お知らせ

国内高校初!「Class for Zoom」を授業で導入開始しました

国内高校初導入のClass for Zoomで
オンライン授業がもっと身近に!
2022年度から全コース導入のSlackも

  • ▲Class for Zoomを使った授業の様子
     (情報科学コース「プログラミング英語検定対策」)
 
 本学園でのオンライン授業に、国内高校においては初の事例となる「Class for Zoom」が導入されました。Class for Zoomは、学校・教育機関向けに開発されたWeb会議ツール「Zoom」用のアドオン(追加)機能の名称です。現在は主に海外で利用されており、通常のZoomだけでは難しい、実際の授業で行うアクションをオンラインのZoom上で実現するために開発されたものです。たとえば先生は、クラスで誰が手を挙げているか、回答が済んだか、視線が逸らされていないか等を簡単に目視で確認できるなど、オンラインでありながらも学校で授業をしているかのような機能が追加されることになります。

 2022年1月、情報科学コース1・2年生を対象にした「プログラミング英語検定対策」の授業でClass for Zoomが使用されました。授業内容はプログラミング英語検定を受験するための導入部分。1・2学年7クラスから15人の生徒が集まって、クラスの枠を越えたグループで課題に取り組むなど、オンラインならではの授業が展開されました。
 Class for Zoomは、教室のような設計のインターフェイスで、先生が実際に教室にいるように生徒全員の顔を見ながら授業を進めることができます。また、他にもたくさんの機能があり、画面上での座席をアルファベット順や挙手している人の順に並べたり、授業中にクイズや小テストを実施することも可能です。
 
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  • ▲オンライン授業の様子
  • ▲Slack(グループチャットを使用した連絡)

2022年4月から「Slack」も
全コースに導入します

 また、Class for Zoomの他にも、2022年度から全コースを対象に新しいツール「Slack」が導入されます。2021年度から秀光・情報科学・外国語コースの授業で先駆けて導入されています。Slackとは、メッセージのやり取り、ファイルの共有や実務作業までオンライン上ですべて一括して行えるメッセージアプリです。
 導入後は、Slackの中で生徒たちがコースの枠を超えて主体的にコラボレーションできる体制が整うことになります。導入しているコースの全ての生徒が自由にチャンネルやチャットルームを作成でき、1対1もしくはグループ(友人、部活動、進路に係わる情報交換チャンネル等)で気軽に連絡を取り合うことや、WordなどのSlackと連携する2,200以上のアプリケーションで共同作業を行うことができます。
 先行して導入されている情報科学コースの授業では、先生がグループチャットで生徒全員に授業課題を配布したり、授業での質問を受け付けたりするなど、すでに授業を円滑に進めるために欠かせないツールになっています。
 
 多彩なツールの導入により、今後の本校オンライン授業の可能性が大きく広がり、より円滑な授業が展開されていくことになります。