令和7年度 仙台育英学園高等学校秀光コース入学式
それぞれの目標に胸を張り
IBの学びに向かって努力し続けます
仙台育英学園高等学校秀光コースの入学式が4月4日(金)に挙行されました。会場となった宮城野校舎ゼルコバホールに集まったのは秀光第27期生22名です。この4月から仙台育英学園高等学校 秀光コースの生徒として国際バカロレア(IB)のMYPを学んだあと、DPへと進み、学びを一層深めていきます。
秀光中学校は国際バカロレアMYP(Middle Years Programme)の認定校であり、仙台育英学園高等学校秀光コースでの国際バカロレアDP(Diploma Programme)と合わせることで中高一貫6年間にわたるプログラムが受講可能です。高校2年次からは、日本語と英語で学習するDLDP、または英語のみで学習するELDPを学ぶことができます。
加藤雄彦校長先生からの式辞【一部抜粋】
2025年は太平洋戦争終結から80年という節目の年です。皆さん、80年の中で日本に何があったか、時間があるときでかまいませんので調べてみてください。つまり今、その延長線上に皆さんがいるということなのです。日本は資源に乏しい国です。今大きく変動している国際情勢の中で、日本が各国との関係性を踏まえながら世界とどう付き合っていくのかが重要なのだと思います。日本は、22世紀の未来のために強かに生きていかなくてはなりません。皆さんも色々なことを学び、成長するために、一日一日を大切に生きていってほしいと思います。
新入生宣誓
仙台育英学園高等学校 秀光コース 新入生代表 圡屋さん(秀光中出身)
温かな陽光に包まれ、満開の桜が本日の門出を祝福しているかのようです。
ただいま、加藤雄彦校長先生より私たち仙台育英学園高等学校秀光コース第27期生の入学が正式に許可されました。また、本日は私たちのために、ここゼルコバホールにて入学式を挙行していただき、心より感謝を申し上げます。誠にありがとうございます。
秀光中学校第27期生の進路は様々で、目標達成のために海外留学を選んだ者や、他の高校へ進学した者もいます。そんな中、私たちは秀光コース第27期生としてこの場に立ち、それぞれの目標に向かって胸を張り、前へ進む決意を固めています。
私たちは秀光コース第1学年次でパーソナルプロジェクトに取り組み、自らの興味関心を追求しながら探究型の学びを深めます。そして、2年次からはディプロマプログラムに挑戦し、フルディプロマの取得を目指します。これらの学びを通じて、IBの学習者像に近づき、主体的な学びの姿勢や論理的思考力を養い、国際社会で活躍できる人材へと成長していく所存です。
これから私たちは、秀光コースの一員であることを自覚し、Language, Music&Scienceを柱とする学びの中で、国際バカロレアの教育プログラムを通じて多様な社会に適応する力を培っていきます。互いに支え合い、励まし合い、切磋琢磨しながら日々努力を重ねてまいります。
仙台育英学園高等学校の生徒としての誇りと責任を胸に、至誠・質実剛健・自治進取の建学の精神を体現し、生活信条七箇条を実践できるよう努めます。どのような困難にも立ち向かい、最後まで諦めることなく努力し続けることをここに誓い、新入生代表の宣誓の言葉といたします。