お知らせ

秀光 生徒が「読売中学生新聞みやぎ」の中学生記者として活躍しました!

中学生記者になり新聞の制作過程を体験
情報を正しく伝える難しさを実感しました

 将来の社会的・職業的自立に必要な能力を育む体験を促すことを目的として、仙台市が取り組んでいる「仙台自分づくり教育」。その一環として貴重な職業体験をしてもらおうと開催される「中学生新聞制作ワークショップ」(読売中学生新聞みやぎ 読売新聞東北総局発行)に、秀光中等教育学校2年 国本さんが参加し、中学生記者として活躍しました。
 2020年11月30日に発行された新聞は、仙台市内の中学生13人が取材・執筆を担当しました。1面のタイトルは「コロナ禍の今に迫る」。国本さんは地元のプロバスケットチーム仙台89ERSを取材する「報知班」に入り、試合後の澤邉圭太選手のインタビューに参加し、スポーツ面のタイトル、リード、記事を担当しました。本年度は新型コロナウイルス感染症のあおりを受け活動日程が限られる中、中学生記者は短い時間を精いっぱい生かして職業体験に挑戦しました。

 

秀光中等教育学校2年 国本さん(榴岡小出身)から

スポーツ取材の報知班に入り
タイトル、リード、記事を執筆

 新聞を制作する過程や写真の撮り方を知りたくてワークショップに応募しました。今年度はコロナ禍のため、打ち合わせと取材、読売新聞社を訪ねて記事を書く計3日間の短い活動でした。
 僕はスポーツを取材する4名の報知班に入り、10月末の仙台89ERSの試合を観戦し、試合のあと澤邉圭太選手のインタビューに参加しました。取材は緊張しましたが、僕は選手の内面に興味があったので、「将来どういう選手になりたいですか?」「試合に負けたときどういうふうに切り替えていますか?」と積極的に聞き、全部質問することができました。ひとりにカメラを1台貸し出され、試合とインタビューの撮影もでき勉強になりました。

積極的に職業体験
今後は広報掲示部の活動も

 11月に入り、新聞社に中学生記者が集まり記事を執筆しました。各自に内容を指定され、新聞社の方が報知班4名の記事をつなげてくださいました。スポーツ面のタイトルとリードを書く担当にも立候補し、見出しはインパクトがないと読んでいただけないので、難しかったです。リードのほうは文章を要約するのが苦手ではないので、苦労せずに書けました。
 今回の職業体験を通して、文章を書く力が伸びたと感じています。正しい情報を決められた文字数におさまるようにまとめて、読む相手に伝わるようにしなければいけません。集めた情報を要約して正しく伝える大切さを学びました。 今後、広報掲示部として校内報を作る予定なので、今回の職業体験を活かすことができそうです。