成長の連続でした。ラグビーを通じて仲間とともに目標に向かう大切さや、リーダーシップを発揮する場面も数多く経験しました。また、学業と部活動を両立させる中で、自立心や時間管理能力を身につけることができました。
これからは、大学でさらに学びを深め、私の目標を実現するために努力を続け、仙台育英で得た経験と教訓を胸に、これからも新たな挑戦に取り組んでいきたいと思います。
城西大学
経営学部 マネジメント総合学科
令和7年3月フレックスコース卒業
東京 出雲中出身
城西大のサッカー部で活躍する
仙台育英の先輩方も大きな存在でした
毎日部活、帰寮後も勉強と家事で
両立が大変な中頑張り抜きました
私はこの大学に入学するにあたってたくさんのことを頑張り努力しました。小さい頃から大好きなサッカーをしてきて、高校ではサッカー部に所属し、学業はもちろんのこと部活動に一番力を入れてきました。高校1年生のときからレギュラーとしてたくさんの試合に出させてもらいたくさんの経験をしてきました。毎日の部活はとても大変で、寮生の私は部活動が終わったあとも家事を自分でやらないといけなかったので身体的にも精神的にもとても大変でした。また、サッカー部では定期テストで赤点を取ったら部活動に参加できなくなるため、赤点を取らないように1カ月前から余裕を持って勉強し提出物もしっかり行いました。そして授業中は部活動で疲れが溜まっていても授業の話を聞き、真面目に取り組むことができました。
面接では大学に入りたいという
気持ちを全力でアピール
城西大学は春の東北大会で声をかけてもらい、興味を持つようになりました。仙台育英の卒業生も城西大学に入学してサッカーで活躍しているのを聞いてより興味を持つようになり、練習会にも参加させていただきました。その際には先輩たちが優しく、ストレスなくサッカーすることができて、監督の方の経歴や指導方法や練習内容など、自分に合っていると思い、入学したいという気持ちが強くなりました。そして夏のインターハイでは城西大学のスカウターの方が自分を気にかけ試合を見に来てくださいました。それをきっかけに入学するまでの間、もっと努力しようと思え、サッカーを頑張ることができました。
入試が面接だったので周りの先生に協力していただき面接練習をたくさんしました。私は話すのが得意ではなかったので練習の際に苦戦しましたが、この大学には入りたいという気持ちを全力でアピールすることができました。大学に入学して私はプロサッカー選手になるためにサッカーを一番に考え頑張っていきたいと思っています。城西大学にもし入りたい人は私の経験を少しでも参考にしていただければ嬉しいです。