教育と進路

合格者メッセージ

2022年度 大学合格者からのメッセージ

特別進学コース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 早めの決断で"やりたいこと"に挑戦して正解でした

    佐々木さん(南方中出身)

    東北大学 医学部 保健学科【総合型】

    佐々木さん(南方中出身)

    自信がなかった一次試験を通過し、二次対策は本気で取り組みました

     将来の目標は看護師として働くことです。幼い頃から喘息があり病院に通っていたので、看護師の仕事に憧れがありました。老年在宅の看護師に興味を持っています。東北大の医学部は施設が素晴らしく、地域特性に応じた看護や老年在宅に必要な力が身につきそうだと思い、志望大学として目指しました。
     入試は総合型(AOII期)で受験しようとと決めたのが高3の夏。一般入試対策もしながらだったので準備はとても大変でした。一次の筆記試験に向けて過去3年分の筆記試験を集中的に解きました。試験本番は全然手応えがなくて、絶対に落ちたと思っていましたが、思いがけず通過。ここまできたら絶対に受かりたい!という思いが強くなり本格的に対策に取り組みました。二次試験は小論文と、小論文を元にした面接。面接の対策は、想定される質問を50〜60くらい書いて、答えを箇条書きにして覚えました。練習は、メディカルクラスの担当の先生にお願いしたのですが、そのおかげで本番は落ち着いて臨むことができました。実際に練習で想定していた質問もありました。
     私の場合は決定が遅くて苦労しましたが、東北大のAOII期は評定平均4.3以上があるので、選択肢を増やすために早めに対策しましょう。学校の授業の進度もありますが、自分でも早めにやっておくといいと思います。情報収集も大事です。情報提供してもらえる場所に身を置くと良いかもしれません。私は東北大生のチューターから実際の大学のことを聞くことができました。

    1年生時のフィラデルフィア短期研修や生徒会活動が大きなアピールポイントに

     コロナ禍で、授業はほとんどオンラインで行事も少なくなったことは残念でした。一番の思い出は1年生のときにアメリカのフィラデルフィアに短期留学したことです。生徒会執行部にも所属しオープンキャンパスや育英祭で、受験生の中学生に説明をしたり、校舎を案内したこともいい体験でした。この二つは、結果的に大きなアピールポイントにつながったと思います。また、東大選抜クラスにいたのでモチベーションを保つことができる環境だと思いました。皆ライバル同士ではありますが、仲が良く過ごしやすい雰囲気でした。中学生の時に、将来大学を見据えた高校進学を考えて仙台育英に決めました。寮生活を送りながら、私にとっては勉強をとにかく頑張った3年間。志望大学合格にもつながり、充実した高校生活だったと満足しています。

  • 知識豊富な先生方の高度な授業で勉強が楽しくなりました

    坪山さん(涌谷中出身)

    北海道大学 理学部 物理学科【総合型】

    坪山さん(涌谷中出身)

    宇宙から素粒子へ 物理学の世界観に感動

     特別進学コースの強みは、受験指導のプロである先生方からクオリティの高い授業を受けられることです。授業は教科書中心に進みますが、たまに大学で習うような専門知識がさりげなく入ってきます。クラス全員が「えっ?」と注目したところで、超難解な理論を先生が面白くかみ砕いて解説してくれる…。未知の情報に好奇心が刺激され、その先はどうなるんだろう、もっと知りたいと引き込まれる内容です。
     例えば机に触れたとき、手のひらが机を押す力と机から押される力が発生します。その力の元は、荷電した素粒子の間ではたらく静電気力だと物理の授業で教わりました。静電気というと金属に触った瞬間のピシッと痛いアレしか知らなかったので、身の周りの現象は電子の力に支配されているんだ!と目からウロコが落ちる思いでした。
     もともと恐竜や化石が好きで大学では自然科学分野を専攻するつもりでしたが、物理の授業で素粒子を学んでから、広大な宇宙の始まりを解明するミクロの世界に心を奪われてしまったのです。県内にとどまらず広い世界へ飛び出して、大勢のライバルと研究成果を競いたいと考えて北海道大学を志望しました。

    仲間と一緒に勉強して集中力を保ちました

     受験勉強は友人たちと得意な分野を教え合い、互いにコミュニケーションを取りながら進めました。相手に説明するために知識をわかりやすく系統立てる過程で、教える側も思考が整理される利点があります。また、グループで問題を解くと教科書にないユニークな発想で答えを導き出す人がいて、なるほど、そんな解き方があるのかと何度も感心させられました。答えへの道筋はひとつではありません。優秀な同級生たちが思いついたアイデアを問題に応用するうちに、柔軟な思考力が育ちました。
     個人的に実行したのは、赤と緑と青のボールペンで答えを色分けする学習法です。問題集を解いて間違えたら赤、計算ミスは緑、正解したら青で印をつけ、全て青が2回つくまでやりこみました。通学の電車内では小型の参考書を開き、スマホのメモ機能に指で文字を書きながら口を動かして記憶しました。ほんの少しずつでも、毎日の積み重ねが成績アップにつながり、成果が出れば自信も生まれます。
     入試で北大に出発する前、オークルームで一緒に勉強している仲間たちから応援メッセージの入ったチョコをもらいました。みんな受験準備で忙しいはずなのに、温かい思いやりがうれしくて胸が熱くなりました。常に高みを目指す人たちと切磋琢磨してきた日々は、自分にとって大きな財産です。彼らも絶対に合格して、共に喜びを分かち合えると信じています。

  • 将来の夢のためにきちんと準備し面接に臨みました

    越野さん(宮城教育大学附属中出身)

    山形大学 人文社会科学部 人文社会科学科【学校推薦型(公募)】

    越野さん(宮城教育大学附属中出身)

    地域活性化事業を実践的に学べる学科を選びました

     私は、将来愛着のある宮城県で官民一体となった地域活性化事業や観光業に携わり、各地の状況を良くする仕事をすることが目標です。きっかけは宮城県内をあちこち旅行するなかで、都市化が進む仙台市以外は過疎化している地域が多く、シャッター商店街が増えている実態を目の当たりにしたことです。大学は地域活性化について実践的に学べる学科に進もうと宮城県内を探しましたが見つからず、範囲を広げて山形大学からパンフレットを取り寄せ、オープンキャンパスに参加して授業内容を調べました。山形大学の人文社会学科では、経営学や政治面から地域事業、観光学、得意な地理学などを学ぶことができ、アクティブラーニングを通じて政策をプレゼンテーションする能力も養うことができます。また、実際に地域を訪れ問題を話し合いながら解決策を探るフィールドワークに参加できることも山形大学を第一志望に決めた理由です。
     推薦試験では面接が重視されていますが、当日は緊張することなく鋭い質問にも答えられました。仙台育英の先生方が放課後遅くまで10回以上練習に付き合ってくださったおかげです。提出した読書感想文はイギリスのシャッター商店街がテーマの本を選び、ほかの受験生の多くがSDGsをテーマにしていたため個性が出せました。

    大学進学後はボランティア活動や教員資格も取りたい

     特進進学コースには公立高校の志望がかなわず入学した人も少なくないと思うのですが、モチベーションを下げずに授業を真面目に受けて、予習・復習を続ければ必ず道は開けます。自分は予習しながら疑問点を把握し授業に取り組み、ノートをまとめてわからないところをもう一度解き、教科書を読みながら頭の中を整理しました。英語と数学は予習を重視し、理科系の科目は復習に力を入れました。放課後講習では古典と英語を選択し、古典は伊勢物語や更科日記を通して古典単語を学ぶうちに解答のプロセスがわかるようになり苦手意識を克服し、得意科目の英語は私立大学受験を想定して練習問題を数多く解いて単語力を定着させました。大好きな地理では3年次にプレゼンテーションをする授業があり、オセアニア地方のオージービーフをテーマにしたのが印象に残っています。
     残念だったのは、在学中にボランティア活動で数カ所の施設を訪問する予定が、新型コロナ禍の影響を受け高齢者施設のみになったことです。大学に進学したら、ボランティア活動の幅を広げ、子どもから高齢者まで幅広い年齢層の人と関わって自分の考えとの違いを知り、広く公共について考察したいです。同時に、夢である公務員になるためのガイダンス、高校教諭の一種免許、自動車の運転免許も1年生のうちに取る予定があり、忙しい大学生活になりそうです。

秀光コース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 土の研究がしたい、強い思いが合格につながりました

    山野辺さん(秀光中等教育出身)

    岩手大学 農学部 食料生産環境学科【学校推薦型(公募)】

    山野辺さん(秀光中等教育出身)

    受験本番で背中を押してくれるのは 自分の努力です

     祖父母が運営する農地では土壌にこだわりを持ち、土を豊かにすることを目的に作物を育てています。小さい頃からこの光景を見て育ったため農学に興味をもち、その中でも特に土壌物理学について学びたいと思いました。
     農学に関する小論文や英語小論文対策として、週に数回ほど先生に添削をお願いしながらひたすら書きました。参考書はあちこち手を広げず、2冊に絞って取り組みました。
     合格できたのは、岩手大学農学部で土壌について研究したいという私の強い思いと、面接練習や小論文対策をしてくださった先生方のおかげです。さらに、私の話を聞いてたくさんの応援をしてくれた友人や、常に支えてくれた家族の存在も大きかったと思います。

    後悔しないよう  夢をあきらめないでください!

     学校生活で忘れられないのは、秀光祭で学年合唱を披露し、そのなかでソロを担当したことです。それまでの私は人前に立って自分を見せることが苦手でしたが、歌が好きだという思いの方が強く、挑戦してみたいと決心しました。練習を繰り返すうちに度胸がつき、本番ではあまり緊張せずに歌うことができて大きな自信になりました。
     後輩の皆さんも、夢をあきらめず、死ぬ気で合格を勝ちとってください。後悔は一生残ります。受験本番で、背中を押してくれるのは自分の努力です。あと約365日間という限られた時間を、大いに使ってください。

  • 辛くても最後まで諦めない、これが私の必勝法!

    奥村さん(秀光中等教育出身)

    獨協大学 国際教養学部 言語文化学科【総合型選抜】

    奥村さん(秀光中等教育出身)

    幅広い分野の新書を読んで小論文を作成し、添削を受けました

     大学を選ぶ決め手になったのは、長期、短期の交換留学制度が充実していたことです。留学生と授業に参加する形態にも興味を持ちました。合格した言語文化学科には2言語併習という独自のカリキュラムがあります。2言語を同じ時間数学ぶことができるので、英語ともう一つの外国語の運用能力を身につけたいと考えています。選択必修科目にある翻訳の授業にも関心があり、この学科で学びたいと思いました。
     入試に向けては、授業の予習、復習、課題に誠実に取り組むことと同時に、文系科目の放課後講習に参加しました。入試対策として効果があったと思うのは、幅広い分野のテーマで小論文対策を重ねたことです。月に2~3冊新書を読んで小論文をまとめ、先生に週に1~2回添削をしていただきました。また、面接に備え、毎回違う先生に面接練習をしていただき、フィードバックをもとに面接ノートの更新を続けました。

    弱い気持ちに打ち勝ち、最後まで諦めないでください

     6年間で印象に残っているのは、中学3年生のときに参加したカナダ研修で、異文化理解、国際理解について考えるきっかけになりました。今でも連絡を取り合う海外の友達ができたことも嬉しいことの一つです。これらの体験が志望大学の決定につながったと思います。
     受験対策をしている途中で、失敗したり、プレッシャーや弱い気持ちに負けそうになったりすることも、ときにはあるかもしれません。それでも最後まで諦めないことが合格へ近づく一番の方法だと思います。頑張ってください!

  • 自習室にはいつも頑張っている仲間がいました

    久道さん(秀光中等教育出身)

    桜美林大学 航空・マネジメント学群 フライト・オペレーションコース【学校推薦型(指定校)】

    久道さん(秀光中等教育出身)

    コツコツ続けた努力でパイロットになる夢に1歩近づけました

     私は幼少期からエアラインパイロットになりたいという夢があり、在学中からパイロットになるために必要な資格を取得できる大学があることを知りました。その中でも桜美林大学に魅力を感じたのは、海外訓練を行ったり、同じ航空業界を目指す人とともに学ぶことができたりする点でした。
     受験勉強でいつも心がけていたのは「疲れていてもとりあえず自習室に行く」ということです。家では集中して勉強に取り組むのが難しかったですが、自習室に行けば常に頑張って勉強している人がいるので、「私も頑張ろう!」と思うことができました。
     そして、志望大学を早く決めていたことと定期テストや部活、学校行事など、高校1年生の時から全てに全力投球していたことも大きかったと思います。
     最初に志望大学を決めたのは高校2年生の夏休みでした。その時は、国公立大学の医療系の学部を目指して平日も休日も自習室にこもって勉強していました。そして、3年生の6月、急に「在学中からパイロットの資格を取れる大学に行きたい」と考え、進路を変更しました。とても大きな変更でしたが、先生方に背中を押していただけたことと1年生のときからコツコツ努力してきたおかげで合格できたと思います。

    努力できる人は強い! 目標を早く決めて頑張ろう!

     学校生活で思い出に残っているのはパーソナルプロジェクトです。私は「幼児のためのピアノとコントラバスの小さな演奏家」を企画し、実際に保育園で演奏しました。コントラバスという楽器に出合うことができたのは、オーケストラ部に所属していたからです。中学2年生のときから頑張ってきた部活の努力が意外なところで報われ、様々な活動に繋がっていきました。
     受験勉強を振り返ってみると、志望大学はできるだけ早く決めることが大切だと思います! 目標とする大学があるだけで、勉強が苦しくなったときも「この大学にどうしても進学したい」と思うことができ、周りに流されず、コツコツ努力を積み重ねられると思います。
     模試や大切な試験で良い結果が出ず、苦しい時もあると思います。私も周りの人より早く受験勉強をしていたにも関わらず、模試で結果が出ず、悩んでいました。その時は先生に相談して、悩みすぎないようにしていました。結果が出るスピードは人それぞれ違うと思います。受験を通して学んだことは「コツコツ努力ができる人は強い」ということです! 第一志望合格に向けて頑張ってください!

外国語コース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 大学入試とIBの試験とのダブル受験! ひたすら前進するのみの毎日でした

    星さん(加茂中出身)

    東北大学 文学部 人文社会学科【総合型】

    星さん(加茂中出身)

    中国語は独学でも勉強を続け、検定に挑戦しました

     夏休みに東北大のオープンキャンパスに行ったことが志望大学決定の決め手になりました。図書館の大きさや、教授のプレゼンテーション内容が印象的で、色々な学部の方と交流できる総合大学というところも魅力でした。
     最初に東北大学を志望大学にする、と話したときは周囲の人たちも驚いていました。私も相応の努力が必要なんだなということはわかっていました。塾には通っていなかったので、放課後にそのまま学校に残って、時間ぎりぎりまで勉強していました。授業で習ったことは、その日に復習してわからないことはその場で解決できるよう努め、家に帰ったら課題に取り組みました。今思うと自分ながらよくやったとびっくりしています(笑)。忙しい中でも、絶対に削らないと決めていたのが睡眠時間。授業は大事なので、次の日に影響が出ないように睡眠管理はしっかりとしていました。中国語は1年生の第二外国語での授業を経て、その後独学でも勉強を続けました。スピーチコンテストにも出場し、HSK(中国語検定)では日常会話レベル相当の3級を取得しました。

    IBの授業でたくさん文章を書いていたことが入試にもIB試験にも役立ちました

     高校2年生の時に、まず過去問に取り組みました。現代聖書の抜粋ページを読み、要約800字と、問いに対する自分の意見を1600字を3時間で書くというもの。その上、IBのDP最終試験の日程と入試の日が重なっていたのです。絶対無理! と一瞬投げ出したくなりましたが、とにかく時間内に書く練習を繰り返しました。先生方にも添削していただいたことや、IBの授業でたくさん文章を書くことに慣れていたのもあって、だんだんと時間内で書けるようになりました。幸運なことに、入試本番で出題された問題がとても興味のある分野。スラスラ書け、見直す時間もとれました。
     二次試験の面接は、難しい意見や質問もありましたが、人の意見を聞くのが好きなので、アットホームな雰囲気で終えることができました。IBでは意見を交わすことは当たり前のことだったので、その成果を発揮できたと思います。
     大学入試とIBの試験が重なって、本当に忙しい日々でしたが、IBの試験も歴史や国語は長い文章を書くので、大学入試の過去問の練習が逆に役に立ちました。頭の中で、合格通知を手にして嬉しくて泣いている、という姿を常にイメージしてとにかく前に進みました。結果、努力が身を結んでその場面を本当に実現できたこと、心から嬉しく思います。

  • 充実の3年間! 発表形式の授業が面接に役立ちました

    日野さん(山辺中出身)

    宇都宮大学 国際学部 国際学科【学校推薦型(公募制)】

    日野さん(山辺中出身)

    外国人の先生や留学生の多い環境が魅力的でした

     山形市近郊の出身で、得意な英語を学ぼうと仙台育英の外国語コースに進学し寮に入りました。コースには外国人の先生や留学生が多く活気があるから英語を思う存分勉強できるし、第2外国語は1年間だけですが中国語を選択し、茶道や華道を学ぶ日本の伝統文化を受講できたことも有意義でした。クラスの友人たちとグループ活動する英会話のグローバルコミュニケーションの授業が特に印象に残っていて、国際的な問題について仲間と発表する特有の授業を受けることができました。部活動は「獅子太鼓部」「茶道部」「ILC」に所属し、クラスではインドネシアや中国の留学生と友人になり受験のための勉強も頑張る、忙しいけれど充実した高校生活でした。

    大学では多文化共生を学び、支援プロジェクトに参加したい

     大学進学したら国際関係について学ぶ夢があり、自分なりに調べて多文化共生に重きをおいた国立の宇都宮大学の学校推薦型選抜を志望しました。推薦の条件にあった英検2級はすでに取得しており、推薦試験はディスカッション方式の集団面接でした。試験前の準備では過去に宇都宮大学を受験した方の話を聞くなど情報を集め、一般受験と違い自らの意見をきちんと発言できることが重視されていると知り、進学先が決まっている友人が面接の練習に付き合ってくれました。とはいえ何回も練習できるわけではないので、毎日新聞を読むなどの自分なりの準備を重ねました。推薦試験当日のディスカッションに大学から出された課題は「サウスグローバルとノースグローバルの関係性」。高校の英会話の先生が世界情勢に関係する「パーム油の利用」をトピックに扱ってくださったことを思い出し、堂々と自らの意見を述べることができました。面接官の先生方がうなずき、受験生の仲間も反応してくれてうれしかったです。
     進学後は宇都宮大学にスリランカの紅茶プランテーションのボランティア活動をするプロジェクト(栗原教授)に参加する希望があり、国際的な活動を通して視野を広げたいです。スリランカは労働者の貧困問題が子どもの貧困につながっていて、プロジェクトの目的はその支援です。同時に中学時代から将来は中学校の英語教師になるのを夢にしていたので教職を取り、改めて中国語も学ぶつもりです。

  • IBで身につけた広い視野と思考力で積極的な性格に

    吉田さん(秀光中等教育出身)

    上智大学 法学部 法律学科【学校推薦型(公募制)】

    吉田さん(秀光中等教育出身)

    ほめられた経験が自信になりました

     IBは先生のお話を聞いてノートをとるという従来のスタイルと違い、生徒同士で議論を交わして自分の意見をプレゼンテーションする、全員参加型の授業です。ところが私は昔から目立つのが嫌いで、発言せずに他人の意見に相づちを打つだけの引っ込み思案。この消極性を直さなければわざわざ外国語コースに入学した意味がない、と思い切ってカナダに3ヶ月留学しました。
     カナダの学校はディスカッション中心で「僕はこう思うんだけど、あなたはどう?」と留学生にも意見を求めてきます。毎回たどたどしい英語で一生懸命答えていましたが、あるとき「いいね、それは素晴らしい見解だ!」と私の意見がクラスで絶賛されたのです。たくさんの共感を得た誇らしさ、そして他人に褒められた体験がすごく新鮮で心地よく、思ったことを堂々と言ってもかまわないんだ、と考え方が180度変わりました。
     帰国後は多角的な視点で物事を捉えるため、ニュースの情報を分析して批判する練習をしました。言動の変化と成長を自覚したのは、母に「意見をしっかり持つようになったね」と言われたときです。2年生のIBの授業では自発的に討論に参加するようになり、意見の違う相手を説得する筋道を立てた話し方も上達しました。

    差別や偏見と戦う弁護士を目指します

     法律に興味を持つきっかけとなった死刑えん罪事件があります。被告は不良だから犯人に違いない、と偏見で逮捕され、本人の言い分を聞いてもらえないまま死刑を言い渡されました。しかし判決に疑問を持った地裁の裁判長が自ら職をやめ、弁護士となって再審請求し、無罪を勝ち取った事件です。その正義への執念に感動し、私も弁護士となって偏見や差別に苦しむ社会的弱者を救おうと決意しました。
     上智大学法学部には法曹コースが設けられ、司法試験の短期合格を目指せます。一般公募の事前提出レポートでは、IBの授業で身につけた広い視野と批判的思考力を活用して論理的な文章を作成しました。先生方と法学部に在籍する先輩から、参考文献やレポートのまとめ方について詳しくアドバイスをいただいたことが大きな助けになりました。
     日本人はシャイで批判されるのを怖がるけれど、批判とは相手の意見をしっかり理解した上でおこなう指摘で、決してネガティブな攻撃ではありません。IBに参加すればディスカッションの楽しさに目覚め、社会で必要な発言力のスキルアップを体験できるでしょう。消極的で損をしている人は、ぜひIBの授業を受けて自己の可能性を広げてください。

英進進学コース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 空いた時間に必ず復習!部活と学業を両立できました

    渡邊さん(長町中出身)

    同志社大学 法学部 法律学科【学校推薦型(指定校)】

    渡邊さん(長町中出身)

    部活と学業を両立しようと英進進学コースへ

     空手は小学校1年生から続けており、仙台育英の空手道部監督の工藤開先生の元で技を磨きたいのと、将来の大学受験を考えて英進進学コースに入学しました。高校生活が始まると予想以上に部活動が忙しく予習する時間がなかったので、授業中は集中して受講し、わからないことがあったらすぐに先生に質問しました。さらに電車の移動中と休み時間を活用して必ず復習し、その日学んだことはその日のうちに理解するように心がけました。科目では特に化学の先生がわかりやすく教えてくださり、苦手意識がなくなりました。AJ(特別選抜)クラスは勉強熱心な人が多いけれどとても明るく活気があり、1年次の体育祭で総合優勝したときのものすごい盛り上がりがいい思い出です。クラス全員と友達になれて、仙台育英に入り本当によかったです。

    将来の目標は警察官、一日一日を積み重ねたい

     両親が関西出身なので、同志社大学の推薦合格をとても喜んでくれました。英語は入学当初はあまり得意ではなかったのですが、AJクラスの外国人講師と直接会話できるオンライン英会話の授業が力になり、受けるうちに英語が得意科目になっていました。その結果、大学の基準である英検2級を取得することができました。
     法学部を選んだのは、将来警察官になる夢があるからです。子どものころ東日本大震災の惨状を伝えるニュースを見ていたら地元の警察官が被災者の方々を誘導している姿が映り、その様子を見て自分も災害時などの非常時に一人でも多くの人を助けられる人になりたいとあこがれたのがきっかけです。
     大学に入ることがゴールではないので、入学したら一日一日自分ができることを積み重ねていき、将来の自分の進路につなげる生活を送りたいです。

  • 練習の成果が出て面接で自分の考えを伝えられました

    太田代さん(東華中出身)

    神戸松蔭女子学院大学 人間科学部 都市生活学科【学校推薦型(スポーツ)】

    太田代さん(東華中出身)

    大学でもなぎなたを続けたい!インターハイでの出会いがきっかけでした

     10歳から習い始めたなぎなたを、高校でも続けたくて仙台育英を選びました。コロナ禍になる前は毎日練習をしていて、1年生のときには東北選抜の団体で優勝しました。なぎなたの魅力は、武道でありながらも華やかさがあること。大会でも強い選手は軸が全くぶれずに品のある動きをしています。美しい憧れの型があるので、それを目指して練習を続けています。
     3年生の時、インターハイに進出することができました。残念ながら初戦で負けてしまいましたが、他校の先生が私の試合を見て褒めてくださっていたと顧問の先生からお聞きしました。その他校の先生は世界大会で優勝した経験のある方だったので、驚きながらも嬉しくて、大会中は同じホテルに滞在していたので直接アドバイスをいただきました。なぎなたは高校までにしようと思っていたのが、そのできごとで一気にスイッチが切り替わり、大学でも続けることを決めました。志望した大学はなぎなた部顧問の先生の出身大学ということもあり、入試について教えていただきました。とても感謝しています。

    幼少期に外国の方と交流したことで英語が好きになりました

     入試は、面接と課題作文でした。人と話すことに苦手意識があったので、面接は不安でした。そこで友人に数回練習に付き合ってもらい、本番直前までずっと反復しました。本番では、予想していた内容とは別のことを聞かれましたが、たくさん練習していたこともあり、思ったよりも落ち着いていました。なぎなたの魅力や、大学に入ってやりたいことなど、言いたいことをきちんと伝えることができました。
     好きな科目は英語です。自分の周りで知っている言葉と違う言語を聞いたりするのが好きでワクワクします。母が学生時代、留学中にお世話になっていたホストファミリーが、私が幼稚園のときに来日し交流したことがきっかけとなり、英語に興味を持つようになりました。将来はまだ決まっていませんが、英語をさらに勉強して、その方面で活躍したいと思っています。
     大学には、なぎなたの強い選手が全国から集まってきます。コロナ禍で1年生の頃しかしっかりと部活動や試合ができなかった分、大学ではもっとなぎなたの技を磨いていきたいと思っています。

  • 先生と一対一のZoom講習が合格に直結しました

    岡田さん(東仙台中出身)

    東北医科薬科大学 薬学部 薬学科【学校推薦型(公募)】

    岡田さん(東仙台中出身)

    漢方薬の奥深さに魅力を感じます

     インフルエンザにかかったとき、病院で処方された漢方薬が飛び上がるほど苦かったので、気になって成分を調べてみました。そこで漢方薬が植物だけでなく動物の角や歯、虫まで原料にしていると知り、薬剤師になって専門的に勉強したいと思ったのです。東北医科薬科大学は薬用植物園を所有し、漢方薬や生薬の研究も進んでいます。医学部との合同授業、宮城大学看護学部との交流会など、医療専門職の連携に力を入れている点も志望の決め手となりました。
     薬学部を受験するなら化学の成績を上げる必要があると進路相談で告げられ、化学の先生にお願いして入試直前までZoom講習を受けました。これは自宅にいながら一対一の授業を受けるのと同じで、その場で先生に質問もできるため理解度がぐんと上がります。東北医科薬科大学入試の過去問や出題傾向までわかりやすく解説していただき、より実践的な力がつきました。
     ところが面接練習になると専門的な質問に戸惑って、しどろもどろ…。私は大学の情報や志望理由を突っ込まれると予想していたのですが、先生方に問われたのは実際の薬剤師がおこなう業務内容でした。目指す職業について知識が乏しいと指摘され、薬学用語や医師・看護師と薬剤師が連携するチーム医療まで徹底的に調べました。知識の足りない分野をしっかりカバーした結果、本番の面接では専門用語を交えた的確な応答ができたと思います。

    周りのサポートがあれば集中は切れません

     定期テストは常に前回の順位より下がらないよう心がけていますが、苦手な社会は伸び悩み、暗記するだけでは点が取れないと自覚しました。そこで年表を使って項目を関連づけながら覚える工夫をしました。
     クラスメイトと一緒に勉強したり得意な教科の問題を教え合ったり、それぞれの志望大学を目指して頑張る姿がモチベーションになりました。みんなを見習って、数分しかない休み時間も無駄にせず参考書を開く癖がついたのは大きな収穫です。3年間一人で勉強していたら、たぶん途中でくじけていたでしょう。担任の先生はもちろん、教科の先生方も折りに触れて声をかけてくださるので安心感があり、質問も進路の悩みも気軽に話せました。たくさんの人の後押しをいただいて合格できたことに感謝しています。

情報科学コース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 校外学習で訪れた大学に感動して志望大に決めました

    佐藤さん(蛇田中出身)

    東北芸術工科大学 デザイン工学部 グラフィックデザイン学科【総合型】

    佐藤さん(蛇田中出身)

    主将を務め、インターハイにも出場! 陸上競技に打ち込んだ3年間でした

     陸上競技に集中したくて仙台育英に入学。陸上競技部(短距離)では主将を務め、インターハイにも出場しました。コロナ禍になり、みんなで集まって練習できないときは毎日の練習メニューを連絡し合って、自主練をしていました。みんなもそれぞれの場所で練習していると思うと励みになり、自分も頑張ることができました。
     情報科学コースは陸上競技部の部員も多く、居心地の良いクラスでした。入学当初はパソコンがほとんどわからない状態で、授業では日常的に2時間も3時間もパソコンを使うので驚きました。今ではすっかり操作にも慣れ、資格も取得できて、貴重な時間だったと思います。

    芸工大校舎の特徴的な外観を見た衝撃がしばらく忘れられず…

     その一方で、小さい頃から絵やデザインも好きでした。将来のことを考えて絵は趣味にとどめ、別の大学を目指すつもりでいましたが、2年生の校外学習で芸工大を訪れたとき、インパクトのある外観の校舎に感動したのです。その体験が頭から離れず、悩みに悩んだ末、芸工大で一から学ぼうと決めました。
     芸工大の例年の入試はポートフォリオを提出するというものでしたが、今年度は試験内容が変わってから初の入試。一人一人違う図形をあてがわれ、自由に想像して描く、という課題などに取り組みました。みんな初めて体験する入試なので、条件は一緒。他の人の意見を聞くのが楽しくて特に緊張はなく、面接もひたすら練習したことで落ち着いて臨むことができました。
     大学ではグラフィックデザインを初めて学ぶのが楽しみです。デザイン工学は、自分の作品を生み出す芸術ともまた違って、相手の求めているものを理解しながら使いやすさを考えるものだと思うので、そういうものを作り出せるようしっかり学んでいきたいと思っています。

  • PC初心者の私でも1年で情報処理の資格が取れました

    佐藤さん(亘理中出身)

    東北福祉大学 総合マネジメント学部 情報福祉マネジメント学科【総合型選抜】

    佐藤さん(亘理中出身)

    資格検定とeスポーツに全力で挑みました

     高校に入学するまでは家にパソコンがなく、キーに触ったこともない初心者です。大学進学、就職どちらにしてもパソコンの資格は絶対必要になると感じていたので、とにかくひとつずつ知識を増やそうと全力で授業に臨みました。はじめはシャットダウンの意味さえわからず、もちろんタイピングもできなくて、1本指でぽつぽつとキーを押すのが精一杯。でも、簡単な項目から丁寧に教えてくださった先生方のおかげで、本体の機能やIT用語、キーの配列が少しずつ頭に入ってきました。授業内容は、予備知識ゼロの私がついていけるほどわかりやすいです。教わった操作を毎日復習して力をつけ、1年生のうちに情報処理検定3級に合格、2年で2級を取得できました。
     仙台育英を選んだ理由は資格取得ともうひとつ、eスポーツ部の存在です。パソコンのゲームでスコアを競うeスポーツはまだ歴史が新しく、学校公認の部がある高校は少ないですが、仙台育英は全国高校eスポーツ選手権で2年連続ベスト8の素晴らしい成績を残しています。昔からゲームが好きで、いろいろな人と対戦したくて入部しました。全国大会予選は5対5の団体戦で強豪チームに負けてしまいましたが、敵側のハイレベルなテクニックを直に見る貴重な体験ができて満足しています。

    学んだ情報技術を高齢者福祉に活かします

     曾祖母の健康をいつも気遣っているため、高齢者の福祉に関心を持っています。東北福祉大のオープンキャンパスの講義で、いま学んでいる情報技術とIT資格が高齢者の安全や生活の向上に役立つとわかって、未来への展望が開けました。
     志望大学を決める前から「資格を取る」「単位を落とさない」の2つを意識して授業を受けていました。基本の授業をおろそかにするとテストの点数が下がり、評定も悪くなるからです。テストが近くなると周りも本気で勉強に力を入れ始め、友達と点数を競い合って公式や化学式など暗記項目を中心に復習を繰り返しました。二次試験対策として効果が大きかったのは面接練習です。先生から次々とぶつけられる質問に圧倒されて何度も言葉に詰まってしまい、練習を重ねてメンタルを鍛えなかったら本番は危ないところでした。
     高校で成長した点は、クラスの副室長に立候補し、代表で献血に行くなど積極性が身についたことです。就職ですぐ社会人になる同級生もいるので、自分も責任ある行動を取らなければと強い意識が芽生えました。3年間は意外と短いものです。後輩の皆さんも授業や部活を心から楽しみ、目標を達成して充実した高校生活を送ってください。

  • 先生と生徒の距離が近く、恵まれた環境でした

    高橋さん(高砂中出身)

    東北工業大学 工学部 情報通信工学科【学校推薦型(指定校)】

    高橋さん(高砂中出身)

    情報処理をさらに学んで将来につないでいきたい

     中学校時代にプログラミングの体験授業を受けて奥深さを知り、情報処理についてさらに学んで自分の将来の職業につなげればと仙台育英に入りました。情報科学コースに入るとSurfaceのタブレットPCが1人1台貸与されるので、自分はPCを持っていない初心者でしたが自宅に持ち帰って調べものや課題に取り組むことができました。先生と生徒の距離が近く、クラスの雰囲気が明るいからPCについてわからないことがあると気軽に質問できるし、コロナ禍のオンライン授業期間も先生方が画面を共有する方法を一から教えてくださり、スムーズに進行しました。今は資格試験に取り組み、情報処理1級とMOSの勉強中です。

    希望に合う進学先を見つけ、PowerPointを使い準備

     進学について考え始めたのは高校2年次の後半からです。調べていくうちに、東北工業大学の情報通信学科が自分の希望に合うとわかり第一志望になりました。推薦試験は面接とプレゼンテーションがあり、事前に大学側から「情報通信技術を用いて今後起こる問題を予測してどのように解決するか」というスケールの大きいテーマが提示されました。祖母がケガをして救急車を呼んだときに受け入れ先を見つけるのに時間がかかった経験を思い出し、PowerPointを使い、ICT情報通信技術を用いて市内の病院の空き病床を検索できるシステムを共有すれば、一軒ずつ電話しなくても搬送先が見つかると提案しました。事前に担任と副担任の先生方がプレゼンテーションの練習に付き合ってくださり、画面の効果や強調すべき部分のアドバイスをいただきました。進学に関わる申請書類についても、わかりやすく説明いただいて感謝しています。
     大学ではITパスポートや基本情報技術者試験の資格を取り、将来はエンジニアやプログラマーが夢ですが、IT社会の中の自分に合う仕事に就くのが希望です。

フレックスコース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 英語を猛勉強して希望の学校推薦枠を獲得しました

    齋藤さん(足立 第十中出身)

    立教大学 コミュニティ福祉学部 スポーツウエルネス学科 【学校推薦型(指定校)】

    齋藤さん(足立 第十中出身)

    サッカー部に所属し寮生活の3年間でした

     サッカーは幼少時に始めて、全国大会に進出するレベルの高校に行きたいと仙台育英に進学しました。入学後は、学園の寮に入り3人部屋で仲間と充実した日々を過ごしました。クラスはサッカー部の仲間がほとんどで日本各地いろいろなところから来ていて、友人もできました。朝食と夕食は学校の食堂で摂り、昼食は自分で炊いたごはんに冷凍のおかずをつけて持参したりしました。授業が終わると部活の練習に励む日々でしたが、出された宿題はきちんと提出しました。

    英検2級を取るために1日10時間以上勉強しました

     中学時代から学業に自信がなく、高校進学後も変わりませんでした。しかし、地元の東京に戻り優秀な大学に入る希望は持っていて、仙台育英の学校推薦の枠を狙っていました。まずは一般入試で受験する場合も考え計画を立て、英検2級を取るために1日10時間以上勉強しました。元々英語は苦手だったので最初は大変でしたが3回目で合格し、その後の全学科約1000人が受ける校内模試で90番台の成績が取れて、立教大学の学内推薦の枠に入ることができました。大学進学後は実家から通学し、サッカー部には一応入るつもりですが大学生の間のみと考えています。自分がいいと思って英検2級に向けて頑張ったことが推薦合格につながりました。

  • 仲間に支えられてなぎなたと受験勉強を両立させました

    水尻さん(盛岡 厨川中出身)

    八戸学院大学 健康医療学部 看護学科【学校推薦型(指定校)】

    水尻さん(盛岡 厨川中出身)

    宮城県高校総体で全種目を制覇しました

     なぎなたは心・技・体の一致を目指して修練する武道です。競技は二種、二人一組になって技や形の出来ばえを競う「演技」と、定められた部位を打突して2本先取したほうが勝つ「試合」があります。打突を決めるには相手の動きをよく観察して、一瞬の隙を見逃さず攻める勇気とスピード、なぎなたを正確にコントロールする技術が必要です。幼い頃から全国大会を目標に技を磨いてきたので、高校では一流コーチ陣の指導を受けたいと希望して仙台育英に来ました。
     部活は厳しく、体力も精神力も常に高い次元を要求されます。先生の指示通りに動けず、必死で取り組んでいるのにいつまでも勝てないと心が折れそうになりますが、誰か脱落しても他の部員がいたわりの言葉をかけることはありません。その代わり「私も走るから」とランニングの併走をしたり遅くまで自主練習に付き合ったりと、苦しさを共有する行動で励ましてくれるのです。部員はうわべだけの優しさではなく、深い信頼でつながっています。団結して厳しい鍛錬を重ねた甲斐あって、3年の宮城県高校総体は個人試合・団体試合・演技競技の全種目で優勝を成し遂げました。

    授業で集中すると部活にも良い影響が

     私にはもうひとつ、看護師になるという夢があります。祖父の入院中、きびきび働きながら笑顔と気配りを忘れない看護師の方々に、尊敬と憧れを感じたのが動機です。ただ、医療・看護系学部へのスポーツ推薦は数が少なく難しい状況なので、指定校や公募推薦を狙って1年から高い評定の維持に努めました。
     効率の良い学習が求められる運動部の生徒にとって、授業でわからないところを翌日に持ち越すのは大きな時間のロスです。ノートをきちんと取り、重要なポイントは印をつけて何度も復習、疑問点はすぐ先生に質問する習慣をつけました。テストと大会の日程が近いときは疲労と眠気に悩まされましたが、仲間も同じ状況で遅くまで頑張っているんだ、と自分を奮い立たせました。フレックスコースは部活と受験勉強を両立できると言われますが、まず授業を優先すべきです。授業を真面目に受け、成績を安定させた上で部活に向き合えば、集中力が練習にも影響して必ず良い結果を生むでしょう。
     私は親元を離れて暮らしていましたが、顧問の先生と仲間が支えてくれたおかげで不安を感じることなく、精神的に大きく成長できました。八戸学院大学にはなぎなた部がないので、これからは後輩の指導にあたって母校に恩返しをするつもりです。

  • 進路広報委員会の活動が、将来の夢に繋がりました

    文屋さん(鳴瀬未来中出身)

    東北文化学園大学 現代社会学部 現代社会学科【総合型選抜】

    文屋さん(鳴瀬未来中出身)

    人に役に立つことがしたい、そのために大学で学ぼうと思いました

     3年生になってもやりたいことがハッキリと決まっていませんでした。それなら就職をしようかと考えていた時に、先生に声をかけていただいて進路の広報委員会に入ることになりました。委員会では3年生の在校生に向けて、1ヶ月に一度くらいのペースで、進学や進路に向けた情報をまとめている広報を発行しています。内容も先生に指示をいただきながら自分たちで工夫しました。活動するうちに、人の役に立つことや人助けをしたいと考えるようになりました。その時に見つけたのが東北文化学園大学です。
     私が受験したのは育成入試。事前に大学を見学してから授業を受け、それをもとに面接を受ける入試でした。面接練習や資料作りは先生にお願いして手伝っていただきました。合格を手にすることができたのは先生のおかげだと深く感謝しています。

    「興味があればなんでもできる」という先生の言葉に背中を押されて

     フレックスコースは、部活動をしながら勉強ができ、自分の好きな学校設定科目を選べることが魅力だと思います。漢字検定や数学検定などの資格も積極的に取得しました。苦手な科目はすぐに復習をしたり、その科目が得意な友達と一緒に勉強したりしていました。一人で何時間も悩むより、先生や友人に聞いて早めに解決するのが早いと思います。
     目指しているのは保険福祉士という、相手のお話を聞いてアドバイスをする仕事です。人付き合いがあまり得意ではない自分にできるのかという不安がありましたが、「興味があればなんでもできる」という先生の言葉に背中を押され挑戦しようと思いました。もともと心理学にも興味があったので、その分野も勉強してみたいです。大学ではもっといろいろな資格を取って、将来の夢につなげたいと思っています。

技能開発コース 合格者の声

【学校推薦型・総合型選抜】
  • 甲子園応援で見た景色は今でも心に残っています

    髙橋さん(利府中出身)

    大阪国際大学 人間科学部 心理コミュニケーション学科【総合型選抜】

    髙橋さん(利府中出身)

    東日本大震災の復興状況や宮城県の魅力を伝えたい

     1年生の夏、吹奏楽部として甲子園球場で応援演奏をしました。。甲子園は一言ではとても表せないくらい感動できる場所でした。今でも思い出します。テレビで甲子園球場で開催されている試合を見ると、自分はここで吹いていたのだという気持ちになる、かけがえのない思い出です。
     そのときに大阪の人々の明るさや温かさに触れて、大阪への大学進学を考え始めました。心理コミュニケーションや心理学関係が学べる大学に行きたくて、大阪にある大学のパンフレットを取り寄せて調べたところ、自分に合っていると感じたのが大阪国際大学でした。大学にはアクションプログラムといって、生徒が主体的に活動するプログラムがあります。例えば、なぜ沖縄の海が綺麗なのか、ということを大学生が検証したりするのです。私も、東日本大震災で経験したこと、被災や復興がまだ続いているということ、そして宮城県の魅力を伝えていきたいと思うようになりました。

    やりたいことは口だけではなく、積極的に行動に移しましょう

     入試は、面接とプレゼンテーション。高校3年間で努力したことをまとめて発表しました。私はプレゼンテーションが得意だったので入試の形式も自分に合っていると思っていたのですが、とにかく準備が大変でした。3日前に原稿が出来上がって、国語の先生に添削していただきました。試験前日も、宿泊先のホテルで原稿を読みながら繰り返し練習しました。練習の成果が出て、本番では落ち着いて発表することができ、合格の手応えを感じられました。
     学校設定科目は1年生のときに数学検定をとっていました。2年生はトリマー講座、3年生のときは大学のアドミッションポリシーがボランティアだということを調べていたので、ボランティア講座もとっていました。育英祭の準備に参加することができ、それが大学へのアピールポイントにもなったので、とっておいてよかったと思いました。
     私は常日頃からやりたいことを言うだけではなく、行動に移す、ということを大事にしています。友達にも驚かれるのですが、私は普段から、ここに行きたいなと思う場所には自分で調べて1人で目的地に向かいます。受験で大阪にいく時も、飛行機のチケットは自分で予約しました。後輩の皆さんも、積極的にどんどん前に進んでいってください。

  • 資格検定試験では授業で習った対策が効果を上げました

    宇野山さん(袋原中出身)

    東北文化学園大学 現代社会学部 現代社会学科【学校推薦型(指定校)】

    宇野山さん(袋原中出身)

    授業こそ資格取得の強力な味方です

     差別や偏見によって社会から閉め出された人たちを身近で見て、マイノリティが暮らしにくい現状にずっと問題意識を持っていました。誰もが平等に権利を主張できる社会が理想だが、自分に何ができるだろうか? 慎重に考え、将来は報道・出版系の企業で現代社会が抱える問題を追及していこうと決心しました。となるとメディア系企業への就職に有利な条件として、大学は社会学を専攻。その大学に進学するため、高校では社会学関連の資格を取る…と逆算式に計画を立てたのです。
     技能開発コースは、資格取得に万全のサポートがあります。資格検定に特化した授業では使うテキストが学校側から提供され、基本の説明から実際の検定試験を想定した対策まで、先生がわかりやすく指導してくださいます。私はテキストを丸ごとコピーして本体はリーディング用、コピーは予習復習に使ってページが真っ黒になるまで書き込みをしました。1年生のときに現代社会学に関係の深い日本語検定4級、3年生でビジネスコミュニケーション検定を受けたところ、どちらの検定も授業で習った対策ポイントがほぼ出題されて驚きました。答えを書いている最中に(これは絶対合格する!)と確信したほどです。資格取得を目指す人にとって、合格率を格段に上げる授業を受けられるのは大きなメリットだと実感しました。

    テストの予想問題作りで要点を整理しました

     入学当時、私はあまり真面目な生徒ではありませんでした。集中力が続かず、適当に勉強して成績もそれなりで。でも、授業だけは決して休まないで先生の話を聞きました。2年になると内容が少しずつ頭に入って授業が面白くなり、学習法を工夫して定期テストの予想問題を自己流で作ってみたのです。この予想がよく当たり、最も苦手とする国語で高得点の連続。つまり、注意深く先生の話を聞いていれば覚えるべきポイントがわかり、テストの出題傾向も読めると気づきました。点数が上がるにつれて同じくらいの成績の友達にライバル意識が湧き、負けたときは悔しくて勉強に気合いが入りました。
     指定校推薦を受けられた理由は、休まず授業に出席して定期テストで良い順位を維持した成果でしょう。資格検定についてアドバイスするなら、配られた検定のテキストをひたすら解くことと、わからないところは友達や先生に聞いて全部つぶしておくこと。資格も推薦も、必ず取るぞという熱意さえあれば毎日の勉強は苦になりません。夢を叶えるには、やはり地道な努力が不可欠だと思います。

  • 栄養士資格を取り、調理に関わる仕事を目指します

    道官さん(高砂中出身)

    仙台青葉学院短期大学 栄養学科【総合型選抜】

    道官さん(高砂中出身)

    キャリア講座を通して進路を改めて考え直しました

     栄養士をめざすと決めたのは高校3年生の6月です。それまでは安定を望む両親の勧めもあり公務員試験を受けようと技能開発コースの公務員養成講座を受けていたのですが、キャリア講座を通して改めて自分が本当に合う仕事は何かを考えて路線を変更しました。栄養士の資格を取るために大学進学を決意し、推薦枠を探したらすでに募集が終わっていて、仙台青葉学院短期大学の総合型選抜があると知りすぐに出願しました。友人の知り合いから優しい先生方が多く栄養士の資格取得率や就職率も良いと聞いたのが決め手でした。
     試験は面接のみでしたが、雰囲気に圧迫感はなくフレンドリーな雰囲気。志望理由と仙台育英の技能開発コースの特徴を聞かれ、卒業後は大学、専門学校、就職と進路はさまざまだと答えました。

    自分ができることに挑戦した高校生活

     母に「高校在学中にできることは全て挑戦し資格も取っておきなさい」と言われ、2.3年次は学級委員を務め、忌引き以外は1日も休まず1,2年次の精励賞(皆勤賞)をいただき、3年次も今のところ無欠席です。毎日40~50分かけて自転車通学したら体力もつき、授業では、先生が基礎に戻りわかりやすく教えてくださるうちに学び直せて理解が進み、化学などの理数系が得意科目になりました。英語、国語も頑張りました。クラスの雰囲気は和気あいあいとしていて、友達が買ってきてくれたパティシエ&ベーカリー講座のパンをみんなで試食したのが楽しい思い出です。
     部活には所属せず、帰宅すると忙しい両親に代わり今の自分ができるカレーやきんぴらごぼうなどの夕食を用意し、休みの日は農家を営む祖父母のお手伝いをしました。料理に関わる仕事がしたいと思うきっかけにもなりました。
     将来は栄養士の資格を取り仕事を持つことが目標ですが、実力が付いたら経済的に大変な子どもたちのための「子ども食堂」のボランティアに参加することが夢のひとつです。