お知らせ

一流のオーケストラとの共演、
緊張しながらも堂々と演奏しました

　「STAND 仙台育英学園＆仙台フィルハーモニー管弦楽団とのジョイントコンサート」が6月4日（日）本校宮城野校舎ゼルコバホールを会場に行われました。
　STANDとは、Sendai Takes Action No Drinking & Drivingの略。本コンサートは、平成17年5月22日に当時の本学園生徒が被った痛ましい事故を受けて、飲酒運転根絶を強く訴えていきたいという思いが込められています。ジョイントコンサートのSTANDとしての実施は8年目となります。
　本学園のジョイントコンサートはこれまでNew York Symphonic Ensemble、山形交響楽団などのプロのオーケストラの方々を共演を行なっています。今回は昨年に引き続き、仙台フィルハーモニー管弦楽団の皆さんをお迎えして共演させていただきました。

生徒たちは「くるみ割り人形」と
「ハンガリー舞曲」等に挑戦

　ジョイントコンサートは仙台フィルハーモニー管弦楽団のステージから幕開け。演奏する楽器の紹介や作曲者のエピソードなどを交えながら歌劇「運命の力」序曲やを映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のテーマ曲などが演奏され、優雅で華やかなプロのステージは会場を魅了しました。「ニュー・シネマ・パラダイス」と「チャールダーシュ」の２曲は仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターの西本幸弘氏が素晴らしいバイオリンソロを披露してくださいました。
　本学園オーケストラ部が仙台フィルと共演するステージでは、30分近くにおよぶチャイコフスキーの「くるみ割り人形」組曲に挑戦。生徒たちは、一流の音楽家の皆さんと一緒に演奏する緊張感を感じながらも、集中力を切らすことなく堂々と披露しました。そして、アンコールの「ハンガリー舞曲」と「I LION SPIRIT」の演奏が終わると、会場は盛大な温かい拍手に包まれました。

PROGRAM

▼仙台フィルハーモニー管弦楽団

1.歌劇「運命の力」序曲　G.ヴェルディ作曲
2.歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲　P. マスカーニ作曲
3.「ニュー・シネマ・パラダイス」より愛のテーマ　E.モリコーネ作曲
　（Vn.solo 西本幸弘）
4.チャールダーシュ　V.モンティ作曲
　（Vn.solo 西本幸弘）
5.ワルツ「金と銀」　F.レハール作曲
 

▼仙台フィルハーモニー管弦楽団&秀光中学校・仙台育英学園高等学校オーケストラ部

6.バレエ音楽「くるみ割り人形」組曲 作品71a　P.I.チャイコフスキー作曲
 

アンコール

7.ハンガリー舞曲第5番　J.ブラームス作曲
8.I-LION SPIRIT　加藤雄彦作詞、小椋佳作曲