お知らせ

特別進学コース 連坊小路小学校で一日教員体験

グループワークのまとめ役として
特進の生徒たちが大活躍!

 9月16日(金)、本校教諭の伊藤恵先生がSDGs出前授業(ゲストティーチャー)として、仙台市立連坊小路小学校の4年生約100人を対象にワークショップを行いました。その際、伊藤先生のクラス(特別進学コース3年)の教員志望や農学系・国際系への進学を志す生徒16名も、グループワーク時のファシリテーターとして参加しました。
 伊藤先生は以前、宮城県国際理解教育研究会の常任幹事を務められていて、JICAなどで開発教育や環境問題のワークショップの講師をされていた経験があります。この出前授業は、伊藤先生が連坊小路小学校の先生から派遣依頼を受けたことで実現しました。

特進の生徒の積極的なフォローアップも
小学校から高評価をいただきました

 このワークショップは「地球に優しい商品って何?」と題して、SDGsから環境問題を考えるというもの。本校で実際に伊藤先生が探究活動や地理の授業で行っている内容をもとに構成されています。一見すると“身近な地球に優しい商品”と考えられているパーム油を通して、生産国で起こっている問題を知り、その問題の構造を整理し、さらに私たちの消費生活とのつながりを理解し、何ができるかを考えます。伊藤先生はパーム油の生産国のひとつマレーシアの民族衣装を着用し、小学生にも親しみやすいよう講義を進めていきました。
 同行した特別進学コースの生徒たちは、小学生の児童にとってよきお兄さん、お姉さん的な存在となり、積極的に児童への声かけや促しなど十分なフォローアップをしていました。伊藤先生の目の届かないところでも生徒たちは率先して動いていて、この様子は小学校の先生方からも素晴らしいとのお褒めの言葉をいただきました。生徒たちも貴重な体験ができ、有意義な時間となったようです。

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