〈国際バカロレア ディプロマプログラム〉国際バカロレアディプロマ取得者からのメッセージ

フルディプロマに挑戦した18名全員が、
DP資格を取得しました!

本学園は2015年に国際バカロレア ディプロマ プログラム(IBDP)認定校となりました。2021年度は、外国語コースのIBクラスでDPを終えた受講生のうち、DP資格試験に挑戦した18名全員が世界共通の難関試験を突破しました! それぞれGoldsmiths University of London、東北大学、都留文科大学、上智大学、立教大学、法政大学、東洋大学、日本大学、日本女子大学、玉川大学、同志社大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学などに合格しているほか、9月の海外大学進学に向けて準備を進めている生徒もいます。
IB資格を取得した生徒たちに、8つの質問(アンケート)や体験手記という形で後輩たちへメッセージを綴ってもらいました。ご紹介します。

【IB資格合格者への8つの質問】

質問1
DPに挑戦してみようと思ったきっかけは?

質問2
プログラムがスター卜してみてー
想像していたとおり? あるいは、想像とは違った?

質問3
特に興味深く取り組めた科目は?

質問4
2 年間の受講で苦労したこと、辛かったこと。

質問5
Diploma 取得にたどり着いて、あなた自身、
「ここが変わった」「ここが成長した」 と思えることは?

質問6
DPに挑戦して「これがいちばんの収穫! 」といえることは?

質問7
これからのあなたの未来は? (夢、目標、展望-)

質問8
最後に、これからDPに挑戦しようかと考えている(あるいは跨躍っている)
後輩へのメッセージを。


 

【外国語コース01】

星 七姫子さん
外国語コース 2022年3月 卒業(加茂中出身)  

東北大学 文学部人文社会学科に合格

 
 

質問1「きっかけ」

国際基準の勉強がしたいと思ったから。また、生徒主体の授業に意義を感じたから。

 

質問2「スタートして」

ディスカッションやプレゼンテーションといった授業は期待していた通りでしたが、レポート課題が想像以上に時間がかかり、難しく感じました。また、パソコンに慣れるのに時間がかかりました。

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

Extended Essayという8000字の論文です。興味のあった文学作品を長期間にわたって表現技法を分析することは大変でしたが、とても楽しく取り組めました。

 

質問4「苦労」

6教科の課題に加えてEEやIAに取り組まなければいけなかったので、タイムマネジメントに苦労しました。

 

質問5「変化・成長」

自身の主張や意見を根拠とともに言えるようになったこと。レポートを参考文献や脚注を付けて正しい形式で執筆できるようになったこと。

 

質問6「収穫」

IBDPの授業を通して一つの事柄に対して、さまざまな分野・教科を結び付けて考えることができるようになった。

 

質問7「夢・展望」

決まった職業はありませんが、大学で心理学を利用して職場や教育環境の改善に関する研究をしたいです。

 

質問8「後輩へ」

IBDPにはもちろん向き不向きがあると思います。レギュラーコースであれば、日本の高等教育で求められている基礎知識を広く学ぶことができます。逆にIBDPでは深く、そしてより自身の意見に焦点を当てます。どちらを選択しても仙台育英学園高等学校でなら将来につながる学習ができると思いますが、もしも意見を述べる、書く力を伸ばしたい、ディスカッションをしたいと考えているのであればぜひIBDPを受講してみてください!

   
 

【外国語コース02】

武田 ひめのさん
外国語コース 2022年3月 卒業(仙台中田中出身)  

都留文科大学 文学部国際教育学科に合格

 
 

質問1「きっかけ」

高校生になるタイミングで、新しい環境に身を置きたいと思ったことです。日本国内においてまだまだ新しく珍しいプログラムであるIBに触れることは、大変貴重な経験であると判断しました。IBの存在は進路を仙台育英に決めた要因の一つでもあります。

 

質問2「スタートして」

プログラム開始前から、課題が多いことはよく耳にしていましたし、これまでの学習環境とは異なるアプローチを行うカリキュラムであることはトライアルの期間を通して経験したので、その点ではプログラム開始後も想像通りの内容でした。

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

EEです。私は、2つの文学作品を用いて、社会風刺に用いられているアプローチについて探究を行いました。8000字での執筆は容易なものではありませんでしたが、スーパーバイザーの先生のサポートのもとで、これまで文字を追うだけであった作品に対して深く考察を行うことは、新しい解釈や視点をもたらしてくれる楽しい活動でもありました。

 

質問4「苦労」

メンタルケアです。単純に課題が多く体力的にも精神的にも 辛いなと感じることは多々ありました。IBでは答えのない問いを多く扱うため、自分なりの考えを見つけなければなりません。クラスメイトとの意見交換を通してヒントや材料を得ることはできるのですが、それでも私は、考えがまとまるまでに時間がかかってしまうタイプだったので、周りと比べて焦りや劣等感を覚えることもあり、その際、自分をコントロールすることが個人的に苦労した点でした。

 

質問5「変化・成長」

物事に対する視点や捉え方に関して、多角的と言うと大袈裟かもしれませんが、様々な媒体を通して得る情報や、人の言動に対して、それらが持つ意味や発信者の意図の可能性を複数検討・推察することが自然にできるようになったのは、IBでの経験が活きているのだと感じます。

 

質問6「収穫」

質問には「いちばん」とありますが、どれも大切な収穫で選ぶのが難しいですね。笑
プログラムを終了して感じているのは自信ですかね。正直、約2年前はIBを最後までやり遂げられるか自分でもわかりませんでした。Diploma取得の有無に関わらず、このプログラムを最後までやり遂げられたことは、今後の人生において、自分を支える大きな自信の源になると思います。加えて、プログラムを通して達成感や感謝も沢山感じていました。辛かった分、一つ一つの課題をこなすことに達成感を味わったり、サポートしてくれる先生や両親、一緒に頑張っているクラスメイトへ感謝の気持ちを持ったり、普段は中々感じたり気付いたりすることができないものを常に感じられる経験は、大きな収穫だったと思います。

 

質問7「夢・展望」

今後は、DPでの経験を活かして、教育に携わる人間になりたいと思っています。これまで、沢山の先生方が支え教えてくださったことを活かし、大学及び今後の生活を通して、子どもたちの居場所になるような学校・コミュニティの環境づくりについて探究したいと考えています。 いつかはIBの教員として子どもたちに自分の経験から何かを伝えられるような大人になりたいです。

 

質問8「後輩へ」

正直、私から一方的にDPを勧めることはできないかなと思います。IBの良いところもあれば、皆さんが所属している、或いは入学前にこのページを見てくださっている方がいれば、今後入学しようと考えてるレギュラーのコースの良いところもあります。それは、皆さんがどのように仙台育英での3年間を過ごしたいのか、どのような進路に進みたいのか、また、みなさんの性格など、様々な要因を加味して選択をしなければならないと思います。その中で、私が言えることがあるとすれば、私はIBを選択して良かったと個人的に思っていますし、全く後悔はしてないです。もしかしたら、IBを選択することに悩む要因に、最終試験やfull diplomaの存在を受けて「私は頭が悪いから」や「勉強ができないから」と不安になる人も居なくはないと思います。私も最初はそうでした。しかし、IBでの生活を終えて、一番思うのは、IBの醍醐味は最終試験で点数を取って資格を取ることではなく、約2年間の生活を通して、これまで無かった自分の考え・視点・価値観に気付いたり、他の人の意見に刺激を受けたり、自分の考えの偏りに気付いたり、周りに支えてくれている人がいることを実感することだと思います。私はIBを通して、色々なことが詰まった濃い時間を過ごすことができたと感じています。これまでIBをやってきたという自信を自分のそれ以降の生活や人生に繋げられるという点に、ぜひ迷っている子は焦点を当てて検討してみて欲しいなと思います。
力になれることがあれば、いつでも相談に乗ります。ぜひ自分の選択で充実した高校生活を送ってください。応援しています。

   
 

【外国語コース03】

吉田 優那さん
外国語コース 2022年3月 卒業(秀光中等教育出身)  

上智大学 法学部法律学科に合格

 
 

質問1「きっかけ」

知識をただ詰め込むだけの受動的な授業には消極的になることも多かったので、主体的に活動ができる授業に魅力を感じていました。また、知識だけではなく思考力も鍛えられると知り、自身の幅がもっと広がるのではないかと考え、DPに挑戦しようと考えるようになりました。

 

質問2「スタートして」

想像以上に楽しいプログラムでした。自身の考えをエッセイで綴るといった課題や、ディスカッションで自身の意見を伝えたりする授業が私は好きでしたので、常に楽しんで生活することができたかなと思います。確かに、課題の量も想像以上に多いのですが、その分自身の成長につなげられると思うような課題ばかりでしたので、辛さはあまりなかったように感じます。

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

Language Aの授業が一番楽しかったです。私は本を読むことが一番好きなので、著者の意図を紐解いたり作品のテーマを考えたりする活動に、より積極的に参加することができたように感じます。

 

質問4「苦労」

どの授業でもそうですが、知識があることを前提に授業が進むことが多いので、自身の知識の浅さに気が付かせられることが多かったことです。他の人は知っているのに私は…と、知識の量の差に落胆することもありましたが、そのおかげで今では、好きな本だけではなく時々教科書を読んだりわからないことがあればすぐに調べたりするようになり、知識をより確実なものにすることができるようになったと思います。

 

質問5「変化・成長」

私自身を信用できるようになった点が一番成長したと思います。自身の選択や努力が間違っていないのかといつも不安で、将来のことについて考えるとこのままでいいのか、他の道を選択したほうがよかったのではないかと、私自身の選択にはいつも不安を抱いていました。ですが、Diploma取得を通して、今までの努力が無駄ではなかったことを再確認できたので、自身の選択に自信を持ち、信用することができるようになりました。

 

質問6「収穫」

批判的思考力を会得できたことが、一番の収穫と言えると思います。私は今まで、主観で物事の結論を出していました。しかし、DPに挑戦したことによって事象を俯瞰することの必需性を、ディスカッションを通して学ぶことができました。

 

質問7「夢・展望」

私は将来、法によって生起しうる社会的弱者を救うことのできる弁護士になりたいと思っています。そのため、大学では法学を専門的かつ多角的視点から学修することで、元受刑者らが釈放後も社会的・経済的に追いやられ、格差が生じている社会の解決方法を模索し、元受刑者の社会復帰に至るまでを支援できる弁護士のあり方を学んでいきたいと考えています。

 

質問8「後輩へ」

私は、やる気があるのなら絶対に挑戦すべきだと思います。私はDPの受講を通してデメリットを感じたことはありませんでした。授業に退屈を感じることも少なくなるので、有意義な高校生活を送れると思います。何より、他の高校生と比べて論理的整合性のある論述が得意になるうえ、多角的な視野を研鑽することができます。確かに、勉強や課題に明け暮れることもあるため、今までのように自由にできる時間も少なくなってくるとは思いますが、それでも挑戦してみる価値はあると私は思います。とはいっても、大学受験にも関わってくる場合もあるので、しっかりと将来の目標なども吟味したうえで、DPの受講をするか否か選択してくださいね。皆さんが有意義な高校生活を送れることを祈っています。

   
 

【外国語コース04】

星 かえでさん
外国語コース 2022年3月 卒業(丸森中出身)  

立教大学 GLAPに合格

 
 

質問1「きっかけ」

入学前からプログラムに興味があり、「普通の高校生とは違うことをしたい」と思い1年次IB部活に参加しました。1年生の秋に3ヶ月間カナダ留学をし、そこで自らの英語力に自信を失ったためIBの受講を辞めようかと思いましたが、当時の担任の先生から「トライアルだけでも受けてみたら?」と勧められ、トライアルに参加しました。そこでIBの授業スタイルの方が自分に合っていると感じ、受講を決意しました。

 

質問2「スタートして」

想像とは違うと感じることが多かったです。IBの先輩方が「課題が多い」ということを何度も口にしていたので、睡眠時間を確保できるのだろうか、2年間諦めずに続けることができるのだろうか、とスタート前は心配していました。実際、IBの課題は多いですが、先生方は他教科の課題の状況を見て締め切りを伸ばしたり、質問にも快く応じてくださいます。このようなサポートがあったため想像していたよりも、辛いと感じることは少なかったです。

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

CASです。演劇や車の洗車、使い終わったカイロの寄付など自分が「やりたい」と思ったことに幅広く取り組むことができました。Serviceの活動を企画する際に、現在日本や世界にはどのような課題があるのかを調べたことで、地球環境や人権などの社会問題に興味を持つきっかけになりました。継続して取り組むことが苦手な私でしたが、CASを通して継続する力、そして振り返りそれを次の活動に活かす力が身についたと思います。

 

質問4「苦労」

IAやEEといった論文を執筆するための文献を探すことに苦労しました。インターネットだけでは執筆に必要な情報が不足していたため、何度も複数の図書館に行き、論文に使えるものを探しました。また、日本語だけでなく英語の文献が必要な課題もあったためかなり時間がかかりました。

 

質問5「変化・成長」

時間に対する考え方が変わりました。短期的な課題に加えて論文の執筆やCAS活動など長期的に取り組まなければならないことがあったため、いかに自分が後々苦しまずに取り組めるかを毎日考えながら過ごしていました。時間は全員平等に与えられますが、それをどのように使うかが今後の自分を形成する上で非常に重要だと学びました。

 

質問6「収穫」

自分の考えを文章化する力が身についたと感じます。エッセイを執筆する機会が多くあったため、そこでどのような言葉が適切か、誤解を生まないかを考えながら書く力がついたと思います。大学ではレポートや卒論の執筆があるので、IBでの収穫を活かしたいです。

 

質問7「夢・展望」

まだ漠然としていますが、将来は自分の好きな英語を使って人と人を繋ぐ、架け橋のような存在になりたいと思っています。現在、貧困や地球環境、人権など様々な分野に興味があるため、大学ではそれらに対する理解を深め、より具体的な職種にまで絞っていきたいです。

 

質問8「後輩へ」

IBは「課題が多い」「英語ができなければ入れない」という印象を私も当時抱いており、IBの受講を辞めようか悩みましたが、今全てを終えてみるとこの2年間は普通の高校生が体験できない特別な時間だったと感じます。確かに辛いことも多いプログラムですが、周りの友達や先生方、家族がサポートしてくれたおかげでこの2年間を乗り越えることができました。少しでも「やってみたい」という気持ちがあるのなら挑戦してほしいです!

   
 

【外国語コース05】

全 イェハさん
外国語コース 2022年3月 卒業(韓国出身)  

法政大学 国際文化学部に合格

 
 

質問1「きっかけ」

日本に留学することで更に深くて遣り甲斐のある経験をしてみたかった。

 

質問2「スタートして」

授業やクラスの雰囲気は予想どおりだったが、それから授業の内容などは予想と違っていた。

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

CAS

 

質問4「苦労」

特にIBはなんでもうまくやり遂げなければならないというプレッシャーが半端ない。

 

質問5「変化・成長」

自分自身としては変わった点が見つからない。

 

質問6「収穫」

自分の才能を新たに発見することができる。

 

質問7「夢・展望」

自分でやってみたいことを何でもできるように経済的な余裕を持ちたい。

 

質問8「後輩へ」

最初はつらいと思いますが、慣れるほど生活は一般コースよりも楽しくなると思います。そしてIBの最終目的を単純にディプロマをとるだけでなく、その過程の中で自分がどのように成長しているかを探すことだと思います。

   
 

【外国語コース06】

後藤 ひかりさん
外国語コース 2022年3月 卒業(北仙台中出身)  

法政大学 キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科に合格

 
 

質問1「きっかけ」

高校で普通はできないプレゼンテーションやエッセイ、ディスカッションに挑戦してみたいと思ったから。

 

質問2「スタートして」

想像していた授業でしたが、宿題の量はやはり想像を超えていて、大変でした。

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

8000字のエッセイを書くEEは大変でもあり、貴重な体験でした。自ら資料を見つけて説得力のある文章を書くことが難しかったです。

 

質問4「苦労」

宿題を期限内に提出するために計画をしっかり立てることに苦労しました。

 

質問5「変化・成長」

批判的思考や物事を多角的に見ることができるようになったなと思います。

 

質問6「収穫」

人前で発表することを楽しいと思えるようになったことです。

 

質問7「夢・展望」

人の意見を聞き入れてその人に合った接し方をすることです。

 

質問8「後輩へ」

DPはわたしたちを成長させてくれます!2年間を通して得た収穫は将来大学生、社会に出てからも役に立つと思うのでぜひ挑戦してみてください!

   
 

【外国語コース07】

ロビン ジャジャレマジャさん
外国語コース 2022年3月 卒業(インドネシア出身)  

法政大学 GIS(グローバル教養学部)に合格

 
 

質問1「きっかけ」

Because the curriculum seemed interesting to me. 

 

質問2「スタートして」

It was quite different. 

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

World History. 

 

質問4「苦労」

Time management. 

 

質問5「変化・成長」

Yes. 

 

質問6「収穫」

Problem solving and social skills. 

 

質問7「夢・展望」

To continue to apply the skills and knowledge I have gained over my years in the IBDP to my university years and the future career I will pursue. 

 

質問8「後輩へ」

Do not be afraid to try new types of CAS and share your opinions with your peers. 

   
 

【外国語コース08】

高橋 永実子さん
外国語コース 2022年3月 卒業(南光台中出身)  

東洋大学 国際学部国際地域学科国際地域専攻に合格

 
 

質問1「きっかけ」

1年生時にフィラデルフィア研修とハワイ研修に行き、更に新たな事に挑戦したくなり、DPに挑戦することを決めました。また、大学生になった時に役立つ事が多いと聞いていたため、挑戦することにしました。

 

質問2「スタートして」

ある程度は想像していた通りでした。

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

言語Aです。初めの頃は本を読むことが大変だったのですが、何度も授業を通して考えていくうちに文学が面白いと感じるようになりました。そして、作者が作品の中でなぜその表現を使ったのかなどを考えていくのは本当に興味深かったです。3年次に行ったHLエッセイ、個人口述、比較文学で執筆したEEは大変でしたが、考えることがとても楽しかったです。

 

質問4「苦労」

私はタイムマネージメントが苦手でCAS活動と普段の授業の両立がとても苦労しました。また、IB生の一年時は、初めてのことばかりで慣れるまでとても時間がかかりました。また、質問に答えるのが苦手でした。

 

質問5「変化・成長」

私は本を読むことや書くことがとても苦手だったのですが、日本語Aの授業で『読む』ということを沢山行ったため、本に関心を持つようになりました。またただ読むだけではなく、裏に隠されている意味や作者の意図が気になるようになりました。 また、IBの科目は基本的に自らの視点を持ち、そこからアプローチし考える、ということを授業であるため多方面から一つの物事を考えられるようになりました。

 

質問6「収穫」

考える力だと思います。IBに入る前は出されたものをただ受け身でやってきていたのですが、I Bに入ってからは自ら考えないとどうにもならない状況に置かれていたため、考える力が身についたと思います。また、自ら新しい視点を考えることが楽しく感じるようになりました。

 

質問7「夢・展望」

出来るだけ多くの語学を話せるようになるために語学の勉強に力を入れ、世界のどこへ行っても活躍し、役に立つことが出来る人材になりたいです。また、多くの国の人とコミュニケーションを取ることが出来る仕事につきたいと考えています。

 

質問8「後輩へ」

IBは自分との戦いだと考えます。何をするにしても、自分の考え、意見が必要で、自分自身が動かなければ何も始まりません。そのため、IBを行うにあたって必要なのは自分自身と向き合う覚悟と自分自身を動かす動力だと考えます。初めのうちは慣れないことばかりで苦労することも沢山あると思いますが、それを乗り越えてこそIB生なのではないかと考えます。これからIBを行う人も、今IBを行っている人も、確実に苦労は自分の力になっていくので、つらくても諦めず、未来の自分のためだと思って向き合ってみてください。

   
 

【外国語コース09】

橋浦 有咲さん
外国語コース 2022年3月 卒業(東向陽台中出身)  

日本大学 国際関係学部国際総合政策学科に合格

 
 

質問1「きっかけ」

プレゼンテーションやディスカッションという授業に興味を持ち、DPで頑張って資格を取得したいと考えました。

 

質問2「スタートして」

想像とは違っていました。
課題がとても大変だと聞いていましたが、いつもが大変だというわけではなく、課題によって大変でした。また、少数人数だったので人間関係に心配があったのですが、高めあえるクラスでとても良い経験を得ることができ、楽しいIB生活を送れました。

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

Historyです。
私は、IBの授業を受ける前は歴史の出来事をただ覚えるだけで、全く面白くないと考えていましたが、IBに入って論文やプレゼンテーション、ディスカッションを行うにつれて、歴史は興味深い科目だと気づくことができました。

 

質問4「苦労」

振り返ると改めてIBで出された課題が一番辛く、苦労しました。特にテスト期間の近くに出された課題が一番辛かったです。また、課題論文やIAを同時進行で行うことも辛かったです。

 

質問5「変化・成長」

勉強に取り組む姿勢が変わったと思います。今まではただ勉強していたのですが、Diplomaを取得するためにIBでの授業を通して考えたり、それぞれの科目に興味を持って勉強することができました。また、IBの授業や課題ではたくさんの考える機会を与えて頂いたので、考察力や積極性も身につけることができました。それらの経験により、様々なアイディアが思いついたり、自分の意見を積極的に相手に伝えられるようになりました。

 

質問6「収穫」

文章を書く力やプレゼンテーション力です。なかなか高校では、たくさんの文章を書く機会や相手をする機会がないと思うのですが、DPではそれぞれの教科で論文を書いたりプレゼンを行ったりしていたので、大学でそれらのスキルは十分助けになると考えています。

 

質問7「夢・展望」

私は将来、未解決の世界問題を解決する国連職員になりたいと考えています。大学では幅広い分野を専門的に学んだり、ボランティア活動を行ったりして、国連職員になるという目標を実現したいです。

 

質問8「後輩へ」

DPを取得することは辛く、難しいけれど努力をすれば取ることができるし、今までとは違う楽しい勉強ができると思います。
また、ディスカッションをする時は相手のことを尊重し且つ自分の意見を積極的に伝えることができれば、深い考察ができると思います。
EEやIA、課題はすぐに保存し、重要なものはUSBに保存しましょう。消えたら努力が無駄になります。
2GIBの人はこれからもタイムマネジメントをしっかり行い、辛いと思うけれど最後まで諦めずに頑張ってください。これからDPに挑戦しようと考えている人は、レギュラークラスより課題は多くて大変ですが、IBで学ぶことはこれからにも役立つし、将来にも繋がると思うのでぜひIBに入って頑張ってください。

   
 

【外国語コース10】

町野 日菜子さん
外国語コース 2022年3月 卒業(七北田中出身)  

日本女子大学 人間社会学部文化学科に合格

 
 

質問1「きっかけ」

両親に「仙台育英でこんな勉強ができるみたいだよ」と教えてもらったのがきっかけでした。そこからIBについて知っていくうちに、ディスカッションやプレゼンテーションなどの活動を通して生徒が主体となって行うことができる授業に魅力を感じました。

 

質問2「スタートして」

想像とは全く違っていました。特に課題については、プログラムがスタートする前から多くの先生や先輩方に「課題たくさん出るよ!」と言われていたので覚悟はしていましたが、それを上回る課題の量に驚きました。始めは期限までに複数の課題を提出するためにタイムマネジメントをするのがとても大変で、泣きながら課題をやっていた時もありました。しかし、CAS活動の内容を自分の趣味にしたことで休憩時間を確保でき、その辛さを解消することができたと思います。

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

TOK(知の理論)です。そもそも、TOKは「知識とはどのようなものなのか」という哲学的な学習をする教科です。その中で、私たちが普段何気なく過ごしている社会や無意識的な行動など根本的なことに対して問いを立て、結論を出すという部分がとても興味深く、やっていて面白かったです。また、批判的に物事を見る力もこのTOKを通して養われました。

 

質問4「苦労」

メンタルを保つことが一番苦労しました。常に課題に追われている状態にも関わらず、プレゼンテーションなどがうまくできなかったときは、辛さのあまり何度もIBを辞めたいと思ったり、次もうまくできないのではないかと不安になったりすることがありました。そんな中でもクラスメイトと話したり、好きな音楽を聴いたり、睡眠をとったりして、心も体もリラックスさせることでメンタルを保っていました。

 

質問5「変化・成長」

自信を持てるようになりました。今までは本当に自分に自信を持つことができず、いつも悲観的でした。しかし、今ではDiplomaを取得したことやIB中心のハードな生活を乗り越えてきたこと、IBで培ったたくさんのスキルなど様々なことが自分の自信につながり、より楽観的に物事を考えられるようになりました。

 

質問6「収穫」

経験です。IBでの学習を通して、高校ではあまりできない経験をたくさんすることができました。例えば、PowerPoint、Wordの使い方やタイピングなどのパソコン操作や、何度も行ってきたプレゼンテーションの経験は、これから大学生、そして社会人として過ごしていくために欠かせないものばかりだったのでこれらの経験が私にとって一番の収穫だと考えます。

 

質問7「夢・展望」

IBで培った、国際的視野やコミュニケーション能力など様々なスキルを活かし、国際的な文化交流の手助けができるような存在になりたいです。特にその中でも日本文化を他国の人、そして日本人にも発信し、人種・宗教・老若男女関係なく多くの人が交流、そして共生していくことができる社会を作りたいと考えています。

 

質問8「後輩へ」

私も始める前はついていけるか不安で、IBに挑戦することに躊躇っていました。しかし、今となっては挑戦してみてよかったと心から思えています。実際、大変なことや辛いことの方が多いですが、それは意味のあるもので、必ず皆さんの力になります。また、IBでの学習を通してたくさんの考え方やスキルを獲得することができます。これは何物にも代え難い貴重なものだと思います。
挑戦してみようと考えている皆さん!今が絶好のチャンスです!「挑戦してみようかな」というその気持ちがとても大切です。その勇気とチャレンジ精神があれば、きっとIBもうまくいくはずです。皆さんの健闘を祈っています!

   
 

【外国語コース11】

ジャスミン ヨナサンさん
外国語コース 2022年3月 卒業(インドネシア出身)  

玉川大学 芸術学部アート・デザイン学科メディア表現コースに合格

 
 

質問1「きっかけ」

It’s more beneficial to have the two certificates (high school certificate, IBDP). 

 

質問2「スタートして」

I attended a similar course before coming to ikuei (IGCSE) and some subjects taught their students about similar learning profiles and virtues.  Students in my school were already told to write essays and create presentations too so overall, I learned about the same thing.  It’s just that the IB expects more of your time and attention.  Training students to work under pressure.  Something that most probably will be required in university and even at a work environment.  Yes, I expected these outcomes before joining the IB. 

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

I liked art the most because I was able to freely express a part of myself with my own desired theme in the exhibition process. 

 

質問4「苦労」

Definitely time management.  Some assignments were due at around the same time so my class really struggled to submit the finished product to each subject's respective teachers.  Thankfully, the teachers noticed this through our batch and are trying to guide the new batches away from that by incorporating a better due-date system. 

 

質問5「変化・成長」

The IB really tries to train their students into having a wider perspective on different life situations and I am very thankful for that opportunity. This is not only beneficial in university, but it is beneficial for our own community’s benefit or even for our own selves. 

 

質問6「収穫」

I learned about how to cite essay papers and further opened my mind to the different possible perspectives that comes with different situations. This allows me to think more about what to do and what to say to avoid an unsatisfactory outcome. 

 

質問7「夢・展望」

I plan on using these skills I gained from the IB course in my job and also university.  will try to challenge my japanese skills as well by communicating with others. 

 

質問8「後輩へ」

I know things are tough at the moment and some of you might think it’s impossible to get the IBDP. Don’t worry, everyone in my class, including me, really thought that we couldn’t get the IBDP. However, we did! You will get through this and will submit all the required assignments before the deadline. Just like my class did!
Don’t think too much about the difficulty of the exams but rather, learn the rubric of every subject and put all your energy on what is required there. Even if you think you aren’t academically smart, if you follow the guideline in the rubric, you can achieve a high score for each subject. I wish all of you the best of luck and remember, it’s a lot of work but enjoy every moment of it with your classmates and teachers!

   
 

【外国語コース12】

ソピダー ジャルパニッチさん
外国語コース 2022年3月 卒業(タイ出身)  

同志社大学 国際教育インスティテュート(ILA)に合格

 
 

質問1「きっかけ」

Because IBDP course provides me with the opportunity of experiential learning. IB students have to participate in CAS which allow me to pursue my own interests. 

 

質問2「スタートして」

It was different than I expected. To be honest, I did not think that IBDP would be this difficult. There was a lot of long-term projects that would prepare your time management and study skills for college but I have to say that it was a good unexpected. 

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

Visual Arts

 

質問4「苦労」

I would have to say balancing all six different subjects was my difficulty. Exploring six different subjects, writing a good essay, along with performing CAS, TOK and EE was not easy for me at all. 

 

質問5「変化・成長」

No.

 

質問6「収穫」

I would say I have gained a lot from the DP. I have developed my research skill and time- management skills when I was writing my essay and working on my IA and EE, communication skills when I was reflecting on my work with my classmates and teachers. 

 

質問7「夢・展望」

I don’t have future plan but I do believe that best way of planning for the future is to do your best in the present. 

 

質問8「後輩へ」

Fighting! do your best <3

   
 

【外国語コース13】

奥野 蒼斐さん
外国語コース 2022年3月 卒業(富谷第二中出身)  

立命館大学 経済学部経済学科国際専攻に合格

 
 

質問1「きっかけ」

元々、一年生の夏頃までIBというものすら知らなかったのですが、説明会などでIBコースに関しての説明を聞いていくうちに、コアとなっている考え方やIBが提供してくれる環境に徐々に惹かれていきました。自分的には、DPの資格というよりも、プログラムを通して得られるであろう経験を目的として、挑戦してみようと思いました。

 

質問2「スタートして」

周囲の環境やコースの方針などはいい意味ですごく想像通りで、期待通りでした。 課題面などに関しては、事前に茨の道だとは聞いていましたが、予想以上に過酷で慣れるまでに時間がかかりました。

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

EEです。SLでしたが、MathでEEを執筆するという点や、他の分野で使われている知識を数学的に解釈していったという点などから、自分の色を存分に出せたかと思います。

 

質問4「苦労」

自己管理が何より大変でした。結局、最後まで自分を管理しきることが出来ていなかったと思うぐらい難しかったです。色々な案を思いついては幾度となく試してみるのですが、中々続かない自分に時折悲観的になってしまうことも辛かったかなと思います。

 

質問5「変化・成長」

全てですね。あらゆる面で成長を感じます。逆に退化していると感じることは、漢字等、日本語の語彙力に自信がなくなったことぐらいです。

 

質問6「収穫」

高校生という比較的早い段階で、一般的にもっと後の人生で気づくであろうことに多く気づけたことかと思います。常に自分と向き合う時間があったことで、自分を良く知れたなと感じます。

 

質問7「夢・展望」

最近少し迷いが生じ、はっきりとしたイメージではないですが、経済市場と情報産業が交わる様な場所で異彩を放てていたら良いなと思います。

 

質問8「後輩へ」

自分も最初、多くの人が通る高校の基礎教育をスルーしてIB的な教育に駒を進めることに少なからず恐怖心を抱いていました。自分は比較的普通の人生を歩んできていたので大衆の一員から突如マイノリティへと変わるということ、英語が得意ではなく授業について行けるか不安であったこと、課題などに対してのマイナスなイメージが先行していたこと、などDPへの挑戦という決断は決して簡単なものではなかったです。他キャンパスへの転コースという点に関しては一番悩みました。
ですが結局、そうやって悩んで自分で出した結果が最善の選択肢なのだと思います。DPに挑戦した人生としてない人生、どちらが正解かなんて分からないですし、そこに自分の意思があれば簡単に後悔できるはずがありません。「周囲の人間」がどう考えるかではなく、「あなた自身」が何を思うか。その点をクリアに出来ていたら、自ずと答えは出ているのではないでしょうか。

   
 

【外国語コース14】

中松 美海さん
外国語コース 2022年3月 卒業(インドネシア出身)  

立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部に合格

 
 

質問1「きっかけ」

My junior high school had adapted presentations, discussions, and paper writing as their main learning method so after returning to Japan to continue my higher-level education, I wanted to stay on that type of learning therefore chose to join the IBDP course. 

 

質問2「スタートして」

It was different.  IBDP is more of nurturing students to become aware of their surroundings through what we study in class and develop the ability to be open-minded.  It also gives you the habit to stay productive both at school and at home. 

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

I liked EE the most as the topics are free for you to choose from and you get to write in-depth about what you are interested in. I did an EE on English A with the topic of song lyrics and the way it criticizes systemic racism. 

 

質問4「苦労」

Time management. Although this course can make a habit to make you productive, procrastination was a very hard thing to avoid. With all the work that you’ll have to do, managing time between work and free time was challenging. 

 

質問5「変化・成長」

I have realized that I still do not know anything compared to the informations that are here on planet earth. I think that realization is what changed after the IBDP. I realized I will have to use my time wisely and obtain as much information as possible. 

 

質問6「収穫」

Lots of experiences. Through CAS, I was able to volunteer to help people in need of masks both in and out of Japan. I was also able to discover my likes and dislikes and even strengthen my friendship with my classmates who take all classes in English. I was also able to appreciate and become more interested in arts through the field trips we were able to go on. Moreover, the ability to be eager to know new knowledge and be aware of your surroundings. 

 

質問7「夢・展望」

My plan, for now, is to have a fun and quality time at university, which includes making new friends, sharing knowledge, and experiencing a lot of new things. While also getting ready for the national civil service exam as I dream of becoming a diplomat that works in the Japanese embassy all over the world. By becoming a diplomat, I hope to be an individual that connects Japan with many people and countries and be a helpful being. 

 

質問8「後輩へ」

IBDP is stressful and requires much energy for you to work on your essays and research but, I can assure you that there is nothing to regret in taking the IBDP course.  It was rather beneficial to go through it and make you realize what you are capable of.  I hope you can find all the benefits of taking the IBDP worth it even after graduating high school and your next education level. 

   
 

【外国語コース15】

ナシャ ナタリーさん
外国語コース 2022年3月 卒業(インドネシア出身)  

Goldsmiths University of London Lawに合格

 
 

質問1「きっかけ」

Because it was a course offered in English. 

 

質問2「スタートして」

I had no prior expectations to the IB course except that it was interactive and encourage discussion and cooperation amongst students, which was exactly what was delivered throughout my years in the IB course. 

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

Art

 

質問4「苦労」

Mathematics and the deadlines

 

質問5「変化・成長」

Not in particular

 

質問6「収穫」

The opportunity to experiment with many different mediums of art, partake in discussions and group works with my peers and an IB diploma. 

 

質問7「夢・展望」

Work as a lawyer and hopefully become wealthy. 

 

質問8「後輩へ」

good luck.

   
 

【外国語コース16】

中松 瑠海さん
外国語コース 2022年3月 卒業(折立中出身)    
 

質問1「きっかけ」

I grew up in Bali and so I was always surrounded by people from all over the world with different cultural backgrounds and beliefs that grew individual ways of thinking.  The IBDP gave me an opportunity to still live in that environment after I came back to Japan.  The IBDP allowed me to understand the world through perspectives of the subjects provided. 

 

質問2「スタートして」

In all honesty, it was harder than I thought.  Presentations and essay writing was nothing new to me.  However, the amount of work we had to do throughout the two years of the IBDP was definitely a challenge.  The final assessments consists of multiple work for each subject that I believe most don’t realize until we get to the end of the first year of the IBDP. 

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

I really enjoyed the CAS program more than I thought I would.  In the beginning, I thought of it as another “school assignment” that I had to complete in order to get the diploma.  But as I continued doing various things based on creativity, activity and service I was able to understand my likes and dislikes more.  It even gave me the opportunity to challenge myself on my dislikes such as activity and think of ways on how I can overcome them. 

 

質問4「苦労」

I have always been very shy and I knew that participating in class discussions would be a challenge for me, which I was willing to accept.  The IBDP allows students to voice out their opinions and ideas of a certain topic and that safe environment really helped me grow and become confident. 

 

質問5「変化・成長」

I really think that after I joined the IB, my way of thinking has really changed.  I am able to recognize and understand global problems better and even understand myself way better than I did before.  I began to question things that I have never thought differently or have been perhaps ignorant of all my life. 

 

質問6「収穫」

I was able to gain the ability to have deeper means of communication with people.  Recently, I had the opportunity to work with some university students during the winter break and we had some discussions about world problems such as climate change, the existence of privilege and how people are affected by it and so on.  I was also able to improve various skills such as discussion skills, research skills and time management skills which I believe will be very useful and important during further studies at university. 

 

質問7「夢・展望」

I have always wanted to study psychology as a child and I plan to follow that dream overseas.  By utilizing the skills I gained through the IB such as discussion skills and research skills, I hope to discover a deeper understanding of human behaviors and come up with solutions such as about mental illnesses. 

 

質問8「後輩へ」

The IBDP is definitely a difficult challenge that I hope you all can overcome.  No matter how diffficult it may be for you at the moment, just know that it will be totally worth it at the end.  The diploma is important, but how you grow as a person during your two years in the IBDP is also equally important.  Don’t give in to the presssure!!

   
 

【外国語コース17】

髙山 雛瑞さん
外国語コース 2022年3月 卒業(戸沢中出身)    
 

質問1「きっかけ」

中学生の時、進路を決めていなかったら、知り合いの方から仙台育英を紹介していただきました。その中でもIBの紹介を見て、ディスカッション形式の能動的な授業が、自分の性格を考慮した上でもあっていると思ったからです。あの綺麗な教室に憧れていたのもちょっとあります!

 

質問2「スタートして」

課題が多い面はある程度はしていました。しかし、それは想像以上に多かったため、日頃から決まった時間に学習時間を設けていなかった私には、最初は辛かったです。

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

EEです。EEはトピック設定の一番最初の部分からなかなか決まらず、自分が書きたいことが何なのか微妙に掴めていなかった状態でした。しかし、最初から完全な課題を決めるのではなく、アドバイザーの先生や歴史の先生に時間を作っていただき、自分が書きたいことについて少しずつ声に出すことで、最終的に何を書きたいのかということを決定できました。「ルーマニアの民主化を促進させた具体的な要素とは」という課題の基、論文を執筆したのですが日本語の文献があまりなく、英語の文献を探し、読み、情報を得るという作業に苦戦したことを覚えています。しかし、自分が興味を持っている分野を選んだため、大変ではありましたが、自分の中で、それについてより詳細な知識が得られたと思います。

 

質問4「苦労」

一番は、タイムマネジメントです。別の課題が被っている時もあるので、それをあらかじめ把握しながら、夜や放課後に取り組みました。しかし、三年間を寮で過ごしたため、身の回りのことを自分でこなすと同時に、余った時間で課題に取り組む必要がありました。特に三年生後半では、最終試験に向けた勉強、IA・EEの執筆、課題などを同時進行で進めないといけないストレスを感じても、自分一人で解決しなければいけないという状況がとても辛かったです。課題にうまく取り組めるよう、時間だけでなく、精神面・体調面などさまざまなことを管理できるように努力しました。学年が進むにつれ、こなさなければいけない課題や論文、テスト勉強を同時にこなさないといけない状況で、少しずつ睡眠時間が短くなり、週の最後になるにつれ疲れがみんなの顔に出ていたことを思い出します。しかし、そのような状況で最後までIBをやりきったということは、確かな自信になったと確信します。

 

質問5「変化・成長」

計画性が身についたように感じます。IBを受講する前の高校一年生の時は、課題量もあまりなく、いつもぎりぎりに終わらせるという癖が身についてしまっていました。しかしIBを受講してからは、膨大な課題量や論文を執筆するために、自分で、自分の生活に計画性を持って生活することができるようになったと感じます。

 

質問6「収穫」

論文執筆のスキルです。これは普通の高校だったらEEやIAほどの長さの論文を書く機会があまりないと思います。しかし、大学進学後はたくさんのエッセイを書かなければいけない課題が多くあると聞きます。なので、論文を書くこと自体に慣れることはもちろん、参考文献の探し方、書き方などを学べたと思います。また、歴史の分野を選択したため、論文や資料により、同一の歴史の物事に関して、さまざまな見方があることを学びました。しかしこれは歴史だけではありません。特に国語や美術といった分野で自分の考えを話すときには、同じ作品を選択しても、受け取り方が人によって異なります。考え方の多様性を、自分や他の人と違うからといって否定する必要がないということを学びました。

 

質問7「夢・展望」

大学では国際関係学について勉強する予定です。二年間のIBを通し、さまざまなバックグランドを持つ友達と出会い、生活を共にしたことで、新たな発見がたくさんありました。その中で、文化だけでなく、政治、経済、教育といったさまざまな分野で、グローバル化が進行し、他国との相互影響の度合いが高まったと感じます。そのため、他の国が抱える、貧困、紛争、外交、環境問題といったさまざまな課題は、国際社会全体が協力して取り組む問題であると考えます。しかし、これらの問題は、各国の利害関係や文化の違い、歴史的背景、経済格差などの問題と複雑に関係しており、解決するのは難しいのが現状です。
まだ、莫大ではありますが、夢は、将来このような問題を世界から一つでも減らす、解決することに携わることができたらと思います。大学において、国際関係学を専攻し、国際社会において必要なさまざまな知識や、多角的視点を身につけていきたいです。

 

質問8「後輩へ」

DPに挑戦する、という選択は、簡単にできるものじゃないと思います。事実、私も課題に勤しむ先輩方の姿を見た時は、「大変そう、やめておこうかな」と思ったこともあります。また、DPを選択し、日本ではIBを資格として出願し、目指せる大学はかなり限られています。その中でも有名大を目指すとなると、要求されるスコアも高くなり、それに届かないということも考えないといけないため、リスクもあります。それを踏まえた上で、DPを選択するか決定してほしいです。しかし、二年間のDPを通し、一番最初に感じたのは大きな達成感でした。しかしこれは、途中で色々な問題にぶつかり、苦労したからだと思います。一般的な高校で展開されている受動的な授業とは違い、ディスカッションプレゼンテーション、論文執筆などといった課題は、のちの大学や、社会でも必要なスキルです。それを高校生のうちから学べる機会が身近にあるのなら、IBに飛び込んでみるのも一つの選択肢としてお勧めします! 後悔しないように、周りの人に十分に相談しながら、みなさんにとってベストな選択をしてください。

   
 

【外国語コース18】

ファム タイ ズオンさん
外国語コース 2022年3月 卒業(ベトナム出身)    
 

質問1「きっかけ」

IBDP course offers students a wide-range of choices as well as an international academic environment that allows students to explore the world.  Also, you get the IB diploma.  

 

質問2「スタートして」

It was very different;  I came in here expecting the IB to be just a little bit harder compared to the regular courses but it was drastically harder.  But my expectation of the course didn’t change.  I had lots of fun and will definitely do it again.

 

質問3「興味深く取り組んだ科目」

TOK.  It really challenged the way I think and showed me different perspectives. Critical thinking skills are definitely necessary the further you go in life.  TOK taught me not to trust everything you see and always question what you see. 

 

質問4「苦労」

The most difficult things are the workload and management of time.  Prior to joining IB,  I was rather disorganized with my time which led to too many sleepless nights trying to finish my assignments.  For your own sake,  try to finish everything early and on time so you won’t have to go through the stress.  

 

質問5「変化・成長」

Personally,  I don’t think I have changed that much,  still childish,  still as terrible as always,  but certainly I have become a bit more realistic with myself and life.

 

質問6「収穫」

I have gained many things.  From good friends, opportunities for colleges, academic skills, and much more. 

 

質問7「夢・展望」

My future plan is still uncertain.  Only time could tell.

 

質問8「後輩へ」

Good luck.  Don’t stress out too much,  and the two years will go much faster than you think.  Just enjoy your time.  And starts your IAs and EEs early.