特別進学コースMAPクラス生徒が防災士の資格試験に合格しました
将来災害医療を目指す生徒2名が
“高校生防災士”に!
高校生では数少ない防災士の資格を、今年も特別進学コースMAPクラスの生徒2名が手にしました!合格者にはそれぞれ防災士の認証状と防災士証が発行されました。
「防災士」とは、 防災について深い知識や理解があることを認定する日本防災士機構による民間資格。医歯薬系の大学・学部を目指すMAPクラスに所属し、将来災害医療に携わることを希望する生徒にとって、今後のために取得しておきたい資格です。医学部を卒業するために防災士の資格取得が求められる大学もあります。
合格したのは、3年生の阿部莉海さん(青森浦町中出身)と佐藤慎礼さん(登米中田中出身)。阿部さんは、東日本大震災当時、福島県郡山市で被災し、現在も原子力の影響による甲状腺検査を定期的に行っていることから、将来は原子力災害医療やDPATに携わりたいと強い希望を持っているとのこと。佐藤さんは、今回の山形県の線状降水帯の被害が起こった場所が、医師不足の地域だったことから、地域医療と災害医療に強い即戦力となる医師を目指すため、防災士の資格を取得したそうです。
なお、この資格は、試験合格後に救急救命講習を受講することが認定のための必須条件となります。本校でも2023年8月にMAPクラスの生徒を対象に講習が実施されました。