教育と進路

合格者《現役》メッセージ

2024年度 大学合格者からのメッセージ

特別進学コース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 放課後の学習環境や充実した課外学習が合格を後押ししてくれました

    今野さん(塩竈市立第一中出身)

    中央大学 商学部 金融学科【学校推薦型(指定校)】

    今野さん(塩竈市立第一中出身)

     放課後も勉強できる環境が整っていたことが良かったです。オークルームは1席ずつ区切られていて、自分の世界で勉強できるのでよく利用しました。2年生になるとほぼすべての教科で課外学習が始まり、先生方のフォローで頑張ろうという気持ちを後押ししてもらいました。
     1年生の終わり頃から志望校を調べ始め、「ファイナンシャルプランナーになりたい」という夢が生まれました。中央大学の商学部に指定校推薦の枠があることを知ったのは2年生の時です。「ファイナンシャル・スペシャリスト・プログラム」など資格取得のための講座が学内に設けられていて、費用や通学時間の負担が少なく、資格取得を目指せるところがいいなと思いました。
     勉強以外で頑張ったことは生徒会活動です。オープンキャンパスで学校案内をしてくれた生徒会の先輩の姿が格好良くて、自分も生徒会に入り、中学生の案内役を務めました。特進コースに進学して本当に良かったなと思っています。

秀光コース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 「国際バカロレア(IB)」などに挑戦して 国際的な視野を養うことができました

    稲岡さん(仙台青陵中等教育出身)

    東京外国語大学 言語文化学部 言語文化学科【学校推薦型(公募制)】

    稲岡さん(仙台青陵中等教育出身)

     「海外に行きたい」という気持ちが強く「国際バカロレア(IB)」を選びました。授業は楽しかったですね。一方的に知識を教えてもらうだけではなく、自分がどう思うのかを問われることが多く、参加型の授業でやりがいがあります。例えば、コア科目の「創造・活動・奉仕(CAS)」では、インドネシアの高校生にオンラインで日本語を教えました。
     私は中学生の時、インドネシアに短期留学していました。その時、引率してくれた先生が東京外国語大学出身で、テレビ局の通訳や翻訳もしている方でした。東京外大を志望するきっかけになりましたし、現地で出会った人たちと関わって生きていきたいと思うようになりました。
     受験科目は小論文と面接でしたが、仙台育英にはインドネシア人の先生もいらっしゃったので、文化や宗教など現地のことについて質問できて有難かったです。先生方には、いろいろな挑戦の機会を用意していただいて、国際的な視野を養うことができました。

外国語コース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 海外留学や「Stanford e-Sendai Ikuei」等を通して国際問題への興味が芽生えました

    社本さん(五橋中出身)

    上智大学 外国語学部 英語学科【学校推薦型(公募制)】

    社本さん(五橋中出身)

     英語力を伸ばすためには、すごく良い環境だったと思います。授業のなかで一番印象に残っているのは、オンライン講座「Stanford e-Sendai Ikuei」です。スタンフォード大学の教授や起業家の方々から、飢餓や貧困、ジェンダーなどに関して授業を受けました。そのなかで、黒人女性の妊婦の死亡率が高いことを知り、大学でもそのような国際問題を学びたいと思うようになりました。
     またチアリーディング部に入り、3年生の時には甲子園の応援にも行きました。暑かったですが、すごく楽しかったです。引退が10月で、入試が11月だったので、部活を続けながら試験の勉強をすることがすごく大変でしたが、担任の先生の励ましが、とても支えになりました。
     高校2年生の時には半年間、カナダに留学もできましたし、英語力だけではなく、国際問題に対する興味が芽生えた3年間でした。世界から人種や性別などによる差別をなくしたいという夢があり、将来はNGOの団体で働きたいと考えています。

英進進学コース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 将来、海外で活躍できるような看護師になったら 先生に報告したいなと思います

    田中さん(郡山中出身)

    東北福祉大学 健康科学部 保健看護学科【総合型】

    田中さん(郡山中出身)

     中学生の頃から英語に興味があり、父が亡くなったことをきっかけに、国境なき医師団など海外で活躍できる看護師になりたいと思うようになりました。
     一番の思い出は2年生の時のハワイ研修です。英語のスキルには少し自信があったのですが、実際にネイティブの方とお話すると自分のレベルが全然足りないことが分かりました。ショックを受けましたが、そこで英語の勉強に火が付き、さらに多様な意見に触れることで国際交流にも積極的になれて、自分自身の成長に繋がったように思います。
     大変だったのは評定を常に高く維持することです。最初から大学進学が目的だったので、1年生の頃からオール5をとり、キープするように頑張りました。先生に頼めば、放課後、1対1で教えてもらうこともできます。やる気さえあれば、何でもできる環境がありますね。大学ではさらにレベルアップして、将来、海外で活躍できるような看護師になったら、先生に報告したいなと思っています。

情報科学コース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 国家資格である基本情報技術者試験に 合格できたことが、大きな自信になりました

    門間さん(高崎中出身)

    東北福祉大学 総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科【総合型】

    門間さん(高崎中出身)

     昔から親がパソコンを使う様子を羨ましいと思って見ていました。情報科学コースではパソコンをすべての授業で活用します。テキストを見ながらプログラミングをしたり、ゲームを作って発表したり、独自のカリキュラムが充実していて、ほかの学校の友だちから「そんな授業があるの?」と驚かれました。
     積極的に取り組んだのは、情報処理検定試験(ビジネス情報部門1級)などの資格取得です。特に国家資格である基本情報技術者試験に合格できたことは自信になりましたし、大学の先生にも名前を覚えてもらえて、とても恩恵を感じました。
     東北福祉大学は入学前から意識していました。さらに、高大連携講座を3年間受講するなかで「自分に合っている」と思い、受験することを決めました。総合型入試は、学力検査(国語・英語)、書類審査と面接。得意な数学がなくて学力検査には苦労しましたが、先生方のサポートで乗り切りました。将来はシステムエンジニアになりたいです。

フレックスコース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 大学でも勉強と野球を両立して トレーナーの資格取得とプロ野球選手を目指します

    徳井さん(大阪 南中出身)

    天理大学 体育学部 体育学科【学校推薦型(公募制)】

    徳井さん(大阪 南中出身)

     野球と勉強を両立するために一番良い高校だと思って進学しました。硬式野球部に所属し、基本的には野球がメインでしたが、そのなかでも先生方は出席できない授業のプリントを自分たちのためだけに用意してくださるなど、授業内容が理解できるよう工夫してくれました。甲子園の前や大会中は授業を抜けることも多かったのですが、テストで常にトップ5に入る成績がとれたのは、先生方のおかげだと思っています。野球の面では、春夏合わせて3回も甲子園に行けて、他の高校生では経験できないことをいっぱいさせてもらいました。
     大学ではトレーナーの資格もとりたかったので、野球部も強くて体育学部がある天理大学を選びました。受験では、1年生の時から小論文の授業を受講していたことが役に立ちました。野球で特に頑張りたいのは、身体づくりですね。トレーナーの勉強を通して、上の世界でも通用するような身体をつくり、プロに行きたいと思っています。

技能開発コース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 進路に合わせた「幼児・保育基礎講座」で 保育士をより身近に感じられました

    桜井さん(大河原中出身)

    石巻専修大学 人間学部 人間教育学科【学校推薦型(指定校)】

    桜井さん(大河原中出身)

     6人兄弟の長女で、弟妹のお世話をしているなかで保育士になりたいと思いました。保育所では様々な個性の子どもたちが、障がいの有無も関係なく同じ空間で同じ教育を受けます。お互いの違いをいかしあいながら、成長の手助けができるところが魅力です。
     当初から保育士を目指していたので、指定校推薦をもらうために校内模試で少しでも良い結果を残せるように頑張りました。特に辛かったのは2年生の時の英語です。とても苦手でしたが、先生に聞きに行くとちゃんと基礎から教えてくれるので、乗り越えることができました。第一志望の大学にも合格できて、先生方には感謝しかないです。
     楽しかったのは、幼児の発達や心理などについて学ぶ「幼児・保育基礎講座」です。絵の具とクレヨンを使って絵を描いたり、割りばしや輪ゴムで竹とんぼを作ったりして、保育士の仕事を身近に感じられました。大学では、保育士免許だけではなく、幼稚園教諭の免許もとりたいです。